Domo導入でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

Domo導入の開発会社は、実績、技術力、プロジェクト管理体制の3点で比べると選びやすくなります。6社の特徴と強みは、後の節で紹介します。

Domoは国内外の2,600社以上が活用するBIプラットフォームで、導入パートナーの選び方によって成果が変わります。全体の流れは、次の記事で確認できます。

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・Domo導入の完全ガイド

Domo導入パートナー選びの重要性

Domo導入パートナーの重要性

Domoはノーコード・ローコードで直感的に操作できるツールです。

ただ、企業の複雑なデータ基盤につなぎ、組織全体にデータ活用を根付かせるには、経験豊富なパートナーの支援が欠かせません。パートナー選びを軽く済ませると、プロジェクトの方向がずれ、後から修正に多くのコストがかかることもあります。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

Domo導入で、パートナー選定が成否を分ける理由は主に3つあります。第一に「KPI設計の質」です。優れたパートナーは、ダッシュボードを作るだけでなく、貴社のビジネス課題を深く理解したうえで、意思決定に直結するKPIを設計できます。KPI設計が不適切だと、どれだけ美しいダッシュボードを作っても意思決定には役立ちません。

第二に「データ連携の技術力」です。オンプレミスの基幹システムや独自のデータベースとの連携には、高度な技術力が必要です。経験の浅いパートナーでは、データ品質の問題を解決できず、プロジェクトが頓挫することもあります。

第三に「定着化支援の有無」です。Domo導入のプロジェクトで最もよく見られる失敗は、「作ったが使われない」という状況です。優れたパートナーは、トレーニング設計から社内推進者の育成まで、定着化を一貫して支援する体制を持っています。

発注前に確認すべきポイント

発注前にまず確かめたいのは、Domo公式パートナープログラムの認定の有無です。Domoは認定パートナー制度を設けており、認定を受けたベンダーは、最新の機能トレーニングや導入のベストプラクティスを習得しています。

次に、自社と同業種・同規模の導入実績を複数持っているかを見ておきます。業種特有のKPIや規制要件への対応経験は、プロジェクトの効率化に直結します。

欠かせない確認事項は次の3点です。

  • 担当エンジニアのDomoスキルや資格
  • PM・PMOの配置
  • リリース後の保守・運用体制

これらは書面で確認し、提案書に明記してもらうことが重要です。

ポイント

パートナー選びでは、KPI設計、データ連携、定着化支援のどこまでを任せられるかを先に確かめておくと、後の手戻りを減らせます。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫の支援

株式会社ripla

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる会社です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスの成果づくりとシステムの定着支援に強みがあります。

営業や生産、販売管理などを含め、幅広い基幹システムの構築と導入の実績があります。また、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

riplaの最大の強みは、ビジネス課題の整理から定着化支援まで、Domo導入のすべてのフェーズを自社チームで完結できる点です。コンサルティングとシステム開発の両方に精通しているため、「ビジネス側の要望をシステムに落とし込む力」が特に評価されています。

IT事業会社としての実践経験から、現場で使われるダッシュボード設計のノウハウを豊富に持っています。そのため、「見た目はきれいだが使われない」という失敗を防ぐ支援ができます。さらに、プロジェクトの規模や予算に応じて柔軟にプランを設定でき、スモールスタートから全社展開まで、各企業のフェーズに合わせて支援します。

得意領域・実績

riplaは、製造・小売・サービス業を中心に、営業管理・在庫管理・顧客分析など多彩な領域でDomo導入を支援してきました。基幹システムとのデータ連携構築から、経営ダッシュボードや現場向けのオペレーションダッシュボードの開発まで、幅広く対応しています。

特に、データ活用の文化がまだ根付いていない企業へのハンズオン型支援に定評があります。導入後の社内定着率の高さも、多くの顧客から評価されています。

初回相談から見積もり提示までの対応が早く、スモールスタートの相談も歓迎しています。

アンダーワークス株式会社|2017年からのDomo専門パートナー

アンダーワークス株式会社

アンダーワークス株式会社は、2017年からDomoの販売パートナーとして多くの企業の導入を支えてきた、国内でも有数のDomo専門ベンダーです。マーテック(マーケティングテクノロジー)領域を中心にデジタルトランスフォーメーションを支援しており、Domo自体も自社のBI基盤として使っています。

特徴と強み

アンダーワークスは2017年から一貫してDomoパートナーとして活動しており、国内でも長い導入支援の歴史があります。小規模導入(25ユーザー)から大規模導入(1,000ユーザー以上)まで実績があるため、どのフェーズの企業にも適した支援体制を組めるのが強みです。

マーケティングデータを統合して見やすくする領域では専門性が高く、広告データ、CRMデータ、Web解析データをまとめて管理するダッシュボードの構築を得意としています。

同社は、Domopalooza Japanなど、Domo公式イベントにも積極的に参加し、最新情報を追っています。

得意領域・実績

アンダーワークスの得意領域は、マーケティング部門向けのDomo活用支援です。広告費・売上・顧客データを横断して分析できるダッシュボードの構築、広告代理店や小売業でのデータの見える化、EC企業での売上分析基盤の整備など、豊富な実績があります。同社では、KPI設計の段階からビジネスコンサルタントが加わり、ビジネス成果に直結するダッシュボードを設計できます。

同社は、初期導入の後も、運用改善や機能追加への対応を継続的に行っています。長期的なパートナーシップを重視した支援スタイルが特徴です。

SCSK株式会社|総合ITサービスの強みを活かした大規模導入

SCSK株式会社

SCSK株式会社は、2019年9月にDomoの国内代理店契約を締結しました。それ以来、Domoのライセンス販売から導入コンサルティング、システム構築、運用サポートまでを一貫して提供する総合ITサービス企業です。住友商事グループのITサービス会社として、大企業向けの大規模なシステム導入に豊富な実績があります。

特徴と強み

SCSKはDomoのライセンス代理店でもあるため、ライセンス調達から導入支援、保守・運用まで一社でまとめて対応できる点が大きな強みです。特に大規模なエンタープライズ企業向けの導入では、基幹システム(ERP、CRM)との連携実績と、インフラ整備のノウハウが強い優位性を発揮します。

また、DXを推進するうえでデータ活用には「カルチャーの変革」が重要だと自社でも発信しており、ツール導入にとどまらず、組織変革を支援する視点も持っています。さらに、セキュリティやコンプライアンス対応が厳格に求められる金融・保険・医療業界でも、Domo導入の実績が豊富です。

得意領域・実績

SCSKはBI領域で多くの導入支援実績があり、Domo導入でも大手製造業・流通業・サービス業を中心に、幅広い実績を重ねています。特にSAPやOracle、Salesforceなどのエンタープライズシステムと連携するDomoのプロジェクトに、多くの知見を持っています。

SCSKは、複雑なデータ連携の要件を持つ企業にとって、頼もしいパートナーになります。Domopalooza Japan 2022にも参加しており、Domoエコシステムとの関係を深め続けています。

同社は、大規模プロジェクトのPMO支援や、グローバル展開を見据えた多言語・多通貨対応のダッシュボード構築でも実績があります。

ポイント

基幹システムとの連携や大規模な導入を見込むなら、SCSKのように連携実績とインフラ整備の経験を持つ会社を候補に入れると比べやすくなります。

富士通株式会社|世界初の協業パートナーとして豊富な実績

富士通株式会社

富士通株式会社は、2015年9月に米Domo社と世界初の協業関係を結んだ、Domo導入支援において最も長い歴史を持つパートナーのひとつです。「FUJITSU Intelligent Data Service Domo」として、ライセンス提供から導入コンサルティング、テンプレート提供まで、包括的なサービスを展開しています。

特徴と強み

富士通のDomo導入支援の最大の特徴は、100種類を超える業種別・用途別のマーケティングテンプレートを提供している点です。EC・通販業、サービス業、メディア業など幅広い業種のテンプレートを使うことで、導入期間の短縮とコスト削減を実現できます。

また、既存システムとDomoプラットフォームとの接続を技術面で支援するほか、各部門や社外から集めたデータの加工・変換・結合も支援しています。サービスの導入から運用サポートまでを、ワンストップで提供しています。

日本国内の大企業や官公庁向けのシステム導入で培った実績があるため、コンプライアンス要件や複雑な組織体制にも対応できます。

得意領域・実績

富士通はデジタルマーケティング領域でのDomo活用支援に強みを持ち、広告効果の測定、顧客分析、売上予測のダッシュボード構築で多くの実績があります。

EC・通販業界ではサイト分析や購買分析、メディア企業ではコンテンツのパフォーマンス管理など、デジタルビジネスを展開する企業向けの導入実績が豊富です。

さらに、富士通は自社の社内DXにもDomoを積極的に活用しており、その活用のノウハウを導入支援に還元しています。大規模なプロジェクトから中小規模まで、企業の規模や業種に合わせて柔軟に対応できます。

株式会社NDIS|Domo専門の深い知見と手厚いサポート

株式会社NDIS

株式会社NDISは、Domoに特化したBIソリューションを提供する企業です。「クラウド型BIプラットフォーム Domo」のパートナーです。KPI設計やダッシュボード作成による初期導入だけでなく、その後の運用支援、マニュアル作成、ユーザートレーニングまで、継続的なサポートに強みがあります。

特徴と強み

NDISはDomo専門企業として、Domoに関する豊富な知識と実践のノウハウを持っています。「BIツールの導入への準備や手順」「Domoの使い方」「Domoの料金・価格体系」など、包括的なナレッジを自社ブログで積極的に発信しています。その内容の深さ自体が、Domoへの専門性の高さを示しています。

導入後の定着化支援に特に力を入れており、ユーザートレーニングやマニュアル作成、新規ユーザー向けの研修などを行っています。そのため、BIツールの導入経験がない企業でも安心して進められる、丁寧なハンズオン型の支援が評価されています。

得意領域・実績

NDISは、BIツールの初導入企業や、データ活用の文化がまだ根付いていない企業への支援を得意としています。建設業や製造業を含む幅広い業種でDomo導入の実績があり、業種特有のKPI設計にも対応しています。

「BIツールを導入したいが社内にデータ活用の知識がない」「ダッシュボードを作っても定着しなかった経験がある」という企業からの相談が多く、丁寧なサポートで定着化を実現した事例が多数あります。

NDISは、クラウド型BIプラットフォームとしてのDomoの最新機能も積極的に習得し、顧客に還元しています。

ポイント

BIツールの導入が初めてで社内に知識が少ない場合は、導入後の研修や運用支援まで続けて支援する会社を候補にすると判断しやすくなります。

日立ソリューションズ・クリエイト株式会社|データサイエンティストを擁するBI専門部隊

日立ソリューションズ・クリエイト株式会社

日立ソリューションズ・クリエイト株式会社は、日立グループのITサービス会社です。BI・EDI・ETLを活用したデータ利活用の実績が豊富です。Domo導入では、データサイエンティストを含む経験豊富なエンジニアが、要件定義から開発、保守までワンストップで支援する体制を整えています。

特徴と強み

日立ソリューションズ・クリエイトの強みは、データサイエンティストがプロジェクトに参画する点です。Domo導入の技術支援にとどまらず、データ分析の設計や機械学習モデルとの連携まで含めた、高度なデータ活用基盤を構築できます。

ETL(データ加工・統合)の分野で深い専門知識を持つため、複雑なデータの変換や統合が必要な案件でも、質の高い形で仕上げられます。

同社は、日立グループとして製造業・インフラ業・公共機関向けのシステム開発に長い歴史があり、大規模プロジェクトのガバナンス体制の構築にも精通しています。

得意領域・実績

日立ソリューションズ・クリエイトは、BI・EDI・ETLのデータ利活用の分野で長年の実績があり、Domo導入でも製造業・建設業・公共機関を中心に支援してきました。

特に、既存の基幹システムやデータウェアハウスとDomoをつなぐ連携の構築と、複数のデータソースを統合したデータパイプラインの設計・構築を得意としています。

データサイエンティストが参画しているため、Domoのダッシュボード活用にとどまらず、将来の予測分析やAI活用を見据えたデータ基盤の設計まで提案できる点が、大きな差別化ポイントです。

Domo導入パートナー選びのポイント

パートナー選びのポイント

6社のご紹介を踏まえ、Domo導入パートナーを選ぶ際に押さえたいポイントを整理します。価格の安さよりも、自社のニーズと各社の強みが合うかを総合的に見ることが、選定の基本です。

実績と経験の確認方法

パートナー選定で最も重要なのは、実績を確かめることです。Domo導入の件数と業種を確認し、自社に近いプロジェクトの事例を詳しく聞いておくとよいでしょう。

質問では、「何社導入しましたか?」に加えて、「自社と同じ業種・規模での導入実績はありますか?」「失敗したプロジェクトはありましたか?その原因と対処法は?」といった踏み込んだ質問が、パートナーの実力を見極めるうえで有効です。

導入事例のユーザー企業に直接話を聞ける機会があるかどうかも、信頼性を評価する指標になります。

技術力と専門性の評価

技術力を評価するときは、次の3点を確かめます。

  • 担当エンジニアのDomo認定資格の保有状況
  • データ連携・ETL処理の技術力
  • DataFlowやMagic ETLなどのDomo固有機能の習熟度

SAPやOracle、kintoneなど自社の既存システムとの連携実績があるかどうかも、技術力を測る指標になります。

提案の内容も、技術力を見るうえで参考になります。たとえば、「クレジット消費量を最適化する設計ができているか」「データ更新頻度の設計が適切か」「将来的なスケールアップを考慮した設計になっているか」といった視点で、提案内容を評価するとよいでしょう。

プロジェクト管理体制の確認

Domo導入を成功させるには、パートナー側のプロジェクト管理体制も大切な評価軸です。たとえば、専任のプロジェクトマネージャーが付くかどうか、定例会議の頻度や報告の流れを見ておくと安心です。課題やリスクの管理、スコープ変更時の進め方も、確かめておきたい点です。

また、リリース後のサポート体制として、問い合わせ窓口の対応時間や対応の速さ、定期的な改善提案の有無を見ておくと確実です。ライセンス更新時に価格交渉を支援してくれるかどうかも、確かめておく項目です。

短期の案件で終わらせず、長期的なパートナーシップを見据えて選ぶことが、Domoの投資対効果を高めることにつながります。

ポイント

実績、技術力、プロジェクト管理体制のどれも、価格より自社の目的と各社の強みが合うかで見ると、比べる観点がぶれにくくなります。

まとめ

ここまで、Domo導入でおすすめの開発会社・ベンダー6社と、パートナー選びのポイントを紹介してきました。6社には、それぞれ特色があります。riplaはコンサルから開発まで一気通貫で支援でき、アンダーワークスはDomo専門の長期的な実績が強みです。

SCSKは大規模導入、富士通はテンプレート活用とデジタルマーケティング、NDISは定着化支援に強みがあります。日立ソリューションズ・クリエイトは、データサイエンティストが支える高度な分析を得意としています。

貴社のプロジェクト規模や業種、予算に加えて、社内のデータ活用がどこまで進んでいるかに合わせて選ぶことが、成功への第一歩です。まずは複数社に相談や見積もり依頼をして、提案内容を比べてみることをお勧めします。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。