PaaS開発でおすすめの会社は、業務要件の整理から開発・運用まで伴走できる株式会社riplaと、AWS、Microsoft、Google Cloud、Oracle、NTTデータの5社です。PaaSはOSやミドルウェアの運用負担を抑えながら業務アプリを作れる一方、サービスごとに対応言語、データベース、認証、料金、移行性が異なります。
本記事では、株式会社riplaを最初に、実在する開発会社・クラウドベンダーを計6社紹介します。小規模な業務アプリ、Microsoft環境との連携、データ分析やAI活用、Oracle資産の拡張、大規模なマルチクラウド運用という課題別に比較し、2026年時点で確認した料金の考え方、導入事例、発注前の確認事項まで整理します。
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・PaaS開発の完全ガイド
PaaS開発のパートナー選びが重要な理由

PaaSは、アプリケーションの実行環境、デプロイ、オートスケール、データベース連携、ログ監視などをクラウド側に任せられるサービスです。ただし、PaaSを導入しただけで業務設計やセキュリティ設計が不要になるわけではありません。どの会社に相談するかによって、要件定義の深さ、既存システムとのつなぎ方、運用開始後の責任分界が変わります。
クラウドベンダーと開発会社は役割が異なります
AWS、Microsoft、Google Cloud、Oracleなどは、PaaSやデータベース、認証、監視といったプラットフォームを提供する会社です。実際の業務ヒアリング、画面や権限の設計、データ移行、テスト、利用者教育まで自社だけで進められる場合もありますが、社内に経験者が少ない場合はパートナーの支援が必要です。一方、riplaやNTTデータのような開発・SI会社は、複数のクラウドを含めて業務システム全体を設計し、必要に応じてクラウドベンダーや認定パートナーと体制を組みます。
機能一覧より先に業務課題と出口戦略を確認します
比較の最初に、申請、在庫、顧客ポータル、API連携など、PaaSで解決したい業務を一つに絞ります。次に、利用者数、ピーク時のアクセス、保存するデータ、停止可能時間、既存の認証基盤、連携先を整理します。契約終了時にデータや設計書をどの形式で返却できるか、別のクラウドへ移すときに何が作り直しになるかも、RFPに入れておくと将来のロックインを抑えられます。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。
特徴と強み
PaaS開発では、クラウドの機能を選ぶ前に、現場の業務フローと例外処理を洗い出す必要があります。riplaは、業務上の課題や目指す成果を整理するコンサルティングから入り、既存の営業・顧客・生産・販売管理との連携、利用者が定着するための運用設計までまとめて相談しやすい点が強みです。PaaSを使う部分と、SaaSや既存パッケージを残す部分を切り分け、過剰なカスタマイズを抑えた段階導入を検討できます。
得意領域・実績
既存システムが複数に分かれ、業務データを一つの画面やAPIに集約したい企業に向いています。たとえば、申請・承認、案件管理、在庫や販売の可視化、顧客向けポータルなどを小さく作り、利用状況を見ながら機能を広げる進め方です。相談時は、PaaS上に構築したい範囲、連携先、データ移行の有無、社内で担当できる運用範囲、希望するRTO・RPOを伝えると、現実的なPoCと本番開発の提案につながります。
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社|AWSの豊富なサービスを組み合わせて拡張

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社は、AWS上でアプリケーションを構築・運用するためのサービス群を提供するクラウドベンダーです。代表的な選択肢として、アプリのデプロイを簡素化するElastic Beanstalk、コンテナアプリを動かすApp Runner、データベースのAmazon RDS、ストレージのAmazon S3などがあります。サービスを組み合わせる自由度が高く、将来の機能追加やアクセス増加を見据えた設計をしやすい候補です。
特徴と強み
Elastic Beanstalkは、サービスそのものの追加料金がなく、アプリの実行に使うEC2、ロードバランサー、S3、RDSなどのリソースに料金が発生します(出典: AWS「AWS Elastic Beanstalkの料金」、2026年8月確認)。小さく始めて利用量に応じて拡張しやすい反面、サービスを追加するほど請求項目が増えます。検証時からタグ付け、予算アラート、ログ保存期間、バックアップのライフサイクルを設定し、月額を管理できる体制を作ることが重要です。
得意領域・実績
Web業務アプリやAPI基盤を、将来のアクセス変動に合わせて拡張したい企業に向いています。EC、会員サイト、社内ポータル、データ連携基盤など、規模や構成が変わる案件で選択肢になりやすいです。AWS自体は開発請負会社ではないため、要件定義から設計・実装・運用まで依頼する場合は、AWSの認定パートナーや自社の開発体制を別途確認してください。国内リージョン、障害時の切り替え、データの持ち出し方法も提案書に含めると比較しやすくなります。
日本マイクロソフト株式会社|Microsoft製品と統合しやすいAzure

日本マイクロソフト株式会社は、Microsoft Azureを提供する企業です。Azure App Serviceは、WebアプリケーションとAPI向けのフルマネージドなPaaSで、Azure Functions、Azure SQL、Microsoft Entra IDなどと組み合わせて業務アプリを構築できます。Microsoft 365、Windows Server、Active Directory系の認証や既存資産を持つ企業では、社内ユーザーの認証と権限をつなぎやすい点が比較材料になります。
特徴と強み
Azure App Serviceは、アプリケーションの実行環境をフルマネージドで利用できるため、OSのパッチ適用やサーバー構築にかかる作業を減らしやすいサービスです(出典: Microsoft Azure「App Serviceの料金」、2026年8月確認)。本番環境では、プラン、インスタンス数、データベース、通信、監視、バックアップをまとめて見積もります。Microsoft製品のライセンス契約や既存のID管理を含めた総額で比較し、開発・検証・本番の環境分離も最初に設計してください。
得意領域・実績
社内ポータル、申請・承認、顧客管理、業務APIなどを、Microsoft 365や既存のWindows系システムと連携したい企業に向いています。Entra IDの多要素認証、ロール設計、監査ログを含めて相談できるかを確認すると、導入後の運用が安定します。Visual Studioや既存の.NET資産を使う場合は、開発者のスキルを活かせるか、将来別の実行環境へ移行する際にアプリとデータをどう分離するかも、開発会社へ質問してください。
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社|データ活用とサーバーレスを組み合わせる

グーグル・クラウド・ジャパン合同会社は、Google CloudのPaaS・データ分析・AI基盤を提供する企業です。Google App Engine、Cloud Run、Cloud SQL、BigQueryなどを組み合わせ、Webアプリの実行からデータ分析までを一つのクラウド上で構成できます。急なアクセス変動に対応するWebサービスや、業務データを蓄積して経営・現場の判断に活かすシステムを検討する企業の候補です。
特徴と強み
App Engine Standardは無料枠を超えた後、東京・大阪などのリージョンでB1が1インスタンス時間あたり0.05ドル、B2が0.10ドル、B4が0.20ドルです(出典: Google Cloud「App Engine pricing」、2026年8月確認)。B1を730時間稼働させる単純計算では約36.5ドルですが、無料枠、通信、ログ、データベース、ストレージなどは別に計算する必要があります。価格を単純に月額へ置き換えず、負荷試験と料金シミュレーションを同時に実施してください。
得意領域・実績
データ分析、AI連携、コンテナ、イベント駆動のAPIなどを将来の成長領域として見込む企業に向いています。2025年1月にGoogle Cloudが公開したJALインフォテックの事例では、オンプレミスのVM基盤をGoogle Cloudへ移行し、次の段階でCloud RunやGoogle Kubernetes Engineによるサーバーレス・コンテナ基盤への移行が検討されています(出典: Google Cloud「JALインフォテック: オンプレミス刷新と生成AI導入によるLift & Transform」、2025年)。既存資産を一度に捨てず、移行とクラウドネイティブ化を段階的に進める例として参考になります。
日本オラクル株式会社|Oracle Databaseを活かすローコード開発

日本オラクル株式会社は、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)や、Oracle Databaseを基盤に業務アプリを作れるOracle APEXを提供する企業です。Oracle APEXは、機能の豊富な業務アプリを短期間で構築し、保守しやすくするローコード開発プラットフォームとして公式に案内されています(出典: Oracle「Oracle APEX Application Development」、2026年8月確認)。既存のOracle Databaseや基幹データを活かしながら、周辺の申請・照会・帳票アプリを追加したい企業に適しています。
特徴と強み
Oracle APEXは、データベースを中心に業務画面、検索、承認、帳票などを作る案件で検討しやすい選択肢です。フルスクラッチで画面やデータアクセスを実装するより、標準機能とローコード開発を組み合わせて初期の開発量を抑えられる可能性があります。ただし、複雑なユーザー体験、大量アクセス、他社クラウドへの移行、データベースライセンスの扱いは案件ごとに条件が変わるため、PoCで性能と移行性を確かめることが必要です。
得意領域・実績
基幹システムのデータを参照する社内申請、営業・購買の管理画面、棚卸やマスタ管理など、データの整合性が重要な業務に向いています。相談時は、現在のOracle製品・バージョン、データ量、同時利用者数、帳票、外部API、移行対象を共有してください。Oracle APEXで作る範囲と、既存ERPや別のPaaSに残す範囲を明確にして、ライセンス、開発費、保守費を分けた見積もりを依頼することが大切です。
株式会社NTTデータ|企画から開発・運用まで支援するマルチクラウドSI

株式会社NTTデータは、AWS、Microsoft Azure、Google Cloud、Oracleなどのクラウドを含め、システムの企画、開発、運用を支援するSI会社です。公式サイトでは、ハイブリッドクラウド環境を企画から開発・運用までマネージドし、公共、金融、製造、通信などの分野でクラウドサービスやシステムの開発・運用実績があると案内しています(出典: NTTデータ「クラウド」、2026年8月確認)。
特徴と強み
単一のPaaSを選ぶだけでなく、オンプレミス、プライベートクラウド、複数のパブリッククラウドを組み合わせる必要がある大規模案件で候補になります。既存基幹システムの移行、業界固有のセキュリティ要件、運用監視、データセンターとの接続、障害時の復旧体制までまとめて設計したい企業に向いています。クラウドを一つに固定する場合でも、将来の分割や段階移行を含めたロードマップを作りやすい点が特徴です。
得意領域・実績
金融、公共、製造、通信など、停止できない業務や複数拠点を持つ企業のPaaS開発に向いています。NTTデータの公式情報では、AWS、Google Cloud、Microsoft、Oracleなどの認定パートナーが示されており、要件に応じてクラウドを組み合わせる支援体制を確認できます。大規模な体制になりやすいため、相談時は全体構想だけでなく、まず一つの業務を対象にしたPoC、段階導入の費用、内製チームへ引き継ぐ範囲を分けて提案してもらうと比較しやすくなります。
PaaS開発のパートナー選びで確認するポイント

6社を知名度だけで順位付けするのではなく、自社の課題に合う体制を見極めます。PaaSの機能、開発会社の業務理解、運用会社の対応範囲を一つの提案書で確認し、初期費用だけでなく3年間の総保有コストと、契約終了時の出口まで比べることが重要です。
実績と経験の確認方法
実績は「クラウドに移行した社数」だけでなく、自社と似た業務、データ量、利用者数、可用性要件を持つ事例で確認します。業務アプリの画面だけを作ったのか、認証、API連携、データ移行、監視、障害訓練、利用者教育まで担当したのかを質問してください。事例の会社名を公開できない場合でも、業種、規模、課題、採用したPaaS、開発期間、稼働後の運用体制を匿名で説明できる会社は比較材料を出しやすいです。
技術力と専門性の評価
提案段階で、対応言語、コンテナ、CI/CD、Infrastructure as Code、データベース、API管理、ログ、秘密情報管理、バックアップ復元まで確認します。PaaSでは、アプリケーションの脆弱性、IAM設定、秘密鍵、データ分類、認可、ログ監視などが利用者側に残ります。責任分界を図で示せるか、MFA、最小権限、暗号化、WAF、脆弱性スキャン、復旧テストをどの工程で実施するかを聞いてください。
プロジェクト管理体制の確認
プロジェクト責任者、業務側の担当者、クラウドアーキテクト、アプリ開発者、セキュリティ担当、運用担当の役割を明確にします。要件が固まりきらない段階では、最初から全機能を請負契約にするより、2〜6週間の技術検証を準委任で行い、成立条件を確認してから本開発へ移る方法が現実的です。要件定義、設計、実装、テスト、移行、教育、保守を分けた見積もりにし、仕様変更時の費用と納期の扱いも契約書で確認してください。
PaaS上の業務アプリ開発費は、検証・PoCなら100万〜300万円、小規模なら300万〜800万円、中規模なら800万〜2,000万円、大規模なら2,000万〜5,000万円超が一つの推定レンジです。期間はPoCで2〜6週間、小規模で2〜4か月、中規模で4〜9か月、大規模で6〜12か月以上を見込みます(出典: NotebookLM一次Q&Aと一般的な開発工数をもとにした編集部試算、2026年)。PaaS利用料、ライセンス、通信、監視、データクレンジング、運用保守は別枠になりやすいため、見積書の内訳を必ず確認してください。
よくある質問(FAQ)

PaaSの会社選びでは、料金の安さだけでなく、開発と運用の責任範囲、業務データの扱い、将来の移行性を確認する必要があります。ここでは、発注前によく寄せられる疑問に直接回答します。
PaaS開発はクラウドベンダーと開発会社のどちらに依頼すべきですか?
自社にクラウドと業務設計の経験があれば、クラウドベンダーのサービスを直接契約して内製できます。業務整理、画面設計、既存システム連携、移行、運用設計まで任せたい場合は、riplaやNTTデータのような開発・SI会社、または各クラウドの認定パートナーへ相談する方法が適しています。クラウド契約と開発契約の責任分界を一つの資料で確認してください。
PaaSの月額料金だけで開発費を判断できますか?
判断できません。コンピュート、データベース、ストレージ、通信、ログ、監視、バックアップ、サポート、開発会社の保守費を合算する必要があります。たとえばAWS Elastic Beanstalkはサービス自体の追加料金がありませんが、利用するEC2やロードバランサーなどに課金されます。初期費用、月額費用、繁忙期の増加分、3年間の運用費を分けて比較してください。
PaaSのセキュリティはクラウド会社に任せられますか?
すべてを任せることはできません。クラウド側がハードウェアや基盤の一部を管理しても、アプリケーションの脆弱性、ユーザー権限、秘密情報、APIの認可、ログ監視、バックアップ復元は利用者や開発会社の責任として残ります。個人データを扱う場合は、データの保存場所、海外事業者への提供、委託契約、削除・返却条件を法務と確認し、障害時の連絡経路と復旧目標まで契約に反映してください。
まとめ

PaaS開発の会社選びでは、株式会社riplaをはじめ、AWS、Microsoft、Google Cloud、Oracle、NTTデータのように、プラットフォームの提供と業務システムの開発・運用で役割が異なる会社を比較することが重要です。小規模なWebアプリ、Microsoft製品との統合、データ分析・AI連携、Oracle資産の拡張、大規模なマルチクラウドなど、自社の課題に合う候補から相談先を絞ってください。
発注時は、MUSTとWANT、対象業務、利用者数、既存システム、連携先、セキュリティ要件、RTO・RPOを整理し、同じRFPを2〜3社へ渡します。PoCの期間と成果物、開発費、PaaS利用料、運用監視費、3年TCO、設計書・ソース・データの帰属、契約終了時の返却条件まで並べて比較すると、価格だけでは見えないリスクを確認できます。
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・PaaS開発の完全ガイド
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
