清掃用品在庫管理システム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

清掃用品在庫管理システムの開発会社は、在庫数の表示だけでなく、現場入力から原価までを一つの流れで設計できるかで選びます。

株式会社riplaを最初に、清掃・消耗品・物品・在庫管理に対応する実在企業を5社加え、計6社を用途別に比べます。

▼全体ガイドの記事
・清掃用品在庫管理システム開発の完全ガイド

  • 管理対象と運用範囲:消耗品や清掃機器を、中央倉庫、各拠点、車両、現場資材庫のどこで扱うか。
  • 既存業務との連携と定着:会計・販売・勤怠・作業報告との連携範囲と、導入後に現場へ定着させる条件。

清掃用品在庫管理システムのパートナー選びが重要な理由

清掃用品在庫管理システムのパートナー選び

ホテル、病院、介護施設、ビルメンテナンス会社、工場などでは、消耗品や清掃機器が中央倉庫、各拠点、車両、現場資材庫に分散します。清掃用品の管理では、「いくつあるか」だけでなく、「どの商品が、どの拠点の、どの棚にあり、誰がいつ持ち出したか」を追える必要があります。

消耗品は、洗剤や消毒剤、トイレットペーパーなど多岐にわたります。ゴミ袋、ワイパー、モップ、手袋も含まれます。紙やExcel、担当者の記憶だけで管理すると、ケースとバラの換算が合わず、発注担当者が休むと補充できず、棚卸しの数字も合わなくなります。

発注単位は、箱、ケース、本、ロール、リットルなどに分かれ、濃縮洗剤と希釈後の使用量も混在します。

候補会社には、一般的な在庫機能の説明に加えて、清掃現場の業務をどのデータに分けて扱うかを尋ねます。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

システムを導入しても、現場スタッフが入力しなければ在庫データは更新されません。倉庫担当者が出庫を登録し、清掃スタッフが現場で消費した分をスマートフォンから数タップで登録できれば、実在庫に近い情報を保てます。反対に、作業後に事務所へまとめて入力する設計では、入力漏れや後付け修正が増え、導入前と同じ属人化が残ります。

また、在庫は購買・作業報告・原価とつながって初めて経営に活用できます。拠点別の使用量、契約現場ごとの用品原価、発注単価、廃棄量を見られれば、欠品防止だけでなく、過剰発注や使い過ぎの発見にもつながります。

開発会社が業務ヒアリング、マスタ整理、データ移行、教育、稼働後の改善まで支援できるかは、機能一覧以上に大切です。

発注前に整理すべき情報

相談前に、管理する品目数、中央倉庫数、現場・車両数を整理します。利用ユーザー数、月間の入出庫件数、発注先数も、数字で押さえておきます。品名、メーカー、規格、容量は商品ごとに一覧にします。

発注単位、保管場所、単価、SDSの有無も同じ表に入れておくと、見積もりの精度が上がります。紙やExcelの台帳は、受け渡す前に、同じ商品が別名で登録されていないか、ケースとバラの換算が決まっているかを確かめておきます。そのうえで、要件は「稼働開始に必須」「できれば欲しい」「将来検討」に分けます。

最初からAI需要予測や全拠点の高度な分析を求めるより、範囲を絞るほうが定着しやすいです。最初の範囲は、商品マスタ、拠点別在庫、QR・バーコード入出庫の3つを中心にし、棚卸しや発注点アラート、CSV出力も含めます。1倉庫と数拠点で試し、入力時間や棚卸し差異、欠品回数、発注漏れ、利用率を測定してから広げる進め方が現実的です。

ポイント

候補会社は、機能一覧より、現場が作業の流れのなかで入力できるか、在庫が購買や原価とつながるかで比べます。発注前には、品目数や拠点数、要件の優先順位も整理しておきます。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫の支援

株式会社riplaのシステム開発支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。

営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

清掃用品在庫管理では、中央倉庫、各施設、車両、現場資材庫をロケーションとして定義します。そのうえで、入庫、積み込み、持ち出しの流れを押さえ、使用後は返却、廃棄、補充、発注までを同じ業務フローにつなげます。

さらに、riplaには、品目の表記揺れを整理したうえで、自社の運用に合わせて設計する相談ができます。相談の中心は、発注点と承認ルートです。ほかに、次の項目も相談の対象になります。

  • 単位換算:ケース、バラ、リットルの換算の決め方。
  • 最低在庫:品目ごとの下限数量の設定。
  • 拠点間移動:複数の倉庫や拠点をまたいだ在庫移動の扱い。

スマートフォン入力やQRコード、既存の会計・販売・勤怠・作業報告との連携も、優先順位を決めながら検討できます。

得意領域・実績と確認事項

業務目的から、既成の在庫SaaSを導入するか、ローコードや個別開発を組み合わせるかを整理したい企業に合います。

現場の入力率や欠品件数をKPIにし、パイロット導入後に機能を広げていく進め方にも適しています。

清掃用品専用の機能や個別料金は、公開情報からは確定しにくい部分です。そこで、相談時には品目マスタ、現状の発注フロー、拠点一覧、既存システムを示し、標準機能、追加開発、保守の範囲を分けて回答してもらいます。

ポイント

業務の流れに合わせて設計し直したい場合は、コンサルから開発まで一社で頼めるかを見ます。既成の在庫SaaSで足りる部分は、デモで切り分けてから決めます。

株式会社アストロラボ|消耗品管理に特化したクラウド

アストロラボの消耗品管理クラウド

株式会社アストロラボは、洗剤やゴミ袋などの消耗品を対象にした「消耗品管理クラウド」を提供しています。公式の消耗品管理クラウド紹介ページでは、スマートフォンで製品ラベルを撮影して情報を登録する機能や、QRコードによる持ち出し・補充を案内しています。

同ページでは、発注リスト、通知、ログ管理、Excelデータの移行支援も案内されています。清掃用品を中心に、まず現場の持ち出しと補充を見えるようにしたい企業の候補になります。

特徴と強み

清掃用品は、商品名や容量を手で入力するだけでも現場の負担になります。ラベルやバーコードで登録、持ち出し、補充を簡略化できれば、入力を事務所に持ち帰る運用を減らせます。

また、公式サイトでは200アイテムまで月額5,000円(税抜)からと案内されています。公開料金をもとに、小規模な施設や本部で費用を試算しやすい点も特徴です(出典: 株式会社アストロラボ「消耗品管理クラウド」、2026年確認)。

得意領域・実績と確認事項

品目数が限られ、QRでの持ち出しや補充、発注リスト、ログをまず使い始めたい企業に合います。一方で、病院やホテル、多店舗で拠点間移動や複雑な承認、会計連携を扱う場合は、標準機能の範囲を事前に見ておく必要があります。清掃現場別の原価やSDS、ロット、使用期限まで扱うなら、標準機能で足りるかを確かめます。

問い合わせの際は、ケースからバラへの換算や複数倉庫への対応、オフライン入力を質問します。解約時のデータ返却や、追加ユーザー、初期移行の費用も確かめておきます。

ポイント

品目数が限られ、QRでの持ち出しや補充から始めたい企業の候補です。拠点間移動や承認、会計連携まで必要なら、標準機能で足りるかを先に見極めます。

株式会社科学情報システムズ|ホテル清掃と備品補充をまとめて管理する仕組み

科学情報システムズのホテル清掃管理事例

株式会社科学情報システムズは、ホテルの客室清掃や備品補充をまとめて管理するシステムの導入事例を公開している企業です。公式の宿泊業向け導入事例では、紙ベースで行っていた清掃状況と備品補充を管理し、複数ホテルを本部から把握できる仕組みが紹介されています。

清掃用品の在庫だけでなく、客室や施設の作業状況と補充情報を結び付けたい企業の候補になります。

特徴と強み

ホテルでは、清掃完了、アメニティや消耗品の補充、定期交換、画像記録が客室単位で発生します。公式事例では、備品の定期交換日を設定し、計画的に作業を管理できることも案内されています。

この事例は、清掃用品の使用量を客室、フロア、施設の単位で把握し、欠品を防ぎつつ作業品質も管理したい場合の業務設計の参考になります。

得意領域・実績と確認事項

ホテルや旅館、複数施設を運営し、清掃スタッフや本部、現場責任者が同じ情報を使いたい企業に合います。公式事例では、数百ユーザー規模の運用が示されています。そのため、多拠点・多人数での権限や通知の設計を相談する候補になります(出典: 株式会社科学情報システムズ「宿泊業様導入事例」、2026年確認)。

清掃用品の発注点や仕入先別の発注、ケース換算、SDSの添付が標準で備わるかは、在庫要件を具体的に伝えて確かめます。

ポイント

複数施設の清掃状況と備品補充を本部で把握したい企業に合います。在庫だけでなく、客室の作業をつなげて考えられるかで判断します。

国際ソフトウェア株式会社|清掃用品を含む社内物品管理のDX化

国際ソフトウェアのおしごとゲート物品管理

国際ソフトウェア株式会社は、クラウド型の「おしごとゲート 物品管理」を提供しています。公式サービスページでは、コピー用紙や文房具、トナー、清掃用品、消耗品などを対象にしていると説明されています。

物の名前、数量、保管場所、分類をまとめて管理できるとしています。清掃用品だけでなく、事務用品や備品、工具も含めて社内の物品管理を整えたい企業の候補になります。

特徴と強み

品名、数、保管場所、分類を一つの台帳にまとめる考え方は、現場ごとに異なるExcelを使っている企業の標準化に役立ちます。さらに、清掃用品に加えてトナーや事務用品を同じ画面で管理すれば、購買申請や棚卸しの対象を広げられます。

ITに詳しくない担当者でも使えるよう、見やすさや操作性を重視しています。現場へ展開する観点から、この点も確かめたい部分です。

得意領域・実績と確認事項

紙やExcelに分かれている社内物品を一つにまとめ、清掃用品の在庫照会や棚卸しを始めたい中小企業に合います。また、公式サービスは物品情報と発注書、見積書をひも付ける考え方も示しています。購買履歴を残したい場合は、検討しやすい候補です。

複数拠点の移動やQR・バーコード、最低在庫アラートが標準か追加対応かを、事前に確認します。発注承認、スマートフォンでの現場入力、既存会計との連携は、どこまで標準かを分けて聞きます。

株式会社ZAICO|在庫・棚卸し・発注の標準機能を備えたSaaS

ZAICOのクラウド在庫管理

株式会社ZAICOは、スマートフォンやWebブラウザで使えるクラウド在庫管理サービス「zaico」を提供しています。公式料金ページで案内されているように、入出庫、棚卸し、QR・バーコード、発注といった清掃用品の標準的な在庫業務を組み立てやすいサービスです。

ロット・期限、複数拠点、データの一括登録なども、同じページで案内されています。専用システムを一から開発する前に、標準機能でどこまで対応できるかを試したい企業に合います。

特徴と強み

zaicoは、商品マスタをCSVで登録し、コードをスキャンして入出庫や棚卸しを行う導入の進め方を取りやすい点が特徴です。たとえば、清掃用品のラベルにQRコードを付ければ、倉庫担当者や現場スタッフがスマートフォンで在庫を更新できます。

2026年6月からの料金プランでは、スターターが月額8,980円、ベーシックが月額49,800円、プロフェッショナルが月額150,000円以上で、いずれも税抜と案内されています(出典: 株式会社ZAICO「料金プラン」、2026年確認)。

得意領域・実績と確認事項

複数拠点で在庫管理を標準化し、短期間で始めたい企業に合います。将来は発注や期限管理まで広げたい場合も、検討の対象になります。

標準化の一方で、独自の清掃巡回計画や複雑な承認、既存の基幹システムとの深い連携を求める場合は、APIや外部連携の仕様を見ます。

デモでは、ケースとバラの自動換算、単位ごとの在庫表示、発注書の出力を確かめます。権限、オフライン可否、ユーザー追加料金、解約時のデータ取得も、デモの際に聞いておくと判断の材料になります。

株式会社コンビベース|物品・消耗品の棚卸しと履歴の管理

Convi.BASEの物品・消耗品管理

株式会社コンビベースは、公式サイトで物品管理クラウドサービス「Convi.BASE」を企画・開発・販売しています。消耗品、部材、防災備蓄品などを対象に、入出庫、棚卸し、発注点アラート、履歴、QR・バーコードを組み合わせて管理できるサービスです。

清掃用品を含む複数種類の物品を、現場や倉庫ごとに管理したい企業の候補になります。

特徴と強み

物品ごとの台帳にQRコードを紐付け、入庫・出庫・棚卸しの履歴を残せるため、誰がいつ数量を変更したかを確認しやすくなります。また、清掃用品を消耗品として管理しながら、備蓄品や工具、設備関連の物品にも同じ考え方を広げられます。

公式の料金資料では、基本料金が月額55,000円からと案内されています。予算は、初期費用やオプション、利用ユーザー数、棚卸し範囲を含めて立てます(出典: 株式会社コンビベース「サービス価格表」、2026年確認)。

得意領域・実績と確認事項

棚卸しを定期的に行い、帳簿在庫と実在庫の差異、持ち出し履歴、補充状況を複数拠点で管理したい企業に合います。公式資料では、契約後およそ1〜1.5か月で運用を始める目安も示されています。短期間で立ち上げたい場合の比較材料になります(出典: 株式会社コンビベース「Convi.BASE」、2026年確認)。

一方で、清掃用品の発注承認や希釈倍率、SDSが標準機能かオプションかは、実際の業務シナリオで確かめます。使用期限や会計連携についても、現場での使い方を想定して聞いておきます。

清掃用品在庫管理システムのパートナー選びのポイント

清掃用品在庫管理システムの選定ポイント

6社は提供の形が異なります。個別開発を相談できる会社、清掃やホテル業務の設計に強い会社、消耗品や物品に特化したクラウド、標準の在庫・発注機能で始めやすいSaaSがあるため、同じ基準で順位を付けることはできません。そのため、自社の現状と導入目的を明確にして、必要な機能、導入期間、運用支援、拡張性を分けて比較します。

実績と経験を確認する方法

「在庫管理の実績がある」という説明に加えて、清掃用品に近い業務の経験を確かめます。ホテル、病院、介護施設、ビルメンテナンス、工場のどれに対応したかを聞きます。何拠点・何ユーザーで運用したか、現場がスマートフォンやハンディ端末から入力したかも質問します。

導入事例を見せてもらうときは、導入前の課題や対象品目、移行方法を確かめます。導入後のKPIや稼働後のサポートまで見ると、自社への再現性を判断しやすくなります。

技術力と清掃用品への適合性を評価する方法

デモでは、実際の品目を使って確かめます。たとえば「濃縮洗剤5リットルを1ケース入庫し、現場へ2本出庫し、残りを棚卸しする」「ゴミ袋1箱を車両へ積み、現場で10枚使い、補充を申請する」というシナリオです。

ケース・バラ・リットルの単位換算と、期限・ロットは、一連の操作で試します。

残りの項目は次のとおりで、いずれもシナリオの中で操作できるかを見ます。

  • QR・バーコード:ラベルを読み取って、入出庫や棚卸しができるか。
  • SDSファイルや写真:SDSの添付や写真を、品目ごとに見られるか。
  • 拠点間移動:中央倉庫、各拠点、車両の間で在庫を移せるか。
  • 発注点:発注点を設定し、在庫がそれを下回ったときの動きを見る。
  • 仕入先別の発注書:仕入先ごとに発注書を出し分けられるか。

機能があっても、入力に時間がかかると定着しません。そのため、現場スタッフの操作時間とエラーの少なさも評価します。

プロジェクト管理と安全性を確認する方法

提案書の内容や費用、情報の守り方は、次のとおり確かめます。

  • 責任の所在:要件定義からテスト、移行、教育、稼働後までの責任者を、提案書に明記してもらいます。
  • 作業の分担:Excelの表記揺れを誰が直すか、商品コードやQRラベルを誰が作るかを、先に決めておきます。
  • 窓口と復旧・返却:問い合わせの一次窓口や障害時の復旧、バックアップや脆弱性対応、契約終了時のデータ返却について、委託先とどこまで分担するかを聞いておきます。
  • 費用:初期開発費だけでなく、端末やラベル、移行、教育の費用も項目ごとに分け、月額に加えて追加ユーザー、保守、API連携の費用も見ておきます。
  • 情報の守り方:在庫には仕入先、単価、発注履歴、薬剤に関する資料が蓄積されるため、通信・保存時の暗号化、ユーザーごとの権限、操作ログを確かめます。

IPAは2026年3月に中小企業向け情報セキュリティ対策ガイドライン第4.0版を公開し、ランサムウェア、サプライチェーン、人材不足などの環境変化を反映しています(出典: IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」、2026年)。

ポイント

6社は提供の形が異なるため、自社の現状と導入目的から比較の観点を決めます。現場が数秒で入力できるかをデモで確かめることが、判断の目安になります。

清掃用品在庫管理システムについてよくある質問

清掃用品在庫管理システムのよくある質問

清掃用品在庫管理システムは、専用パッケージ、消耗品・物品管理クラウド、一般的な在庫SaaS、個別開発のいずれでも構築できます。大切なのは、現場で更新できることと、発注・棚卸し・購買データを後から追えることです。

清掃用品在庫管理システムの費用相場はいくらですか?

小規模な既存SaaSなら月額数千円から15万円程度、設定・移行を含むクラウド導入なら初期費用0円から100万円程度が一つの目安です。

パッケージのカスタマイズは300万円から1,500万円程度、専用開発は1,000万円から3,000万円程度が想定されます。ただし、これらは清掃用品専用の統計ではなく、在庫・購買システムの類似案件から見た概算です。

金額は、品目数や拠点数、オフライン対応、会計連携によって大きく変わります。SDS・期限・ロット、データクレンジングも差が出る要素です。そのため、要件を分けた見積もりを取ります。

清掃用品専用のシステムでなければ対応できませんか?

専用システムでなくても、対応できる場合があります。その条件は、商品マスタや拠点・ロケーションに加えて、入出庫や棚卸し、発注点の機能がそろうことです。履歴や権限も必要です。

ケース・バラ換算や濃縮・希釈、SDSといった清掃用品特有の項目が必要なら、標準機能か追加開発かを確かめます。期限・ロットや現場別原価、オフライン入力も、必要に応じて一つずつ見ます。

まず標準SaaSで主要50〜200品目を試し、足りない機能だけを連携・拡張する進め方も有効です。

Excelから清掃用品在庫管理システムへ移行できますか?

多くのクラウド型サービスは、CSVやExcelによる初期登録に対応しています。ただし、安全に移すには、読み込む前にデータを整える作業が欠かせません。

重複商品、略称、容量違い、仕入先名、単位を整理します。保管場所や古い在庫数も見直し、移行対象と過去履歴を分けます。

移行前に、商品コードと発注単位を確定します。そのうえで、少数の品目でテスト登録と棚卸しを行い、現場が正しい商品を選べるかを確かめてから、全件を移行します。

まとめ

清掃用品在庫管理システムのまとめ

清掃用品在庫管理システムは、洗剤や紙製品の数を記録するだけでなく、現場の動きを一つにつなぐ仕組みです。

拠点・棚・車両ごとの在庫や、現場での持ち出し・使用・補充を、自社の業務に合わせて無理なくつなぐことが目的です。その範囲には、発注点や購買、棚卸し、SDSや期限情報までが含まれます。

今回紹介した6社は、それぞれ得意とする領域が異なります。株式会社riplaはコンサルティングから個別開発まで支援し、アストロラボは消耗品に特化しています。科学情報システムズはホテル清掃の業務事例を持ち、国際ソフトウェアは社内物品管理、ZAICOは標準の在庫機能、コンビベースは物品・消耗品の棚卸しに強みがあります。

自社に合う会社を選ぶ考え方

小規模に早く始めたい場合は、消耗品・物品管理クラウドや標準在庫SaaSを試せます。複数施設の清掃状況まで一体で扱いたいなら、業務設計と連携実績を重視します。

独自の巡回や承認、原価、会計・購買連携が欠かせないなら、個別開発を含めて要件を整理できる会社に相談します。知名度や機能数で決める前に、実際の清掃用品を使ったデモで、現場が数秒で入力できるかを確かめます。

最初の進め方

まずは、品目、拠点、発注単位、現場の補充の流れを洗い出します。欠品回数、棚卸しにかかる時間、在庫差異、入力率は、現状の数値として記録しておきます。そのうえで、主要品目と1〜数拠点を対象に、SaaS・物品管理クラウド・個別開発の提案を比較します。

要件定義やデータ移行、教育に加えて、セキュリティや保守、データ返却まで確かめます。導入後に数値を改善できるパートナーを選ぶことが、清掃用品の在庫管理を定着させる近道です。

▼全体ガイドの記事
・清掃用品在庫管理システム開発の完全ガイド

会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。