Bambooのシステム開発を委託するなら、Bambooの構築だけでなく、Jira・Bitbucketとの連携、Planの移行、運用保守、将来のクラウド移行まで設計できる会社を選ぶことが重要です。
「Bambooのシステム」と検索する方の多くは、CI/CD基盤を新しく整えたい方、既存のBambooを安定運用したい方、またはBamboo Data Centerの今後を踏まえて移行先を検討している方です。本記事では、株式会社riplaを最初に、公開情報で実在性と関連サービスを確認できる5社を加えた計6社を紹介します。会社ごとの得意領域だけでなく、Bambooを使い続ける場合とBitbucket Pipelinesなどへ移行する場合の判断材料、見積もり前の確認項目も整理します。
▼全体ガイドの記事
・Bambooのシステム開発の完全ガイド
Bambooのシステム開発でパートナー選びが重要な理由

Bambooは、リポジトリからのチェックアウト、ビルド、テスト、成果物の保管、各環境へのデプロイを自動化するCI/CDサーバーです。画面に製品をインストールするだけで完成するものではなく、Plan、Stage、Job、Task、Build agent、Deployment project、権限、秘密情報、監視、バックアップを一つの運用設計に落とし込む必要があります。
設定作業よりも運用設計が成否を分けるためです
Bambooの導入で起こりやすい失敗は、ビルドを一度動かして終わりにすることです。実際の業務では、テスト失敗時に誰が止めるのか、本番デプロイを誰が承認するのか、アーティファクトを何日保管するのか、エージェントが停止したときにどう復旧するのかまで決めなければなりません。特に複数チームが同時に利用する場合は、エージェント数が少ないと待ち時間が増え、多すぎると基盤費用と管理負荷が膨らみます。
2026年以降の移行計画まで含めて考える必要があるためです
Atlassianは、Bamboo Data Centerを含む対象Data Center製品について、2026年3月30日から新規顧客による新規サブスクリプション購入を停止し、2029年3月28日に終了する予定を公表しています(出典: Atlassian「Data Center End of Life」、2026年確認)。既存ユーザーは移行準備の期間を持てますが、新規導入の場合は、Bambooを利用する期間と出口戦略を同時に見積もる必要があります。そのため、現在の構築力だけでなく、Bitbucket Pipelinesや他のCI/CD基盤へ移す際にPlan、秘密情報、成果物、承認フローを整理できる会社が適しています。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。
特徴と強み
riplaの強みは、ツール導入を目的にせず、業務のどこを改善し、導入後に誰が使い続けるのかを整理してから開発へ進められる点です。Bambooを使う案件でも、単にPlanを作るのではなく、開発・検証・本番の流れ、承認者、障害時の連絡、既存システムとのデータ連携を業務側とすり合わせます。CI/CD基盤の刷新と社内DXを同時に進めたい企業、要件がまだ整理しきれていない企業に向いています。
得意領域・実績
営業、顧客、生産、販売管理などの基幹業務に関わるシステムを幅広く扱えるため、開発部門だけでなく業務部門を巻き込むプロジェクトで力を発揮します。Bambooの現行利用を続ける場合は、運用の標準化や周辺システムとの連携を進め、移行を視野に入れる場合は、現状のPlanと業務要件を棚卸しして次の基盤へつなげます。Bambooだけの作業発注ではなく、業務改善まで含めた相談をしたい企業が候補に入れやすい会社です。
リックソフト株式会社|Bambooの製品理解とAtlassian運用に強い

リックソフト株式会社は、Atlassian製品の販売、導入、運用支援を国内で展開する企業です。公式サイトでBambooを継続的インテグレーション・継続的デリバリーツールとして紹介し、リポジトリからのチェックアウト、ビルド、デプロイの自動化を案内しています。Bambooを製品単体ではなく、JiraやBitbucketを含むAtlassian環境の一部として相談したい企業に適した候補です。
特徴と強み
Atlassian製品のライセンス、構築、サポートを同じ相談先にまとめやすい点が特徴です。Bambooでは、ビルドエージェントの構成、Planの作成、権限設定、成果物の扱い、運用時の問い合わせ窓口などを確認できます。公式のサポートサービス資料でもBamboo Data Centerを対象製品として扱っているため、製品の契約や保守範囲を明確にしたい企業に向いています。
得意領域・実績
公開されている導入情報では、アットホーム株式会社がJira、Confluence、Bitbucket Server、Bambooなどを含む環境をRickCloudで運用した事例が確認できます(出典: リックソフト「Bamboo(CIサーバー)導入事例」、2026年確認)。事例の詳細な構成や現在の提供条件は、問い合わせ時に確認が必要ですが、既存のAtlassian資産を活かしてCI/CDを整備したい企業にとって判断材料になります。なお、新規導入を検討する場合は、Bamboo Data Centerの終了予定と代替候補を含めた提案になるかを確認してください。
株式会社日立ソリューションズ|大規模環境の移行・運用設計に対応

株式会社日立ソリューションズは、Atlassian製品の導入、構築、運用や、オンプレミス環境からクラウドへの移行を支援する企業です。公開資料では、移行対象のデータやアドオンの有無を確認し、完全移行が難しい場合の代替案も提案する移行支援を案内しています。Bambooの新規導入だけでなく、既存環境を調査して将来の移行計画まで立てたい企業に向いています。
特徴と強み
大規模組織では、Bambooの設定だけでなく、認証基盤、ネットワーク分離、監査ログ、バックアップ、障害時の連絡体制まで同時に設計しなければなりません。日立ソリューションズのように、Atlassian製品の導入と移行を業務システムの運用設計として扱える会社なら、開発チーム単独で導入した後に情報システム部門が困る事態を避けやすくなります。
得意領域・実績
オンプレミスの制約がある企業、複数部門・複数拠点で開発基盤を統合したい企業、セキュリティと移行計画を重視する企業が相談しやすい候補です。BambooのPlanやアドオンを棚卸しし、クラウド移行の可否、移行できない機能の代替方法、段階的な並行稼働の期間を提案に含めてもらうと、単なる製品販売との違いを比較できます。
株式会社GxP|Bamboo Data Centerの国内購入・導入相談に対応

株式会社GxPは、Atlassian製品を国内で取り扱い、Bamboo Data Centerの購入、導入支援、サポート窓口を案内している企業です。公式ページでは、Bamboo Data Centerをオンプレミスで利用できる継続的デリバリーツールとして紹介しています。自社ネットワーク内でCI/CDを運用したい企業が、まず製品の契約条件や導入可否を相談する窓口として候補になります。
特徴と強み
製品ページから見積依頼、問い合わせ、サポート窓口へ進めるため、ライセンスの確認から導入相談までの入口が分かりやすい点が特徴です。オンプレミス環境、社内リポジトリ、外部ネットワークへの接続制限など、クラウドだけでは解決しにくい条件を持つ企業は、Bamboo Data Centerの構成と必要な周辺基盤を相談できます。ただし、2026年時点ではData Centerのライフサイクルが重要な前提になるため、契約期間と移行支援の範囲を必ず確認してください。
得意領域・実績
既存のオンプレミス方針を維持しながらBambooを使いたい企業、Atlassian製品の国内窓口を一本化したい企業、まず製品とライセンスの適合性を確認したい企業に向いています。比較時は、Bamboo本体の購入だけでなく、エージェント設計、バックアップ、アップデート、脆弱性対応、Planのコード化、Bitbucket Pipelinesなどへの移行支援が見積もりに含まれるかを確認すると安心です。
SCSK株式会社|Atlassian製品と大規模SIを組み合わせて相談

SCSK株式会社は、公式のAtlassian製品ページでJira、Confluence、Bitbucket/Bambooなどを取り扱い、導入相談や見積もりの窓口を案内しています。Bamboo単体の専門会社という位置づけではなく、コード管理やCI/CDを含むAtlassian製品群を、企業の基盤や業務システムと組み合わせて検討できるSIerです。
特徴と強み
大規模な企業基盤、ネットワーク、認証、運用監視とCI/CDをまとめて設計したい場合に相談しやすい点が強みです。SCSKの公開情報では、スタートアップから大企業まで幅広い規模のチームへの対応を掲げ、Bitbucket/Bambooをコード管理・CI/CDツールとして案内しています。複数部門の利用ルールや、既存の運用サービスとBambooを接続したい企業は、提案の適合性を確認しやすい候補です。
得意領域・実績
オンプレミスとクラウドを含む複合環境、複数の開発チームが利用する共通基盤、運用保守まで含む長期プロジェクトで検討しやすい会社です。Bambooの導入を依頼する際は、同社が担当する範囲をライセンス、構築、移行、監視、ヘルプデスクに分け、Bamboo Data Centerを新規に契約できるか、既存環境の継続支援が可能かを個別に確認してください。公式ページでBambooへの言及は確認できますが、Bamboo固有の公開事例や現行の提供条件は提案時に確認する必要があります。
アクセンチュア株式会社|グローバルなDevOps・移行計画を重視する企業向け

アクセンチュア株式会社は、Atlassianの公式Partner Directoryで、日本拠点のサービスとしてクラウド移行、コンサルティング、マネージドサービス、カスタム開発、実装、ライセンス管理、トレーニングなどを掲載している実在企業です。Bamboo専用サービスやBamboo固有の公開実績が同ページで明示されているわけではないため、ここではAtlassianを含むDevOps・移行パートナーとして比較します。グローバル標準化や複数国の開発基盤統合を検討する企業は候補に入れられます。
特徴と強み
既存Bambooの設定を移すだけではなく、開発プロセス、クラウド活用、セキュリティ、運用モデルをまとめて見直したい企業に向いています。特に、拠点ごとに異なるCI/CD環境を標準化したい場合は、Bambooを残す領域とBitbucket Pipelinesなどへ移す領域を分け、段階的な移行ロードマップを作ることが重要です。大規模な体制を組む場合は、国内のBamboo担当者、海外チーム、実装担当、運用担当の責任分界を明確にしてください。
得意領域・実績
海外拠点を含む標準化、クラウド移行、カスタム開発、運用サービスを一つの計画にまとめたい企業が検討しやすい会社です。一方で、Bamboo Data Centerの構築を小規模に依頼したい場合は、体制と費用が要件に見合うかを確認し、Bambooの現行バージョン、Planの数、プラグイン、移行先候補、必要な運用レベルを具体的に伝える必要があります。Bambooの直接実績は必ず提案書や担当者との打ち合わせで確認してください。
Bambooのシステム開発会社を選ぶポイント

6社は同じ種類の会社ではありません。Bambooの製品・ライセンスに強い会社、基盤構築と大規模運用に強いSIer、業務要件やDXから伴走する会社、将来のクラウド移行に強い会社を、自社の課題に合わせて比較してください。特に2026年の新規導入では、初期費用だけでなく、終了予定までの利用期間と移行費用を含む総保有コストで判断することが大切です。
実績は会社名ではなく構成と成果まで確認します
「Bambooの実績があります」という説明だけでは不十分です。リポジトリの種類、Plan・Stage・Jobの数、ピーク時の同時実行数、エージェントの種類、デプロイ先、承認フロー、使用プラグイン、移行前後の運用体制を確認してください。公開事例がある場合も、自社と同じ規模・同じ制約とは限りません。守秘義務で社名を出せない事例なら、匿名化した構成図や課題、改善前後の指標を確認すると比較しやすくなります。
技術力はBambooの周辺領域まで評価します
Bambooには、Javaや.NETなどの実行環境、テストツール、コンテナ、クラウド、ID基盤、監視、アーティファクト保管先が必要です。提案会社には、Bamboo Specsによる設定のコード化、秘密情報の保管方法、最小権限、バックアップ復元テスト、脆弱性パッチ、ログの保管期間を説明してもらいます。Atlassianは2026年3月31日に、BambooのYAML PlanをBitbucket Pipelinesの形式へ変換する移行ツールのベータ版を公表しています(出典: Atlassian「Introducing the Bamboo to Bitbucket Pipelines migration tool」、2026年)。移行ツールを使えるかだけでなく、変換できないプラグインや独自スクリプトをどう置き換えるかまで話せる会社を選ぶべきです。
プロジェクト管理と契約範囲を先に固めます
見積書は「Bamboo導入一式」とせず、現状調査、PoC、設計、構築、Plan移行、テスト、教育、監視、保守、将来移行の項目に分けてもらいます。構築費の目安は、単一ノードで少数のPlanを試すPoCが50万〜150万円、複数環境と運用手順を含む標準導入が150万〜500万円、Data Centerや複数エージェントを含む大規模基盤が500万〜1,500万円以上と推定されます。これはBamboo固有の公的な標準価格ではなく、一般的な業務システム相場とCI/CD構築作業から算出した予算取り用の目安です。契約では、ソースコード、Bamboo Specs、スクリプト、IaC、設計書の納品範囲と、別会社へ切り替える場合の利用権も明記してください。
よくある質問

Bambooの会社選びでは、製品の購入先と構築・運用の委託先が同じとは限りません。また、公式サイトにBambooの名前があっても、現在の新規契約や特定バージョンの支援可否は変わる可能性があります。問い合わせの前に、次の質問を整理しておくと比較が進みます。
Bambooは2026年に新規導入しても問題ありませんか?
新規導入を一律に否定する必要はありませんが、Data Centerの終了予定を前提に判断する必要があります。AtlassianはBamboo Data Centerを対象製品に含め、2029年3月28日の終了予定と、2026年3月30日以降の新規顧客向け購入制約を案内しています。短期のPoCやオンプレミス要件がある場合でも、利用期間、移行先、移行費用を提案に含めて確認してください。
Bambooのシステム開発費用はいくらですか?
小規模なPoCなら50万〜150万円、Jira・Bitbucket連携と複数環境の標準導入なら150万〜500万円、本番基盤の冗長化や複数チーム移行まで含めると500万〜1,500万円以上が予算取りの目安です。別途、ライセンス、クラウドやサーバー、データベース、ストレージ、監視、バックアップ、保守、移行の費用が発生します。Plan数、エージェント数、環境数、同時実行数、保守時間帯を分けた見積もりを取り、金額だけでなく含まれる作業を比較してください。
Bambooの会社には何を相談すればよいですか?
まず、既存か新規か、利用するリポジトリ、Plan数、平均・ピークのビルド時間、同時実行数、デプロイ先、承認者、成果物の保管期間、認証方式、ネットワーク制約を伝えます。既存Bambooからの移行なら、独自プラグイン、秘密情報、Webhook、失敗時の手動作業も共有してください。そのうえで、Bamboo継続、Bitbucket Pipelines、Jenkins、GitLab CI/CDなどを比較した判断理由、移行できない機能の扱い、導入後の運用体制を提案してもらうと、会社ごとの差が見えます。
まとめ

Bambooのシステム開発会社を選ぶときは、Bambooの設定を代行できるかだけでなく、CI/CDを業務に定着させ、障害時に復旧し、将来の移行まで支援できるかを確認してください。今回紹介した6社は、riplaの業務要件からの一気通貫支援、リックソフトのBamboo・Atlassian製品支援、日立ソリューションズの移行・運用設計、GxPの国内購入・導入窓口、SCSKの大規模SI、アクセンチュアのグローバルな移行・マネージドサービスというように、比較する軸が異なります。
自社の課題に合う6社から2〜3社へ絞り込みます
候補を絞るときは、現状調査、PoC、構築、移行、保守、契約終了時の引き渡しを分けたRFPを作成します。特に、Bamboo Data Centerのライフサイクルを踏まえ、継続利用と移行の両方を提案できる会社を選ぶと、短期の導入費だけでなく中長期のリスクも比較できます。
見積もりでは構成・成果物・出口戦略を明記します
問い合わせ時には、対象リポジトリ数、Plan数、平均とピークのビルド時間、同時実行数、環境数、承認者、成果物保持期間、SLA、移行対象、運用開始後の担当者を提示してください。会社側から、Bambooを使う理由と使わない場合の代替案、移行時の制約、保守終了時のデータと設定の引き渡しまで説明されれば、安心して比較を進められます。
▼全体ガイドの記事
・Bambooのシステム開発の完全ガイド
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
