ERPリニューアルの開発会社は、製品・業種の適合、データ移行・切り替え、乗り換え条件の3点で比べると、自社に必要な支援が見えてきます。
老朽化したシステムの刷新やクラウド移行では、選定を誤ると費用や期間が超過し、現場に定着しないシステムにつながります。全体像は完全ガイドで確認できます。
▼全体ガイドの記事
・基幹システム/ERPリニューアルの完全ガイド
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基幹システム・ERPリニューアルでパートナー選びが重要な理由

ERPは製造・販売・会計・人事など複数の業務を一元管理するため、機能やデータに問題が起きると、その影響は企業全体の業務に及びます。さらに、一般的なシステム開発より規模が大きく、失敗したときの損失も広がりやすいため、パートナー選びがプロジェクトの成否を左右します。
ERPリニューアルが求められる背景
刷新を急ぐ背景には、老朽化したシステムの維持負担、SAP ERP 6.0のサポート終了、クラウドERPの普及があります。
- レガシー刷新:経済産業省が警鐘を鳴らした「2025年の崖」に対応するため、ブラックボックス化からの脱却を図ります。
- SAP移行:標準サポートが2027年末に終了するため、SAP S/4HANAへの移行やERP再導入が検討されています。
- クラウド移行:オンプレミスからSaaS型へ移る際は、既存業務との適合性を見極めます。
刷新の背景は会社ごとに異なるため、自社の状況に合う支援会社を選ぶ必要があります。
パートナー選定ミスが招く深刻なリスク
選定を誤ると、要件定義が足りないまま進んで過剰なカスタマイズが生じます。その結果、期間の長期化や予算超過、品質低下を招きます。
データ移行の不備で業務が数週間止まる事例や、本番稼働後に支援が弱まり、社内で障害対応を迫られる事例もあります。
まずはERPの製品知識と同業種の導入実績を確かめ、移行支援と稼働後のフォローも一緒に見ておく必要があります。初回相談で業務課題を把握できるか、導入後も伴走してくれるかが、判断の材料になります。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援
riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。
営業や顧客管理、生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があります。企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制が整っています。
特徴と強み
riplaの最大の特徴は、コンサルティングと開発を社内で一元対応できる点です。
- 課題の明確化:要件定義から経営・業務課題を掘り下げ、システムで解決する問題を特定します。
- 柔軟な開発:大手SIerより意思決定が速く、顧客の状況に応じて進めます。アジャイル開発により、要件変更にも対応します。
- 導入後の定着:研修や操作マニュアル、運用改善を継続して支援し、現場との乖離や未利用を防ぎます。
得意領域・実績
riplaは、中小〜中堅企業向けの基幹システム構築・リニューアルに豊富な実績を持ちます。
- 対象業務:販売・生産管理、会計・財務など、複数領域の基幹システムを刷新します。
- 移行と定着:データ移行から業務プロセスの再設計、定着化まで一貫して担当し、現場で使われる状態を目指します。
- 導入方法:ERPパッケージのほか、個別開発やスモールスタートの段階的な導入も提案します。
現場で使われるシステムの実現が評価されており、導入後の定着率と顧客満足度にも強みがあります。
アビームコンサルティング株式会社|SAP導入実績No.1の戦略コンサルティングファーム
アビームコンサルティング株式会社は、日本発のグローバル経営コンサルティングファームです。
SAP認定コンサルタントを国内最多数擁しています。さらに、「SAP AWARD」を11年連続で受賞するなど、実績と専門性は業界トップクラスです。
戦略立案から実行支援まで一気通貫で対応できる体制が強みです。
特徴と強み
経営コンサルティングとシステム実装の両面から支援し、業務改革や海外展開にも対応します。
- 業務改革:システムの入れ替えを超えて、業務プロセス改革(BPR)でビジネス価値を高めます。
- SAP移行:SAP S/4HANA移行の方法論とテンプレートを持ち、期間・コスト・リスクを抑えるノウハウを備えています。
- 海外展開:多言語・多通貨の基幹システム構築を得意とし、海外拠点を持つ企業から引き合いが寄せられています。
得意領域・実績
大規模な基幹システム統合や再構築を、複数業種で手がけています。
- 花王グループ:「Blue Wolf(蒼き狼)」で、世界のグループ企業のSAP ERPを10年かけて統一しました。
- 帝人グループ:34社の新計数システムを再構築し、15カ月で本格稼働させました。
- 千代田化工建設:国内外のプロジェクト管理を統合するIT基盤を、1年半で構築しました。
製造業・化学・消費財・金融の知識と、SAP S/4HANAなど最新ERPへの習熟も評価されています。
SCSK株式会社|30年以上のSAP導入実績を持つ独立系大手SIer
SCSK株式会社は、住友商事グループのIT企業として知られる独立系大手システムインテグレーターです。1993年からSAPビジネスに携わり、30年以上の経験と400社以上の導入実績を持ちます。
海外では38カ国200拠点以上での展開実績があり、商社・製造業を中心に、幅広い業種でのERP導入支援に強みがあります。
特徴と強み
業種別の「Add-Value」シリーズを活用し、標準機能を生かした導入を支援します。
- テンプレート:SAP社承認の導入テンプレートを日本で初めて取得しました。
- 業種対応:「Add-Value for Trading」「Add-Value for Manufacturing」を提供します。
- 移行・運用:SAP S/4HANA向けのPOC・移行支援メニューと、600名体制の運用・保守チームがあります。
業種別テンプレートで過剰なカスタマイズを抑え、導入コストの削減と保守性の向上につなげます。
得意領域・実績
大手から中堅まで、商社や流通、製造業のSAP導入を支援しています。
- 商社業務:商流・在庫・与信管理への対応力が評価され、ERP導入実績は業界トップクラスです。
- 海外拠点:欧州・北米・アジアなど9拠点を活用し、それらを含む統合基幹システムを構築します。
- SAP移行:SAP ERP 6.0からSAP S/4HANAへの移行を、多数手がけています。
株式会社NTTデータ|国内最大規模のSAP・ERP導入実績を持つSIer
株式会社NTTデータは、国内最大規模のITサービス企業グループの一つです。
ERPでは「SAP」と自社製「Biz∫」を中核製品として展開しており、構想策定から導入・保守まで一貫して提供します。
53以上の国・地域に、16,000名を超えるSAP有識者がいます。加えて、「SAPマイスターIQ」を5年連続で受賞し、SAP分野で高い実績と認知度を持ちます。
特徴と強み
SAPと国産ERP「Biz∫」の双方に精通し、製品選定から大規模導入まで支援します。
- 製品選定:顧客のニーズに応じてERPを提案できる中立性があります。
- 大規模案件:高いセキュリティ・コンプライアンス要件や複雑な既存システム連携、データ移行に対応します。
- 業種と支援網:金融・官公庁・製造業の実績が豊富で、全国拠点からオンサイト支援を行います。
国産ERP「Biz∫」は1,600社以上が導入しています。日本の商習慣への対応と国内サポートが評価されています。
得意領域・実績
大企業の大規模刷新を中心に、国内外の幅広い業界で実績があります。
- 企業規模と業種:製造・金融・流通・官公庁で、従業員1,000名以上の企業やグローバル展開を支援します。
- 業界連携:医療・食品・消費財・組立製造などで、JSOLと連携した業界特化支援が評価されています。
- 検討時の注意:中小企業では費用対効果が合わない場合があります。一方で、SAP 2027年問題を急ぐ大企業からの引き合いは増えています。
富士通株式会社|独自ERPパッケージGLOVIAと幅広い業種対応力
富士通株式会社は、日本を代表するICTサービス企業の一つです。
独自ERP「GLOVIA」シリーズを展開しています。大企業向けは「GLOVIA SUMMIT」、製造業向けは「GLOVIA iZ」です。中堅企業向けには「GLOVIA きらら」も提供し、企業規模や業種に合わせて選べます。
富士通は、SAP・Oracleとのパートナー関係も持ち、特大企業向けには大手ERPパッケージの導入支援も行っています。
特徴と強み
自社ERP「GLOVIA」を中心に、製造業向けの機能と全国の運用支援網を提供します。
- 一体提供:ハードウェアとミドルウェアを含む基盤から、アプリケーション、運用サービスまで対応します。
- 製造業・クラウド:生産管理機能は国内トップクラスとされ、オンプレミスからクラウドへの移行も支援します。
- 保守とSAP:全国の保守・運用体制が地方の製造業や中堅企業から評価されています。SAP S/4HANA刷新のノウハウと実績もあります。
得意領域・実績
製造業・流通業・サービス業など幅広い業種での導入実績があります。
- メタラス社:富士通とSAP S/4HANA基盤を構築し、業務の簡素化と将来成長に向けた変革を実現しました。
- GLOVIA iZ:会計・人事給与・販売・生産の4業務を統合するERPで、次世代DX基盤として採用が増えています。
- GLOVIA kirara:中堅企業向けで、導入のしやすさと日本の商習慣への対応が評価され、コスト重視の企業にも候補となります。
アクセンチュア株式会社|グローバルSAP導入のリーディングパートナー
アクセンチュア株式会社は、グローバルNo.1のコンサルティング・テクノロジーサービス企業として、ERP導入分野でも世界最高水準の実績を持ちます。
SAPの「SAP Pinnacle Awards」で40以上の受賞歴があります。国内でも「ザ・ベスト・サービス・パートナー・アワード」を7年連続受賞しています。
デジタル変革と基幹システムリニューアルを組み合わせた大規模プロジェクトに、圧倒的な強みを持ちます。
特徴と強み
複数の主要ERPに精通し、製品選定から業種別提案、グローバル導入まで支援します。
- 製品選定:SAP・Oracle・Microsoft Dynamicsに実績があり、特定ベンダーに偏らず要件に合う製品を提案します。
- 業種別の知見:製造・金融・小売・エネルギーの専門チームが、業務知識とERP実装力を組み合わせます。
- 先端技術と海外案件:AI・データ分析を組み合わせたERPや、多国籍プロジェクトの管理を得意とします。
得意領域・実績
大手のグローバル企業を中心に、ERP戦略の立案から定着まで一貫して支援しています。製品の選定、実装、移行も含めて対応します。
- 大規模導入:製造・金融・流通・エネルギーで実績があり、SAP S/4HANAを複数国で同時展開・統合する案件を得意とします。
- Oracle Cloud ERP:導入支援が評価され、Oracleのパートナーアワードでトップパートナーとして受賞しています。
- 顧客層:費用水準は高めで、年商数百億円以上の企業が主な顧客です。
基幹システム・ERPリニューアルの開発会社・ベンダーの選び方

候補企業の提案は、製品知識だけでなく、業務と移行の実行力も確かめます。そのうえで、比べる項目を同じ条件で照らし合わせると、自社に必要な支援を見極めやすくなります。
- 製品・業種の適合:対象ERPと自社業種の導入実績
- データ移行・切り替え:リハーサルや障害時の復旧計画
- 乗り換え条件:契約・データ引き渡し・並行稼働の支援範囲
観点ごとの確認項目を、順に見ていきます。
ERP固有の評価基準:パッケージ習熟度と業種別実績
ERP選定では、パッケージ習熟度と同業種の導入実績を具体例で見比べます。
- 製品の習熟度:SAP・Oracleの認定や導入実績を比べます。
- 業種と商習慣:製造・流通・建設などの事例を確認し、消費税・電子帳簿保存法・収益認識基準への対応や標準アドオンの有無も見ます。
- 提案の具体性:業種別の標準プロセス例や類似案件の移行日程・工程を示せるかが問われます。
SAP S/4HANAでは、認定コンサルタント数や受賞歴、国内導入件数を確かめます。Oracle Cloud ERPでは、Gold Partner認定や業種別テンプレートの保有状況を見ておきます。
データ移行・切り替え支援体制の確認
データ移行と本番切り替えはリスクが高いため、専門体制と障害時の備えを確かめる必要があります。
- 移行準備:長年分のデータを洗浄・対応付け・検証する工数を見込み、専門チームと段階的なリハーサルを用意します。
- 切り替え後の備え:問題発生時のロールバック計画と、稼働後のハイパーケア期間の有無を確かめます。
- 経験の確認:過去の移行トラブルと対処方法を、率直に説明してもらえるかを見ます。
既存ベンダーからの乗り換え交渉術
契約・移行・価格交渉を並行して確認すると、乗り換え費用と支援範囲を把握できます。
- 現行契約:保守費用、違約金、知的財産権の帰属を確認して、乗り換えコストを把握します。
- 移行支援:データ出力や並行稼働を新ベンダーが担えるかを確かめます。設計書やデータ定義書が不足する場合の費用も見積もります。
- 価格と条件:複数社の相見積もりで提案・費用・サポートを比較します。継続依頼でも競合提案があれば、費用や機能追加の交渉材料になります。
まとめ
基幹システム・ERPリニューアルの候補として、6社を紹介しました。riplaはコンサルから開発まで一貫して中小・中堅企業に伴走します。アビームはSAP実績と戦略支援、SCSKは商社・製造業向けテンプレートと30年以上の経験が強みです。
NTTデータはSAP・Biz∫と大規模案件の管理、富士通は「GLOVIA」と製造業の知見が強みです。アクセンチュアはグローバルなSAP・Oracle導入を得意とします。
自社に合うパートナーは、企業規模や業種、導入するERPパッケージによって異なります。さらに、グローバル展開の有無や予算によっても変わります。
ERPリニューアルは長期にわたる重要な投資です。そのため、まず複数社に相談し、提案内容と業種別の実績を基準に、移行支援体制や費用を含めた総合評価で最終判断することをお勧めします。
SAP 2027年問題をはじめとした移行期限が迫っているケースでは、早期の着手が競争優位につながります。
riplaでは基幹システム・ERPリニューアルの初回相談を無料で受け付けています。自社に合う製品や会社にお悩みの場合は、お気軽にお問い合わせください。
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会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
