公式アプリ開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

公式アプリ開発に強みを持つ6社を、実績・得意領域・特徴の観点で比べます。得意な業界や技術、運用体制は会社ごとに違うため、同じ観点で見比べると自社に合う会社を選びやすくなります。

本テーマに関する全体ガイドは、以下の記事をご覧ください。

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公式アプリ開発パートナー選びの重要性

公式アプリのパートナー選びで確認する初期設計、技術選定と品質、継続支援と運用・改善を3つのパネルで示した図解。
開発前の設計からリリース後の支援まで、確認点が続きます。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

公式アプリでは、初期設計と継続支援の両方を選定の時点で確かめておく必要があります。

  • 初期設計:技術選定と品質の水準
  • 継続支援:運用・改善までの体制

公式アプリは企業とユーザーを結ぶ重要な接点で、一度リリースすると、仕様変更や品質改善に追加のコストと時間がかかります。特に、開発初期の設計ミスや技術選定の誤りは、後工程での大幅な手戻りを引き起こすことも珍しくありません。

実際に、アプリ開発プロジェクトの失敗事例の多くは、開発パートナー選定の段階での不一致が原因となっています。たとえば、費用の安さだけで開発会社を選んだ結果、品質が低く、リリース後に多額のリカバリー費用が発生した事例も報告されています。

公式アプリは継続的な運用・改善が前提となるため、開発後のサポート体制も重要な選定基準になります。ユーザーの声をもとにした機能追加やOSのバージョンアップへの対応を長期にわたって担い、伴走してくれるパートナーの存在が、アプリの成功を左右します。

リリース後も運用を続けていく前提で、運用フェーズも含めて包括的なサポートを提供できる会社かどうかを確かめることが、プロジェクトの成否を分けます。

発注前に確認すべきポイント

発注前には、実績と運用体制が自社の要件に合うかを照らし合わせます。

  • 実績:業種・規模の近い事例
  • 運用体制:保守とセキュリティの対応

業界特有の法規制やビジネスロジックへの理解度は、過去の実績から読み取れます。

公式アプリはブランドイメージを体現するため、デザインの質も判断材料になります。

  • 開発実績:同業種・同規模のアプリ開発の経験
  • UI/UXデザイン:ポートフォリオや事例集での品質
  • 保守・運用体制:バグ対応、OS対応、セキュリティの体制

保守・運用では、バグ対応のレスポンスタイムやOSアップデートへの追従スピードが運用品質を左右します。個人情報や決済情報を扱うため、セキュリティの専門知識と実績も必要です。

発注側は、各項目を総合して評価したうえで、複数社から見積もりを取り、比べます。

ポイント

開発会社は、初期設計の確かさとリリース後の支援体制の両方で比べます。どちらか一方だけで選ぶと、後の手戻りにつながりやすくなります。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発までを一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を生かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みを持ちます。

営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築と導入の実績があります。こうした実績を生かし、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

riplaの特徴は、業務理解から定着支援までを一体で考える点です。

  • コンサルティング視点:ビジネスゴールから見た要件の整理
  • 定着支援:現場で使い続けられる仕組みづくり

riplaの最大の強みは、ビジネス課題の解決を起点としたコンサルティング視点を持つ点です。受託開発だけで終わらず、事業の成果を見据えて進めます。

要件定義の段階からビジネスゴールを明確にし、システム開発がどう事業成果に貢献するかを意識した提案を行います。さらに、経営層や事業部門とも対等に話し合いながら、実効性の高いシステム構築を実現しています。

IT事業会社として自社でシステムを活用してきた実績があり、現場での使い勝手や定着に関するノウハウが豊富な点も、大きな差別化ポイントです。

得意領域・実績

riplaの対応領域は、基幹業務と公式アプリの両方に広がります。

  • 基幹業務:営業・顧客・生産・販売管理に対応
  • 公式アプリ:要件整理から改善まで支援

基幹業務を支えるシステムの構築でも、豊富な実績を持ちます。特に、既存業務フローの分析から定着支援までを一括して担えることが強みです。

公式アプリ開発でも、ビジネス要件の整理から、ユーザー体験の設計、技術選定、開発、リリース後の改善サイクルの構築まで、一貫した支援が可能です。

DXを進めたいものの何から手をつけてよいか分からない企業にとって、頼れる戦略パートナーになります。

フェンリル株式会社|デザインと技術にこだわった高品質アプリ開発

フェンリル株式会社は、大阪府大阪市に本社を置き、国内5拠点で事業を展開するアプリ開発会社です。2008年からスマートフォンアプリの開発に携わっており、業界の黎明期から積み上げてきた豊富な経験と高い技術力が特徴です。

「デザインと技術にこだわったプロダクトとサービスの制作」を企業理念に掲げ、ユーザーに長く愛され続けるアプリの開発を追求しています。これまでに400社以上のクライアントに対し、600本を超えるアプリを開発してきました。

特徴と強み

フェンリルは、共同開発と品質保証を強みにしています。

  • 共同開発:事業目標を踏まえた課題への向き合い方
  • 品質保証:デザイン・技術・QAを一体で回す体制

フェンリルの最大の特徴は、クライアントと一丸となって開発を進める「共同開発」スタイルにあります。

仕様書どおりのものを作るだけでなく、クライアントの事業目標やユーザーへの想いを深く理解したうえで、共に課題へ向き合います。この姿勢が、多くの企業から高い評価を得ています。

デザインと技術の両分野にプロフェッショナルを揃え、ユーザー体験を重視した高品質なアプリの制作が得意です。

さらに、JSTQB認定のQAエンジニアによる品質保証体制があり、リリース前の品質担保にも万全の対応が可能です。また、AWSを中心としたクラウドインフラの設計・構築も強みの一つで、スケーラブルなバックエンド環境の構築にも対応しています。

得意領域・実績

フェンリルは、モバイルからバックエンドまで幅広く対応します。

  • 対応領域:iOS・Androidからバックエンドまで
  • 業界実績:金融・小売・交通などでの開発経験

ネイティブアプリやWebアプリの開発から、モバイルバックエンドの構築まで、幅広い技術領域をカバーしています。特に、大手企業の公式アプリ開発で顕著な実績を持ちます。

たとえば、Nintendo Switchの公式アプリや、イオン銀行公式アプリ、ANAマイレージクラブアプリなど、国内を代表する企業のアプリを数多く手がけています。こうした実績は、高い品質水準と安定したプロジェクト遂行能力を示しています。

業種を問わず多様なプロジェクトに対応できる汎用性も評価されており、エンターテインメントを含む幅広い業界での開発経験があります。

モバイルアプリ開発の勉強会「Mobile Act」を主催するなど、技術コミュニティへの貢献にも積極的です。また、最新技術の習得を続けている点も、信頼の根拠となっています。

ポイント

共同開発で課題に向き合えるか、デザイン・技術・QAを一体で進められるかを見ます。事業目標を理解したうえで相談できるかも、比べる際の目安になります。

bravesoft株式会社|累計1億ダウンロード超の圧倒的な開発実績

bravesoft株式会社は、スマートフォン黎明期からアプリ開発に携わり、累計800本以上のアプリを開発してきた実績を持つ企業です。累計のダウンロード数は1億を超えており、アプリ開発業界でも群を抜く規模です。

「ボケて」「TVer」「首相官邸」「31アイスクリーム」など、一般ユーザーに広く浸透したアプリを多数手がけ、多様なジャンルでの開発経験が豊富です。取引企業は300社以上にのぼり、幅広い業界のクライアントから信頼を得ています。

特徴と強み

bravesoftは、企画から運用までを一貫して支援します。

  • 企画力:アプリの構想から開発まで
  • 運用力:リリース後の改善まで支援

bravesoftの大きな強みは、受託開発と自社事業を並行して運営しているため、事業会社としての視点からアプリ開発を捉えられる点にあります。

代表自身がエンジニアで、社員の半数以上をエンジニアが占めています。こうした体制から、技術力の高さは業界内でも定評があります。

企画・プランニング段階から専任の部署がクライアントをサポートする体制が整っており、アイデア段階から相談できる柔軟さも特徴です。

ノーコード・ローコードを活用した開発にも対応しており、開発スピードとコスト効率の両立を実現しています。

加えて、企画からデザイン、開発、リリース後のマーケティング支援まで、プロジェクト全体を内製化した体制で一貫して担えます。そのため、複数の外注先と調整する手間が省けることも評価されています。

得意領域・実績

bravesoftは、スマートフォンと大規模サービスの経験を生かします。

  • アプリ開発:スマートフォンアプリでの経験
  • 大規模案件:多くのユーザーが使うサービスへの対応

bravesoftは、消費者向けの公式アプリ開発で特に高い実績を持ちます。飲食・小売・エンターテインメント・官公庁など、多岐にわたる業界での開発経験から得た知見を生かし、ユーザーに使い続けてもらえるアプリの設計に長けています。

イベント関連のDXソリューション「eventos」を自社プロダクトとして展開しており、イベントアプリの開発・導入実績は国内10,000件を超えます。

こうした自社プロダクトの運営を通じて、ユーザー行動の分析やグロースハックの手法を得ています。その知見をクライアントのアプリ開発にも応用できる点が、他社との差別化ポイントです。

ダウンロード数や継続率を高めるためのプロモーション支援まで含めて、包括的なサービスを提供している点も特筆すべきです。

株式会社モンスターラボ|グローバル体制で2,200件超の開発実績

株式会社モンスターラボは、世界12カ国25都市以上に拠点を構えるグローバルなデジタル開発企業です。グループ全体で1,200名以上のメンバーが在籍しており、アプリ開発の実績は2,200件を超えます。

この実績数はアプリ開発業界のなかでも際立っています。多くのビジネス課題と向き合ってきた経験の蓄積が、同社の最大の強みです。国内市場だけでなく、グローバル展開を見据えたアプリを検討する企業にとって、頼もしいパートナーといえます。

特徴と強み

モンスターラボは、グローバル体制と柔軟性を備えています。

  • グローバル体制:国内外の開発拠点の活用
  • 柔軟性:事業や地域に合わせた開発

モンスターラボの特徴は、ビジネス設計・デザイン・開発のすべてを一気通貫でカバーする体制です。各分野のプロフェッショナルをプロジェクトに最適な形でアサインし、アジャイル手法を中心とした柔軟な開発プロセスを採用しています。

UI/UXデザインへの高い注力も同社の特徴であり、ユーザーが直感的に使いこなせる洗練されたデザインの提供が得意です。

同社は、「セカイラボ」と呼ばれるグローバル開発チームを活用して、コストを抑えつつ質の高い開発を実現できます。

品質保証チーム「テスター・ラボ」によるセキュリティ診断や動作検証も充実しており、リリース前の品質管理でも安心感があります。

グローバル展開を支える多言語対応や海外市場分析のアドバイスも提供しています。国際展開を目指す企業にとって、非常に心強い存在です。

得意領域・実績

モンスターラボは、多数の開発経験を海外展開にも生かせます。

  • 開発実績:多数のプロジェクト経験
  • 海外展開:国際展開を視野に入れた開発への対応

金融・小売・製造・ヘルスケア・エンターテインメントなど、様々な業界にわたる2,200件超のプロジェクト実績を持ちます。

大企業から中堅企業まで、規模を問わず対応してきた経験から、プロジェクトの規模感や複雑さに応じた最適な開発体制を提案できます。

特にDX推進の文脈での実績が豊富で、既存の業務プロセスをデジタル化・効率化するアプリ開発で高い評価を得ています。

グローバル市場でのアプリ展開を目指す企業には、ローカライゼーション対応や海外ユーザーのインサイト収集など、グローバル展開に特有の課題へのサポートも充実しています。

国内外での豊富な知見は、プロジェクトの成功確率を高めるうえで大きな武器になっています。

株式会社アイリッジ|公式アプリ開発とOMOソリューションを融合

株式会社アイリッジは、2008年の創業以来、スマートフォンの黎明期から公式アプリの開発に特化してきた企業です。2015年に東京証券取引所グロース市場へ上場しており、信頼性の高い上場企業として多くの大手クライアントから選ばれています。

流通・小売の大手企業、メガバンクを含む金融機関、鉄道関連企業など、社会インフラを担う企業の公式アプリを数多く手がけています。高いセキュリティ水準と安定したシステム品質が求められる案件での実績も豊富です。

特徴と強み

アイリッジは、OMOと改善運用を一体で支援します。

  • OMO:アプリと来店・購買の結び付け
  • 改善運用:ビジネス成果を見据えた支援

アイリッジの際立った強みは、アプリ開発だけで終わらない点です。

OMO(Online Merges with Offline)ソリューションとして、アプリの活用を提案できます。自社開発のマーケティングツール「FANSHIP」を使えば、アプリを通じた来店促進や購買促進、顧客エンゲージメントの向上まで一体で支援できます。

アプリを作るだけでなく、ビジネスの成果に結びつける運用・改善サイクルを提供できます。こうした点が、多くの大手企業から選ばれ続けている理由といえます。

2023年4月からは「APPBOX」と呼ばれるアプリビジネスプラットフォームの提供も開始しています。スクラッチ開発、パッケージアプリ、機能拡張を組み合わせて、スピードとコスト効率を両立できます。

得意領域・実績

アイリッジは、大手企業の大規模アプリに対応してきました。

  • 大手企業:小売・流通や金融のアプリ
  • 大規模運用:高負荷・高セキュリティ環境を支える

アイリッジは、業界トップクラスの実績を持ちます。

たとえば、ファミリーマートのバーコード決済機能付きアプリ「ファミペイ」は、数千万人規模のユーザーが利用する大規模アプリです。その開発を担ったことは、同社の技術力と信頼性を示す代表的な実績です。

また、JR西日本の公式アプリ「WESTER」や三菱東京UFJ銀行の公式アプリなど、社会インフラを担う企業の公式アプリも手がけています。高負荷・高セキュリティ環境での開発ノウハウが蓄積されています。

累計8,700万ユーザーを超えるアプリの開発・運用に携わってきました。こうした経験から得た知見は、公式アプリの品質と事業成果を追求する企業にとって価値があります。

ポイント

公式アプリの開発だけでなく、来店や購買につなげる運用・改善まで任せたいかで見ると判断しやすくなります。大規模アプリの運用実績も併せて確かめてください。

株式会社クロス・コミュニケーション|マーケティング視点で成果を生み出すアプリ開発

株式会社クロス・コミュニケーションは、マーケティングリサーチ大手の「クロス・マーケティンググループ」の一員です。マーケティング領域の深い知見とアプリ・Web開発の技術力を融合させ、独自の価値を提供しています。

これまでに300件以上のアプリ開発およびWeb開発の実績を積み上げており、多種多様な業界でのプロジェクト経験が豊富です。グループのマーケティングリサーチ機能を生かした根拠のある提案ができる点も、他の開発会社との大きな差別化ポイントです。

特徴と強み

クロス・コミュニケーションは、分析から効果検証まで進めます。

  • 分析:ユーザー調査からの課題発見
  • 効果検証:開発後の成果の把握

クロス・コミュニケーションの最大の強みは、マーケティングの視点を取り入れたアプリ開発にあります。

仕様書どおりの機能を実装するだけでなく、ターゲットユーザーのリサーチと分析を徹底したうえで、効果を最大化する戦略の立案から支援します。同社は、「現状分析→課題発見→施策立案→開発→効果検証」というサイクルを重視しています。

開発したアプリがビジネス成果を生むかを重視するクライアントから、高い支持を得ています。

最新のUI/UXデザインと、AR(拡張現実)などの先端技術を組み合わせた開発にも対応しています。競合他社との差別化を図りたいクライアントのニーズにも応えられる技術力があります。

企画立案から開発・実装・運用まで、プロジェクト全体をワンストップでサポートする体制が整っている点も、クライアントが同社を選ぶ理由の一つです。

得意領域・実績

クロス・コミュニケーションは、金融アプリとデータ活用に強みがあります。

  • 金融アプリ:高いセキュリティ要件への対応
  • データ活用:分析基盤の改善サイクルへの活用

たとえば、ソニー銀行のアプリやタカシマヤカードアプリ、JACCSアプリなどがあり、金融分野の複雑な要件への対応経験が蓄積されています。厳格な品質管理が求められる案件にも対応できます。

同社は、通信・インフラ系企業のアプリ開発にも実績があり、大規模ユーザーを抱えるサービスの安定稼働を支えるシステム設計にも長けています。

株価のリアルタイムレート取得など、技術的難易度の高い要件を持つアプリの開発事例もあります。こうした事例から、複雑な要件を持つプロジェクトにも対応できる技術力が示されています。

マーケティングリサーチグループの一員として、ユーザーデータの収集・分析基盤の構築も得意としています。こうしたデータを生かして、アプリを改善するサイクルの構築を支援できる点も大きな強みです。

公式アプリ開発パートナー選びのポイント

公式アプリ開発パートナーを比較する際の確認項目として、事例、技術スタックと品質管理、PMの専任体制を並べたチェックリスト。
事例・技術・管理体制を同じ目線で見比べられます。

実績と経験の確認方法

実績は、事例と協業の実態の両面から見ます。

  • 事例:自社に近い業界と規模の事例
  • 協業実態:レビューやリファレンスでの確認

「○○件の開発実績」という数字だけでは、自社に合う会社かどうかは判断しにくいものです。

重点を置いて見るべきなのは、自社の業界や規模に近いプロジェクトの事例があるかどうかです。

ポートフォリオや事例集を取り寄せるほか、実際にリリースされたアプリをダウンロードして使ってみると、品質を直接確かめられます。

また、クライアントの声やレビューを見ると、開発会社との協業の実態が分かります。特に、プロジェクトが計画どおりに進んだかと、やり取りのしやすさは見ておきたい点です。

リリース後のサポートが適切だったかなど、数字には表れない情報も判断材料になります。可能であれば、既存クライアントへのリファレンスチェックを行うと、より精度の高い評価ができます。

技術力と専門性の評価

技術力は、技術スタックと品質管理の両面から見ます。

  • 技術スタック:自社要件との適合
  • 品質管理:診断、テスト、脆弱性対応の体制

技術力を見る出発点は、使用する技術スタックが自社の要件に合っているかどうかです。iOS・Androidのネイティブ開発に対応しているかも、まず押さえておきます。

FlutterやReact Nativeなどのクロスプラットフォーム開発に精通しているかで、開発コストやパフォーマンスの仕上がりが大きく変わります。

セキュリティへの取り組みも、重要な評価軸です。個人情報や決済情報を扱うため、セキュリティ診断の実施やセキュアコーディングの実践も押さえておきます。

脆弱性への対応プロセスが整っているかも、確かめる必要があります。さらに、CI/CDパイプラインの整備や自動テストの導入など、開発効率と品質を高める仕組みがあるかも見ます。

長期的なパートナーシップを考えるとき、こうした点は評価の際に欠かせない項目です。

プロジェクト管理体制の確認

管理体制では、管理者の配置と進め方を事前に押さえます。

  • 管理者:PMの専任体制
  • 進め方:進捗・課題管理と開発手法

アプリ開発を円滑に進めるには、開発会社のプロジェクト管理体制を事前に十分確かめておく必要があります。まず、プロジェクトマネージャーに専任の体制が整っているかを見ることが大切です。

PMが複数のプロジェクトを掛け持ちしていると、連絡に遅れが出たり、課題への対応が後手に回ったりするおそれがあります。次に、進捗管理や課題管理の方法も見ておきたいところです。

週次の進捗報告会の実施や、プロジェクト管理ツールの共有など、透明性の高い管理体制を持つ会社なら、問題の早期発見と対処がしやすくなります。

開発手法がウォーターフォールかアジャイルかによって、要件変更への柔軟性や、途中で成果物を確かめる時期が変わります。

自社の状況や要件の確定度合いを踏まえて、どちらの開発手法が合うかを見極めたうえでパートナーを選ぶことが、プロジェクト成功への近道です。

ポイント

実績は件数ではなく、協業の実態まで含めて見ると判断しやすくなります。技術力と管理体制は、自社の要件との適合で比べます。

まとめ

ここまで、公式アプリ開発に強みを持つ6社の特徴と実績を紹介しました。

株式会社riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援でき、ビジネス成果の創出とシステムの定着を重視しています。フェンリル株式会社は、400社・600本超の実績を持ち、デザインと技術にこだわった高品質なアプリ開発を強みとしています。

bravesoft株式会社は、累計1億ダウンロード超という圧倒的な実績を持ち、企画から運用まで一気通貫で対応できます。株式会社モンスターラボは、グローバル体制で2,200件超の開発実績を持ち、国際展開を視野に入れた開発にも対応しています。

株式会社アイリッジは、OMOソリューションを融合した公式アプリ開発に強みを持ち、ファミペイやJR西日本の公式アプリなど、大規模な開発実績も光ります。株式会社クロス・コミュニケーションは、マーケティングリサーチグループの知見を生かし、データに基づいた戦略的なアプリ開発を提供しています。

公式アプリ開発パートナーの選定は、アプリの品質だけでなく、長期的なビジネス成果にも大きく影響する重要な意思決定です。

各社の特徴を理解したうえで、自社の事業目標や予算、スケジュールに合うパートナーを選んでください。まずは複数社に相談し、提案内容や担当者との相性を比べることをおすすめします。

最適な開発パートナーを選ぶ際の一助となれば幸いです。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。