介護・福祉業向け介護送迎管理システム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

介護送迎管理システムの開発会社は、利用者・車両・運転者・送迎予定・実績をつなげ、安全に運べる計画を作れるかで比べます。株式会社riplaを最初に、送迎特化型、介護ソフト連携型、低価格型、地域交通・AI型の6社を取り上げ、公開価格、導入事例、対応範囲、注意点を並べます。

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  • 選定時の確認事項

介護送迎管理システムのパートナー選びが重要な理由

介護送迎管理システムの導入を検討する施設担当者

介護送迎管理システムは、住所を地図上に示すだけでなく、利用者ごとの車いすや歩行状態、介助の有無、玄関や停車位置、乗り合わせの可否、帰りの時間指定を組み合わせて、現場で安全に実行できる計画へ落とし込む業務システムです。さらに、計画を誰が確定し、変更を誰が承認し、実績を誰が訂正するかまで決める必要があります。

紙やExcelの送迎表では、担当者が休んだ日に計画を作れず、車いす利用者や介助条件を見落とし、欠席や時間変更がドライバーへ伝わらないといった問題が起こりやすくなります。

介護現場固有の制約への理解

一般的な配車システムは、車両定員と移動距離だけを見てルートを作る場合があります。しかし介護送迎では、車いすスペースを確保できるか、乗降に何分かかるか、特定の利用者同士を同乗させてよいか、家族への到着前連絡が必要かといった条件が、計画の実用性を左右します。

候補会社には、利用者50名、車両3台、車いす利用者2名、午前と午後の往復便という具体的な条件を示します。そのうえで、どこまで標準機能で扱えるかを確かめます。

月額料金に加えて移行・端末・保守まで含めた比較

比較では、月額利用料のほかに、初期設定、現行Excelからのデータ移行、タブレットの費用を見ます。通信費や地図・SMSの従量料金も、月額の外で発生するため、契約前に確かめておきます。研修や問い合わせ対応、解約時のデータ返却の条件も含めて見ます。

公開価格のある製品と問い合わせ型の製品は、金額だけでは比べにくいため、5年間の総額に加えて、送迎表の作成時間や問い合わせ件数がどの程度減るかも見比べます。

特に、個人情報を扱うため、価格が安くても、権限管理や操作ログが要件を満たさなければ、導入後の負担が増える可能性があります。

ポイント

送迎計画を現場で実行できるかを基準に候補を見ます。車いすや乗降時間、同乗の可否まで条件を示したうえで、標準機能でどこまで扱えるかを確かめると、比較がぶれにくくなります。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaのシステム開発支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。

同社は、営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

介護送迎の相談では、機能を決める前に、送迎前、送迎中、送迎後の業務を分けて整理できます。

利用者・家族のマスター、利用曜日、送迎区分は、どこで管理するかを決めます。車いすや介助の条件、停車位置の写真、車両・運転者の情報も、同じ仕組みの中で扱うかを決めておきます。そのうえで、既存の介護記録・請求ソフトとの役割分担も設計します。

画面の設計に加えて、現場で入力が続く運用や権限まで検討できます。変更履歴や障害時の紙運用も含めて扱える点が、個別要件の多い法人に合います。

得意領域・相談時の確認事項

既製SaaSを使うか、標準機能を生かして一部をカスタマイズするか、複数拠点向けに個別開発するかを比べたい法人に向いています。

問い合わせの際は、現行の送迎表と利用者数、車両台数、拠点数を伝えます。さらに、介護ソフト名や同乗不可などの制約、家族への通知方法まで共有すると、必要なシステムの範囲が具体的になります。

まず1拠点でMVPを稼働させ、計画作成時間や変更の伝達漏れを測ります。走行距離や問い合わせ件数も測ったうえで、拡張する進め方も選択肢になります。

ポイント

既製SaaSで足りるか、標準機能を生かした一部カスタマイズや個別開発が要るかで選びます。業務全体を組み直したい場合は、個別要件を整理して開発まで任せられる会社が候補になります。

ダイハツ工業株式会社|らくぴた送迎による共同送迎と日々の変更への対応

らくぴた送迎による介護施設の送迎計画

ダイハツ工業株式会社の「らくぴた送迎」は、通所介護施設などの送迎計画、運行中の連絡・報告、送迎後の記録をまとめて管理する福祉介護・運行管理システムです。

地図上で利用者の位置や所要時間を確認でき、曜日ごとのパターンを呼び出して計画を作れます。ダイハツ車以外でも利用できると公式サイトに案内されています。そのため、車両メーカーを限定せずに比べられます。

特徴と強み

利用者、車両、職員の情報をまとめて管理でき、新規利用者の割り当てや振替を行えるほか、欠席や送迎時間の変更も扱えます。送迎中の状況を共有でき、ドライバーからの欠席報告を管理画面へ反映しやすい点も特徴です。

複数の施設で送迎を共同化するなら、施設ごとの閲覧権限を契約と設定の両面から確かめます。加えて、利用者情報をどこまで共有するか、運行責任をどこで分けるかも決めておく必要があります。

得意領域・導入効果の確認方法

共同送迎や複数拠点での運用を視野に入れ、送迎計画を作れる職員を増やしたい法人に合います。

公式サイトでは、導入施設の一例として、計画作成時間が2時間から15分に短縮し、作成できる職員が1名から4名に増え、月当たりの走行距離が平均113km減ったと紹介されています(出典: ダイハツ工業「らくぴた送迎」公式サイト、2026年8月確認)。

ただし、これは個別施設の事例なので、自社の利用者数や地域によって結果は変わります。最大2か月間の無料試用が案内されているため、匿名化した条件で実際の操作を試すと確かめやすくなります。

ポイント

共同送迎や複数施設での運用を考えるなら、閲覧権限と運行責任の分け方を先に決めます。導入効果は個別施設の事例のため、無料試用で自社の利用者数や地域に当てはめて確かめます。

パナソニック カーエレクトロニクス株式会社|DRIVEBOSSで計画作成と介護ソフト連携

DRIVEBOSSで介護施設の送迎計画を作成するイメージ

パナソニック カーエレクトロニクス株式会社の「DRIVEBOSS」は、利用者・車両・地図情報をもとに送迎計画を自動で作り、スマートフォンや介護ソフトとのデータ連携も支援するシステムです。

ケアカルテとの連携では、利用者情報を自動で取り込み、二重入力を減らす仕組みが公式に案内されています。介護記録や請求は既存ソフトに集約し、送迎計画はDRIVEBOSSで補いたい事業所に向いています。

特徴と強み

利用者の住所や指定時間に加えて、乗降にかかる時間や大型車の乗り入れ可否も考慮し、計画を作る考え方が示されています。さらに、車いすや大型歩行器、同乗を避ける利用者といった制約も踏まえます。

同製品では、ドライバー向けのスマートフォン画面やルート案内、送迎実績・帳票の自動化も確認できます。

AIや自動作成を使う場合は、候補を人が承認・修正できるか、修正理由と確定者をログに残せるかを先に確かめます。

得意領域・導入事例から見る確認事項

複数施設の送迎計画をそろえたい法人や、ケアカルテなどの介護記録ソフトとの二重管理を減らしたい法人が候補になります。

公式の春日丘荘デイサービス事例では、施設ごとに異なっていた計画作成方法を統一し、職員の負担を軽くする目的で導入した経緯が紹介されています(出典: パナソニック カーエレクトロニクス「春日丘荘デイサービスセンター導入事例」、2025年9月公開)。

デモでは、急な欠席を介護記録側と送迎側のどちらから更新するかを確かめます。あわせて、連携の反映時間や、エラー時の復旧方法も見ておきます。

ポイント

複数施設の計画をそろえたい法人や、介護記録ソフトとの二重入力を減らしたい法人が候補になります。自動作成を使うなら、人が修正・承認した記録を残せるかも確かめます。

株式会社システムクリエイト|ぴっくあっぷプランナーで送迎表作成を効率化

ぴっくあっぷプランナーで送迎表を作成する介護事業所

株式会社システムクリエイトの「ぴっくあっぷプランナー」は、送迎計画の作成を中心に支援するシステムです。公式サイトでは、事業所の意見や要望をもとに開発し、利用者情報を考慮して配車表を作れる製品と案内されています。

大規模な動態管理よりも、まずは紙やExcelの送迎表作成を安定させたい事業所が検討しやすい候補です。

特徴と強み

過去の送迎パターンを蓄積し、利用者の住所や送迎区分を考慮して配車表を作る運用に合います。時間指定や欠席も加味できます。

公式資料では、障害児通所支援事業所向けの「ぴっくあっぷプランナーKIDS」も案内されています。高齢者向けデイサービスに限らず、福祉領域の送迎を比べたい場合の確認対象にもなります。

介護保険ソフトからのCSV取り込み、帳票のカスタマイズ、データ入力代行の範囲は、事業所で使っているソフトと実際のデータで確かめます。

得意領域・公開価格から見る選び方

公開価格が見えることは、予算を早い段階で比べたい事業所にとって利点です。

公式ページでは、1事業所番号あたりの料金として、パソコン1台目が年額21万6,000円、2台目以降が年額3万6,000円と示されています。電話・メールの保守費用とバージョンアップ費を含むとも案内されています(出典: 株式会社システムクリエイト「送迎支援システム」、2026年8月確認)。

定員40名を超える場合は別途相談とされています。そのため、見積もりは利用者数や追加端末を含めた総額で取り、導入時の入力代行やインターネット環境も確かめます。

ベストリハ株式会社|はやまる送迎による小規模施設からの導入

はやまる送迎を使ったデイサービスの送迎管理

ベストリハ株式会社の「はやまる送迎」は、デイサービスの現場で送迎車を運用してきた経験をもとに、送迎表作成、利用者への通知、送迎状況の確認を支援するサービスです。

自動作成やコピー機能を使えば、定期的な送迎表を作れます。座席の組み替え、急な欠席のメッセージ連絡、タブレットでのルート確認にも対応します。特に、専任のIT担当者を置きにくい小規模事業所が、利用者数に応じて始めたい場合に比べやすい製品です。

特徴と強み

「はやまる」利用時のスケジュールから送迎表を作成できるほか、利用者情報を登録すれば単独利用もできます。

公式サイトでは、利用者の人数が30名未満の場合は月額3,000円、30名以上は1名あたり月額100円の基本料金例が示されています。また、タブレットは通信費込みで月額1,900円のレンタル例が案内されています(出典: ベストリハ「はやまる送迎」公式サイト、2026年8月確認)。

実際の請求額は、契約プランや端末、初期設定によって変わります。他サービスを使うかどうかでも差が出るため、利用者50名、タブレット1台など条件をそろえて確かめます。

得意領域と導入前の確認点

送迎計画を作れる担当者が限られている事業所、家族からの到着時間の問い合わせが多い事業所、欠席や時間変更の連絡を電話や紙で伝えている事業所に向いています。

導入前には、車いす利用者の座席条件や同乗を避ける利用者を登録できるかを確かめます。往路と復路で異なるルートや、障害福祉サービスの利用曜日も登録できるかを見ておきます。

料金が低くても、法人内の複数拠点や介護ソフトとの連携が必要になれば追加設計が発生します。そのため、将来の拡張費用やデータ返却の条件も質問しておきます。

スペア・テクノロジーソリューションズ株式会社|AIとオンデマンド運行で地域送迎を最適化

AIを活用した介護送迎の運行計画

スペア・テクノロジーソリューションズ株式会社は、病院・介護送迎向けにAIを活用したルート生成と柔軟な運行方式を提案しています。固定ルートのデイサービス送迎に加え、予約に応じて運行するオンデマンド方式も扱えます。ドアtoドア方式と停留所方式も組み合わせられる点が特徴です。

施設単独の送迎表を効率化する製品とは位置づけが違い、病院や複数施設、自治体を含む地域の移動課題まで扱いたい案件で候補になります。

特徴と強み

公式サービスページでは、車いす利用や乗り合わせなどの条件を考慮したルートの自動算出が案内されています。キャンセルや予定変更に応じた再計算、複数の予約チャネル、リアルタイムの運行状況の把握も示されています。

空の走行を減らすオンデマンド運行で、年間数百万円規模のコスト削減につながる場合があると説明されています。ただし、効果は運行地域や予約密度、車両台数によって変わります。

AIの提案を職員が上書きできるか、変更履歴と権限を見られるかは、必ず確かめます。

得意領域・開発会社としての確認事項

病院送迎、介護施設の共同送迎、自治体や地域交通との連携など、固定ルートだけでは解けない移動課題に向いています。

石川県七尾市周辺では、社会医療法人財団董仙会とスペア・テクノロジーソリューションズがAIオンデマンド乗合交通を活用した介護送迎の実証実験を実施したと公表されています(出典: 社会医療法人財団董仙会・スペア・テクノロジーソリューションズ「石川県七尾市での実証実験」、2024年公表)。

導入時は、施設間で個人情報をどこまで共有するかを決めます。予約受付の責任や、事故・遅延時の連絡、車両・ドライバーの責任の分け方も、システム要件と契約書の両方で整理します。

介護・福祉業向け介護送迎管理システムの選び方

介護送迎管理システムの候補を比較する担当者

6社は、それぞれ得意とする製品の種類が異なります。

送迎計画と運行後の記録をまとめたいならダイハツ工業が比較候補になります。介護ソフトとの連携や計画作成の標準化を重視するならパナソニック カーエレクトロニクス、送迎表作成と公開価格を見比べたいなら株式会社システムクリエイトが候補です。小規模な月額利用から始めるならベストリハ、地域交通やオンデマンド運行まで広げるならスペア・テクノロジーソリューションズが挙がります。

業務全体を個別開発で組み直したい場合は、株式会社riplaのような開発パートナーに相談する選択肢もあります。

実績と機能の自社条件での確認

実績を確かめるときは、「介護業界で導入実績があります」という説明に加えて、中身を質問します。利用者何名を車両何台で運んでいるか、計画作成に何分かかるかを聞きます。さらに、欠席や変更が何件あるか、誰が修正を承認しているかも聞き取ります。

特に、車いす2名や乗降介助10分といった条件を登録したデモを依頼します。同乗不可の組み合わせや、午前と午後で異なる車両も含めて試してもらいます。

障害福祉や通所リハビリにも使う場合は、サービス区分や利用曜日の違いを一つの画面で扱えるかを確かめます。送迎加算や家族への連絡の扱いも、同じ画面で見られるかを見ておきます。

個人情報・安全管理と連携の役割分担

利用者の住所や電話番号は、漏えいした場合の影響が大きい情報です。身体状況や介助上の注意も、慎重に扱うべき情報です。

厚生労働省は2026年に「介護事業所における情報安全管理の手引き」と解説書を公開し、ログイン・ログオフ、閲覧・入力・送信、バックアップなどの安全管理を示しています(出典: 厚生労働省「介護事業所における情報安全管理の手引き」、2026年7月確認)。

候補会社には、職員・ドライバー・管理者ごとの最小権限や多要素認証、通信・保存時の暗号化を質問します。さらに、端末紛失時の停止や操作ログ、委託先の管理について聞きます。バックアップと、解約時のデータ返却の条件も確かめます。

同じ条件での見積もりと小規模PoCによる比較

介護送迎の既製クラウドは、公開情報を組み合わせると送迎機能だけで月額数千円から数万円程度の例があります。一方、標準機能のカスタマイズやAPI連携を含む場合は、初期設定・移行・研修で数十万円から150万円程度を、予算の仮置きにできます。個別開発は、単一拠点で300万〜800万円程度、複数拠点・外部連携・監査ログまで含む本開発で800万〜2,000万円程度を予算の仮置きとして使えます。

これらは介護送迎領域の公開相場が少ないため、公開料金と一般的な業務システム開発費から組み立てた推定で、ベンダー見積ではありません。見積もりは、利用者50名、車両3台、1拠点、ドライバー5名を共通条件にします。さらに、介護ソフトからのCSV取り込み、スマートフォン3台、月間の欠席・変更件数も条件に含めます。

費用は、初期設定から障害対応まで項目別に出してもらい、データ移行や端末、通信、地図API、SMSを含めます。納期は、1拠点で2〜8週間程度の試用と初期設定が可能か、カスタマイズなら2〜4か月、個別MVPなら3〜6か月程度という見立てが妥当かを確かめます。PoCでは、作成時間や伝達漏れ、走行距離、問い合わせ件数、担当者以外が作成できるかを導入前後で測定します。

ポイント

候補は、送迎表の作成、介護ソフト連携、小規模からの開始、地域交通のどこに重心を置くかで絞ります。価格が安くても、権限管理や操作ログが要件を満たさなければ導入後の負担が増えます。

介護送迎管理システムに関するよくある質問

介護送迎管理システムについて相談する担当者

介護送迎管理システムの導入では、料金や自動作成の有無に加えて、既存の業務をどこまで置き換えるかを先に決めることが大切です。

介護送迎管理システムの料金はいくらですか?

既製サービスは、公開価格の例では月額3,000円程度から数万円程度まで幅があります。

初期設定や利用者データの移行、端末、通信、通知、保守まで含めると、実際の費用は変わります。そのため、月額だけでなく5年間の総額で比べます。

個別開発は、機能範囲や連携数によって数百万円から2,000万円程度まで大きく変動する推定です。

Excelの送迎表から移行できますか?

多くのサービスでCSV取り込みや初期データ登録が検討できますが、Excelをそのまま読み込めるとは限りません。

まず、住所の表記ゆれや重複利用者を整理します。利用曜日、送迎区分、車いすや介助条件、電話番号も見直したうえで、匿名化した現行表で移行テストを行います。

移行後の情報を誰が確認するか、古いファイルをどう廃棄するかまで決めておくと、二重管理を防ぎやすくなります。

AIが送迎ルートを完全に自動決定しますか?

AIや最適化ロジックが作った候補を、管理者が確認・修正・承認するHuman-in-the-Loopの運用が安全です。

介護送迎では、住所や距離だけでなく、介助負担や利用者同士の相性も判断材料になります。家族との約束や道路事情も、計画に影響します。

候補ルートの根拠や修正者、確定者を記録できるかを確かめます。確定後の変更履歴も残せるかどうか、運転中のスマートフォン操作を避ける手順も、あわせて決めておきます。

介護送迎の利用者情報をクラウドに置いても問題ありませんか?

クラウド利用の可否は、事業所とベンダーの安全管理措置や委託契約を見て判断します。アクセス権限や保存場所、バックアップ、障害時の復旧まで見れば、サービス名だけでは分からない違いが見えてきます。

厚生労働省の手引きをもとに、職種ごとの閲覧範囲、強いパスワードや多要素認証、端末の紛失対策、ログの確認方法、解約時の消去・返却を文書に残します。

医療情報や複数法人のデータを扱う場合は、適用されるガイドラインや自治体のルールも追加で確認します。

まとめ

介護送迎管理システムの導入を検討する法人

介護・福祉業向け介護送迎管理システムは、送迎表を電子化するだけでなく、利用者の安全条件、職員の判断、ドライバーへの連絡、送迎実績、家族対応を一つの流れにする仕組みです。

今回紹介した6社のうち、株式会社riplaは個別要件を整理して開発まで支援します。ダイハツ工業は共同送迎や運行管理に強く、パナソニック カーエレクトロニクスは介護ソフト連携と標準化を確認しやすいのが特徴です。株式会社システムクリエイトは送迎表作成と公開価格を比べやすく、ベストリハは小規模導入を始めやすく、スペア・テクノロジーソリューションズはAI・オンデマンドによる地域交通まで扱えます。

最初にそろえる情報

問い合わせ前には、利用者数と利用曜日、車両台数・定員・車いす対応を整理します。運転者と添乗者も、あわせて決めておきます。さらに、送迎範囲や往路と復路の時間、欠席や振替の件数をまとめておきます。既存の介護記録・請求ソフトと、家族への連絡方法も整理しておきます。

匿名化した現行の送迎表を使い、同じ条件でデモと見積もりを依頼すると、機能の適合性と費用の差を比べられます。

小規模な試行による効果の測定

まず1拠点・1車両群で試し、全拠点へ広げる前に効果を測ります。計画作成時間が何分短縮できたか、変更の伝達漏れが何件減ったかを見ます。走行距離や家族からの問い合わせが、どう変わったかも押さえます。

導入効果に加えて、担当者以外も計画を作れるか、障害時に紙運用へ戻せるかを判定の基準にします。個人情報の閲覧範囲を説明できるかも、同じ基準に含めます。

現場が使い続けられる介護送迎管理システムを選ぶことが、ケアの時間と送迎の安全性を両立する近道です。

補強情報は、ダイハツ工業「らくぴた送迎」公式サイト、パナソニック カーエレクトロニクス「DRIVEBOSS」導入事例、株式会社システムクリエイト「送迎支援システム」、ベストリハ「はやまる送迎」公式サイト、厚生労働省「介護事業所における情報安全管理の手引き」を参照しています。価格、機能、提供条件は2026年8月時点で確認した公開情報に基づくため、契約前に各社へ最新の提供範囲と見積もりを確かめてください。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。