EC-CUBE開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

EC-CUBEを活用したECサイト開発を成功させるためには、EC-CUBEの構造やカスタマイズに精通し、ビジネス要件を深く理解した開発パートナーの選定が極めて重要です。EC-CUBEは国内で35,000店舗以上の導入実績を持つオープンソースのEC構築パッケージであり、BtoC・BtoB問わず多くの企業が採用していますが、EC-CUBEのコアを理解した上で高品質なカスタマイズを実現できる開発会社は限られています。そのため、パートナー選びの段階で適切な判断ができるかどうかが、ECサイトの成長と安定運用を大きく左右します。

本記事では、EC-CUBE開発に強みを持つおすすめの開発会社・ベンダー6社を厳選してご紹介するとともに、開発パートナーを選ぶ際に確認すべきポイントを詳しく解説します。各社の特徴、得意領域、実績を比較することで、自社のプロジェクトに最適なパートナーを見つけるための判断材料としてご活用ください。

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EC-CUBE開発パートナー選びの重要性

EC-CUBE開発パートナー選びの重要性

EC-CUBEを用いたECサイト構築を外部に委託する際、開発パートナーの選定はプロジェクトの成功を左右する最も重要な意思決定の一つです。適切なパートナーを選ぶことで、開発コストを最適化しながら売上に直結する高品質なECサイトを構築できる一方、選定を誤ると納期遅延、機能不足、セキュリティ上の脆弱性といった深刻なトラブルに直結します。EC-CUBEは無料で利用できるオープンソースソフトウェアであるため初期費用を抑えられるメリットがありますが、その分、カスタマイズの自由度が高い反面、開発会社の技術力によって仕上がりに大きな差が出やすいという特性を持っています。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

EC-CUBE開発において適切なパートナー選定が特に重要である理由は、EC-CUBEというプラットフォーム固有の特性にあります。EC-CUBEはPHPで構築されたオープンソースのECパッケージであり、商品管理、受注管理、顧客管理、ポイント管理といったECサイト運営に必要な基本機能を標準で備えています。しかし、これらの標準機能をそのまま利用するだけでは競合サイトとの差別化が難しく、多くの場合、決済連携、在庫管理システムとの連携、独自のポイントプログラム、会員ランク制度、BtoB向け卸売機能といったカスタマイズが必要になります。こうしたカスタマイズを安全かつ効率的に実装するためには、EC-CUBEのプラグイン機構やSymfonyベースのアーキテクチャ(EC-CUBE 4系)への深い理解が不可欠です。EC-CUBEの経験が浅い開発会社に依頼すると、プラグインを適切に活用せずにコアファイルを直接改変してしまい、将来のバージョンアップが困難になったり、セキュリティパッチの適用に支障をきたしたりするリスクがあります。実際に、EC-CUBEのバージョンアップを怠った結果、クレジットカード情報の漏洩事故が発生した事例は国内で複数報告されており、セキュリティ対策の観点からもEC-CUBEに精通したパートナー選びは極めて重要です。EC-CUBEの公式サイトによると、EC-CUBE 4系ではSymfonyフレームワークが採用されており、2系・3系から4系への移行には設計思想そのものが大きく変わっています。このため、4系のアーキテクチャに精通しているかどうかも、パートナー選定時に確認すべき重要な要素となります。

発注前に確認すべきポイント

EC-CUBE開発の発注先を検討する際に、事前に確認しておくべきポイントがいくつかあります。まず最も重要なのが「EC-CUBE開発の実績」です。具体的にEC-CUBEで構築したECサイトの事例を複数提示できるか、そのサイトの月間PV数や取扱商品数、売上規模はどの程度かを確認しましょう。EC-CUBEの公式インテグレートパートナーやプラチナパートナーに認定されている企業は、一定の技術力と実績が担保されているため、パートナー選定の第一段階のフィルターとして活用できます。次に「EC-CUBEのバージョン対応力」を見極めるために、EC-CUBE 4系(Symfony 4ベース)への対応実績があるか、2系や3系からの移行プロジェクトの経験があるかを確認することが有効です。また、「外部システム連携の経験」として、決済代行サービス(GMOペイメントゲートウェイ、SBペイメントサービス、Stripeなど)、基幹システム(ERP、在庫管理、受注管理)、物流システム(ヤマト運輸、佐川急便のAPI連携)、マーケティングツール(Google Analytics、MAツール)との連携経験も重要な評価ポイントです。加えて、「セキュリティ対策」として、PCI DSSへの対応知見、WAFの導入支援、脆弱性診断の実施体制なども事前に確認しておくことで、安全なECサイト運営の基盤を築くことができます。見積もりは最低でも3社以上から取得し、金額だけでなくこれらの観点を総合的に評価して選定することが、プロジェクト成功への最短ルートです。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社ripla

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

riplaの最大の特徴は、戦略コンサルティングからシステム開発、運用保守までをワンストップで提供できる点にあります。多くの開発会社が「要件を受けて作る」というスタンスであるのに対し、riplaは事業戦略の理解からスタートし、ECサイトに求められる機能要件を「売上向上」「業務効率化」「顧客体験の改善」といったビジネスゴールから逆算して定義します。自社がIT事業会社としてDXを推進してきた実践知があるため、「作って終わり」ではなく「現場に定着させ、成果を出す」ところまで伴走できるのが大きな強みです。EC-CUBEを用いたECサイト構築においても、単なるシステム開発にとどまらず、商品マスタの設計、受注フローの最適化、基幹システムとの連携設計など、EC運営全体を見据えた提案が可能です。また、小規模なECサイトの新規構築から、大規模なBtoB向けEC基盤の刷新まで、プロジェクトの規模に応じて柔軟にチーム体制を構築できる点も、多くのクライアントから評価されているポイントとなっています。

得意領域・実績

riplaが得意とする領域は、営業管理・顧客管理・生産管理・販売管理などの基幹業務システムの構築であり、EC-CUBEと基幹システムを連携させた統合的なECプラットフォームの開発に数多くの成功事例を持っています。特に、「既製品のECパッケージでは対応しきれない」という課題を抱える企業に対して、EC-CUBEのカスタマイズ性を活かした独自機能の開発で差別化を実現してきました。たとえば、BtoB向けの卸売ECサイトにおける得意先別単価管理、掛売り対応、見積書発行機能の実装や、BtoC向けECサイトにおけるサブスクリプション販売、定期購入管理、会員ランク連動のポイント還元率設定など、複雑な業務ロジックの実装に定評があります。また、既存のECシステムからEC-CUBEへのリプレイスプロジェクトにも豊富な経験を有しており、データ移行、SEO評価の維持、決済サービスの切り替えといった移行時の重要課題を漏れなく対応できる体制を整えています。

株式会社イーシーキューブ|EC-CUBEの開発元による公式サポート

株式会社イーシーキューブ

株式会社イーシーキューブは、EC-CUBEの開発元であり、EC-CUBEに関する最も深い技術知見を持つ企業です。もともとEC-CUBEは株式会社ロックオン(現・株式会社イルグルム)が開発したオープンソースソフトウェアでしたが、2019年にEC-CUBE事業が分社化され、株式会社イーシーキューブとして独立しました。EC-CUBEのコアソースコードを開発・保守している立場にあるため、プラットフォームの内部構造を最も深く理解しており、セキュリティアップデートやバージョンアップへの対応も最速です。EC-CUBEの有償版である「ec-cube.co」というクラウド版サービスも提供しており、サーバー管理の手間を省きながらEC-CUBEの柔軟性を活かしたい企業に適したソリューションを展開しています。

特徴と強み

株式会社イーシーキューブの最大の強みは、EC-CUBEの開発元としてプラットフォームの設計思想、内部アーキテクチャ、将来のロードマップを完全に把握している点にあります。EC-CUBEのバージョンアップ計画やセキュリティパッチの適用方針について最も早く正確な情報を提供できるため、長期的な運用を見据えたシステム設計が可能です。また、EC-CUBEのオーナーズストアを運営しており、プラグインのエコシステム全体を管理する立場にあるため、どのプラグインが品質が高く、どのような組み合わせが推奨されるかについて最も信頼性の高い助言を提供できます。ec-cube.coというクラウドサービスでは、インフラの運用保守まで一括で対応しており、サーバー管理のリソースが限られる中小企業にとって特に有力な選択肢となっています。EC-CUBE本体のソースコードに対する知見の深さは他社の追随を許さないレベルであり、複雑なカスタマイズや大規模なシステム構成においてもEC-CUBEの設計思想に沿った最適な実装方法を提案できる点が高く評価されています。

得意領域・実績

株式会社イーシーキューブが得意とする領域は、EC-CUBEの導入コンサルティングからカスタマイズ開発、クラウド環境の提供まで含めた包括的なEC構築支援です。EC-CUBEの累計ダウンロード数は180万件を超え、推定稼働店舗数は35,000店舗以上に達しています。特に、EC-CUBE 4系への移行支援では、2系や3系からの移行に伴うアーキテクチャの変更点を熟知しているため、移行時のリスクを最小限に抑えたプロジェクト推進が可能です。また、EC-CUBEの公式プラグインの品質管理を行っている立場から、プラグイン同士の互換性問題やパフォーマンスへの影響について正確な情報を提供できるため、プラグインを多数活用する中〜大規模なECサイト構築プロジェクトにおいて特に大きなアドバンテージを持っています。セキュリティ面においても、EC-CUBEの脆弱性情報を最初にキャッチし、修正パッチを配布する立場にあるため、セキュリティリスクへの対応速度は業界で最も速いと言えます。

株式会社アラタナ|EC特化の開発とマーケティング支援

株式会社アラタナ

株式会社アラタナは、ECサイトの構築に特化した開発会社であり、EC-CUBEをはじめとする複数のECプラットフォームでの開発実績を豊富に持つ企業です。宮崎県に本社を置きながらも全国のクライアントにサービスを提供しており、ECサイトの構築だけでなく、集客施策やコンバージョン改善といったマーケティング支援まで一貫して対応できる点が特徴です。ZOZOTOWN(旧スタートトゥデイ)グループの一員として、EC業界における深い知見とネットワークを活かしたサービスを展開しています。

特徴と強み

アラタナの最大の強みは、ECサイトの「作る」から「売る」までを一気通貫で支援できる総合力にあります。多くのEC開発会社がシステム構築に特化しているのに対し、アラタナはECサイトのUI/UXデザイン、SEO対策、広告運用、データ分析といったマーケティング領域までカバーしています。そのため、EC-CUBEを活用してECサイトを構築した後も、売上向上のためのサイト改善提案やABテストの実施、リピーター獲得のためのCRM施策の設計など、EC事業の成長に直結する継続的な支援を受けることが可能です。また、自社でもEC関連のSaaSプロダクトを開発・運営しているため、EC運営者の悩みや課題を実体験として理解しており、そのインサイトがシステム設計やUI設計に反映されている点も大きな特徴です。EC-CUBEのカスタマイズにおいては、プラグインの開発経験も豊富であり、標準プラグインでは対応できない独自要件にも柔軟に対応できる技術力を有しています。

得意領域・実績

アラタナが得意とする領域は、アパレル・ファッション業界を中心としたBtoC向けECサイトの構築と運用支援です。ZOZOグループとしてのEC業界での経験を活かし、商品写真の撮影・加工からサイト構築、プロモーション戦略の策定までECビジネスに必要な要素をトータルに提供しています。EC-CUBEを活用したECサイト構築では、300サイト以上の開発実績を持ち、月商数百万円規模から数億円規模まで幅広いECサイトを手掛けてきました。特に、商品数が数万点を超える大規模ECサイトにおける検索機能の最適化や、スマートフォン対応のUI設計、在庫管理システムとのリアルタイム連携といった技術的な課題に対して豊富な解決実績を持っています。また、ECサイトの集客に欠かせないSEO対策についても、EC-CUBEのURL構造やメタ情報の最適化、構造化データの実装など、EC特有のSEO施策に精通しています。

株式会社システムフレンド|地方企業のEC化を支える技術パートナー

株式会社システムフレンド

株式会社システムフレンドは、金沢市に本社を置くシステム開発会社であり、EC-CUBEの公式インテグレートパートナーとして認定されている企業です。地方の中小企業を中心に、業務システム開発とECサイト構築の両面で豊富な実績を持っています。EC-CUBEの導入から運用保守まで一貫して対応できる体制を整えており、特にEC-CUBEと既存の業務システムとの連携開発に強みを持っています。地方企業ならではの丁寧なコミュニケーションと、クライアントの業務を深く理解した上でのシステム提案が評価されています。

特徴と強み

システムフレンドの最大の特徴は、EC-CUBEと基幹業務システムの連携開発における技術力の高さです。多くの企業では、ECサイトと受発注管理、在庫管理、会計システムがそれぞれ独立して稼働しており、手作業によるデータ転記や二重入力が大きな業務負担となっています。システムフレンドは、EC-CUBEのAPIやWebhookを活用して、これらのシステム間のデータ連携を自動化する仕組みを数多く構築してきた実績を持っています。また、EC-CUBEの公式インテグレートパートナーとして、EC-CUBEの開発元であるイーシーキューブ社との技術的な連携体制が確保されている点も安心材料です。EC-CUBEのバージョンアップ情報やセキュリティ情報を早期に入手できるため、パッチ適用やバージョンアップ作業を迅速かつ安全に実施できます。さらに、PHP、MySQL、Linuxといったオープンソース技術全般に精通したエンジニアが在籍しているため、EC-CUBEのカスタマイズだけでなく、サーバー環境の最適化やパフォーマンスチューニングまで一括で対応できる点も大きな強みとなっています。

得意領域・実績

システムフレンドが得意とする領域は、地方の中小メーカーや小売業向けのECサイト構築と、EC-CUBEと既存業務システムの連携開発です。特に、地場産品やこだわり食品を扱う食品メーカー、伝統工芸品の販売事業者、地方の特産品を全国に届けたい事業者など、地域に根差した企業のEC進出を多数支援してきた実績があります。EC-CUBEの導入にあたっては、業務フロー全体をヒアリングした上で、受注管理の自動化、在庫の一元管理、出荷業務の効率化まで含めた総合的なシステム設計を行います。EC-CUBEと連携する物流システムの構築では、送り状の自動発行や配送ステータスの自動反映など、EC運営の業務負担を大幅に軽減するソリューションを提供しています。また、BtoB向けのECサイト構築にも対応しており、得意先別の価格設定、ロット単位での注文受付、請求書払い対応といったBtoB特有の要件をEC-CUBEのカスタマイズで実現するノウハウを蓄積しています。

株式会社ブルースタイル|デザインとUXに強いEC-CUBE開発

株式会社ブルースタイル

株式会社ブルースタイルは、Webデザインとシステム開発の両方に強みを持つEC-CUBE開発会社です。ECサイトにおけるユーザー体験(UX)の最適化を重視した開発アプローチが特徴であり、「美しく、使いやすく、売れるECサイト」をコンセプトに掲げています。EC-CUBEのテンプレートカスタマイズからフルスクラッチに近い大規模カスタマイズまで幅広く対応可能で、デザイナーとエンジニアが密に連携して開発を進める体制を構築しています。EC-CUBEの公式オーナーズストアでプラグインの販売実績もあり、EC-CUBEのプラグイン開発にも精通している企業です。

特徴と強み

ブルースタイルの最大の強みは、デザイン力とシステム開発力を高いレベルで両立している点にあります。ECサイトにおいて、商品の魅力を伝えるビジュアルデザインと、スムーズな購入フローを実現するUI設計は、コンバージョン率に直結する極めて重要な要素です。ブルースタイルでは、EC-CUBEのフロントエンドをTwigテンプレートエンジンをベースにフルカスタマイズし、ブランドの世界観を忠実に反映したECサイトを構築することを得意としています。レスポンシブデザインへの対応はもちろんのこと、モバイルファーストの設計思想に基づいたUI設計を行い、スマートフォンからの購入体験を最適化しています。現在、ECサイトの購入の70%以上がスマートフォン経由とされる中で、モバイル対応の品質がECサイトの売上を大きく左右するため、この強みは非常に重要です。また、EC-CUBEのプラグイン開発実績も豊富であり、オーナーズストアで販売されている自社開発プラグインは、多くのEC-CUBEユーザーから高い評価を受けています。プラグインの開発を通じてEC-CUBEの内部構造を深く理解しているため、カスタマイズ開発においてもプラグインとの互換性を保ちながら安全に機能拡張を行うことが可能です。

得意領域・実績

ブルースタイルが得意とする領域は、ブランド力を重視するBtoC向けECサイトの構築と、EC-CUBEのプラグイン開発です。化粧品、健康食品、アパレル、雑貨など、商品のブランドイメージがそのまま売上に影響するジャンルにおいて、EC-CUBEのデザインテンプレートをフルカスタマイズしたECサイトを多数手掛けてきました。EC-CUBEのフロントエンド開発においては、商品詳細ページのリッチコンテンツ化、カートページの離脱率改善、決済ステップの簡略化といった細かなUI改善を積み重ねることで、クライアントのECサイトにおけるコンバージョン率の改善を実現しています。過去のプロジェクトでは、EC-CUBEのUIリニューアルによってコンバージョン率が平均で15〜25%向上した実績もあります。また、EC-CUBEのプラグイン開発では、決済連携プラグイン、在庫管理プラグイン、ポイント管理プラグイン、会員ランクプラグインなど、EC運営に必要な機能を網羅するプラグイン群を開発・提供しており、これらのプラグインを組み合わせることで、スクラッチ開発と比較して開発期間を30〜50%短縮した導入事例も多数あります。

株式会社クロスキューブ|EC-CUBE専門の開発とコンサルティング

株式会社クロスキューブ

株式会社クロスキューブは、EC-CUBEに特化した開発・コンサルティング企業であり、EC-CUBEの導入から大規模カスタマイズ、保守運用まで一貫して対応できる専門性の高い企業です。EC-CUBEの公式インテグレートパートナーとして認定されており、EC-CUBEに関する豊富な知見と実績を活かして、企業のEC事業を技術面から支えています。EC-CUBEのみに特化しているからこそ、蓄積されたノウハウの深さは他の汎用的なWeb開発会社と一線を画しており、EC-CUBEの特性を最大限に活かしたシステム設計と開発を行うことが可能です。

特徴と強み

クロスキューブの最大の強みは、EC-CUBEに完全特化した専門性の高さにあります。多くの開発会社がEC-CUBEを複数のサービスラインの一つとして扱っているのに対し、クロスキューブはEC-CUBEの開発を事業の中心に据えているため、EC-CUBEのバージョン2系から4系まで全バージョンへの対応力と、EC-CUBEのコアアーキテクチャに関する深い知識を持っています。EC-CUBEのカスタマイズ開発においては、プラグイン機構を最大限に活用し、将来のバージョンアップに影響を与えないカスタマイズ設計を行うことを徹底しています。これにより、EC-CUBEのセキュリティパッチやバージョンアップを継続的に適用しながら、独自のカスタマイズ機能を維持できる保守性の高いシステムを構築することが可能です。また、EC-CUBEの大規模サイト運用における負荷対策にも精通しており、データベースの最適化、キャッシュ戦略の設計、CDNの活用といったパフォーマンスチューニングのノウハウを豊富に蓄積しています。セール時やテレビ紹介時など、瞬間的にアクセスが急増するECサイト特有の負荷パターンに対応したインフラ設計の実績も持っており、安定した運用を求める企業にとって心強いパートナーと言えます。

得意領域・実績

クロスキューブが得意とする領域は、EC-CUBEの大規模カスタマイズと、既存ECシステムからEC-CUBEへの移行プロジェクトです。特に、商品数が数万点を超えるカタログ型ECサイトや、複雑な会員制度を持つECサイト、複数の決済手段を統合的に管理するECサイトの構築において、豊富な実績を持っています。EC-CUBEのカスタマイズでは、定期購入(サブスクリプション)機能、予約販売機能、ポイントモール機能、アフィリエイト連携機能、複数配送先管理機能など、ECサイト運営において頻繁に求められる機能の実装経験が豊富です。また、他のECプラットフォーム(Magento、Shopify、楽天RMS等)からEC-CUBEへの移行プロジェクトでは、商品データ、顧客データ、注文履歴データの移行はもちろんのこと、SEO評価を損なわないURL設計やリダイレクト設計、決済契約の引き継ぎなど、移行時に発生する多岐にわたる課題を包括的にサポートする体制を整えています。これまでの移行プロジェクトでは、データ欠損ゼロ・サービス停止時間を最小限に抑えた安全な移行を実現してきた実績があります。

EC-CUBE開発パートナー選びのポイント

EC-CUBE開発パートナー選びのポイント

ここまで6社のEC-CUBE開発パートナーをご紹介してきましたが、最終的にどの企業を選ぶかは、自社のプロジェクト要件や予算、求める支援範囲によって異なります。以下では、EC-CUBE開発パートナーを選定する際に特に重視すべき3つの観点について、具体的な確認方法とともに解説します。

実績と経験の確認方法

パートナー選定において最も確実な判断材料は、過去のEC-CUBE開発実績です。ただし、単に「EC-CUBEの開発実績があります」という回答だけでは不十分で、具体的な確認が必要です。確認すべき事項としては、EC-CUBEで構築したECサイトの規模(月間PV数、商品数、月商)、開発したECサイトの業種(食品、アパレル、化粧品、工業製品など)が自社の事業と類似しているか、EC-CUBEのバージョン対応(4系の経験があるか、2系からの移行経験があるか)、リリース後の保守運用の継続状況などが挙げられます。可能であれば、過去に構築した実際のECサイトを見せてもらい、デザインの品質、表示速度、購入フローの使いやすさを自分自身で体験して確認することも有効です。また、EC-CUBEの公式パートナー認定(インテグレートパートナー、プラチナパートナー)を取得しているかどうかも、技術力と実績の客観的な指標として参考になります。公式パートナーに認定されている企業は、EC-CUBEの開発元であるイーシーキューブ社による審査を通過しており、一定水準以上の技術力と実績が保証されています。さらに、EC-CUBEのオーナーズストアでプラグインを公開・販売している企業は、EC-CUBEの内部構造を深く理解している証拠となるため、技術力を測る上で有効な判断材料です。

技術力と専門性の評価

EC-CUBE開発パートナーの技術力を評価するためには、いくつかの具体的な観点があります。まず、EC-CUBE自体の技術力として、EC-CUBE 4系のSymfonyベースのアーキテクチャへの理解度、プラグイン機構を活用したカスタマイズ設計の方針、Doctrine ORMを用いたデータベース設計の最適化能力を確認します。EC-CUBEのカスタマイズにおいて、コアファイルを直接改変するアプローチを取る企業は避けるべきです。コアファイルの直接改変はバージョンアップやセキュリティパッチの適用を困難にするため、プラグイン機構やイベントリスナーを活用したカスタマイズ設計ができるかどうかは、技術力を見極める重要な指標となります。次に、EC関連技術の幅広さとして、決済連携(トークン決済、3Dセキュア対応、コンビニ決済、後払い決済)、外部システム連携(API開発、Webhook、バッチ連携)、フロントエンド技術(レスポンシブデザイン、PWA、AMP)への対応力を確認します。さらに、インフラ・セキュリティ力として、AWSやGCPでのEC-CUBEのホスティング経験、SSL/TLS設定、WAFの導入、脆弱性診断の実施体制なども重要な評価ポイントです。これらの技術力は、見積もり時の提案書の内容や、初回打ち合わせでの技術的な質問への回答の質から判断することができます。技術力が高い企業ほど、「この要件にはEC-CUBEのこのプラグインが最適です」「パフォーマンスを考慮するとこのアーキテクチャがおすすめです」といった具体的な改善提案を行ってくれる傾向があります。

プロジェクト管理体制の確認

技術力が高くても、プロジェクト管理体制が整っていなければプロジェクトは成功しません。ECサイト構築プロジェクトでは、デザイン、フロントエンド開発、バックエンド開発、決済連携、テスト、データ移行、サーバー構築といった多岐にわたるタスクが並行して進むため、プロジェクトマネジメントの品質がプロジェクト全体の品質を左右します。確認すべきポイントとして、まず開発手法(ウォーターフォール、アジャイル/スクラム)の対応可否と、自社のプロジェクトに適した手法の提案があるかを見極めます。ECサイトのリニューアルプロジェクトでは、要件が明確に定まっている場合はウォーターフォール型が、要件を段階的に固めていく場合はアジャイル型が適していますが、どちらの手法にも対応できる柔軟性を持つパートナーが理想的です。次に、進捗報告の頻度と方法(週次ミーティング、バーンダウンチャートの共有、Slack等でのリアルタイム連絡など)、テスト体制(テスト設計書の作成、テスト自動化の導入、ステージング環境でのクライアント確認フロー)を確認します。特にECサイトでは、決済処理のテスト、在庫連動のテスト、大量アクセス時の負荷テストなど、EC特有のテスト項目が多岐にわたるため、これらのテスト項目を網羅的にカバーできるテスト体制が整っているかどうかは重要な確認ポイントです。また、リリース後のサポート体制として、保守契約の内容(月額費用、対応範囲、対応時間)、障害発生時の初動対応の速さ(SLA)、EC-CUBEのバージョンアップやセキュリティパッチ適用の対応方針なども事前に明確にしておくことで、安定したECサイト運営を実現できます。

まとめ

EC-CUBE開発会社選びのまとめ

本記事では、EC-CUBE開発に強みを持つおすすめの開発会社・ベンダー6社と、開発パートナー選びのポイントを解説しました。紹介した6社はそれぞれに異なる強みを持っており、コンサルティングから一気通貫で支援するripla、EC-CUBEの開発元として最深の技術知見を持つイーシーキューブ、ECのマーケティングまで含めた総合支援が可能なアラタナ、基幹システム連携に強いシステムフレンド、デザインとUXに定評があるブルースタイル、EC-CUBE専門の深い知見を持つクロスキューブなど、プロジェクトの特性に応じて最適なパートナーは異なります。パートナー選定にあたっては、EC-CUBE開発の実績、技術力と専門性(特にEC-CUBE 4系への対応力)、プロジェクト管理体制の3つの観点を中心に、最低3社以上から見積もりを取得して総合的に比較検討することが重要です。ECサイトは構築して終わりではなく、日々の運用改善によって売上を伸ばしていくものですから、開発後の保守運用体制やマーケティング支援の有無も判断材料に加え、長期的なパートナーシップを築ける企業を選定してください。EC-CUBE開発に関するさらに詳しい情報は、以下の全体ガイドもぜひ参考にしてください。

▼全体ガイドの記事
・EC-CUBE開発の完全ガイド

株式会社riplaでは、IT事業会社出身のプロフェッショナルが「Impact-Driven型支援」を通じて、プロダクトやシステムの納品・提供を目的とせず、お客様と同じ目線で、事業成果の達成をゴールとして、高品質なDX/開発支援をいたします。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。IT事業会社出身のプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、「Impact-Driven型支援」を掲げ、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の実現に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。