Astroのシステム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

Astroのシステム開発会社は、公開コンテンツの高速配信、CMS運用、既存サイトからの移行、API連携、公開後の保守までを一貫して設計できるかで選ぶのが基本です。

最初に株式会社riplaを、続けてAstroまたはJamstack対応を確認できる5社を取り上げ、計6社をサイトの目的、2026年時点の費用目安、移行時の注意点、発注前の質問から比べます。

企業サイト、オウンドメディア、サービスサイト、業務ポータルなどでは、Astroで配信する公開部分と、API・認証基盤・既存業務システムに任せる部分を分けて整理してください。比べるときは、次の3つの観点をそろえると、依頼先の違いを確認しやすくなります。

  • 実績:Astroやジャムスタックの実績があり、どこまで担当したかを示せるか
  • 更新と公開の仕組み:CMS、プレビュー、Webhook、SEOの設計をどこまで扱うか
  • 移行と保守:API、認証、公開後の保守体制まで含むか

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Astroのシステム開発でパートナー選びが重要な理由

Astroのシステム開発におけるパートナー選び

Astroは、文章や画像を中心とするWebサイトを、必要以上のJavaScriptを送らずに配信しやすいフレームワークです。

静的サイト生成を基本にしながら、必要な部分だけReactやVueなどのコンポーネントを動かせるため、表示速度とインタラクションを両立しやすい点が特徴です。

Astroを採用しただけでは、SEOやCore Web Vitalsの改善が自動的に実現するわけではありません。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

Astroの案件では、フロントエンドの実装以外にも、CMSの入力項目、公開前プレビュー、予約公開、Webhookによる再ビルド、画像最適化、リダイレクト、サイトマップ、アクセス解析などを決める必要があります。会員ログイン、予約、決済、在庫、社内データの参照を含む場合は、Astroで配信する公開部分と、API・認証基盤・既存業務システムに任せる部分を分けなければなりません。

2026年6月公開のAstro 7では、Vite 8への更新やRust製コンパイラが加わりました。Advanced Routingやルートキャッシュも追加され、公式ベンチマークではビルド時間が15〜61%短縮されたと説明されています(出典: Astro公式「Astro 7.0」、2026年確認)。

ただし、この数値は特定条件のベンチマークで、実際の速度は画像、外部タグ、API待ち、ページ数、ホスティング、CMSの再ビルド設計によって変わります。提案時には、実機とモバイル回線を含む計測方法まで確認することが大切です。また、技術者だけでなく、業務を聞き取って要件に整理できる担当者がいるかどうかも、完成後の使いやすさを左右します。

発注前に確認すべきポイント

発注前には、現在のURL一覧、ページ数、記事数、画像点数を洗い出します。フォームの送信先や外部サービス、利用者の権限、更新担当者も整理しておきます。

WordPressから移行する場合は、記事本文だけでなく、カテゴリーやタグ、canonical、構造化データ、301リダイレクトまで一覧にします。特に大量記事の移行では、移行スクリプト、差分確認、ステージングでのリハーサル、Search Consoleでの確認を見積もりに含める必要があります。

納品物には、ソースコード、CMSのスキーマ、CI/CD設定、環境変数の管理方法、操作マニュアル、テスト仕様書が含まれます。加えて、バックアップ、障害時の連絡方法、AstroやNode.jsの更新担当を契約書や仕様書に書いておくと、公開後に「誰に頼めばよいか分からない」状態を防げます。

ポイント

公開部分と業務部分をどこで分けるか、CMSやプレビュー、移行の範囲まで説明できる会社かどうかが判断の目安です。発注前にURLやフォーム、権限を洗い出しておくと、比べる材料になります。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaのシステム開発支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。

営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

riplaの強みは、Astroを使うかどうかを決める前に、事業上の目的と業務の流れを整理できる点です。

企業サイトやオウンドメディアの公開コンテンツはAstroとCMSで軽量に配信し、ログイン後の情報、承認、集計、基幹データとの連携はAPIや別の業務システムに分けるなど、役割を整理した提案を検討できます。

技術の採用を目的にせず、成果と定着を起点に相談したい企業に向いています。

得意領域・実績

基幹領域を含め、企業ごとの業務要件に合わせたシステム構築と導入支援を相談できます。Astroのシステム開発を依頼する際は、公開サイトだけを刷新するのか、CMS、問い合わせ、管理画面、API、データ移行、運用教育まで含めるのかを伝えると、初期から現実的な構成を検討しやすくなります。

紙やExcelからの移行、拠点ごとの権限、承認フロー、二重入力、導入後の現場定着まで課題が広がっている場合は、画面の制作会社だけでなく業務システムの相談先としても比較することが大切です。現行業務の流れ、利用者数、既存システム、困っている作業を整理して相談すると、Astroを使う範囲と別方式が適切な範囲を切り分けるための材料になります。

株式会社gini|Jamstack特化で上流から運用まで伴走

株式会社giniのJamstack開発

株式会社giniは、Jamstack制作に特化したWeb制作会社です。

公式サイトでは、要件定義からリリースまでの対応を工程ごとに分けて示しています。

  • 上流の工程:要件定義、サイト設計、CMS設計・構築
  • 画面の制作:デザイン、フロントエンド開発
  • 公開までの工程:インフラ構築、テスト、リリース

microCMSとContentfulの公式パートナーであり、Astro、Next.js、React、Vueなどの技術も扱っていることが確認できます。

特徴と強み

「何をどう作ればよいか分からない」という段階から、課題整理、構成設計、技術選定、CMS選定まで相談できる点が特徴です。

公式ページでは、会員機能、外部サービスとのAPI連携、権限管理、ログ設計など、複雑な要件を伴うJamstack構成にも対応すると説明されています。

Astroの採用可否と同時に、公開コンテンツと動的機能の分担を検討したい企業に適しています。

得意領域・実績

公式の制作実績には、株式会社星野リゾートのコーポレートサイト、株式会社KEAN Healthのブランドサイト・サービスサイト、睦備建設株式会社のオウンドメディアなどが掲載されています(出典: 株式会社gini「Jamstackサイト制作」、2026年確認)。大規模サイトやブランドサイト、メディアなど、コンテンツの種類が多い案件で候補にしやすい会社です。

見積依頼では、デザインから一式で任せるのか、デザイン支給でAstro実装とCMSだけを依頼するのかを明確にします。既存サイトを移行する場合は、URL維持、コンテンツ移行、画像移行、公開後の運用改善までの担当範囲を確認すると、提案会社ごとの比較がしやすくなります。

ポイント

公開コンテンツと動的機能の分担を相談したい企業に向いています。見積依頼の段階で、デザインから任せるのか、Astro実装とCMSだけを頼むのかを明確にするのが目安です。

株式会社ラテール|フロントエンド実装とCMS運用に強み

株式会社ラテールのAstroとJamstack開発

株式会社ラテールは、HTML、CSS、JavaScript、Jamstackによるサイト構築など、フロントエンド実装を得意とする企業です。

公式ページでは、現在Jamstackで対応する場合はAstroを使うことが多いと説明しており、自社サイトにもAstroを採用しています。WordPress、Movable Type、microCMSなど、既存の運用状況に応じてCMSを選べる点も確認できます。

特徴と強み

ラテールの特徴は、CMSを変更すること自体を目的にせず、更新担当者が使い慣れた管理画面を活かす選択肢を持てる点です。

ヘッドレスCMSでは、投稿画面と表示部分を分けるため、コンテンツ担当者は従来に近い形で更新しながら、表側はAstroで静的HTMLとして配信できます。サイトの品質やアクセシビリティを意識したマークアップも、発注前に確認したいポイントです。

得意領域・実績

企業サイト、ニュース、お知らせ、ブログなど、更新が必要な情報をAPI経由で取り込み、事前にHTMLへ埋め込むタイプの案件で比較しやすい会社です。公式ページでは、1ページから数万ページまで規模に関わらず対応可能と説明されています。小規模サイト向けのセミオーダー型サービスも公開されているため、ページ数や予算に応じた相談の入口を作りやすい候補です。

会員ごとの画面や複雑な権限、リアルタイム在庫、決済が中心の案件では、フロントエンドだけでなくバックエンドの担当体制も確認します。

現在のCMSを残してヘッドレス化するのか、microCMSなどへ移行するのか、コンテンツ移行と公開後の更新保守をどこまで任せるのかを、見積もりの前提に書いてもらうと安心です。

株式会社ZEL|Astroと業務システム・データ活用の組み合わせ

株式会社ZELのAstroと業務システム開発

株式会社ZELは、Web制作と業務システムを一つのサービスとして扱い、要件定義から実装・運用まで一貫して対応すると公開している企業です。

公式サイトでは、Astroによる静的生成を高速・SEO最適化の要素として掲げ、Python、Django、PostgreSQL、REST API、Excel・CSV連携、帳票出力などの技術も掲載しています。

特徴と強み

公開サイトには、データを扱う案件への強み、経営BIや業務自動化、不動産ファンドの基幹システムの継続運用、SAPや既存ERPとの連携が記載されています。

Astroで公開サイトを軽量にしながら、バックエンド側で業務データやAPIを扱う構成を検討したい企業に向いています。

サイト制作会社と業務システム会社へ別々に発注するより、データの流れを一つの窓口で整理したい場合に比較しやすい候補です。

得意領域・実績

公式サイトの料金目安では、シンプルなLPや小規模Webアプリを30万〜80万円、本格的な訴求サイトやコーポレートサイト、社内業務管理ツールを80万〜300万円として掲載しています。複雑なワークフローや長期運用前提のシステムは、300万〜500万円以上の目安です(出典: 株式会社ZEL公式サイト、2026年確認)。

Astro単体の料金ではなく要件全体の目安ですが、公開サイトと業務側の範囲を分けて見積もる際の参考になります。発注時は、静的に生成するページ、ログイン後に表示する情報、データベースへ書き込む処理を図にしてもらいます。

ExcelやCSVの取り込み、帳票、権限、監査ログ、障害復旧を含む場合は、Astroの技術力だけで判断せず、バックエンドの設計・テスト・保守を誰が担当するかまで確認することが大切です。

ポイント

業務データや基幹連携を含む案件で、公開サイトと業務側を一つの窓口で任せたい場合の候補です。バックエンドの設計・テスト・保守を誰が担うかまで確認するのが目安です。

株式会社ブラキオ|AstroとヘッドレスCMSの保守・復旧体制

株式会社ブラキオのAstroとJamstack保守

株式会社ブラキオは、Next.jsやAstroを用いたJamstackのモダンなWebフロントエンド構築に専門特化していると公開している企業です。

ヘッドレスCMSを使ったサイトでは、サーバーを管理しやすくなる一方、担当者の誤操作で記事やカテゴリーを削除するリスクもあります。そのため同社は、自動バックアップ基盤とリストアを保守の重要な論点として紹介しています。

特徴と強み

表示速度やセキュリティだけでなく、コンテンツデータを守る運用を重視したい企業に向いています。

公式ブログでは、microCMSなどのSaaSを利用しても、ユーザー側のデータ管理責任がなくなるわけではないと説明し、定期的な自動バックアップと、保存したデータを実際に戻せるリストアの重要性を示しています。

サイトを作って終わりにせず、更新担当者のミスや退職後の引き継ぎまで考えたい場合に確認したい観点です。

得意領域・実績

同社の公開ブログでは、2026年4月時点の保守プラン例として、月次自動バックアップのスタンダードプランを月額3万円、リストア対応を含むプロフェッショナルプランを月額8万円で案内しています。出典は株式会社ブラキオ「そのJamstackサイト、データが消えても戻せますか?」です(2026年確認)。

自社サイトの保守条件と一致するとは限らないため、バックアップ頻度、保存先、保存期間、復旧時間、復旧作業費を個別に確認します。採用サイト、オウンドメディア、キャンペーンLP、社内ドキュメントなど、更新頻度が高く、停止やデータ消失の影響が大きい案件で比較候補になります。

問い合わせでは、プレビュー環境、権限設定、公開前レビュー、AstroとCMSのバージョン更新、外部サービス障害時の代替手段まで質問すると、保守の実効性を評価しやすくなります。

ポイント

更新頻度が高く、停止やデータ消失の影響が大きい案件で比べる候補です。公開されている保守プラン例は自社の条件と一致するとは限らないため、バックアップ頻度や復旧時間まで個別に確かめるのが目安です。

スタジオスプーン株式会社|AstroとmicroCMSによるブランド表現の実装

スタジオスプーン株式会社のAstro制作実績

スタジオスプーン株式会社は、フルオーダーメイドスタイルのWeb・アプリ制作会社です。

公式の制作実績では、株式会社TORCHのコーポレートサイトをAstroとmicroCMSで制作したことが公開されています。企画から制作までを行う企業のサイトに対し、映像コンテンツやアニメーションを含む表現を設計した事例として確認できます。

特徴と強み

同社の公式サイトでは、幅広い技術・サービスを掲載しています。

  • CMS:microCMS、Contentful、WordPress、Movable Type
  • インフラ:Vercel、Cloudflare、AWS
  • データと決済:Supabase、Neon、Stripe

Astroによる軽量な公開部分に外部サービスを組み合わせる選択肢を持ち、デザインだけでなくWebアプリや業務システムまで相談できる点が特徴です。

得意領域・実績

株式会社TORCHの事例は、2026年公開のコーポレートサイトで、特徴としてCMSとアニメーション、技術としてAstroとmicroCMSが明記されています(出典: スタジオスプーン株式会社「株式会社TORCH 制作実績」、2026年確認)。ブランドの世界観を伝えるサイト、採用・広報サイト、サービスサイトなど、文章を読むだけでなく動きや視覚表現で印象を作りたい案件に向いています。

リッチなアニメーションは、画像やJavaScriptの設計次第で表示速度を損なうことがあります。そのため、発注時には演出を入れる箇所と静的に配信する箇所を分け、LCPやCLS、キーボード操作、スマートフォン実機での検証条件を決めます。

CMSの更新担当者がどこまで自分で変更できるか、将来のデザイン改修を誰が担うかも確認します。

合同会社浅見制作所|事業理解からAstroとmicroCMSの運用設計まで対応

合同会社浅見制作所のAstroとmicroCMS制作

合同会社浅見制作所は、株式会社7gardenのコーポレートサイト制作実績で、企画、設計、デザイン、開発、コピー・テキストライティングを担当したと公開しています。

制作仕様としてAstroとmicroCMS、お知らせ・プロジェクト記事の更新機能、問い合わせフォームが明記されている実在の企業です。サイト制作だけでなく、事業を理解して情報を言語化する工程を重視する企業に適しています。

特徴と強み

同社の制作実績では、複雑な事業領域を理解し、ターゲットを設定し、サイトに掲載するコンテンツを洗い出してから制作へ進めています。

記事を単なる更新枠にせず、プロジェクト実績をインタビューして読み物として整える考え方が示されているため、専門性の高い事業を分かりやすく伝えたい企業に合います。

得意領域・実績

株式会社7gardenの事例では、ホテル企画・運営という関係者の多い事業について、企画や運営の強みをプロジェクト実績として記事化しています。

AstroとmicroCMSによるお知らせ・記事更新、問い合わせフォームが必要な中小企業のコーポレートサイトや、専門サービスの情報発信サイトで比較しやすい候補です(出典: 合同会社浅見制作所「株式会社7garden様」制作実績、2026年確認)。問い合わせ時には、コピーや取材を含めたコンテンツ制作を依頼するのか、原稿と素材を自社で用意するのかを分けます。

公開後に誰が記事を追加するか、microCMSの権限やプレビューをどう設定するか、サイト内検索や多言語化が必要になった場合にどこまで拡張できるかも、初回のヒアリングで確認しておくと運用が安定します。

Astroのシステム開発会社を選ぶポイント

Astroのシステム開発会社を選ぶポイント

6社は、Astroの公開実績、CMS、事業理解、業務データ、バックアップ、デザインなど、得意とする領域がそれぞれ異なります。

社名の知名度や「高速」という言葉で順位を決めるより、自社のサイト種別と運用体制に合う会社を2〜3社に絞り、同じRFPを渡して提案と見積もりを比べることが大切です。

実績と経験の確認方法

実績ページでは、Astroを使ったという事実だけでなく、会社がどこまで担当したかを確認します。

要件定義や情報設計、デザイン、CMS構築のどこを担当したかを質問します。さらに、フロントエンド、API、インフラ、移行、テスト、保守の範囲も確認します。可能なら、自社と似たページ数、更新頻度、権限数、既存CMSの事例を見せてもらいます。

公開事例にない実績や数字を、推測で補って判断してはいけません。

技術力と専門性の評価

Astroのシステムでは、SSG、SSR、Server Islands、Client Islandsを要件に合わせて使い分けます。公開情報中心の企業サイトや記事メディアはSSGとCDN、個別の情報だけを遅延表示するサイトはSSRやServer Islandsで配信します。ログイン後の業務処理はAPIや別のバックエンドに任せるなど、静的部分と動的部分を分けて説明できる会社を選びます。

2026年の費用は、Astroのライセンス料ではなく、要件定義から保守までの合計で決まります。公開料金の一例では、中規模コーポレートサイトが80万〜120万円、大規模コーポレートサイトが120万〜180万円、開発期間が4〜6週間、標準的なコーポレートサイトの納期が2〜3か月とされています(出典: TamaT「Webサイト制作」、2026年確認)。

一方、数百〜数万URLの移行、認証、決済、API、監査、厳格なSLAを含める場合は、業務システムとして個別見積もりが必要です。Astroですべてを作ると決めつけず、Next.jsや別の業務基盤を併用する提案も比較対象に含めます。

プロジェクト管理体制の確認

担当者との連絡方法、定例会の頻度、課題管理ツール、レビュー回数、仕様変更の扱い、検収条件を明確にします。特にCMS移行では、全件を一度に移すのか、優先ページから段階的に移すのかを決め、移行件数と差分確認の責任者を置きます。

納期だけでなく、公開後の修正・障害対応・脆弱性対応・依存パッケージ更新を含めた体制を比較することが大切です。セキュリティ面では、管理画面の多要素認証、最小権限、環境変数の秘匿を確認します。TLSやWAF、ログ、バックアップ、復旧テストも確認項目です。

IPAも、利用ソフトウェアの脆弱性対策、クラウド事業者との責任範囲の把握、定期的なセキュリティ検査を運用上のチェック項目として示しています(出典: IPA「安全なウェブサイトの運用管理に向けての20ヶ条」、2019年更新)。Astroの静的配信部分だけでなく、フォーム、認証、CMS、APIを含む構成全体を検査対象にします。

ポイント

社名の知名度や「高速」という言葉ではなく、サイト種別と運用体制に合う2〜3社を選び、同じRFPで実績の範囲、技術力、体制を比べるのが目安です。

Astroのシステム開発でよくある質問

Astroのシステム開発に関するよくある質問

Astroは企業サイトやメディアと相性がよい一方、ログイン、予約、決済、複雑な業務処理まで同じ方法で実装できるとは限りません。

Astroはどのようなシステムに向いていますか?

Astroが向いているのは、公開コンテンツを中心に扱うシステムです。用途は大きく二つに分けられます。

  • 会社の案内:企業サイト、サービスサイト、採用サイト、ランディングページ
  • 情報発信:オウンドメディア、ブログ、ドキュメント

静的HTMLをCDNから配信し、必要な部品だけを動かすため、SEOや表示速度、コンテンツの保守性を重視する案件で検討しやすいです。

Astroでログインや予約などの動的機能も作れますか?

作れますが、Astroだけで全機能を抱えるのではなく、API、認証基盤、データベース、外部SaaS、必要なReactなどと役割を分ける設計が一般的です。

利用者ごとの情報、決済、在庫、予約枠のようにリクエストごとの処理が必要な部分は、SSRやServer Islands、別バックエンドを使う構成を発注先と検討します。

WordPressからAstroへ移行するときに注意することは何ですか?

記事本文を移すだけでなく、既存URL、タイトル、ディスクリプション、カテゴリー、タグを確認します。さらに、画像、内部リンク、canonical、構造化データ、301リダイレクト、XMLサイトマップも確認します。

移行前にバックアップを取り、テスト環境で変換と表示を確認し、段階的に公開してSearch Consoleとアクセス解析でエラーや流入変化を検証すると安全です。

まとめ

Astroのシステム開発会社6選のまとめ

Astroのシステム開発会社を選ぶときは、Astroの採用そのものではなく、公開コンテンツを速く安全に届け、社内で更新し続けられるかを基準にします。

株式会社riplaは業務整理から開発・定着まで、giniはJamstackの上流設計と大規模連携、ラテールはフロントエンドとCMSを確認しやすい候補です。ZELは業務データと基幹連携、ブラキオはバックアップと保守、スタジオスプーンはブランド表現、浅見制作所は事業理解とコンテンツ設計を確認しやすい候補です。

自社に合う2〜3社への相談

まずは、サイトの目的、ページ数、更新頻度、既存CMS、移行対象を1枚に整理します。さらに、動的機能、利用者の権限、公開希望時期、予算の上限も書き添えます。

その資料を同じ条件で2〜3社へ渡し、技術構成、担当範囲、納品物、開発期間を比べます。さらに、初期費用、月額費用、保守条件も見積もりで比較します。実績が自社の要件に近いか、担当者が質問へ具体的に答えられるかも重要な判断材料です。

運用と移行まで含めた判断

Astroは軽量なWebサイトを構築しやすい一方、画像や外部タグ、CMS、API、認証の設計が成果を左右します。依存パッケージやバックアップの設計も、成果に関わります。

公開後のコンテンツ更新、WordPressからの移行、脆弱性対応、復旧訓練まで含めて提案してくれる会社を選び、自社の業務に合う構成を一緒に決めることが成功への近道です。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。