保育園・幼稚園向け登降園管理システムは、打刻の電子化だけでなく、園児の在園確認、出席簿、延長保育料、請求、保護者連絡までをつなげられる会社を選ぶことが重要です。おすすめは、株式会社riplaを含む6社を同じ条件で比較し、自園の運用に合うパートナーを見極める方法です。
「開発会社」というキーワードで探していても、実際の選択肢には既製のクラウド型サービスを提供するベンダーと、個別要件に合わせて開発するSI会社の両方があります。月額料金だけでなく、朝の受け入れが混雑しないか、打刻忘れをどう訂正するか、延長保育の計算や監査用帳票まで正確につながるかを確認しなければ、導入後に現場の手作業が残ってしまいます。本記事では、実在する6社を、対応機能、費用の公開度、導入支援、向いている園の観点から整理します。
▼全体ガイドの記事
・保育園・幼稚園向け登降園管理システム開発の完全ガイド
保育園・幼稚園向け登降園管理システムのパートナー選びが重要な理由

登降園管理システムの価値は、時刻を記録することだけではありません。保護者や職員が打刻した情報をクラウドに保存し、園児の在園状況、欠席・遅刻・早退、出席簿、延長保育料、請求書、保護者への通知へ連携できて初めて、紙やExcelの転記を減らせます。さらに、通信障害や端末故障が起きたときの代替手順、操作ログ、権限管理まで含めて設計する必要があります。
適切なパートナー選定が成否を分ける理由
保育施設には、通常保育だけでなく、土曜保育、一時保育、預かり保育、延長保育、休園日、兄弟姉妹の同時送迎など、園ごとの例外があります。園児の出席予定と実際の打刻が一致しないときに誰が確認するか、保護者が打刻を忘れたときにどの履歴を残して修正するかを決めないまま導入すると、システムが増えても確認の電話や手入力が残ります。料金体系や自治体向けの帳票が園ごとに異なる場合もあるため、現場の業務を聞き取って設定や追加開発に落とし込める会社を選ぶことが大切です。
発注前に確認すべきポイント
問い合わせ前に、園児数、職員数、園の種類、開園時間、延長保育の料金ルール、利用中の会計・請求システム、必要な帳票、複数園の有無をまとめます。そのうえで、打刻方式、出欠予定との照合、修正履歴、CSV・API連携、オフライン時の対応、データ移行、研修、解約時のデータ返却を同じ質問票で6社に尋ねます。機能一覧の数ではなく、朝のピークから月末請求までの業務を実際にデモできるかを確認すると、比較の精度が上がります。
株式会社ripla|コンサルティングから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaは、園ごとの業務要件を整理し、既存サービスとの連携や独自運用を含めてシステム化したい企業に向く開発会社です。既製品の標準機能だけでは対応しにくい、複数園本部の承認フロー、独自の保育時間・請求ルール、会計や自治体向けデータ連携などを、業務全体から見直して開発する相談先として位置づけられます。
特徴と強み
riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。
得意領域・実績
登降園管理では、打刻データをどの帳票や請求に渡すかを最初に整理し、園児・保護者・クラス・認定区分・延長時間などのマスタを整備することが重要です。riplaへ相談する場合は、紙の登降園簿、Excelの請求表、現在の保護者連絡方法、園ごとの例外処理を共有すると、パッケージ導入と追加開発の境界を検討しやすくなります。既製SaaSでは業務を合わせにくい法人、複数園を共通基盤で管理したい法人、既存の基幹システムと連携したい法人に適しています。
株式会社コドモン|登降園から出席簿・請求までをクラウドで連携

株式会社コドモンは、保育・教育施設向けのクラウド型ICTサービス「コドモン」を提供しています。公式の登降園管理ページでは、登降園・入退室の記録から出席簿、保育料計算、延長保育料、請求管理、職員シフトまでを連携する構成が案内されています。サービスベンダーとしての導入を検討しやすく、標準機能を活用して複数園の運用をそろえたい場合の候補です。
特徴と強み
打刻方法は、施設の規模や受付導線に合わせて、QRコード、ICカード、タッチパネルなどから選択できると公式に説明されています。打刻と同時にデータを保存してクラス別の出席簿を作成し、施設固有の利用料設定と照合して延長時間や保育料を計算できる点が特徴です。また、登園予定の園児の打刻が確認できないときに、施設と保護者へ通知する機能も案内されています(出典: 株式会社コドモン「登降園管理」、2026年8月確認)。
得意領域・実績
紙の登降園簿から移行し、出席確認、延長料金、請求、職員勤怠を同じクラウド上で整理したい園に向いています。ICカードを使う場合はカードの発行・紛失・再発行、QRコードやタッチパネルを使う場合は混雑時の端末台数と受付場所を確認します。公式ページで料金が一律に示されているわけではないため、園児数、園数、必要な機能、端末、初期設定、既存システム連携を伝えて個別見積もりを取得することが必要です。
ユニファ株式会社|ルクミー登降園でスマートフォン・タブレットに対応

ユニファ株式会社は、保育総合ICTサービス「ルクミー」を提供しています。「ルクミー登降園」は、保護者のスマートフォン、園のタブレット、印刷したQRコードによる打刻に対応し、出欠予定との照合や出席簿の出力までを扱えるサービスです。園児の登降園管理を保護者との日常的な連絡やクラス運営につなげたい施設で比較しやすい選択肢です。
特徴と強み
共用端末に触れず、保護者自身のスマートフォンから同時に打刻できるため、送迎時間帯の行列を減らしたい園で検討しやすくなります。兄弟姉妹の一括打刻、打刻忘れの自動通知、保護者や園による打刻修正、クラスボードへのリアルタイム反映も公式に案内されています。保育料や延長保育料の自動集計は「ルクミー請求管理」との連携が必要なため、登降園だけの契約でどこまでできるかを分けて確認します(出典: ユニファ株式会社「ルクミー登降園」、2026年8月確認)。
得意領域・実績
保護者のスマートフォン利用が進んでいる園、タブレット1台から始めたい園、保護者連絡や記録と連動させたい園に向いています。公式サイトでは月額5,000円(税抜)からの料金例、園児定員数・職員数による金額変動なしという説明が掲載されていますが、プランやオプションによって条件が異なります。幼稚園の預かり保育や企業主導型保育で使う場合は、グループ設定、請求単位、公金管理システムへのCSV連携が自園の運用に合うかを確認します。
株式会社kids plus|低価格プランと人による伴走支援を両立

株式会社kids plusは、保育ICTサービス「KIDS PLUS」を提供しています。登降園管理から帳票、請求、保護者連絡まで必要な機能を段階的に追加しやすい構成を公式サイトで案内しており、最初から大規模な仕組みを導入するのではなく、園の課題に合わせて始めたい場合に比較しやすいベンダーです。
特徴と強み
カメレオンコードによる非接触の登降園管理を特徴としており、公式サイトでは約0.5秒で記録できると説明されています。QR・カメレオンコードでの打刻、延長料金の自動算出、口座振替連携、未収金管理、指導案や計画書の作成などを追加できます。保護者からのアプリ操作の問い合わせを専用窓口が電話で受ける仕組みや、初期設定・データ移行の支援も案内されているため、園側の問い合わせ対応を減らしたい場合に確認しやすい特徴です。
得意領域・実績
公式料金は、登降園管理を中心にした基本プランが月額3,000円(税込)から、スターターパックが月額5,800円から、請求や指導案まで含むオールインパックが月額19,800円からです(出典: 株式会社kids plus「KIDS PLUS」、2026年8月確認)。公開価格があるため初期比較がしやすい一方、端末、コード発行、園児数、オプション、補助金の条件で総額は変わります。小規模から中規模の園で、料金と導入後の電話サポートを重視する場合に候補になります。
株式会社エクシオジャパン|Hoicで園児台帳・登降園・保護者連絡を一元化

株式会社エクシオジャパンは、保育園ICT化業務支援管理システム「Hoic(ホイック)」を提供しています。パソコン操作に不慣れな職員でも使いやすいことを重視し、園児台帳、児童票・成長記録、登降園管理、保育日誌、発達記録、保護者連絡などをまとめて管理する構成です。登降園だけでなく、園児情報や日々の記録まで一体化したい園で比較しやすいサービスです。
特徴と強み
Hoicの公式ページでは、ユーザー数無制限を掲げ、現場の保育士が迷いにくい操作性を重視しています。登降園管理のほか、園児台帳、保育日誌、発達記録、シフト管理、緊急連絡などを使えるため、職員が複数の表へ同じ情報を入力する負担を減らしやすくなります。シンプルさを重視する園ほど、実際の園児登録から打刻修正、帳票出力までを職員に操作してもらい、研修時間を見積もることが重要です。
得意領域・実績
Hoicは、1園単位で必要な機能を整理し、職員のパソコン習熟度に合わせて導入したい保育園、幼稚園、認定こども園が比較しやすいサービスです。公式サイトではシステム利用料を1園あたり月額10,000円から、税込月額11,000円からと案内していますが、利用内容によって初期設定費用が別途かかります(出典: 株式会社エクシオジャパン「Hoic」、2026年8月確認)。初期設定、データ移行、ICカードや端末、保護者アプリ、請求機能が料金に含まれるかを見積もりで分けて確認します。
株式会社TSパートナーズ|Child Care Systemで120以上の機能を提供

株式会社TSパートナーズは、保育園・幼稚園・認定こども園向けの「Child Care System」を提供しています。保護者との連絡、保育料金請求、登降園、職員の出退勤、シフト、記録、計画、安全や報告書など、保育施設の運営業務を広く扱うシステムです。登降園を入口にして、園内の書類業務や請求処理までまとめたい施設が比較しやすい選択肢です。
特徴と強み
公式サイトでは120種類以上の機能を掲げ、登降園時間から園児ごとの延長保育料を自動計算し、保護者への請求書を出力できると説明しています。導入効果の例として、登降園集計時間を月50時間削減できる見込みや、全体で月218時間の削減見込みを掲載していますが、これは同社が示す試算であり、すべての園で同じ効果が出るとは限りません(出典: 株式会社TSパートナーズ「Child Care Systemの特徴」、2026年8月確認)。自園の導入前時間を測定してから効果を比較することが大切です。
得意領域・実績
公開料金は、保護者との連絡や登園・出欠管理を含むトライアルプランが月額5,500円、記録や報告書を広げるライトプランが月額17,600円、保育計画・要録・請求機能まで含むスタンダードプランが月額33,000円です(出典: 株式会社TSパートナーズ「Child Care System料金プラン」、2026年8月確認)。料金と機能の段階が分かれているため、まず連絡・登降園から始めて、記録や請求へ広げる導入を検討できます。園児数、職員数、端末、データ移行、サポートの範囲は契約前に確認します。
保育園・幼稚園向け登降園管理システムの選び方

6社は知名度や機能数だけで順位を付けるものではありません。既製SaaSが合う園と、既存システムとの連携や独自業務のために個別開発が必要な法人では、適した発注先が異なります。以下の3点を同じ条件で確認すると、導入後の手作業や追加費用を見落としにくくなります。
打刻方式と朝夕の現場導線を確認する
スマートフォン打刻は共用端末に触れず、保護者が同時に操作しやすい一方、スマートフォンを持たない家庭や代理送迎への対応が必要です。ICカードは操作が簡単でも、カードの紛失・再発行や読み取り機器の費用が発生します。QRコードやタッチパネルは端末を置く場所と混雑時の処理を考え、兄弟の一括打刻、職員による代理打刻、打刻忘れの通知、誤打刻の修正履歴まで実際の画面で確認します。
出席簿・延長料金・請求までのデータ連携を評価する
登降園システムを選ぶときは、「打刻できるか」ではなく、「打刻後にどの業務が自動化されるか」を確認します。保護者の出欠予定と実績を突き合わせ、未登園を確認し、出席簿や監査帳票へ反映し、保育時間と延長料金を計算し、請求書や会計データへ渡せるかを一連のデモで見ます。CSV出力だけでなく、項目名、文字コード、更新頻度、APIの有無、エラー時の再連携方法、解約時のデータ返却形式を確認することも重要です。
5年TCO・安全性・導入支援を比較する
公開料金から見ると、登降園を中心にしたクラウドは月額3,000円から11,000円程度、請求・記録・連絡まで含むプランは月額5,500円から33,000円程度が一つの目安です。ただし、これは6社の公開価格例であり、市場全体の統計ではありません。端末、カードやコード、初期設定、データ移行、研修、保護者登録支援、オプション、保守、通信費を加え、1年目と5年間の総額を計算します。個別開発では、要件定義・設計・開発・テスト・移行の範囲を分け、改修や制度変更への対応費も確認します。
園児の氏名、連絡先、健康・アレルギー情報、在園状況を扱うため、IDごとの権限、退職者アカウントの停止、管理者の多要素認証、通信・保存データの暗号化、操作ログ、バックアップ、復旧目標、再委託先の管理を確認します。こども家庭庁の「こども政策DXの推進に向けた取組方針2025」では、保育業務施設管理プラットフォームなど共通基盤との連携や、システム間連携を踏まえた検討が示されています(出典: こども家庭庁「こども政策DXの推進に向けた取組方針2025参考資料集」、2025年)。将来の連携を考えるなら、標準的なデータ形式への対応方針も質問しておくと安心です。
よくある質問

登降園管理システムは、園児の安全確認と事務作業の効率化に関わるため、料金や機能だけでなく、園独自の運用と導入後の支援まで確認することが大切です。ここでは、発注前によくある質問に回答します。
登降園管理システムは既製品と個別開発のどちらがよいですか?
標準的な打刻、出欠、保護者連絡、帳票、請求を早く安定させたい場合は、既製のクラウド型サービスが向いています。複数法人・複数園にまたがる独自の承認、自治体や会計との複雑な連携、園独自の料金体系がある場合は、既製品への追加開発や個別開発を検討します。最初からすべてを作るのではなく、登降園と出席確認を先に稼働させ、請求や本部管理を段階的に広げる方法も現実的です。
保育園・幼稚園向け登降園管理システムの費用相場はいくらですか?
公開料金の例では、登降園中心のKIDS PLUSが月額3,000円から、Hoicが1園あたり月額11,000円から、Child Care Systemが月額5,500円から33,000円です。これは各社の現行プラン例であり、相場を保証する数字ではありません。端末、初期設定、移行、研修、保護者サポート、請求・決済、複数園管理を含めた初年度費用と、5年間の総費用で比較することが大切です。
通信障害や保護者の打刻忘れには対応できますか?
対応方法はサービスによって異なります。オフライン時の一時保存、復旧後の再送、職員による代理打刻、保護者への打刻忘れ通知、修正履歴の記録があるかを確認し、通信が止まった場合は紙の暫定台帳へ切り替える手順も決めます。打刻時刻は安全確認を補助する情報であり、最終的な在園確認の責任は園にあるため、システム任せにせず、未登園の確認者と確認期限を運用ルールにします。
補助金を使って登降園管理システムを導入できますか?
補助金の対象や申請期限、対象となる端末・ソフトウェア・初期費用は、年度と自治体、施設種別によって異なります。各社が補助金対応や申請支援を案内していても、必ず自園の自治体の交付要綱と募集期間を確認し、交付決定前に契約・発注してよいかを問い合わせます。見積書では、補助対象経費と対象外の通信費・保守費・追加開発費を分けて記載してもらうと、申請と予算管理を進めやすくなります。
まとめ

6社の比較をどう活用するか
保育園・幼稚園向け登降園管理システムを選ぶときは、株式会社riplaのように業務整理から個別開発まで相談できる会社と、コドモン、ルクミー、KIDS PLUS、Hoic、Child Care Systemのように既製の保育ICTを提供するベンダーを、自園の課題に合わせて比較します。コドモンは打刻から請求までの標準連携、ルクミーはスマートフォンや保護者連絡との連携、KIDS PLUSは公開料金と伴走支援、Hoicは園児情報を含む使いやすさ、Child Care Systemは広い機能範囲が比較の切り口になります。
問い合わせ前に準備する情報
問い合わせ前に、園児数・職員数・園数、保育園か幼稚園か認定こども園か、打刻方法の希望、通常保育・預かり保育・延長保育の料金ルール、現在の帳票、請求と会計の方法、既存データの形式、希望稼働月を整理します。その情報を6社へ同じ形式で渡し、初期費用、月額、端末、移行、研修、サポート、セキュリティ、障害時の代替運用、解約時のデータ返却を比較すれば、価格だけでは分からない導入後の負担まで判断できます。
▼全体ガイドの記事
・保育園・幼稚園向け登降園管理システム開発の完全ガイド
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
・サービス概要資料のURLはこちら >>>
・お問合せページのURLはこちら >>>
・お役立ち資料のURLはこちら >>>


株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
