情シスコンサルでおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

情シスはITインフラ、セキュリティ、ヘルプデスク、DX推進まで幅広い業務を担います。少人数の情シスには課題もあり、そのため外部支援を使う企業が増えています。

情シスコンサルを提供する6社を、支援範囲・得意領域・実績の違いで比べます。外注・委託先を選ぶ材料にしてください。

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情シスコンサルのパートナー選びの重要性

情シスコンサルは、業務を外注する相手というより、IT戦略に関わるパートナーです。そのため、短期的なコスト削減だけでなく、長期的なIT環境の整備も見据えて選ぶ必要があります。

特に、自社の状況と目標に合うベンダーを選ぶことが、経営課題の解決につながります。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

パートナーを比べるときは、支援範囲、実績、安全管理の3点が目安になります。

  • 支援範囲:導入・保守だけでなく、業務改善やIT戦略まで扱えるか
  • 実績:自社の業種・規模に近い案件があるか
  • 安全管理:セキュリティ体制、NDA、情報資産の方針

情シスコンサルは、システム導入や保守だけでなく業務プロセスも見直します。IT戦略の立案や社内の変革マネジメントまで、支援範囲は広い業務です。そのため、任せる範囲によって成果が変わります。さらに、担当者や会社の質によっても差が出ます。

情シス支援では、機密性の高い情報を扱う場面があります。そのため、選ぶ前にセキュリティ管理体制、守秘義務契約(NDA)、情報資産の管理方針を確認しておきます。特に、選定を誤ると、情報漏洩や業務の属人化解消に失敗する可能性があります。

発注前に確認すべきポイント

発注前は、課題、対応範囲、サポート水準の3項目を整理して、候補を比べます。

  • 課題:ヘルプデスク、IT戦略、老朽化の状況
  • 対応範囲:コンサルのみか、開発・運用まで含むか
  • 水準:必要なサポートに合う会社か

まず、自社の課題を、ヘルプデスク、IT戦略、システムのそれぞれで見ていきます。

  • ヘルプデスク:対応が追いつかない
  • IT戦略:方針が定まっていない
  • システム:老朽化が進んでいる

課題を明確にすると、必要なサービスタイプを絞り込めます。そのうえで、対応範囲によって成果が変わるため、この点は発注前に決めておきます。

求めるサポートレベルに合う会社を選ぶと、費用対効果を高めやすくなります。

ポイント

情シスコンサルは、任せる範囲と担当者の質で成果が変わります。候補は、支援範囲、実績、安全管理の3点と、発注前に整理した課題・対応範囲・水準で比べます。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進した経験を活かし、成果の創出と定着を支援します。さらに、営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの導入実績もあります。

特徴と強み

riplaの強みは、現場理解と一貫した開発体制、AI駆動開発にあります。

  • 現場知:社内DXの経験
  • 一貫支援:コンサルから開発、運用まで
  • 開発手法:AI駆動開発による工数削減

社内DXを推進してきた経験があるため、業務プロセスの改善や組織変革まで見据えた提案が可能です。成果を出すだけでなく、定着を意識して進める点も特徴です。

AI駆動開発を取り入れ、開発工数の大幅な削減を実現しています。そのため、従来の手法より速く、コスト効率の高い開発を目指せます。

IT戦略の立案から要件定義、開発、導入後の運用支援まで、ワンストップで対応します。データ活用まで含めて一体的に支援でき、さらに、スタートアップから中堅企業まで、幅広い規模に対応しています。

得意領域・実績

基幹系、個別開発、データ活用の実績を見比べると、自社との適合性を判断できます。

  • 基幹系:営業・顧客・生産・販売管理
  • 個別開発:個別の要件に合わせた開発
  • データ活用:分析基盤やBI

独自の業務フローには、既製品のSaaSだけでなくカスタム開発で対応できます。また、データ分析基盤やBIツールにも対応し、経営判断に必要な情報を見える形にします。

IT戦略の立案から実行まで任せたい企業に向く支援体制です。

情シスフォース(DeepApex株式会社)|中小・中堅企業の情シスをトータルサポート

情シスフォースは、DeepApex株式会社が提供する情シス特化型のサービスです。ITコンサルティングやDX推進、社内IT化、キッティングまで対応しています。

経験豊富なITコンサルタント兼エンジニアが、専任制で業務を担当します。

特徴と強み

情シスフォースは、専任制と幅広い業務対応を一つの体制で提供します。

  • 一貫体制:専任担当制で支援
  • 対応範囲:企画から運用、資産管理まで
  • 開始時期:相談後、最短3営業日

一貫体制で支援する点が、情シスフォースの強みです。専任担当制のため、担当者が替わるときの引き継ぎの手間も抑えられます。

課題抽出からPCのキッティング、アカウント管理、ヘルプデスクまで対応します。さらに、サーバー構築やネットワーク保守運用、プロジェクト推進も任せられます。

IT担当者の退職など急な体制変更にも、迅速に対応できます。また、業務のブラックボックス化を防ぎ、安定した運用体制づくりを支援します。

得意領域・実績

業種の広さ、契約の継続性、導入企業の規模の3点で実績を見ます。

  • 業種:化学、大学、小売、保険、サービス業まで
  • 継続性:長期契約の実績
  • 規模:中小・中堅企業以外にも対応

情報通信、広告、不動産の業界で実績があります。また、約半数のプロジェクトは5年以上の長期契約で、継続して支援しています。

売上127億円規模の大企業にも導入されています。さらに、IT企画、ベンダー選定、管理代行、セキュリティ導入支援まで実績が豊富です。

ポイント

専任担当制で、業務を一貫して任せたい中小・中堅企業に合う候補です。業種、継続性、規模の3点で実績を見れば、自社と近い支援先かを判断できます。

テクバン株式会社|350社超の実績を誇るマルチベンダー対応のITパートナー

テクバンの製品中立の提案、運用体制、対応地域を並べた図解
製品選びから日々の運用まで、対応の幅が見渡せます。

テクバン株式会社は、マルチベンダー対応を基本方針とするITパートナーです。特定のメーカーや製品に依存せず、IT化・DX化を中立的に支援します。

導入から運用まで対応し、少人数の情シス部門の課題にも向き合います。全国47都道府県で、オンラインと現地の両方に対応できます。

特徴と強み

テクバンは、中立的な提案と運用支援、全国対応を組み合わせています。

  • 中立性:特定製品に依存しない提案
  • 運用:24時間365日の体制
  • 地域:全国47都道府県

テクバンは、長年培った情シスへの理解をもとに具体策を示します。専任担当者がいない企業にも、実情に合わせたIT運用を提案できます。さらに、マルチベンダーの立場から、企業に合うシステム環境を組み立てられます。

システム運用マネジメントでは、24時間365日の運用体制にも対応します。通信環境の構築やネットワーク運用も扱い、IT推進・社内SE支援では戦略立案から実行まで幅広く対応します。

得意領域・実績

導入社数、具体的な監視事例、対応企業の規模から実績を確認できます。

  • 相談力:現場に即した解決策の提案
  • 運用支援:ネットワークや社内SE
  • 効率化:戦略立案から実行まで

テクバンは350社以上の導入実績があり、ITインフラ構築の知見を蓄積しています。たとえば、SBI生命保険株式会社では、24時間365日のネットワーク監視体制に貢献しました。

中堅・大手企業の複雑な環境整備と、長期運用体制の確立も支援します。

ユナイトアンドグロウ株式会社|「シェアード社員」で柔軟なIT人材を提供

シェアード社員を中心に、利用時間、人材基盤、内製化支援を示す図解
時間の柔軟さと知識移転を組み合わせた支援の形です。

ユナイトアンドグロウは、「コーポレートITのシェアード社員」で情シスを支援します。必要なときだけ専門人材を活用でき、フルタイムの採用を避けられる仕組みです。中堅・中小企業のIT人材不足に対する選択肢になります。

特徴と強み

ユナイトアンドグロウは、利用時間、人材基盤、内製化支援が特徴です。

  • 時間:月間1時間〜139時間で設定
  • 人材:数百名規模のコミュニティ
  • 伴走:内製化を見据えた知識移転

時間課金制のタイムシェアで、繁忙期だけのスポット支援にも対応します。UGエンジニアコミュニティとの社内連携により、品質を支えています。

シェアード社員は、業務代行だけでなくIT戦略や業務改善も提案します。また、小規模な案件から始め、相談範囲や案件規模を広げる進め方ができます。

将来の内製化を目指す企業には、こうした伴走支援が向きます。

得意領域・実績

主力サービス、対応領域、対象企業の規模から、適合性を判断します。

  • 主力:情シス支援
  • 拡張:対応領域の広がり
  • 対象:中堅・中小企業

主力は情シスのシェアード社員で、売上の9割以上を占めています。内製開発やITインフラのシェアード社員も展開し、対応領域を広げています。

従業員数十名〜数百名の企業を中心に、幅広い業種で支援実績があります。複数企業の知見を蓄積しているため、業界特有の課題にも提案できます。

ポイント

必要なときだけ専門人材を使いたい企業や、将来の内製化を目指す企業に合う候補です。利用時間の幅、人材の規模、伴走支援の中身から、利用の仕方が自社の状況に合うかを見極めます。

株式会社SHIFT|「守りの情シス」から「攻めの情シス」へ変革支援

株式会社SHIFTは、品質管理・テスト事業の知見を生かして情シスを支援します。運用・監視やヘルプデスクの状況を見える形にして効率化し、DX推進に力を注げる環境を作ります。さらに、年間2,500社以上の情報システム部門を支援してきた実績もあります。

特徴と強み

守りの業務を効率化し、攻めの業務に時間を振り向けます。

  • 守り:運用・監視、問い合わせ対応
  • 攻め:DX推進やIT戦略
  • 体制:大規模なリソース

パートタイムからフルタイムまで対応し、業務を見える形にして効率化や自動化も進めます。

約10,000名規模のリソースプールを生かした迅速な対応力も強みです。さらに、SaaS管理ツール「Wasurenai」の導入と伴走支援により、管理コストの削減を促します。また、中期ITプランやIT戦略の策定にも対応し、経営層への提言まで支援します。

得意領域・実績

支援社数、具体的な事例、対象企業の規模が選定時の判断材料です。

  • 実績:年間2,500社以上
  • 事例:アセスメントの実施例
  • 対象:中規模以上の企業

大規模な医療機関にも導入実績があります。60システム・9業務グループのアセスメントを2ヶ月で完了した事例もあります。

製造、金融、医療、流通などで、情シス変革を支援しています。特に、人手不足や業務属人化の解消を急ぐ企業に適したサービスです。

ポイント

人手不足や業務の属人化を解消したい中規模以上の企業に合う候補です。守りの業務を減らし、攻めの業務に時間を回したい場合にも候補になります。

IT顧問 情シス君(株式会社デジタルハック)|中小企業IT支援の専門サービス

IT顧問 情シス君は、デジタルハックの中小企業向けIT顧問・情シス代行です。業務項目を100種類以上に細分化しているため、必要な業務だけを依頼できます。IT担当者が少ない企業の課題を、専門家がワンストップで支援します。

特徴と強み

情シス君は、業務を細かく選べる点とIT顧問としての継続支援が特徴です。

  • 選択性:業務ごとに選べる
  • 対象:IT担当者が少ない中小企業
  • 顧問:IT顧問としての継続相談

支援業務を体系化しているため、必要なものだけを選んで契約できます。セキュリティ、クラウド、端末管理、ヘルプデスクなどもメニュー化しています。

ベンダー交渉代行やIT資産管理にも対応し、最小限の支援から始められます。また、IT顧問として、IT戦略や中長期のシステムロードマップを一緒に策定できます。

月次報告や振り返り、経営者向けのIT提言にも対応します。作業代行だけでなく、IT経営パートナーとして支援します。

得意領域・実績

中小企業の実績、対応環境、経営陣との対話を確認できます。

  • 実績:IT担当者不在やひとり情シスの中小企業
  • 環境:Microsoft 365、Google Workspace
  • 対話:経営陣とのIT戦略の形成

業務ツールの導入や運用、PC管理にも対応します。また、ITコンサルタントが定期的に訪問します。

情シスコンサルのパートナー選びのポイント

情シスコンサル選びで実績、技術、管理体制を確認する項目の図解
事例、クラウド知見、担当体制、安全対応を確認できます。

会社選びでは、コストや知名度よりも、自社との適合性を見て判断します。そのため、課題、規模、目標に合うかを、実績、技術力、管理体制の3点で比べます。

実績と経験の確認方法

実績を見るときは、類似性、継続性、具体的な事例の3点を比べます。

  • 実績:類似する業種・規模の事例
  • 継続性:継続率や契約期間
  • 質問:導入事例や顧客の声を具体的に聞く

規制や商習慣、システム要件を踏まえた支援も期待できます。

導入事例や顧客インタビューを事前に調べておくと、面談の準備に役立ちます。また、継続率や契約期間の長さからは、ベンダーの信頼性を測れます。

技術力と専門性の評価

技術力は、クラウド、セキュリティ、自動化の3分野で、課題に合わせて見ます。

  • クラウド:AWS・Azure・Google Cloudの知見
  • セキュリティ:CISSP・CISM等の資格
  • 自動化:AIや自動化ツールの活用力

必要な技術力は、扱う課題によって異なります。たとえば、クラウド移行やSaaS導入では、どのクラウドに強いかが判断材料になります。

セキュリティ対策では、専門知識の有無を資格とあわせて見ます。さらに、AIや自動化ツールの活用力からは、効率化と技術変化への対応力が分かります。

プロジェクト管理体制の確認

管理体制は、担当者、報告、安全対応の3点を事前に見ておきます。

  • 担当:専任制と知識共有の仕組み
  • 報告:頻度とツール、緊急時の流れ
  • 安全:事故対応とNDAの締結

情シス支援は数ヶ月から数年に及ぶこともあるため、管理体制が欠かせません。担当者の交代が多いと引き継ぎコストが増え、業務の継続性が損なわれます。

そのため、専任制や社内の知識共有の仕組みが大切です。加えて、進捗報告の頻度とツールを決めておき、事故が起きたときに動けるよう対応フローも事前に定めておく必要があります。

ポイント

実績、技術力、管理体制の3点は、どれか一つで決めず、課題・規模・目標に合うかを並べて比べるのが目安です。どの点が弱いかも、あわせて見ておきます。

まとめ

6社には、それぞれ異なる支援範囲と特徴があります。

  • 一気通貫型:ripla、情シスフォース
  • マルチベンダー・時間型:テクバン、ユナイトアンドグロウ
  • 大規模・選択型:SHIFT、情シス君

課題の種類、規模、予算を整理したうえで、実績・技術力・管理体制から比べます。

そのうえで、複数社に無料相談や見積もりを依頼し、提案力と対話の質を見てください。自社に合うパートナーが、情シス改革と競争力の強化を支えます。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。