DynamoDBのシステム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

DynamoDBのシステム開発会社は、AWS環境だけでなく、アクセスパターン、データ移行、業務運用まで設計できるかどうかで選びます。

DynamoDBやAWSの設計・移行・運用を支援する実在の6社を、費用相場、選定基準、発注前の質問の順に比べます。最初に紹介するのは株式会社riplaです。

  • アクセスパターンとキー設計:画面やAPIごとの読み書きを、テーブル設計にどう落とし込むか
  • 移行後の検証:検索、帳票、整合性をどう確かめるか
  • AWS費用と業務運用:どこまでを各社が受け持つか

DynamoDBはサーバー管理を意識せずに使えます。一方で、RDBの構造をそのまま移すと、検索条件、帳票、ホットパーティション、整合性の面で問題が起こる可能性があります。

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DynamoDBのシステム開発でパートナー選びが重要な理由

DynamoDBのシステム開発パートナーを比較するイメージ

DynamoDBは、高速な読み書きや自動スケールを実現しやすい一方で、データの持ち方をアクセスパターンから逆算するデータモデリングが欠かせません。

開発会社を選ぶときは、AWSの認定数や会社規模だけでなく、業務要件をテーブル設計に落とし込めるかを見ます。さらに、リリース後の監視と改善まで担当できるかも確認しておきます。

テーブル設計と業務要件が直結する理由

DynamoDBでは、開発会社が画面やAPIでどのキーからデータを取得するかを先に整理します。そのうえで、パーティションキーとソートキー、必要なグローバルセカンダリインデックス(GSI)を設計します。

同じRDBの正規化表を移すだけでは、効率よく実現できない場合があります。たとえば、顧客番号で注文を一覧する要件と、注文日やステータスで絞り込む要件では、必要なキーが違ってきます。

後から検索画面を増やすほど、GSIやデータ複製の追加が必要になります。そのため、現場の利用シナリオを初期設計に含めておくことが大切です。

開発後の運用と引き継ぎまで含めて考える理由

本番稼働後は、ConsumedReadCapacityUnitsやConsumedWriteCapacityUnitsといった読み書きの消費量を監視します。さらに、ThrottledRequestsやレイテンシーも確認します。そのうえで、異常が起きたときに誰が判断するかを、あらかじめ決めておく必要があります。

PITRやオンデマンドバックアップ、テーブル削除保護で備え、CloudTrailやIAMの最小権限を設定しても、復元テストを行い権限を見直さなければ、実効性がありません。

納品物として設計書やIaCを含められる会社を選ぶと、将来の内製化や別会社への引き継ぎがしやすくなります。テスト仕様書と復元手順書も、納品物に含められるかを確かめます。

ポイント

迷ったときは、AWSの認定数より、業務要件をアクセスパターンとテーブル設計に落とし込めるかを基準に比べてください。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaのシステム開発支援をイメージした画像

riplaは、コンサルティングから開発までを一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。

営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があります。加えて、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

DynamoDBを採用するかどうかは、データベース単体の性能よりも、業務のどこを変えたいかで判断する必要があります。

riplaは、業務の現状や課題を整理するコンサルティングから開発までを一気通貫で支援します。そのため、要件がまだ固まりきっていない段階でも相談しやすい会社です。

RDBを残してセッションやイベント部分だけをDynamoDBへ分離する案もあれば、DynamoDBを中心にAPIや管理画面を新規に構築する案もあります。どちらも、業務要件に応じて比べられます。

得意領域・実績

営業・顧客・生産・販売管理のように、複数部門のデータと業務フローが関係する基幹システムを整備したい企業に向いています。

DynamoDBのテーブル設計だけでなく、利用者の入力負荷や承認ルールまで相談できます。マスタ管理や導入後の定着も含めて話せる点が、候補に入れる理由です。

提案時には、パーティションキーの設計根拠と、GSIを増やす場合の費用を確認します。加えて、AWSアカウントとソースコードの所有権、運用引き継ぎの範囲も確かめておきます。

クラスメソッド株式会社|DynamoDBの設計・移行を専門的に支援

DynamoDBのデータ設計と移行を表す画像

クラスメソッド株式会社は、AWSを中心としたクラウド支援とシステム開発を行う実在企業です。

公式のDynamoDB支援ページでは、DynamoDBをサーバーレスアプリケーションと相性のよいデータベースとして紹介し、テーブル設計やAWSコンサルティングを支援メニューとして掲載しています。AWS Partner Solutions Finderでも、Amazon DynamoDB Deliveryに関する情報を確認できます。

特徴と強み

公式情報では、DynamoDBの可用性や自動スケーリングだけでなく、アプリケーションが急増してもデータベースをボトルネックにしないための設計が説明されています。

RDBとの使い分けや、アクセスパターンを前提としたデータモデリングを検討したい企業にとって、専門的な設計レビューを依頼しやすい候補です。

RDBからの移行では、提案範囲にデータ変換と差分検証が含まれるかを確認します。並行稼働や切り戻し条件まで含まれるかも、あわせて見ておきます。

得意領域・実績

AWSの導入や既存環境の改善を、DynamoDBのテーブル設計、移行計画と合わせて検討したい企業に向いています。

クラスメソッドの公式情報では、業界・業種を問わず5,600社以上の支援実績が紹介されています(出典:クラスメソッド株式会社「Amazon DynamoDB」およびAWS支援情報、2026年8月確認)。

ただし、実績社数はDynamoDB単独の案件数ではありません。面談では、自社と近い業界やデータ量、規制要件の事例を提示できるかを確認します。担当エンジニアと設計レビューを行えるかも、あわせて見ておきます。

ポイント

移行を任せたい場合は、提案範囲にデータ変換と差分検証が入っているか、並行稼働や切り戻し条件まで含まれるかを見てください。

スカイアーチネットワークス株式会社|設計から監視・運用まで伴走

AWSの設計と運用監視を表す画像

スカイアーチネットワークス株式会社は、AWSの導入支援や設計・構築を手がける実在企業です。運用監視やセキュリティ支援も提供しています。

公式サイトでは、AWS導入の相談から環境構築、導入後の運用やアフターフォローまで一気通貫で支援すると説明されています。AWS Partner Solutions FinderではAmazon DynamoDB Deliveryに関する掲載も確認できます。

特徴と強み

開発会社を比較するとき、DynamoDBのテーブルを作ることと、安定した業務サービスを運用することは分けて考える必要があります。

スカイアーチネットワークスは、AWS Well-Architected Frameworkの考え方に沿った設計、サーバーレスやAWSマイグレーション、運用監視を支援メニューに含めています。

本番前に、アクセス集中時のスロットリングやCloudWatchのアラームを検証したい案件で相談しやすい候補です。IAMの権限やバックアップの復元も、あわせて検証項目に入れられます。

得意領域・実績

開発後の24時間365日監視、AWS請求の整理、セキュリティ運用まで外部に任せたい企業に向いています。

公式の導入事例では、環境構築だけでなく監視・運用まで任せられることを導入理由として紹介する顧客事例があります(出典:スカイアーチネットワークス「導入事例」、2026年8月確認)。

DynamoDBを含むアプリケーション開発を、どこまで担当するかは案件ごとに異なります。そのため、提案書には実装の責任範囲を明記してもらいます。具体的には、LambdaやAPI Gatewayの実装、認証、管理画面が対象に含まれるかを確かめます。

株式会社サーバーワークス|AWS専業の導入支援と運用自動化

AWS専業のシステム開発と運用自動化を表す画像

株式会社サーバーワークスは、AWSに特化したインテグレーション事業とサービスを提供する実在企業です。

公式情報では、2009年からAWSに特化した事業を開始し、2014年からAWSプレミアティアサービスパートナーに継続認定されていると説明されています。

Cloud AutomatorではDynamoDBテーブルのバックアップを自動化する機能も提供されており、AWS環境を標準化して運用したい企業にとって比較対象になります。

特徴と強み

AWSアカウントの分離や権限管理、監視を含めて、複数環境を運用しやすくしたい企業に向いています。バックアップやコストを確認できる仕組みも、同じ範囲で扱えます。

特に、DynamoDBを新規アプリケーションのデータストアとして採用しながら、既存AWS環境の運用ルールやタグ、アラームをそろえたい場合に相談価値があります。

発注側は、データモデリングや業務アプリの実装を、サーバーワークスと別の開発会社のどちらが担当するかを最初に整理します。

得意領域・実績

大規模なAWS移行や複数アカウントの統制、運用の内製化支援を重視する企業に適しています。

サーバーワークスの公式情報では、2026年5月末時点で1,570社、31,700プロジェクトを超えるAWS導入実績が紹介されています(出典:株式会社サーバーワークス「AWS Partner Led AMS提供開始」、2026年8月確認)。

この数字には、DynamoDB以外のAWS案件も含まれます。そのため、提案時にはDynamoDBの設計レビューと移行の実績を分けて確認します。復元訓練やアプリケーション保守についても、同じように分けて確かめます。

ポイント

既存のAWS環境の運用ルールやアラームをそろえたいときは、DynamoDBの実装を担当する会社と、別の開発会社との分担を先に決めてください。

株式会社Fusic|AWSを活用した新規開発と公共分野に対応

AWSを使った新規システム開発を表す画像

株式会社Fusicは、福岡を拠点にシステム開発やテクノロジーコンサルティングを行う実在企業です。

公式サイトでは、AWSアドバンストティアサービスパートナーとして、民間企業やパブリックセクターにクラウド導入支援を提供していると説明されています。

2009年からAWSを活用し、大学、研究開発法人、独立行政法人などの支援実績を有する点が特徴です。

特徴と強み

FusicはAWSの新規導入や既存システムの移行について相談できる会社です。加えて、クラウドネイティブなWebシステム開発、DevOps、技術検証も相談の対象になります。

DynamoDBやLambda、API Gatewayを組み合わせたサーバーレス構成では、業務要件を小さなPoCに落とし込むことが有効です。PoCでは、代表的な読み書き、ピーク負荷、エラー時の再送を検証してから本開発へ進めます。

AWS利用料の請求代行まで含めた支援を求める場合は、請求の主体と、料金の見え方も確認します。

得意領域・実績

新規のWebサービス、IoTやデータ収集、教育・研究機関の業務システムなど、クラウドを前提に短期間で検証したい企業に向いています。

公式情報では、AWS導入支援に加えてクラウドインフラ構築、運用、請求代行を提供していることが確認できます。出典は株式会社Fusic「クラウドインフラ(AWS)」(2026年8月確認)です。

DynamoDBの具体的な採用箇所は案件ごとに変わるため、キー設計、データ保持期間、分析基盤への連携方法を初回提案で確認します。

デロイト トーマツ グループ|大企業の業務改革とデータ連携を支援

大企業の業務改革とデータ連携を表す画像

デロイト トーマツ グループは、経営や業務改革、テクノロジーを幅広く支援する実在のプロフェッショナルグループです。リスクやガバナンスの分野も扱っています。

AWS Partner Solutions Finderには、Amazon DynamoDB DeliveryやAWS Lambda Deliveryに関する掲載があります。

特定のDynamoDB導入事例は推測せず、AWSと業務改革を組み合わせた大規模案件の候補として扱います。

特徴と強み

複数の業務部門や子会社をまたいでデータを統合したい企業で候補になります。セキュリティに加えて、内部統制・監査・ガバナンスまで整理したい場合にも検討対象に入ります。

DynamoDBをトランザクションの主記録にする領域と、分析や検索に使う領域を分けると、業務要件とデータ活用を両立しやすくなります。連携先には、S3やAthenaのほか、OpenSearchやRDSなどがあります。

大規模案件では、構想策定、要件定義、開発、移行、運用の各工程について、責任者を誰が担うかを契約前に確認します。

得意領域・実績

金融・製造・流通・公共などの業界で、部門横断の業務変革とデータ基盤整備を同時に進める大企業に向いています。

DynamoDBのサービス認定が掲載されていることは、技術候補を判断する材料になります。ただし、認定だけで業務システムとの適合性までは判断できません。

提案では、DynamoDBの実装担当者とAWSアカウントの運用主体を具体的に確認します。さらに、データ移行の検証方法、再委託先、納品後の保守窓口も見ておきます。

DynamoDBのシステム開発パートナー選びのポイント

DynamoDB開発会社の選定ポイントを表す画像

6社を比べるときは、会社名やAWSパートナーランクで判断せず、同じRFP項目を渡して提案内容をそろえることが大切です。

特に、DynamoDBの設計、アプリケーション開発、移行、セキュリティ、運用を別々の会社が担当する場合は、境界で責任が抜けるおそれがあります。初回相談では、実績、技術、費用と体制の観点から質問して確認します。

実績と経験を確認する方法

「AWSの実績が豊富」と聞いても、DynamoDBの経験があるかは分かりません。

発注側は「同程度の読み書き量を扱った案件はありますか」「パーティションキーとGSIはどのような理由で決めましたか」「RDBからの移行で不一致をどう検証しましたか」と聞き、担当者が具体的に説明できるかを確認します。

実績を公開できない場合でも、匿名化した構成図や負荷試験の項目、障害訓練の進め方を示してもらえれば、比べる材料になります。

技術力と専門性を評価する項目

技術面では、提案書に次の内容が具体的に書かれているかで確かめます。

  • アクセスの前提:画面・API・バッチごとのアクセスパターン表と、主キーとGSIの設計を含めてもらいます。
  • データの規模:1項目の最大サイズと読み書きの見込み、整合性の選択を、設計の前提として示せるかを確かめます。
  • イベント処理:DynamoDB StreamsとLambdaを使う場合は、重複実行や再送、順序性に加えて、失敗イベントの保管先も確認します。
  • 復旧の設計:PITRは、AWS公式情報で1〜35日の保持期間から設定できるため、必要なRPOや監査期間に合わせて料金と復元テストを設計します。
  • セキュリティ:暗号化やKMSキー、IAMの最小権限、VPCエンドポイント、CloudTrail、ログのマスキング、バックアップの保存場所を要件に入れます。

AWS公式情報では、DynamoDBは転送中と保存時の暗号化が標準で有効です(出典:AWS「Amazon DynamoDB features」、2026年8月確認)。一方で、適切な権限設計や監査運用は、利用企業と開発会社が設計する必要があります。

AWSは2026年5月に、PostgreSQLなどで動くDynamoDB互換APIのExtendDBを発表しました(出典:AWS「AWS announces ExtendDB」、2026年8月確認)。ローカル開発やCI、エッジ環境で同じモデルを使える可能性がある一方、本番と性能や可用性が同じとは限らないため、互換性と負荷を検証します。

ExtendDBのような最新動向も、採用理由ではなく検証項目として確認します。

費用とプロジェクト管理体制を比較する方法

DynamoDBの費用は、AWS利用料と、開発会社へ支払う初期開発費・保守費を分けて見積もります。AWS公式料金では、読み取り、書き込み、データ保存が課金対象です。さらに、バックアップやPITR、Streams、グローバルテーブル、データ転送などの利用機能も課金対象になります(出典:AWS「Amazon DynamoDB pricing」、2026年8月確認)。

オンデマンドはリクエスト単位、プロビジョンドは確保したキャパシティを基準にするため、アクセス量が読めない検証段階と、安定した本番運用とで適した選択が異なります。

目安として、検証や小規模APIならAWS利用料は月0〜3万円程度、開発費は100万〜300万円、期間は1〜3か月程度です。小〜中規模の業務システムでは、AWS利用料が月3万〜30万円程度、開発費が500万〜1,500万円、期間が3〜6か月程度となります。

RDB移行やイベント連携を含む場合は、開発費1,000万〜3,000万円、期間6〜12か月程度になり、多リージョン・高可用性・大量トラフィックでは開発費3,000万円〜1億円以上となることもあります。これらはDynamoDB固有の一律相場ではなく、要件定義、設計、実装、テスト、移行を含む業務システム案件から算出した概算です。

為替、東京リージョンの料金、項目サイズ、リクエスト数、LambdaやAPI Gatewayの利用量で変わるため、AWS Pricing Calculatorで再計算します。

プロジェクト管理では、要件定義、設計、実装の担当者と承認者を明確にします。残りの工程は、次のように分けておきます。

  • テスト:検証の担当と承認
  • 移行:並行稼働、照合、ロールバックの担当と承認
  • 教育:運用引き継ぎの担当と承認

小さく始める場合でも、PoCの終了条件を「画面が動く」だけで終えず、ピーク負荷と復元まで含めます。加えて、スロットリング、重複イベント、データ照合、運用手順も入れます。

見積書には、人日や工程、AWS利用料、保守費を分けて記載してもらいます。さらに、追加変更の単価、障害対応時間、納品物も明記してもらうと、比べやすくなります。

ポイント

6社を同じRFP項目で比べ、設計、開発、移行、セキュリティ、運用のどこで責任が切れるかを確かめると、判断の材料がそろいます。

よくある質問(FAQ)

DynamoDBのシステム開発に関するよくある質問

DynamoDBのシステム開発では、「安いのか」「RDBから移行すべきか」「どこまでを開発会社へ任せるか」といった相談が多くなります。

代表的な質問には、判断の前提を添えて答えます。

DynamoDBのシステム開発費用はどのくらいですか?

小規模な検証やAPIで100万〜300万円程度、小〜中規模の業務システムで500万〜1,500万円程度が初期検討の目安です。ただし、これは開発費の概算です。

AWS利用料やデータ移行、監視・保守、24時間対応の費用は、別に見積もります。

利用量と項目サイズをAWS Pricing Calculatorで試算し、開発会社の見積書では人件費とクラウド費を分けて確認します。

既存のRDBをDynamoDBへ移行したほうがよいですか?

すべてを移す必要はありません。複雑な結合や任意条件の検索、帳票・集計が中心であればRDBを残し、セッション、カート、予約枠、IoTの最新状態、高頻度APIなど、アクセスパターンが明確な部分だけをDynamoDBへ分離する方法が現実的です。

移行する場合は、まずPoCでデータクレンジングや差分同期を確かめます。そのうえで、並行稼働や照合、ロールバックを確認してから、本番移行を判断します。

開発会社には何を納品してもらえばよいですか?

納品物には、業務要件定義書、アクセスパターン表、テーブル・GSI設計書、API仕様書を含めます。

発注側は、セキュリティ設計書、IaCのコード、テスト仕様書、負荷試験結果、バックアップ復元手順、運用監視設計も求めます。

ソースコードやAWSアカウント、CI/CD、ログ、設計書の所有権も契約書で確認します。納品後に自社や別の開発会社が改修できる状態にしておくと、長期的なコストや障害リスクを抑えられます。

ポイント

答えは利用量や既存データの状態、移行の範囲で変わるため、自社の条件を先に整理してから、各社の回答を照らし合わせてください。

まとめ

DynamoDBのシステム開発会社を選ぶまとめ

業務要件とアクセスパターンの整理

相談前には、利用者や主要な画面・APIを整理します。あわせて、1日とピーク時の読み書き量、検索条件、保存期間、RTO・RPO、個人情報の有無も書き出します。

要件が一覧になっていれば、各社がどの部分をDynamoDBに置き、どの部分をRDBや分析基盤へ分けるかを、同じ条件で比べられます。

発注前の納品物と運用体制の確認

提案比較では、テーブル設計書やIaC、テスト結果を確認します。加えて、次の項目も見ておきます。

  • バックアップ復元手順:納品物に含めてもらいます。
  • 監視設計:運用監視設計を、納品物として受け取ります。
  • ソースコードの所有権:AWSアカウントやCI/CD、ログとあわせて契約書で定めます。
  • 障害時の連絡先:保守窓口と障害対応時間の取り決め
  • 見積もりの範囲:初期費用だけでなく、AWS利用料と保守範囲まで書かれているか(公開後の予算と運用を安定させる近道)

ここまで、株式会社ripla、クラスメソッド株式会社、スカイアーチネットワークス株式会社、株式会社サーバーワークス、株式会社Fusic、デロイト トーマツ グループの6社を紹介しました。DynamoDBの開発会社は、業務要件をアクセスパターンへ変換できるか、移行やセキュリティを設計できるか、運用を自社へ引き継げるかで見ます。

提案内容と担当者の説明を並べて見比べると、自社の業務に合うパートナーを選びやすくなります。

費用は、検証なら100万〜300万円程度、小〜中規模の業務システムなら500万〜1,500万円程度を初期仮説にできますが、実際には開発費、AWS利用料、保守費、移行費を分けて確認します。まずは、読み書き量やピーク負荷、RTO・RPOを整理してください。保存期間や検索条件、個人情報の有無、既存データの状態もあわせて押さえ、同じRFPを複数社へ渡しましょう。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。