CodeIgniterのシステム開発は、業務と例外処理を整理したうえで、方式の選定から定着までの6つの工程を順に進めると、現場で使われるシステムにつながります。各工程の決定事項、成果物、次へ進む条件を合意しておけば、仕様変更が費用や納期に与える影響を説明できます。
▼全体ガイドの記事
・CodeIgniterのシステム開発の完全ガイド
AI駆動開発の基本や工程ごとの活用方法、費用・期間への影響については、無料ホワイトペーパー「【2026年最新版】AI駆動開発の完全ガイドブック」で詳しく解説しています。
CodeIgniterのシステム開発の全体像

CodeIgniterは、PHPでWebアプリケーションを構築する軽量なオープンソースフレームワークです。採用しても費用が自動的に下がるとは限らないため、業務範囲と運用責任の整理が欠かせません。
業務Webシステムの土台となるCodeIgniter 4
CodeIgniter 4は、MVCを基本に、ルーティングやモデル、ビュー、DB接続などを組み合わせて作ります。業務機能に応じて必要な仕組みを選び、コントローラーも使います。
- 開発基盤:マイグレーション、検証、セッション、キャッシュ、ログ、CLIのSpark
- 業務機能:顧客・商品・案件・在庫・請求の管理、検索、登録、承認
- 外部連携:CSV入出力、メール通知、REST API
必要な機能は追加しやすい一方で、認証や監査ログの設計は省略できません。
依存パッケージはComposerで管理し、開発環境と本番環境の構成をそろえます。2026年8月時点では、PHP 8.2はCodeIgniter 4.2.11以降、PHP 8.5は4.7.0以降が対応しています(出典:CodeIgniter 4公式「Server Requirements」、2026年確認)。
PHPや拡張モジュールのほか、データベースやWebサーバーのバージョンも、両環境でそろえておくことが前提です。
新規開発とCodeIgniter 3からの移行の判断の違い
CodeIgniter 3から4への移行では、移行前に既存資産を洗い出すことが欠かせません。フレームワークの置き換えだけで済むとは限らないためです。
- 技術資産:PHP、依存パッケージ、独自ライブラリ、認証、URL、DB
- 運用資産:バッチ、テスト、サーバー設定
- 選択肢:段階移行、現行保守、新機能の別サービス化、他フレームワークで再構築
外部連携や独自処理が多い場合は、画面数が少なくても、移行の検証工数が増えます。
CodeIgniter Shieldでは、認証の方式を選べます。候補は、セッション認証とアクセストークン、メール確認、メールベースの2要素認証です。グループや権限によるRBACにも対応しています(出典:CodeIgniter Shield公式「Authentication」「Authorization」、2026年確認)。
ただし、CodeIgniter Shieldを導入すれば安全になるわけではありません。役割表やパスワード方針、秘密情報の保管も、要件に含めて決めます。さらに、監査ログやバックアップ、脆弱性対応も必要になります。
CodeIgniterのシステム開発の進め方
開発は6フェーズで進みます。フェーズの終わりには、次へ進む条件を満たしたかを確かめます。各工程の決定事項、成果物、次へ進む条件を発注側と開発会社で合意しておくと、仕様変更が費用や納期に与える影響を説明できます。
- 業務と例外処理を整理する
- SaaS・パッケージ・スクラッチなどを選定する
- データ・画面・権限を設計して開発する
- 業務シナリオとセキュリティをテストする
- データを移行してシステムを稼働する
- 教育・保守・改善で定着させる
フェーズ1:要件整理での業務と例外処理の洗い出し
業務フローには、誰がどのデータをいつ登録し、誰が確認・承認するかを記します。帳票や連携先も明らかにします。
画面単位では、ログインや利用者管理、部署・役職ごとの権限を洗い出します。顧客・商品・案件・在庫・請求についても、画面ごとに確かめます。
画面の操作では、検索・登録・更新・承認を確認します。CSVとメール通知も、対象に含めます。
ヒアリングの相手は、経営者や情報システム担当に加えて、入力・承認・照合を行う現場担当者です。通常の処理より、例外処理を先に確認します。
- データの例外:顧客の重複登録やCSVの一部エラー
- 業務の例外:承認者不在や締め後の修正
- 連携・権限の例外:APIタイムアウトや退職者の権限停止
- 個人情報の例外:削除依頼への対応
成果物は、業務フローと機能・画面一覧、データ項目表、権限表です。さらに、連携一覧と移行対象表、非機能要件を残します。優先順位は、Must・Should・Couldで分けた表にまとめます。
完了時には、対象業務や利用者数、同時利用を合意します。データ量や稼働時間、KPIも決めます。予算や希望日、受け入れられない状態も含めます。
測定できる指標は2〜4個に絞ります。たとえば、「入力時間を半分にする」や「月末集計を翌営業日までに終える」などです。
フェーズ2:選定でのSaaS・パッケージ・スクラッチの比較
候補ごとに、標準業務との適合性と追加開発の必要性を見ます。独自の承認や複雑な料金計算があれば、スクラッチが候補に入ります。既存DBや複数API、業務上の差別化が必要なときも、候補に挙がります。
標準業務に合わせられるなら、SaaSやパッケージは短期間で始めやすい選択肢です。比較では、初期費用に加え、月額やカスタマイズも見ます。さらに、移行、保守、解約時のデータ返却まで確認します。
- 既製SaaS・パッケージ:標準業務との適合性
- CodeIgniterのスクラッチ:独自要件や連携の実現性
- 既存システム改修:現行資産の保守・移行可能性
開発会社には、まずCI4とPHPへの対応を確認します。そのうえで、Composer、MySQLまたはPostgreSQL、NginxまたはApacheの経験も確かめます。
加えて、Docker、Git、CI/CDの運用実績を尋ねます。クラウドの運用実績も見ます。
候補会社には、CI4の新規開発の実績に加えて、CI3の保守や移行の実績を質問します。さらに、担当範囲と継続性、ソースコードや設計書の納品条件も見ます。
デモでは、権限別の表示や承認差し戻し、CSVエラーを試します。そのほか、重複データや連携失敗の場面、検索条件の保存、操作ログも確かめます。正常な登録だけでなく、権限の異なる利用者で同じ画面も見ます。
評価表は、「標準機能」「設定」「追加開発」「対応不可」「要確認」の5段階に分けると、価格以外の点も比べられます。
フェーズ3:設計・開発でのデータ・画面・権限の確定
基本設計では、業務と運用を支える構成やデータの扱いを決めます。特に、データの正の置き場所を決め、マスタを管理するシステムを明記します。
- 構造:システム構成、画面遷移、データモデル、外部連携
- 運用と保護:認証・認可、ログ、バックアップ、障害時の復旧
- マスタ管理:顧客ID、商品コード、部署コード、申請状態の管理元
- 業務の試作:顧客登録から案件作成、承認、請求データ出力までを先に動かす
- 実装規約:入力検証、CSRF・SQLインジェクション対策、アップロード検証、パスワードと秘密情報の管理
API連携がない場合は、CSVや手作業も代替策になります。更新頻度や担当者、失敗時の再送方法まで設計します。
役割ごとに、画面の表示可否を分けます。登録・変更・削除・承認・CSV出力の可否も、役割別に決めます。役割の例には、管理者や部門責任者、一般利用者のほか、閲覧専用や外部委託先があります。
個人情報を扱う場合は、識別・認証やアクセス制御、不正アクセス防止を要件に含めます。さらに、操作記録やバックアップ、復旧テストも要件化します(出典:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」、2026年確認)。
実装中は、現場の確認を経てから細部を固めます。画面を先に作って業務に合わせる進め方は避け、優先する業務から小さく動かします。
セキュリティの項目は後工程に回さず、早い段階から進めます。環境変数で管理する方法も、実装規約とレビュー項目に加えます。
フェーズ4:テストでの業務シナリオとセキュリティの検証
テストは、業務の流れに沿って行います。ログインから登録と承認までを一続きで検証し、さらに帳票出力と外部連携、締め処理まで通します。
- テストの種類:単体、結合、業務シナリオ、権限、性能、脆弱性、バックアップ・復旧
- 異常系:入力不足、二重送信、同時更新、通信断、API停止、CSVの一部不正
- 記録:期待・実結果、証跡、担当者、再テスト日、未解決時の影響
CodeIgniter 4.7.3では、アップロードされたファイルの拡張子と検出MIMEタイプの一致を検証する修正が入りました(出典:CodeIgniter 4公式「Version 4.7.3」、2026年確認)。依存パッケージは固定したままにせず、更新前の検証環境と脆弱性情報の確認担当、緊急更新の手順を決めておきます。フレームワーク本体についても、更新前の検証手順を用意します。
受入条件は、重大障害がないこと、主要業務が完了すること、権限漏れがないことです。加えて、目標性能と復旧要件も満たす必要があります。
発注者は、テストデータと業務担当者を用意します。開発会社は、テストの計画と結果を示します。役割は、契約前に決めておきます。
フェーズ5:稼働での移行と切り替えの失敗防止
移行では、対象と保持期間を決め、旧データの不整合を整理します。
- 対象データ:顧客、商品、案件、在庫、請求、ユーザー、権限、過去履歴
- データ整備:重複、表記ゆれ、未使用コード、欠損、文字コード、日付形式
- 稼働時期:月末や繁忙期を避け、一部部署か一業務から開始
- 切り替え準備:並行稼働、二重登録防止、問い合わせ窓口、意思決定者
- リハーサル:少なくとも一度行い、移行時間、エラー件数、照合方法を確認
移行の前後で、件数と合計金額を照合します。個人情報を含むファイルは、受け渡しと保存先を決めます。さらに、アクセス権限と作業後の削除方法も定めます。
切り替え計画には、旧システムとの並行稼働期間も記載します。障害時に備え、紙や旧画面へ戻す手順も用意します。確認結果を見たうえで、本番切り替えに進みます。
フェーズ6:定着での教育・保守・改善の仕組み
定着のためには、利用者ごとの教育、保守の取り決め、効果を測るKPIが必要です。
- 教育:役割別に研修し、業務シナリオに沿って操作を説明
- 保守:障害対応、問い合わせ、監視、バックアップ、更新、脆弱性対応を契約に記載
- 改善:現場の声とログを確認し、事業目標に沿って追加機能を判断
研修は、管理者や承認者、一般利用者、問い合わせ担当者ごとに行います。毎日の登録や月末の締め、差し戻しやエラー時の連絡など、実際の場面に沿って説明します。
稼働後は、30日、60日、90日の時点で利用状況を確認します。使われていない機能よりも、入力の負担や例外処理を先に改善します。
保守契約には、障害対応時間と問い合わせ方法を具体的に書きます。更新の対象はPHP・CodeIgniterと依存パッケージで、軽微改修の上限も記載します。
障害対応だけでなく、保守の範囲も確認します。あわせて、追加開発の単価と、ソースコードや環境情報の管理者を決めます。
引き継ぎに備えて、設計書や構成図、環境変数一覧を管理します。デプロイ手順や障害履歴、テスト資産も、納品物として残します。運用担当が退職しても、別の会社へ引き継げるようにするためです。
KPIは、ログイン数だけでなく、入力時間や承認の滞留、CSV修正から選びます。手作業や問い合わせ、エラー率、月次締め時間も候補です。
権限変更の処理時間も候補になります。導入前と比べられる指標にします。
CodeIgniterのシステム開発の費用相場とコストの内訳

CodeIgniterはオープンソースのため、基本的に利用料はかかりません。主な費用は、開発の工程(要件整理・設計・実装・テスト)と移行です。そのほかに、インフラやセキュリティ、教育、保守の費用もかかります。
ここで示す金額は、2026年の国内業務システム相場を当てはめた企画段階の推定です。CodeIgniter専用の公表価格ではありません。
金額は、画面数や権限、連携によって変わります。移行や非機能要件によっても変わります。
規模別の初期費用の幅:100万〜300万円から数千万円以上
企画段階の初期費用は、業務範囲と規模によって幅があります。
- 小規模:画面数が少ない単一業務で100万〜300万円程度
- 中小規模:顧客・案件・請求など複数機能で300万〜800万円程度
- 部門横断:権限・帳票・外部連携を含み500万〜1,000万円程度
- 大規模:ERP・会計・EDI連携、大量データ移行、高可用性、監査要件を含む場合、800万円〜数千万円以上になる可能性があります
SIA株式会社の2026年情報では、小規模は100万〜300万円、中規模は500万〜1,000万円、大規模は1,000万円〜数千万円以上とされています(出典:SIA株式会社「システム開発の費用・相場 2026年版」、2026年)。同社の情報では、人月単価は60万〜200万円程度です(出典:SIA株式会社「システム開発の費用・相場 2026年版」、2026年)。
これは業務システム全般の目安です。CodeIgniterを使ったからといって、自動的に下限になるわけではありません。
工程・追加要件・運用費に分けた費用の内訳
初期費用の工程別の配分は、次のとおりが目安です。
- 要件整理:10〜15%
- 基本設計:15〜20%、詳細設計:10〜15%
- 実装・単体テスト:30〜40%
- 結合・総合テスト:15〜20%
- 移行・導入:5〜10%
これは計画用の配分です。CI3移行や複雑な権限、帳票によって、配分は変わります。API・スマートフォン対応・脆弱性診断・性能試験でも変わります。
そのため、見積書は「一式」でまとめられていないか確かめ、工程や担当、工数、成果物を見ます。年間保守は初期開発費の10〜20%程度が目安です。
スクラッチの業務システムでは、年間保守を15〜20%程度で検討する場合もあります。保守が障害対応だけか、更新や監視、バックアップまで含むかで変わります。さらに、軽微改修、問い合わせ、定例会まで含むかでも変わります。
クラウド・ドメイン・メール・監視・バックアップ・API従量料金は、初期費用とは別に発生するランニングコストです。たとえば、初期600万円の案件で保守を15〜20%と仮置きすると、年間90万〜120万円程度です。
24時間監視や厳格なSLA、大量データを含む場合は、費用が上振れします。夜間リリースや法改正対応が入るときも、費用は上がります。比べるときは、同じ対象範囲と前提条件の見積もりを並べて見ます。
CodeIgniterのシステムの見積もりを取る際のポイント

見積もりの精度は、依頼情報の粒度で変わります。仕様書がなくても、課題や利用者、業務フローが分かれば概算を依頼できます。
さらに、データや連携、希望時期、予算上限が分かれば、より具体的な概算になります。初期リリースの範囲と将来候補を分けておくと、見積もりを比べやすくなります。
RFPに記載する業務・データ・非機能・納品物
依頼資料では、業務要件とシステム要件、納品物を分けて整理します。
- 業務:目的、対象部門、利用者数、権限、画面、業務フロー、例外処理
- データ・連携:データ項目、移行件数、外部連携、帳票、CSV、通知
- 非機能:端末、稼働時間、バックアップ、復旧目標、監査ログ、セキュリティ
CI3の資産がある場合は、PHPやComposer、独自ライブラリ、DB容量を依頼資料に示します。さらに、バッチやcron、テスト、既知障害も開示します。
納品物には、ソースコードに加えて、要件定義書と画面・DB・API仕様書を含めます。構成図や移行手順、テスト計画と結果も対象です。操作・運用マニュアルも、納品物の一つです。
バックアップ・復旧手順、アカウント一覧、更新履歴も確認します。著作権や利用許諾、リポジトリ管理者、ライセンスは、見積書と契約書に残します。契約終了後の引き継ぎ条件も、同じ書類に記します。
同じ条件での2〜3社以上の比較と単価以外の確認
2〜3社以上に同じ資料を渡し、条件をそろえて比べます。
- 見積条件:機能、工程、工数、単価、体制、期間、除外事項、変更対応、保守
- 開発経験:業務システム、CI3・CI4、PHP・DB・クラウドの実績
- 実施体制:要件定義、テスト、保守担当の継続性、障害時の連絡方法
安い見積もりには、要件定義や受入支援、移行が含まれない場合があります。脆弱性診断や教育、リリース後の修正も、対象外になることがあります。
一方で、高い見積もりも、冗長化や過剰なカスタマイズが前提になっている可能性があります。そのため、差額の理由を確認します。
実際に担当する人のヒアリングを依頼し、業務上のリスクを質問してくれるかも見ます。
追加費用の原因の洗い出しと変更ルールの決定
予算超過につながりやすい要因は、見積もりの段階で洗い出します。
- 要件:曖昧さ、権限の後付け、例外処理や凍結後の追加要求
- 準備:マスタ整備の遅れ、データ移行の難航
- 外部条件:外部APIの制約
前提は一覧にし、未確定の事項について、誰がいつ決めるかを記します。未決定のままだと何に影響するかも、あわせて書きます。
契約では、変更受付と影響調査の費用、納期調整を決めます。承認者と追加開発単価、検収条件も決めます。瑕疵対応と保守開始日も、契約に入れます。
要件変更に備えて、優先順位を入れ替えられるバックログや段階リリースを用意します。変更の影響が見える状態で判断します。
よくある質問(FAQ)
判断の中心は技術の選択にとどまらず、保守や移行、費用、セキュリティも含まれます。発注前によくある質問に答えます。
CodeIgniterは業務システムに向いていますか?
顧客・案件・在庫・請求の管理や承認を含む業務Webシステムは、CodeIgniterの候補です。CSVや帳票、API連携が加わる場合も、候補の一つです。要件や運用が複雑なほど、設計・テスト・保守の品質が重要です。
CodeIgniterならシステム開発費用は安くなりますか?
CodeIgniterは無償ですが、開発費が自動的に安くなるわけではありません。工数を決めるのは、画面数や権限、移行、連携です。テストや保守人材の経験によっても、工数は変わります。
フレームワークの費用と業務システムの総費用は、分けて見積もります。
CodeIgniter 3から4へ移行したほうがよいですか?
移行するかどうかは、案件の状況で判断します。PHPや依存パッケージの更新やセキュリティ、保守人材に不安があるとき、また将来の機能追加に不安があるときは、移行計画を作る価値があります。CI4への段階移行や現行の短期延命、新機能の別サービス化、他フレームワークでの再構築は、停止リスクと総保有コストで比べます。
開発会社には何を確認すればよいですか?
開発会社には、CI4・PHPの経験やCI3移行の実績を確認します。さらに、要件定義から保守までの体制や、テストとセキュリティを見ます。移行範囲や納品物、契約終了後の引き継ぎも、確認の対象です。
例外処理や権限漏れを質問してくる担当者がいる会社、前提や除外事項、変更ルールを見積書に明記している会社は、比べやすい候補です。
まとめ
CodeIgniter開発は、要件整理から定着まで6段階で順に進みます。最初に、業務フローと例外処理を把握します。
業務と例外処理の整理と、6フェーズの判断基準の設定
要件整理では、業務と権限、データを固めます。連携と非機能要件も、この段階で決めます。選定では、標準機能と追加開発の境界を比べます。
設計・開発後は、業務と権限を検証します。セキュリティと復旧も、あわせて確かめます。稼働後は、教育や保守、KPIで利用の定着を図ります。
見積もりのレンジ、前提条件、稼働後の保守の比較
見積もりでは、費用の決め手と比較条件を明確にします。
- 費用の決め手:画面数、権限、連携、移行、テスト、保守体制
- 規模別の目安:小規模100万〜300万円、中小規模300万〜800万円
- 比較条件:工程、工数、単価、成果物、除外事項、保守、変更ルール
部門横断は500万〜1,000万円、大規模は800万円〜数千万円以上が企画用の目安です。金額は、CodeIgniterの利用料よりも、業務要件や品質保証の工数に左右されます。
CI3移行や個人情報を扱う場合は、脆弱性とログを確認します。さらに、バックアップや復旧、引き継ぎも見ます。
稼働後30日・60日・90日の定着指標も、事前に決めておきます。
▼全体ガイドの記事
・CodeIgniterのシステム開発の完全ガイド
▼開発を相談する前に読みたい無料ホワイトペーパー
・【2026年最新版】AI駆動開発の完全ガイドブック
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
・サービス概要資料のURLはこちら >>>
・お問合せページのURLはこちら >>>
・お役立ち資料のURLはこちら >>>


株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
