CQRSのシステム開発の進め方/やり方/流れや方法/手法/工程/手順

CQRSのシステム開発は、データを変更するCommandと、データを参照するQueryを分け、業務ルールの正確さと画面・検索の使いやすさを両立させる進め方です。単にデータベースを2つに分けるのではなく、要件整理から運用定着まで、整合性・遅延・再処理を先に決めることが成功の条件です。

本記事では、CQRSを業務システムへ導入するときの全体像、要件整理・選定・設計開発・テスト・稼働・定着の6フェーズ、費用相場、見積もりの確認項目を順番に解説します。注文、在庫、決済、申請、分析などの業務を例に、CQRSを採用する範囲と通常のCRUDで十分な範囲を判断できるようにします。

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CQRSのシステムの全体像

CQRSのシステム全体像を確認する担当者

CQRSは、Command側で「何を変更するか」という業務上の意図を受け取り、Query側で「どの画面や帳票にどう見せるか」を最適化するアーキテクチャパターンです。書き込み側では入力検証、認証・認可、トランザクション、在庫や与信などの業務ルールを優先し、読み取り側では検索条件、集計、画面表示速度、帳票の形を優先します。

CommandとQueryを分ける理由

たとえば注文確定では、顧客の権限を確認し、在庫を引き当て、価格や割引を検証し、決済結果を確認してから注文状態を変更します。この処理は一貫性と業務ルールが重要なため、Command Handlerと書き込み用モデルで扱います。一方、注文一覧画面では、顧客名、商品名、配送状況、合計金額を検索しやすい形で返すことが重要です。画面に必要な項目をあらかじめまとめたRead ModelをQuery側に持たせると、複雑な結合や毎回の集計を減らせます。

AWS Prescriptive Guidanceでは、Command側で作成・更新・削除を処理し、書き込みデータを保存した後のイベントでQuery側のデータを更新する流れが示されています(出典: AWS Prescriptive Guidance「CQRS pattern」、2026年確認)。この構成ではRead Modelの更新が書き込みと同時に完了しない場合があるため、画面に「反映中」などの状態を表示する設計も必要です。

4段階の構成から適切な段階を選ぶ

CQRSには、最初から書き込みDBと読み取りDBを分離する構成だけがあるわけではありません。第1段階は同じアプリとRDBの中でCommand HandlerとQuery Handlerを分ける方法です。第2段階はRead Replicaや検索インデックスを追加する方法です。第3段階はイベントとメッセージブローカーを使い、書き込みDBと読み取りDBを分ける方法です。第4段階はEvent Sourcingを組み合わせ、状態変化のイベントを正本としてRead Modelを再構築する方法です。

Event Sourcingは状態ではなく状態変化を保存する方式であり、CQRSと組み合わせられますが、CQRSそのものではありません。Microsoft LearnのCQRSパターンでも、モデルだけを分離する段階からデータストアを分離する段階までが選択肢として整理されています(出典: Microsoft Learn「CQRS パターン」、2025年更新)。単純なマスタ管理や少量の参照であれば第1段階で十分なことが多く、分散構成は業務上の効果が確認できる部分に限定することが大切です。

CQRSのシステム開発の進め方

CQRSのシステム開発の計画を立てる様子

CQRSの開発は、技術選定から始めると失敗しやすくなります。先に業務シナリオと許容条件を定義し、効果が測れる小さな範囲で検証してから、必要な領域だけを分離します。ここでは、要件整理、選定、設計開発、テスト、稼働、定着の6フェーズで進めます。

フェーズ1:要件整理と適用範囲の決定

最初に、業務シナリオを「誰が、どの操作を、どの条件で行い、何が変わるか」に分解します。受注登録、注文確定、在庫引当、決済確定、申請承認などはCommandの候補です。検索、一覧表示、ダッシュボード、帳票出力、集計分析などはQueryの候補です。各シナリオについて、1秒以内の応答が必要か、数秒の反映遅延を許容できるか、失敗時に再実行できるかを業務責任者と合意します。

チェック項目は、ReadとWriteの負荷比、更新ルールの複雑さ、検索パターンの多さ、複数画面へのデータ提供、ピーク時の同時実行数、監査証跡、個人情報の複製先、障害時の復旧目標です。注文確定や決済確定のように即時整合性が不可欠な処理と、売上集計のように数分の遅延を許容できる処理を同じ扱いにしないことがポイントです。CQRSを採用しない業務も明示すると、過剰設計を防げます。

フェーズ2:構成と技術の選定

要件をもとに、同一アプリ内の論理分離で始めるか、Read Replica、検索エンジン、別データベース、イベントブローカーまで使うかを選びます。選定の基準は、技術の新しさではなく、許容遅延、データ量、更新量、可用性、復旧時間、運用人員、既存クラウドとの適合性です。たとえば既存のRDBで検索の遅さだけが課題なら、インデックスやRead Replicaの検証から始める方が安全です。

クラウド構成では、AWSならRDSまたはAurora、DynamoDB、Lambda、SQSやEventBridge、AzureならSQL Database、Cosmos DB、Service Bus、Functionsなどが候補になります。AWSの公式ガイダンスは、RDB同士、RDBとNoSQL、NoSQL同士など複数の組み合わせを示し、ReadとWriteでスループット・レイテンシー・整合性の要件が異なる場合にCQRSを検討すると説明しています(出典: AWS Prescriptive Guidance、2026年確認)。採用技術ごとに、障害時のリトライ、DLQ、冪等性、順序制御、再処理の担当者まで確認します。

フェーズ3:モデル設計と実装

設計では、Commandの入力を業務上の意図として定義し、Queryの出力を画面や帳票の利用目的に合わせて定義します。Command側には認証・認可、入力検証、楽観的排他、トランザクション、重複排除を組み込みます。Query側には検索条件別のインデックス、画面用DTO、集計済みの値、データ更新日時、反映状態を持たせます。Read Modelを業務の正本にしないことも重要です。

別ストアへイベントを渡す場合は、書き込みDBの更新とイベント発行が片方だけ成功する二重書き込みを避けます。Transactional Outboxなどで発行待ちイベントを管理し、イベントIDによる冪等性、スキーマのバージョン、順序キー、リトライ回数、DLQへの退避、再生手順を設計します。Projectionは一度壊れても初期データとイベントから再構築できるようにし、再構築中の画面表示をどうするかも決めます。

フェーズ4:分散を前提にしたテスト

テストは、Commandが成功してQueryに表示される正常系だけでは不十分です。イベントが重複した場合、順序が入れ替わった場合、Projectionが停止した場合、ネットワークが遅延した場合、Read Modelが一部だけ更新された場合を再現します。注文確定後に一覧が古いままなら、利用者へどの状態を表示するか、再読み込みで解決するのか、業務担当者が手動で再処理するのかを確認します。

テスト計画には、機能テスト、契約テスト、整合性テスト、負荷テスト、障害注入、再処理テスト、権限テスト、監査ログ確認、個人情報の削除・訂正テストを含めます。特にRead Modelの再生成時間を計測し、目標時間内に復旧できないなら、スナップショット、分割処理、バックアップ、画面の縮退運転を検討します。検証結果は、採用継続・構成縮小・中止を判断する材料として記録します。

フェーズ5:段階稼働と監視

本番稼働では、対象業務を一度に切り替えず、利用者・拠点・機能を分けた段階リリースが適しています。既存システムを正本にしたままQuery側だけを先行する方法、読み取り画面を一部利用者に公開する方法、Commandを限定的に切り替える方法を比較します。切り戻し条件は、データ不整合件数、Read Modelの遅延、エラー率、処理時間、問い合わせ件数など、測定できる数値で定義します。

稼働後は、Commandの成功率、Queryのレイテンシー、イベント滞留数、Projectionの遅延、DLQ件数、再処理件数、データ不一致件数を監視します。相関IDでCommandからイベント、Projection、Queryまでを追跡できるようにし、異常時にどの業務データが影響を受けたかを特定します。監視項目だけでなく、担当者、通知先、一次対応、エスカレーション、復旧後の照合方法をRunbookに落とし込みます。

フェーズ6:運用定着と継続改善

定着フェーズでは、開発会社だけが復旧できる状態をなくします。業務担当者には反映遅延の見方と再試行の方法、運用担当者にはイベント再処理とRead Model再構築の方法、開発担当者にはイベントスキーマ変更と後方互換性のルールを教育します。月次または四半期ごとに、分離によって削減できた応答時間、運用工数、障害件数、問い合わせ内容を振り返ります。

個人情報をイベントログやRead Modelへ複製する場合は、保存期間、アクセス権、暗号化、マスキング、削除・訂正、バックアップの消去、再委託先の扱いを運用手順に含めます。個人情報保護委員会のガイドラインは、委託先の安全管理措置を事前確認し、契約に取扱状況を把握できる内容を盛り込み、必要に応じて監査することを示しています(出典: 個人情報保護委員会「個人情報保護法ガイドライン(通則編)」、2026年確認)。イベントを残せばよいという判断ではなく、法令・契約・業務上の保存目的から保持期間を決めます。

CQRSのシステム開発にかかる費用相場と内訳

CQRSのシステム開発費用を確認する担当者

CQRSだけを対象にした国内の公開見積統計は少ないため、以下の金額は市場価格の断定ではなく、リサーチノートに基づく2026年時点の計画用推定です。実際の金額は、対象業務、既存システムとの接続数、データ移行、可用性、監査、イベント量、24時間運用の有無で変わります。特に別DB・ブローカー・非同期処理を採用するほど、開発費だけでなくテストと運用設計の工数が増えます。

PoC・技術検証の費用と期間

1つの業務ユースケースに絞ったPoCは、150万〜400万円程度、期間は1〜2か月程度が計画上の目安です。ここで作るのは本番機能の縮小版ではなく、Commandの受付、書き込み、イベント発行、Projection、Query表示を通した技術検証です。イベント重複、Projection停止、再処理、許容遅延、ピーク負荷を確認し、分離による効果が得られるかを判断します。

PoCの見積もりに画面を大量に含めると、重要なリスク検証に予算を使えなくなります。注文一覧の検索、注文確定、在庫反映など、WriteとReadの違いが表れやすい1シナリオを選び、成功条件を応答時間、反映遅延、復旧時間、再構築時間で数値化します。PoC後に本番化する場合は、コードをそのまま流用できる部分と作り直す部分を分けて説明してもらいます。

本番開発の費用レンジ

小〜中規模の本番導入は500万〜1,200万円程度、期間は4〜7か月程度が推定レンジです。1つの業務領域、RDB中心、Read Modelが1〜数個、基本的なリトライと監視を含むケースを想定します。クラウド型の中規模業務システムで、CommandとQueryを別サービスにし、ブローカー、別DBまたは検索基盤、外部API、CI/CDまで含める場合は1,200万〜3,000万円程度、期間は6〜12か月程度が目安です。

基幹刷新、複数ドメイン、既存データ移行、高可用性、災害復旧、監査、Event Sourcingまで含める場合は3,000万〜1億円超、期間は12〜24か月以上となる可能性があります。これらは対象範囲を定義した上での推定であり、CQRS導入だけでこの金額になるわけではありません。人月単価は50万〜200万円程度の幅を仮置きし、必要な役割と工数を積み上げてください。

クラウド料金と保守運用費

運用費は、小規模なマネージド構成でクラウド、DB、ブローカー、ログ、監視を合わせて月10万〜50万円程度、中規模以上で月50万〜300万円以上を初期予算に置く推定があります。これは利用量と冗長化によって大きく変わるため、固定費として断定できません。AWS Auroraも、インスタンス、ストレージ、I/O、バックアップ、転送などの構成と利用量で料金が変わり、Read ReplicaやMulti-AZを増やすと費用項目が増えます(出典: AWS「Amazon Aurora Pricing」、2026年確認)。

試算では、Command数、Query数、イベント数、1イベントのサイズ、Read Modelの保存期間、ピーク同時実行数、ログ保存期間、バックアップ期間、リージョン間転送量を入力します。月額費用だけでなく、障害時の再処理に使う一時的な計算資源、監視アラートへの対応時間、保守契約、セキュリティ診断、定期訓練まで含めると、導入後の予算不足を防げます。

CQRSのシステム開発で見積もりを取る際のポイント

CQRSのシステム開発の見積もりを比較する様子

見積もりでは、画面数やAPI数だけでなく、CommandとQueryの境界、イベントの流れ、整合性の条件、障害時の運用まで確認します。「CQRS対応一式」のような一行見積もりでは、何を作るのか、どこまでが本番運用に含まれるのか、追加費用が発生する条件が分かりません。RFPや要件メモには、業務シナリオと非機能要件をできるだけ具体的に書きます。

要件と成果物を明確にする

見積依頼には、対象業務、利用者数、データ件数、1日あたりのCommand数とQuery数、ピーク時間帯、許容応答時間、許容反映遅延、RPO・RTO、外部連携、移行範囲を記載します。成果物は、業務フロー、Command一覧、Query一覧、ドメイン境界、データモデル、イベント契約、API仕様、インフラ構成、監視設計、テスト計画、Runbook、操作マニュアルまで分けます。

特に「注文確定から注文一覧に表示されるまで何秒以内か」「決済成功後に在庫表示が古い場合は何を正とするか」「イベントが重複したときに何件まで自動復旧するか」を決めます。数値が未確定なら、仮定値と確定期限を見積書に書き、仮定が変わった場合の増減ルールを明記します。

複数社を同じ条件で比較する

複数社を比較するときは、開発会社の知名度より、CQRSを適用しない領域まで説明できるかを確認します。質問項目は、Read Modelの遅延SLO、Projectionの再構築時間、イベントの重複・欠落・順序逆転への対処、データ削除・訂正の方法、障害時の責任分界、ソースコードとIaCの引き渡し、クラウド料金の試算方法です。

提案内容は、金額、期間、担当者の経験、PoCの範囲、運用体制、SLA、保守時間、追加変更の単価を同じフォーマットで並べます。CQRSやEvent Sourcingの導入実績を聞くだけでなく、イベントスキーマの変更履歴、障害対応の事例、再処理の訓練方法を確認します。プラットフォームベンダーと受託開発会社では役割が異なるため、設計・実装・運用を誰が担うかを契約前に分けてください。

リスクと追加費用を先に確認する

CQRSでは、Read Modelの遅延、イベントの再送、データの二重化、監視対象の増加、開発者不足が主なリスクになります。見積書では、Projectionの再処理、データ照合、障害訓練、バックアップ復旧、性能試験、セキュリティ診断を含むか確認します。含まれない場合は、別途いくらではなく、どの条件で追加作業になるかを示してもらいます。

個人情報をイベントログ、Read Model、ログ基盤へ複製する場合は、複製先ごとに利用目的、権限、保存期間、削除方法、委託・再委託、バックアップの扱いを確認します。削除要求があったときにイベントを物理削除できない設計なら、暗号鍵の破棄、識別子の分離、Read Modelの再生成など代替策を検討します。法務・情報システム・業務部門・開発会社で合意した記録を残すことが、後からの追加費用と手戻りを抑えます。

CQRSのシステム開発でよくある質問

CQRSのシステム開発に関する質問を確認する様子

CQRSは、技術用語だけを見ると複雑に感じられます。実際の判断では、業務上の整合性と参照側の負荷・検索要件を分けて考え、導入範囲を小さく始めることが重要です。ここでは、導入前に特に相談されやすい質問へ直接回答します。

CQRSは通常のCRUDシステムより優れていますか?

常に優れているわけではありません。更新ルールが単純で、検索量も多くなく、強い整合性を一つのRDBで扱える業務なら、通常のCRUDの方が安価で保守しやすいです。書き込みと読み取りで負荷・データ形状・拡張要件が大きく異なる業務や、複数のRead Modelが効果を生む業務に限定すると、CQRSの価値を出しやすくなります。

Query側の表示遅延は業務で許容できますか?

業務シナリオごとに判断します。売上分析や検索結果の集計は数秒から数分の遅延を許容できる場合がありますが、決済結果、在庫引当、二重申請の防止などはCommand側で即時に正しく判定する必要があります。Microsoft LearnやAWSの公式資料でも、CQRSでは最終的にRead Modelが更新されるeventual consistencyが典型的な注意点として扱われているため、反映中表示や再確認の導線を要件に含めてください。

CQRSとEvent Sourcingは一緒に導入すべきですか?

必ずしも一緒に導入する必要はありません。CQRSはCommandとQueryの責務分離だけで成立し、通常のRDBをCommand側に置き、Read Replicaや検索用DBをQuery側に置く構成も可能です。履歴から状態を再構築したい、監査性が業務上重要、イベントを複数の利用者が使うなどの理由がある場合にEvent Sourcingを検討し、イベントスキーマ、再生時間、個人情報の削除・訂正までPoCで検証してください。

CQRSの開発会社には何を確認すればよいですか?

適用しない領域も含めて設計理由を説明できるか、Read Modelの遅延SLOを定義できるか、イベントの重複・欠落・順序逆転・再処理をテストできるかを確認します。さらに、ソースコード、インフラ定義、イベントスキーマ、監視設定、障害対応手順の所有権と引き渡し範囲を確認してください。CQRS基盤の経験だけでなく、業務担当者と要件を詰め、稼働後の運用まで支援できる体制が重要です。

CQRSのシステム開発の進め方まとめ

CQRSのシステム開発の方針をまとめる様子

CQRSのシステム開発は、CommandとQueryを分けること自体が目的ではありません。業務ルールが複雑な処理を正しく更新しながら、検索・一覧・帳票・分析を利用目的に合う形で高速に提供することが目的です。まずは同一アプリ・同一RDB内の論理分離から始め、必要な効果が確認できた領域だけRead Model、別DB、イベント連携へ段階的に広げます。

採用判断のチェックポイント

採用を判断するときは、ReadとWriteの負荷やデータ形状が本当に異なるか、表示遅延を業務が受け入れられるか、イベントの再処理を運用できるかを確認します。3つの条件が曖昧なままなら、まずは同一DB内の責務分離と計測から始めます。逆に、参照負荷が高く、画面ごとに必要なデータが異なり、業務ルールと検索性能を別々に伸ばす必要があるなら、PoCで分離の効果を確かめる価値があります。

次に進める具体的な一歩

次の一歩は、業務責任者と1つのシナリオを選び、Command・Query・許容遅延・障害時の復旧方法を1枚に整理することです。その資料をもとに、PoCの成功条件、対象外の範囲、費用の前提、成果物、運用体制を複数の開発会社へ提示します。CQRSを導入することではなく、業務上の成果を測定できる状態を作ることを起点にすると、技術選定と見積もりの妥当性を判断しやすくなります。

進め方は、要件整理で整合性と遅延を数値化し、選定で運用負荷と復旧方法を確認し、設計開発で冪等性・Outbox・イベントスキーマを定め、テストで障害と再処理を検証します。稼働後は遅延・滞留・不一致を監視し、定着フェーズで業務担当者が自力で判断・復旧できる状態を目指します。費用はPoCで150万〜400万円程度、本番導入で500万〜1,200万円程度から、複数ドメインや高可用性を含むと3,000万〜1億円超まで幅がある推定です。実際の見積もりでは、機能数だけでなくデータ移行、分散テスト、監視、保守、個人情報管理を含めて比較してください。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。