結論:オンライン試験システムの開発費用は、社内テスト向けのクラウドなら初期20万円〜300万円、
独自の受験者管理や監視を含む専用開発なら500万円〜2,000万円、大規模なCBT基盤なら数千万円〜数億円が目安です。
ただし、同じ「オンライン試験」でも、受験者数、IBTかCBTか、本人確認や不正監視の厳格さ、
既存システムとの連携、試験運営をどこまで外部に任せるかで費用は大きく変わります。
この記事では、2026年時点で確認できる公開料金や公的な試算をもとに、オンライン試験システムの費用相場、
内訳、価格が変動する要因、開発期間、見積もりの見方、コストを抑える方法まで解説します。
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・オンライン試験システム開発の完全ガイド
オンライン試験システムの費用相場はどれくらいですか?

オンライン試験システムの費用相場は、標準機能を使うクラウド、機能を追加した専用環境、
試験運営まで含めた大規模基盤の順に高くなります。まずは自社の試験をどの規模と厳格さで実施したいかを整理し、
下記のレンジを予算の仮置きにすると見積もりを比較しやすくなります。
数十人から数百人の社内試験は月額型が中心です
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
研修後テスト、社内資格、昇格試験のように受験者が数十人から数百人で、問題形式も選択式と記述式が中心であれば、LMSや試験機能付きクラウドを使う方法が現実的です。
初期設定、問題登録、権限設定を含めて20万円〜300万円程度、利用料は月額1万円〜50万円程度を予算の起点にできます。受験者ID数、同時アクセス数、問題登録代行、サポート範囲によって変動します。
公開料金の具体例として、株式会社インソースのLeafは、50IDで月額16,250円、300IDで月額67,500円。
1,000IDで月額115,000円、3,000IDで月額225,000円と案内しています。
これはLMSの基本利用料であり、テスト制限時間機能は初期120万円〜。シャッフルテスト機能は初期240万円〜です(出典:株式会社インソース「Web試験運用パッケージ」、2026年確認)。
この事例からも、月額そのものだけでなく、厳正な試験に必要な追加機能の初期費用を分けて見る必要があります。
数千人規模の専用環境は500万円以上になりやすいです
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- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
受験者が数千人に増え、問題バンク、受験資格、団体申込、決済、合否通知、SSO、API連携、監査ログなどを求める場合は、標準クラウドの範囲を超えやすくなります。
パッケージ導入や専用クラウドの初期費用は500万円〜2,000万円程度に広がり、年間の保守・クラウド・サポート費用が別に発生することも多いです。
既存の人事DBや会員DBと双方向に連携する場合は、連携先ごとに設計、認証、テストの工数が加わります。
この価格帯では、画面を作る費用よりも、問題データを安全に登録して出題する仕組み、アクセス集中に耐える基盤、障害時に受験を再開できる運用。監視ログを確認する管理画面の比重が大きくなります。
初期費用だけを比較すると安く見える提案でも、問題移行や試験当日の立ち会いがオプションになっていないか確認することが重要です。
大規模CBTや独自基盤は数千万円から数億円まで広がります
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- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
国家資格、入試、全国検定などで数万人が受験し、複数会場、本人確認、試験監督、会場端末、問い合わせ窓口、振替、合否処理まで必要になると。費用は数千万円〜数億円になり得ます。
厚生労働科学研究の医師国家試験CBTトライアルに関する試算では、TAOクラウドの初期開設費用を含め。
年間でおおむね700万円〜800万円程度という例が示されています(出典:厚生労働科学研究補助金「CBTシステムの費用概算」、2025年公開資料)。
一方、別の大規模CBT試算では、TAO実装や問題バンクなどを含む開発費2億6,800万円の例もあります。これらは医療系試験や研究上の特殊条件を含む事例で、市場全体の平均価格ではありません。
ただし、同じオンライン試験でも、単なるWebテストと、試験制度・会場・監査・運営事務局を備えた基盤では予算の桁が変わることを示しています。
大規模案件では、開発費だけでなく、会場費、端末費、監督者、コールセンター、脆弱性診断、保険、障害時の再試験費用まで含めて総額を把握します。
オンライン試験システムの費用内訳は何ですか?

見積書では、開発費を一つの総額にまとめず、企画・要件定義、画面とデータの設計、開発、
試験問題の移行、外部連携、セキュリティ、テスト、運用準備、保守に分けて確認します。
オンライン試験では、受験画面だけを作っても本番運営は成立しないため、試験前後の業務まで費用項目に入れることが大切です。
企画・要件定義では試験制度と運用範囲を整理します
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要件定義では、誰が、いつ、どこから、どの端末で受験するかを決めます。受験者登録、受験資格、試験科目、配点、合格基準、免除、再受験、途中保存、記述答案の採点、結果通知までを業務フローに落とし込みます。
採用試験なのか、社内昇格なのか、資格検定なのかで、必要な本人確認と監査証跡が異なるため、用途を曖昧にしたまま開発会社へ依頼すると手戻りが増えます。
また、IBTで自宅受験にするか、CBTでテストセンター受験にするか、LMSのテスト機能で済ませるかを比較します。
株式会社CBT-SolutionsのIBTサービスでは、問題・選択肢のランダム出題、試験前の環境チェック、即時採点、CSV出力、決済。
振替対応などが案内されています(出典:株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ「IBT」、2026年確認)。
機能が多いほど安心とは限らず、実際に必要な運用だけを選ぶことが費用最適化につながります。
問題バンク・受験画面・管理画面の開発費が発生します
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受験者向けには、ログイン、本人確認、環境チェック、試験開始、問題表示、残り時間、見直し、提出、結果確認の画面が必要です。
管理者向けには、問題登録、出題範囲、配点、ランダム化、受験者管理、採点、合否判定、帳票出力、操作ログの機能が必要です。
動画や音声、画像、数式、長文記述を扱う場合は、ファイル配信、容量、ブラウザ差異、採点方法が増えるため、選択式だけの試験より工数が増えます。
問題の登録を手作業で行うのか、既存ExcelやCSVから移行するのか、作問者が直接登録するのかでも費用が変わります。
数千問の問題を移行する案件では、項目の標準化、正解データの確認、画像の権利確認、出題ミスの検証が必要です。
問題の中身を開発会社が保証するわけではないため、主催者側のレビュー担当者と承認フローも先に設計します。
本人確認・不正対策・試験運営が費用を大きく左右します
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オンライン試験の費用差が大きくなりやすいのは、本人確認と不正対策です。
メール認証だけなら追加費用を抑えやすい一方、顔写真付き本人確認書類、顔認証、カメラ・マイク監視、視線や離席の検知、人によるリアルタイム監督。
録画映像の事後レビューを組み合わせると、システム費と運用人件費が増えます。
生成AIを使った不正回答や画面外の情報利用も想定し、問題プールや選択肢のシャッフル、ブラウザ制御、監視ログ、人手による再判定を組み合わせる設計が必要です。
監視映像や音声、顔画像は、個人情報保護委員会のガイドラインで個人に関する情報に含まれ得ると説明されています。
(出典:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)
」、2026年6月一部改正)。
利用目的、同意、委託先、保存期間、閲覧権限、削除方法、誤検知時の異議申立てを設計しないまま監視機能を追加すると、費用だけでなく法務・運用の負担も増えます。
オンライン試験システムの価格が変動する要因は何ですか?

同じ機能名でも、必要な品質水準が異なれば見積もりは変わります。特に受験者数、同時アクセス、
試験方式、問題形式、外部連携、可用性、運用代行の六つを切り分けると、提案書の価格差を説明しやすくなります。
受験者数より同時アクセス数が重要です
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- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
年間の受験者数が1万人でも、1年間に分散して受験するなら、同時アクセスは数十人かもしれません。反対に、入社試験を一斉に実施するなら、受験者が500人でも開始時刻にアクセスが集中します。
見積もりには年間受験者数だけでなく、ピーク時の同時接続数、試験時間、画像や動画の容量、リトライの発生量を記載します。同時接続数を抑えるため、受験開始時刻を分散する方法もあります。
試験の公平性や受験者の利便性が許せば、予約枠を設けてピークを平準化できます。逆に、一斉試験が必須なら、負荷試験、データベースの冗長化、配信基盤、監視体制の費用を削らないことが重要です。
IBTとCBTの選択で必要な費用が変わります
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
IBTは自宅や職場から受験でき、会場費を抑えやすい方式です。ただし、受験者の端末・ブラウザ・通信環境がばらばらになるため、環境チェック、問い合わせ、障害時の振替、本人確認、監視に費用がかかります。
CBTはテストセンターの端末や監督者を標準化しやすい一方、会場の確保、端末、監督、会場間の運営設計が必要です。
日本通信紙株式会社の公開事例では、約45,000名の資格試験について、Web申込、決済代行、CBTシステムの開発・運営、試験会場、合否通知。
コールセンターまで受託しています(出典:日本通信紙株式会社「PBT試験からCBT試験へ移行」、2026年確認)。
このような運営一括型では、システムのライセンスだけでなく、試験を安全に実施する業務全体が見積もり対象になります。
既存システム連携とセキュリティ要件が工数を増やします
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
人事システム、会員DB、学校の学務システム、LMS、決済サービス、資格証発行、SSOと連携する場合は、データ項目、認証方式、同期タイミング。エラー時の再送を決めます。
CSVの一括取込だけなら比較的短期間で進められますが、APIやリアルタイム連携、複数システムのマスター統合まで行うと設計とテストの費用が増えます。
連携先の仕様変更に備え、保守契約の対象範囲も明記します。
セキュリティでは、TLS通信、保存データの暗号化、多要素認証、権限分離、監査ログ、バックアップ、脆弱性診断、インシデント連絡、委託先管理を検討します。
IPAは2026年2月にIT製品の調達におけるセキュリティ要件リスト活用ガイドブック第2.1版を公開しています(出典:独立行政法人情報処理推進機構。2026年)。
RFPに要件を入れておけば、会社ごとに異なる「安全対策込み」の意味を比較できます。
オンライン試験システムの開発期間と進め方はどうなりますか?

標準クラウドの設定と問題登録なら1〜3か月、既存LMS・人事・決済・API連携や監視要件を含むと3〜6か月、
独自の問題バンク、本人確認、大規模負荷試験、会場運営まで含むスクラッチ開発なら6〜12か月以上を見込むのが一般的です。
公開されている大規模CBTの試算でも、4名体制で8か月のプロジェクト業務が置かれており、
要件が多い試験ほど準備期間が長くなります。
要件定義とPoCで実現性を確かめます
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
最初に現行の試験業務を棚卸しし、受験者の申込から合否通知までを図にします。そのうえで、受験方式、問題形式、監視レベル、連携先、保存するデータ、障害時の対応を決めます。
高度な機能をいきなり本番開発するのではなく、少数の受験者と代表的な問題を使ったPoCで、端末互換性、本人確認、採点、通信断からの復旧を確認します。
PoCの対象を広げすぎると、本開発と同じ費用になるため、検証したいリスクを三つ程度に絞ります。たとえば自宅受験でのカメラ確認、既存LMSからの受験者連携、同時アクセス時の応答速度を確認します。
PoC後に継続する機能と見送る機能を決めれば、不要な作り込みを避けられます。
少人数パイロットから本番へ段階的に広げます
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
本番前には、受験者の一部を対象にパイロットを実施します。
ログインできない、スマートフォンで表示が崩れる、カメラを許可できない、途中で通信が切れる、記述答案が保存されないといった問題を発見し。FAQや問い合わせ手順に反映します。
試験終了後は、合否判定と通知だけでなく、監視ログの確認、再採点、再受験、個人情報の削除まで確認します。一度にすべての試験を移行せず、社内研修や模擬試験から始める方法もあります。
小さな運用で問題データの品質と担当者の習熟度を高めてから、採用試験、昇格試験、外部向け資格試験へ拡張すると、本番事故のリスクを抑えやすくなります。
オンライン試験システムのコストを抑えるポイントは何ですか?

費用を下げるときは、機能を一律に削るのではなく、試験の失敗時に損失が大きい領域へ予算を配分します。
社内研修の理解度確認に国家資格レベルの監視を導入しても、費用に見合う効果を得にくい一方、
資格試験で負荷試験や障害対応を削ると、再試験や信用低下のコストが大きくなります。
標準機能を使い差別化部分だけ開発します
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
申込、ログイン、メール通知、選択式の採点、CSV出力、基本的な権限管理まで独自開発すると、既存サービスにある機能へも費用を支払うことになります。
標準クラウドや試験エンジンで共通機能をまかない、独自の出題ルール、業務固有の合否判定、既存DB連携など。競争力や運用上の差別化に直結する部分だけをカスタマイズする方法が効果的です。
ただし、標準機能を選ぶときは、データをエクスポートできるか、問題資産の所有権は誰にあるか、解約後に受験履歴を取り出せるか、APIやSSOが使えるかを確認します。
初期費用が安くても、将来の移行が難しいサービスを選ぶと、長期の総保有コストが高くなるためです。
問題登録・問い合わせ・監視の運用を効率化します
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
試験のたびに担当者が受験者を登録し、メールを送り、採点し、結果を転記していると、システム導入後も人件費が減りません。
受験者データの一括登録、予約枠、リマインド、問題のCSV登録、自動採点、結果帳票、問い合わせテンプレートを整えると、毎回の運用工数を抑えられます。
運用代行を外部へ依頼する場合も、どの作業を内製し、どの作業を委託するかを分けると費用を調整できます。
監視については、すべての受験を人が常時確認するのではなく、本人確認と自動検知で候補を絞り、疑わしいケースだけ人がレビューする設計もあります。
ただし、自動判定だけで不合格にせず、誤検知の確認、合理的配慮、異議申立て、障害時の救済を設けます。公平性を保つ運用設計が、結果的に再試験費用や問い合わせ対応費用の抑制につながります。
段階導入と契約方式を使い変更リスクを抑えます
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
要件が固まっていない段階で、すべてを固定価格の請負契約にすると、変更が発生したときに追加費用が膨らみます。まず要件定義とPoCを準委任で行い、仕様が固まった機能から段階的に開発する方法を検討します。
初回は数百人の社内試験に限定し、必要な機能と運用負荷を測ってから、数千人規模へ拡張すると過剰投資を避けやすくなります。
見積もりの比較では、初期費用、月額・年額、従量課金、決済手数料、監視費、問い合わせ費、問題登録費、追加ストレージ、同時接続超過、保守、脆弱性診断。バージョンアップを3年程度の総額で確認します。
費用が安い提案では、何が含まれていないかを確認することが、後からの予算超過を防ぐポイントです。
オンライン試験システムの見積もりで確認すべき項目は何ですか?

見積もりを依頼するときは、「オンライン試験システム一式」だけでなく、受験者規模、
試験回数、同時接続数、問題数、問題形式、監視レベル、連携先、運用分担、必要なSLAをRFPに記載します。
条件がそろっていない見積もりは、会社ごとに前提が違うため、金額だけで優劣を判断できません。
受験者数・問題数・運用分担を同じ条件で提示します
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
最低限、年間の延べ受験者数、1回あたりの受験者数、ピーク時の同時接続数、試験時間、年間の試験回数を示します。問題は、選択式、複数選択、記述、動画・音声、画像の数と、既存データの形式を記載します。
さらに、受験者登録、作問・登録、監視、採点、合否判定、問い合わせ、結果通知、合格証発行を誰が担当するかを明確にします。
たとえば、数百人の社内試験で、LMSの既存アカウントを使い、選択式を自動採点し、監視は行わない場合と、数千人の資格試験で、本人確認、カメラ監視、決済。
API連携、コールセンターを求める場合では、同じ「試験システム」でも比較対象が異なります。
仕様書では、必須、できれば必要、将来対応の三段階に分けると優先順位を共有しやすくなります。
開発会社と運営会社の対応範囲を分けて比較します
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- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
システムを開発できる会社と、試験運営を一括して任せられる会社は必ずしも同じではありません。
候補会社には、開発実績だけでなく、申込、決済、試験監督、問い合わせ、障害時の振替、合否処理、個人情報の削除まで対応できるかを確認します。
試験当日の責任者、連絡手段、対応時間、復旧目標、再試験の扱いを契約書やSLAに記載します。
デモでは、受験者画面だけでなく、問題登録、ランダム出題、権限管理、監視ログ、採点訂正、CSV/API連携、結果通知を実際に操作します。
ベンダーが公表する導入件数や受験者数は参考になりますが、自社と同じ試験方式、同じピーク負荷、同じ監視要件での実績かを確認することが大切です。
初期費用ではなく3年間の総保有コストで判断します
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- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
クラウドは初期費用を抑えやすい一方、受験者数や保存容量に応じて利用料が続きます。
買い切りやオンプレミスは月額を抑えられる場合がありますが、サーバー更新、監視、バックアップ、脆弱性対応、障害復旧を自社が負担します。
スクラッチ開発は業務に合わせやすい反面、開発後の保守担当者と改修予算が必要です。
3年間の比較表には、初期開発、移行、導入支援、月額・年額、クラウド、決済、監視、問い合わせ、保守、追加開発、セキュリティ診断、試験当日の運営を入れます。
受験者一人あたりの費用だけでなく、担当者の作業時間、再試験、障害対応、ベンダー変更時の移行費用も含めると、実際の経営判断に近い数字になります。
オンライン試験システムのよくある質問

オンライン試験システムの費用を検討するとき、料金表だけでは判断しにくい疑問が出てきます。
ここでは、導入前に特に相談されやすい質問へ、費用と運用の両面から回答します。
小規模な社内試験ならオンライン試験システムを開発すべきですか?
受験者が数十人から数百人で、選択式の研修テストを実施するだけなら、LMS内蔵のテスト機能やクラウドサービスから検討する方法が適しています。
初期開発よりも、月額利用料、問題登録、アカウント管理、サポートを含む総額で判断すると、
過剰な独自開発を避けられます。
オンライン試験にカメラ監視や顔認証は必須ですか?
すべての試験で必須ではありません。研修の理解度確認なら問題のランダム化と制限時間だけで足りる場合がありますが、
採用、昇格、資格、入試のように本人性と公平性が重要な試験では、本人確認や監視を検討します。
監視の範囲は、試験の重要度、受験者のプライバシー、合理的配慮、誤検知時の人手確認を踏まえて決めます。
クラウドとスクラッチ開発はどちらが安いですか?
短期間で標準的な試験を始めるなら、初期費用を抑えやすいクラウドが有利になりやすいです。
独自の受験資格、複雑な採点、既存システムとの連携、厳格な監査が必要なら、スクラッチや専用環境が業務に合う場合があります。
初期費用だけでなく、3年間の利用料、保守、改修、移行性、運用担当者の工数を含めて比較することが大切です。
オンライン試験システムの開発にはどのくらいかかりますか?
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
標準クラウドの設定と問題登録なら1〜3か月、既存システム連携や監視を含む専用開発なら3〜6か月、独自基盤と大規模負荷試験を含む場合は6〜12か月以上が目安です。
問題データの準備、利用規約や個人情報の整理、受験者向け案内、パイロット、試験当日の運用訓練も必要になるため、開発会社との契約前から準備を始めます。
まとめ

オンライン試験システムの費用は、社内テスト向けクラウドなら初期20万円〜300万円、
専用環境やパッケージなら500万円〜2,000万円、大規模CBTや独自基盤なら数千万円〜数億円が目安です。
実際の金額は、受験者数ではなく同時アクセス、IBT・CBTの方式、問題形式、本人確認・監視、
既存連携、試験運営の範囲で変わります。
まずは試験の目的と失敗時の影響を定義し、標準クラウド、試験特化サービス、パッケージ、
スクラッチ開発を同じ条件で比較します。初期費用だけでなく、月額、保守、問題登録、
監視、問い合わせ、セキュリティ、障害時の再試験まで含む総保有コストを確認し、PoCと少人数パイロットを経て段階的に本番へ広げると、
費用とリスクのバランスを取りやすくなります。
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会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
