Erlangのシステム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

Erlangのシステム開発を委託するなら、Erlang/OTPの本番運用経験を持つ専門会社と、業務要件から伴走できるSI会社を使い分けることが成功の近道です。

Erlangは、同時接続の多い通信・チャット・決済・IoTなどで力を発揮する一方、国内で専門会社を見つけにくく、単純な業務画面だけなら過剰になることもあります。この記事では、株式会社riplaを最初に、実在する海外のErlang/OTP開発会社・コンサルティング会社・通信製品ベンダーを含めて6社紹介します。会社ごとの向いている案件と確認すべきリスク、発注時の比較軸、費用の目安まで整理します。

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Erlangのシステム開発でパートナー選びが重要な理由

Erlangのシステム開発パートナーを選ぶイメージ

Erlangのシステムでは、プログラムを書けることだけでなく、OTPの設計、障害の切り分け、クラスタの分断時の挙動、リリースと監視までを一体で考える必要があります。候補会社は、言語名を提案書に書いているかではなく、事業の可用性目標を実装・運用の設計へ落とし込めるかで比べることが大切です。

専門性の希少性が設計とTCOに影響するため

Erlangは軽量プロセス、メッセージ通信、スーパーバイザーツリーによって、処理単位の失敗を隔離して復旧しやすくする設計が特徴です。しかし、これらを採用すれば自動的に無停止になるわけではありません。再起動後のデータ整合性、重複メッセージ、タイムアウト、ノード障害、ログとメトリクスの設計まで必要です。専門会社には、サンプルコードではなく、障害を意図的に発生させた試験結果や本番運用の手順を確認する必要があります。

また、Erlangの人材単価や外部レビュー費用だけを見ると高く感じる場合がありますが、障害による停止損失、24時間監視、OTP更新、セキュリティ対応を含めた長期TCOで比べる必要があります。技術評価やアーキテクチャレビューは50万〜200万円、小規模なリアルタイムMVPは500万〜1,500万円程度が目安です。これらは日本向けの公的統計ではなく、一般的な業務システム相場と公開されている専門家料金を組み合わせた推定です。

発注前に業務要件と運用条件を数値化するため

「大量同時接続」「高可用性」「低遅延」といった表現は、会社ごとに意味が違います。発注前にピーク同時接続数、1秒あたりのイベント数、許容メッセージ遅延、目標稼働率、RTO、RPO、障害時の縮退運転を決めておくと、提案を同じ条件で比べられます。たとえば、チャットなら接続数と配信遅延、決済なら二重処理防止と監査ログ、IoTなら欠損時の再送と保存期間が重要になります。

社内にErlangの担当者がいない場合は、日本語での要件整理、時差、緊急時の連絡手段、ソースコードと設計書の引き継ぎ条件も先に確認します。パートナー選びは技術の優劣を決める作業ではなく、自社に必要な信頼性を、契約と運用にまで落とせる会社を探す作業です。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaのシステム開発支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

riplaの強みは、いきなり技術を決めず、現場の業務フローや経営上の目的を整理してからシステム化の範囲を考えられる点です。Erlangを採用するかどうかも、同時実行やリアルタイム性が必要な領域と、一般的なCRUD中心の領域を分けて判断します。必要であれば、Erlang/OTPの専門会社を含む技術パートナーとの連携を前提に、要件定義、画面や業務設計、プロジェクト管理を担う候補になります。

得意領域・実績と問い合わせ時の確認事項

営業・顧客・生産・販売管理などの基幹業務を整理し、業務に定着する仕組みまで支援してほしい企業に向いています。Erlang専門の実装者を求める場合は、ripla自身の担当範囲に加えて、OTP設計、負荷試験、障害対応を誰が担当するかを提案段階で確認します。特定の言語を使うこと自体ではなく、事業成果と運用責任を一つの計画にまとめたい場合に相談しやすい候補です。

問い合わせでは、Erlangを使う対象機能、外部の専門会社を含む体制、納品するソースコード・設計書・テスト仕様書、リリース後の保守窓口を聞きます。riplaの公開紹介文からErlang/OTPの専門実績を断定するのではなく、必要な技術体制を個別に確認して比較することが重要です。

Erlang Solutions|Erlang/OTPを中核に開発から運用まで支援

Erlang SolutionsのErlang開発支援

Erlang Solutionsは、Erlang、Elixir、RabbitMQなどBEAM周辺技術を中心に、コンサルティング、開発、システムレビュー、セキュリティ監査、サポート、監視、研修を公開している企業です。公式サイトでは20年以上の経験を掲げ、Trifork Groupの一員であることも説明しています。既存Erlangシステムの診断から新規開発まで、専門性を最優先したい場合の第一候補です。

特徴と強み

公式のサービス内容には、Erlangへの移行、プロトタイプ、本番システムの新機能開発、ヘルスチェック、セキュリティ監査、監視、教育が含まれています。単に実装を請け負うだけでなく、スーパーバイザーツリーや分散処理の設計をレビューし、チームへ知識を移管する支援も依頼しやすい構成です。ErlangとElixir、RabbitMQを組み合わせるシステムでも、役割分担を相談できます。

得意領域・実績と問い合わせ時の確認事項

大規模な同時接続、メッセージング、金融、通信、オンラインサービスなど、停止や遅延が事業へ直結する案件に向いています。公式ケーススタディには、Bet365のJavaからErlangへの移行支援が掲載されており、2,200万人のプレイヤーを抱えるサービスへの対応例として紹介されています。この数字と事例は同社の公開情報に基づくため、提案時には自社の負荷条件と同じ水準かを別途確かめます。

海外企業への発注になる可能性があるため、日本語での要件定義、国内時間帯の連絡、障害時のSLA、データの保管場所、契約通貨、再委託先を確認します。公開料金の有無だけで判断せず、レビューだけを依頼するのか、開発・保守まで一括するのかを分けて見積もりを取ることがポイントです。

IDEA Systems|ミッションクリティカルなBEAM基盤を設計

IDEA SystemsのErlang OTPコンサルティング

IDEA Systemsは、Erlang/OTPとBEAMランタイムのコンサルティングを公式に掲げる企業です。公開ページでは、長年にわたるミッションクリティカルなシステムの経験、高可用性・耐障害性の設計、レガシー刷新、DevOps、クラウドを支援領域として説明しています。既存基盤を残しながら、段階的に信頼性や保守性を高めたい企業に適した候補です。

特徴と強み

IDEA Systemsに相談する価値は、Erlangコードだけでなく、BEAMランタイム、クラスタ、クラウド、DevOpsを含む運用基盤を一つの技術課題として扱える点です。現行システムのボトルネック調査、OTPの設計原則に沿った改善、リリース手順の整理、監視と障害対応の見直しを組み合わせられます。新規開発よりも、長く動いている基盤のモダナイズで比較しやすい会社です。

得意領域・実績と問い合わせ時の確認事項

金融・通信など、失敗時の影響が大きく、段階移行と高可用性を同時に求める案件で候補になります。依頼時は、既存コードの調査方法、OTPのバージョンアップ計画、依存ライブラリの棚卸し、クラスタ障害やネットワーク分断の試験方法を確認します。単なる性能チューニングではなく、障害時にどこまでサービスを継続させるかを設計書へ落とせるかが判断材料です。

海外拠点との協業では、英語での会議や文書作成、タイムゾーン、知的財産の帰属、ソースコードへのアクセス権を確認します。特にレガシー刷新では、既存の業務ルールやデータ形式を技術チームだけで解釈しないよう、業務側の責任者を含む体制を提案できるかも聞いておくと安心です。

Scalicon Inc.|Erlang/OTPとDevOpsでリアルタイム基盤を支援

ScaliconのErlang OTP開発支援

Scalicon Inc.は、Erlang/OTPとDevOpsを軸に、信頼性と性能を重視したバックエンドシステムを支援する企業です。公式発表では、リアルタイム、分散、耐障害性が必要なシステム向けに、コンサルティング、カスタムソフトウェア開発、チーム拡張を提供すると説明しています。既存チームへ専門エンジニアを加えたい案件や、英語で技術協業できる案件で検討しやすい候補です。

特徴と強み

Scaliconは、Erlang/OTPの実装だけでなく、DevOps、スケーリング、デリバリー、運用支援までを一続きのサービスとして案内しています。PoCで処理量や復旧性を検証し、その後に専任チームや既存開発チームとの協業へ移る形を取りやすい点が特徴です。新しい開発チームを一から作るより、特定のバックエンド領域に専門家を組み込みたい企業と相性があります。

得意領域・実績と問い合わせ時の確認事項

通信、金融、医療、IoTなど、リアルタイム性と自動復旧を重視するサービスが候補になります。問い合わせでは、専任チームの人数と役割、設計レビューを行う責任者、テスト・監視・オンコールの担当、納品後に自社へ知識を移す計画を確認します。チーム拡張を使う場合も、最終的な障害対応の責任分界を契約に書くことが重要です。

米国向けを中心とした協業形態が想定されるため、日本語対応の可否、会議時間、個人情報を含む開発データの扱い、海外拠点へのアクセス許可を確認します。公式ページに書かれた「大量負荷」や「中断しない」といった表現をそのまま採用せず、同時接続数、レイテンシ、RTO、障害注入テストの合格条件に置き換えて提案してもらいます。

Coderio|Erlang開発者のチーム拡張とモダナイズに対応

CoderioのErlang開発支援

Coderioは、Erlangのカスタム開発、システムアーキテクチャ設計、既存Erlangシステムのモダナイズ、リアルタイム通信、DevOps、コード監査などを公式ページで案内しているソフトウェア開発会社です。1人の開発者を既存チームへ加える形から、複数チームの支援まで対応すると説明しており、フルスクラッチだけでなく人材補強を探す企業にも候補になります。

特徴と強み

Coderioの公式サービスには、通信、フィンテック、IoT、ゲームなどの高並行処理領域を想定した説明があります。コード監査や性能チューニングだけでなく、OTPのベストプラクティスへの移行、CI/CD、監視といった開発後の改善も対象にしています。既存コードを捨てずに、段階的に保守性と拡張性を上げたい場合に相談しやすい構成です。

得意領域・実績と問い合わせ時の確認事項

小さく技術評価を始め、開発者の追加、コードレビュー、保守体制の強化へ段階的に広げたい企業に向いています。公式ページには、YellowPepperのフィンテック開発チームを補強した事例や、Openpayのモバイル決済関連の事例が掲載されています。ただし、事例が自社と同じErlang構成や規模を意味するわけではないため、担当者の実装経験、担当期間、成果指標を提案時に確認します。

海外拠点との協業では、同じタイムゾーンで働けるか、英語以外の窓口があるか、開発者の交代時に知識を残せるかを確認します。特にチーム拡張型の契約は、担当者個人に依存すると引き継ぎが難しくなります。アーキテクチャ文書、テストケース、障害対応手順、依存関係一覧を納品範囲に含めることをおすすめします。

2600Hz|KAZOOで通信・VoIP機能を組み込みたい企業向け

2600HzのKAZOO通信プラットフォーム

2600Hzは、Erlangを使ったKAZOOというオープンソースの通信プラットフォームを提供する通信系ベンダーです。公式サイトでは、キャリアグレードのVoIP交換機能を持つ、拡張性の高いプラットフォームとしてKAZOOを紹介し、APIを通じて通信サービスを構築できると説明しています。ゼロからErlangの業務基盤を受託開発する会社というより、電話・音声・コンタクトセンター機能を製品として組み込みたい場合の候補です。

特徴と強み

KAZOOには、VoIPサービスに必要な機能とAPI、関連コンポーネントが用意されており、通信事業者やコンタクトセンターの基盤を短期間で検証しやすい点があります。オープンソースのため、導入前にライセンス、サポートの契約形態、対応する周辺製品、アップデート方針を確かめます。Erlangを自社の業務ロジックに使いたい場合は、KAZOOで代替できる範囲と独自開発が必要な範囲を分けて考えます。

得意領域・実績と問い合わせ時の確認事項

電話交換、クラウドPBX、音声メニュー、コンタクトセンター、通信APIなど、音声通信の機能が要件の中心であれば検討価値があります。KAZOOの公式資料や公開ドキュメントを読み、必要な通話品質、同時通話数、番号・録音データの扱い、障害時の切り替えを自社要件へ置き換えます。一般的な業務システムの会社選びと同じ基準で比べると、製品ベンダーの強みを見落とす可能性があります。

問い合わせ時は、提供形態、導入支援の範囲、保守とセキュリティ更新、機能追加の方法、国内の通信規制や番号事業者との接続経験を確認します。KAZOOを採用した場合も、顧客管理や請求、権限、監査ログなどの業務システム部分が別途必要になることがあります。製品で解決できる範囲を先に切り分け、必要に応じてSI会社と組み合わせます。

Erlangのシステム開発パートナー選びのポイント

Erlangのシステム開発会社の選定ポイント

6社は同じ種類の会社ではありません。riplaは業務要件と導入定着を含めたSIの候補、Erlang Solutions・IDEA Systems・Scalicon・CoderioはErlang/OTPの開発やコンサルティング候補、2600Hzは通信機能を製品で組み込む候補です。自社の不足が要件整理なのか、Erlang実装なのか、通信製品なのかを明確にしてから、2〜3社へ同じRFPを渡します。

実績と経験を確認する方法

実績は社名や導入件数だけでなく、担当範囲、負荷条件、稼働年数、障害時の対応、改善前後の数値を確認します。「99.999%稼働」「数百万接続」といった数字が示された場合も、測定期間、対象コンポーネント、計画停止の扱い、同時接続と処理量の違いを聞きます。自社のRTO・RPOやピークイベント数と比較できる資料を出してもらうことが大切です。

PoCでは画面の完成度より、プロセス障害、ノード停止、ネットワーク分断、外部DBの遅延、重複メッセージを想定した試験を行います。試験の合格基準は、復旧時間、データ欠損数、再送回数、利用者への影響で定義します。専門会社へレビューだけを依頼する場合も、現行コードと監視データをもとに、具体的な改善優先順位を示せるかを見ます。

技術力と専門性を評価する方法

Erlang、OTP、BEAMの違いを説明できるか、gen_serverやgen_statemなどの標準パターンをどのような条件で使うか、スーパーバイザーツリーの単位をどう分けるかを聞きます。クラスタ構成では、ノード間通信、名前解決、認証、分断時の挙動、データの一貫性を確認します。画面やAPIのサンプルだけでなく、障害設計と運用設計のサンプルを見せてもらうと差が分かりやすくなります。

2026年時点のバージョン計画も重要です。Erlang/OTP 29.0は2026年5月13日に公開され、SSHのシェル・execサービスを初期無効化するなど、セキュアデフォルトに関わる変更が入りました(出典: Erlang/OTP公式リリースノート、2026年)。OTP 28.0以降はソースSBOMもリリースに添付されているため、採用バージョン、パッチ適用、依存パッケージ、SBOM、CVE対応の担当者を契約前に決めます。

プロジェクト管理体制と費用を確認する方法

見積もりは、技術評価、本開発、クラウド、負荷試験、障害試験、データ移行、監視、24時間運用、OTP更新、保守を分けて提示してもらいます。目安として、中規模の業務バックエンドは1,500万〜5,000万円、クラスタ・DR・SLAを含む高可用性基盤は5,000万〜2億円以上、期間はそれぞれ6〜12か月、12〜24か月が推定レンジです(出典: 業務システム一般相場とErlang専門家公開料金を組み合わせた試算、2026年)。

プロジェクト責任者、Erlang/OTPの技術責任者、インフラ担当、セキュリティ担当、業務側の意思決定者を明記してもらいます。月額保守だけでなく、緊急時の応答時間、復旧目標、対応可能な時間帯、再委託、引き継ぎを確認します。個人情報や決済情報を扱う場合は、アクセス制御、暗号化、監査ログ、バックアップ、海外拠点のデータ取扱いを契約と運用の両方で確認します。

よくある質問

Erlangのシステム開発に関するよくある質問

Erlangのシステム開発では、言語のメリットだけでなく、採用範囲、専門人材、運用費、移行リスクを合わせて判断します。ここでは、会社へ相談する前に確認しておきたい質問へ回答します。

Erlangのシステム開発費用はいくらですか?

技術評価なら50万〜200万円、小規模なリアルタイムMVPなら500万〜1,500万円、中規模バックエンドなら1,500万〜5,000万円、高可用性基盤なら5,000万〜2億円以上が目安です。公的なErlang専門開発統計ではなく、要件、接続数、外部連携、データ移行、負荷試験、24時間運用によって変わる推定値です。初期費用だけでなく、クラウド、監視、OTP更新、CVE対応、保守を含めて見積もります。

Erlangは一般的な業務システムにも向いていますか?

顧客情報や商品情報を登録するだけのCRUD中心の業務システムなら、Erlangを全面採用する必要はない場合があります。一方、リアルタイム通知、チャット、音声、決済イベント、ジョブ実行、IoTデータ受信など、同時実行数と障害復旧が価値になるバックエンドには適しています。画面をTypeScriptなど、分析をPythonなどで構成し、Erlangをイベント処理の一部へ限定する選択肢もあります。

Erlangなら無停止で運用できますか?

Erlang/OTPは障害の局所化、プロセスの再起動、分散処理、ホットコードアップグレードを設計しやすくしますが、無停止を保証するものではありません。アプリケーションの設計、データベース、ネットワーク、クラウド、デプロイ手順、監視、障害訓練が必要です。OTPの機能を使う場合も、RTO、RPO、計画停止、ロールバックの条件を数値で定めます。

海外のErlang会社へ依頼するとき何を確認すべきですか?

日本語対応、時差、緊急連絡先、SLA、契約通貨、知的財産の帰属、再委託、データ所在地、個人情報の取扱い、ソースコードの引き継ぎを確認します。専門会社の実績が魅力でも、障害時に誰が何時間以内に対応するかが曖昧だと、国内運用では不安が残ります。RFPに質問項目を含め、同じ条件で回答を比較することが大切です。

まとめ

Erlangのシステム開発会社選びのまとめ

Erlangのシステム開発会社を選ぶときは、Erlang/OTPの専門性だけでなく、業務要件、負荷試験、障害復旧、セキュリティ、保守、引き継ぎまでを比較します。今回紹介した6社は、株式会社ripla、Erlang Solutions、IDEA Systems、Scalicon Inc.、Coderio、2600Hzで、それぞれ業務SI、専門コンサル、チーム拡張、通信製品という役割が異なります。

自社に合う会社を絞り込む手順

まず、ピーク同時接続数、イベント量、許容遅延、稼働率、RTO・RPO、個人情報の有無を整理します。次に、Erlangを全面採用するのか、通知やイベント処理だけへ限定するのか、KAZOOのような製品を使うのかを決めます。そのうえで2〜3社へ同じRFPを渡し、PoCの合格条件、OTPのバージョン、負荷・障害試験、SBOMとCVE対応、保守SLA、納品物を比較します。

最初の相談で伝えるべき内容

問い合わせでは、「Erlangを使いたい」とだけ伝えるのではなく、現在のシステム、困っている障害や遅延、ピーク時の利用者数、必要な外部連携、目標稼働率、希望リリース時期、社内で担える運用範囲を伝えます。既存Erlangのモダナイズなら、OTPのバージョン、依存パッケージ、監視、直近の障害履歴を共有します。要件を数値にするほど、会社ごとの提案と見積もりを正確に比べられます。

技術の名前だけで会社を決めず、事業に必要な可用性と運用体制を実現できるかを見極めてください。Erlangの特性を活かせる範囲から小さくPoCを始め、負荷試験と障害試験の結果をもとに本開発へ進むことが、専門人材の希少性と長期TCOのリスクを抑える進め方です。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。