CockroachDBのシステム開発会社は、DBの専門性に加え、業務要件、クラウド基盤、移行、障害対応まで一体で任せられるかで選びます。
比較するのは、CockroachDBの開発元、主要なクラウド・基盤ベンダー、株式会社riplaの6社です。各社について、向く案件、弱点、見積もり項目を比べます。
- CockroachDBとPostgreSQL
- 分散・マルチリージョン
- 移行・障害・クラウド
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・CockroachDBのシステム開発の完全ガイド
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CockroachDBのシステム開発でパートナー選びが重要な理由

CockroachDBは、複数ノードへデータを分散・複製し、Raftによる合意形成とACIDトランザクションで可用性と整合性を両立するデータベースです。PostgreSQL互換の分散SQLですが、本番では、SQL差分、トランザクション再試行、マルチリージョンのデータ配置まで設計に含めます。
決済や在庫引当、予約など、停止や二重処理が事業損失に直結するOLTPシステムで力を発揮します。一方で、採用の成否は製品名ではなく、アプリケーションと運用を含む設計品質で決まります。
適切なパートナー選定が成否を分ける理由
分散DBでは、障害が起きてもサービスを続けられるノード数と、リージョンとゾーンの配置を決める必要があります。加えて、テーブル局所性や接続プール、トランザクション境界の設計も欠かせません。
CockroachDBのデフォルトの分離レベルはSERIALIZABLEです。そのため、同時更新が競合したときに備えて、アプリケーション側でトランザクションを再試行できる設計にしておく必要があります。
PostgreSQL互換を理由に既存アプリを移せると判断すると、後から差分が問題になります。差分は、SQL方言やシーケンス、PL/SQLなどの文法にとどまりません。ORMやCDC、バッチ処理の違いも、移行の際に見落としやすい部分です。
発注前に確認すべきポイント
最初の相談では、想定TPS、ピーク時間帯、RPOとRTO、利用者の地域を伝えます。加えて、個人情報やカード情報の有無、現行DB、必要な保守時間帯も共有しておくと、会社ごとの提案を比べやすくなります。
そのうえで、見積書に、PoCの範囲、障害注入テスト、SQL互換性の洗い出しを明記してもらいます。さらに、データ移行とロールバック、監視とバックアップ復元を誰が担当するかも書いてもらいます。
クラウドを契約できる会社と、業務アプリを要件定義から運用まで作れる会社は、同じとは限りません。そのため、発注側は契約主体と再委託先も確認しておきます。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。
営業や生産、販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。
特徴と強み
riplaに相談する強みは、業務の何を改善したいのかを先に整理できる点です。CockroachDBをどう使うかは、その目的に照らして決めます。
受発注や販売管理など、業務フローを確認したうえで、停止損失やデータ不整合の影響が大きい領域から、分散SQLの採用効果を見極めます。
新規開発のほか、既存システムの段階移行や、API連携、管理画面、権限設計にも対応できます。利用部門への定着支援まで含めて相談しやすい体制です。
得意領域・実績
業務部門と開発チームの間に立ち、要件定義から実装、テスト、導入後の活用まで伴走してほしい企業に向いています。
CockroachDBを採用する場合も、単一リージョンの小さなPoCから始めます。代表的なトランザクションや負荷、障害時の再試行を確かめたうえで、本番構成へ進められます。
問い合わせのときは、CockroachDB Cloudとセルフホストの比較と、PostgreSQLやOracleからの移行範囲を確かめます。あわせて、3ノード構成でのTCOや、納品される設計書と運用手順書の内容も聞いておくと、技術と業務の両面で比べやすくなります。
Cockroach Labs|CockroachDBの開発元として設計・移行を支援

Cockroach LabsはCockroachDBを開発・提供する企業です。製品仕様を最も深く確認したい案件では、最初に相談する候補になります。
公式のPartner Ecosystemでは、クラウドサービスプロバイダーやシステムインテグレーターなどの分類でパートナーを整理しています。設計から移行、運用、モダナイゼーションまでの支援も、この枠組みで案内されています(出典: Cockroach Labs Partner Ecosystem、2026年8月確認)。
特徴と強み
分散SQLのデータモデルや、rangeとレプリカ、Raft、SERIALIZABLEといった製品固有の設計判断を確認できます。マルチリージョンのデータ配置も、同じ観点で見られます。
CockroachDB CloudのBasic、Standard、Advancedや、セルフホストの選択肢を、業務要件に合わせて整理しやすい会社です。Private接続やCMEK、監査、サポート範囲を含めて扱えます。
Oracleからの移行や、既存PostgreSQLアプリの互換性確認など、データベース中心の難易度が高い案件で専門性を活かせます。
得意領域・実績
DBを選ぶ判断や移行計画を重視する企業に向いています。性能検証や障害対応の設計まで含めて進めたい場合にも合います。
BetterTrackerの事例では、ステージングで検証してから、既存のベクトルDBをCockroachDBへ段階移行し、OLTPとベクトル検索、テナント単位の分離を一つのクラスタに統合しています。
ただし、開発元が業務アプリの画面や社内運用をすべて請け負うとは限りません。問い合わせのときは、国内のSIパートナーやアプリ開発会社との役割分担を確かめてください。あわせて、日本語窓口、契約主体、保守時間帯も確認してください。
Amazon Web Services(AWS)|クラウド基盤とマルチリージョンの設計

Amazon Web Services(AWS)は、CockroachDBを動かすクラウド基盤の候補です。ネットワークやセキュリティ、監視、バックアップの設計も併せて検討できます。
Cockroach Labsは2024年にAWSとの戦略的協業を公表し、2026年5月にはAWS Generative AI Competencyの取得を発表しています。
AWS上でCockroachDBを採用する場合は、サービス設計と分散トランザクション設計を一つの構成として評価します。
特徴と強み
AWSでは、VPC、PrivateLink、IAM、CloudWatch、バックアップ、データ移行などを含むインフラ設計を、同じ基盤の中で組み立てやすくなります。
CockroachDB CloudをAWSのリージョンで使う方法と、EC2やKubernetes上でセルフホストする方法を比べられます。既存のAWS標準に合わせたい企業には、この比較が役立ちます。
生成AIやリアルタイム検索の基盤として利用する場合も、トランザクションデータと検索データをどこまで統合するかを設計できます。
得意領域・実績
AWSを標準クラウドとして採用している企業や、複数リージョンでサービスを提供したい企業に向いています。金融やEC、旅行、SaaSなどの分野が該当します。
Cockroach Labsの公開事例では、AWS上の3リージョン、48ノード、約21TBのデータを扱う旅行・ホスピタリティ分野の構成が紹介されています。ただし、これは特定企業の事例で、一般的に必要な構成を示すものではありません。
業務アプリ開発の契約範囲は、認定SIパートナー、Cockroach Labs、アプリ開発会社ごとに分けて確認します。AWSとの契約だけでは、この範囲が定まらないからです。
Google Cloud|GCP上のグローバル運用を支援

Google Cloudは、CockroachDB CloudやMarketplace、VPC接続と組み合わせて、GCP上でグローバルな業務システムを運用したい企業の候補です。
Cockroach Labsの公式ページでは、Google Cloudの28以上のリージョンでCockroachDBを利用できると案内されています(出典: Cockroach Labs Google Cloud連携ページ、2026年8月確認)。
採用の判断には、リージョン数に加えて、アプリ利用者の地域、書き込みの所在、合意形成による遅延の検証が必要です。
特徴と強み
GCPのネットワークやIAM、監視などを利用しながら、CockroachDBをトランザクションの中心に置けます。データ分析やコンテナ基盤との組み合わせも選べます。
既存のPostgreSQL系アプリを移行する案件では、PoCにドライバーやORMの接続確認を含めます。長時間トランザクションや同時更新、CDCによる分析基盤連携も、あわせて検証の対象にします。
分析をBigQueryなどへ分け、CockroachDBを高整合性のOLTPに集中させる構成なら、役割分担も明確になります。
得意領域・実績
Google Cloudを中心にSaaS、グローバルサービス、データ活用基盤を整えている企業に向いています。
特に、地域ごとのデータレジデンシー、常時稼働、アクセスの地理的分散を重視する場合は、テーブル局所性とアプリケーションの配置を一緒に設計します。
一方で、Google Cloudが提供するのは主にクラウド基盤とサービスです。画面や業務ロジック、移行作業、利用部門の教育まで発注したい場合は、CockroachDBの実績を持つSIパートナーを別に指定し、見積もりの総額と担当範囲を確認してください。
Microsoft Azure|Azure環境と規制対応の組み合わせ

Microsoft Azureは、AzureのネットワークやID管理、監視、Marketplaceを、既存のMicrosoft製品群と合わせて活用したい企業に適した候補です。
Cockroach LabsはAzure Marketplaceでの提供と、Azureの13以上のリージョンでの利用を案内しています。
さらに、CockroachDB CloudのAdvancedでは、CMEKやPCI・HIPAA要件を意識した制御を選べます。規制対応が必要な案件では、製品の機能と社内の統制を合わせて評価します。
特徴と強み
Azure上のアプリケーションからPrivate Linkで接続し、公開インターネットを経由しない構成を作りやすい点が特徴です。
Microsoft Entra IDや監査、ネットワーク分離を、社内の標準設計に沿わせながらCockroachDBを採用できます。データ所在の管理も、同じ枠組みに整えられます。
金融、医療、公共などでは、認証や暗号化を有効にするだけでなく、誰がどのログを確認し、障害時にどの会社が判断するのかまで運用設計に落とし込みます。
得意領域・実績
Azureを標準クラウドとして使う企業、Microsoft系の認証・ネットワークと業務システムを統合したい企業、データ所在を細かく管理したい企業に向いています。
セルフホストでは、少なくとも3ノードを別々の障害単位に配置し、リージョン障害まで想定するなら3リージョンを検討する必要があります(出典: Cockroach Labs「Deploy CockroachDB on Microsoft Azure」、2026年8月確認)。
開発には、Azureの契約とは別に、アプリ開発を担う会社が要ります。そのため、アプリ開発会社とDB専門家の体制を確認してください。
IBM|LinuxONE・IBM Z・OpenShiftを含むハイブリッド

IBMは、既存のIBM基盤やミッションクリティカルな運用を残しながら、CockroachDBをハイブリッド構成へ組み込みたい企業の候補です。
Cockroach LabsはIBMとの連携を公表しています。IBM CloudやIBM LinuxONE、IBM Zとの組み合わせに加え、Power SystemsやOpenShiftとの組み合わせも案内しています。
レガシー基盤を一気に置き換えず、新しいサービスを段階的に刷新する場合に、検討しやすい選択肢です。決済や認証、注文、在庫などが、その対象になります。
特徴と強み
IBMの強みは、データベース単体ではなく、企業基盤全体として設計できる点です。サーバーからネットワーク、運用サービスまでを含めて考えられます。
金融や公共など、既存の監査プロセスや長期保守を重視する案件で、既存資産と新規クラウドの境界を整理できます。データ所在や障害時のエスカレーションも、この整理に含まれます。
CockroachDBを新しいサービスの整合性を担う基盤として使うのか、既存DBとの連携層として使うのか、最初に決めておきます。
得意領域・実績
IBM ZやLinuxONEを使っている企業や、基幹系の可用性と統制を優先する企業に向いています。Power SystemsやOpenShiftを利用している場合も、候補になります。
Cockroach LabsとIBMの公式連携ページでは、用途として決済やIAMが紹介されています。注文・在庫管理やメタデータ管理も、あわせて挙げられています。
ただし、IBMの提案に個別の業務アプリ開発が含まれるか、CockroachDBのライセンスや導入支援がどの契約に入るかは、案件ごとに異なります。契約を一つにまとめたい場合ほど、製品や開発に加えて、保守と移行の内訳も分けて提示してもらうと、比べやすくなります。
Red Hat|OpenShift中心のセルフホスト運用

Red Hatは、OpenShiftやKubernetesを中心にセルフホストの業務基盤を運用したい企業の候補です。
Cockroach Labsの公式連携ページでは、OpenShift上でCockroachDBをデプロイ、管理、拡張する構成が紹介されています。AWSやAzure、GCP、オンプレミスなどのハイブリッド環境をまたいだ運用も、検討の対象になります。
自社でコンテナ基盤を標準化している場合は、データベースだけ別の運用方式にせず、同じガバナンスで管理できるかを確認します。
特徴と強み
OpenShiftのセキュリティポリシーやコンテナレジストリ、監視は、既存の運用ルールに合わせやすい点が強みです。更新やバックアップ、ノード障害対応も、同じ運用ルールの中に収められます。
Kubernetes Operatorを使う場合は、クラスタの自動化だけでなく、データベースのバックアップ復元や証明書、ストレージを誰が管理するかまで決めておきます。ローリングアップグレードも、同じように担当を決めます。
OpenShiftを採用している企業にとって、アプリとDBのデリバリーパイプラインを統合しやすい候補です。
得意領域・実績
オンプレミスやプライベートクラウドを含むハイブリッド環境で、データ配置と運用統制を自社で握りたい企業に向いています。
データベースをCloudに任せるより、既存のOpenShift要員やセキュリティ基準を生かしたい場合に、検討しやすくなります。一方で、Red Hat単独で業務アプリの受託開発を行うとは限りません。
見積もりの前に、OpenShiftの導入支援会社、CockroachDBの専門家、業務アプリのSI会社を含めた体制を確認してください。障害時の一次対応者も、どの会社が担うかを決めておく必要があります。
CockroachDBのシステム開発パートナー選びのポイント

これらの会社は同じ種類の「開発会社」ではなく、役割が異なります。株式会社riplaは業務要件から開発までを相談する候補で、Cockroach Labsは製品と分散DB設計の専門家です。AWS・Google Cloud・Azureはクラウド基盤、IBMは企業基盤とハイブリッド、Red HatはOpenShift運用の候補です。
発注先を決めるときは、必要な役割が一社で足りるのか、複数社を束ねるのかを先に判断します。
実績と経験の確認方法
「CockroachDBに対応できます」という説明だけでなく、どの業務で、何ノード、何リージョン、どの程度の負荷を扱ったかを確認します。
公開できない案件でも、PoCの評価項目や障害注入の方法は示せるはずです。競合時の再試行、データ移行の照合方法、復旧目標の決め方も、同じように説明できるか確かめてください。
Oracleからの移行なら、PL/SQLやシーケンスの差分を一覧にしてもらいます。PostgreSQLからの移行なら、拡張やORMの差分が対象です。そのうえで、移行できない機能の代替案まで出してもらいます。
技術力と専門性の評価
技術評価では、通常時の性能だけでなく、障害時の振る舞いも試験項目に含めます。ノード停止やゾーン障害、リージョン断などが対象です。また、同時更新や長時間トランザクション、スキーマ変更、バックアップ復元も確かめます。
マルチリージョン構成では、読み取りを利用者の近くに寄せる設計と、遠隔リージョンへの書き込みで生じる合意形成の遅延を計測します。
重い集計や分析はDWHへ連携し、CockroachDBをOLTPの基盤として使うなど、適用範囲を限定する判断も技術力の一部です。
プロジェクト管理体制の確認
見積もりは、PoCや要件定義、基本設計、アプリ実装を一つにまとめず、工程ごとに分けて比べます。移行や負荷試験、保守も別々の項目として並べてもらい、クラウド料金だけでなく、初期開発費、移行費、監視、DBAやSREの工数を含めたTCOで比較してください。
クラウドの利用料は、Standardが2vCPU、Advancedが4vCPUの構成での料金です。開発費は、PoCから基幹系まで、対象範囲によって金額と期間が大きく変わります。
- CockroachDB Cloud:Basicは月額0ドルから、Standardは毎時0.18ドルから、Advancedは毎時0.60ドルからです。
- 技術検証やPoC:100万〜500万円で1〜2か月
- 小規模な新規業務システム:500万〜1,500万円で3〜6か月
- 中規模の受発注・会員・在庫・決済システム:1,500万〜5,000万円で6〜12か月
- Oracle移行、マルチリージョン、24時間運用、PCIなどの統制を含む基幹系:5,000万〜2億円超になる可能性があります
730時間で単純計算すると、Standardは約131ドル、Advancedは約438ドルです(出典: CockroachDB Pricing、2026年8月確認)。ストレージや転送、バックアップは別に変動し、CDCや複数リージョン、サポートも別にかかります。
国内の開発費は要件で大きく変わるため、上の金額はCockroachDB固有の公開統計ではなく、一般的な業務システム相場と分散DB特有の工数から算出した推定値です。正式な金額は自社要件で見積もります。
よくある質問

CockroachDBの導入前には、製品の互換性や費用、発注先の範囲についての質問が多く寄せられます。代表的な疑問ごとに、開発会社へ相談する前に確認したい結論を回答します。
CockroachDBはPostgreSQLからそのまま移行できますか?
PostgreSQL wire protocolやSQLを利用できるため、ドライバーやORMを流用しやすい部分はあります。ただし、完全互換ではありません。
移行の前に、SQL方言や拡張、シーケンス、ストアドの違いを洗い出します。トランザクション再試行や性能特性も同じように確かめ、代表的な業務シナリオで検証してから移行範囲を決めます。
CockroachDBのシステム開発費はいくらですか?
PoCなら100万〜500万円、小規模な新規開発なら500万〜1,500万円、中規模の業務システムなら1,500万〜5,000万円が目安です。
ただし、これは業務システム相場と分散DBの設計・移行工数からの推定です。Cloudの利用料やネットワーク、バックアップ、24時間保守は、別途かかります。
要件定義とPoCを分けて見積もれば、後からの追加費用を抑えられます。
どの会社に相談すると一番安心ですか?
相談先は、業務要件と運用体制によって変わります。
業務アプリを要件定義から作りたい場合は、riplaのような一気通貫型が候補になります。DBの互換性や分散設計を詰めたい場合は、Cockroach Labsが向いています。クラウドやOpenShiftを既存の標準に合わせたい場合は、各基盤ベンダーと専門SIパートナーを組み合わせます。
提案を受けるときは、実績の会社名だけでなく、担当者と、何を納品してもらえるかを確認してください。加えて、障害時にどこまでを誰が受け持つか、契約終了時のデータ搬出方法も、事前に押さえておく必要があります。
まとめ

CockroachDBのシステム開発会社は、知名度やクラウドの契約可否だけで比べず、どこまで任せたいかで選びます。任せる範囲は、分散DBの設計や業務アプリの開発、移行、セキュリティ、運用にわたるため、それぞれどの会社が担うかを整理します。
株式会社riplaは業務要件から開発・定着までの相談先で、Cockroach Labsは製品と分散SQLの専門家です。AWS・Google Cloud・Azureはクラウド基盤、IBMはハイブリッドな企業基盤、Red HatはOpenShift中心のセルフホスト運用として比べられます。
小さなPoCによる採用効果の確認
まずは、停止損失が大きい決済や予約などの業務を一つ選びます。そのうえで、1〜2か月程度のPoCで、SQL互換性と通常時の性能、同時更新を検証します。ノード障害や復元、データ配置も、同じPoCで確かめます。
PoCの段階で、SERIALIZABLEによる競合時の再試行や、障害時の担当者と復旧の判断まで確かめておくと、本番移行後の手戻りを減らせます。
料金と担当範囲を含むTCOでの比較
クラウドの最低料金だけでは判断せず、初期開発費や移行費、クラウドの実費まで含めたTCOで比べます。監視や保守、障害対応まで担当が明確な提案を選ぶことが、CockroachDBを長く活用する近道です。
設計書やDDL、IaCを納品してもらい、バックアップと復元の手順やSQL差分一覧も受け取るようにしてください。契約終了時のデータ搬出方法も含めて確かめると、特定ベンダーへの依存を抑えられます。
▼全体ガイドの記事
・CockroachDBのシステム開発の完全ガイド
▼RFP作成前に読みたい無料ホワイトペーパー
・業務システム開発の完全ガイドブック
・スクラッチシステム開発の完全ガイドブック
・【2026年最新版】AI駆動開発の完全ガイドブック
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
