不動産業向け物件管理システムのおすすめ会社は、賃貸管理の標準機能、仲介・ポータル連携、マンション管理、個別カスタマイズのどこを重視するかで変わります。自社の管理戸数と業務範囲に合う会社を選ぶことが、導入後にシステムを定着させる近道です。
物件管理システムは、物件台帳だけを管理するツールではありません。募集、契約、入居、請求・入金、滞納、修繕、更新・解約、オーナー報告までの情報をつなぎ、担当者ごとのExcelや紙台帳への依存を減らす業務基盤です。本記事では、株式会社riplaを最初に、実在する開発会社・ベンダーを計6社紹介し、選定時の確認事項や費用の見方まで解説します。
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・不動産業向け物件管理システム開発の完全ガイド
不動産業向け物件管理システムのパートナー選びが重要な理由

物件管理システムの導入は、ソフトウェアを購入して終わる取り組みではありません。物件・部屋・契約・入金・修繕のデータ構造を決め、現場の運用を変え、既存データを移行し、オーナーや入居者との接点まで整えるプロジェクトです。会社ごとに得意な業態と導入方法が異なるため、製品名だけでなく、導入後の業務まで比較する必要があります。
業態と管理戸数に合う機能範囲を選ぶことが大切です
賃貸住宅の募集から家賃の入金消込、オーナー送金までを重視する会社と、分譲マンションの管理組合会計やフロント業務を重視する会社では、必要なシステムが異なります。売買仲介や建物管理も行う場合は、物件情報を別システムへ再入力しないための連携が重要です。まず、管理戸数、拠点数、利用者数、物件種別、月間の契約・請求件数を整理してから候補を絞ると、過不足のない比較ができます。
発注前に費用・移行・連携・サポートを同じ条件で確認します
見積もりは初期費用だけでなく、月額料金、管理戸数やユーザー数の増加による加算、データ移行、帳票作成、API・CSV連携、研修、保守、解約時のデータ返却まで含めて確認します。デモでは、実際の物件1件、契約1件、入金データ1件、修繕案件1件を使い、登録からオーナー報告までを操作してもらうと、カタログだけでは分からない入力のしやすさや権限の違いが見えます。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。
特徴と強み
riplaに相談する強みは、既製サービスを当てはめるだけでは解決しにくい業務を、現状整理から設計できる点です。たとえば、物件・部屋・契約・請求・入金・修繕・オーナー報告を一つの業務フローとして整理し、標準化する部分と自社固有のルールを残す部分を切り分けます。システム導入の目的を「入力を減らす」「月次報告を早める」「担当者が変わっても運用できる」といった成果に置き換え、現場が使い続けられる形を検討できます。
得意領域・向いている会社
独自の契約・精算・承認フローを持つ会社や、既存の会計・営業・顧客管理システムと物件管理を連携したい会社に向いています。SaaSを導入しても業務が分断される、複数のExcelをなくしたいが標準パッケージだけでは足りない、という場合は、受託開発と導入支援を一体で相談しやすい候補です。初回相談では、管理戸数だけでなく、現場の作業時間と二重入力の箇所を共有すると、開発範囲を現実的に絞り込めます。
日本情報クリエイト株式会社|賃貸管理業務を横断する「賃貸革命」

日本情報クリエイト株式会社は、不動産会社向けの業務支援サービスを展開する企業です。主力の賃貸管理ソフト「賃貸革命」は、物件情報、オーナー情報、入居者情報を基礎データとして、物件管理・契約管理・家賃管理・問い合わせ・修繕管理に活用できる構成です。公式情報では、2025年8月1日に新バージョンの「賃貸革命11」がリリースされています。
特徴と強み
賃貸管理の現場で発生する請求、入金消込、オーナー送金、更新、解約、修繕を広くカバーしやすい点が特徴です。公式の機能説明では、契約情報から請求データを生成し、入金消込の結果をオーナー送金へ反映する流れが示されています。入居者アプリ「くらさぽコネクト」と連動すれば、問い合わせや更新・解約申込の情報を管理画面へ反映し、契約情報やライフライン情報を入居者へ提供する運用も検討できます。
得意領域・導入前に確認したいこと
賃貸住宅の管理戸数が増え、契約・家賃・問い合わせ・修繕を一元化したい会社に向いています。オンプレミス版とクラウド版が案内されているため、1店舗でのLAN運用か、複数店舗での共有かを比較しやすい候補です。見積もりでは、必要なオプション、会計連動、広告・申込・電子契約との接続、現在のデータをどの単位で移行できるかを確認します。
株式会社いい生活|不動産業務をつなぐクラウドSaaS

株式会社いい生活は、不動産会社の業務を対象にクラウドSaaSと業務支援サービスを提供する企業です。「いい生活賃貸管理クラウド」を中心に、建物管理、入居者向け、オーナー向け、募集・仲介に関わるサービスを組み合わせて利用できます。複数店舗や関係会社をまたいで情報を共有したい会社は、サービス間のデータ連携を含めて検討しやすいベンダーです。
特徴と強み
クラウド型でデータを一元化し、物件情報と顧客情報を分断させない設計を取りやすい点が強みです。公式の導入事例では、富士通不動産がクラウドSaaS型システムの導入で物件登録時間を半減させた事例が紹介されています。また、2026年7月には、入金データと賃貸借契約の台帳データを照合し、消込候補を提示する「AI消込アシスト機能」の正式リリースが発表されています。
得意領域・導入前に確認したいこと
賃貸管理と仲介の情報をつなぎたい会社、複数拠点で同じデータを使いたい会社、入居者・オーナーとのコミュニケーションをオンライン化したい会社に向いています。AIによる消込支援を使う場合も、候補提示後の担当者確認、誤消込時の修正履歴、権限設定を確認することが重要です。月額料金は利用サービス、管理戸数、ユーザー数、連携範囲で変わるため、現在の作業時間と将来の戸数を伝えて見積もりを取ります。
アットホーム株式会社|ATBB・申込・契約とつながる賃貸管理

アットホーム株式会社は、不動産情報サービス「ATBB」などを提供する企業です。公式の賃貸管理システムでは、オーナー台帳、入居者情報、請求・入金、更新・解約、敷金精算、修繕、オーナー向け報告などを一元管理し、ATBBへの空室情報連携も行えます。賃貸管理だけでなく、募集・申込・契約の入口から業務を整えたい会社に適した候補です。
特徴と強み
ATBBとの連携を軸に、管理会社と仲介会社の情報伝達を効率化しやすい点が特徴です。「スマート申込」と顧客情報を連携し、「電子サイン」と契約書を連携する機能も公式に案内されています。丸西建物管理株式会社の導入事例では、約1,500戸を管理する同社が複数サービスを比較した結果、ATBB連携などを理由に導入を決めたと紹介されています。
得意領域・導入前に確認したいこと
空室情報を業者間サイトへ公開する業務や、申込・契約のオンライン化を進めたい会社に向いています。現在利用しているポータル、申込サービス、電子契約、会計ソフトが連携対象かを確認し、連携できない場合のCSV運用や二重入力の有無まで確かめます。料金は契約するプランやオプションで変わるため、紙台帳からの移行費用と導入支援の範囲も見積もりに含めてもらいます。
株式会社ネオス|マンション管理・会計を戸数規模に合わせて支援

株式会社ネオスは、マンション管理業向けのシステムやサービスを提供する企業です。マンション会計システム「MAMA」では、管理組合や顧客情報、請求・収納、滞納・口座、支払い、会計、駐車場、水道検針などを扱えます。賃貸住宅の管理会社が選ぶ場合は、賃貸管理専用システムとの違いを理解し、分譲マンションや管理組合業務が自社の対象に含まれるかを確認します。
特徴と強み
管理業務の現場を知る企業が開発し、会計と周辺業務を一体で扱える点が強みです。公式情報では、MAMAは25年を超える歴史を持ち、全国120社以上の導入実績があると案内されています。管理組合会計、口座振替、滞納管理、外部データベース連携などを重視する場合に、業務の適合性を確認しやすい候補です。
得意領域・公開価格を使った比較方法
ネオスの公式料金ページでは、MAMAクラウドの費用例として、管理戸数1,000戸程度は初期90万円から・月額5万円から、3,000戸程度は初期300万円から・月額10万円から、5,000戸程度は初期500万円から・月額15万円からと掲載されています。いずれも税抜きの目安で、個別見積もりが前提です。戸数が増えたときの予算感を把握するベンチマークとして使い、賃貸管理部分の機能と移行費用を別途確認します。
株式会社Fシステム|公開価格で始めやすい「楽楽賃貸EBS」

株式会社Fシステムは、不動産賃貸管理システム「楽楽賃貸EBS」を提供する企業です。物件・契約・請求・入金などの基本業務を標準機能で始めたい小規模事業者にとって、料金を確認しながら比較できる候補です。大規模な全社統合を前提にするのではなく、まずは賃貸管理の中心業務を整理したい会社に適しています。
特徴と強み
公式料金ページでは、EBS基本プランが初期費用19万8,000円、月額費用2万9,800円の税抜価格で掲載されています。契約書、Excel契約書、図面、Excel図面、精算書、更新通知書のカスタマイズは、それぞれ1万円からと案内されています。価格が公開されているため、標準機能中心で導入する場合の初期予算を作りやすい点が特徴です。
得意領域・導入前に確認したいこと
小規模な賃貸管理会社や、まず契約書・図面・精算書をまとめて管理したい会社に向いています。レインズコンバートには別料金が案内されているため、募集情報の取り込み、既存Excelの移行、銀行データの連携、バックアップ、サポート時間を見積もり時に確認します。公開価格だけで判断せず、管理戸数と月間処理件数を伝えた総額で、他社のクラウド型サービスと比較することが大切です。
不動産業向け物件管理システム会社を選ぶポイント

6社はそれぞれ得意領域が異なるため、会社名の知名度だけで決めることはできません。候補を2〜3社に絞ったら、同じ業務シナリオと同じデータ量でデモと見積もりを依頼し、導入後の運用まで比較します。特に、標準機能と追加開発の境界を明確にすることが、予算超過と現場の混乱を防ぎます。
業界実績と業務範囲を確認します
「不動産向け」と書かれていても、賃貸仲介、賃貸管理、分譲マンション管理、建物管理、売買仲介では必要な機能が違います。物件・部屋・契約・入金・修繕・オーナー報告のどこまでを標準で扱えるか、さらに駐車場やテナント、複数オーナー、サブリースに対応できるかを確認します。導入事例を読むときは、導入前の課題、対象戸数、連携先、現場の変更点、効果測定の方法まで質問すると、自社への再現性を判断しやすくなります。
3〜5年の総保有コストで比較します
費用は初期費用と月額費用だけでなく、データクレンジング、移行、帳票カスタマイズ、外部連携、研修、並行稼働、保守、追加ユーザー、追加戸数を合算します。公開価格から見た目安として、既製クラウドは初期0万〜100万円程度、パッケージのカスタマイズは30万〜500万円程度、小〜中規模のスクラッチ開発は500万〜2,000万円程度ですが、賃貸管理に限定した公的な平均統計ではありません。公開価格と自社要件から作った比較用の推定なので、最終判断は個別見積もりで行います。
移行・権限・セキュリティをRFPに入れます
入居者の氏名・住所・電話番号、本人確認書類、オーナーの口座・収支、契約書を扱うため、機能比較と同じ重さで安全管理を確認します。多要素認証、最小権限、通信・保存時の暗号化、操作ログ、バックアップ、障害時の復旧目標、委託先管理、退会時のデータ返却・削除、インシデント連絡体制を質問します。国土交通省はIT重説や書面の電子化を進め、2025年の規制改革実施計画では、消費者保護を前提にデジタルやAIなどの補助ツール活用が期待される方向を示しています。AIや自動化を使う場合も、宅建士や担当者の最終確認を残す設計にします。
よくある質問(FAQ)

物件管理システムの導入では、料金だけでなく、業務範囲、移行方法、既存システムとの連携を確認することが重要です。ここでは、比較検討の段階でよく出る質問に直接回答します。
不動産業向け物件管理システム会社はどう選べばよいですか?
管理戸数、業態、対象業務、既存システム、必要な連携を先に整理し、同じ条件で2〜3社を比較します。賃貸管理の標準機能を重視するなら賃貸革命やいい生活、仲介・募集連携を重視するならアットホーム、マンション会計ならネオス、公開価格や小規模導入を重視するならFシステム、独自業務を作り込みたいならriplaを候補にできます。
物件管理システムの費用相場はいくらですか?
小規模な既製パッケージでは、Fシステムの公式価格のように初期20万円前後、月額3万円前後から始められる例があります。一方、ネオスのMAMAでは管理戸数1,000戸程度で初期90万円から・月額5万円からという費用例が掲載されています。機能、戸数、移行、帳票、連携で金額は変わるため、初期費用だけでなく3〜5年の総額で比較します。
AIや自動化で入金消込や書類入力を無人化できますか?
AI-OCR、RPA、生成AIによって候補提示や転記を自動化できますが、重要な判断や送金を完全に無人化することは避けます。NTT東日本の事例では、約2万戸を管理する会社が手書きの賃貸住宅申込書でAI-OCRとRPAを試し、処理時間を半減、読取精度94.73%を確認しています。いい生活もAI消込アシストを提供していますが、候補の確認、例外処理、操作ログを含めて導入設計を行います。
まとめ

不動産業向け物件管理システムの会社選びでは、まず賃貸管理、仲介・募集、マンション管理、建物管理のどこを対象にするかを決めます。そのうえで、株式会社ripla、日本情報クリエイト株式会社、株式会社いい生活、アットホーム株式会社、株式会社ネオス、株式会社Fシステムを、業務適合性、連携、費用、導入支援、セキュリティの同じ基準で比較します。
自社に合う候補を業務範囲から絞り込みます
標準機能で早く始めたいのか、既存業務に合わせた開発を行いたいのかで、優先する会社は変わります。候補を2〜3社に絞ったら、実際の物件・契約・入金・修繕データを使ったデモを依頼し、入力から報告までの時間と操作性を確かめます。
見積もりと運用設計を同時に進めます
導入を成功させるポイントは、きれいなデモを見るだけでなく、実データに近い物件・契約・入金・修繕のシナリオを操作し、移行後の運用を具体化することです。初期費用や月額費用だけで判断せず、3〜5年の総保有コスト、入力時間、入金消込時間、帳票作成時間、問い合わせ対応時間を導入前後で測定できる計画にすると、システム投資の成果を確認しやすくなります。
各社の料金や機能、導入事例は更新されるため、正式発注前に最新の公式情報と見積書を確認してください。特に、管理戸数が増えた場合の料金、データ返却、外部連携、権限、バックアップ、障害時の連絡体制を契約条件まで確認することが大切です。
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・不動産業向け物件管理システム開発の完全ガイド
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
