飼料管理システム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

飼料管理システムの開発会社は、配合計算だけでなく、原料在庫、TMR製造、給餌実績、設備連携まで自社の業務範囲に合うかで比べます。

株式会社riplaを最初に、飼料配合ソフト、TMRセンター向けシステム、自動給餌設備、飼料・導入支援に関わる計6社を紹介します。費用の見積もり方と、導入後に成果を測る方法も解説します。

▼全体ガイドの記事
・飼料管理システム開発の完全ガイド

  • 主要な管理対象と運用範囲
  • 既存業務との連携と、導入後の定着条件

飼料管理システムのパートナー選びが重要な理由

飼料管理システムの導入パートナーを比較するイメージ

飼料管理システムは、単独の業務アプリというより、飼料の流れと家畜の成績をつなぐ業務基盤です。現場では、Excelや紙の日報、秤量機のログ、牛群管理データが分かれているケースもあります。対象が配合設計から請求までのどこまでかで、必要な会社と導入方法が変わります。たとえば、原料の受入から残飼まで含めるか、乳量や増体、請求まで広げるかで、選ぶ会社は変わります。

会社名で比べると、ソフト開発、設備導入、飼料運用のどこを担えるかを見落としやすくなります。まず、各社がどこまでを担当できるかを確かめることが大切です。

業務範囲の違いと導入の成否

配合計算だけを効率化したい農場と、TMRセンターの受注・製造・配送・請求を一体化したい事業者とでは、必要な機能が異なります。さらに、秤量機などの現場機器や牛群管理システムまで連携する場合は、画面を作る技術だけでなく、現地設備の通信方式や手動運転への切り替えも設計しなければなりません。

目的と合わない会社に頼むと、使わない機能に費用をかける可能性があります。また、現場で入力しきれない複雑な仕組みになることもあります。

発注前に比較する項目

発注前は、対応畜種と成長ステージ、原料単価と栄養成分の管理、ロット追跡を、同じ書式で各社に質問します。そのうえで、オフライン入力、既存機器との接続、スマートフォン対応、帳票出力、データ返却、サポート地域も、同じ項目にそろえておきます。

見積もりは、初期費用に加えて、月額利用料、機器代、現地工事を分けて取ると、提案の差を並べて比べられます。また、データ移行、教育、保守費も別の項目にしてもらうと、費用の抜けに気づけます。

ポイント

パートナーは、対象を配合設計から請求までのどこまでにするかを先に決めて選びます。ソフト開発、設備導入、飼料運用のどこまでを担えるかを各社で確かめると、必要な会社が絞れます。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaのシステム開発支援を検討するイメージ

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験をもとに、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。また、営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

飼料管理システムを新しく作る場合は、最初から画面や機能を決めるのではなく、原料の受入から給与実績の確認までを業務フローとして整理する必要があります。riplaのように、業務の整理から要件定義、設計、開発、導入後の定着支援まで一つの流れで相談できる会社は、現場と経営側の要望をつなぎやすい点が強みです。

配合計算や在庫、製造実績、個体データを段階的に追加したい場合も、riplaでは優先順位を決めながら進められます。

得意領域・実績

幅広い基幹システムの構築・導入経験をもとに、飼料管理の専用機能を既存の生産管理や販売管理と接続したい企業の相談先になります。飼料管理専用製品や畜産設備の導入を希望する場合は、riplaが担当する範囲と、機器メーカーや飼料専門会社と連携する範囲を要件定義の段階で分けておくことが重要です。

農場数や畜種、拠点、現場端末、必要なデータ項目をまず伝えると、相談の前提がそろいます。そのうえで、PoCの範囲、API連携、データ移行、運用サポートまで個別に確認すると安心です。

株式会社インタージャパン|配合最適化を重視する農場向け

飼料配合を最適化するシステムのイメージ

株式会社インタージャパンは、畜産向け飼料配合設計ソフトウェア「LCx FeedPlan」を開発・提供している企業です。公式サイトでは、線形計画法を利用し、栄養要求量などの制約条件を満たしながら原料コストを抑える配合を算出できると説明しています。そのため、配合設計を中心に、価格変動を踏まえたシミュレーションや帳票出力を検討したい場合の候補になります。

特徴と強み

LCx FeedPlanは、原料と栄養素を登録し、原料ごとの上限・下限や栄養条件を設定して最適計算を行う考え方の製品です。同社の案内では、養鶏や養豚、酪農、肉牛など主要な畜種に対応し、育成や肥育などのステージ別設計にも利用できるとされています。

原料価格が変わるたびに担当者が表計算を作り直している農場では、条件を変えた配合案を並べて比べられる点がメリットです。

得意領域・実績

インタージャパンの公式サイトでは、20年以上の運用実績と100以上の導入農場数を掲げています(出典:インタージャパン「LCx FeedPlan」、2026年8月確認)。まず配合設計を導入し、その後に在庫、製造、給与実績を別のシステムで連携したい農場に向いています。

選定時は、配合結果を秤量機やTMR製造ラインへ渡せるか、原料ロットや実績量をどこまで記録できるか、既存の牛群管理データを取り込めるかを、先に聞いておくとよいです。

ポイント

配合設計から始めて、原料価格の変動に合わせた配合案を比べたい農場に候補になります。在庫や製造、給与実績を後から連携する予定なら、データの受け渡し方を先に確かめると判断しやすくなります。

株式会社オーレンス|TMRセンターの発注から請求まで一括管理

TMRセンターの業務を一元管理するイメージ

株式会社オーレンスは、TMR(混合飼料)センターの業務を対象とする「TMR総合管理システム」を提供しています。公式サイトによると、スマートフォンやパソコンからの飼料発注を起点に、注文受付、配合指示、請求書作成までを一元管理できる製品です。農場単体の配合計算よりも、複数の構成員へ飼料を供給するTMRセンターの業務整理に適しています。

特徴と強み

注文データを受け付けた後に、作業者向けの配合指示書を出力でき、注文内容を請求処理へつなげられる点が特徴です。さらに、公式サイトでは、圃場管理、作業スケジュール共有、GPS情報を利用した作業日報の自動入力を、オプション機能として案内しています。

受注担当、配合担当、製造担当、配送担当、請求担当の情報が分断されている場合に、同じデータを引き継ぎやすくなります。

得意領域・実績

TMRセンターで、電話や紙による注文をスマートフォンへ移行したい事業者、製造量と配送先を日々調整している事業者に向いています。飼料の発注から製造、請求までの流れを一つの製品で確認できるため、注文漏れや転記ミスの削減を目指しやすい構成です。

導入前には、配合計算のロジックをどこで持つか、秤量機から計量値を自動取得できるかを問い合わせるとよいです。配送実績や残飼を記録できるか、複数拠点の権限をどう分けるかも、あわせて確認しておくと安心です。

ポイント

TMRセンターの受注から請求までを一つの製品で扱いたい場合に候補になります。配合計算のロジックをどこで持つか、秤量機の計量値を自動取得できるかは、導入前に問い合わせておく必要があります。

GEA Japan株式会社|自動給餌と酪農設備の連携重視

自動給餌設備を導入する酪農現場のイメージ

GEA Japan株式会社は、GEAグループの酪農向けソリューションを国内で検討する際の候補です。厳密には受託型の飼料管理システム開発会社というより、自動給餌ロボット、給餌プッシャー、子牛用給餌機など、給餌設備を含む酪農ソリューションのベンダーとして位置づけられます。給餌作業そのものを自動化したい大規模酪農に向いています。

特徴と強み

GEAの公式サイトでは、給餌ロボットが計量、混合、分配を行い、設定した計画に沿って新鮮なTMRを少量ずつ供給できると案内しています。また、給餌プッシャーや自動濃厚飼料給餌機など、作業負担の軽減と群・個体に応じた給餌を支援する機器も展開しています。

導入時は、給餌回数や給与量、設備稼働状況をどの画面で管理できるかと、牛群データや既存の搾乳システムと連携できるかを確かめておくとよいです。

得意領域・実績

給餌担当者の作業時間、給餌回数、飼料の残り方、乳量などを導入効果として確認したい酪農経営体に適しています。

公式サイトには、導入事例として1頭あたりの1日乳量が28リットルから36リットルへ増えたという利用者のコメントも掲載されています。ただし、これは個別事例であり、すべての牧場で同じ成果を保証するものではありません(出典:GEA「自動給餌システム」、2026年8月確認)。

現地の牛舎構造、電源、通信、保守体制を含めた設備見積もりを取得することが重要です。

株式会社チュウチク|TMR自動給餌と牧場ごとの設備提案

TMR自動給餌システムを導入する牧場のイメージ

株式会社チュウチクは、TMRを中心とする給餌戦略や自動給餌システムを提案している企業です。公式サイトでは、TMRの均一な混合・裁断・撹拌と自動運転による給与を組み合わせ、給餌の省力化や酪農経営の生産性向上を支援すると説明しています。同社も、ソフト単体の受託開発会社というより、給餌機や牛舎設備を含む現場導入のパートナーです。

特徴と強み

チュウチクの公式サイトでは、国産ミキサーを活かし、牧場ごとのニーズに合わせたシステムを提案すると案内しています。さらに、TMRの混合品質、給餌のタイミング、牛舎内の動線、飼料を残しにくい運用までを一つの現場課題として検討できる点が特徴です。

設備を導入する場合は、ミキサーの処理能力、給餌ルート、清掃や点検の方法、停電時の手動運転を要件に含める必要があります。

得意領域・実績

自動給餌を検討している酪農家や、給餌作業を省力化しながら規模拡大を目指す牧場に向いています。公式サイトでは、TMRによる栄養水準の均一化や自動運転による給餌を提案しています。ただし、導入効果は頭数、飼料設計、牛舎レイアウト、作業体制によって変わります。

導入前に、1日の給餌回数、作業時間、計量誤差、飼料残量、乳量・乳成分を測定し、導入後に同じ指標で比較できる計画を作るとよいです。

株式会社ナスアグリサービス|飼料・機械・畜産現場を横断して支援

飼料と畜産機械の導入支援を検討するイメージ

株式会社ナスアグリサービスは、飼料畜産専門商社として、飼料やサイレージ、給餌機械、牛舎設備を扱うほか、搾乳関連資材や分析・サービスも手がけています。

飼料管理システムを現場の機械や飼料運用まで含めて考える際の連携候補になります。システム受託開発会社とは分類が異なります。また、設備選定と運用改善を先に相談し、必要なデータ連携を開発会社と一緒に設計する進め方も可能です。

特徴と強み

ナスアグリサービスの公式サイトでは、全国の営業拠点と、酪農・肉牛向けの飼料や機械、牛舎設備を案内しています。

製品情報には、ミキサーなどの給餌機械に加え、飼料管理システム「Digi-Star TMRトラッカー」と連動して、配合・投入重量・給与量を管理できる機器も掲載されています。同社は、既存設備の更新とデータ管理を同時に検討したい場合に、現場条件を踏まえた相談先になります。

得意領域・実績

飼料の品質、機械の保守、牛舎の使い勝手、栄養管理を切り離さずに相談したい酪農家に適しています。ナスアグリサービスに依頼する場合は、システム開発の担当範囲を別途確認する必要があります。

たとえば、既存秤量機のデータをAPIで取得できるか、TMRトラッカーのデータを自社のクラウドへ返せるかを確認しておきます。機器故障時の連絡先と復旧時間はどうなるかも、機械・ソフト・保守の3者でそろえておくと、トラブルを防げます。

JA全農くみあい飼料株式会社|TMR運用と飼料供給の知見を活用

TMRの製造と供給を管理するイメージ

JA全農くみあい飼料株式会社は、配合飼料の製造・販売に加えて、地域でTMRを製造・供給する事業を展開しています。公式サイトでは、原料受入時の分析・検査、異物除去、計量・配合・液体添加などの製造工程を説明しています。

さらに、TMR事業では、食品製造工場の副産物を活用した発酵飼料も扱っています。飼料設計や供給現場の要件を明確にする連携先として候補になります。ただし、ソフト開発会社ではありません。

特徴と強み

飼料の安全性、原料ロット、計量実績、配合工程をどこまで記録するかを検討するとき、実際の製造・供給事業者の知見は役立ちます。たとえば、JA全農くみあい飼料株式会社の公式サイトでは、配合飼料の製造工程で計量実績などを自動記録していると説明しています。

自社でTMRを製造する場合や、供給先の農場までトレーサビリティを確保したい場合は、業務要件のヒアリング先として相談するとよいです。

得意領域・実績

飼料会社やTMRセンターとの業務連携を前提に、原料の受入検査、製造ロット、供給先、品質記録をシステムに反映したい事業者に向いています。西日本事業本部のTMR事業では、TMRの製造・販売や食品副産物の活用を案内しています(出典:JA全農くみあい飼料株式会社「西日本事業本部 TMR事業」、2026年8月確認)。

導入時は、同社が提供する飼料・TMRの運用と、自社が開発会社へ発注するデータ基盤とで、どこまでを誰が受け持つかを決めておくことが大切です。

飼料管理システムのパートナーを選ぶポイント

飼料管理システムのパートナー選定を行うイメージ

6社は、それぞれ得意とする領域が異なります。インタージャパンは配合設計、オーレンスはTMRセンター業務に強みがあります。GEAとチュウチクは給餌設備、ナスアグリサービスは飼料・機械・現地支援、JA全農くみあい飼料株式会社は飼料供給・TMR運用に、それぞれ強みがあります。

自社の課題を先に分類し、必要なら複数社を組み合わせることが、実装できる提案を得る近道です。

同じ条件の導入例で見る実績

「畜産向けの実績がある」という説明に加えて、畜種、頭数、拠点数、既存機器、現場の通信環境が自社と近い導入例を2〜3件確認します。配合計算の実績と、TMRの受注・製造・配送の実績は別物です。

事例を聞くときは、導入前の作業時間、入力者、データ移行量、稼働後の問い合わせ件数、現場が使い続けている機能まで確認すると、導入後の姿を想像しやすくなります。

データの流れで見る技術力と専門性

要件書には、原料マスタ、ロット、単価、乾物率、栄養成分、配合条件を挙げます。加えて、計量実績、製造ロット、給与量、残飼、個体または群の成績も書き出します。それぞれについて、いつ誰が登録し、どこへ出力するかまで記載します。

秤量機やPLCとの接続では、通信規格、データの単位、欠測時の扱い、通信断からの再送を確認します。特に、現場の通信が不安定な農場では、オフライン入力と後同期、停電時の手動運転、センサー故障時の警告が欠かせません。

プロジェクト管理と費用の分け方

一般的な業務システム開発では、小規模で100万〜300万円、中規模で500万〜1,000万円、大規模で1,000万円から数千万円が目安とされます。飼料管理の費用は、頭数や拠点数、既存設備、データ移行、現地工事、保守範囲で変わります。

そのため、配合計算・在庫・給餌実績だけなら100万〜300万円、TMRセンター全体なら500万〜1,200万円、複数拠点の設備連携まで含めるなら800万〜2,000万円程度が、検討の起点になります。これらは、業務システムの相場と飼料管理の機能構成から編集部が推定したもので、専用製品の定価ではありません。見積書は、ソフトウェア、機器、現地工事、データ移行に分けてもらいます。

さらに、教育、月額利用料、保守、通信費も、別の項目にしてもらいます。1農場・1畜舎・1配合ラインに絞ったPoCを50万〜300万円程度で実施し、計量精度や入力時間、在庫差異、飼料費、乳量・増体への影響を確かめてから本番化する方法もあります。なお、農林水産省の畜産ICT関連事業などを使える場合がありますが、年度や地域で対象経費・申請条件が異なるため、自治体や事業事務局への確認が必要です。

ポイント

得意領域は会社ごとに異なるため、比較の前に自社の課題を整理しておくと判断がぶれにくくなります。導入例の条件とデータの流れまで見比べると、候補を絞りやすくなります。

よくある質問

飼料管理システムの疑問を確認するイメージ

飼料管理システムを比較するときに、特に質問されやすい内容をまとめます。費用、対象範囲、導入の進め方は、現場の規模や既存設備で変わります。そのため、回答をそのまま自社の見積額や効果とみなさず、各社への確認事項として使ってください。

飼料管理システムの開発費用はいくらですか?

配合計算と原料マスタを中心に導入するなら100万〜300万円、在庫や給餌実績を追加するなら300万〜800万円、TMRセンターの受注・製造・配送・請求まで含めるなら500万〜1,200万円程度が、一つの目安です。機器、現地工事、データ移行、教育、保守は別費用になることが多いため、同じ要件書で複数社から見積もりを取る必要があります。

パッケージとスクラッチ開発はどちらがよいですか?

配合設計や標準的な在庫管理が中心なら、パッケージやクラウドを先に比較すると導入期間と初期費用を抑えやすいです。一方で、TMRセンター独自の配送・請求や古い秤量機、特殊な配合ルール、複数拠点の権限など標準機能との差が大きい場合は、API連携やスクラッチ開発を組み合わせます。

進め方としては、記録を残し、状況を見られるようにすることから始め、設備制御はPoCで安全性を確認してから段階的に追加する方法が現実的です。

飼料管理システムに法令や監査の対応は必要ですか?

(出典:農林水産省「飼料等の適正製造規範(GMP)ガイドライン」、2015年制定・2026年8月確認)飼料を製造・販売する事業者では、飼料安全法や飼料等の適正製造規範(GMP)を踏まえた対応が重要です。原料受入、検査、製造、出荷、ロット、変更履歴などを追跡できる設計にしておくことが大切です。

農林水産省は、原料から最終製品までの全工程で安全管理を行うためのGMPガイドラインを公開しています。そのうえで、必要な帳簿項目と保存期間、電磁的記録の扱いは事業内容によって確認し、権限管理とバックアップ復元までテストしてください。

ポイント

費用や進め方は規模や既存設備で変わるため、回答は各社への確認事項として使うのが適切です。法令対応は、ロットや変更履歴を追跡できる設計かどうかを、要件定義の段階で見ておくと安心です。

まとめ

飼料管理システムの導入方針をまとめるイメージ

飼料管理システムの会社選びでは、知名度や機能数よりも、どこまでをつなぎたいかを先に決めることが重要です。配合計算から在庫、TMR製造、給餌までと、家畜成績、請求、トレーサビリティまでとでは、必要な会社が変わります。

株式会社riplaは、業務整理から開発・定着支援までを相談できる候補です。インタージャパンは配合の最適計算、オーレンスはTMRセンター業務、GEAとチュウチクは自動給餌設備の観点で比べられます。一方で、ナスアグリサービスとJA全農くみあい飼料株式会社は、飼料・機械・TMR運用の連携候補として比較できます。

小さな範囲から始める効果測定

初回の導入では、1農場・1畜舎・1配合ラインなど対象を絞ります。そのうえで、入力時間、計量ミス、在庫差異の3つを導入前後で比べます。飼料費、乳量・増体、作業者の負担も、同じ基準で見ていきます。

範囲を広げる前に、現場の通信断やセンサー故障、停電時の手動切替まで試験し、使われない入力項目を減らしておくと、定着しやすいシステムになります。

責任範囲を分けた見積もりの依頼

候補会社へ相談するときは、初期費用、月額・保守、機器、工事を分けた見積もりを依頼します。あわせて、API、データ移行、教育、障害対応、データ返却も項目ごとに分けてもらいます。

ソフト会社と設備・飼料会社を組み合わせる場合は、誰が要件定義をまとめ、誰が現地対応を行い、どの会社がデータの所有と復旧を担うかを契約書に記載します。

自社に合うパートナーを選び、飼料に関する記録を経営改善に活かすことが、導入効果を長く維持するポイントです。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。