.NET Coreのシステム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

.NET Coreのシステム開発会社を選ぶなら、ASP.NET Coreの実績だけでなく、業務理解、クラウド・既存資産との連携、保守とバージョン更新まで確認できる会社が適しています。

「.NET Coreに対応できます」と書かれた会社は多い一方で、販売管理、在庫管理、顧客管理、基幹連携などの本番業務をどこまで担えるかは会社ごとに異なります。本記事では、株式会社riplaを最初に、公開情報から実在と.NET/ASP.NET Coreの取り組みを確認できる5社を加え、計6社を比較します。費用の目安、選定時の質問、サポート終了を見据えた確認項目まで、発注前に使える形で整理します。

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・.NET Coreのシステム開発の完全ガイド

.NET Coreのシステム開発でパートナー選びが重要な理由

.NET Coreのシステム開発パートナーを選ぶ担当者

.NET Coreは、Web画面、API、バッチ、認証、データアクセス、外部サービス連携をまとめて設計できる開発基盤です。自由度が高い反面、技術選定だけで業務システムが完成するわけではありません。業務ルールの整理、データ移行、権限設計、障害時の復旧、運用担当者への引き継ぎまで含めて、開発会社の支援範囲を見極めることが大切です。

会社の選定品質がシステムの定着を左右する理由

同じC#やASP.NET Coreを使っていても、成果物の品質は要件定義と設計の進め方で変わります。例えば、現場がExcelで管理している独自ルールを画面に反映するのか、標準機能に業務を合わせるのかで、画面数もテスト量も変わります。営業担当の提案力だけで決めず、要件定義を担当する人、設計レビューを行う人、リリース後に問い合わせを受ける人が誰かを確認します。

発注前に揃えるべき確認材料

発注前には、対象業務、利用者数、必要画面、既存データ、外部連携、認証方式、帳票、稼働時間、バックアップ、障害復旧目標を一枚にまとめます。細部まで決め切れなくても、MustとShouldを分けておくと、各社が同じ前提で提案できます。特に「.NET Coreなら安く作れる」という期待だけを先行させず、データ移行や受入テスト、保守契約まで含めた総額で比較することが重要です。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaのシステム開発支援

株式会社riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

riplaの強みは、技術導入を目的にせず、業務上の成果と現場定着までを見据えて支援する点です。既存業務の棚卸しから、要件定義、画面・データ設計、開発、テスト、導入後の改善までをつなげて考えられます。.NET Coreを採用する場合も、Microsoft製品との連携、既存の業務データ、利用者の権限、将来の機能追加を踏まえて、必要な構成を相談できます。

得意領域と依頼前に確認したいこと

営業・顧客・生産・販売管理など、複数部門をまたぐ基幹業務を整理したい企業に向いています。相談時は、業務フローのどこから着手するか、既存システムを残す範囲、データ移行の責任分界、リリース後の改善体制を確認するとよいでしょう。最初から全社刷新を目指すのではなく、重要業務のMVPから始めて、利用状況を見ながら拡張する進め方も選択肢になります。

株式会社NTTデータ|大規模・複数ベンダーの統合力を重視する企業向け

大規模な.NET Coreシステム開発のイメージ

株式会社NTTデータは、企業向けのアプリケーション開発・管理や大規模なシステムインテグレーションを手がける実在企業です。公開資料では、Eclipse Tractus-Xの調査において、Catena-X Portalのバックエンド部分にC#、ASP.NET Core、Entity Frameworkが使われていることを整理しています。単に言語対応を掲げるだけでなく、企業間データ連携のような複雑なシステムを調査・整理する知見を確認できます。

特徴と強み

大規模・多拠点・複数部門が関係する案件では、アプリケーションだけでなく、インフラ、セキュリティ、データ連携、運用設計、複数ベンダーの調整が必要です。大手SIerとしてのプロジェクト管理や標準化された品質管理を重視する場合に、比較候補になりやすい会社です。一方で、案件規模によって体制や費用が変わるため、必要な支援範囲を細かく分けて相談することが重要です。

得意領域・実績と確認ポイント

製造業のサプライチェーン連携、企業間データ交換、既存基幹システムと新しいWeb APIの統合など、関係者が多い案件を検討する企業に向いています。提案を受ける際は、ASP.NET Coreの採用実績が自社と近い規模か、下請けを含む開発体制はどうなっているか、障害時の指揮系統と運用SLAはどう定義されるかを質問します。公開事例は技術力の参考であり、自社の価格や納期を保証するものではありません。

株式会社Codeer|ASP.NET Coreとコード品質を重視する技術専門会社

ASP.NET Coreのコード品質を確認する開発チーム

株式会社Codeerは、大阪を拠点にソフトウェア開発とテスト自動化を提供する実在企業です。公式サイトでASP.NET Coreを使った開発を得意技術として掲げ、オンプレミスからクラウドまで対応し、AzureについてもMicrosoft MVPが在籍すると説明しています。開発対象を技術者が深く理解し、設計から実装、運用まで一貫して関わるタイプの会社です。

特徴と強み

Codeerは、読みやすく保守しやすいコード、テスト自動化、クラウドとオンプレミスの両対応を重視したい企業に向いています。公式サイトでは、味の素エンジニアリング、大阪経済大学、ダイキン工業などの導入実績を掲載しています。また、定額コースと一括受託コースを用意し、仕様が固まり切らない段階と、要件が明確な小規模案件の双方に対応する考え方を示しています。

得意領域・実績と確認ポイント

既存のWindowsアプリや業務システムを活かしながら、Web APIやASP.NET Coreへ段階的に広げたい案件で検討しやすい候補です。初回相談では、コードレビューの方法、単体テストの対象範囲、テスト自動化の成果物、Azureの監視・バックアップを誰が担当するかを確認します。少数の専門家に依存する場合は、担当者が変わったときのドキュメントと引き継ぎ方法も契約に含めると安心です。

エンハンスド株式会社|最新.NETとクラウドネイティブを組み合わせた開発

クラウドネイティブな.NETシステム開発

エンハンスド株式会社は、C#(.NET)開発をサービスとして公開している実在企業です。公式ページでは、15年以上の実績と200件超のプロジェクト経験を掲げ、業務システムからクラウドネイティブアプリケーションまで対応すると説明しています。C#、.NET 8、ASP.NET Core、Blazor、Azure、Entity Framework Coreなどの技術スタックを明示しているため、技術の適合性を確認しやすい会社です。

特徴と強み

エンハンスドは、大規模システム設計、ドメイン駆動設計、CQRS、マイクロサービス、CI/CD、Infrastructure as Code、コンテナ化、Kubernetes、パフォーマンステストなどを技術的専門性として掲載しています。公式の導入事例では、証券取引システムの.NET 8刷新、製造業のIoTデータ収集、オムニチャネルECの事例が示されています。これらは同社が公開する事例であり、自社案件で同じ効果が出ると断定せず、前提条件を確認して利用します。

得意領域・実績と確認ポイント

レガシーシステムのモダナイゼーション、Azureを中心とした新規Webシステム、リアルタイムデータ処理などを検討する企業に向いています。ただし、案件によってはマイクロサービスやKubernetesが過剰になることもあります。提案では、モノリスから始める案、APIを先に分離する案、サービス分割する案を並べ、運用監視・テスト・人材体制を含む総保有コストで比較することをおすすめします。

株式会社システム・クリエート・センター|業務知識とクラウド構築を一括で確認

業務知識とクラウドを組み合わせた開発

株式会社システム・クリエート・センターは、企画から開発、導入、運用保守までを一括提供する実在のITサービス会社です。公式サイトでは金融、航空、通信、医療、官公庁、出版などの導入先を挙げ、勤務管理や住宅ローン分野の業務知識を強みとして説明しています。また、.NET Core、ASP.NET Core MVC、AWS、Microsoft Azureなどを技術として公開しています。

特徴と強み

業務システムの企画、アプリケーション、クラウド環境、運用保守を別々の会社に分けるのが難しい企業に向いています。公式サイトの開発実績には、銀行・モーゲージバンク・FP向けシステム、勤務管理・資格管理システム、回線工事管理システムなどが掲載されています。認証・認可システムやサーバレス環境にも触れており、単純な画面開発だけではない相談が可能です。

得意領域・実績と確認ポイント

業務部門の要望を聞きながら、クラウドとWebシステムを段階的に整備したい企業に適しています。相談時は、公開されている業界実績のうち自社と似た業務があるか、ASP.NET Core MVCの採用範囲、AWSとAzureの選択理由、監視や問い合わせ対応の時間帯を確認します。創業年や企業規模だけで判断せず、担当者が業務ヒアリングをどのように設計へ落とし込むかを見極めることが大切です。

株式会社マキバレ|ASP.NET CoreとSQL Serverの金融・業務システム実績

業務データを扱う金融システム開発

株式会社マキバレは、コンピュータシステムの提案・設計・開発とエンジニア教育を行う実在企業です。公式サイトの開発実績に、金融業向けのFX取引システムを掲載し、開発環境としてASP.NET Core 6.0とSQL Server 2022、機能として為替取引や注文管理を示しています。既存のMicrosoft系データベースや業務資産との接続を重視する場合に、具体的な確認先になります。

特徴と強み

マキバレは、ASP.NET CoreとSQL Serverを使った取引・注文管理、販売管理、部品管理など、データの正確性が重視される業務に関心がある企業に向いています。公式サイトには、VB.NETやASP.NETを使った製造業向けの図書・部品・経費・販売管理システムも掲載されています。新規開発だけでなく、既存の.NET系資産を引き継ぎながら刷新したい場合に、移行経験を聞きやすい候補です。

得意領域・実績と確認ポイント

金融・製造業のように、登録、承認、注文、約定、在庫、履歴の整合性を厳密に管理する必要がある企業で検討しやすい会社です。発注前には、ASP.NET Core 6.0の実績を現在の.NETへどう更新するか、SQL Serverのバックアップ・冗長化、負荷試験、監査ログ、データ移行の検証方法を確認します。公開されている一つの事例だけで大規模案件への対応力を決めず、担当予定者の経験と保守体制を確認します。

.NET Coreのシステム開発会社を選ぶポイント

.NET Coreのシステム開発会社を比較する担当者

6社の候補から最終的な1社を決めるには、知名度や技術キーワードの多さではなく、自社の業務と運用条件に合うかを同じ質問で比較します。最低でも、技術、実績、費用、体制、保守、契約の6項目をRFPに入れると、提案書の違いを読み取りやすくなります。

技術力とサポート期限を確認する

「.NET Core対応」という表現だけでなく、ASP.NET Coreの対象バージョン、Entity Framework Core、データベース、認証基盤、CI/CD、監視、テスト自動化の実績を確認します。Microsoft公式のサポートポリシーでは、2026年8月時点で.NET 10はLTSで2028年11月14日まで、.NET 8はLTSですが2026年11月10日まで、.NET 9はSTSで2026年11月10日までです(出典: Microsoft「.NET and .NET Core official support policy」、2026年)。新規開発では採用バージョンだけでなく、次回更新の時期と費用を提案書に書いてもらいます。

費用と開発期間を同じ条件で比較する

.NET Coreの開発費は、フレームワーク名だけでは決まりません。画面数、権限、帳票、外部API、バッチ、データ移行、負荷要件、テスト、クラウド環境で工数が変わります。公開されている業務システム相場を基にした概算では、小規模が150万〜500万円、複数部門の中規模が500万〜3,000万円、大規模な基幹刷新が3,000万〜1億円超、期間はそれぞれ2〜4か月、4〜9か月、9〜24か月以上が目安です(出典: 業務システム開発の公開相場モデル、2025〜2026年)。.NET Core固有の公的統計ではないため、画面数と連携数を提示して見積もりを取り直します。

体制・契約・納品物を明文化する

見積書では、要件定義、基本設計、詳細設計、実装、単体・結合・総合・受入テスト、移行、教育、リリース、保守を分けます。請負か準委任か、仕様変更の扱い、受入基準、ソースコードの権利、第三者ライブラリ、設計書・テスト仕様書・IaCの納品、脆弱性対応、終了時の引き継ぎも確認します。初期費用だけでなく、保守費、クラウド費、監視費、バージョンアップ費を3年間で並べると、安価に見える提案のリスクを見抜きやすくなります。

.NET Coreのシステム開発会社に関するよくある質問

.NET Coreのシステム開発に関するよくある質問

.NET Coreのシステム開発では、技術用語の違い、費用、既存資産の移行、保守期限について質問を受けることが多いです。ここでは発注前に確認したい代表的な疑問へ、結論から回答します。

.NET CoreとASP.NET Coreは何が違いますか?

.NET Coreは実行環境やSDKなどを含むプラットフォームの名称で、ASP.NET Coreはその上でWeb画面やWeb APIを作るためのフレームワークです。現在は「.NET Core」から「.NET」へ名称が統合されていますが、Webシステムの相談ではASP.NET Core、データアクセスではEntity Framework Coreという呼び方を確認すると、開発会社との認識を合わせやすくなります。

.NET Coreの業務システム開発にはいくらかかりますか?

小規模なら150万〜500万円、中規模なら500万〜3,000万円、大規模なら3,000万〜1億円超が概算の目安です。ただし、これは公開されている業務システム全般の相場を基にしたレンジで、.NET Coreだけの価格表ではありません。認証・権限、データ移行、外部連携、帳票、クラウド、保守を含めた要件をそろえ、2〜3社から同じ条件で見積もりを取る必要があります。

既存のVB.NETやASP.NETから移行できますか?

移行できますが、機械的な変換だけで完了するとは限りません。画面、業務ルール、データベース、帳票、認証、外部連携、運用手順を棚卸しし、残す機能・廃止する機能・作り直す機能を分けます。まず一つの業務を対象にPoCや段階移行を行い、性能、権限、データ整合性、現場の使いやすさを検証してから全体へ広げる方法が安全です。

認証・権限やセキュリティはどこまで依頼できますか?

認証・権限、HTTPS、CSRF、XSS、SQLインジェクション、CORS、秘密情報の管理、監査ログ、脆弱性対応まで依頼できます。Microsoft Learnでは、認証と認可は別の概念であり、ASP.NET Coreではロールだけでなくポリシーやリソース単位の認可も扱えると説明されています(出典: Microsoft Learn「ASP.NET Core security topics」、2026年)。RFPには、誰がどのデータを閲覧・登録・承認・削除できるか、ログの保存期間、パッチ適用の責任を具体的に記載します。

.NET Coreのシステム開発会社6選まとめ

.NET Coreのシステム開発会社を選ぶまとめ

.NET Coreのシステム開発会社は、技術名の一致だけでなく、業務要件を整理する力、既存システムとの連携、データ移行、クラウド運用、セキュリティ、リリース後の保守まで比較して選ぶことが重要です。本記事では、コンサルティングから定着までを支援する株式会社ripla、大規模な統合力を持つ株式会社NTTデータ、ASP.NET Coreと品質に強い株式会社Codeer、最新.NETとクラウドに強いエンハンスド株式会社、業務知識とクラウドを一括提供する株式会社システム・クリエート・センター、ASP.NET CoreとSQL Serverの具体的な実績を持つ株式会社マキバレを紹介しています。

最終候補は2〜3社に絞って同じRFPで比較する

最初から1社に決めず、公開実績が自社の業界や規模に近い会社を2〜3社に絞ります。そのうえで、必要画面、利用者数、既存データ、連携先、認証方式、サポート期限、保守時間を同じRFPで提示し、提案の前提をそろえます。デモでは正常系だけでなく、入力エラー、権限不足、連携先停止、障害復旧の操作も確認すると、実運用をイメージしやすくなります。

今すぐ準備する3つの資料

まず、現行業務と困りごとをまとめた業務フロー、次に既存システム・データ・外部連携の一覧、最後に新システムで実現したい優先順位を用意します。この3つがあれば、開発会社は.NET Coreを使うべき範囲と、パッケージや既存サービスを活用すべき範囲を提案しやすくなります。サポート終了日、保守費、更新計画まで含めて比較し、導入後も改善できるパートナーを選びます。

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・.NET Coreのシステム開発の完全ガイド

会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。