業務フローや組織構造を見直す業務プロセス改革は、どの会社と進めるかで成否が大きく変わります。
実績が豊富な開発会社・ベンダー6社を取り上げ、現場理解と連携体制、支援実績、技術力とプロジェクト管理の3つの観点で比べます。
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業務プロセス改革パートナー選びの重要性

業務プロセス改革は、組織の構造・文化・システムを変える大規模なプロジェクトで、単なる業務効率化とは性質が異なります。
適切なパートナーと進めれば、改革の方向性が明確になり、現場にも定着しやすくなります。一方で、ミスマッチがあると、費用と時間をかけても成果が出ないおそれがあります。
適切なパートナー選定が成否を分ける理由
改革の成否を左右するのは、パートナーの現場理解と連携体制です。発注側は、次の2点を確認します。
- 現場理解:机上の改革案は失敗の原因になります。ガートナーの調査では、大規模な業務変革プロジェクトの約70%が期待した成果を達成できません。
- 一気通貫の連携:改革は設計・開発・導入・定着化まで続きます。そのため、開発まで一社で対応できれば、会社間の連携不足による手戻りを抑えられます。
発注前に確認すべきポイント
発注側は、問い合わせの前に改革の対象範囲をはっきりさせておきます。全社的なBPRか、特定部門の業務改善かで、必要な規模と専門性が変わるためです。
支援費用は、小規模でも数百万円から始まり、全社改革では数千万円〜数億円に達することがあります。そのため、発注側は予算規模の概算も事前に押さえておきます。
削減したい工数・コストや改善したいKPIを、発注側が数値で定義しておくと、ベンダーと認識をそろえやすくなります。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。さらに、IT事業会社として社内DXを推進した経験があります。
ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあり、営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があります。また、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。
特徴と強み
最大の強みは、事業会社としてDXを推進した経験です。また、自社の業務プロセスをデジタルで変革した実務経験もあります。
現場の動きやつまずきやすい点を踏まえて、改革を設計し、実行できます。要件定義から定着化支援まで一社で完結できる体制も特徴です。
発注側が一社に任せれば、複数のベンダーに依頼した場合と比べて、コミュニケーションコストや責任の曖昧さを抑えられます。
得意領域・実績
中小〜中堅企業を中心に、営業・顧客・生産・販売管理のシステム構築実績があります。その際は、既存の業務フローを丁寧に聞き取り、現場に定着するシステムを設計・開発します。
導入後の利用率向上や業務効率化を重視しています。さらに、コスト重視のスモールスタートから段階的な拡張まで、成長に合わせて対応できます。
アクセンチュア|世界規模の実績とデジタルBPRに強みを持つグローバルファーム

アクセンチュアは、世界120か国以上に拠点を持つグローバルコンサルティングファームです。経営戦略・テクノロジー・デジタル・BPOを一体で提供できます。
日本でも、大企業・グローバル企業の業務プロセス改革を数多く手がけています。加えて、業界横断的な知見と豊富な実績があります。
特徴と強み
戦略立案からシステム実装・BPO運営まで、自社グループ内で完結できる体制があります。また、デジタルBPRでは、AIや自動化ツールを使った業務の再設計に強みがあります。
財務経理・人事・調達など、間接部門の効率化実績が豊富です。さらに、世界60拠点以上にデリバリーセンターがあり、多国籍プロジェクトにも対応できます。
得意領域・実績
人事・タレントマネジメント業務のBPO分野で25年以上の実績があります。日本企業20社超に、800FTE以上の体制でサービスを提供しています。
製造・金融・通信・小売など、幅広い業界で業務改革を支援しています。支援期間は短くて3年、長くて10年のスパンで伴走し、目標KPIの達成までコミットします。
大規模なグローバル案件や、全社規模のBPRを検討する企業に向くパートナーです。
デロイト トーマツ コンサルティング|「四位一体改革」で組織全体を変革するアプローチ

デロイト トーマツ コンサルティングは、世界最大級のプロフェッショナルサービスネットワーク「デロイト」の日本メンバーファームです。戦略・オペレーション・テクノロジー・人材に強みがあります。
業務プロセス改革では「四位一体改革」を掲げ、組織構造・オペレーションモデル・人材配置・コスト構造を一体で変革します。
特徴と強み
ビジョンと戦略に合わせて業務改革を設計できる点が強みです。業務フローだけでなく、コスト構造や人材配置まで連動させて見直します。
改革効果を組織に定着させやすい設計が特徴です。また、SSC設立や、BSCによるKPI管理体制の構築も得意としています。
得意領域・実績
製造・金融・ライフサイエンス・公共など、幅広い業界で実績があります。中でも、ライフサイエンス・ヘルスケアでは、業務改善とコストの最適化を同時に支援します。
コーポレート部門や間接部門の再構築、グループ会社の再編・スリム化にも経験があります。加えて、海外拠点との連携プロジェクトにも対応できます。
PwCコンサルティング|ERPを軸にしたエンドツーエンドの業務変革支援

PwCコンサルティング合同会社は、PwCジャパングループの一員です。戦略策定・業務改革・テクノロジー導入を統合して支援します。
国内有数の規模を持つストラテジーコンサルティング部門には、400人超の戦略コンサルタントがいます。さらに、ERPを中心にしたデジタルプラットフォーム構築に強みがあります。
特徴と強み
業務改革方針の策定からクラウド基盤の導入まで、エンドツーエンドで支援できます。また、データを使った継続改善やガバナンス強化にも対応します。
SAP・Oracle・Salesforceなど、主要なERPやCRMの導入実績が豊富です。加えて、デジタル基盤と業務プロセスを一体で設計できます。
PwCグループの監査・税務・法務の専門家とも連携できます。そのため、コンプライアンスや内部統制を踏まえた業務設計が可能です。
得意領域・実績
金融・製造・消費財・ヘルスケア・公共サービスなど、多様な業界で実績があります。中でも、財務・経理・調達・人事の標準化と効率化に強みがあります。
グローバルな業務標準化や、共通ERPプラットフォームへの統合も支援しています。また、上場企業や大企業のガバナンス強化にも対応します。
内部統制を伴う改革では、監査・税務部門との連携による支援体制を取れます。
野村総合研究所(NRI)|独自のリサーチ力と一気通貫のITコンサルティング

野村総合研究所(NRI)は、日本最大規模のシンクタンク系コンサルティングファームです。独自のリサーチ力と未来予測を強みにしています。
業務改革やIT戦略の立案からシステム構築・運用まで、一気通貫で支援する「トータルソリューション」が特徴です。また、民間企業から官公庁まで支援実績があります。
特徴と強み
業界を横断したリサーチ力と、それを改革につなげるコンサルティング能力が強みです。社会・産業トレンドの分析を、業務設計に生かします。
コンサルティングからシステム構築・運用までを一社で完結できます。そのため、戦略と実装の乖離が生まれにくく、改革を実行しやすい体制です。
得意領域・実績
金融・流通・製造・社会インフラ・官公庁など、幅広い業界で実績があります。中でも、金融機関のコアシステム刷新や業務標準化では、国内トップクラスの実績があります。
ERPやCRMなど大規模システムの導入に合わせて、業務プロセスを標準化・効率化できます。また、構築後の運用・保守を含む長期支援も重視しています。
大企業・上場企業の実績が豊富です。安定した体制で進めたい企業に向いています。
NTTデータ|DX推進と業務変革を支援する国内最大級のITサービス企業

NTTデータは、国内最大規模のITサービス企業です。事業構造改革・組織改革・DX推進を幅広く支援しています。
業務改善だけでなく、DXを企業文化に組み込みます。また、新たな事業運営の仕組みを構築する企業変革が得意です。
官公庁・金融・製造・流通など、多様な業界で豊富な実績があります。
特徴と強み
グループ全体のリソースを使い、大規模プロジェクトに対応できます。さらに、戦略コンサルティングから運用保守まで、グループ内でワンストップ対応が可能です。
複数部門・複数拠点にまたがる改革で強みを発揮します。また、クラウド・AI・RPA・データ分析を組み合わせた実績も豊富です。
デジタル技術の導入と業務改革を一体で進めたい企業に適しています。
得意領域・実績
官公庁・地方自治体の基幹システム刷新と業務改革で、国内トップクラスの実績があります。加えて、金融機関の勘定系刷新や製造業の生産管理改革にも対応します。
なお、NTTデータビジネスシステムズは「業務改善・改革コンサルティング」を提供しています。業務の流れを洗い出すところから、課題分析・改善施策・システム化まで一気通貫です。
規模や予算に応じた柔軟な支援体制が整っています。
業務プロセス改革パートナー選びのポイント

知名度や費用だけで選ぶと、後からミスマッチが生じるおそれがあります。そこで、発注側は、自社に合うかどうかを実績・技術力・管理体制の3点から確認します。
実績と経験の確認方法
候補会社の実績は、自社の課題と支援が必要な段階に照らして確認します。
- 類似実績:近い業界・規模・課題のBPR実績と、成果の測定・検証方法を確認します。事例紹介や参照先の話も判断材料になります。
- 得意フェーズ:現状分析・課題整理と、実装・定着化のどちらに強いかで見分けます。
技術力と専門性の評価
技術力は、開発体制と導入予定の技術への適合性に分けて評価します。
- チーム連携:コンサルタントとエンジニアが同じチームで動けるかを確認します。分断されていると、要件のずれや長期化につながります。
- 技術の適合性:SAP・Oracle・Salesforceなどへの知見と、自社業種のシステムへの理解を確認します。AIやRPAの活用実績も、評価の対象です。
プロジェクト管理体制の確認
複雑な改革ほど、工程と現場参加をどう管理するかが問われます。
- 管理方法:工程管理・リスク管理の方法を確認します。課題発生時のエスカレーションルートと、進捗の報告形式・頻度も聞きます。
- 現場参加:現場へのヒアリングと巻き込み方を確認します。経営層だけでなく、現場との合意形成を重視する会社か見極めます。
まとめ

業務プロセス改革の支援会社として、ripla・アクセンチュア・デロイト トーマツ・PwC・NRI・NTTデータを紹介しました。各社の強みは異なります。
自社の規模・課題・予算に応じて、適したパートナーを選びます。
大手ファームへの発注が難しい中小・中堅企業には、riplaのような一気通貫で柔軟な会社が選択肢になります。コンサルティングから開発・定着化まで対応できます。
グローバルな標準化や全社規模のBPRには、大手各社の実績と体制が安心材料になります。複数社から提案を取り、実績・技術力・管理体制を比べて判断します。
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会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
