フィットネス業向けトレーニング記録管理システムの開発会社は、種目・重量・回数・測定値を一元管理し、次回の指導と会員の継続利用につなげられるかで選びます。
株式会社riplaと実在の5社、計6社を、施設規模、運用目的、見積もり確認項目から比べます。紙カルテやExcelから移す場合は、予約・会費・入退館の範囲も確かめます。
- 種目・重量・回数・セット
- 測定値と指導メモ
- 体組成計・マシン連携
- 入力と移行の負担
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フィットネス業向けトレーニング記録管理システムのパートナー選びが重要な理由

トレーニング記録管理は、会員管理システムを導入しただけでは業務が完了しません。予約と決済が整っていても、実施内容やコンディション、次回の課題が残らなければ、担当者が替わったときに指導の質を保ちにくくなります。
パートナーは機能の多さより、現場の記録フローをどこまでシステムに落とし込めるかで選ぶことが重要です。
記録の粒度がサービス品質を左右する理由
トレーニング記録で最低限確認したいのは、種目と部位、重量と回数です。加えて、セット数と時間、インターバルも記録します。さらに、主観的疲労度と指導メモ、次回の課題まで残せると、次の指導に生かせます。
また、体重や体脂肪率などの測定値を時系列で表示できれば、会員に変化を説明する材料になります。ただし、これらを自由記述だけで保存すると、検索や集計が難しくなります。そのため、選択式と数値入力を組み合わせ、必要な場面だけ文章を残す設計が適しています。
導入後に現場で使い続けられるかを左右する要因
システムの導入効果は、スタッフがセッション中に入力し、次回の指導で参照し、会員に成果を見せたときに初めて生まれます。契約した時点で効果が出るわけではありません。
導入前のデモでは、スマートフォンやタブレットで片手入力できるか、通信が不安定な場所でどう運用するか、入力漏れをどう検知するかを確かめます。
導入前後で、現場の入力時間と記録漏れ、会員の閲覧率、次回来館率を測っておくと、導入効果を評価しやすくなります。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発までを一気通貫で支援する企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を生かし、ビジネスの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。
営業や顧客管理、生産・販売管理などの基幹システムで、構築と導入の実績があります。また、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。
特徴と強み
riplaの強みは、既製サービスに当てはめる前に、フィットネス事業者の業務と成果指標を整理できる点です。たとえば、予約受付からカウンセリング、セッション中の記録、測定までの流れを分解します。そのうえで、会員へのフィードバックや次回提案まで含め、どの情報を誰がいつ入力するかを要件に落とし込みます。
1店舗のPoCから始めて、スタッフの声を開発に反映してから多店舗へ広げる進め方にも対応しやすい選択肢です。
得意領域・向いている事業者
独自のトレーニングメソッドを持つパーソナルジムや、複数店舗で業務を標準化したい事業者に合います。予約や決済だけでは足りず、会員カルテまで作り込みたい事業者には向いています。
体組成計やトレーニングマシン、既存CRMや会員アプリとの連携が必要な場合は、APIやCSVの仕様を確認します。そのうえで、最初からすべてを作るのか、まずWeb画面で検証するのかを相談できます。
費用と期間は、機能数や外部連携、データ移行によって変わります。アプリの有無でも違いが出るため、固定価格としては示さず、要件定義後の見積もりで比べます。
株式会社hacomono|標準業務をクラウドでまとめて効率化

株式会社hacomonoは、クラウド型サービス「hacomono」を提供しています。会員管理や予約、決済などを一括で扱え、Web入会やチェックイン・チェックアウト、物販まで含みます。
会員情報と施設運営の標準業務を一つにまとめたい場合に、比べやすいベンダーです。公式の料金ページでは、基本プランを1店舗あたり月額35,000円、初期導入費用150,000円と案内しています(出典: 株式会社hacomono公式「料金・プラン」、2026年8月確認)。
特徴と強み
入会から予約、会費回収、来館管理までを標準化しやすく、複数店舗の運営ルールをそろえたい場合にメリットがあります。
定期スクール向けの別プランも、生徒1人あたり月額99円から、最低利用料金10,000円から、初期費用0円で公式に掲載されています。
クレジットカード決済などのオプション料金は別途です。そのため、トレーニング記録や体組成計、マシン連携をどの範囲まで実現できるかは、デモと見積もりで確認します。
得意領域・実績
会員管理や予約・決済を早く整えたいフィットネスクラブ、少人数ジム、スポーツスクールに向いています。さらに、標準機能を中心に短期間で始め、独自の運動記録は別の連携や追加開発で補う進め方に適しています。
種目ごとの細かな負荷や回数、セット、インターバルを指導カルテとして深く残したい場合は、標準画面で足りるかを先に確かめることが大切です。
株式会社フィット・コム|運動処方・測定・カルテを重視

株式会社フィット・コムは、クラウド型会員管理システム「CLUB NET」を開発・提供しています。
公式サイトでは、運動処方と測定管理の機能として、トレーニングプログラム作成とメニュー出力、トレーニング実績記録と評価を案内しています。さらに、コンディション登録や測定結果登録、写真付きカルテも示されています(出典: 株式会社フィット・コム公式「運動処方・測定管理」、2026年8月確認)。
特徴と強み
CLUB NETは、予約や会員情報の管理だけでなく、指導の中身を記録する機能を重視したい施設と相性がよいサービスです。
公式情報によると、測定値は一覧だけでなく推移グラフで出力でき、年齢・性別などの基準値や会員ごとの目標値も設定できます。そのため、会員の成果を数字とグラフで説明し、継続の動機付けに使いたい場合に確認しやすい構成です。
得意領域・実績
パーソナルトレーニング、フィットネス・トレーニングジム、メディカル施設など、カウンセリングや測定を指導に生かしたい事業者に向いています。
体組成や体力測定、コンディションのほか、写真やカウンセリング内容も含めて、一つの会員履歴として扱えるかを確認できます。
運動処方やカルテ管理は有料オプションと案内されています。そのため、基本の会員管理と記録機能を分けて見積もり、必要な機能だけを選ぶことが重要です。
株式会社ニューロテクノロジー|測定・カルテ・健康施設の運用に対応

株式会社ニューロテクノロジーは、フィットネス施設やメディカルフィットネス、公共の運動施設などに向けて「Physics」シリーズを提供しています。
クラウド版のPhysics Cloudには、会員管理や予約、フィジカルチェックのオプションが用意されています。さらに、トレーニングカルテやマイページのオプションもあります。体組成計は、TANITAやInBodyなどとの連携に対応すると公式サイトで案内されています。
特徴と強み
Physicsのトレーニングカルテオプションでは、メニューを作成してパラメーターを設定し、テンプレートにできます。公式の製品ページでは、タブレットからパーソナル指導中にリアルタイムで登録でき、写真記録にも対応すると説明されています。
Physicsは、体重や体脂肪、血圧などのコンディション管理や推移グラフにも対応するため、トレーニングの実施結果と健康状態を合わせて見たい場合に検討しやすい製品です。
得意領域・実績
パーソナルジムや公共施設、メディカルフィットネスに向いています。複数の測定項目を扱うトレーニング施設にも合います。施設の運用に応じて、クラウド版とオンプレミス・セミオーダー型を比べられる点も特徴です。
医療機関や健康支援事業と関係する場合は、問診や既往歴などの情報を誰が閲覧できるか、利用目的や保存期間、帳票の出力範囲を要件定義で細かく確認します。
株式会社フレックス|機器連携と買い切りパッケージを重視

株式会社フレックスは、トレーニングマシンやフィットネスジム器具を扱う業務用専門店として、総合会員管理システム「Fシステム」を提供しています。
顧客管理や予約、決済のほか、スタッフ管理や会員ページ、入退室の機能も案内しています。加えて、体組成計やトレーニングマシンとの外部API連携も示されています。
公式ページの基本パッケージ価格は880,000円(税込)で、オプション、セキュリティ、ハードウェアは別見積もりです(出典: 株式会社フレックス公式「Fシステム」、2026年8月確認)。
特徴と強み
Fシステムは買い切りのワンプランを基本としており、月額のシステム利用料を抑えたい事業者が比較しやすい構成です。
会員ページでは、体組成計の記録や食事日記、体型日記を扱えると説明されています。さらに、トレーニング履歴も対象に含まれるとされています。
InBody連携では、測定データの推移やグラフ表示を案内しています。マシン連携では、負荷や回数、セット数、インターバルの表示が示されています。そのため、機器から実績を取り込みたい施設には、具体的な確認材料があります。
得意領域・実績
マシンを多く設置するジム、InBodyの測定結果を会員に見せたい施設、買い切りパッケージと機器をまとめて相談したい事業者に向いています。
公式サイトでは、サーバー保守・管理費を月額3,000円から、導入後3か月間のアフターサポートを無料と案内しています。ただし、ハードウェアや工事、カスタム案件は別途です。
まず、ベンダーには店舗数や端末台数、入退室設備、連携するマシンの型式を示します。そのうえで、総額で比べる必要があります。
株式会社アイサイト|会員管理・運動処方・体成分分析を連携

株式会社アイサイトは、会員管理の「i☆Member」、運動処方の「i☆Trainer」、体成分分析の「i☆Scanner」を組み合わせた「i☆Series」を提供しています。
公式サイトでは、フィットネスクラブやスポーツジム、スイミングスクール、公共運動施設などへの導入実績を持つ、トータルクラブマネジメントシステムと説明しています。会員運営と運動指導、測定を分けて整理しつつ連携したい施設の候補です。
特徴と強み
i☆Memberでは、入会予約やスタジオ予約、スクール振替などを扱えます。さらに、各種届出やドキュメント管理も含め、会員運営を支援します。
i☆Trainerでは、体重や血圧、日々の運動実績を登録し、目標設定や運動プログラムの処方につなげる構成が示されています。
i☆ScannerはInBodyの体成分分析結果を会員情報と紐づけ、履歴管理やカウンセリングに活用できます。
得意領域・実績
総合型クラブや24時間ジム、公共施設などに向いています。シニアフィットネスやメディカルフィットネスなど、会員層や利用形態が多様な施設にも合います。
i☆Seriesは、運動処方をスタッフの経験だけに頼らず、測定値や運動実績と結びつけたい場合に検討しやすい製品です。
スタッフが閲覧できる問診・測定情報と、会員がマイページで見られる情報を分けられるか、施設ごとの権限や契約ルールに対応できるかを確認します。
フィットネス業向けトレーニング記録管理システムの選び方

6社を比べるときは、料金の安さだけで決めず、現場で記録が続くか、会員に成果を返せるか、将来の店舗拡張に耐えられるかを同じ条件で確認します。
開発の形は、SaaSと業界パッケージ、セミオーダー、スクラッチに分けられます。形によって、初期費用と自由度、導入期間、保守の責任範囲が異なります。
見積もりを依頼するときは、会員数や店舗数、スタッフ数を示します。さらに、記録項目や連携機器、既存データ、希望時期も一緒に伝えます。
実績と経験の確認方法
「フィットネス業界に導入実績がある」という説明だけでなく、自社と近い施設の運用を聞きます。
パーソナルジムならセッション中の入力、複数店舗なら会員の相互利用と店舗別集計が確認ポイントです。また、公共施設なら利用券や測定会、メディカルフィットネスなら職種別の権限と記録修正履歴を確かめます。
導入事例では、効率化という表現だけでなく、測定可能なKPIを聞きます。たとえば、受付時間や電話件数、記録入力時間のほか、測定実施率や休眠会員へのフォロー件数などです。
技術力と専門性の評価
連携を検討するときは、「InBodyに対応していますか」と聞くだけでは足りません。対応機種と接続方式、データの取り込み頻度を確認します。加えて、会員との紐づけ方法やエラー時の再送、連携費用、将来機種の追加方法も確かめます。
トレーニングマシンでは、負荷や回数、セット数、インターバルをどの形式で取り込めるかを質問します。さらに、CSVかAPIか、メーカー側の仕様変更を誰が管理するかも確かめます。
プロジェクト管理体制の確認
要件定義の担当者と、導入後のサポート担当者が同じチームかを確認します。開発中に決めた記録項目や権限が、運用開始後の問い合わせで失われると、現場に定着しにくくなります。
データ移行では、紙カルテを全件入力するか、現役会員と直近履歴だけを移すかを決めます。そのうえで、バックアップやCSVエクスポート、解約時のデータ返却、障害時の復旧目標も契約前に確認します。
1店舗で小さく試すPoCと、本番展開の判定条件を、見積もりに含めておくと安全です。
よくある質問(FAQ)

公開価格があるサービスでも、店舗数や決済、端末によって総額は変わります。機器連携やデータ移行も、総額を左右します。そのため、導入前によく寄せられる疑問を、ベンダーへの確認事項としてそのまま使える形で並べます。
トレーニング記録管理システムの費用相場はいくらですか?
SaaSは、初期0円から15万円程度、月額0円から3.5万円程度が小規模運用の目安です。ただし、決済や入退館などのオプションで、金額は増えます。
一方、パッケージやセミオーダーは初期100万円から500万円程度です。スクラッチ開発は、機器連携やアプリを含めて800万円から3,000万円程度を仮置きし、要件定義後に確定させます。
ここに挙げた金額は市場全体の確定価格ではなく、会員管理システムの公開価格や類似事例から整理した概算です。
導入にはどのくらいの期間がかかりますか?
標準機能中心のクラウドサービスは最短1か月、買い切りパッケージは2〜3週間程度の例があります。
導入期間は、カスタマイズや既存データ移行、機器API連携のほか、複数店舗の権限設計や現場研修を含めると、3〜6か月程度になることがあります。
具体的には、株式会社ISIグループのSLIMは最短1か月、株式会社フレックスのFシステムは標準納品が早ければ2〜3週間と案内されています。ただし、自社の要件にそのまま当てはまるとは限らないため、工程表を取得して確認します。
体重や既往歴などのデータを扱うときの注意点は何ですか?
まず、データの内容、取得経緯、利用目的を分けて確認します。そのうえで、スタッフ・店舗・委託先ごとの閲覧権限と、操作ログや暗号化の方法を決めます。さらに、保存期間や削除・返却の方法も、要件に含めておきます。
病歴やけが、治療に関する情報を含む場合は、個人情報保護委員会のガイドラインを踏まえ、要配慮個人情報に当たるかを個別に確認します。障害、健康診断結果、問診内容などを含むときも、同じ手順で確認します。
AIによるメニュー提案を行う場合も、最終判断はトレーナーが行い、承認履歴を残す運用にすると安全です。
まとめ

フィットネス業向けトレーニング記録管理システムを選ぶときは、会員管理や予約、決済の機能に加えて、記録の中身を確認します。種目や重量、回数、セットを継続して記録できるか、測定値や指導メモも残せるかを見ます。
今回紹介した6社は、業務を柔軟に設計できる株式会社riplaと、標準業務をクラウド化する株式会社hacomonoです。運動処方やカルテに強い株式会社フィット・コム、測定や健康施設の運用に対応する株式会社ニューロテクノロジーもあります。機器連携と買い切りを重視する株式会社フレックス、会員管理や運動処方、体成分分析を連携する株式会社アイサイトも候補です。
記録業務と導入効果の定義
見積もりを依頼する前に、現場の記録項目や入力者、入力タイミングを整理します。さらに、会員への見せ方や連携したい機器、導入後に改善したいKPIを書き出します。
1店舗・少数スタッフでPoCを行い、入力時間や記録漏れを確認してから全店展開すると、過剰な開発を避けながら定着しやすいシステムを選べます。
公開価格がある場合も、5年総額とデータ返却条件まで含めて比べます。
要件のまとめと比較相談
候補を2〜3社に絞ったら、同じ質問票でデモを受けます。そのうえで、記録の粒度や機器連携、権限の違いを比べます。障害対応や移行、保守の違いも確かめます。
独自の指導フローや基幹システムとの連携が競争力になる場合は、既製サービスで足りない部分だけを追加開発する方法も含めて、株式会社riplaのような開発会社に相談する価値があります。
全体ガイドはこちらです。
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会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
