開発体制の構築には、組織設計まで支援できるパートナーが必要です。人を集めても、役割の曖昧さや意思決定の遅れは残り、外部ベンダーとの連携不足も体制を機能不全にします。
組織・プロセス設計、エンタープライズアジャイル、SAFe導入、AI時代のRACIを選定軸に、6社と確認項目を整理しました。
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開発体制構築でパートナー選びが重要な理由

開発体制の構築は、戦略・戦術・実行の3階層で意思決定の流れを組み直す組織変革です。タックマンモデルの混乱期をどれだけ短くし、形成期から機能期へ進められるかが、成否を分けます。そのため、技術に加えて、組織設計・プロセス設計・人材育成まで支援できる会社を選ぶことが求められます。
適切なパートナー選定が成否を分ける理由
体制づくりがうまくいかない背景には、役割と責任範囲の曖昧さがあります。さらに、意思決定権限が不明確だと、現場と経営の意識がずれていきます。
仕様を決める人が分からない状態や、Accountableが複数いる状態は、技術力とは別の問題です。このため、RACIや3階層の意思決定モデルまで設計できる会社かを確かめることが欠かせません。
開発手法も、自社の状況に合わせて選びます。仕様変更が少ない案件ではウォーターフォール型が候補になり、不確実性の高い新規プロダクトではスクラムやSAFeが適します。事業特性と組織文化を踏まえて、手法と体制を提案できる会社かを見極めてください。
発注前に確認すべきポイント
発注前に、どの観点で各社を見るかを決めておくと、提案の差が見えてきます。
- 類似実績:自社と近い規模・業種での体制構築経験
- 専門性:エンタープライズアジャイルやSAFeの知見
- 運用力:RACI再設計、リモート運用、準内製化への対応
また、体制を構築したあとの運用支援や改善、人材育成まで対応できるかも、確認しておきたい点です。形成期から散会期まで伴走してもらえると、組織変革が定着しやすくなります。自社の課題に合う提案を、複数社から比べてみてください。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援
riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援します。社内DXを推進してきた経験を生かして、成果の創出からシステムの定着までを支えます。また、営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムに対応してきました。
特徴と強み
riplaは、事業運営の経験をもとに組織とプロセスを設計します。戦略・戦術・実行の3階層を、顧客に合わせて組み立てます。さらに、RACIではAccountableを1人に集約します。
生成AIをRやCに組み込みつつ、Accountableは人間に置く運用も設計できます。タックマンモデルの混乱期を短縮するファシリテーションに対応し、外部フリーランスやベンダーを含むチームの運用ルールも整えます。また、社内人材と外部人材が混在する体制でも、機能期への移行を支援します。
得意領域・実績
riplaは、中小〜中堅企業のDXで開発体制を構築してきました。新規事業のPMに対しては、採用計画から散会期まで伴走します。役割設計や立ち上げ、評価制度にも、この伴走の中で対応します。
AIモブプロやペアプロを育成と設計の手段として使う点も、特徴のひとつです。
株式会社レッドジャーニー|エンタープライズアジャイル変革の老舗
株式会社レッドジャーニーは、アジャイル開発、DevOps、組織変革を専門とする企業です。大手企業の組織変革を支援してきた実績があり、エンタープライズアジャイルの導入に関する知見も持っています。
特徴と強み
レッドジャーニーは、サイロ化や意思決定の硬直を抱える大企業を支援します。人事制度や予算、組織文化を踏まえた段階的なロードマップを設計し、現場のリーダーを育成することで、自走できるチームを目指します。
得意領域・実績
金融、製造、通信などの大手企業に、内製化を伴うアジャイル変革を支援してきました。アジャイルコーチングやスクラムマスターの育成にも対応します。また、書籍やカンファレンスで知見を発信している点も特徴です。
株式会社永和システムマネジメント|アジャイル受託開発と組織伴走の専門家
株式会社永和システムマネジメントは、福井県を拠点とするソフトウェア開発企業です。アジャイル開発とXPに取り組み、全国の顧客を支援しています。また、アジャイル受託開発と組織変革の支援を、どちらも手がけている点が特徴です。
特徴と強み
永和システムマネジメントは、受託開発を通じて顧客に開発文化を移します。ペアプログラミングやテスト駆動開発を実践し、顧客側のエンジニアも同じチームに入ることで、終了後の自走と内製化を支援します。
得意領域・実績
医療、公共、製造業などで、顧客のエンジニアと学びながら開発を進めています。自社プロダクトも展開しており、プロダクト開発と受託開発の両方に知見を持っています。さらに、アジャイル関連イベントへの参加も活発です。
アクセンチュア株式会社|大規模SAFe導入と組織変革の総合力
アクセンチュア株式会社は、戦略から業務、テクノロジー、オペレーションまでを横断して支援する総合コンサルティング企業です。SAFeの導入や、エンタープライズ企業のアジャイル変革を支援してきました。また、組織変革と開発体制構築を一体で扱える点が強みです。
特徴と強み
アクセンチュアは、複数チームと複数プロダクトが連動する大規模組織を支援します。たとえば、ARTの設計、Program Incrementの運用、Value Streamの整理など、SAFeの実践を扱います。
生成AIの導入や人材育成まで含めて提案できる点も特徴です。
得意領域・実績
金融や通信、製造などで大規模開発と組織変革を手がけ、小売や公共でも同様の取り組みを行っています。DXとアジャイル移行を並行する案件や、レガシーからクラウドネイティブ体制へ移る案件にも対応します。
アクセンチュアは、グローバル拠点との連携や、生成AI人材の育成も支援します。
株式会社野村総合研究所|SAFe認定パートナーの大規模アジャイル支援
株式会社野村総合研究所(NRI)は、シンクタンクとITコンサルティングの機能を持つ企業です。SAFeのグローバルパートナーシップを結び、認定資格を持つコンサルタントが在籍しています。また、金融・流通を中心とした大規模システムの経験を生かして、エンタープライズアジャイルへの移行を支援します。
特徴と強み
NRIは、調査・分析力と大規模開発の実装力を組み合わせます。組織設計、ARTの構築、Lean Portfolio Managementの導入などを、日本企業の実情に合わせて設計します。さらに、経営層の意思決定とプロダクト開発をつなぐ体制も支援します。
得意領域・実績
金融機関の基幹システムを支えてきた経験があり、業務と技術の両面を理解しています。流通・サービス業の大規模DXでは、組織変革とシステム刷新を並行して支援します。
グループ会社との連携により、戦略から運用まで対応します。
株式会社ギルドワークス|内製化伴走と組織変革コンサル
株式会社ギルドワークスは、新規事業とプロダクト開発の内製化を伴走する開発会社です。仮説検証型のアジャイル開発を強みとしています。加えて、PoCから本番、運用まで顧客と並走し、内製化と外部支援のバランスを設計します。
特徴と強み
ギルドワークスは、少人数チームから内製組織への移行まで伴走します。仮説キャンバスによる整理や、検証サイクルの設計にも対応します。そのほか、エンジニアリングマネージャーの育成や、外部人材を準内製化する設計も支援します。
得意領域・実績
新規事業のPoCやMVPから始めて、成長段階で内製チームへ移管する体制を支援します。CTOやVPoE、エンジニアリングマネージャーの育成も、並行して進めます。また、フレームワークを公開し、書籍やワークショップで知見を共有している点も特徴です。
開発体制構築パートナー選びのポイント

開発体制構築では、技術力に加えて、組織設計・プロセス設計・人材育成も評価の対象になります。自社の課題と事業フェーズに合うかは、実績、技術力、プロジェクト管理体制の順に見ていくと整理しやすくなります。
実績と経験の確認方法
自社と近い規模・業種・事業フェーズの実績があるかを見ます。さらに、新規事業か既存組織の変革か、内製化か外部活用かも比べておきましょう。導入企業数よりも、長期継続の事例や、組織変革が定着した事例に注目すると判断の材料になります。
技術力と専門性の評価
SAFe、LeSS、Spotifyモデルなどに、どこまで精通しているかを確認します。また、SAFe認定やCSM・CSPOなどの資格、RACIや3階層モデルの設計経験も見ます。
生成AIの導入経験と、Accountableを人間に置く運用設計まで提案できるかも、見極めたい点です。
プロジェクト管理体制の確認
立ち上げから運用まで伴走できる体制かを確認します。混乱期を短縮する進め方やリモート運用について、どう考えているかも見ておきます。外部人材の準内製化や知見移管の計画も、評価の対象になります。
そのほか、定例会やメトリクス、レトロスペクティブといった改善の仕組みも比べます。
まとめ
開発体制構築では、組織設計、プロセス設計、人材育成を総合的に見ることが大切です。6社はそれぞれ強みが異なるため、事業フェーズや組織規模に応じて選ぶことになります。
コンサルから開発まで一貫して任せたい場合はripla、大企業の変革はレッドジャーニーや永和システムマネジメントが候補です。
大規模SAFeはアクセンチュアやNRI、新規事業の内製化はギルドワークスが候補になります。
生成AI時代には、RACIと意思決定プロセスの再設計も欠かせません。そのため、最新の論点を踏まえて、自社の経営課題と現場に寄り添える会社を選ぶと判断しやすくなります。複数社に相談し、提案内容と伴走範囲を比べてください。
riplaはコンサルから開発・運用まで支援します。
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会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
