SMILE V導入でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

SMILE Vは、大塚商会が提供する中堅・中小企業向けのERP統合パッケージで、基幹業務を幅広くカバーします。導入実績・技術力・プロジェクト管理体制で比べた6社と、その選び方を紹介します。

導入の成否は、製品機能だけでなく導入パートナーの選び方で大きく変わります。SMILE Vの技術知識と業務理解を併せ持つパートナーを選ぶことが欠かせません。SMILE V導入に強い6社を、この3点で比べます。

  • 導入範囲:販売管理から会計・人事給与まで、必要なモジュールを洗い出します。
  • 支援内容:要件定義からデータ移行、定着支援まで、経験の幅を見ます。
  • 比較対象:各社の強みと、選ぶときの判断基準。

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SMILE V導入パートナー選びの重要性

SMILE V導入パートナー選定で確かめる設計判断、経験値、導入範囲、継続支援を4枚のパネルで示した図
候補を比べる際は、導入前から稼働後まで視野に入ります。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

ERP導入プロジェクトの失敗率は、業界全体で見ると50〜70%という調査結果も報告されています。その主な原因として挙がるのが、「パートナー選定の失敗」です。

SMILE Vはパッケージ製品であるため、標準機能だけでは対応しきれない業務要件が必ず出てきます。そのため、どこをカスタマイズし、どこを業務プロセス側に合わせるかを正しく判断できるパートナーがいるかどうかで、プロジェクトの難易度は大きく変わります。

適切なパートナーであれば、要件定義の段階から自社の業務に合う設計を進められます。その結果、稼働後の使いにくさや機能不足も防ぎやすくなります。

一方で、経験の浅いベンダーでは、製品仕様を十分に把握しないまま設計が進むことがあります。そうなると、後から大規模な改修が必要になる場合もあります。特に、販売管理・会計・人事給与といったモジュールにまたがる統合型の導入では、パートナーの経験値がプロジェクトの品質を左右します。

  • 設計判断:標準機能と個別対応の境界を見極める力。
  • 経験値:導入実績の数と中身。

発注前に確認すべきポイント

SMILE V導入を発注する前には、まず自社の業務範囲と導入目的を明確にしておくことが大切です。

  • 導入範囲:対象モジュールと、データ移行の有無。
  • 継続支援:法改正・更新・追加開発への対応力。

対象が販売管理のみか、会計・人事給与まで含めた統合導入かによって、求められるパートナーの専門性は変わります。

既存システムからのデータ移行が必要な場合は、データ移行支援の実績があるかどうかも重要な確認事項です。さらに、導入後のサポート体制も、発注前に確かめておくことを強くお勧めします。

SMILE Vは、導入した後も、法改正への対応、バージョンアップ、運用中の機能追加などで、長くパートナーとつながります。

発注側は、単発の導入支援だけでなく、導入後も継続的に伴走してくれる体制があるかどうかを選定基準に加えることが重要です。

見積金額だけで選ばず、プロジェクト管理体制や担当者の経験、コミュニケーションの質まで含めて、総合的に比べることが大切です。

ポイント

候補を比べる前に、導入範囲と導入目的を自社で整理しておき、標準機能と個別対応の境界を判断できるパートナーかどうかで選びます。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。

営業・顧客・生産・販売管理など幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業ごとの業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

  • 目的との整合:導入後の業務変化まで設計に含める。
  • 一貫支援:提案・開発・定着の分断を抑えた進め方。

特徴と強み

riplaの最大の特徴は、「ビジネス視点でシステムを設計する」というアプローチにあります。

SMILE Vの導入では、システムを動かすことだけを目的にせず、導入後に実際の業務がどう変わるかを最初から設計に織り込みます。

経営層、現場、情報システム部門それぞれのニーズを丁寧に整理し、全体最適につながる要件定義を実現できる点が同社の大きな強みです。

同社は、コンサルティングと開発の両方を社内に持つため、「提案で終わる」「作るだけで終わる」といった分断が起きにくく、一貫した品質でプロジェクトを完遂できます。

定着支援でも、現場スタッフへのトレーニング、運用マニュアルの整備、稼働後のフォローアップまで、継続して関わる体制を持っています。

  • 対象業務:フロント業務とバックオフィスの両方。
  • 刷新方針:標準機能とカスタマイズの使い分け。

得意領域・実績

riplaが特に得意とするのは、販売管理・顧客管理・在庫管理などのフロント業務と、会計・人事給与などのバックオフィス業務を横断した統合設計です。

  • 統合設計:複数部門のデータを、ひとつの流れにまとめる。
  • 判断力:標準機能と追加開発の境界を見極める力。

部門ごとに個別最適化されてきたシステムを統合し、データを一か所で管理できる状態へ移すプロジェクトに、強みを発揮します。

中堅・中小企業の基幹システム刷新を、業種を問わず支援してきました。標準機能とカスタマイズの境界を判断する知見も持っています。

詳細は公式サイト(ripla.co.jp)をご確認ください。

株式会社OSK|SMILE V開発元系列のERP専門ベンダー

株式会社OSKは、SMILE Vの開発・販売を担うソフトウェアベンダーであり、SMILE Vに関して最も深い製品知識を持つ会社のひとつです。

大塚商会グループの一員として、SMILE Vの企画・開発・販売・サポートを一体で担ってきた実績があります。

SMILE Vの標準機能やアーキテクチャを熟知しているため、製品仕様に基づいて正確に設計・カスタマイズできます。

  • 製品理解:開発元として、内部仕様を踏まえた設計。
  • 拡張性:API連携や拡張ツールとの組み合わせ。

特徴と強み

OSKの最大の強みは、SMILE Vそのものの開発元として製品の内部仕様を隅々まで把握していることです。

標準機能に加えて、API連携開発パートナー制度も活用できます。その結果、SMILE Vを中心に外部システムを組み合わせられます。

ワークフロー機能の導入シェアでも、同社は長年にわたってトップクラスの実績を誇っています。

販売管理・会計・人事給与の標準モジュールに対応しています。さらに、Custom AP Builderを使えば、ノンプログラミングで個別業務にも対応できます。

同社は、カスタマイズのコストと保守の負荷を抑えながら、自社業務に合わせて組み立てたシステムを構築できる点が評価されています。

  • 業種対応:製造・卸売・小売での導入知識。
  • 移行経験:既存システムや複数拠点の移行を支援してきた経験。

得意領域・実績

OSKは製造業・卸売業・小売業など幅広い業種のSMILE V導入実績を持っています。

  • 移行対象:既存業務システムからの移行経験の有無。
  • 拠点統合:複数拠点をまとめる導入の経験。

特に移行や拠点統合の案件で、豊富なノウハウを有しており、複数拠点をまとめる導入の知識も活用できます。

株式会社伊達電器製作所や株式会社三矢研究所など、多数の中堅・中小企業でSMILE Vを用いた業務効率化を実現してきた実績があります。

製品に精通したエンジニアのサポートを重視する企業には、特に候補に入れやすいベンダーです。

ポイント

製品仕様に沿った設計や、API連携を含む拡張を重視する場合は、開発元として内部仕様を踏まえて設計できるOSKを比べる価値があります。

BIPROGY株式会社|100社以上の導入・保守実績を持つ総合SIer

BIPROGY株式会社(旧・日本ユニシス)は、大手総合SIerとしてSMILE Vの導入・保守を100社以上担当してきた実績を持つ企業です。

SMILE Vでは、「基幹システムと情報システムの垣根を超える」というコンセプトのもと、ERPの枠を超えた統合的なシステム構築支援を得意としています。

  • 統合設計:業務系と情報系を一体で構成する。
  • 組織対応:大規模な全体最適を進める体制がある。

特徴と強み

BIPROGYは、SMILE Vを単体のERPとして導入するだけでなく、業務系・情報系システム全体を統合設計する力を持っています。

中堅企業向けの「COMPANY」シリーズとも連携できるため、人事・給与・勤怠管理やグループウェアを含めて、全体のDXを推進できます。

同社は、100社以上のSMILE V導入・保守・運営を担当した実績から、さまざまな業種・業態・規模の要件に対応できるナレッジを蓄積しています。

大規模なプロジェクトでも安定したプロジェクト管理体制を保てる組織力が強みで、グループ全体のERP統合導入にも対応できます。

  • 連携範囲:基幹三モジュールと周辺機能の組み合わせ。
  • 運用継続:長期の保守・運用経験に基づく支援。

得意領域・実績

BIPROGYが特に得意とするのは、SMILE Vと周辺システムを組み合わせた統合ソリューションの構築です。

  • 周辺機能:ワークフローや文書管理も含めて構成する。
  • 継続運用:導入後の保守体制の確認。

販売管理・会計・人事給与に加えて、eValueシリーズも組み合わせ、情報基盤を一体で整えられます。

長期の保守・運用実績があるため、安定した継続サポートを重視する企業に合うパートナーです。

ポイント

大規模な統合導入や長期の保守・運用を重視するなら、100社以上の導入・保守実績を持つBIPROGYを候補として比べるとよいでしょう。

NCS&A株式会社|40年超のSMILEシリーズ取り扱い実績を持つ老舗SIer

NCS&A株式会社は、SMILEシリーズを40年以上にわたって取り扱ってきた老舗のシステムインテグレーターです。

DX統合パッケージ「SMILE & eValue」の販売・導入・保守を一貫して手がけており、製品に精通したエンジニアが豊富に在籍しています。

バックオフィス業務とフロントオフィス業務の両方をカバーし、導入を支援できます。

  • 蓄積知識:長年のSMILEシリーズ対応で得た知見を、提案に生かす。
  • 構成提案:企業規模に合わせたモジュールの選定。

特徴と強み

NCS&Aの大きな強みは、SMILEシリーズに対する長年の取り扱い経験から培われた豊富な導入ナレッジです。

「機能を選んで、つないで使う」というDX統合パッケージのコンセプトを深く理解しています。そのため、企業の成熟度や規模に合わせて、最適なモジュール構成を提案できます。

NCS&Aが提供するCustom AP Builderを使えば、既存のSMILE環境に柔軟に機能を追加し、拡張開発もできます。

経理・労務などのバックオフィス業務に加えて、営業支援などのフロントオフィス業務も含めた全社のDXを得意としています。

NCS&Aは、販売・購買・在庫管理などのサプライチェーン領域でも、売上・売掛管理から仕入・買掛管理、在庫管理まで一気通貫で設計できる体制を持っています。

  • 業務範囲:バックオフィスから営業支援まで。
  • 導入形態:クラウドとオンプレミスの両方。

得意領域・実績

NCS&Aは福祉・医療・流通・製造など多様な業種でSMILE Vの導入実績を積み重ねています。

  • 業種適合:複雑な業務要件への対応経験。
  • 環境選択:導入環境の希望との照合。

福祉用具販売・レンタル業の事務作業効率化など、業種特有の複雑な業務要件にも柔軟に対応できる技術力を備えています。

SMILE V Air(クラウドSaaS版)とSMILE V 2nd Edition(オンプレミス版)に対応しています。企業の環境や方針に合わせて選べます。

中堅・中小企業で、SMILEを長く安定して稼働させたい企業に合うパートナーです。

日本ソフトウエア株式会社|ITと経営を融合させた基幹システム導入の専門会社

日本ソフトウエア株式会社は、1985年の創業以来、東京都岩本町を拠点に「ITと経営の総合コンサルティング」を掲げて事業を展開してきた専門会社です。

SMILE V 2nd Editionの販売・導入支援を手がけており、システム導入から運用まで一貫したサービスで顧客の価値創出を支援しています。

  • 経営視点:導入目的と成果指標を先に固める。
  • 企業変革:業務改善の道具としてのシステム設計。

特徴と強み

日本ソフトウエアは、「仕事と仕事、人と人をつなげる」考え方を重視しています。そのため、SMILE Vを企業変革のツールとして位置づけています。

システム導入では、目的・効果・成果指標を先に明確にします。経営コンサルティングの視点で進める姿勢が評価されています。

SMILE V 2nd Editionの人事管理・給与計算・財務会計・販売管理・在庫管理・購買管理といった幅広いモジュールに対応できる技術力を持っています。

入出金・経費・取引明細データの自動変換機能など、SMILE Vが持つ業務効率化機能を最大限に引き出す設定・カスタマイズを得意としています。

日本ソフトウエアは、モバイル端末からの業務対応(スケジュール管理・申請承認・人事諸届)も含めた、リモートワーク対応の導入支援も行っています。

  • 提案力:現行業務の聞き取りをもとに構成を組み立てる。
  • 定着支援:DXと現場運用の両立。

得意領域・実績

日本ソフトウエアは1985年の創業以来、ソフトウェア開発・製品導入サポートを含む幅広い分野でサービスを提供してきた歴史があります。

  • 業務整理:現行業務の聞き取り結果を提案に反映。
  • 定着重視:導入後の運用まで見据えた比較。

特に中小企業の基幹システム刷新では、現行業務を丁寧にヒアリングしたうえで、最適なSMILE V構成を提案する点が強みです。

経営課題から逆算してシステム設計を行うため、導入後に「思っていたものと違う」というミスマッチが起きにくい点が評価されています。

DXを進めながら現場への定着も丁寧に支援するパートナーを求める企業に適しています。

ポイント

現行業務を丁寧にヒアリングし、導入後の定着まで見据えた提案を求める場合は、日本ソフトウエアを候補に加え、導入後の運用まで含めて比べるとよいでしょう。

Real&Cloudグループ|基幹系・情報系システムの融合導入を手がける専門グループ

Real&Cloudグループは、基幹系と情報系を融合したSMILE Vの導入を支援します。両システムをつなぐ構成を得意とするグループ企業です。

RPA機能、開発ツール、API連携を組み合わせられます。そのうえで、企業固有の業務フローに合わせて、自動化と効率化を進めます。

  • 継続改善:導入後の機能追加と改善まで見据えること。
  • 内製支援:ノンプログラミングでの拡張の活用。

特徴と強み

Real&Cloudグループは、SMILE Vを「育てていける」システムと捉えています。導入後も機能追加や改善を続けていく考え方です。

標準搭載の開発ツールを使ったノンプログラミング開発を得意としています。そのため、IT専任の担当者が少ない企業でも、システムを育てやすくできます。

販売・会計・人事給与・ワークフロー・文書管理を統合データベースで管理できます。これにより、情報共有や重複入力の課題を解決できます。

Real&Cloudグループは、既存のFileMakerや他のアプリケーションからSMILE Vへの移行支援においても実績を持っています。

  • 自動化:RPAで定型業務の入力や転記を減らすこと。
  • 利用定着:操作指導、マニュアル、問い合わせへの対応。

得意領域・実績

Real&Cloudグループは、SMILE VのRPA機能を活用した定型業務の自動化に特に強みを持っています。

  • 自動化:RPAの適用範囲を、業務単位で検討。
  • 移行支援:既存アプリケーションからの移行の相談。

手作業による入力ミスや転記ミスをゼロに近づけ、業務処理のスピードを飛躍的に高めたプロジェクトの実績が多数あります。

導入後は、利用者への操作指導、マニュアル整備、問い合わせ対応までを受け持ちます。現場のITリテラシーに不安がある企業にも、柔軟に支援できます。

SMILE V導入パートナー選びのポイント

SMILE V導入パートナーを導入件数、改善成果、連携力、進行管理の4項目で確認するチェックリスト図
同じ観点をそろえると、各社の提案を見比べやすくなります。

候補会社を比べるときは、導入件数だけでなく、改善成果、技術連携、管理体制まで同じ基準で見ていきます。

  • 導入件数:SMILE V専任の経験を、具体的に尋ねる。
  • 改善成果:導入前後の変化を数字でつかむ。

実績と経験の確認方法

SMILE Vの導入パートナーを選ぶ際、まず確認すべきなのは「SMILE V専任の導入実績件数」です。

一般的なERP導入の経験と、SMILE Vの経験は別物です。SMILE Vの仕様、設計思想、制約事項への理解が、進め方に影響します。

商談の初期に、SMILE Vの導入件数を尋ねてみてください。担当した業種や企業規模も聞くと、実力を見極めやすくなります。

実績を見る際には、導入事例の「Before/After」を聞くことも有効です。

導入前の課題と導入後の改善を、具体的な数字で説明できるかを確かめます。入力工数や処理時間を示せる会社は、業務改善まで設計しています。

「SMILE Vを〇件導入した」という件数だけでなく、「どのような価値を生み出したか」を語れるかどうかで、パートナーを選ぶことが重要です。

  • 保守性:標準機能と改修の影響を見る。
  • 連携力:APIの設計・開発経験の聞き取り。

技術力と専門性の評価

SMILE Vの技術的な専門性を評価するには、標準機能の理解度だけでなく、カスタマイズ、API連携、バージョンアップ対応の技術力も見ることが大切です。

SMILE Vは定期的にバージョンアップされます。そのため、改修した部分の不具合リスクを管理できる設計力が重要になります。

SMILE Vと他システム(CRM・EC・物流システムなど)との連携が必要な場合は、発注側もAPI設計・連携開発の技術力を確かめておく必要があります。

SMILEシリーズにはAPI連携の仕組みがあります。この制度を活用した経験の有無で、開発の品質・コスト・速度に差が出ます。

技術力の確認には、具体的な技術スタック・開発ツール・過去の連携実績を、提案段階で開示してもらうことが有効です。

  • 進行管理:工程、課題、リスクの管理方法。
  • 連絡体制:担当者との調整方法と役割分担。

プロジェクト管理体制の確認

SMILE Vの導入は、要件定義から本番稼働まで数ヶ月から1年以上に及ぶことがあります。業務フロー、マスターデータ、帳票設計などを詰める作業は、途中で多くの確認を伴います。

設計を終えたあとは、開発から稼働後の定着まで段階を踏んで進みます。各段階で何を確かめるかを押さえておくと、発注側も確認のタイミングを逃しにくくなります。

  1. 開発・テスト:設計をもとに機能を作り込み、要件どおりに動くかを確かめる作業。
  2. データ移行:既存システムのデータを新しい環境へ移す作業。
  3. ユーザーテスト:実際の利用者が業務で使えるかの確認。
  4. 本番稼働:新しいシステムで業務を始めること。
  5. 定着支援:稼働後も現場で使い続けられるよう支えること。

このプロセス全体を適切に管理できるプロジェクト管理体制が整っているかどうかは、パートナー選定の重要な判断基準です。

確認すべき主なポイントは、担当PMの経験と資格(PMP等)、週次の進捗報告の仕組みです。さらに、課題管理・リスク管理のプロセスや変更要求の管理方法も見ておきたい点です。

SMILE Vの導入では業務担当者との要件確認が何度も繰り返されるため、発注側との連絡や調整を円滑に進められる体制かを確かめます。

見積書や提案書の精度・詳細さも、パートナーのプロジェクト管理能力を見極める手がかりになります。

詳細なWBS(作業分解構造)、スケジュール、役割分担を示せるパートナーは、プロジェクトを計画的に進める能力が高いと判断できます。

  • 確認項目:担当PM、進捗報告、課題管理を提案書で確かめる。
  • 計画精度:計画の具体性の程度。

ポイント

導入件数だけでなく、導入前後の成果を数字で語れるかを見ると、各社の実力を同じ条件で比べられます。提案の段階で、この点を確かめておくとよいでしょう。

まとめ

SMILE Vは、大塚商会が提供する40年以上の歴史を持つ信頼性の高いERP製品ですが、その導入の成否を大きく左右するのがパートナー選定です。

導入支援の実績、技術力、プロジェクト管理体制の観点から、6社を厳選して紹介しました。

各社の特徴を改めて整理すると、まずriplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援でき、ビジネス成果の創出とシステム定着の両立を強みとしています。

株式会社OSKは、SMILE V開発元として最深レベルの製品知識を持ち、API連携開発にも強みがあります。

BIPROGY株式会社は100社以上の導入・保守実績を誇る大手SIerで、大規模・グループ会社への統合導入にも対応できる組織力があります。

NCS&Aは、40年超の取り扱い実績から蓄積した豊富なナレッジと、SMILE V Airへの対応も含めた幅広い導入形態への対応力が魅力です。

日本ソフトウエアは、業務課題を整理する提案力に優れています。また、Real&Cloudグループは定着支援と自動化を重視します。

どのパートナーが自社に最適かは、導入するモジュールの範囲・業種・社内のIT体制・予算・サポートへの要望など、企業ごとの事情によって異なります。

まずは複数のパートナーに声をかけ、自社の課題に対して具体的な提案ができるかを確かめるところから始めてみてください。

SMILE V導入を成功させるための第一歩は、信頼できるパートナーを見つけることです。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。