Google Vertex AIのシステム開発費用は、技術検証なら300万〜800万円、業務部門向けのMVPなら800万〜2,000万円、本番運用まで含む部門横断型なら2,000万〜5,000万円が一つの目安です。
ただし、これはVertex AIのAPI料金だけではなく、データ整備、画面や既存システムとの連携、認証・権限、AIの評価、監視、運用保守まで含めて考えた開発費のレンジです。この記事では、Google Vertex AIのシステム開発で発生する費用の内訳、公式料金の読み方、価格が変動する要因、見積もりで確認すべき項目、コストを抑える進め方を、2026年8月時点の公開情報と導入事例をもとに解説します。
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・Google Vertex AIのシステム開発の完全ガイド
Google Vertex AIのシステムの全体像

Google Vertex AIは、Geminiなどの基盤モデル、機械学習モデル、データ基盤、デプロイ環境、評価・監視をGoogle Cloud上で組み合わせるためのマネージドAIプラットフォームです。2026年時点では公式ページの名称がAgent Platformへ移行していますが、日本語の検索や既存の導入情報では「Vertex AI」という呼び方が広く使われています。この記事では、現行のAgent Platform系サービスを含むVertex AIとして整理します。
基盤モデルを使う生成AI機能
生成AIを使うシステムでは、Geminiによる文章生成、要約、分類、情報抽出、画像や音声の理解、コード生成などを組み込みます。単純なチャット画面だけでなく、Cloud RunなどのAPI、業務画面、認証機能、データベースを接続して初めて業務システムとして利用できます。高性能なPro、処理速度と費用のバランスを取りやすいFlash、より低価格なFlash-Liteなどを、処理の難しさや許容できる応答時間に応じて使い分ける設計が重要です。
RAG・検索・業務データ連携
社内規程、マニュアル、FAQ、図面、商品情報などを回答に利用する場合は、RAG(検索拡張生成)やVertex AI Search、Vector Searchを組み合わせます。文書を格納するCloud StorageやBigQuery、検索インデックス、回答を生成するGemini、業務画面をつなぎ、さらに利用者の権限が検索結果に反映されるように設計します。Google Vertex AIのシステム費用が大きくなりやすいのは、モデル呼び出しよりも、こうしたデータ加工、権限連携、評価用データの準備に工数がかかるためです。
Google Vertex AIのシステム開発の進め方

費用を抑えながら本番で使えるシステムにするには、最初から全社展開を目指さず、課題とデータを絞って段階的に進めます。AIの精度だけを検証すると、本番の権限や業務フローで作り直しになるため、PoCの段階から利用者、データ、評価方法、障害時の対応まで確認します。
要件定義と業務KPIの設定
最初に「AIを導入すること」ではなく、解決したい業務課題を決めます。社内問い合わせの回答時間、文書検索にかかる時間、需要予測の誤差、検査工程の処理時間、EC検索からの成約率など、業務の成果に近いKPIを置きます。回答の正解率だけを追うと、正しい回答でも遅すぎる、根拠を表示できない、担当者が承認しないと使えないといった問題を見落とします。
データ棚卸しと小規模PoC
次に、利用するデータの所在、更新頻度、形式、機密区分、管理者、欠損や重複の有無を確認します。社内文書検索なら、文書をただアップロードするだけでは不十分です。古い版の文書を除外し、章や表の構造を保ったまま分割し、部署や役職ごとの閲覧権限を検索結果まで伝える必要があります。代表的な質問と失敗しやすい質問を評価データにして、回答品質、根拠提示率、拒否すべき質問への対応、レイテンシ、1リクエスト単価を測定します。
本番化と継続運用
PoCで効果が確認できたら、SSOやIAM、監査ログ、APIのエラー処理、負荷試験、モデルやプロンプトのバージョン管理を加えて本番化します。生成AIではモデル更新によって回答傾向が変わることがあるため、公開後も評価データを定期的に実行し、品質低下を検知する仕組みが必要です。利用者が回答を信頼できない場合や、AIが判断できない場合に、担当者へ引き継ぐ業務フローも開発費の見積もりに含めます。
Google Vertex AIのシステム開発費用相場

Google Vertex AIを利用した業務システムだけを対象にした公的な一律相場はありません。以下の金額は、一般的な業務システムの開発相場に、Vertex AI特有のデータ整備、評価、セキュリティ、MLOpsの工数を加味した編集上の推定です。正確な見積もりには、対象データ、利用者数、連携先、処理量、可用性、ログ保持期間、運用範囲を確定させる必要があります。
技術検証・小規模PoCは300万〜800万円
1つの業務、1〜2個のデータソース、簡易的な画面、プロンプトやRAGの評価に絞る場合、初期費用は300万〜800万円が目安です。期間は1〜3か月程度ですが、既存文書の状態が悪い、評価データを新たに作る、個人情報を含むため匿名化が必要といった条件では、短期間でも費用が上がります。PoCの成果物には、動くデモだけでなく、精度、応答時間、1回あたりの費用、本番化に必要な追加機能を含めることが大切です。
業務部門向けMVPは800万〜2,000万円
SSOやIAM、複数の文書置き場との連携、利用者向けの画面、回答履歴、評価画面、Cloud Runなどへのデプロイを含むと、800万〜2,000万円程度が目安になります。対象を一部門に限定しても、権限の継承、ログの保存、有人引き継ぎ、利用状況の可視化まで行うと、単なるAPI連携より工数が増えます。期間は3〜6か月程度を見込み、業務担当者のレビュー時間も計画に入れます。
部門横断・全社型は2,000万円〜1億円以上
複数部門のデータ、既存業務API、リアルタイム連携、監査ログ、負荷試験、障害時の切り替え、モデル監視まで含む部門横断型は2,000万〜5,000万円程度が目安です。さらに全社利用、複数業務、厳格なデータレジデンシー、冗長化、ディザスタリカバリ、複数モデルの運用を求める場合は、5,000万〜1億円以上になる可能性があります。一般的な業務システムの人月単価を50万〜200万円とする相場情報(出典: NotebookLMリサーチノート、2026年)を参考にしても、必要な専門職種と期間を掛け合わせて算出する必要があります。
料金体系とGoogle Vertex AIのシステム費用の内訳

開発費とクラウド利用料は分けて見積もります。開発費は人が要件整理や実装、テストを行うための初期費用で、クラウド利用料はモデルや検索、ストレージ、計算資源を使うたびに発生する従量課金です。モデルの単価が低くても、データ基盤や監視を常時稼働させれば月額は増えるため、両者を一つの「AI費用」として扱わないことが重要です。
Geminiの入力・出力トークン料金
Google Cloud公式の料金ページでは、Gemini 2.5 Flashの標準料金は入力100万トークンあたり0.30ドル、テキスト出力100万トークンあたり2.50ドルです。Gemini 2.5 Proは入力が100万トークンあたり1.25ドル、出力が10ドルで、20万トークンを超える長い入力では別の料金帯になります(出典: Google Cloud公式「Agent Platformの料金」、2026年8月確認)。同じ質問でも、長い文書を毎回コンテキストへ入れる、画像や音声を処理する、Proを常用する、といった条件で単価は変わります。
例えば入力100万トークンと出力100万トークンをGemini 2.5 Flashで処理する場合、モデル料金だけなら0.30ドルと2.50ドルの合計2.80ドルです。ただし、これはシステム全体の請求額ではありません。実際には、RAGの検索、Cloud Runやデータベース、ログ、ネットワーク、開発、保守が加わるため、API単価だけを見て「安い」と判断しないようにします。
グラウンディング・検索の追加料金
Google検索によるグラウンディングは、Gemini 2.5 Flashなどでは1日1,500件、Gemini 2.5 Proでは1日10,000件のプロンプトが追加料金なしで含まれ、上限を超えると1,000件あたり35ドルです。企業向けWebグラウンディングは1,000件あたり45ドル、データによるグラウンディングは1,000リクエストあたり2.5ドルとされています(出典: Google Cloud公式料金ページ、2026年8月確認)。モデル料金は別途かかるため、検索や根拠付けを使うシステムでは両方を予算化します。
データ基盤・アプリ・監視・保守の費用
モデル以外には、文書や画像を置くCloud Storage、集計や分析に使うBigQuery、検索インデックスやベクトル検索、業務APIを動かすCloud Run、ログと監視、ネットワーク、バックアップなどの費用が発生します。カスタムモデルを学習する場合は、データ準備、学習用の計算資源、モデル登録、評価、エンドポイントの稼働時間も加わります。保守費は案件ごとに異なりますが、NotebookLMリサーチノートでは初期開発費の年間15〜25%程度を仮置きする一般論が示されています。実際の契約では、障害対応時間、モデル更新、精度改善、軽微改修の範囲を分けて確認します。
Google Vertex AIのシステム費用が変動する要因

同じVertex AIを使う案件でも、費用が大きく異なるのは、AIが業務システムの一部として動くためです。モデルの種類だけでなく、どのデータをどの頻度で処理するか、誰がどの情報を見られるか、どの水準の可用性と説明責任を求めるかによって、必要な設計とテストが変わります。
データ量・形式・品質
対象文書が少なく形式も統一されていれば、短いPoCで始められます。一方で、PDF、画像、表、手書き資料、音声などが混在し、更新履歴や権限情報も整理されていない場合は、抽出、分割、メタデータ付与、重複排除、匿名化の工数が増えます。大規模なデータを扱う場合は、登録時の一括処理費用だけでなく、更新時の差分処理や再インデックスの費用も見積もります。
権限・セキュリティ・既存システム連携
SSO、IAM、VPC、監査ログ、暗号鍵、アクセス制御、データレジデンシーなどを求めると、設計・設定・検証の工数が増えます。RAGでは、検索インデックス側で部署権限を考慮しないと、回答生成の段階で取り戻せない情報漏えいにつながるため、認証だけでなく検索結果のフィルタリングまで確認します。ERP、CRM、在庫、製造、問い合わせ管理などとつなぐ場合は、APIの仕様調査、データ変換、エラー時の再実行、トランザクション設計も費用に影響します。
品質・応答速度・可用性の要求水準
数秒以内の回答、月間の稼働率、ピーク時の同時接続数、誤回答時の有人確認、説明可能性など、要求水準が高いほど費用は上がります。高性能モデルを常時使うのか、通常はFlashで難しい質問だけProへ切り替えるのか、同期処理とバッチ処理を分けるのかでもクラウド費用が変わります。画像や音声を含める場合は、入力データの大きさと処理回数がテキスト中心の想定を超えやすいため、実データで負荷試験を行います。
Google Vertex AIのシステム開発費用を最適化するポイント

コスト最適化は、安いモデルを選ぶことだけではありません。不要な処理を減らし、品質を保ちながら、開発・クラウド・保守のそれぞれを管理することが基本です。初期費用を無理に削ると、データの作り直しや本番障害の対応費用が増えるため、検証に必要な工程と将来の拡張に不要な工程を分けて考えます。
対象業務とデータソースを絞る
最初から全社の文書や全業務を対象にせず、問い合わせ件数が多く、正解データを準備しやすく、効果を測りやすい業務から始めます。1部門・1データソースのPoCで、回答品質と現場の受け入れを確認してから連携先を増やすと、使われない機能への投資を抑えられます。三菱重工業の導入事例では、紙の在庫管理からデータを集め、BigQueryとVertex AIで需要予測を行い、予測計算を従来の約40時間から約10分に短縮し、シール廃棄額を月数百万円規模から10万円以下へ下げています(出典: Google Cloud公式導入事例、2023年制作)。この結果は特定企業の事例であり、同じ削減額を保証するものではありませんが、データ整備と現場の検証を先に行う重要性を示しています。
モデルの使い分けとバッチ処理
定型的な分類や短い要約はFlash-LiteやFlash、複雑な推論や長文の分析はProというように、タスクごとにモデルを分けます。回答を急がない文書の一括処理や評価データの作成は、公式料金で通常より低い柔軟・バッチ料金が設定されている場合があるため、リアルタイム処理と分離します。頻繁に繰り返す長いコンテキストはキャッシュを検討し、同じ文書を毎回送る設計を避けます。モデル変更時は品質評価を通過した場合だけ切り替える運用にします。
予算上限・ログ・評価を運用に組み込む
プロジェクト開始時に、1ユーザーあたりの利用回数、入力と出力の上限、検索回数、画像や音声の処理量を仮定し、月間の予算上限を置きます。Cloud Billingの予算通知、モデル別の利用量、部署別のラベル、異常なリクエスト数の監視を設定すると、想定外の増加に気づきやすくなります。ログにプロンプトや回答を保存する場合は、個人情報や機密情報の扱い、保存期間、閲覧権限も決めます。費用だけでなく、回答品質と安全性を同じダッシュボードで確認することが、長期的な最適化につながります。
Google Vertex AIのシステム見積もりを取る際のポイント

複数社から見積もりを取るときは、総額の安さだけでなく、何を前提にした金額なのかを比較します。Vertex AIの知識があっても、業務データや既存システムを理解していなければ、本番化の段階で追加費用が発生します。提案依頼書には、AIの機能だけでなく、データ、権限、評価、運用の条件を含めます。
作業範囲と成果物を分けて書く
要件定義、データ棚卸し、データ加工、プロンプト設計、RAG構築、画面開発、API連携、認証、テスト、負荷試験、リリース、運用設計を項目ごとに分けます。PoCで含むものと本番化で追加するもの、発注者が用意するデータやアカウント、納品後のソースコードやIaCの範囲も明示します。AIの回答品質については「精度100%」のような曖昧な表現ではなく、評価データ、正解の定義、許容する拒否率、根拠表示、改善回数で合意します。
クラウド費用の前提を確認する
見積書には、想定ユーザー数、月間リクエスト数、入力・出力トークン、平均コンテキスト長、モデル、リージョン、検索回数、画像や音声の有無、ストレージ量、ログ保持期間を記載してもらいます。公式料金はドル表示や従量課金で示されるものがあり、為替、契約、リージョン、サービスの改定によって請求額が変わります。2026年8月時点の料金を基準にしても、公開前と発注前に公式ページを再確認し、見積もりの有効期限と価格改定時の扱いを契約へ反映します。
開発会社の体制と本番後の責任分界を確認する
会社を選ぶときは、Google CloudやVertex AIの知識だけでなく、データ基盤、既存業務システム、IAM、AI評価、セキュリティ、運用保守を一つの体制で扱えるかを確認します。PoC後に誰がモデル更新を行うのか、障害時に誰が一次対応するのか、プロンプトや評価データの権利を誰が持つのか、再委託先があるのかも質問します。AI部分の見積もりが安くても、データ整備や運用が別会社・別契約になっていると総額を比較できないため、責任分界を明確にします。
Google Vertex AIのシステム導入事例から見る費用対効果

費用対効果は、AIの利用料だけでなく、削減できる作業時間、売上や成約率、廃棄や手戻りの削減、運用負荷の低下を合わせて評価します。公開事例には開発費そのものが掲載されないことが多いため、事例の成果額をそのまま自社の投資回収額と見なさず、効果が出た仕組みと自社の条件が似ているかを確認します。
製造業の需要予測・図面データ活用
三菱重工業の事例では、工場のシール使用量をBigQueryに集め、Vertex AIで需要予測を行っています。紙の在庫管理や現場の暗黙知をデータ化し、予測結果を現場で検証しながら改善した点が特徴です。キャディの事例では、大きな図面画像の読み取りや類似図面検索にVertex AIを利用し、Vertex AI EndpointをベースにモデルをAPIとして提供しています。GPUやモデルのデプロイ、監視をマネージドサービスへ任せることで、少人数チームの運用負荷を抑えています(出典: Google Cloud公式導入事例、三菱重工業・キャディ、確認日2026年8月)。
EC検索・クリエイティブ業務の改善
パルの事例では、約60ブランドを展開するECでVertex AI Search for commerceを使い、表記ゆれや曖昧な検索への対応を改善しています。Google Cloud公式ブログによると、フリーワード検索のセッションあたりCVRは約2倍、ユーザーあたりのCVRは約1.6〜1.7倍になり、収益増が導入コストをカバーできると判断されています(出典: Google Cloud公式ブログ、2025年12月)。また、カプコンの事例では、資料解析、アイデア生成、評価を組み合わせた仕組みを約1か月弱で性能評価可能な状態まで開発しています。自社の見積もりでは、こうした成果につながるKPIを先に置きます。
よくある質問

ここでは、Google Vertex AIのシステム費用を検討するときに多く寄せられる質問へ回答します。APIの料金、開発会社への委託費、PoCから本番化する判断を分けて考えると、自社に必要な予算を整理しやすくなります。
Google Vertex AIのシステム開発費用はいくらですか?
技術検証や小規模PoCは300万〜800万円、業務部門向けMVPは800万〜2,000万円、複数部門の本番システムは2,000万〜5,000万円が目安です。全社型や高い可用性、複数の既存システム連携まで含めると5,000万〜1億円以上になる可能性があります。これは一律価格ではなく、データ整備、権限、評価、連携、運用の範囲によって変わる推定レンジです。
Vertex AIのAPI料金だけなら安く済みますか?
モデルのAPI料金だけなら、入力と出力のトークン数が少ない小規模利用では低額に収まる可能性があります。しかし、業務システムではデータ保存、検索、認証、画面、ログ、監視、保守が必要です。特に長いコンテキスト、画像・音声、高性能モデル、グラウンディングを多用すると従量課金も増えるため、実際の利用量を仮定した月次シミュレーションを行います。
Google Vertex AIのPoCはどのくらいの期間が必要ですか?
対象業務とデータを絞った技術検証なら1〜3か月、SSOや権限、業務画面、評価まで含むMVPなら3〜6か月が目安です。期間はモデル選定より、データの所在や品質、現場レビューの頻度、既存システムの仕様確認によって延びることがあります。PoCの終了条件を、精度だけでなくKPI、回答時間、費用上限、セキュリティ、利用者の受け入れで定義しておくと、本番化の判断がしやすくなります。
社内データをVertex AIに渡しても安全ですか?
安全性はサービス名だけで決まらず、データの分類、IAMの最小権限、検索結果の権限フィルタリング、暗号化、監査ログ、保存期間、モデルやログの設定を組み合わせて確保します。RAGを使っても、元データの権限が不十分なら情報漏えいのリスクは残ります。個人情報や機密情報を扱う場合は、Google Cloudのセキュリティ仕様と自社の法務・セキュリティ基準を確認し、PoC段階から本番と同じ管理方針で検証します。
まとめ

Google Vertex AIのシステム開発費用は、技術検証・小規模PoCで300万〜800万円、業務部門向けMVPで800万〜2,000万円、本番運用を含む部門横断型で2,000万〜5,000万円が目安です。全社利用や高い可用性、複数業務の連携まで求める場合は5,000万〜1億円以上になることもあります。金額はモデル料金だけでなく、データ整備、画面、連携、認証・権限、評価、監視、保守の範囲によって変わります。
費用を比較するときは内訳と前提をそろえる
見積もりでは、開発費、Google Cloudの従量課金、保守費を分け、ユーザー数、リクエスト数、トークン数、データ量、モデル、検索、ログ、可用性の前提をそろえます。まずは業務KPIと対象データを絞ったPoCを行い、効果と安全性を確認してから本番範囲を広げると、過剰投資と作り直しを避けやすくなります。
自社に合う構成と開発体制を検討する
Google Vertex AIは、Geminiの呼び出しだけでなく、RAG、検索、予測、画像理解、業務エージェント、データ基盤、監視を組み合わせて価値を出すサービスです。モデルの単価や機能だけで判断せず、どの業務を誰が使い、どのデータをどの権限で参照し、どのKPIを改善するのかを整理してから、技術と開発会社を選びます。
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・Google Vertex AIのシステム開発の完全ガイド
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
