施工管理システム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

施工管理システムのおすすめ開発会社は、現場の規模や工種に合わせて、完成品SaaSと自社専用開発を使い分けて選ぶことが重要です。

施工管理では、工程表、工事写真、図面、日報、検査、協力会社との連絡、原価や安全書類など、複数の業務を同時に扱います。ところが、紙・Excel・個人向けチャット・電話に情報が分散すると、最新版が分からない、写真台帳の作成に時間がかかる、現場から戻ってから転記する、といった問題が起こりやすくなります。この記事では、施工管理システムを導入する前に知っておきたい選定の考え方と、実在するサービス提供会社5社、そして自社専用システムを相談できる株式会社riplaを紹介します。

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施工管理システムのパートナー選びが重要な理由

施工管理システムのパートナー選びを検討する担当者

施工管理システムは、単にアプリを契約すれば効果が出るものではありません。どの情報を誰が入力し、誰が確認し、どの帳票や経営指標につなげるかを決めてから製品を選ぶ必要があります。2024年6月に成立した改正法を背景に、特定建設業者や公共工事の受注者には効率的な現場管理のためのICT活用に関する努力義務などが示され、国土交通省は2025年4月に施工管理のICT化を含む事例集を改訂しています。制度対応だけでなく、現場の定着まで支援できる相手を選ぶことが大切です。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

施工管理システムの導入では、機能の多さよりも、現場で入力が続くか、協力会社が参加しやすいか、既存の業務と無理なくつながるかが成果を左右します。例えば、写真撮影のたびに複雑な分類を求める製品は、現場で使われず、後からまとめて整理する運用に戻る可能性があります。一方で、写真・図面・検査を中心にしたい会社が、原価や入退場まで含む大規模な製品を導入すると、設定や教育の負担が大きくなることがあります。

したがって、比較の軸は「一番有名か」ではなく、月間の現場数、従業員数、元請と下請の関係、工種、写真や図面の量、必要な帳票、通信環境、原価管理の深さです。導入事例を見る場合も、削減効果の数字だけで判断せず、対象となった人数、導入前の業務、運用開始までの期間、自社と似ている点を確認する必要があります。

発注前に確認すべきポイント

発注前には、最低限「誰が使うか」「何を入力するか」「どの帳票を出すか」「既存システムと何を連携するか」「データをどう持ち出せるか」を言語化します。特に現場監督だけでなく、職人、協力会社、事務担当、支店、本社の利用範囲を分けて考えることが重要です。アカウント課金、現場課金、容量課金、初期設定費、導入研修、個別カスタマイズ、API連携、解約時のデータ出力を見積書で分けてもらうと、月額料金だけでは分からない総額を比較できます。

また、電波が弱い現場で写真や日報を一時保存できるか、端末を紛失したときにセッションを無効化できるか、協力会社ごとに閲覧範囲を分けられるかも確認します。図面、見積、原価、作業員の資格情報を扱う場合は、権限設定、暗号化、バックアップ、監査ログ、障害時の復旧目標、再委託先の開示まで質問すると安心です。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

施工管理システムの開発を支援する株式会社ripla

株式会社riplaは、完成品の施工管理アプリを一律に導入するのではなく、自社の業務に合わせたシステム開発や既存サービスとの連携を相談したい企業に向く開発パートナーです。riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

riplaの強みは、要件を聞いて画面を作るだけでなく、業務のどこを変えると経営上の成果につながるかを整理してから開発に進める点です。例えば、工程・写真・日報をまとめるだけではなく、案件の進捗を受注、原価、請求、顧客への報告につなげたい場合は、業務フローとデータ項目を先に設計します。標準SaaSを使う部分と、自社独自の帳票や承認だけを追加開発する部分を切り分けることもできます。

施工管理では、現場の操作性と事務所の管理性を両立させる必要があります。スマートフォンで短時間に入力できる画面、写真や図面を探せる検索、役割ごとの権限、変更履歴、CSVやAPIによるデータ連携などを、実際の利用者と確認しながら進めると、導入後の使われ方を想定しやすくなります。

得意領域・実績

riplaは、紙やExcelで管理している業務を整理したい企業、複数のSaaSや基幹システムをつなぎたい企業、自社独自の承認・原価・帳票をシステム化したい企業に向いています。特定の施工管理パッケージの機能を紹介するだけでなく、経営課題から要件定義、開発、導入後の定着まで一貫して相談したい場合に候補になります。

一方で、まず工事写真や工程表だけを低コストで使いたい場合は、後述する完成品SaaSのトライアルから始める方が早い可能性があります。riplaへ相談する際は、現場数、利用者の内訳、現在使っているExcelや会計・販売システム、必要な帳票、将来実現したい連携を共有すると、パッケージ導入と個別開発の適切な境界を検討しやすくなります。

株式会社アンドパッド|工程・写真・資料を一元化する総合クラウド

ANDPADの施工管理をイメージした現場情報の共有

株式会社アンドパッドが提供するANDPAD施工管理は、案件、工程表、チャット、写真、資料、報告などをクラウド上で管理する施工管理サービスです。公式情報では、工程表・写真・図面などの最新情報を一元管理し、関係者がいつでも確認できることを特徴として紹介しています。住宅、リフォーム、設備、ゼネコンなど、複数の業種・規模に展開したい会社が検討しやすいサービスです。

特徴と強み

ANDPADの特徴は、施工管理を起点に、受発注、請求、原価、検査、遠隔臨場、電子納品、API連携などへ機能を広げられる点です。現場監督がスマートフォンから写真や報告を登録し、事務所側が進捗や資料を確認する流れを作りやすくなっています。工程変更時に担当者へ通知する、案件単位のチャットで連絡履歴を残す、写真をそのままクラウドへ保存する、といった現場の手戻りを減らす機能も公式に案内されています。

多言語対応も案内されており、外国人就労者が関わる現場で操作環境をそろえたい場合にも確認候補になります。ただし、多機能なサービスほど、最初からすべてを使おうとすると教育やルール設計が複雑になります。最初は写真・工程・報告に絞り、定着後に原価や受発注を広げる段階導入が現実的です。

得意領域・実績

ANDPADは、現場数が多い会社、複数の工種をまたいで施工情報を統一したい会社、将来的に施工管理から経営管理までデータをつなげたい会社に向いています。公式の導入事例では、写真管理や情報共有の効率化、残業削減、遠隔臨場、歩掛管理など、利用企業ごとの活用例が公開されています。例えば、コープハウジングひろしま株式会社の事例では残業時間25%削減が紹介されていますが、これは個別企業の実績であり、自社で同じ効果が保証されるものではありません。導入前後の残業時間や写真台帳作成時間を自社で測定することが重要です。

料金は利用する製品や規模によって変わるため、公開情報だけで月額総額を判断せず、現場数、利用者、容量、オプション、導入支援の範囲を含めて見積もりを取ります。特に協力会社の参加方法と費用、解約時のデータ出力、既存の会計・販売システムとの連携可否は、契約前に確認しておきたい項目です。

株式会社リバスタ|大規模現場の労務安全・入退場に強いBuildee

Buildeeで大規模現場の労務安全と入退場を管理するイメージ

株式会社リバスタのBuildeeは、建設現場の調整会議、労務安全、入退場管理、進捗・歩掛を支援するクラウドサービスです。工程や写真だけでなく、協力会社の作業予定、安全書類、作業員情報、入退場、CCUS連携などを重視する元請会社や大規模現場に向いています。協力会社が利用する場合の手続きや利用料についても、公式の料金・機能ページで確認できる点が比較しやすいポイントです。

特徴と強み

Buildee調整会議では、翌日の作業予定、安全指示、車両や揚重機の予定、現場配置計画図、電子承認に対応した帳票などを扱えます。Buildee労務安全では、会社情報、建設業許可、作業員情報、安全書類、期限切れのチェックなどを管理できます。Buildee入退場管理では、就業履歴をCCUSへ自動連携できる機能が案内されており、安全と就業管理を別々の台帳で管理している会社の整理に役立ちます。

公開料金では、基本使用料が月額30,000円・支店、調整会議が月額9,800円・現場、労務安全が月額6,000円・現場、入退場管理が月額2,000円・現場とされています。初回請求時には支店登録料50,000円がかかる案内もあります(出典: 株式会社リバスタ「Buildee ご利用料金」、2026年8月確認)。ただし、機器やオプション、利用するサービスによって総額が変わるため、実際の現場数で試算する必要があります。

得意領域・実績

大規模な元請現場、JV、数多くの協力会社、作業員の資格や安全書類を管理する会社に特に適しています。公式サイトでは、2025年10月末時点で元請導入企業801社、累計導入現場30,550件、登録作業員1,997,300名と掲載されています(出典: 株式会社リバスタ「施工管理システムBuildee」、2025年10月末時点)。この数字はサービス全体の掲載値であり、自社の利用成果を示すものではありませんが、協力会社を含む大規模運用を想定したサービスであることを確認する材料になります。

小規模な専門工事会社が写真や日報だけを使いたい場合は、必要な機能と費用が過剰にならないか確認します。逆に、公共工事や大規模現場で安全書類、入退場、CCUS、作業間調整を重視する場合は、製品デモで協力会社側の操作や承認フローまで確認すると、導入後の混乱を抑えられます。

株式会社アルダグラム|中小・中堅企業が始めやすいKANNA

KANNAで施工案件の写真と資料を共有するイメージ

株式会社アルダグラムのKANNAは、案件管理、顧客・物件管理、写真、資料、写真台帳、チャット、報告、工程表などをまとめるクラウド型の施工管理アプリです。現場監督と事務担当だけでなく、協力会社も招待して情報共有を進めたい企業が候補にしやすいサービスです。建設業に加えて、設備、メンテナンス、不動産などの案件管理にも利用できる構成になっています。

特徴と強み

KANNAの公式料金ページでは、初期導入費用とサポート費用が無料で、ライト、ベーシック、エンタープライズの3プランが案内されています。また、他社アカウント数は無制限とされているため、協力会社を招待する運用でアカウント数が膨らみやすい企業は、料金設計を確認しやすくなります(出典: 株式会社アルダグラム「KANNA 料金」、2026年8月確認)。ただし、無料とされる範囲や自社アカウントの最低数、機能・容量の違いはプランごとに確認が必要です。

案件ごとに写真や資料をまとめ、チャットで変更内容を共有し、工程表や報告を一つの場所に集約する使い方から始めやすい点が特徴です。現場で撮った写真を案件・物件と結びつけたい、電話や個人向けSNSに散らばった連絡を業務履歴として残したい、といった課題に対して検証しやすいサービスです。

得意領域・実績

従業員10〜30名程度の工務店や専門工事会社、現場数が増えて案件情報の共有方法をそろえたい中小・中堅企業に向いています。最初に一つの工種や数現場で使い、写真、資料、報告、工程変更の連絡が現場で続くかを確認すると、全社展開の判断材料になります。導入前には、スマートフォンでの撮影からアップロードまでの手順と、協力会社が招待を受けて使い始めるまでの時間を実機で確認します。

一方で、複雑な原価計算、独自の受発注、特殊な公共工事帳票、基幹システムとの深い連携が中心課題なら、標準機能だけで足りるかを確認する必要があります。KANNAで標準業務を整えたうえで、追加開発やAPI連携を別の開発会社に相談する方法も含めて、将来のデータ移行と出力形式を確認しておくと安心です。

株式会社フォトラクション|工事写真・図面・検査を中心に現場をデジタル化

Photoructionで工事写真と図面を管理するイメージ

株式会社フォトラクションが提供するPhotoructionは、工事写真、図面、書類、検査などの施工データを一元管理する建設・土木向けのクラウドサービスです。写真管理だけでなく、図面をベースにした検査シート、写真や図面からの書類作成、工種に応じた電子黒板など、記録作成の負担を減らす機能を確認できます。公共工事や品質管理で、施工記録を整理しやすい仕組みを求める会社に向いています。

特徴と強み

Photoructionでは、撮影日、撮影者、工種などの情報で写真を絞り込み、写真や図面から書類を作成する運用が案内されています。図面を高速に閲覧し、検査箇所やチェックリストを管理できるため、現場で紙の図面や写真を探す時間を減らしたい場合に適しています。杭工事、高力ボルト検査、配筋検査、施工計画書作成支援など、特定工種や検査の業務を支援する機能も公式サイトで紹介されています。

施工管理システムを選ぶときは、写真をアップロードできるかだけでなく、写真にどの属性を付けるか、撮影漏れをどう防ぐか、検査後の帳票が発注者指定の書式に合うかまで確認します。Photoructionを検討する際は、実際の工事写真と図面を使って、撮影から写真台帳・検査書類の出力までを一連でデモしてもらうと判断しやすくなります。

得意領域・実績

工事写真、図面、検査、成果品などの記録を重視する建設会社、土木会社、専門工事会社に適しています。特に、現場監督が撮った写真を事務所で整理し直す作業や、検査項目を紙のチェックリストから転記する作業が課題になっている会社は、導入効果を測定しやすいです。導入前後で、写真台帳の作成時間、撮影漏れ、再撮影の件数、検査書類の作成時間を記録します。

Photoructionは施工記録に強い一方、受発注や会計、全社の原価管理が主目的の場合は、必要な連携範囲を確認します。写真・図面・検査をPhotoructionで管理し、経営管理は既存の基幹システムで行うなど、役割を分けて使う設計もできます。BIMやBPOなどの周辺サービスを含めるかどうかも、導入目的と予算に応じて整理します。

スパイダープラス株式会社|図面・写真・検査・指摘管理に特化

SPIDERPLUSで図面に写真と検査記録を紐づけるイメージ

スパイダープラス株式会社のSPIDERPLUSは、図面、工事写真、電子黒板、検査、指摘事項、帳票作成などを現場で扱う建設業向けサービスです。図面上に写真やメモ、検査記録を紐づけ、指摘事項の是正状況を追えるため、建築、空調衛生設備、電気工事、プラントなど、図面と検査を中心に現場を管理する会社が比較しやすい候補です。

特徴と強み

SPIDERPLUSでは、電子化した図面に写真、メモ、検査記録を登録し、数クリックで帳票を出力する機能が案内されています。指摘事項は図面上に登録し、進捗に応じて表示を変えたり、協力業者ごとの是正指示として出力したりできます。是正前の写真を見ながら同じ画角で完了写真を撮影できる機能も紹介されており、検査と残工事の管理を一つの流れで行いたい企業に適しています。

建設現場では、最新版の図面を持っているつもりでも、古い図面を参照してしまうことがあります。図面の版管理、現場での閲覧性、写真や指摘の位置情報、協力会社への共有範囲をデモで確かめることが大切です。電波が弱い現場や暗いプラント現場で使う場合は、オフライン時の閲覧・登録・同期の挙動も確認します。

得意領域・実績

図面を見ながら検査する会社、設備工事や電気工事などで測定・試験の記録を残す会社、残工事や是正指示の抜け漏れを減らしたい会社に向いています。公式サイトの掲載情報では、2026年3月末時点で導入社数2,200社以上、ユーザー数78,000人超とされています(出典: スパイダープラス株式会社「SPIDERPLUS」、2026年3月末時点)。導入社数はサービス全体の数値のため、自社と同じ工種・規模の事例があるかを別途確認します。

写真管理だけでなく図面、検査、指摘管理を重視するなら有力な比較対象です。一方、受注から原価、請求までの業務を一つの基幹システムにまとめたい場合は、SPIDERPLUSの担当範囲と既存システムの担当範囲を分け、CSVやAPIで連携できるか確認します。検査記録の品質を上げたいのか、工程や原価を経営に見せたいのかで、導入目的を混同しないことがポイントです。

施工管理システムのパートナー選びのポイント

施工管理システムを比較して導入候補を選ぶ担当者

6社を比較するときは、製品の機能を並べるだけでなく、自社の業務がどこまで変わるかを確認します。次の3点を押さえて、候補を2〜3社に絞り、同じ条件でデモと見積もりを依頼すると比較しやすくなります。

実績と経験の確認方法

実績を見るときは、会社名や導入社数の大きさだけで判断しません。自社と同じ工種か、元請・下請のどちらが主体か、現場ごとの利用者数は近いか、導入後も使い続けているかを質問します。写真台帳作成時間、帰社後の残業、現場訪問回数、工程遅延、再工事件数など、導入前後で測れる指標を事例企業がどのように定義したかも確認します。

完成品SaaSのベンダーに相談する場合は標準機能で解決できる範囲を、自社開発会社に相談する場合は要件定義・設計・開発・保守の責任分界を確認します。過去の事例を見せてもらうだけでなく、担当者が現場の業務を理解するために、どのような質問をするかにも注目します。

技術力と専門性の評価

技術力は、技術名の多さではなく、現場の制約に対応できるかで評価します。例えば、オフライン時のデータ保存と再送、画像や図面の大容量処理、権限によるデータ分離、端末紛失時のログアウト、監査ログ、バックアップ、API・CSV連携などです。生成AIや画像解析を使う場合は、誤判定を人が確認できるか、入力データが学習に使われるか、出力の根拠と操作履歴を残せるかも確認します。

2026年時点では、施工管理システムも工程や写真だけでなく、受発注、原価、検査、遠隔臨場、電子納品、BIM、APIへ広がっています。将来機能を多く契約するより、今すぐ効果を測れる業務を一つか二つ決め、標準機能で足りない部分だけ追加開発する方が、投資判断をしやすくなります。

プロジェクト管理体制の確認

導入を成功させるには、契約後のプロジェクト管理体制も重要です。要件定義の責任者、現場ヒアリングの方法、試験導入の範囲、データ移行の担当、操作研修、問い合わせ窓口、障害対応、リリース後の改善方法を確認します。現場の代表者を含めた週次の定例会議を設け、未入力の原因や使いにくい画面を早期に直せる体制が望ましいです。

費用相場は、導入方法と範囲によって大きく変わります。小規模なSaaSは月額数千円〜1万円程度の公開例もありますが、現場数や容量で変動します。複数現場向けのSaaSは月額数万円〜数十万円、エンタープライズ向けは月額10万円〜100万円程度の見積もりになることがあります。自社専用のスクラッチ開発は、PoCで50万〜300万円、MVPで300万〜800万円、本格開発で800万〜2,000万円以上になる可能性があります。これらは全国統一の公的相場ではなく、機能数、連携、移行、保守を含む一般的な業務システムの目安です。公開価格と個別見積もりを分けて比較し、現場数や写真容量を前提にした見積書を取得します。

よくある質問

施工管理システムについてよくある質問を確認するイメージ

施工管理システムの導入では、費用、現場での使いやすさ、協力会社の参加、完成品と開発の違いについて多くの質問があります。ここでは、導入前に特に確認しておきたい質問に回答します。

施工管理システムの開発費用はいくらですか?

完成品SaaSは、月額数千円から利用できるものや、現場数・機能ごとに個別見積もりとなるものがあります。例えばBuildeeは基本使用料や現場ごとの料金を公開していますが、機器やオプションで変わります。自社専用開発は、要件定義、画面数、外部連携、データ移行、保守によって数百万円から数千万円以上まで変動するため、目的と優先順位を整理して見積もりを依頼します。

施工管理システムはSaaSと自社開発のどちらがよいですか?

写真、工程、資料、報告など標準的な業務を早くデジタル化したいなら、完成品SaaSが向いています。独自の原価計算、特殊な帳票、既存基幹との深い連携、顧客向けポータルなどが競争力に直結するなら、自社開発やSaaSへの追加開発を検討します。最初から全面的に作り込まず、SaaSのトライアルや小さなPoCで現場の課題を確かめてから、必要な部分だけ開発する方法も有効です。

現場で使われる施工管理システムにするにはどうすればよいですか?

最初に対象業務を一つか二つに絞り、現場監督、事務、協力会社の代表者を含めて実データで試します。入力項目を減らし、スマートフォンで短時間に登録できるようにし、導入後は写真台帳作成時間、未入力件数、電話や帰社後作業の時間などを測定します。管理部門だけでルールを決めず、現場の声を定例会議で拾い、導入支援や操作研修を受けながら改善することが定着につながります。

まとめ

施工管理システムの導入方針をまとめるイメージ

施工管理システムのおすすめ会社は、会社規模や工種、元請・下請の関係、管理したい情報によって変わります。自社専用の業務設計や基幹連携まで相談したい場合は株式会社ripla、工程・写真・報告から幅広く始めたい場合はANDPAD、大規模現場の労務安全や入退場を重視する場合はBuildeeが候補になります。協力会社を含めた案件共有を始めたい場合はKANNA、工事写真・図面・検査を中心に記録を整えたい場合はPhotoruction、図面上で検査と指摘の進捗を管理したい場合はSPIDERPLUSが比較対象になります。

目的に合う導入方法を選ぶ

選定時は、機能一覧や導入社数だけで決めず、現場で入力が続くか、協力会社が参加できるか、最新図面や写真を探せるか、必要な帳票を出せるかを実機で確認します。公開価格がある場合は現場数と容量を入れて月額を試算し、非公開価格の場合は初期設定、導入支援、追加開発、保守、解約時のデータ出力まで分けて見積もりを取ります。

まずは現場の課題を一つに絞って比較する

最初からすべての業務を置き換えるのではなく、写真台帳、工程変更の連絡、日報転記、検査記録など、時間と手戻りが大きい業務を一つ選びます。現場数、利用者、現在の帳票、連携したいシステム、セキュリティ要件を整理して2〜3社に相談すれば、自社に合う完成品SaaSか、追加開発を含む個別システムかを判断しやすくなります。導入後のKPIまで決めて、使われ続ける施工管理システムを目指します。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。