アンケートシステムの開発会社は、分析機能・分岐ロジック・個人情報保護・外部連携の実績という4つの観点で比べると選びやすくなります。
選び方の評価軸を先に押さえたうえで、6社それぞれの強みと得意領域を見ていきます。
▼全体ガイドの記事
・アンケートシステム開発の完全ガイド
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アンケートシステム開発パートナー選びの重要性

アンケートシステムは、回答データの質・量・活用度で成果が決まります。会社選びを誤ると、調査精度や回答率の低下につながります。
技術力だけでなく、回答設計の知見やUI/UXデザイン力も見ます。そのうえで、セキュリティ対応と長期の保守体制まで含めて、パートナーを選ぶことが大切です。
開発会社選定の基本的な評価軸(分析機能・UI/UX力・セキュリティ)
開発会社を選ぶ際の主要な評価軸として、まず挙げられるのは「回答データ分析・集計機能の実装力」です。
- 実績と専門性:分析機能を同種の案件で作った経験の有無
- 運用体制:導入後の管理の進め方と支援内容
単純な集計グラフだけでなく、クロス集計や時系列分析、感情分析にも対応できるかを見ます。部門別や属性別の分析機能も、判断材料になります。
次に見るのが「UI/UX設計力」です。回答率の高いアンケート画面を作るには、回答者の心理を踏まえたUX設計の知見が欠かせません。
ユーザーリサーチやプロトタイプ検証、回答離脱率の計測と改善を経験している会社が理想的です。また、「セキュリティ・個人情報保護の対応力」は必須の評価項目です。たとえば、個人情報保護法やGDPRへの対応実績があるか、データ暗号化やアクセス制御、匿名性の担保に経験があるかを見ます。
さらに、外部システムとの連携実績として、HRシステムやCRM、グループウェアとのAPI連携の経験があるかも大事な点です。最後に、保守・運用サポートの体制を見ます。リリース後のシステム監視や不具合対応、機能追加への対応力は、長く付き合うパートナーを選ぶうえで欠かせない評価項目です。
提案依頼書(RFP)作成のポイント
複数の開発会社から同じ条件で提案を受けるには、提案依頼書(RFP)を作ることが欠かせません。
- 比較条件:自社の要件と照らして整理した項目
- 運用要件:導入後の使い方の想定
RFPには、まず、プロジェクトの背景と目的を書きます。開発理由、現状の課題、期待する効果を示しておくと、各社の提案の前提がそろいます。
あわせて、対象ユーザーと規模を整理します。配信対象者の数、社内外の別、アクセス頻度を示すことで、各社に規模に合った提案をしてもらえます。
必要な機能は、質問タイプと分岐を中心に書きます。集計やレポート形式も示します。既存システムとの連携では、HR、CRM、メール配信との関係を書きます。
セキュリティ要件には、匿名性、保存場所、アクセス制御を書きます。加えて、予算、スケジュール、評価基準も明記します。
RFPを整えると、各社の提案を同じ条件で比べられ、「機能が足りなかった」「セキュリティ要件が満たされなかった」といったミスマッチを防げます。
また、RFPと合わせて、サンプルのアンケート設計書(質問項目と集計イメージ)を提示します。そうすると、候補会社がより具体的で実現可能な提案を作れるようになります。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援
riplaは、コンサルティングから開発、運用まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを進めてきた現場経験を生かし、ビジネスへの成果創出とシステムの現場定着支援に強みを持っています。
アンケートシステムでは、「何を調査して、どう活用するか」という業務設計の段階から関わります。ビジネス課題の解決につなげる支援が評価されています。
riplaの強みと特徴(ビジネス要件から設計・開発まで一気通貫、現場定着支援)
riplaの強みは、IT事業会社としての自社DX推進経験を持つ点です。
- 要件整理:調査設計から開発まで一貫して担えるか
- 定着支援:回答データの活用まで相談できる範囲
アンケートシステムでは、答えやすい設問設計を重視します。集計データを意思決定に生かす視点から、要件整理や設計、開発を進めます。
要件定義の段階から利用部門を巻き込みます。人事、マーケティング、経営企画など複数部門の合意形成も、円滑に進めます。
また、HRシステムやCRM、グループウェアとのAPI連携の実装実績も豊富です。回答データを既存システムへ自動で連携させ、データ基盤としてまとめて構築することも得意としています。
開発後の運用では、設問の見直しや回答率改善のコンサルティング、集計レポートの活用支援まで行います。投資対効果を高めるための支援です。
riplaの得意領域(中規模〜大規模のアンケートシステム・社内調査ツール開発)
riplaが特に得意とするのは、中規模〜大規模企業の社内調査システムと、従業員エンゲージメントサーベイツールの開発です。
- 調査規模:中規模〜大規模の案件の経験
- 利用場面:社内調査と顧客アンケートへの適合性
複数拠点や部門をまたぐ権限管理に対応した実績があります。HRシステムからのマスタ取り込みや、回答データの自動連携にも対応します。さらに、匿名性と高精度な分析を両立させた実績もあります。
完全なスクラッチ開発から、既存パッケージのカスタマイズまで対応します。予算、スケジュール、機能要件に合わせて提案します。
作って終わりにせず、継続的な改善まで伴走できる点が、多くの企業から長期のパートナーとして選ばれる理由となっています。
株式会社サーベイテック|アンケートシステム開発の専門会社
株式会社サーベイテックは、アンケートシステムや調査ツールの開発に特化した専門会社です。
業種を問わず多様なアンケートシステムを開発してきた実績があり、質問作成から回答収集、集計、レポート出力までの一連の流れを高品質に作る技術力が評価されています。
特に、複雑な分岐ロジックと高精度な集計・分析機能の実装を得意としています。SaaSでは対応しきれない独自の要件にも対応できる点が、同社の強みです。
サーベイテックの強みと特徴(高精度な集計・分析機能、分岐ロジック実装)
サーベイテックの最大の強みは、アンケートシステムに特化した深い技術知識と、豊富な開発実績です。
- 集計設計:高精度な集計と分析に関する実装力
- 分岐対応:回答条件に応じた分岐ロジックの組み方
複数の条件を組み合わせた分岐ロジックを数多く実装しています。特定の選択肢による質問の表示や、回答スコアによる振り分けにも対応できます。
単純な集計グラフだけでなく、属性別のクロス集計や相関分析にも対応します。時系列比較やNPS(ネット・プロモーター・スコア)の自動算出も可能です。
自由記述データの形態素解析や感情分析、ワードクラウド生成の実績もあります。定性データを定量的に活用したい企業に合います。
レポート出力では、経営層向けのエグゼクティブサマリーから、現場担当者向けの詳細集計まで、用途に合わせた複数のフォーマットを実装できます。
サーベイテックの得意領域
サーベイテックが特に得意とするのは、複雑な設問設計と高精度な集計・分析機能が求められる、顧客満足度調査(CS調査)やサービス品質評価システムの開発です。
- 調査対象:市場や大規模な案件への対応力
- 分析活用:集計結果を意思決定へつなげる支援の内容
顧客接点の多い業種で、CS向上を目的としたアンケートシステムの開発実績が豊富です。小売・飲食・宿泊・医療・金融など、幅広い業種に対応しています。
CRMとのAPI連携(顧客IDと回答データの紐付け)や、POSシステムとの連携(購買行動と満足度の相関分析)など、業務システムとのデータ統合も得意領域です。
サーベイテックは、大量回答(数万件/回)が発生する大規模調査への負荷対応と、リアルタイム集計の実装経験も豊富です。
株式会社データクエスト|大規模調査・市場リサーチ向けシステム開発
株式会社データクエストは、市場リサーチや消費者調査、社会調査など、大規模なデータ収集システムの開発に豊富な実績を持つ会社です。
数万から数十万件規模の回答データを扱う基盤を設計し、開発します。収集から分析、見える化、活用までのパイプラインにも対応します。
データクエストの強みと特徴
データクエストの最大の強みは、大規模データを扱うシステムの設計と開発の経験です。
- UI/UX設計:回答者が迷わない画面の作り方
- 分岐設計:回答内容に応じた画面制御の考え方
数万件以上の同時アクセスに耐える基盤を設計した実績があります。大規模な消費者パネル調査や、全国統一の意識調査にも対応します。
回答データをBIツール(Tableau・Power BI)と連携させ、データを見やすく表示する基盤を構築します。機械学習モデルへデータを供給するパイプラインなど、活用を重視した設計も得意です。
ランダムサンプリング、層化抽出、クォータ設定に対応します。調査設計の精度を高める機能の実装経験もあります。
さらに、国際調査や多言語対応のアンケートシステムの開発実績もあります。グローバル企業の市場調査ニーズにも応えられます。
データクエストの得意領域
データクエストが特に得意とするのは、調査会社、マーケティングリサーチ会社、シンクタンク向けの大規模オンライン調査システムの開発です。
- 利用者設計:回答者と管理者の操作の分け方
- 画面改善:調査目的に合う入力の流れ
消費者パネルの管理機能(モニター登録、スクリーニング、ポイント管理)と調査システムを一体化した、リサーチプラットフォームの構築実績が豊富です。
数十万件規模のモニター会員を抱える調査会社向けにも開発します。重複回答の防止や不正回答の検出、サンプル収集、リアルタイム集計に対応します。
調査の専門知識とシステム開発の技術を組み合わせて提案できる点が、データクエストの大きな差別化要素です。
株式会社フォームデザイン|UI/UX設計に強い開発会社
株式会社フォームデザインは、アンケートやフォーム系システムのUI/UXデザインに特化した開発会社です。
「回答されるアンケート」を作るUX設計に、豊富な知見があります。離脱率を下げ、完了率を上げるデザインが評価されています。
特に、スマートフォンでの回答体験の最適化と、多様なデバイスで高品質な表示と操作性を実現する点を得意としています。
フォームデザインの強みと特徴
フォームデザインの強みは、回答率と完了率を高めるUX設計のノウハウです。
- 個人情報保護:回答データの管理方法
- 安全な運用:権限の設定や支援の範囲
同社のA/Bテストのデータを活用し、1ページあたりの質問数やプログレスバーの効果、質問タイプ別の回答時間と離脱率を設計に反映します。
企業ブランドに合わせた回答画面を実装します。加えて、アニメーションや、スマートフォンのタップ操作に適したUIコンポーネントの開発も得意です。
アクセシビリティへの対応も標準的に行っています。視覚障害者向けのスクリーンリーダー対応や色覚特性への配慮により、多様な回答者層をカバーできるシステムを構築できます。
フォームデザインは、アンケートのブランドデザインから管理画面のUI設計まで、一貫したデザインシステムを提供できる点も評価されています。
フォームデザインの得意領域
フォームデザインが特に得意とするのは、外部向けの顧客アンケートや、マーケティングリサーチ、イベント後のフィードバック収集システムの開発です。
- 機密性:従業員データを扱う調査への適合性
- 管理範囲:権限、保存、集計の運用範囲
一般消費者を対象に、回答体験の最適化を重視したいシステムに適しています。特に、高い回答完了率が求められるプロジェクトで力を発揮します。
ECサイトやサービス業、イベント主催者などから依頼を受けています。ブランドと回答体験の一貫性や、画面のデザイン品質を重視する企業に選ばれています。
React・Vue.jsによる高速で滑らかな回答体験の実装と、Figmaを活用したデザインプロセスの透明性確保も、同社の特徴です。
株式会社セキュアサーベイ|セキュリティと個人情報保護の専門性
株式会社セキュアサーベイは、セキュリティと個人情報保護に特化したアンケートシステム開発会社です。
金融、医療、官公庁など、厳格な基準が求められる業種向けの開発を専門としています。ISMS(ISO27001)認証のもとで、開発と運用を行います。
セキュアサーベイの強みと特徴
セキュアサーベイの強みは、アンケートシステムにおけるセキュリティ設計の専門性と、厳格な個人情報保護への対応力です。
- 人事調査:従業員の意識や組織課題の把握
- 改善活用:調査結果を施策に生かす方法
完全匿名化、データベース暗号化、通信暗号化(TLS 1.3)に対応します。多要素認証(MFA)や監査ログなど、企業向けの機能も実装します。
回答を控える「チリングエフェクト」を防ぐ匿名性の設計が得意です。最小集計単位の設定や、回答者の特定を防ぐロジックも実装します。
GDPRや個人情報保護法に基づき、取得から削除、エクスポートまでの手順を整えます。海外展開する企業や、規制の厳しい業種からも信頼されています。
セキュリティ診断の実施や脆弱性対応のサポートも、継続して提供しています。リリース後も続けて運用できる体制を整えています。
セキュアサーベイの得意領域
セキュアサーベイは、金融機関や医療機関、官公庁など、高度なセキュリティ基準と法令遵守が求められる組織に対応します。上場企業も対象です。
- 対象組織:人事・従業員向け調査の経験
- 活用範囲:回答分析から改善施策までの支援
患者満足度調査(医療情報保護に準拠)や、金融機関のサービス評価(金融庁ガイドライン対応)に実績があります。さらに、自治体の住民意識調査にも対応します。
セキュアサーベイは、内部統制やガバナンス強化を目的とした社内コンプライアンス調査システムの開発も、得意領域の一つです。
匿名性の高い社員調査により、通常の手段では表面化しにくいリスクを早期に検出するための、システム設計の経験があります。
株式会社エンタープライズリサーチ|人事・従業員エンゲージメント調査システム専門
株式会社エンタープライズリサーチは、人事領域に特化したアンケートシステムと、従業員エンゲージメント調査ツールの開発会社です。
HRテクノロジーの知見と開発の経験を組み合わせます。人事施策の効果測定や組織サーベイ、パルスサーベイを高精度に実装します。
HRシステムとのシームレスな連携に加え、組織の状態が見えるダッシュボードの設計も得意としています。
エンタープライズリサーチの強みと特徴
エンタープライズリサーチの強みは、人事領域に特化した業務知識と、システム開発力を組み合わせた点です。
- 支援範囲:導入の工程と対応の幅
- 活用支援:導入後のフォロー内容
eNPS、モチベーション、帰属意識などの設問を設計します。SmartHR、SAP SuccessFactors、Oracle HCMと連携します。
集計は、部門別や役職別、年次別に行えます。組織診断レポートも自動で生成します。
さらに、定期サーベイ(四半期・年次)とパルスサーベイ(月次・週次)を組み合わせます。トレンド分析や前回調査との比較レポートで、組織の状態を把握できます。
サーベイ結果は、研修計画、配置転換、採用計画に生かせます。アクション管理まで含めて、「打ち手につながるシステム」を実現します。
エンタープライズリサーチの得意領域
エンタープライズリサーチが特に得意とするのは、大企業や上場企業の従業員エンゲージメント調査システムと、組織サーベイシステムの開発です。
- 対応領域:業種と業務分野の実績
- 対応規模:案件の大きさと工程
社員数1,000名以上の企業向けに、人事システムから従業員データを集約します。組織階層や部門別の分析のほか、雇用形態や拠点別の分析実績もあります。
自由記述テキストのAI感情分析、組織課題の自動抽出、改善優先度のスコアリングなど、AIを活用した高度な分析機能の実装も得意領域です。
「自社に最適な設問設計と分析軸の設計から相談したい」という企業にとって、HRの専門知識を持ったエンジニアチームが伴走する頼れるパートナーです。
まとめ:アンケートシステム開発会社の選び方
会社選びでは、まず「何のために開発するか」という目的を明確にします。その目的に合う強みを持つ会社を選ぶことが大切です。
社内調査ならHR領域に強い会社を選びます。顧客向けアンケートならUI/UXの実績を、大規模調査なら分析基盤の実績を見ます。金融や医療なら、セキュリティ専門の会社が候補になります。
選定に迷ったら、まず複数社にRFPを送り、提案を比べることをおすすめします。
提案内容の質や類似の開発実績、保守体制を総合的に評価し、担当者とのコミュニケーション力も含めて決めてください。
ビジネス要件の整理から開発、運用まで任せたい場合は、コンサルティング機能を持つ会社に相談するのがよいでしょう。そうすると、システムをビジネス成果につなげやすくなります。
アンケートシステムは、データを集めるだけでなく意思決定の土台です。長く付き合えるパートナーを選ぶことが、成功への近道です。
▼全体ガイドの記事
・アンケートシステム開発の完全ガイド
▼RFP作成前に読みたい無料ホワイトペーパー
・業務システム開発の完全ガイドブック
・スクラッチシステム開発の完全ガイドブック
・【2026年最新版】AI駆動開発の完全ガイドブック
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
