ASP.NET Coreのシステム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

ASP.NET Coreのシステム開発会社は、C#の技術力に加えて、業務要件から保守までを比べることが大切です。

株式会社riplaを含む計6社を、業務Webシステムの実績や2026年時点の費用目安から比べます。移行案件か新規開発かで、必要な技術範囲と運用体制は変わります。そのため、次の観点から整理します。

  • 業務要件と移行:業務の要件と既存システムの引き継ぎ方
  • クラウドとデータベースの連携:クラウド基盤とDBをどう組み合わせるか
  • RFPと費用:見積もりの前提と費用の内訳
  • テストと保守:検証の範囲と、稼働後の保守体制

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・ASP.NET Coreのシステム開発の完全ガイド

ASP.NET Coreのシステム開発パートナー選びの重要性

ASP.NET Coreのシステム開発会社を比較する担当者

ASP.NET Coreは、C#と.NETを基盤にしたWebアプリケーション開発フレームワークです。Windows ServerだけでなくLinuxやクラウドにも配置でき、SQL Server、PostgreSQL、MySQLなどのデータベースや外部API、認証基盤と組み合わせて業務システムを構築できます。

発注側は、フレームワーク名だけでなく、自社の業務をシステムへ落とし込む力も比べる必要があります。

パートナー選定が成否を分ける理由

業務システムでは、次の機能が互いに関係し合います。

  • マスタ管理:顧客・商品・社員など
  • 登録と承認:受注・売上・在庫の登録、申請・承認
  • 入出力と連携:CSV入出力、帳票、メール通知、外部システム連携

導入後にExcelや紙の作業を残さないためには、例外処理や表記揺れのあるマスタを整理し、誰がどのデータをいつ確定させるかまで決めておく必要があります。

さらに、個人情報、契約情報、給与、取引情報を扱う場合は、認証・認可や操作履歴の記録が欠かせません。保存期間、バックアップ、障害時の復旧目標も、あらかじめ定めておく必要があります。

ASP.NET Coreには認証や依存性注入などの基盤機能がありますが、安全な運用を自動的に保証するものではありません。そのため、要件定義からテスト、監視、脆弱性対応まで確認できる会社を選ぶことが大切です。

発注前の確認ポイント

発注前には、次の条件を一枚にまとめておきます。条件がそろっていないと、会社ごとの見積もりを比べにくくなります。

  • 規模:利用者数、ピーク時の同時接続数、画面数、帳票数、データ件数
  • 既存資産と連携:既存ソースコードの有無、外部連携先
  • 納期:希望納期

既存システムがある場合は、Web Forms、ASP.NET MVC 5、ASP.NET Framework、古い.NET Coreのどれを使っているかを調べます。DBや帳票部品、Windows認証も含めて調査対象にします。

見積もりは、要件定義、設計、実装、テスト、移行を工程ごとに分けてもらいます。さらに、教育、インフラ構築、リリース、保守も別々に示してもらうと、どこに費用がかかるかを会社間で比べやすくなります。

担当エンジニアが打ち合わせに参加するか、設計書やテスト仕様書、ソースコード、DB定義、運用手順書を納品するか、契約終了時にデータを返却できるかは、会社比較の初期段階で確かめておきたい点です。

ポイント

業務システムは、業務ルールや例外処理をどこまで理解できるかで成否が分かれます。フレームワーク名より、業務を要件に落とし込む力と稼働後の保守まで見て比べます。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaのシステム開発支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を生かし、ビジネスの成果を生み出すことと、システムを現場に定着させることに強みがあります。

営業、顧客、生産、販売管理など幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業ごとの業務要件に柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

riplaの強みは、開発言語やフレームワークを先に決めてしまうのではなく、業務上の課題と実現したい成果からシステムの形を考えられる点です。

ASP.NET Coreを使う場合も、既存のMicrosoft製品や社内認証、SQL Serverを活かすのか、クラウドへ移行するのかを整理します。そのうえで、必要な部分から段階的に開発する相談ができます。

得意領域・相談に向く案件

営業・顧客・生産・販売など複数部門をまたぐ基幹業務を整理したい企業、既存のExcelや個別ツールをまとめたい企業、導入後の定着まで伴走してほしい企業に向いています。

最初から大規模なマイクロサービスにはせず、主要業務をモノリスで始めます。利用状況に応じてAPI分割や非同期処理を加えていく、段階的な設計も相談しやすい領域です。

ポイント

riplaは、ASP.NET Coreを既存資産や社内認証とどう組み合わせるかを、業務の課題から整理できるかで比べます。相談したい案件が得意領域に合うかも見ておくとよいでしょう。

株式会社システム・クリエート・センター|業務知識とクラウド構築を組み合わせた支援

システム・クリエート・センターの業務システム開発

株式会社システム・クリエート・センターは、企画から開発、導入、運用保守まで一括で提供するITサービス会社です。公式サイトでは、ASP.NET Core MVC、.NET Core、AWS、Microsoft Azure、Google Cloudなどの技術やクラウド環境への対応を掲載しています。

金融、航空、通信、医療、官公庁、出版など幅広い分野に導入先があり、実在する企業です。

特徴と強み

同社は特に、勤務管理や金融の住宅ローン分野に業務知識があると、公式サイトで説明しています。

ASP.NET Core MVCを使った画面やAPIだけでなく、クラウド環境、認証、データベース、運用保守を含めて相談したい場合に比較しやすい会社です。

同社はAWSのテクノロジーパートナーとしても記載されており、クラウドを前提とした構成を検討できます(出典:株式会社システム・クリエート・センター公式サイト、2026年8月確認)。

得意領域・実績

銀行・金融関連、勤務管理・資格管理、回線工事管理など、業務ルールや権限が複雑なシステムを検討する企業に向いています。

同社の公式サイトでは、銀行やモーゲージバンク、勤務管理、回線工事管理の開発実績を紹介しています。

提案の場では、自社の業界用語や例外処理を担当者が要件定義書に反映する方法を確認すると、技術と業務知識の適合度を見極めやすくなります。

ポイント

業務ルールや権限が複雑なシステムなら、業務知識とクラウド構成を一緒に相談できるかが比べどころです。提案の場で業界用語や例外処理の扱いを聞くと、適合度を見極めやすくなります。

株式会社NCE|Azure PaaSとASP.NET Core MVCによる業務Webシステム

株式会社NCEのASP.NET Core業務システム開発

株式会社NCEは、福島・東京・静岡を拠点にソフトウェア開発や受託開発を行う企業です。公式の開発実績ページには、Microsoft AzureのPaaSを使った学習塾管理システムが、C#とASP.NET Core MVCで開発されたと明記されています。

管理者はPC、講師・生徒・保護者はスマートフォンやタブレットを利用する構成です。

特徴と強み

塾生・保護者の管理、講習会、オンライン予約を含めて、一つの業務システムにまとめた実績があります。ほかに、入退室、成績、SNS連携の機能も含まれています。

NCEの実績は、複数の利用者区分とスマートフォン対応を含むWebシステムを検討する企業に適しています。

PaaSを使ったクラウド構成は、サーバーの調達や運用を簡素化しやすい一方で、月額費用やバックアップ、障害時の復旧方法を設計する必要があります。

得意領域・実績

業務に合わせた受託開発を検討する企業が、相談しやすい候補です。対象になりやすいのは、顧客・会員管理、予約、勤怠のような業務です。さらに、在庫・生産、販売管理も含まれます。

NCEは公式サイトで、オーダーメイド開発の利点として、業務に合った機能、将来の機能拡張、企業間やシステム間のデータ連携、アフターサポートを挙げています。

問い合わせの際は、既存Excelからの移行件数と、現場がスマートフォンで行う操作を具体的に伝えるのがおすすめです。

株式会社マキバレ|ASP.NET Core 6.0とSQL Serverを使う金融・製造系開発

株式会社マキバレの業務システム開発

株式会社マキバレは、大手企業向けのシステム開発・保守や受託開発を行う実在企業です。

公式サイトの開発実績には、金融業向けのFX取引システムでASP.NET Core 6.0とSQL Server 2022を使ったことが掲載されています。さらに、ASP.NETやASP.NET MVC 5を使った販売管理、経費管理、製造流通、部品管理などの実績も確認できます。

特徴と強み

ASP.NET Core 6.0とSQL Server 2022という具体的な組み合わせを公開しているため、C#だけでなくMicrosoft系のDB環境を使った業務システムの相談先を探している企業に向いています。

FX取引のように注文や入金を扱うシステムでは、正確なデータ更新、権限、監査、障害時の復旧が重要になります。そのため、同様の非機能要件を自社案件でどこまで担えるかを確認します。

得意領域・実績

金融、製造、販売、経費、部品、図面など、データ項目や業務ルールが多い管理システムを比較したい企業が候補にしやすい会社です。

既存のASP.NET FrameworkやASP.NET MVC 5を段階的に刷新したい場合は、全面再開発だけでなく、画面単位の移行、API化、データ連携のどこから始めるかを提案してもらいます。

公開実績のバージョンと自社の希望バージョンが異なるため、保守期限やアップグレード計画の確認も欠かせません。

イースト株式会社|レガシーなWindows資産からWebアプリまで支援

イースト株式会社のASP.NET Core開発支援

イースト株式会社は、Windows製品群を使った業務システムの開発・運用実績を持つ企業です。公式サイトでは、レガシーなWindows FormアプリからASP.NET Core MVC、Angular、Vue.js、TypeScriptを使うWebアプリケーションまで、開発実績を紹介しています。

発注側は、C#のエンジニア支援だけでなく、要件定義からリリース、保守運用までワンストップで受託できる点も確認できます。

特徴と強み

既存のWindows Forms、古いASP、VB.NET、ASP.NET Frameworkを抱え、段階的なWeb化や保守人材の補完を考えている企業に向いています。

開発支援ページでは、1名から複数名までのチーム体制と、PM・PMO・テクニカルサポートを含む支援を説明しています。

自社に不足する役割だけを補いたい場合と、開発を一括で任せたい場合とで、契約形態や責任範囲を分けて確認できます。

得意領域・実績

新規開発だけでなく、旧システムの解析、画面やAPIの移行、フロントエンドの刷新、保守体制の立て直しを依頼したい企業に適しています。

公式のシステム開発ページでは、C#やASP.NET MVCを使った開発例、Blazor・React・Angularなどを使うフロントエンド開発例も示されています。

既存のソースコードや設計書が不足している場合は、最初の調査工程を独立した見積もりとして出せるかを確かめておくと安心です。

株式会社マーズ|ASP.NET Core MVCと現場端末・クラウドの組み合わせ

株式会社マーズのWeb業務システム開発

株式会社マーズは、岡山・東京を拠点にシステム開発や情報システムサービスを提供する企業です。公式サイトでは、ASP.NET Coreを利用したMVCモデルのWeb業務システム開発を、最近の開発状況として掲載しています。

同社の公式サイトでは、AWSのサーバーレスアプリケーション、Microsoft Power BI、Androidハンディターミナルによる入出庫管理なども紹介されており、実在する企業です。

特徴と強み

ブラウザで使う業務画面だけでなく、現場のハンディターミナル、分析ダッシュボード、クラウド基盤を組み合わせたい企業に向いています。

想定される構成は、倉庫や店舗の入出庫情報を現場端末から登録し、ASP.NET CoreのWeb画面で在庫を確認して、Power BIで集計する形です。

発注側は、必要なデータをどのシステムで管理し、どのタイミングで連携するかを、導入前に決めておくことが重要です。

得意領域・実績

倉庫・物流、製造、店舗、現場作業など、PC以外の端末や現場データを扱う業務システムを検討する企業が相談しやすい候補です。

クラウドを使う場合でも、通信が不安定な場所での入力、端末紛失時の認証、オフライン時の扱い、二重登録の防止まで確認します。

公式サイトで確認できる技術名を自社の要件と照らし合わせたうえで、同じ業種やデータ量の事例を追加で示してもらうと判断しやすくなります。

ASP.NET Coreのシステム開発パートナー選びのポイント

ASP.NET Coreの開発会社を比較検討する会議

ここで挙げた6社の情報は、公開されている技術や実績をもとにした比較材料です。得意分野が異なるため、順位をつけるのではなく、自社の業務、既存資産、運用体制との相性で見ていきます。

既存システムを移行する案件と、新しい業務をゼロから作る案件では、必要な調査力と見積もりの作り方が異なります。

実績と経験の確認方法

実績は、使った技術と担当範囲を見ると、会社ごとの違いが分かります。

  • 使った技術:ASP.NET Coreのバージョン、MVC・Razor Pages・Blazor・Web APIのどれを使ったか
  • 担当範囲:「C#対応」という記載にとどめず、DBや帳票、認証、クラウドを誰が担当したか

既存改修なら、Web FormsやASP.NET MVC 5のソース解析、古いライブラリの更新、データ移行、段階リリースを経験しているかを質問します。

同じ業界の実績がなくても、業務フローを理解して要件に落とし込める会社は候補になります。提案の場では、現場担当者が説明した例外処理を、画面、権限、データ、テストケースにどう分解するかを見ます。

公開実績の会社名や技術名からは、担当者の経験年数や現在の体制までは分かりません。そのため、プロジェクト責任者と実装担当者の同席を求めるのがおすすめです。

技術力と専門性の評価

新規開発では、.NETのバージョンとサポート期限を確認します。Microsoftのライフサイクル情報によると、.NET 10は2025年11月11日にリリースされ、2028年11月14日までサポートされるLTS版です。

一方で、.NET 8のサポート終了は2026年11月10日です(出典:Microsoft Learn「Microsoft .NET and .NET Core – Lifecycle」、2026年8月確認)。

ASP.NET Core 10では、BlazorのOpenID Connect・Microsoft Entra ID・Windows認証サンプルの更新なども案内されています(出典:Microsoft Learn「.NET 10 の ASP.NET Coreの新機能」、2026年8月確認)。

新規案件では、.NET 10を候補にしつつ、利用予定のライブラリやIIS、Azure、SQL Serverとの互換性を確かめます。セキュリティ面では、次の項目を要件に含めて確認します。

  • 認証と認可:HTTPSの利用、CookieやJWTによる認証、認可ポリシー
  • 攻撃への備え:CSRFやXSS、SQLインジェクションへの対策、CORS
  • 秘密情報と運用:秘密情報の保管、レート制限、依存パッケージの更新、監査ログ

個人情報保護委員会の安全管理措置や、IPAの「安全なウェブサイトの作り方」を、設計レビューとテストの基準に使えるかを確かめます。障害時のバックアップ復元も、実際に検証するかを確認しておきます。

費用・期間とプロジェクト管理体制

2026年の公開相場では、簡易な業務管理ツールは100万〜300万円、中規模の部門横断システムは500万〜1,000万円、大規模な全社基幹システムは1,000万円〜数千万円以上と整理されています。人月単価は60万〜200万円程度です(出典:SIA株式会社「システム開発の費用・相場【2026年版】」、2026年7月)。

ASP.NET Core自体はオープンソースですが、人件費のほかに、クラウド、DBや帳票製品のライセンス、監視・バックアップの費用が別途かかります。さらに、脆弱性診断と保守費も必要です。

そのうえで、企画段階では、小規模な社内業務システムを300万〜800万円、中規模案件を800万〜2,000万円、基幹連携や高可用性を含む案件を2,000万〜1億円以上とする仮説で予算化できます。中規模案件とは、ワークフローや複数拠点、外部API、データ移行を含むものです。

これは、ASP.NET Core案件の公的な全国統計ではありません。一般的な業務システムの公開相場と要件から作った企画用の目安なので、最終金額は必ず個別見積もりで確かめます。

工程の比率は、次のおおよその割合を仮に置くと、開発だけに予算が偏っていないかを見やすくなります。

  • 要件定義:10〜15%
  • 設計:15〜20%
  • 開発:30〜40%
  • テスト:15〜20%
  • 移行:5〜10%程度

期間は小規模で3〜6か月、中規模で6〜12か月が目安ですが、移行リハーサル、現場の受入テスト、法令対応、外部システムの調整があると延びます。

年間保守費は、初期開発費の15〜20%を仮に置き、クラウド料金やライセンス費とは分けて比べます。

ポイント

実績は、技術名だけでなく担当者の経験や現在の体制まで確かめて判断します。費用は工程ごとの内訳を並べると、会社ごとの違いが見えてきます。

よくある質問

ASP.NET Coreのシステム開発に関する質問

ASP.NET Coreの会社選びでは、技術の適合性に加えて、既存業務の整理、費用、移行、運用後の体制を同時に確かめる必要があります。発注前によく寄せられる質問に、順に答えます。

ASP.NET Coreは無料で使えますか?

ASP.NET Coreはオープンソースのフレームワークであり、利用料だけで高額なライセンス費が発生するものではありません。

利用料とは別に、開発人件費、AzureやAWSなどのクラウド料金、SQL Serverや帳票製品のライセンス、監視、バックアップ、保守が必要です。

発注側は、無料という理由だけで予算を小さく見積もらず、3〜5年の総保有コストで比べることが大切です。

古いASP.NETやWeb Formsから移行できますか?

移行はできますが、ボタン一つで自動変換できるとは限りません。画面、業務ロジック、認証、帳票、DB、外部連携を洗い出し、API化、画面単位の刷新、データ連携、段階リリースの順序を設計します。

既存システムを止められない場合は、調査と小さなPoCを先に行い、移行対象と現行維持対象を分ける方法が現実的です。

ASP.NET Coreの業務システム開発には何か月かかりますか?

小規模なマスタ・検索・CSV中心のシステムなら3〜6か月、中規模でワークフロー、複数拠点、外部API、データ移行を含む場合は6〜12か月が一つの目安です。

期間は、画面数だけでなく、帳票、承認ルート、データの品質、ピーク時の負荷、受入テストに参加できる社内担当者の人数によっても変わります。

会社から示された期間に、要件定義、移行リハーサル、研修、リリース後の安定化期間が含まれているかを確かめます。

個人情報を扱うASP.NET Coreシステムは安全に作れますか?

安全に作ることは可能ですが、フレームワークを選ぶだけで安全になるわけではありません。

認証・認可、暗号化、アクセス制御、監査ログ、入力値検証を要件に含めます。そのうえで、脆弱性診断、秘密情報の保管、バックアップ復元、権限の見直しも要件に入れ、開発会社と自社のどちらが何を受け持つかを決めます。

個人情報保護法や社内規程に加え、電子帳簿保存法やインボイス制度に関係する場合は、保存、検索、訂正削除の履歴も業務仕様として確認します。

ポイント

ASP.NET Core自体はオープンソースですが、人件費やクラウド料金、保守費は別に必要です。個人情報を扱う場合は、要件の決め方と開発会社との責任の分け方が大切になります。

まとめ

ASP.NET Coreのシステム開発会社を選ぶまとめ

ASP.NET Coreのシステム開発では、フレームワークの対応可否だけでなく、次の観点をまとめて比べることが大切です。

  • 業務理解:自社の業務を、システムの仕様に落とし込めるか
  • 既存資産の移行:既存システムのどこまでを引き継ぐか
  • クラウド・DB・帳票:基盤や製品の組み合わせに対応できるか
  • セキュリティ:認証や脆弱性への備えが要件に入っているか
  • 保守体制:稼働後の修正と運用を担える体制があるか

ここまで紹介した6社は、株式会社ripla、株式会社システム・クリエート・センター、株式会社NCEです。残りは、株式会社マキバレ、イースト株式会社、株式会社マーズです。

各社は、公開されている実績や得意領域がそれぞれ異なります。

同じRFPによる複数社の比較

3社以上に問い合わせる際は、利用者数、画面・帳票数、既存ソース、DB、移行件数を同じRFPで渡します。加えて、外部連携、クラウドかオンプレミスかの方針、希望納期、保守時間帯も、同じRFPに書いておきます。

見積金額だけでなく、調査、設計、開発、テストの内訳を並べて見ると、会社ごとの違いがつかみやすくなります。移行、教育、保守の内訳も同じ並びで示してもらうと、会社ごとの前提を揃えて見比べられます。担当者、納品するもの、追加変更の扱いも比べると、自社に合うパートナーが見えてきます。

移行・新規開発を小さく検証する順序

新規開発では、主要業務のMVPとPoCを先に定め、複雑な帳票や外部連携を早い段階で検証します。

既存システムでは、いきなり全面刷新を決めるのではなく、まず現行調査を行います。そのうえで、データ移行リハーサル、権限テスト、バックアップ復元、利用者の受入テストを経て、本番切替の範囲を決めます。

開発会社と現場担当者が同じ業務シナリオを見ながら判断することが、予算超過と導入後の手戻りを抑える近道です。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。