Bambooのシステム開発費用は、Plan数、同時ビルド数、連携範囲、環境数によって変わり、目安は50万円〜2,000万円以上です。PoCか標準導入か、本番基盤や移行を含むかによって、幅が大きく変わります。全体像は、Bambooのシステム開発の完全ガイドでご確認ください。
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Bambooのシステム開発費用の相場

この費用レンジは、業務システムの相場と、CI/CDサーバーの構築・連携・移行作業から組み立てた予算の目安です。公開されたBamboo専用の国内平均価格ではありません。機能や契約条件によって費用は変わるため、Plan数、同時ビルド数、連携先、環境数、既存資産の移行量をそろえて、個別の見積もりを取ります。
PoC・評価環境の目安は50万円〜150万円
PoCでは、構成を絞ったうえで、ビルドから通知までの流れを評価します。
- 環境:単一ノードのBambooとGitリポジトリの接続
- Plan:1〜3本程度のPlanで、チェックアウト、ビルド、単体テストを実行
- 確認範囲:成果物の保管と簡単な通知
対象サービスを絞り、既存の認証・監視基盤を使える場合は、開発環境へのデプロイを加えても50万円〜150万円程度に収まる可能性があります。期間の目安は2〜6週間程度です。
評価では、ビルド時間や失敗率、同時実行数を測ります。加えて、テストの並列化、成果物の保持方法、承認付きデプロイの使い勝手も確かめます。
本番と同規模の冗長化まで含めると、費用は大きく膨らみます。そこで、見積書では評価項目と本番化後の追加作業を分けておくと、導入判断に使えます。
標準導入の目安は150万円〜500万円、期間は1〜3か月
標準導入の作業は、連携・Plan設計から移行まで、範囲ごとに分けて整理します。
- 連携と設計:Jira・Bitbucket連携、複数StageのPlan設計
- 運用準備:開発・検証・本番へのデプロイ、権限、通知、バックアップ
- 引き継ぎ:運用手順書と管理者教育
- 移行:シェル、環境変数、認証、Webhook、成果物、再実行、承認ルールの置き換え
Jenkinsなど別製品から移行する場合は、インストールに加えて、ビルドの定義を移し替える作業が多くなります。
社内に仮想基盤、データベース、認証基盤があり、リポジトリとPlan数が限られる場合は、150万円〜500万円程度、期間は1〜3か月程度が検討の目安です。さらに、移行対象を加えると、標準導入でも大規模レンジに近づくことがあります。
本番基盤の目安は500万円〜1,500万円以上、移行は300万円〜2,000万円以上
本番基盤と移行では、対象に含める構成や作業範囲で費用が変わります。
- 本番基盤:Data Center、ロードバランサー、複数エージェント
- 実行・運用:Docker・Kubernetes・AWS、監視、災害復旧
- 移行:複数チームのPlan移行や代替製品への切り替え
特に、可用性や監査要件が厳しい企業では、Bamboo本体よりも、ネットワーク、認証、ログ、バックアップ、復旧テストの工数が大きくなることがあります。
本番基盤の目安は500万円〜1,500万円以上、移行の目安は300万円〜2,000万円以上です。既存BambooからBitbucket Pipelinesなどへ移す場合の期間は、3〜12か月程度です。
移行の作業には、Planの洗い出しとBamboo Specs化、プラグインの代替が含まれます。加えて、秘密情報の再設計や、成果物・権限・Webhookの移行も作業に入ります。並行稼働とリリース判定も、作業の一部です。
ここに示す構築費の幅は、業務システム相場と作業範囲から推定した目安です。断定できる価格ではないため、対象件数と作業項目を明細にして使います。
Bambooのシステム開発費用の内訳
ライセンス費や要件定義、設計・設定は、行を分けておくと、どの作業に費用が偏っているかが見えます。同じように、次の作業も別の行にしてもらいます。
- エージェント
- デプロイ
- テスト
- 移行
- 保守
「Bamboo導入一式」と総額だけで書かれた見積もりは、費用の範囲が分からず、比べにくくなります。
エージェント不足によるビルド待ちや、別契約のバックアップ・脆弱性対応が加わると、ライセンスが安くても、数年単位の総保有コストが高くなる場合があります。
ライセンス費を左右するエージェント数と契約条件
Bamboo Data Centerでは、一般的なユーザー数による課金に加えて、ビルドを実行するリモートエージェント数が予算に直結します。公的調達資料に示された、2025年10月時点の年間サブスクリプションの参考値は、台数ごとに異なります。
- 1台:1,200米ドル(約18万円)
- 5台:3,200米ドル(約48万円)
- 10台:5,840米ドル(約88万円)
- 25台:11,600米ドル(約174万円)
円換算は1米ドル150円の単純計算です(出典:SUNAT公的調達資料「ITPES-077-2025」、2025年)。
この金額は、日本での確定した販売価格ではありません。為替や税、契約期間によって変わります。販売条件や既存契約の有無によっても左右される参考値です。
公式価格についても、契約や見積もりの条件を確認することが前提です。そのうえで、台数を決め打ちせず、平常時とピーク時の同時ビルド数、1ジョブの平均実行時間、並列テストの有無を伝えて、見積もりを依頼します。
要件定義・設計・設定・連携の人件費
要件定義と設計では、開発フローと、Bambooの構成や連携の条件を決めます。
- 要件:対象リポジトリ、起点ブランチ、必須テスト、承認者
- 連携:Jira課題・Bitbucketコミットとビルド結果の追跡方式、権限
- 構成:Plan、Stage、Job、Task、成果物、変数、通知、再実行
- デプロイ:Deployment projectとEnvironmentの構成
Java・.NETのビルドツール、テストフレームワーク、コンテナ実行基盤は、Bambooにすべて含まれているわけではありません。Maven、Gradle、npmのようなビルドツールを組み合わせる場合は、各実行環境の整備と接続試験が必要です。
Docker、Kubernetes、AWS、監視製品と組み合わせる場合も、各環境の整備と接続試験が要ります。連携先が増えるほど、設計者、インフラ・セキュリティ担当、各開発チームの調整費も発生します。
基盤・バックアップ・監視・保守のランニングコスト
基盤と保守の費用は、運用方式や対応範囲を分けて見積もります。
- オンプレミス:サーバー、DB、ストレージ、エージェント、LB、ネットワーク、証明書、バックアップ先
- クラウド:仮想マシン、コンテナ、ディスク、ログ、転送、監視、スナップショット
- 運用構成:Elastic agentやKubernetes一時agentは待ち時間を減らす一方、構成・権限管理が複雑になる。運用費も比べる
- 保守費:一般的な業務システムでは初期構築費の年15〜25%程度になる場合がある。Bamboo公式料金ではない
- 契約範囲:パッチ、障害対応、復元、夜間対応、月次更新など
費用は、脆弱性パッチ、プラグイン互換性、エージェント障害への対応が範囲に入るかで変わります。ビルド失敗の一次対応、復元、夜間デプロイ、月次更新についても、範囲の決め方で費用が動きます。見積書では、月額や年額だけでなく、対応時間とSLA、対象外の作業、追加作業の単価まで確かめます。
Bambooの費用が変動する要因

たとえば、少数のリポジトリを順番にビルドする場合と、複数チームが多くのテストを並列実行する場合では、必要なエージェントや基盤が異なります。そのため、比較するときは製品名よりも処理量や信頼性を見積もり条件に入れます。セキュリティや将来の移行可能性も、条件として扱います。
同時実行数とエージェント構成が価格と生産性に与える影響
エージェント数と実行環境を調整すると、待ち時間と固定費の両方を検討できます。
- 同時実行:台数不足は開発者の待ち時間を増やし、ピーク用の常時稼働はライセンス・クラウド費の無駄
- 台数の把握:過去1〜3か月の平常時、リリース前、障害時を確認
- 構成:常設とElasticまたはEphemeral agentを組み合わせる
- 処理能力:CPU・メモリ・ストレージとテスト配置をPlan単位で調整
同じ実行環境で結合テストを行う場合は、大きなメモリを使います。一方、モバイルアプリ、Dockerイメージ作成、脆弱性スキャンは、CPUやストレージを要します。さらに、Planごとの実行時間と失敗原因を測り、軽いテストを先に、重いテストを並列に配置する設計も費用に影響します。
環境数・外部連携・成果物の保持期間による工数の増加
環境数と外部接続の条件に応じて、設定・テスト・運用手順の範囲を決めます。
- 環境:開発、検証、ステージング、本番の4環境を定義
- デプロイ:本番の手動承認、検証の自動化、ロールバック成果物の保持世代を設計
- 連携:認証、Webhook、ネットワーク制御、障害時の再送を確認
- 制約対応:閉域網、プロキシ、証明書、エージェント配置を考慮
環境ごとに変数と接続先を定めます。権限や承認者、デプロイ手順も、同じ単位で決めておきます。環境が増えるほど、設定に加えて受入テストと運用手順の作成も増えます。
連携先には、Jira、Bitbucket、コンテナレジストリがあります。AWS、Kubernetes、Slackなども連携先に含まれます。
ソースコードを社外へ出せない企業や、本番ネットワークから外部へ接続できない企業では、プロキシ、閉域網、証明書の設計が必要です。エージェントの配置も含め、接続先ごとの制約を見積もりに反映します。
Data Centerのライフサイクルとセキュリティ要件
2026年時点で新規に検討する場合は、初期費用だけで採否を決めないことが必要です。Atlassian公式「Data Center End of Life」(2026年確認)は、購入制限と終了予定を案内しています。
- 新規購入:2026年3月30日から新規顧客の新規サブスクリプションを制限
- 終了予定:2029年3月28日
- 移行検討:構築費だけでなく代替製品への移行費も総額に含める
日程は、2026年に確認したAtlassian公式の情報に基づきます。そのため、既存環境の継続や例外的な延長が必要な企業は、契約条件と移行計画を早めに確認します。
Atlassianは2025年の事例で、ビルド時間を6時間超から1時間30分へ短縮したと説明しています。さらに、同事例では、パイプラインのリードタイムも約2日から最短1時間30分へ短縮しています(出典:Atlassian公式「How we reinvented CI/CD at Atlassian」、2025年)。
他社で同じ効果や費用になるとは限りません。ただし、この事例は、出口戦略を要件に入れる判断材料になります。
Bambooのシステム開発の進め方

全社のPlanを一括で移行するより、現状把握、PoC、本番設計、段階展開の順に進めるほうが、リスクを抑えやすくなります。また、各段階で成果物と判断基準を決めておけば、追加費用の理由や、本番化を延期する条件を説明できます。
現状把握でのPlan・プラグイン・秘密情報の洗い出し
現状把握では、Planの構成や処理実績などを一覧にします。
- 構成:リポジトリ、Plan・Stage・Job・Task、Webhook、プラグイン
- 処理実績:平均・ピークのビルド時間、失敗率
- 成果物:容量と保持期間
- 実行環境:認証、スクリプト、エージェントのOSとスペック
本番デプロイの承認者、障害時の連絡先、夜間対応者も確認します。設定が画面にしか残っていない場合は、確認そのものが設計作業になり、費用が増えることがあります。
秘密情報には、パスワードやアクセストークン、クラウドのアクセスキーが含まれます。署名鍵、証明書、外部サービスのWebhookも対象です。Plan変数に平文で残っていないか、ビルドログへ出力されていないか、退職者や委託先のアカウントが残っていないかを点検します。
移行のときは値をそのままコピーせず、保管場所や権限を設計し直します。ローテーションと失効手順も決めます。
PoCでのコミットからロールバックまでの測定
PoCはコミットからロールバックまでを番号順に検証します。
- コミットをチェックアウトし、ビルドと単体テストを実行する。
- 成果物の作成と、検証環境へのデプロイ。
- 承認後、本番相当環境へデプロイする。
- 失敗時のロールバック、失敗Task・ログ・戻す成果物の確認。
評価では、ビルド時間と待ち時間、成功率を記録します。さらに、テストの並列数、ログの検索性、承認時間も記録します。
導入前の目標と比べ、エージェント増設、キャッシュ、コンテナ化の効果を判断します。あわせて既存ツールを残す範囲を決め、測定結果を本番見積もりの根拠にします。
本番設計・段階移行・運用引き継ぎの進め方
本番化は設計、段階移行、運用引き継ぎの順に進めます。
- 単一ノードかData Centerか、常設かElastic・Ephemeral agentか、DB・ストレージの冗長化を決める。
- Bamboo SpecsのYAMLまたはJavaによる管理と、インフラ設定の変更管理への組み込み。
- 重要度の低いサービスからの移行と、新旧の実行結果の比較。
- 運用手順、障害対応、パッチ、権限の確認、復元テストの引き継ぎ。
Planをコードとしてレビューすれば、手作業による設定の差分を減らせます。ネットワークや権限の設定も、インフラの変更管理に含めます。監視やバックアップも、変更管理の対象にします。
移行では、成果物のハッシュやテスト結果を確認してから対象を広げます。デプロイ先、承認履歴、ロールバックの成否も確かめます。引き継ぎの範囲によって、初期費用と保守費も変わります。
Bambooのシステム開発費用を抑えるポイント
ライセンスを最小限に抑えても、待ち時間や障害対応の人件費が増えることがあります。そのため、利用年数、代替製品へ移る可能性、運用を内製するかを決め、処理量と将来費用を照らし合わせて判断します。
Bamboo Specsとテンプレートによる設定の重複削減
画面でPlanを個別に設定すると、似た構成が重複し、変更漏れやレビューの難しさが生まれます。共通化する範囲も確かめます。
- 共通化:共通ビルド等をSpecs・テンプレートで管理し、固有変数を分けて設定・変更工数を減らす
- 例外管理:似たサービスをまとめ、標準パターンと例外条件を文書化
- 効果測定:Planの新規作成・変更時間を導入後も確認
コードレビューできる形にしておけば、属人化を抑えられ、別担当者や別ベンダーへの引き継ぎも進みます。一方、例外が多いテンプレートは理解が難しく、保守費を増やすことがあります。
ビルドの優先順位と実行時間の改善によるエージェントの適正化
エージェント増設の前に、処理の優先順位と保持期間を見直します。
- 不要処理:不要なビルド、重複テスト、依存関係の再作成を減らす
- 実行順:単体テストを先に、時間のかかる総合テストを夜間に回す
- 成果物:リリース・監査・再現ビルドに必要な保持期間を決める
- 代替策:並列化、コンテナ化、キャッシュを固定台数の追加前に検証
Atlassianの移行事例では、Bitbucket Pipelinesへ移行し、並列実行や自動スケールを活用した結果を公表しています。ただし、別の企業に同じ成果が出るとは限りません。また、削減額に加えて、待ち時間、障害復旧時間、運用担当者の作業時間もKPIとして追います。
出口戦略の先行決定と過剰な作り込みの回避
継続利用と代替製品の比較条件を先に整理し、将来の引き継ぎに備えます。
- 比較条件:利用継続と代替製品の採用条件を先に決める
- 候補:Bitbucket Pipelines、Jenkins、GitLab CI/CD、GitHub Actions
- 適合性:オンプレ・分離網・監査・Atlassian資産が強ければBambooが合理的な場合があります。クラウドで管理を減らすなら別候補も合う可能性があります
- 管理:Specs、スクリプト、Dockerfile、IaC、設計書、秘密情報、テストデータ、成果物規則を自社管理
- 引き継ぎ:設定・コードの受け渡しと契約終了時の保守移管を定める
独自プラグインや画面設定に依存しすぎると、将来の移行費が増えます。そこで、設定とコードの引き渡し形式や、別ベンダーへの保守移管を契約書に明記します。
Bambooの見積もりを取るときのポイント
複数社の見積もりは、同じ前提条件と成果物をそろえて渡さなければ比べられません。CI/CD設計やAWS・Kubernetes、ID基盤まで扱える体制かも確認します。監視、セキュリティ、将来移行への対応も見ておきます。
RFPに書く対象範囲と処理量
RFPには、対象リポジトリ数、Plan数、Stage・Job数を書きます。加えて、ビルド時間の平均とピーク、同時実行数、環境数も書きます。見積もり条件は、処理量や運用条件をそろえて比べられるよう具体化します。
- 対象範囲:リポジトリ、Plan、Stage・Job数
- 処理量:平均・ピークのビルド時間、同時実行数
- 環境と成果物:環境数、容量、保持期間
連携先と承認者、利用者を記載します。認証方式や監査ログの保存期間も、含めて伝えます。
BambooやJenkinsから移行する場合は、プラグインの一覧と独自スクリプトを提示します。秘密情報の種類、過去の失敗ログ、移行対象外のPlanも示します。
納品物に含めるものも確認します。構成図、Plan一覧、Bamboo Specsなどの設計資料と、運用手順、障害対応表を含めるかを決めます。設定ファイルやIaC、テスト結果も、納品の範囲に入れるか確認します。
バックアップの復元結果、権限一覧、教育資料も、対象にするかを決めます。発注側が自力で変更できる範囲を明確にしておけば、小規模な改修を毎回依頼する費用を抑えられます。
作業単位と担当範囲による見積もりの比較
見積もりでは、費用項目、作業範囲、担当体制を分けて比べます。
- 費用:ライセンス、初期構築、移行、クラウド・機器、保守、教育、予備費
- 作業:要件定義、設計、設定、連携、テスト、リリース、引き継ぎ
- 体制:発注者側の作業とベンダーの担当範囲
- 実績:現行契約・将来制約、SpecsやPlan移行、オンプレミス・クラウドの対応力を確認
「環境構築一式」の範囲は会社ごとに異なります。そのため、総額の安さだけで選ぶと、後から追加の見積もりが出ることがあります。
リックソフトや日立ソリューションズなど、Atlassian製品やBambooの導入・運用情報を公開する企業もあります。ただし、公開ページからは自社案件に合うかを断定できません。そこで、担当体制と類似案件の範囲を確認します。
保守・セキュリティ・契約終了時の条件
CI/CD基盤は、ソースコードやテストデータ、認証情報を扱います。顧客環境へのデプロイ権限も扱うため、機能だけでなく非機能要件も契約に含めます。
- 情報管理:秘密情報の保管・暗号化、アクセス・監査ログの保存期間
- 保守責任:脆弱性通知期限、パッチ適用、バックアップと削除
- 障害対応:SLA、再委託先、夜間対応
- 受入条件:ビルドログや成果物に本番データを入れない運用
- 契約終了:設定・コードの受け渡しと移行支援
Atlassianは2026年3月31日、BambooからBitbucket Pipelinesへの移行ツールを紹介しました。監査、費用予測、一般的なPlanの変換を支援すると説明しています(出典:Atlassian公式「Introducing the Bamboo to Bitbucket Pipelines migration tool」、2026年)。
ただし、ツールですべての独自プラグインや社内スクリプトを自動変換できるとは限りません。IaCや設計書も含む引き渡し範囲と、別製品への移行支援条件を決めておくと、将来費用を見通せます。
よくある質問(FAQ)
費用を検討するときによく出る疑問に、ライセンスだけでなく、構築・運用・移行を含む総額と、2026年以降の製品選択の両面から答えます。
Bambooのシステム開発は500万円以内でできますか?
対象を限定した標準導入なら、150万円〜500万円程度に収まる可能性があります。一方、複数環境や冗長化、Data Centerを含める場合は、500万円を超えることが一般的に考えられます。
監視や災害復旧、複数チームのPlan移行を含める場合も、500万円を超える範囲に入ります。エージェント数とPlan数を整理し、連携先と移行量も含めて、個別に見積もります。
Bambooのライセンス費だけで導入できますか?
ライセンス費に加えて、サーバー、データベース、エージェント、ビルドツール、成果物ストレージが別途必要です。ネットワーク、認証、監視、バックアップ、保守の費用も考慮します。
既存の基盤を使えば初期費用を抑えられます。ただし、運用担当者の作業や障害対応の費用も見落とさないようにします。
2026年にBambooを新規導入する判断は遅くありませんか?
一律に遅いとはいえませんが、Bamboo Data Centerの終了予定と新規購入制約を踏まえて判断します。
既存のAtlassian製品やオンプレミス運用、ネットワーク分離、監査要件、社内の運用スキルがあれば、継続利用に合理性がある場合があります。一方、新規導入では、利用期間、移行準備の開始時期、Bitbucket Pipelinesなどの候補、移行費を含む総保有コストを比較してから契約します。
まとめ
Bambooの費用は、PoCなら50万円〜150万円、標準導入なら150万円〜500万円、本番基盤なら500万円〜1,500万円以上が検討の目安です。
既存Planや代替製品への移行は、300万円〜2,000万円以上が目安になります。価格は一律に決まるものではなく、対象範囲、エージェント数、環境数、連携、運用、移行量を積み上げて決まります。
総保有コストで見る費用の比較
費用は、ライセンスから移行まで項目ごとに分けて捉えます。比べるときは、Plan数、同時実行数、環境数をそろえます。連携先、成果物の保持期間、SLAも条件に加えます。
要件定義やテストを削ると、ビルド失敗や権限不備、復旧の遅れといった問題が起き、追加開発の費用が後から発生することがあります。また、PoCで測った実行時間と運用負荷を、本番見積もりに反映させます。
2026年以降の導入費と出口戦略の同時検討
既存のAtlassian環境がある企業や、オンプレミス運用・監査・ソースコードの持ち出し制限がある企業は、Bamboo継続の条件を整理します。
- 継続判断:既存環境や運用上の制約を踏まえて条件を整理
- 新規導入:Data CenterのライフサイクルとBitbucket Pipelines等を比較
- 契約前確認:設定・コードの引き渡しと将来の移行予算を確認
- 判断基準:安全で速いリリースと継続運用を実現できるか
▼全体ガイドの記事
・Bambooのシステム開発の完全ガイド
▼RFP作成前に読みたい無料ホワイトペーパー
・業務システム開発の完全ガイドブック
・スクラッチシステム開発の完全ガイドブック
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会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
