CircleCIのシステム開発費用は、リポジトリ数、実行環境、移行・運用の範囲によって、初期費用で30万〜1,000万円以上まで変わります。
公式の利用料は料金表で確認できますが、導入や移行、運用保守の費用は利用料とは別に積み上がります。
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CircleCIのシステム開発費用の内訳

CircleCIの費用は、大きく二つに分かれます。一つはサービスの利用料で、もう一つは、使える状態にするための設計・設定費です。
利用料だけを見ると安く感じられることがあります。ただし、テスト環境や本番デプロイ、監査ログ、既存CIからの移行を含めると、工数が増えます。
CircleCI本体の利用料とクレジット制の仕組み
CircleCIでは、ジョブの時間や実行環境、ユーザー数、追加機能などをクレジットで管理します。公式料金の主な内容は次のとおりです(出典: CircleCI公式料金ページ、2026年8月確認)。
- Free:月額0ドルで、個人利用に月30,000クレジット
- Performance:月額15ドルからで、30,000クレジットと5人のアクティブユーザー
- 追加購入:25,000クレジット単位で15ドル
FreeとPerformanceのクレジットは月次で繰り越されません。一方、購入した有料クレジットは12か月で失効します(出典: CircleCI公式料金ページ、2026年8月確認)。
税金や契約条件、為替は別に変わります。そのため、予算表ではドル価格を基準にし、円換算には作成時点の為替を併記します。
導入・移行・運用の費用
日本の導入支援費には、公式の一律価格がありません。そのため、類似するCI/CD・DevOps基盤の導入案件から推定します。
- 導入作業:現状調査、CI/CD要件定義、config設計、テスト自動化、AWS・Kubernetesへのデプロイ、権限設計、移行、文書作成
- 通常保守:設定変更や月次レビューを含め、月10万〜50万円程度
- 広範な保守:24時間対応や多数のリポジトリの内製化支援を含め、月50万〜200万円程度
リリース後も、失敗ジョブの調査やrunnerの更新、脆弱性対応、クレジットの分析が発生します。そのため、見積書では対応時間と作業範囲を分けて確認します。
CircleCIの料金プランとクレジット単価の比較
料金の見方は、無料で試す段階、従量課金で使う段階、企業要件に合わせて契約する段階で変わります。
月額だけでなく、月の実行回数やジョブの平均時間をもとに試算します。resource class、並列実行、保存データ量も見込みに入れます。
Free・Performance・Scaleの違い
プランは、試用の規模や必要な企業向け機能に応じて選びます。
- Free:小規模リポジトリでbuild、lint、unit testを試す
- Performance:月額15ドルからで、大きな環境、高い並列実行、追加サポートを組み合わせる
- Scale:年契約の個別料金で、企業向け制御、GPU環境、24時間サポートなどを相談する
Freeは、小さなDockerリソースクラスで月最大6,000分、アクティブユーザー最大5人、並行実行30までです(出典: CircleCI公式料金ページ、2026年8月確認)。
実行環境やクレジット消費は利用状況で変わるため、ECの本番デプロイ前にジョブ時間を計測します。また、CircleCI Serverは個別見積もりで、オンプレミス相当の運用費や冗長化費用が別にかかります。
クレジットからビルド時間を計算する方法
見積もりでは、実行環境ごとの単価と月間の実行時間を組み合わせます。
- 単価:Small、Medium、large、macOS、GPUなどで異なる
- 月間量:1日の実行回数と1回の計算時間、営業日数から算出する
- 予算幅:直近4週間の実績に上下20〜30%程度の余裕を加える
DockerまたはLinuxのMediumを10クレジット/分で使うと、25,000クレジットは2,500分、30,000クレジットは3,000分です(出典: CircleCI公式「Using credits」、2026年8月確認)。
1日20回、1回15分のpipelineを月20営業日動かす例では、月6,000計算分です。Mediumを10クレジット/分で使うと60,000クレジットとなり、Performanceの30,000クレジットを超えるため、追加購入が必要です。
キャッシュや並列化、再実行、休日実行、環境差も、実際の消費に影響します。見積書には、こうした利用環境と実行時間を記載します。
追加費用になりやすい項目
追加費用は、機能の利用量や実行環境、runnerの運用範囲によって生じます。
- 従量項目:Docker Layer Caching、転送、ストレージ、IP ranges
- 高単価環境:macOSやGPUなどの実行環境
- 自社runner:VM、更新、監視、通信、バックアップ、障害対応
Docker Layer Cachingは1ジョブあたり200クレジットです。また、プラン基準を超えるネットワークとストレージは、1GBあたり420クレジットです(出典: CircleCI公式料金ページ、2026年8月確認)。
キャッシュは処理を速めますが、全ジョブに付けると費用が増えます。そのため、導入後に効果を測定します。
セルフホストrunnerは、データを自社ネットワークに置きやすい反面、構築と保守の責任が増えます。セキュリティ要件を満たす場合でも、運用担当者の工数を含めた総保有コストでCloudと比べます。
CircleCIのシステム開発期間と費用相場の目安
CircleCIの設定だけであれば、短い期間で始められます。ただし、費用相場は自動化する範囲によって変わります。
単一サービスのunit testだけなら、小規模に収まりやすい傾向です。一方、複数のECサービスを横断して本番リリースまでつなぐと、要件定義とテスト設計の工数が増えます。
決済や在庫、配送まで対象に含めると、テストの範囲も広がります。管理画面も加わる場合は、なおさらです。
小規模なら初期30万〜100万円、1〜3週間の目安
小規模の導入では、対象範囲を明確にすると、費用と期間の見積もりの前提がそろいます。
- 対象:1〜3リポジトリでDockerのbuild・unit test、シークレット設定、通知を整備
- 目安:初期費用30万〜100万円、期間1〜3週間程度
テストとデプロイ先が整っていれば、期間は短くなりやすいです。一方、テストコードが不足する場合や、開発者が設定を学びながら進める場合は長くなります。
この規模でも、mainブランチへのマージ条件や失敗時の通知を決めます。環境変数やartifactの保存範囲も、決めておく項目です。
誰が再実行するか、失敗したデプロイをどう止めるか、誰がロールバックを承認するかは、事前に決めておきます。設定だけで終わらせないことで、後からの追加費用を抑えやすくなります。
中規模なら初期100万〜300万円、1〜2か月の目安
中規模の導入では、複数環境と既存CIの移行を含む構成が目安になります。
- 対象:複数リポジトリ、環境分離、AWS等へのデプロイ、承認、Slack通知、CI移行
- 目安:初期費用100万〜300万円、期間1〜2か月程度
移行では、旧pipelineの仕様を読み解いて同じ結果を再現し、そのうえで不要な処理も整理します。
EC企業では、商品・在庫・受注のAPIを一度にデプロイせず、依存関係をworkflowで管理します。たとえば、Pull Requestではlintとunit testを実行します。stagingでは外部APIをテストし、本番は承認後にデプロイします。
決済や在庫引当の回帰テストでは、本番データを使わないようにします。また、匿名化fixtureとテスト用アカウントの準備費用も見落とせません。
大規模なら初期300万〜1,000万円以上、2〜6か月の目安
大規模の導入では、基盤構成や標準化の範囲が費用と期間を左右します。
- 対象:Serverまたはself-hosted runner、SSO、監査、分離、冗長化、数十〜数百リポジトリ
- 目安:初期費用300万〜1,000万円以上、期間2〜6か月程度
製品利用料のほかに、周辺のAWS基盤、runner監視、認証連携が費用を押し上げます。また、運用手順書や教育、移行リハーサルも、費用を押し上げる要素です。
CircleCIの公式事例には、ANAシステムズや17LIVE、アンドパッドが掲載されています。サイボウズやDeNAの事例もあります。
17LIVEの事例では、workflowの改善によって、DevOpsチームがCI/CD保守から解放されました。また、アンドパッドの事例では、テスト時間を40分から15分へ短縮しています(出典: CircleCI公式導入事例、2026年8月確認)。
事例は参考になりますが、リポジトリ数やテスト内容は企業ごとに異なります。そのため、公開された数値を自社の費用対効果にそのまま置き換えないようにします。
CircleCIの見積費用に含めるべき内訳
見積書では、合計金額だけでなく、作業ごとの人日を確認します。
config作成やテスト整備、デプロイを一括りにすると、仕様変更の追加費用を判断しにくくなります。セキュリティや移行、ドキュメントなども、作業ごとに分けて見ます。
要件定義・設計費
要件定義・設計では、見積もりの前提となる項目を整理します。
- 開発条件:対象リポジトリ、ブランチ戦略、リリース頻度、テスト種別
- 運用条件:デプロイ先、承認者、監査要件、失敗時の停止条件
- pipeline設計:jobとworkflowの依存、環境、cache、workspace、artifact、承認、停止条件
- 共通化:Orbs、private orb、Dockerイメージ、命名規則、Context、環境変数
設計が曖昧だと、セール前の高頻度リリースや緊急修正に対応しきれなくなることがあります。プロジェクトごとにYAMLを複製すると、全社変更や脆弱性対応のときに修正漏れが生じやすいです。さらに、初期設計を省くと、長期の保守費が増える可能性があります。
テスト自動化・デプロイ設定費
CI/CD導入では、CircleCIの設定そのものより、テスト準備と本番反映の前提を整える作業に工数がかかります。
- テスト整備:テストコード、外部サービスのmock、注文・在庫・決済の回帰シナリオ
- デプロイ検証:Docker build、レジストリpush、staging、本番承認、rollback
- 実行方式:完全自動化か承認制かを選び、費用と運用リスクを調整する
夜間に自動で実行するなら、監視とロールバックを先に整えます。
決済や在庫など影響の大きい領域では、承認者が変更内容とテスト結果、デプロイ先を確認します。その結果、障害時の説明責任を果たしやすくなります。
セキュリティ・移行・教育費
セキュリティ、移行、教育の見積もりでは、作業範囲を項目ごとに確認します。
- 秘密情報:Context、OIDC、IAM、Secrets Managerなどで最小権限にする
- セキュリティ確認:fork起点pipeline、外部Orb、image、依存、artifact公開範囲をレビュー
- データ保護:個人データの匿名化、安全管理措置、委託先管理を確認
- 移行・引き継ぎ:棚卸し、並行稼働、差分検証、切り戻し、利用者教育、運用文書
テストデータやログに個人データが含まれる場合は、個人情報保護委員会の安全管理措置と委託先管理を確認します。また、匿名化作業も見積もりに含めます。
Jenkinsなどから移行する場合は、既存設定を棚卸しし、並行稼働と差分検証を行ったうえで、切り戻しの準備も必要です。
納品物には、configに加えて構成図や運用runbook、障害対応手順を含めます。月次のクレジット確認方法と、管理者向けの引き継ぎ会もあると、社内での運用を続けるうえで役立ちます。
クラスメソッドはCircleCIの導入支援を公開しており、AWSとCircleCIを組み合わせる設計や運用の相談先候補です(出典: クラスメソッド株式会社「CircleCIの導入支援」、2026年8月確認)。
CircleCIの費用が変動する主な要因

実行量や運用方法が異なると、同じCircleCIでも月額費用は変わります。
月額費用を見積もるには、Pull Request数や再実行、テストの並列度を把握します。resource classやキャッシュ、artifactの保存量も、見積もりの前提になります。
実行回数とテスト時間
1日のpipeline実行回数は、月額費用を左右する基本データです。
コミットごとの全テストは、確認を早めます。一方、変更の少ない文書更新にも重いテストを動かすと、クレジットを無駄に使います。
変更ディレクトリごとにworkflowを分け、Pull Requestでは高速な検査、本番候補では完全な回帰テストを実行すると、費用を調整できます。
resource classと実行環境
resource classと実行環境は、jobごとの必要量に合わせて選びます。
- サイズ:jobごとに必要なCPU・メモリを測る。すべてをxlargeにしない
- 選択肢:Docker、Linux VM、Windows、macOS、Arm、GPUなど
- 高負荷job:iOSビルド、GPU機械学習、巨大imageはDocker Smallより単価や周辺費が高くなりやすい
過剰な割り当ては余分なクレジットを使い、不足はジョブの遅延や失敗につながります(出典: CircleCI公式「Resource class overview」、2026年8月確認)。
高性能環境は、対象のjobだけに使います。小さなjobをxlargeで動かさず、メモリ不足による再実行を減らすと、費用を抑えられます。
データ保存・サポート・契約条件
保存量とサポート範囲、契約条件を合わせて、費用を見積もります。
- 保存管理:成果物と監査証跡を分け、保持期間と削除責任者を決めて、費用・法令順守も管理する
- Scale・Server:対応時間、SLA、SSO、監査、通信制御、データ保持の確認
- 契約:契約期間、最低購入量、有効期限、追加利用の精算方法
キャッシュやworkspace、テスト結果、artifactを長く保存すると、ストレージや通信量が増えます。さらに、成果物を残し続けると、後から削除する運用の工数もかかります。
24時間対応が必要か、平日の営業時間で足りるかを決めます。障害の一次切り分けを自社で担えるかどうかも、決めておきます。
CircleCIのコストを抑えるポイント
コストを抑えるときは、品質を保ちながら、無駄な実行や過剰なリソースを減らします。保存データや手作業の障害対応も、減らす対象です。テストを減らして安くすることは、目的に含みません。
導入時に安さだけを優先すると、テスト不足による障害や、複雑な設定の保守費が後から増えることがあります。
パイプラインの分割による不要な実行の削減
変更箇所やブランチ、タグに応じて、workflowを分けます。リリース種別によっても分けます。
- フロントエンド変更:受注APIの重いテストを省く
- 文書変更:ビルドを省略する
- 夜間実行:フル回帰テストを行う
各条件は、品質リスクを説明できる範囲で設定します。
CircleCI公式資料の例では、並列化を2倍にすると待ち時間は短縮します。一方、executorを複数同時に動かすため、総計算時間は変わらない場合があります。
費用削減だけを目的にせず、リリース速度の改善とクレジット消費を同じ指標で評価します。
キャッシュとresource classの定期的な見直し
費用と実行時間を比べて、効果が続く設定を残します。
- キャッシュ:job時間、成功率、クレジット、保存量で導入効果を比べる
- リソース:CPU・メモリ使用率を見てjobごとにサイズを調整する
- 無駄の削減:効果の小さいcacheや過剰サイズ、メモリ不足による再実行を見直す
依存パッケージやDockerレイヤーのcacheは重複処理を減らし、ビルド時間を短縮します。一方、古いcacheの復元に時間がかかる場合や、更新で保存量が増える場合もあります。
WebアプリのResourcesタブでは、実行中の利用量を確認できます(出典: CircleCI公式「Resource class overview」、2026年8月確認)。
月次レビューによるクレジットと品質の同時管理
月次では費用と品質の両方を確認し、増減の原因に応じて対応します。
- 実績:repository別の実行数、job平均時間、失敗率、再実行回数
- 設定・保存:resource class、cache、artifact・workspaceの保存量
- 急増原因:リリース増、workflowの無限ループ、巨大image、再実行、外部障害
- 請求管理:自動補充の上限、通知先、異常時に停止する管理者ルール
費用だけを追うと、テストを減らしすぎて失敗率が上がることがあります。そのため、デプロイ頻度や変更のリードタイムを見るとともに、復旧時間やテスト成功率も確認します。
クレジット1単位で得られる開発生産性を評価します。また、Performanceは、残量が0になったときの自動補充条件も契約に関係します。
CircleCIの見積もりを取る際のポイント

複数社に相談する場合は、実行量と運用条件をそろえて伝えます。
同じ条件なら、設定作業、テスト設計、運用保守の範囲を比較できます。
見積依頼に含める情報
同じ条件で見積もりを比べられるよう、依頼情報を揃えます。
- 開発環境:repository数、利用言語、framework、既存CI
- 実行条件:1日のpipeline回数、1jobの平均時間、テスト種別、平均並列数
- 対象システム:deploy先、cloud、release頻度、workflowの分割方針
- 運用・セキュリティ:SSO、監査、IP制限、runner、保存場所、保持期間、サポート、SLA、責任分界
- 個人データ:匿名化、アクセス権、委託先管理、log保管範囲
ECでは、フロントエンドや商品・在庫・受注APIを、同一のworkflowにするかサービスごとに分けるかを伝えます。管理画面やモバイルアプリも、この判断の対象です。情報が不足する場合は、調査フェーズを先に見積もります。
開発会社・導入支援会社を比較する視点
実績と担当範囲を、同じ条件で比べます。見積内訳や納品物も、並べて確認します。
- 技術実績:CircleCI、AWS、Kubernetes、Docker、GitHub Enterprise、test、security、運用設計
- 役割:製品提供、AWS導入、既存CI移行、内製化支援のどこを担うか
- 費用・成果物:初期費、利用料、cloud費、保守、追加単価と納品範囲
必要な責任範囲を整理して、候補を選びます。納品物が設定ファイルだけか、構成図やrunbookまで含むかを確認します。テスト結果や教育も含むかで、作業の範囲は変わります。
失敗調査や設定変更が別料金の場合、安い見積もりでも1年間の総額は高くなることがあります。
安い見積もりに潜むリスクと対策
本番デプロイを自動化する場合は、作業範囲や障害時の対応、情報管理の条件を確認します。
- 設定ファイルのみの納品:テスト、環境差、権限設計、失敗対応を含まない場合がある
- 障害時の確認:テスト失敗、承認者不在、途中障害、前版への切り戻し
- 契約条件:対象外作業、追加費用、秘密情報、外部Orbやimageの審査、責任分界
契約前に、ソースコードやログの扱い、秘密情報へのアクセス方法、脆弱性を見つけた際の連絡を確認します。
CircleCI側に暗号化や監査機能があっても、VCS権限とテストデータの匿名化は利用企業の責任です。そのため、RFPと契約書で双方の責任を分けます。
よくある質問
CircleCIの費用について、よく出る疑問に答えます。契約の前には、実行量とセキュリティ条件を当てはめて考え、料金と導入費は公式窓口や支援会社に確認します。
CircleCIは無料で使えますか?
はい。Freeプランは月額0ドルで、2026年8月時点では個人利用に月30,000クレジットが含まれます。
クレジットは翌月に繰り越されず、使い切ると個人のビルドが止まります。
実行回数が多いチームや大きなresource classを使う場合は、Performance以上も含めて試算します。
CircleCIの導入費用はいくらですか?
小規模なbuild・unit test導入は初期30万〜100万円、中規模の複数環境・デプロイ・既存CI移行は100万〜300万円が推定レンジです。
大規模なServer、self-hosted runner、SSO、監査まで含む場合は300万〜1,000万円以上です。
公式の利用料とは別に、要件定義やテスト整備の工数がかかります。セキュリティや移行、教育に加えて、運用設計の工数も見込みます。対象範囲が決まらなければ、一律の金額は断定できません。
JenkinsからCircleCIへ移行すると費用はいくらですか?
1〜3リポジトリが対象で、既存テストとデプロイ手順が整理されていれば、30万〜100万円に収まる可能性があります。
複数チームや複数環境、社内runnerまで移す場合は、100万〜1,000万円以上のレンジを検討します。独自pluginや監査、SSOも含めて考えます。
旧Jenkinsのジョブ数に加えて、pluginの代替や権限、秘密情報を確認します。切り戻しと並行稼働期間も含めて、見積もります。
CircleCI CloudとServerはどちらが安いですか?
短期間で導入し、運用担当者を増やしたくない場合は、CircleCI Cloudが初期費用を抑えやすいです。
社内ネットワークでrunnerやデータを管理したい場合、または接続制御・監査要件が厳しい場合は、Serverやself-hosted runnerを検討します。
その場合は、基盤や冗長化、更新、監視の費用が加わります。そのため、月額だけでなく、3年間の運用工数とセキュリティ要件を含む総保有コストで比べます。
まとめ
利用料・初期費用・運用費に分けた費用の考え方
予算は、利用料と初期導入費に分けて整理します。保守費や周辺基盤費も、別の項目として立てます。
- 公式利用料:Freeは月0ドル、Performanceは月15ドルから。利用量で変動
- 導入費の目安:小規模30万〜100万円、中規模100万〜300万円、大規模300万〜1,000万円以上
- 効率化:不要workflowを減らし、job別にresource classを選ぶ
- 管理:cache・artifactの保存期間を決め、月次でcreditsと品質を確認
- 展開範囲:全社に広げる前に代表的な1〜2サービスで効果と費用を測る
クレジットは、実行環境と時間、追加機能、データ利用量で変わります。導入額を判断するときは、対象のrepositoryと自動化の範囲を当てはめます。
ECでは、注文・在庫・決済を守るテストや本番承認を、見積もりに含めます。ロールバックや監査証跡、個人データの扱いも対象になります。
小さく検証してから対象範囲を広げる進め方
拡大の判断は、代表サービスでの実績を踏まえて段階的に進めます。
- 代表的な1〜2サービスで、実行量やテスト成功率、リードタイム、クレジット消費を測ります。
- 実績を基に本番デプロイや他のrepositoryへ広げ、公式料金と導入支援費を現実に近い条件で調整します。
- 価格だけでなく、障害を防ぎ安全にリリースできる運用を作れるかで判断します。
▼全体ガイドの記事
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会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
