Notionのシステム開発を依頼するなら、ページを作るだけでなく、業務整理・データベース設計・権限設定・移行・定着支援まで対応できる会社を選ぶことが重要です。
この記事では、Notionのシステム開発・導入におすすめの6社を、株式会社riplaを最初に紹介します。公開料金や認定・導入実績、得意領域を確認しながら、どのような会社が自社に合うのか、発注前に何を確認すべきかまで解説します。
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・Notionのシステム開発の完全ガイド
Notionのシステム開発でパートナー選びが重要な理由

Notionは、文書・Wiki・データベース・タスク・議事録・社内ポータルを一つのワークスペースにまとめられる便利なサービスです。一方で自由度が高いため、ページ階層やデータベースの分け方を誤ると、情報が重複し、誰も更新しないシステムになりやすい特徴があります。支援会社を選ぶときは、Notionを知っているかだけでなく、業務を整理して運用ルールまで設計できるかを確認する必要があります。
適切なパートナー選定が成否を分ける理由
Notionの導入では、最初に作った社内Wikiや案件管理の構造が、その後の入力方法や検索性を決めます。例えば、顧客・案件・タスクを別々のページにコピーすると、ステータスや担当者の更新が二重になり、会議で見ている数字と現場の情報がずれてしまいます。逆に、同じデータをリレーションでつなぎ、部門ごとにビューを切り替える設計にすると、一つの情報を複数の業務で使い回せます。
業務システムとして使う場合は、構築直後の見た目よりも、3か月後に現場が使い続けられるかが大切です。代表ユーザーを決めて入力ルールを試し、不要なプロパティを削り、更新期限と管理者を決めるところまで支援できる会社なら、導入後の手戻りを減らせます。
発注前に確認すべきポイント
見積もりを取る前に、対象業務、利用人数、既存データの量、連携したいサービス、機密情報の種類を整理します。さらに、成果物にワークスペース設定だけでなく、データベース設計書、権限表、移行結果、テスト計画、操作マニュアルが含まれるかを確認します。「Notion構築一式」とだけ書かれた見積もりでは、後から移行や研修が追加される可能性があります。
Notion公式の料金ページでは、Freeは無料、Plusは1メンバーあたり月額10ドル、Businessは月額20ドル、Enterpriseは個別見積もりと案内されています(出典:Notion公式料金ページ、2026年8月確認)。支援会社への費用とは別に、ライセンス、連携開発、データ移行、保守の費用が発生するため、総額で比較することが大切です。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。
特徴と強み
Notionを導入する目的を、単なる情報置き場の作成ではなく、業務の流れを改善することとして捉えられる点がriplaの強みです。現場へのヒアリングを通して、どの情報をNotionで管理し、どの情報を既存システムに残し、どこをAPIや外部サービスでつなぐのかを整理できます。要件定義から設計、開発、導入後の改善まで相談したい企業に向いています。
得意領域・実績
営業管理、顧客管理、生産管理、販売管理など、既存業務との接続が必要な領域を含めて検討できます。Notionだけで処理すべきでない会計・給与・在庫・決済のような情報についても、専用システムや外部データベースを正とし、Notionをナレッジ・業務フロント・可視化に使う構成を相談しやすい会社です。全社の業務課題を整理してから、必要な範囲を段階的に作りたい企業に適しています。
株式会社TEMP|Notion認定コンサルタントによる設計・定着支援

株式会社TEMPは、Notionの設計・構築・運用・レクチャーを支援する認定コンサルタント企業です。公式ページでは、2023年3月から累計100社以上を支援し、構築支援を含むプランの料金目安を20万円から、プロジェクト期間の目安を2か月からと公開しています。Notionの利用料は支援費用に含まれず、顧客側で契約・負担する形です。
特徴と強み
TEMPは、ワークスペースの初期設定、チームスペースやデータベースの設計、要件定義、実装、定例ミーティング、運用レクチャーまで一貫して支援しています。Notion AIエージェントの開発、既存ドキュメントの整理、ExcelやGoogleスプレッドシートからの移行、社内研修にも対応しているため、社内に推進担当者が少ない企業でも相談しやすいです。
得意領域・実績
公式サイトには、三菱電機の新規事業におけるナレッジ・議事録・プロジェクト管理、テレシーの案件管理・議事録・ナレッジベース、BIZARQ社会保険労務士法人の顧客管理・タスク管理・手続き管理などの事例が掲載されています。導入人数10名から50名程度の事例も確認できるため、まず一部門で始めて運用を固めたい企業や、中小企業の業務整理に向いています。公開価格を基準にしつつ、移行件数や連携数を追加条件として見積もると比較しやすいです。
株式会社ナカヨカ|パッケージと運用代行で小規模導入を支援

株式会社ナカヨカは、Notionの初期構築・導入・管理を代行し、業務改善コンサルティングも提供しています。公式サービスページでは、法人30社以上の導入実績、初期構築費用30万円から、サポート費用月額1万円からを案内しています。労務プランは29万8,000円から、営業プランは39万8,000円から、エンタープライズは問い合わせとなっており、公開価格を見ながら相談できる点が特徴です。
特徴と強み
ナカヨカのサービスは、顧客・案件・タスク・社員・議事録・日報・ナレッジなど、よく使われる業務をパッケージとして整理している点に特徴があります。ヒアリング、全体設計、構築、導入サポート、保守管理という流れが示されており、要件を一から考える時間がない企業に適しています。導入後も管理を任せたい場合は、月額サポートの対応範囲と、社内で引き継ぐ作業を契約前に確認します。
得意領域・実績
営業プランでは、顧客関係管理、売上予実、KPI、タスク、プロジェクトなどをまとめて整備できます。労務プランでは日報、勤怠、社員管理を対象にできるため、バックオフィスや営業部門から始めたい企業と相性がよいです。初期構築費と運用費が公開されている一方、複雑なAPI連携や大量データ移行は個別条件になるため、見積もりでは標準パッケージとの差分を明示してもらいます。
株式会社ノースサンド|業務・組織変革とNotion活用を組み合わせる

株式会社ノースサンドは、企業向けのNotion導入・活用コンサルティングを提供する実在のコンサルティング会社です。公開情報では、社内ポータル、ナレッジ共有、議事録、部門管理などの用途を挙げ、Notionを使った情報活用と業務・組織変革を組み合わせて支援しています。料金は公開されていないため、対象人数や全社展開の範囲を前提に個別見積もりを取る必要があります。
特徴と強み
Notionを導入しても、部門ごとにページを作るだけでは情報の持ち方が変わらず、会議や承認の進め方も改善されないことがあります。ノースサンドのように、業務プロセスや組織の変化まで含めて支援する会社なら、ツール導入をきっかけに会議体、ナレッジの公開範囲、意思決定の流れを見直せます。全社ポータルを作る場合は、現場の利用率を高めるコミュニケーション設計も重要です。
得意領域・実績
社内ポータルやナレッジ基盤を全社へ展開したい企業、部署単位でばらばらになった情報を統合したい企業に向いています。発注前には、Notionのページを作る作業と、業務改革のコンサルティングがどこまで見積もりに含まれるかを分けて確認します。特に、経営層の合意形成、各部門のオーナー設置、移行対象の棚卸し、利用状況の測定まで依頼できるかが比較ポイントです。
野村総合研究所のaslead|大企業の導入・セキュリティ・運用を支援

野村総合研究所のasleadは、企業向けNotionの導入前から導入後まで、専任サポート、業務フローに合わせたカスタマイズ、トレーニング、段階導入を案内しています。公式ページでは、導入時の業務フロー設計や最適な設定の提案、全社員向けのトレーニング、運用指導、高度なセキュリティ対策を支援内容として示しています。料金は個別相談となります。
特徴と強み
従業員数が多い企業では、ワークスペースの設計だけでなく、ID管理、アクセス権限、部門間の情報公開範囲、既存のIT運用との接続が課題になります。Notion公式料金ページでは、BusinessにSAML SSO、EnterpriseにSCIM、監査ログ、SIEM・DLP接続、EnterpriseのAI利用時にLLM提供者がゼロデータ保持となる機能が案内されています(出典:Notion公式料金ページ、2026年8月確認)。プランの機能だけでなく、自社のセキュリティ基準に沿って設計・申請できる支援体制を評価します。
得意領域・実績
大企業や複数部門を持つ組織で、段階的に全社展開したい場合の候補です。まず一部門で導入し、ポータル、ナレッジ、議事録、業務フローを検証してから対象を広げる進め方を取りやすいです。顧客情報や従業員情報を扱う場合は、SAML SSOだけで十分か、SCIMや監査ログが必要か、外部共有をどこまで許可するかを、情シス・法務・現場の三者で決めます。
ネクストモード株式会社|クラウド・SaaS運用とNotionの内製化を支援

ネクストモード株式会社は、AWSやSaaSに強みを持つクラウド専業会社です。Notionの販売代理店として、ライセンス提供に加え、導入設計、PoC、構築代行、問い合わせ対応、継続運用支援を案内しています。公式ページでは、自社でNotionを徹底活用して得た知見を共有し、顧客が導入後に自走できるよう支援することを特徴として説明しています。
特徴と強み
Notionだけでなく、SlackやGoogle WorkspaceなどのSaaS、クラウド基盤、ID管理をまとめて相談したい企業に向いています。外部ツールとの連携では、Notion APIやWebhooksを使った同期、失敗時の再送、重複登録の防止、監視ログが必要になります。Notionのページを作るだけで終わらせず、SaaS全体の運用設計と内製化を進めたい場合に、クラウドの知見を生かしやすい会社です。
得意領域・実績
NotionのEnterpriseプランを検討している企業、既存のSaaSをつなげて業務の入口を一つにしたい企業、導入後の問い合わせや運用ルールを内製化したい企業に適しています。販売代理店から購入する場合でも、ライセンス費と構築・運用支援費は分けて見積もってもらいます。特に、対応時間、問い合わせ方法、障害時の切り分け、契約終了時のデータエクスポートを確認すると安心です。
株式会社キーウォーカー|データ活用・API連携・Notion AIに強い新しい選択肢

株式会社キーウォーカーは、データ活用や分析基盤の構築を手がける企業です。2026年6月4日の発表で、Notionが認定する公式パートナー制度「Notion Solutions Partner」に認定され、Notion導入・活用支援サービスを開始したと公表しています。料金は公開されていないため、データ連携の対象や研修の範囲を明確にして個別見積もりを依頼します。
特徴と強み
公式発表では、データベース設計、社内データベースやSaaSとのAPI連携、Notion AIの自動化、管理者・一般ユーザー向けの研修を支援内容として挙げています。情報を集めるだけでなく、整理・蓄積・可視化・分析までつなげたい企業にとって、比較しやすい候補です。AIを使う場合は、入力する情報の分類、権限、プロンプトや自動化の管理者、誤回答の確認方法まで要件に含めます。
得意領域・実績
既存のCRM、営業データ、社内DBなどをNotionへ連携したい企業や、情報を分析・可視化する仕組みまで発展させたい企業に向いています。2026年に公式パートナー認定とサービス開始が発表された新しい選択肢であるため、提案時にはNotion案件の担当者、類似規模の実績、API開発の担当範囲、保守体制を具体的に確認します。新しい技術を取り入れつつ、引き継ぎ可能な設計書とソースコードの扱いを契約に定めることが重要です。
Notionのシステム開発パートナーを選ぶ4つのポイント

6社は、公開価格を見ながら小規模に始めたい会社、業務改革や全社定着を重視する会社、セキュリティやSaaS運用を重視する会社、APIやデータ活用を重視する会社に分けて比較できます。会社の知名度だけで決めず、自社の課題と必要な成果物が合うかを確認します。
実績と経験の確認方法
実績を見るときは、導入社数だけでなく、業種、利用人数、対象業務、成果物を確認します。社内Wikiだけの事例と、顧客・案件・タスクをリレーションで管理した事例では、必要な設計力が異なります。可能であれば、同規模の企業で、導入後3か月以上運用した担当者の話を聞き、利用率や検索時間、更新漏れがどう変わったかを確認します。
技術力と専門性の評価
API連携を依頼するなら、連携先、同期方向、実行頻度、失敗時の再送、重複防止、認証情報の管理、ログの保存期間を提案書に書いてもらいます。Notionの公開APIやWebhooksを使える場合でも、すべての業務処理をNotionへ寄せてよいとは限りません。会計・給与・在庫・決済のように厳格な整合性が必要な領域は、外部DBや既存基幹を正とし、Notionは検索・説明・申請前の整理に使う設計が安全です。
プロジェクト管理体制の確認
担当コンサルタント、設計者、API開発者、テスト担当者、導入後の窓口を誰が担うのかを確認します。要件定義の回数、定例会の頻度、レビュー方法、データ移行のリハーサル、権限テスト、研修回数、保守時間を見積もりへ入れてもらうと、会社ごとの違いが見えます。再委託がある場合は、再委託先、情報管理、障害時の責任分界も確認します。
RFPに入れる質問
RFPには、第一に対象業務と対象外の業務、第二に利用者数と権限区分、第三に移行するファイル・ページ・データベース、第四に連携するSaaSと同期条件、第五に必要な研修と運用マニュアルを記載します。加えて、納品物の所有権、APIコードや自動化設定の引き渡し、バックアップとエクスポート、契約終了時の削除、個人情報の取り扱い、保守の対応時間も質問します。回答が具体的な会社ほど、発注後の認識違いを減らしやすいです。
よくある質問

Notionのシステム開発では、料金、向き不向き、セキュリティ、導入期間について相談されることが多いです。ここでは、発注前に判断しやすいように結論から回答します。
Notionのシステム開発費用はいくらですか?
小規模な初期構築は20万〜40万円程度が目安です。TEMPは構築支援を20万円から、ナカヨカは初期構築を30万円から公開しています。部門横断の設計・移行・連携・研修まで含める場合は50万〜200万円程度、全社の権限・SSO・監査・大量移行を含む場合は300万〜1,000万円以上になることもありますが、後者は一般的な業務システムの工程から見た推定であり、Notionの定価ではありません。
Notionはどのような業務システムに向いていますか?
社内Wiki、社内ポータル、議事録、案件・タスク管理、採用・オンボーディング、問い合わせ受付、ナレッジ検索などに向いています。ページとデータベースを組み合わせて、同じ情報を部門ごとのビューで見せられるためです。一方、会計、給与、在庫、決済、大量同時更新、秒単位の厳密な処理は専用システムや外部DBを正とし、Notionと役割分担することが安全です。
Notionに顧客情報や従業員情報を置いても安全ですか?
安全性は、Notionの認証取得だけでなく、自社の権限設計や情報分類と合わせて判断します。NotionはSAML、SCIM、監査ログ、SIEM・DLP接続などをプラン別に案内していますが、必要な機能が契約プランに含まれるかを確認します。個人情報を扱う場合は、委託先・再委託先、越境移転、DPA、退会時の削除とエクスポート、AIに入力するデータの範囲について、情シスと法務で確認します。
テンプレートを買うだけでNotionのシステムは作れますか?
単純な社内Wikiや個人のタスク管理なら、テンプレートから始められます。ただし、既存データの移行、複数部門の権限、顧客・案件・タスクのリレーション、SaaS連携、研修まで必要なら、業務整理を含む導入支援を依頼したほうが安全です。最初は30日程度のMVPで一つの業務を試し、90日程度で利用状況と更新ルールを見直してから対象を広げる進め方が現実的です。
まとめ

Notionのシステム開発会社を選ぶときは、ページの作成費だけでなく、業務整理、データベース設計、権限、既存データの移行、API連携、テスト、研修、保守まで含めて比較します。小規模に価格を抑えて始めたい場合はTEMPやナカヨカ、業務改革や全社定着を重視する場合はノースサンド、セキュリティや大企業の運用を重視する場合はNRIのaslead、クラウド・SaaS運用や内製化ならネクストモード、データ活用やAPI連携ならキーウォーカーが候補になります。業務要件から一気通貫で相談したい企業にはriplaが適しています。
Notionは、すべての業務を置き換えるための万能な基幹データベースではありません。情報を探す時間、更新漏れ、会議後のタスク停滞を減らすために、Notionへ寄せる領域と既存システムに残す領域を決めることが成功の近道です。まずは対象業務を一つに絞り、成果指標と運用オーナーを決めたうえで、複数社へ同じ要件を提示して比較します。
▼全体ガイドの記事
・Notionのシステム開発の完全ガイド
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
