アプリ開発でおすすめの開発会社/ベンダー7選と選び方

アプリ開発の依頼先は、実績と経験、技術力と専門性、プロジェクト管理と保守体制の3つで比べると選びやすくなります。

取り上げる7社は、得意とする分野がそれぞれ異なります。そのため、自社の目的に近い会社かどうかを見極めることが大切です。

  • アプリ開発パートナー選びの重要性
  • 株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援
  • 株式会社アイリッジ|国内最大級の月間アクティブユーザー数を誇るOMO特化型会社
  • EPICs株式会社|ノーコードに特化したアプリ・システム開発会社
  • アプリ開発パートナー選びの実践的ポイント

アプリ開発を外部の会社に頼もうとすると、「どの会社に頼めばよいか分からない」「技術力や実績をどう見極めればよいか」と悩む方は少なくありません。

国内だけでも数百社以上のアプリ開発会社があり、費用や得意分野もさまざまです。そのため、自社に合ったパートナーを選ぶことは容易ではありません。

アプリ開発の失敗要因の多くは、技術的な問題ではなく、パートナー選定の段階にあると言われています。発注先を誤ると、予算超過、品質不足、リリース遅延といったリスクに直結します。

アプリ開発パートナー選びの重要性

アプリ開発パートナー選定を中心に、目標共有や変更対応、保守運用、実績に基づくリスク回避を配置した図。
技術力に加えて、開発前後の支援体制も並べて見渡せます。

アプリ開発プロジェクトの成否は、開発パートナーの選定に大きく左右されます。スマートフォンアプリ開発の費用相場は100万円〜500万円が一般的ですが、機能の複雑さや開発規模によっては1,000万円を超えるケースも珍しくありません。

これだけの投資を成功させるには、技術力に加えて、プロジェクト管理能力やコミュニケーション体制まで含めて総合的に評価できるパートナーを選ぶことが欠かせません。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

アプリ開発の失敗事例を調べると、技術的な問題より「要件の齟齬」「コミュニケーション不足」「プロジェクト管理の甘さ」が原因となるケースが圧倒的に多いことが分かります。

開発会社の技術スタックや使用言語の違いも重要ですが、それ以上に、ビジネス目標を共有できるかどうか、開発中の変更要求に柔軟に対応できるかどうかが、プロジェクトの成功率を大きく左右します。

また、リリース後の保守・運用体制を事前に確認しておくと、長期的な運用コストの見通しが立てやすくなります。さらに、実績が豊富な開発会社は、過去の失敗から学んだ知見を持っており、リスクを事前に察知して回避するノウハウが蓄積されています。

発注前に確認すべきポイント

開発会社に問い合わせる前に、アプリで実現したい機能や解決したい課題を具体的に言語化しておくと、会社側からより精度の高い提案が得られます。

予算の上限とリリースまでのスケジュール目標を決めておくと、見積もりの比較に役立ちます。さらに、iOS・Android両対応が必要か、将来的にバックエンドシステムとの連携が必要かといった技術要件も、事前に整理しておくと会社選びの基準が明確になります。

予算・スケジュール・技術要件を整理したうえで、複数社に見積もりを依頼すると、各社の提案内容・価格・体制を客観的に比較できます。

ポイント

パートナーを選ぶときは、技術力だけでなく、ビジネス目標を共有できるか、開発中の変更要求に柔軟に応じられるかを見ます。リリース後の保守・運用体制も、比べる項目に含めます。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。

営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

アプリ開発においても、単なる技術的な実装にとどまらず、ビジネス課題の本質を深く理解したうえで最適な開発方針を提案できる点が、大きな差別化ポイントです。

特徴と強み

riplaの最大の強みは、IT事業会社としての実務経験に基づいたコンサルティング能力と、高い開発技術力を兼ね備えている点にあります。

多くのシステム開発会社は「要件を決めてから発注してください」というスタンスをとります。一方でriplaは、要件定義の段階から伴走し、経営課題・業務課題の整理から、アプリの企画・設計・開発、リリース後の運用改善まで一貫して支援しています。

これにより、発注側の担当者がシステム開発に詳しくなくても、安心してプロジェクトを進められます。また、DX推進の観点からビジネスプロセス全体を俯瞰した提案ができるため、アプリ単体の開発にとどまらず、組織全体のデジタル化を支援できる点も高く評価されています。

得意領域・実績

riplaは、製造・流通・小売・サービス業など幅広い業種の企業に対して、業務効率化を目的としたアプリ開発の実績を多数持っています。特に、営業支援アプリ、顧客管理アプリ、社内業務効率化アプリなど、エンタープライズ向けのアプリ開発で豊富な経験を積んでいます。

既存の基幹システムとの連携が必要な複雑な要件にも対応できるため、「システムが複雑に絡み合っていて他社には断られた」というケースでの相談も多く寄せられています。

コンサルティング・設計・開発・保守をワンストップで提供することで、複数ベンダーへの発注管理の手間を省き、プロジェクト全体の品質とスピードを高める支援が可能です。

ポイント

要件が固まりきっていない段階から相談したい場合は、要件定義から伴走し、リリース後の運用改善まで任せられるかどうかを基準にすると比べやすくなります。

株式会社モンスターラボ|2,200件超の開発実績を誇るグローバル開発会社

株式会社モンスターラボは、世界12ヵ国25都市以上に拠点を構える、日本を代表するグローバルなアプリ・Webシステム開発会社です。

2,200件を超える豊富な開発実績を持ち、スタートアップから大企業まで幅広いクライアントのデジタルトランスフォーメーションを支援してきました。また、70カ国以上の国籍を持つ多様な開発チームを擁しており、グローバルなサービス展開を検討している企業にとっても頼れるパートナーです。

特徴と強み

モンスターラボの最大の特徴は、DX戦略立案からアプリ・Webシステムの設計・開発・運用までを一貫してカバーできるサービス体制にあります。デジタル戦略コンサルティング、UX/UIデザイン、テクノロジー開発の3つの専門領域を内製化しており、ビジネス課題の解決に向けた包括的なアプローチが可能です。

アジャイル開発を標準的な手法として採用しており、スピード感を持って機能を追加・改善しながら、市場に合わせた柔軟な開発が実現できます。さらに、海外拠点を活用したオフショア開発により、費用を抑えることもできます。品質を担保しながら、コスト効率を高める選択肢を提供しています。

得意領域・実績

モンスターラボは、フィンテック・ヘルスケア・小売・製造・エンタメなど、多様な業界での開発実績を持っています。スマートフォンアプリ(iOS・Android)の開発はもちろん、Webアプリケーション・APIシステム・データ基盤構築まで対応可能です。

特に、新規事業立ち上げや既存サービスのデジタル化といった0→1フェーズのプロジェクトに強みがあります。戦略レベルから技術実装まで一貫して伴走できる体制が、高く評価されています。

グローバル展開を見据えた多言語対応アプリや、複数プラットフォームに対応するクロスプラットフォーム開発の経験も豊富です。

ポイント

グローバル展開や0→1の新規事業を見据えるなら、海外拠点を活かせる体制か、戦略から技術実装まで一貫して伴走できるかを見ると判断しやすくなります。

フェンリル株式会社|400社600アプリ超の実績を誇るデザイン特化型開発会社

フェンリル株式会社は、2008年からスマートフォンアプリ開発を手がけ、400社600本以上のアプリ開発実績を持つ老舗のアプリ開発会社です。

「デザインと技術で驚きと感動を」を企業理念に掲げており、高い品質のUI/UXデザインと確かな技術力を組み合わせたアプリ開発が特徴です。

ビジネス戦略からマーケティング・ブランディングといった各分野のプロフェッショナルがワンチームとなってプロジェクトに参加する体制を整えており、技術と経営の両面からアプリの価値を高める支援が可能です。

特徴と強み

フェンリルの強みは、デザインと技術の両面で高い水準を維持しながら、ユーザー体験(UX)の向上に徹底的にこだわる姿勢にあります。見た目の美しさを重視するだけでなく、ユーザーがストレスなく目的を達成できるインターフェース設計を追求しており、リリース後のユーザー定着率や継続利用率が高いアプリを多数輩出しています。

iOS・Android両プラットフォームのネイティブ開発に加えて、Flutter・React Nativeなどのクロスプラットフォーム技術にも対応しています。そのため、予算や要件に応じた最適な開発手法を提案できます。

フェンリルでは、自社スタジオによるブランディング・動画制作なども内製しており、アプリのプロモーション支援まで一貫して対応できる点も特徴のひとつです。

得意領域・実績

フェンリルは、BtoCアプリ・BtoBアプリを問わず、金融・医療・EC・エンタメ・社内ツールなど幅広い業種のアプリを手がけています。

特に、ユーザー数が多くUI品質が事業成果に直結するコンシューマー向けアプリの開発で高い評価を得ており、大手企業の公式アプリ開発を多数受注してきた実績があります。

リリース後の保守・運用・機能追加も自社で担う体制が整っています。そのため、長期的なアプリ運用を見据えた安定したパートナーシップを築けるのが強みです。

bravesoft株式会社|500本超のアプリ開発実績を持つエンタメ・企業向け特化会社

bravesoft株式会社は、500本を超えるスマートフォンアプリのリリース実績を持つ、エンタメ系から企業向けまで幅広いジャンルに対応するアプリ開発会社です。

「TVer」や「bokete」など、ユーザーに広く知られた著名なアプリの開発を手がけた実績があり、最新技術への対応力と開発品質の高さが業界内でも高く評価されています。

企画・デザイン・開発まで一貫した体制を整えており、アプリの上流工程から参画できる点が特徴のひとつとなっています。

特徴と強み

bravesoftの強みは、エンタメ系アプリで培った「ユーザーが思わず使い続けたくなる」体験設計のノウハウと、大規模なトラフィックにも耐えられる堅牢なバックエンド開発技術の両立にあります。数百万人規模のユーザーが利用するアプリの開発・運用実績があり、スケーラブルなアーキテクチャ設計と安定したインフラ運用の知見を持っています。

AR・VR・AIなどの最新技術を積極的に取り入れた開発も手がけており、競合との差別化を図るための革新的な機能実装を求めるクライアントからの評価が高い会社です。さらに、企業向けアプリ(社内業務アプリや顧客向けサービスアプリ)でも豊富な実績があり、エンタメ系で得た技術力を企業課題の解決に応用できる点も評価されています。

得意領域・実績

bravesoftは、動画配信・ライブ配信・イベント管理などのエンタメ系アプリを中心に、EC・フィンテック・ヘルスケア・教育など多岐にわたる分野で開発実績を積み上げてきました。

TVer(テレビ東京系の見逃し配信アプリ)やbokete(大喜利SNSアプリ)など、数百万ダウンロードを記録するアプリの開発を担ってきました。そのため、高負荷環境での開発・運用ノウハウが充実しています。

iOSとAndroidのネイティブアプリ開発に加え、ReactやFlutterを活用したクロスプラットフォーム対応も得意としています。開発コストを抑えながら高品質なアプリを実現したいクライアントにも、柔軟に対応しています。

ポイント

ユーザー数の多いアプリや高負荷の運用を想定するなら、数百万人規模の利用に応えた開発・運用実績があるかを見ると判断しやすくなります。

株式会社グッドパッチ|デザイン主導で事業成果を創出するUX特化型開発会社

株式会社グッドパッチは、「デザインは投資である」という考えのもと、UI/UXデザインをコアとした事業成果の創出を支援するデザインパートナー企業です。

通算700件以上のプロジェクト経験を持ち、新規サービス・プロダクト開発から既存サービスの改善、DX推進、ブランド構築まで幅広く対応しています。

サントリーフーズインターナショナルの健康促進アプリ「SUNTORY+」をはじめ、ユーザー定着率が業界平均の3倍以上を達成した実績なども持ちます。デザインの力でビジネス成果を数値で証明してきた会社です。

特徴と強み

グッドパッチの最大の特徴は、デザインを「見た目の問題」ではなく「ビジネス戦略の核心」として捉えるアプローチにあります。ユーザーリサーチに基づく課題分析から始まり、競合分析からユーザーテストまでを繰り返しながら、事業目標に直結するアプリを設計・開発します。

グッドパッチ独自のデザインシステムや、プロトタイピングツール「Prott」の開発経験から生まれた知見を活用した開発プロセスは、他社にはない強みです。

デザインパートナー事業とデザインプラットフォーム事業の2つで運営しています。DesignerのキャリアプラットフォームであるReDesignerや、フルリモートのデザインチーム「Goodpatch Anywhere」など、独自のサービス群も展開しています。

得意領域・実績

グッドパッチは、大手企業の新規サービス立ち上げ、既存サービス改善、デジタル変革支援において豊富な実績を誇ります。

ヘルスケア・フィンテック・小売・製造・教育など幅広い業界で支援してきました。特に、ユーザーが日常的に使い続けることが重要なコンシューマー向けアプリや、社員の利用率向上が求められる社内ツールのUX改善で、高い成果を出してきました。

「このアプリ、なんか使いにくい」「ダウンロードされてもすぐ離脱してしまう」といった課題を抱える企業にとって、デザインの観点から根本的な解決策を提案できる数少ない会社のひとつです。また、エンジニアリングも内製しており、デザインから実装まで一貫したクオリティを保証しています。

株式会社アイリッジ|国内最大級の月間アクティブユーザー数を誇るOMO特化型会社

株式会社アイリッジは、OMO(Online Merges with Offline)アプリの開発・運用において国内トップクラスの実績と技術力を誇る上場企業です。

手がけたアプリの月間アクティブユーザー数は合計1億を超えており、大手企業の公式アプリを300以上支援してきた実績があります。

東急電鉄の公式アプリ・JR西日本のMaaSアプリ「WESTER」・三菱UFJ銀行公式アプリ・大手アパレルブランドのショッピングアプリなど、生活に密着した著名なアプリの開発を多数手がけてきた信頼性の高い会社です。

特徴と強み

アイリッジの最大の強みは、店舗の集客・販売促進に特化した自社開発マーケティングツール「FANSHIP」を保有している点にあります。FANSHIPは、アプリ内プッシュ通知・位置情報連携・クーポン配信・ポイント管理など、小売業の来店促進に必要な機能を網羅したプラットフォームです。

FANSHIPをアプリ開発と一体化して提供することで、開発後のマーケティング運用まで支援できる体制を整えています。また、2023年4月よりアプリのスクラッチ開発・パッケージアプリ・機能拡張をスピーディに実現する「APPBOX」の提供を開始しており、開発のスピードとコスト効率のさらなる改善にも注力しています。

アイリッジは、交通・金融・小売など、ミッションクリティカルな大規模アプリの開発・運用実績から生まれた堅牢な品質管理体制も、大きな特徴です。

得意領域・実績

アイリッジは特に、小売・流通・交通・金融・不動産業界のBtoCアプリ開発で突出した実績を持っています。顧客のリピート率向上・来店促進・会員エンゲージメント強化を目的とした公式アプリの開発が主な領域であり、ユーザーが日常的に開くアプリとして定着させる設計・運用ノウハウが充実しています。

東急電鉄をはじめとする大手インフラ企業のアプリ開発では、数百万人規模のユーザーに安定したサービスを提供するため、高可用性のアーキテクチャ設計も手がけています。ミッションクリティカルな環境での開発経験が豊富な点は、大手企業からの信頼に直結しています。

O2O・OMO戦略を推進したい流通・小売業の企業にとっては、特に相性の良い開発会社のひとつと言えます。

EPICs株式会社|ノーコードに特化したアプリ・システム開発会社

EPICs株式会社は、ノーコード技術を用いたアプリやシステム開発において、スタートアップから大企業まで幅広く支援するプロフェッショナル集団です。

Bubble正規公認代理店やAdalo公認エキスパートに認定され、これまでに200件以上の開発実績があります。

社員の約8割がエンジニアという強固な体制のもと、勤怠・収支管理アプリやヘルスケアアプリなどを迅速に開発します。専属デザイナーによるUI/UXデザインに加え、自社ノウハウを活かした開発後の集客・マーケティング支援まで、一気通貫で伴走できる信頼性の高い会社です。

特徴と強み

EPICsは、単にアプリを構築するだけでなく、ビジネスフェーズに応じた「最適な技術選定とスピード」を提供することに長けています。多様なノーコードツールの中から、開発要件に合わせて最も効果的なツールを見極めて実装できる柔軟性が強みです。

同社は、新規事業のクイックな検証に欠かせないMVP(最小限の実用製品)開発や、HP・LP・ECサイトの構築、さらにはロゴ制作までを、極めてスピーディーに形にします。

ユニークな「学生服専用フリマアプリ」など多様な案件に対応できる開発力があり、情報発信を続けている点も、信頼につながっています。

得意領域・実績

EPICsは特に、新規事業の迅速な立ち上げや市場検証(MVP開発)を求める、スタートアップから大企業まで幅広いビジネスモデルの支援で傑出した実績を持っています。顧客の課題解決を目的に、勤怠・収支管理、ヘルスケア、学生服向けなど、実用性と使いやすさを両立したアプリを手がけています。

Bubble正規公認代理店およびAdalo公認エキスパートとしての高度な技術力を背景に、プロジェクトごとに最適なノーコードツールを選定・実装する柔軟な設計思想が強みです。さらに、専属デザイナーによる洗練されたUI/UXデザインから、自社ノウハウを活かした開発後の集客・マーケティング支援まで一貫して伴走できる体制を整えています。

アイデアを早く形にし、公開後の運用やユーザー獲得まで見据えたい企業に向く開発会社です。

アプリ開発パートナー選びの実践的ポイント

アプリ開発会社の選定で確認する、実績と経験、技術力と専門性、プロジェクト管理体制と保守対応の3領域を並べた図。
3領域を同じ基準で確認すると、候補企業を横並びで見やすくなります。

開発会社を選ぶときは、価格だけでなく複数の観点から総合的に評価することが大切です。ここでは、失敗しないパートナー選びに特に重要な3つのポイントを詳しく見ていきます。

実績と経験の確認方法

開発実績は、件数や社数だけでなく、「自社が開発したいアプリに類似した実績があるか」を重点的に見ることが大切です。たとえば、エンタメ系アプリの開発実績が豊富な会社に業務系基幹アプリを頼むと、要件定義の進め方や開発手法が大きく異なるため、期待どおりの成果が得られないケースがあります。

会社のWebサイトに掲載されている事例ページを参照するとともに、可能であれば担当者に、プロジェクトの背景・課題・解決策を詳しく質問することをおすすめします。また、App StoreやGoogle Playで実際に公開されているアプリのレビューや評価点を見ると、ユーザーの実際の反応がわかるため、技術品質の参考になります。

発注側がNDA(秘密保持契約)を締結したうえで詳細な事例を紹介してもらえる会社であれば、より詳しい情報が得られます。

技術力と専門性の評価方法

アプリ開発の技術力を正確に評価することは、技術的な知識がない発注側の担当者にとって難しいことです。ただし、いくつかの確認方法があります。まず、使用技術スタック(開発言語・フレームワーク・クラウド基盤など)について説明を求め、その選定理由を聞いてみましょう。

自社の要件に合った技術を選んでいるかを説明できる会社は、技術的な判断力が高い傾向があります。次に、セキュリティ対策や個人情報の取り扱いについての方針・実績を確認することも大切です。

アプリには多くの場合ユーザー情報が絡むため、セキュリティ設計の知見がない会社への発注はリスクが高くなります。さらに、開発メンバーの経験年数や資格保有状況、過去に参加した規模の大きなプロジェクト事例なども、技術力の参考指標となります。

プロジェクト管理体制と保守対応の確認

アプリ開発プロジェクトでは、技術力と同じか、それ以上に、プロジェクト管理体制とリリース後の保守対応が重要です。開発会社を選ぶ際は、専任のプロジェクトマネージャー(PM)がつくかどうか、週次や月次の進捗報告の形式、課題が起きたときの連絡の流れ(エスカレーションルート)を必ず確認してください。

見積もりの段階で、各工程の期間、担当者、納めるものが明確に示されている会社は、プロジェクト管理体制が整っていると判断できます。また、リリース後の保守・運用体制についても、事前に確認しておくことが大切です。

OSのアップデート対応・バグ修正・機能改善の対応範囲と費用感を事前に把握しておくと、想定外のコストが発生するリスクを大幅に軽減できます。長期的に信頼できる相手かどうかを、こうした点から評価することが、アプリ開発の成功への近道です。

ポイント

複数社に見積もりを依頼し、実績との近さ、技術選定の理由、PMの体制、保守の範囲と費用を並べて比べると、会社選びの判断がつきやすくなります。

まとめ

アプリ開発でおすすめの開発会社・ベンダー7社を、特徴とあわせて紹介してきました。

株式会社riplaは、コンサルティングから開発・運用まで一気通貫で支援できる点が最大の強みです。要件定義の段階から伴走して成果を出すパートナーを求める企業に、特におすすめです。

モンスターラボは、グローバルな2,200件超の実績と多様な技術力が特徴です。フェンリルは、デザイン品質の高さと400社600アプリ超の経験、bravesoftは、エンタメ系アプリで培った最新技術への対応力が強みです。グッドパッチはデザイン主導のビジネス成果創出、アイリッジはOMO領域での国内最大級の実績が、それぞれの特徴です。

アプリ開発会社は、価格や規模だけで判断せず、自社の課題・業界・アプリの目的に近い実績を持つ会社を選ぶことが、成功の鍵となります。

まずは複数社に相談・見積もりを依頼し、提案の質やコミュニケーションの取りやすさを比べたうえで、長期的なパートナーとして信頼できる会社を選んでください。

アプリ開発への投資を最大限に活かすためにも、ぜひこの記事を参考に、最適なパートナー選定を行ってください。

会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。