MySQLのシステム開発会社を選ぶときは、データベースの構築だけでなく、業務要件の整理、アプリ開発、データ移行、可用性、運用保守まで一体で任せられるかを確認することが重要です。
「MySQLのシステム」は、MySQLをデータベースとして使うWebシステム、業務システム、基幹システムなどを指す検索語として捉えられます。本記事では、株式会社riplaを最初に、MySQL公式パートナーや大規模なクラウド移行に対応する実在企業を計6社紹介します。各社の特徴に加えて、費用、移行、バックアップ、障害対応まで比較するため、発注先を探す際の材料としてご活用ください。
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・MySQLのシステム開発の完全ガイド
MySQLのシステム開発でパートナー選びが重要な理由

MySQLはテーブル間の関係を管理し、SQLでデータを登録・検索・更新・集計するリレーショナルデータベース管理システムです。顧客管理、販売・受発注、在庫、会計、人事、予約、ECなど、構造化されたデータを継続して扱う業務と相性がよい一方、MySQLを導入するだけで業務システムが完成するわけではありません。利用者の画面、API、認証、権限、帳票、外部サービス、監視、バックアップを含めた全体設計が必要です。
MySQLはデータベースであり、業務システム全体を設計します
受注と在庫引当を同時に処理する場合は、トランザクション、コミット、ロールバック、ロックの設計が業務データの整合性を左右します。利用者が増えれば、インデックスやSQLの実行計画、同時接続数、ピーク時のクエリを検証しなければなりません。さらに、レプリケーションやRead Replica、Group Replicationなどを使うか、障害時にどのサーバーへ切り替えるか、バックアップから何分で復旧するかも決める必要があります。そのため、DB構築だけを安く依頼するより、業務理解とアプリケーション設計を含めて相談できる会社を選ぶことが大切です。
見積もりはDB構築費だけでなく移行・運用まで比較します
2026年公開の一般的なシステム開発相場では、小規模な業務管理ツールが100万〜300万円、中規模の業務システムが500万〜1,000万円、大規模な基幹システムが1,000万円から数千万円以上、人月単価が60万〜200万円程度とされています(出典:SIA株式会社「システム開発の費用・相場 2026年版」、2026年)。MySQLを使うシステムの初期費用も、目安として小規模なら150万〜500万円、中規模なら500万〜1,500万円、大規模・基幹連携なら1,500万〜1億円超まで幅があります。これはMySQLのライセンス価格だけではなく、要件定義、設計、実装、テスト、データ移行、監視、保守を含む推定レンジです。見積書では、これらの作業がどこまで含まれているかをそろえて確認します。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。
特徴と強み
MySQLのシステム開発では、先にテーブルや画面を作るよりも、現場の業務フロー、例外処理、マスタ、権限、データの流れを整理することが成果への近道です。riplaは、業務上の課題をヒアリングしてシステム要件へ落とし込み、開発後の定着までを一つの流れで支援したい企業に適した相談先です。MySQLを採用する場合も、アプリケーションの構成、API、管理画面、認証、バックアップを業務要件に合わせて検討できます。
得意領域・実績
営業・顧客・生産・販売管理など、複数部門にまたがる基幹業務を一つのシステムへまとめたい企業や、既存のExcel・CSV・個別ツールを整理してデータ活用につなげたい企業が相談しやすい会社です。新規開発だけでなく、既存システムの改善、業務に合わせた機能追加、利用部門への導入支援まで含めて検討できます。問い合わせ時には、利用者数、業務範囲、既存データの量、外部連携、希望するRTOとRPOを伝えると、MySQLを含む構成を具体化しやすくなります。
SCSK株式会社|MySQLの設計・導入・運用を長期支援

SCSK株式会社は、MySQL公式のパートナーエコシステムに掲載されているシステムインテグレーターです。公式情報では、2004年からMySQLの設計・導入・運用・保守サービスを提供していると説明されています。業務システムの開発、ERP、ITインフラまで扱うため、MySQLを単体で構築するのではなく、周辺の業務アプリや基盤と合わせて相談したい企業が比較しやすい会社です。
特徴と強み
SCSKは、MySQLの専門性に加えて、システム開発とプラットフォームソリューションを組み合わせられる点が特徴です。公式のMySQLパートナー情報では、自社の基幹システムやERPパッケージ「ProActive C4」にMySQLを採用していること、MySQL HeatWaveを検証していることが紹介されています(出典:MySQL「パートナー エコシステム」、2026年確認)。ただし、自社の案件に同じ構成が適用できるとは限らないため、利用規模と要件に合わせた提案を依頼します。
得意領域・実績
複数部門で使う販売管理や基幹システム、既存のデータベースからの移行、クラウドを含むインフラ運用をまとめて検討したい企業に向いています。問い合わせの際は、MySQLのバージョン、データ容量、ピーク時の同時接続数、既存のOracleやSQL Serverとの連携、停止できる時間を共有します。設計書、ER図、DDL、バックアップ・リストア手順、監視設計、障害時の連絡体制が納品範囲に含まれるかも確認すると安心です。
株式会社システムエグゼ|DB移行からアプリ・インフラまでワンストップ

株式会社システムエグゼは、MySQL公式のパートナー情報で、MySQLをはじめとするデータベースの構築・運用実績を持つシステムインテグレーターとして紹介されています。アプリケーション開発からインフラ環境の構築まで対応し、MySQLの設計・構築・移行・保守・運用をワンストップで依頼できることが公開情報で確認できます。データベースだけでなく、データを使う業務アプリまで同じ相談先にまとめたい企業が候補にしやすい会社です。
特徴と強み
既存のMySQLが古くなっている、別のデータベースから移行したい、クラウドへ移す際の停止時間を抑えたいといった課題で相談しやすい会社です。移行では、SQLや文字コードの互換性確認、NULLや日付の扱い、採番方式、バッチの実行順、移行後の件数照合まで必要になります。現行環境の調査からテスト移行、本番切替、切り戻し手順までを工程として提示できるかを確認します。
得意領域・実績
データベース移行と業務アプリの改修を同時に進めたい企業、インフラとアプリの責任分界を明確にして運用を安定させたい企業に適しています。MySQLの構築経験だけではなく、類似するデータ量、移行元と移行先、性能試験の方法、夜間切替の経験を提案時に聞くことが重要です。移行後のSQLチューニング、監視、障害対応、バージョンアップを月額保守に含めるかも、初期見積もりと一緒に確認します。
日本電気株式会社(NEC)|高可用性・セキュリティ要件に対応

日本電気株式会社(NEC)は、MySQL公式のパートナー情報に掲載され、MySQL製品と関連サービスを扱う企業です。NECの公式製品情報では、MySQL Enterprise Security、MySQL Enterprise Backup、MySQL Group Replication、パーティショニングなどが紹介されており、大量データや高可用性、厳格なセキュリティ要件を持つシステムで検討しやすい構成です。金融、公共、医療など、停止や情報漏えいの影響が大きい業務では、製品と構築・運用の担当範囲を分けて確認します。
特徴と強み
高可用性を考えるときは、単にサーバーを2台にするのではなく、障害を検知する条件、切り替え時間、切り替え後のデータ整合性、復旧後の再同期まで決める必要があります。NECの公式情報では、MySQLのレプリケーションやGroup Replicationに関する製品・サービス情報が確認できます。最小権限、管理者の分離、通信と保存データの暗号化、監査ログ、バックアップの暗号化を要件に含めたい企業にとって、技術要件を相談しやすい候補です。
得意領域・実績
業務停止が許容されにくいシステム、個人情報や決済情報を扱うシステム、監査や障害報告の手順を厳密に管理したい企業で比較しやすい会社です。Enterprise Editionなどの商用機能が必要かどうかは、規模とリスクをもとに判断するため、機能一覧、サポート窓口、SLA、保守時間、障害時のエスカレーションを確認します。過剰な構成にしないためにも、RTOを何時間にするか、RPOを何分にするかを数値で提示して見積もりを依頼します。
株式会社NTTデータ|大規模業務とクラウド移行を含めて設計

株式会社NTTデータは、業務アプリケーション、クラウド、データ基盤、既存システムの移行などを幅広く扱う総合SI企業です。MySQL専業会社として紹介するのではなく、MySQLを含むデータベース基盤を既存の基幹システムや複数クラウドと接続し、全社規模で移行・運用したい場合の比較候補として位置付けます。公開情報だけでMySQLの具体的な担当範囲を断定せず、提案時にMySQLの類似実績と技術者体制を確認することが前提です。
特徴と強み
NTTデータの公式情報では、現行環境を運用やSLAまで調査し、オンプレミスとクラウドを比較したうえで、移行時の制約を整理する支援が紹介されています(出典:NTTデータ「クラウドリフトにおけるデータベース移行の課題と最新の動向」、2025年)。MySQLへの移行では、テーブル構造とデータだけでなく、ストアドプログラム、バッチ、接続ドライバー、文字コード、監視、バックアップの見直しが必要です。複数部署や拠点をまたぐ計画では、全体の移行ロードマップを描ける体制が強みになります。
得意領域・実績
金融、製造、流通、公共など、業務停止の影響が大きく、既存システムとの連携が多い案件で比較しやすい会社です。クラウド移行では、いきなり本番を動かすのではなく、現行調査、移行アセスメント、検証環境での性能試験、段階移行、切り戻し計画という順序で進めます。MySQLの実装を担当するチーム、アプリ改修のチーム、運用保守の窓口が誰になるかを確認し、再委託の有無や成果物の責任者も契約前に明確にします。
TIS株式会社|業務アプリからクラウド基盤まで幅広く比較

TIS株式会社は、MySQL公式のパートナーエコシステムに掲載されている国内SI企業です。公式情報では、MySQLを含むミドルウェアから、Oracle Fusion Cloud ERPなどの業務アプリケーション、OCIなどのPaaS・IaaSまで対応すると説明されています。MySQLを中心にしながら、会計、販売、顧客、データ活用などの周辺業務まで一緒に検討したい企業にとって比較しやすい会社です。
特徴と強み
MySQLを使ったWeb・業務システムを、ERPやクラウドサービス、外部APIと連携させたい企業が相談しやすい会社です。業務アプリを別の製品へ置き換える場合は、MySQLのテーブルだけでなく、マスタ、権限、ワークフロー、帳票、締め処理をどの方式へ移すかを整理します。公式情報ではMySQLに関する対応領域が確認できますが、自社業界の業務知識や直接の開発実績は提案時に提示を求めます。
得意領域・実績
業務要件が複雑で、データベース、アプリケーション、クラウド、外部サービスを横断して設計する必要がある企業に向いています。初回提案では、MySQLのバージョン、採用するクラウド、可用性の方式、データ移行の担当、監視とバックアップの運用者を明記してもらいます。5年間のTCOを比較する場合は、初期開発費だけでなく、クラウド利用料、サポート、バージョンアップ、追加改修、障害対応の費用も並べて判断します。
MySQLのシステム開発パートナー選びのポイント

6社を比較するときは、会社の知名度やMySQLという技術名だけで決めず、自社の業務と非機能要件に合うかを評価します。特に、直接のMySQL実績を公開している会社と、総合SIとして大規模な移行や周辺システムを扱う会社では、確認すべき質問が異なります。同じRFPを候補企業へ渡し、提案の前提条件と見積もり範囲をそろえることが重要です。
実績と経験は公開情報と提案資料で確認します
実績を確認するときは、「MySQLを使った案件があります」という説明だけで終わらせず、業種、利用者数、データ量、ピーク時の処理、構成、移行元、運用期間、担当工程を聞きます。可能であれば、匿名化された画面や構成図、性能試験の結果、障害対応の事例を提示してもらいます。MySQL公式のパートナー情報は、パートナーの存在や対応領域を確認する手がかりになりますが、自社と同じ条件の成果を保証する情報ではありません。最終的には、担当予定者との技術面談で確かめます。
技術力は性能・移行・セキュリティを横断して評価します
技術評価では、ER図やインデックス設計だけでなく、実行計画の確認、負荷試験、バックアップからのリストア、レプリケーションの遅延監視、障害時のフェイルオーバーを質問します。MySQLのバージョンは、長期安定運用を重視するLTSと新機能を早く取り込むInnovationのどちらを選ぶかが論点になります。MySQL公式マニュアルでは8.4をLTS系列として位置付け、LTSでは挙動の変更を抑え、長期サポートを重視する考え方が示されています(出典:MySQL 8.4 Reference Manual「Innovation and LTS」、2026年確認)。アプリケーションの互換性と保守担当者の更新計画を合わせて決めます。
プロジェクト管理と保守体制を契約前に確認します
要件定義の責任者、設計・開発の責任者、データ移行の責任者、リリース判定者を明確にし、定例会議や課題管理の方法を確認します。納品物は要件定義書、画面・API仕様書、ER図、DDL、テスト仕様書、移行手順、運用設計書、アカウント一覧まで具体化します。保守では、平日営業時間だけか24時間365日か、障害の一次応答時間、復旧目標、軽微改修の範囲、MySQLのパッチやメジャーバージョンアップの費用を確認します。Amazon RDS for MySQLを使う場合も、インスタンス、ストレージ、Provisioned IOPS、バックアップ、データ転送、Extended Supportなどが課金要素になるため、月額の前提を分解してもらいます(出典:AWS「Amazon RDS for MySQL pricing」、2026年確認)。
MySQLのシステム開発会社に関するよくある質問

MySQLのシステム開発を発注する前に、費用、クラウド、会社選びについてよく寄せられる疑問を整理します。MySQLのライセンスだけで判断せず、業務機能、データ移行、可用性、セキュリティ、保守を含めて考えることが回答の共通点です。
MySQLのシステム開発費用はいくらですか?
小規模な業務管理ツールなら150万〜500万円、中規模で500万〜1,500万円、大規模・基幹連携で1,500万〜1億円超が初期費用の推定目安です。画面数が少なくても、既存データのクレンジング、外部API、帳票、権限、性能試験、冗長化、夜間切替を含めると費用は増えます。初期開発費のほか、クラウドのDB、ストレージ、バックアップ、監視、保守費を分けて見積もり、3〜5年の総額で比較します。
MySQLはクラウドとオンプレミスのどちらがよいですか?
小規模から中規模で、バックアップ、パッチ、監視の負担を抑えたい場合は、Amazon RDS for MySQLなどのマネージドサービスが候補です。専用機器、既存ネットワーク、厳格な接続制約、特殊なミドルウェアがある場合は、オンプレミスやIaaSを比較します。クラウドは初期費用だけでなく、稼働時間、ストレージ、IOPS、転送量、バックアップ保持、冗長化、旧バージョンの延長サポートまで含めて月額とTCOを計算します。
MySQLに詳しい開発会社はどう見分ければよいですか?
MySQL公式のパートナー情報で設計・導入・運用などの対応領域を確認したうえで、自社と近い業種・データ量・利用者数・移行元の実績を質問します。技術者の資格だけでなく、SQLチューニング、負荷試験、リストア訓練、障害対応、バージョンアップを誰が担当するかも重要です。提案書では、成果物、体制、再委託、保守時間、SLA、追加費用の条件を明記してもらい、同じRFPで2〜3社を比較すると判断しやすくなります。
まとめ

MySQLのシステム開発会社を選ぶときは、MySQLを構築できるかだけでなく、業務要件、アプリケーション、API、認証、データ移行、バックアップ、監視、障害復旧、公開後の保守までを一つの計画として提案できるかを確認します。株式会社riplaは業務整理から開発・定着までを一気通貫で相談したい企業、SCSK株式会社はMySQLの長期運用と基幹システムを重視する企業、株式会社システムエグゼはDB移行とアプリ・インフラをまとめたい企業に比較しやすい候補です。
自社の規模とリスクに合う会社を比較します
日本電気株式会社(NEC)は高可用性やセキュリティ要件、株式会社NTTデータは大規模なクラウド移行や周辺システム連携、TIS株式会社は業務アプリからクラウド基盤までの幅広い設計を重視する場合に候補になります。MySQL公式の公開情報で直接確認できる実績と、総合SIとして確認できる移行・運用能力は分けて評価し、公開情報にない担当体制や類似事例は提案時に確認します。
最初にRFPと非機能要件を整理します
問い合わせ前に、対象業務、利用者数、画面数、ピークアクセス、データ量、既存システム、外部連携、権限、監査、RTO、RPO、希望時期、予算を整理します。同じ資料を候補企業へ渡し、初期費用、開発期間、クラウド月額、年間保守、データ移行、成果物、障害対応を同じ条件で比較してください。MySQL 8.4 LTSを採用するか、マネージドサービスを使うか、冗長化をどこまで行うかも、業務上のリスクと将来の運用体制から決めると、過不足の少ないシステム計画になります。
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・MySQLのシステム開発の完全ガイド
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
