清掃管理システム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

清掃管理システムの開発会社は、ホテル・民泊なら客室清掃とPMS連携、ビルメンテナンスなら作業計画と報告・承認、清掃代行なら受発注と品質管理に強い企業を選ぶことが重要です。

本記事では、株式会社riplaを最初に、実在する5社を加えた計6社を、得意領域・主なサービス・向いている企業・問い合わせ時の確認事項で比較します。おすすめ順のランキングではなく、自社の業務フローに合う候補を絞り込むための情報としてご覧ください。

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清掃管理システムのパートナー選びが重要な理由

清掃管理システムのパートナーを比較する担当者

清掃管理システムは、予定表だけをデジタル化する仕組みではありません。清掃依頼、担当者の割り当て、作業開始、写真報告、品質確認、差し戻し、再清掃、承認、請求までの情報をつなぎ、現場と管理者の確認作業を減らす業務基盤です。施設の種類によって必要な連携や画面が変わるため、製品名の知名度だけでなく、業務を理解して設計できるパートナーかを見極める必要があります。

業態によって最適なシステムが異なります

ホテル・旅館・民泊では、チェックアウトや予約情報をもとに空室の清掃を抽出し、客室状態をフロントと共有する機能が中心です。一方、ビル・商業施設・学校・病院などのビルメンテナンスでは、物件、契約、作業周期、仕様書、協力会社、点検結果、月報を長期間管理する必要があります。複数顧客の現場を請け負う清掃会社では、受注・配員・ルート・作業実績・請求を横断して扱えることが重要です。

発注前に業務フローと確認指標をそろえます

問い合わせ前に、現在の業務を「依頼」「割り当て」「作業」「報告」「承認」「請求」に分け、誰がどの情報を何回確認しているかを書き出します。電話確認件数、日報作成時間、未報告率、再清掃率、1室あたりの作業時間、請求締めにかかる時間を導入前の基準値として測ると、導入効果を説明しやすくなります。最初から全施設を対象にせず、1ホテルの客室清掃や1物件の日常清掃でPoCを行う進め方が安全です。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

業務に合わせた清掃管理システムを開発するイメージ

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

清掃管理では、既製サービスを導入するだけでなく、施設ごとの例外処理をどこまで吸収できるかが成否を分けます。たとえば、欠勤時の再割り当て、延泊による清掃日の変更、部屋変更、緊急清掃、忘れ物、写真の差し戻しなどは、現場によって運用が異なります。riplaには、現状の電話・紙・Excel・既存システムの流れを整理し、必要な機能を段階的に定義する相談先としての役割が期待できます。

得意領域・実績

営業・顧客・生産・販売管理などの基幹業務を扱ってきた経験を、清掃の依頼から請求までの設計に応用できます。清掃会社の独自ルールを残す部分と、標準化する部分を切り分け、管理者Webと現場のスマートフォン画面、通知、帳票、権限、監査ログを一つの計画にまとめたい企業に向いています。個別開発を相談する際は、1現場の最小機能、既存PMSや勤怠との連携、将来の施設追加を分けて見積もることが大切です。

株式会社タップ|ホテルの客室サービスを横断して管理

ホテルの客室清掃を管理するイメージ

株式会社タップは、ホテル向けのシステムを提供する企業です。公式サイトでは、客室サービス管理システム「Room Tag」を案内しており、フロントデスク、ハウスキーピング、メンテナンスの情報を共有する仕組みとして位置づけています。ホテルの予約・フロント業務と客室清掃の状態を近づけたい場合に、比較候補になりやすい企業です。

特徴と強み

Room Tagは、チェックアウト後の迅速な清掃、備品の手配、客室状態の共有といったホテル特有の業務を意識したサービスです。公式ページでは、部屋ごとの業務量と担当者の作業能率を見える化し、清掃業務の効率化につなげる考え方が示されています。単に完了・未完了を表示するだけでなく、客室タイプや作業量に応じて現場を見たいホテルに適しています。

得意領域・問い合わせ時の確認事項

ホテル・旅館で、フロントから客室清掃、メンテナンスまでの連携を優先する企業に向いています。問い合わせ時には、利用中のPMSとの連携方式、清掃指示やチェックリストの設定範囲、担当者の作業能率の定義、写真・忘れ物・再清掃の履歴管理を確認してください。Room Tagの導入と、貴社専用の追加開発や他社システムとの個別連携は別の契約になる可能性があるため、標準機能と追加費用を分けて聞く必要があります。

ホテルシステムと清掃管理を連携するイメージ

株式会社ナバックは、ホテル・旅館向けの宿泊管理システムを提供する企業です。公式サイトでは、ホテルシステムのほか、清掃管理システム「Li-nen」やクラウド型の「清掃管理システムLi-nenV2」を案内しています。予約・フロント・客室管理を一体で見直したい宿泊施設にとって、PMSを中心に清掃業務を組み立てる候補です。

ナバックの比較ポイントは、清掃だけを切り出すのではなく、宿泊施設の業務全体と接続して検討できる点です。予約変更や連泊、チェックアウト状況が清掃対象に影響するホテルでは、担当者が別の表を見て手入力するほど、伝達漏れが起きやすくなります。客室の状態をフロントや館内の表示と連携できれば、清掃完了を待つ部屋や点検が必要な部屋を共通の情報で確認しやすくなります。

ホテル・旅館で、PMSの入れ替えや客室管理の改善と同時に清掃を整えたい企業に向いています。クラウド型とオンプレミス型のどちらが対象になるか、Li-nenの契約範囲、既存PMSや自動精算機などとの連携、施設・客室・ユーザーの課金単位を確認してください。清掃会社が外部協力会社として参加する場合は、作業者のアカウント、スマートフォン対応、写真保存、権限の分離までデモで確認すると安心です。

株式会社アイカンシャ|民泊・簡易宿所の清掃受発注を自動化

民泊やホテルの客室清掃をスマートフォンで管理するイメージ

株式会社アイカンシャは、客室清掃管理システム「ミンクリ」を提供する企業です。公式サイトでは、民泊・簡易宿泊所・ホテルに対応し、PMS連携で清掃依頼を自動化するシステムとして案内されています。物件ごとにクリーナーを割り当て、宿泊予約が入ったときに担当者へ清掃依頼を送る運用を検討している企業に適した候補です。

特徴と強み

ミンクリは、清掃業務の受発注、担当者への依頼、リアルタイムの状況確認、部屋ごとの品質チェックをオンライン化する考え方です。管理者が電話やチャットで一件ずつ依頼する運用から、予約を起点に清掃タスクを作る運用へ移行しやすい点が特徴です。スマートフォン、タブレット、パソコンに対応すると案内されているため、管理者と現場スタッフで端末が異なる場合も比較しやすくなります。

得意領域・問い合わせ時の確認事項

複数の民泊・簡易宿所を運営する事業者、または清掃代行会社と物件管理者の間で依頼を整理したい企業に向いています。公式ページには客室清掃管理システム制作プラン600万円から、ランニングコスト年額102,000円という掲載がありますが、ページの掲載時期や個別条件によって変わる可能性があります。2026年時点の価格、PMSの種類、予約キャンセル・延泊・部屋変更時の再依頼、外国語表示、データ返却条件を必ず見積書で確認してください。

ダイキン工業株式会社|ビルメンテナンスの計画・報告・承認をクラウド化

ビルメンテナンスの作業計画と報告を管理するイメージ

ダイキン工業株式会社は、ビルメンテナンス業務支援サービス「DK-CONNECT BM」を提供しています。公式サイトでは、業務管理のワークプレイスとデータ管理のデータベースをクラウドで提供するサービスと説明されています。清掃だけでなく、建物・設備の保全、環境衛生、警備・防災などを含む施設管理全体のDXを進めたい企業に向く候補です。

特徴と強み

DK-CONNECT BMには、年次・月次・日次の計画管理、タスク管理、作業結果登録、作業結果報告、査収、報告書作成などの業務管理機能があります。建物情報、契約情報、作業履歴、連絡事項、点検表、ファイル管理、権限設定なども扱えます。公式サイトでは、300社以上のビルメンテナンス従事者の声をもとに機能を提供していると案内されており、紙帳票や表計算ソフトの転記を減らしたい現場で検討しやすいサービスです。

得意領域・問い合わせ時の確認事項

複数物件の定期清掃、協力会社への作業依頼、作業結果の査収、顧客向け報告書までを一元管理したいビルメンテナンス会社に向いています。清掃現場で使う点検表の再現性、スマートフォン・タブレットでの入力、写真やファイルの保存、契約単価・作業周期の管理、協力会社アカウントの権限を確認してください。清掃会社の請求や給与計算まで必要な場合は、会計・勤怠システムとの連携範囲を事前に確認することが大切です。

株式会社G-Smart|清掃報告や巡回・点検を現場アプリで標準化

現場報告アプリで清掃状況を共有するイメージ

株式会社G-Smartは、現場報告アプリ「Smart Attack」を提供する企業です。公式サイトでは、清掃報告の用途として、床や窓ガラスの状態などを記録し、従来と同じフォーマットの報告書を作成できる事例を紹介しています。清掃だけでなく、ビル管理、設備点検、巡回、住宅管理などの現場報告を同じ基盤へ集約したい企業に適した候補です。

特徴と強み

Smart Attackは、現場で入力した情報を報告書やデータベースに集約する現場報告基盤です。清掃専用の受発注や客室管理を最初から備えたサービスと比べると、既存の報告様式を生かしながら、写真、時刻、位置情報、チェック項目などを組み込む設計を考えやすい点が強みです。清掃以外の点検も同じ形式で記録するため、会社全体の現場データを横断して分析したい場合に候補になります。

得意領域・問い合わせ時の確認事項

清掃報告を顧客へ提出する企業、既存帳票のレイアウトを大きく変えたくない企業、清掃・設備保守・巡回を一つの現場報告基盤で管理したい企業に向いています。スマートフォンとタブレットの対応OS、オフライン時の入力と再送、写真の解像度や保存期間、位置情報の取得、CSV・Excel・PDF出力、API連携、1ユーザーあたりの料金を確認してください。清掃のアサインや請求まで必要なら、Smart Attack単体で足りる範囲と追加開発の範囲を分けて評価する必要があります。

清掃管理システムのパートナーを選ぶポイント

清掃管理システムの導入条件を確認するイメージ

6社は同じ種類のサービスではありません。タップとナバックは宿泊施設の客室管理・PMS連携寄り、アイカンシャは民泊・簡易宿所の清掃受発注寄り、ダイキン工業はビルメンテナンス全体の業務管理寄り、G-Smartは現場報告基盤寄りです。riplaは業務整理から個別開発までを相談しやすい候補として、標準サービスで足りない要件を含めて比較すると整理しやすくなります。

実績と経験は業態と業務フローで確認します

「清掃管理の実績があります」という一言だけで判断せず、自社と近い業態・規模・スタッフ構成の事例を確認してください。ホテルなら客室数、繁忙日の清掃件数、PMS、外国人スタッフの有無、ビルメンテナンスなら物件数、定期作業の周期、協力会社数、帳票の種類を伝えます。導入前後で、管理者の確認時間や報告漏れ率がどう変化したかまで聞ければ、導入後の運用を具体的に想像できます。

技術力は連携・現場端末・データ管理で評価します

確認すべき技術要件は、見栄えのよい管理画面だけではありません。PMS・予約・勤怠・会計とのAPI、APIがない場合のCSVやiCal、電波が弱い場所での一時保存、写真の圧縮と保存期間、多言語表示、端末の支給方法、権限、監査ログ、バックアップ、データ返却を質問票に入れます。個人情報保護委員会のガイドラインを踏まえ、氏名・位置情報・客室情報・写真を誰が見られるか、委託先や再委託先を含めて確認することも必要です。

プロジェクト管理体制と費用の境目を確認します

標準SaaSの初期設定、個別開発、データ移行、端末、教育、保守、連携費用を一つの金額で比較すると、安いか高いかを判断できません。2025〜2026年に公開されている例では、WorCleanが1〜15施設で月額9,800円、31〜60施設で月額49,800円、151〜200施設で月額179,800円を掲げ、Staybleは清掃完了1件50円の従量課金を案内しています。料金体系が違うため、月100件・50施設・100室など自社の実数で年間総額を試算してください。

個別開発では、現場の最小機能を300万〜800万円程度、PMS・勤怠・会計連携や品質・請求まで含む中規模を800万〜1,500万円程度と計画上の目安に置けます。ただし、これは清掃管理の公開価格を統一した相場ではなく、要件を清掃業務に当てはめた概算です。見積書では、要件定義、画面、API、テスト、移行、教育、保守を分け、納品後に誰が改善を担うかまで明記してもらうことが大切です。

よくある質問(FAQ)

清掃管理システムについて相談するイメージ

ここでは、清掃管理システムの開発会社を比較するときに寄せられやすい質問へ回答します。料金だけでなく、標準機能と個別開発の境目、現場で使い続けられる条件、導入の始め方を確認してください。

清掃管理システムとは何ですか?

清掃の依頼、作業予定、担当者、開始・完了、写真報告、品質確認、再清掃、承認、請求を一つの業務データとして管理する仕組みです。ホテルの客室清掃、ビル・商業施設の定期清掃、清掃代行会社の複数現場管理で必要な機能が異なるため、導入前に対象業態を決めることが重要です。

清掃管理システムの導入費用はいくらですか?

公開料金では、客室ステータスの共有に絞った月額数千円から、施設数課金の月額9,800〜179,800円、清掃完了1件50円の従量課金まで幅があります。個別開発であれば、要件の範囲によって数百万円から数千万円まで変動するため、施設数・客室数・清掃件数・ユーザー数と必要な連携を伝えて見積もりを取る必要があります。

清掃管理システムは最初からスクラッチ開発すべきですか?

最初から全社向けにスクラッチ開発する必要はありません。標準業務はSaaSやパッケージで始め、1施設・1工程のPoCで報告漏れ率や管理者の確認時間を測り、標準機能で吸収できない例外処理や連携だけを追加開発する段階導入が現実的です。複数事業・高度な原価管理・外部顧客ポータルまで必要になった時点で、個別開発の費用対効果を再評価します。

まとめ

清掃管理システムの導入方針を決めるイメージ

清掃管理システムの開発会社は、業態と業務フローで選ぶことが重要です。ホテル・旅館ではタップやナバック、民泊・簡易宿所ではアイカンシャ、ビルメンテナンス全体ではダイキン工業、帳票を含む現場報告の標準化ではG-Smartが比較候補になります。業務整理から自社向けの開発まで一気通貫で相談したい場合は、riplaを含めて検討してください。

比較時は同じ質問票で6社に確認します

問い合わせでは、清掃種別、施設・客室・物件数、PMS・勤怠・会計連携、課金単位、端末、オフライン、多言語、写真・位置情報の保存、導入支援、API、データ返却、個別開発の可否を同じ質問票で確認してください。「製品がある」ことと「自社向けの追加開発を請け負う」ことは同じではありません。標準機能、設定、連携、開発、保守を分けて比較することで、導入後の予算と責任範囲が見えやすくなります。

1現場のPoCから始めて定着を測ります

導入の第一歩は、全社展開の承認を取ることではなく、1施設・1工程で実データを使って試すことです。清掃員が片手で入力できるか、電波の弱い場所で報告が失われないか、欠勤・延泊・再清掃を処理できるかを確認し、利用率、入力時間、未報告率、再清掃率、問い合わせ件数を月次で見直します。厚生労働省の2026年研修資料でも、建築物衛生管理におけるデジタル技術の活用可能性や、清掃を含む検証が扱われており、紙の日報を置き換えるだけでなく、品質と人員配置を改善する運用へ広げることが求められています。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。