結論から言うと、健康管理アプリの開発会社は、生活記録の使いやすさ、機器連携、データ管理のどこを重視するかで選びます。健康関連の実績がある場合も、実際の担当範囲を確認することが必要です。
公式の開発サービスや受託実績を確認できる6社を紹介します。掲載順は順位ではなく、一般の健康記録アプリを想定した比較です。医療機器への対応能力を一律に保証するものではありません。
生活記録や健康サービスの実績から選ぶ2社
神戸デジタル・ラボ:健康事業の構想から相談する
アシックスのヘルスケア事業支援事例では、事業アイデア、データビジネスの設計、プロダクト開発、事業拡大への支援を紹介しています。
画面の制作だけでなく、取得した情報をサービスへどう生かすかを検討したい案件の候補です。新規の健康支援事業を立ち上げる際は、事業検証と実装の分担を相談できます。
相談時には、自社で不足している役割を示します。
- 検討条件:利用者像や提供価値から整理する支援が必要か。
- 確認事項:データ分析、アプリ実装、運用のうち今回任せられる範囲はどこか。
公開事例と同じ成果を前提にせず、自社のデータ量や利用場面で検証計画を提示してもらいます。
ウンログ:日常の記録体験を重視する
ウンログ開発のサービス紹介では、他社向けの開発支援を提供しています。介護施設向けトイレセンサーのビューワー・記録アプリを受託開発した例も掲載されています。
自社アプリの提供者という理由だけで選ぶのではなく、受託範囲を確認できる候補です。記録を続ける操作や、機器から届く情報の見せ方を相談したい場合に検討できます。
面談では、記録対象に合わせて質問を変えます。
- 検討条件:入力や確認を日々続ける体験づくりを重視するか。
- 確認事項:対象機器の接続、管理画面、問い合わせ対応まで含められるか。
生活記録の知見と、自社が求める健康支援の専門知識は別に評価します。監修が必要な内容は、担当者と範囲を決めて依頼します。
データ基盤と継続利用の設計を相談する2社

ゆめみ:複数アプリやサービスの連携を考える
ゆめみのRIZAP向け共通API開発事例では、複数アプリで使うAPI群の開発を紹介しています。既存サービスとのデータ連携を伴う案件で検討する材料になります。
利用者向けアプリだけを新しく作っても、会員情報や記録が分断されると運用が増えます。既存システムの改修も必要な場合は、アプリとサーバーの担当範囲を合わせて相談します。
提案を比較する前に、接続条件を明らかにします。
- 検討条件:複数サービス間の会員・記録連携が必要か。
- 確認事項:既存APIの調査、認証、移行、障害調査を誰が担当するか。
この事例はAPI開発の根拠です。特定の医療機器やウェアラブルへの接続経験まで、そこから推定しないようにします。
一創:記録・通知・ウェアラブル連携をまとめて相談する
一創のヘルスケアアプリ開発サービスは、記録、可視化、通知、デバイス連携を支援対象として案内しています。
生活習慣の記録を中心に、手入力と自動取得の組み合わせを検討する候補です。サービス説明にある対応範囲を、自社案件の機器や記録項目に落として確認します。
見積もりには、連携後の例外処理も含めてもらいます。
- 検討条件:入力負担の軽減と、振り返り画面を一緒に作りたいか。
- 確認事項:許可の拒否、欠測、記録重複の試験をどこまで実施するか。
サービスページの説明は、個別案件の納期や価格の確約ではありません。対象端末と検証項目を渡し、具体的な体制を確認します。
品質管理や研究用途から検討する2社

フェンリル:アプリの品質と公開後の運用を重視する
フェンリルのプロダクト開発サービスは、要件定義から開発、専門の品質管理チームによる試験、公開と運用保守までを案内しています。
健康管理専業の会社としてではなく、モバイルアプリの開発体制を比較する候補です。複数OSでの使い勝手や、公開後の改修を継続したい案件で相談できます。
品質に関する要求は、試験条件にして渡します。
- 検討条件:実機試験や長期のアプリ保守を重視するか。
- 確認事項:健康データの権限、削除、機種変更を試験対象にできるか。
一般の開発体制だけで、健康分野の要件が満たせるとは限りません。必要な専門知識を、どの担当者や協力先で補うかも確認します。
京都エンタテインメントワークス:研究を伴う記録サービスを検討する
京都大学向け「おしゃべりけんこうノート」の制作実績を公開しています。同社の担当はデザインとフロントエンドで、自然言語処理は京都大学側の研究です。
研究の考え方を利用者の操作へ落とす案件では、研究担当者と開発担当者の議論が必要です。記録項目や試験条件を調整しながら作る体制を相談できます。
研究用途では、納品後の扱いも先に伝えます。
- 検討条件:研究計画に沿った記録やデータ出力が必要か。
- 確認事項:記録形式、実証期間、終了後の保守や削除をどう扱うか。
掲載事例から治療上の効果や認証対応までは判断できません。研究用の試作と、継続提供するサービスの要件を分けて見積もります。
6社から自社に合う候補を絞る方法

会社へ連絡する前に、記録対象、利用者、共有先、端末連携、公開後の担当者をまとめます。条件がそろえば、提案の違いを機能不足と役割分担の差に分けられます。
最終比較では、各社に同じ具体的な質問をします。
- 利用体験:一週間記録が途切れた人が、再開できる設計を提案できるか。
- データ管理:同意変更や退会時に、保存と共有をどう停止するか。
- 保守体制:OS更新や連携不良の調査を、誰がどの条件で担当するか。
価格だけを並べず、試作、実装、検証、運用を分けた見積もりを受け取ります。医療目的の機能を含む場合は、その検討体制を追加の選定条件にしてください。
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
