人材派遣業向けシステム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

開発会社を比べるときは、派遣元・派遣先・スタッフの業務を一つのデータでつなげられるかを見ると選びやすくなります。

ここで紹介するのは、株式会社riplaを最初に、実在する5社を加えた計6社です。業界特化型のパッケージやクラウドと、個別要件に合わせた開発を相談できる会社が含まれます。

▼全体ガイドの記事
・人材派遣業向けシステム開発の完全ガイド

  • 派遣案件の管理
  • riplaの支援領域
  • 契約・勤怠の管理
  • 給与・請求の連携
  • 選定時の確認事項

人材派遣業向けシステムのパートナー選びが重要な理由

人材派遣業向けシステムのパートナー選び

人材派遣業向けのシステムでは、求人依頼を案件として登録し、スタッフを配置し、契約条件と抵触日を管理する流れを一続きで扱う必要があります。そのうえで、派遣先が承認した勤怠を給与と請求に反映することも欠かせません。導入パートナーの業界理解が、入力の負担と法令対応の品質を左右します。

三者間の業務を一つのデータでつなぐ必要性

一般的な人事給与システムは、従業員の給与や社会保険の管理を中心に設計されています。一方、人材派遣業では、派遣元が雇用するスタッフを派遣先の指揮命令下で就業させるため、派遣先、派遣元、スタッフの情報が連動します。

案件の勤務地や単価、就業条件などが別々に管理されると、同じ内容の再入力や確認作業が生じます。そのため、優先したいのは、AIによる高度なマッチングよりも、まずマスタの整備と業務データの一貫性です。

発注から請求書発行までの業務が同じ条件を参照できれば、転記ミスや担当者だけが知っている運用を減らせます。独自のマッチングが競争力になる会社でも、基幹データの正確性を先に固めることが大切です。

発注前の業務範囲と法令対応の分担

候補会社が派遣元向けか派遣先向けか、三者共通で使える製品かを、最初に確かめておきます。そのうえで、契約・管理台帳・抵触日・就業条件のどこまでが標準機能で、どこからがオプションや追加開発になるかも押さえます。

厚生労働省は派遣元事業主による法定情報のインターネット提供を求めているため、公開情報の更新担当と承認フローも要件に入れます(出典: 厚生労働省「労働者派遣事業」)。さらに、法改正への対応も、誰が、いつ、どの契約範囲で行うのかを確かめておきます。

システムに機能があっても、制度変更時の設定変更、帳票の差し替え、利用者への案内まで実施できない場合があります。データのエクスポートや解約時の返却、障害時の連絡方法は、見積もり前に質問しておくと役立ちます。バックアップ、アクセスログ、二要素認証の有無も、同じタイミングで確かめておきます。

ポイント

派遣元・派遣先・スタッフの業務を一つのデータでつなぎたい会社は、機能の多さより先に、業界の業務を理解したパートナーかどうかを見ておくとよいでしょう。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫の支援

株式会社riplaのシステム開発支援

riplaは、コンサルティングから開発までを一気通貫で支援する企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。

同社は、営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

業務整理から始めて必要な機能を組み立てる進め方

riplaに相談する強みは、業務上の課題と成果指標からシステムの形を考えられる点です。製品を先に決めずに進められるため、課題に合った形を組み立てられます。たとえば、派遣先ごとに異なる締め日や請求ルール、営業担当ごとに分散した案件情報、労務担当が管理する契約期限を整理し、標準機能で対応する範囲と個別開発する範囲を切り分けます。

既存の給与・会計・勤怠・CRMなどは、全部を入れ替えず、APIやCSVでつないで段階的に刷新する方法も相談できます。最初は案件・スタッフ・契約を一つにまとめて管理し、次に派遣先の勤怠承認、給与・請求の突合、経営ダッシュボードへ広げる構成なら、現場の変化を抑えながら改善効果を確認しやすくなります。

独自運用や複数システム連携を重視する会社向け

パッケージの標準運用に業務を合わせにくい会社、複数拠点・複数法人をまたいだデータ活用を考えている会社、すでに利用中のシステムを活かしながら不足部分を開発したい会社は、riplaへの相談と相性が良いです。要件定義から導入後の定着まで、社内の意思決定者と現場担当者をつなぎながら進められます。

後述する業界特化型ベンダーとの相見積もりは、すぐに標準化された派遣管理機能を使い始めたい場合や、公開料金を基準に最小構成を比較したい場合に適しています。

riplaを含む複数社に同じ業務フローとサンプルデータを渡し、開発後の運用負担まで比べることで、違いがはっきりします。

ポイント

業務の課題から機能を組み立て直したい会社や、標準機能と個別開発を分けて考えたい会社は、業務整理から相談できる会社を候補に入れると比べやすくなります。

株式会社エス・アイ・システム|派遣・紹介・請負を幅広くカバーする総合型

STAFF EXPRESSの派遣管理

株式会社エス・アイ・システムは、人材派遣・人材紹介・請負・業務委託などに対応する派遣管理システム「STAFF EXPRESS」を提供しています。

応募者やスタッフ、案件、配置の管理から、契約、勤怠、給与、請求、入金、実績までを、一つの業務基盤で扱える総合型の選択肢です。

標準機能で案件から給与・請求までつなぐ範囲

STAFF EXPRESSの公式料金ページでは、スモールが月額25,000円から、ライトが月額30,000円から、オールインワンが月額35,000円からと案内されています。また、買切価格はそれぞれ40万円、50万円、60万円からです(出典: 株式会社エス・アイ・システム「STAFF EXPRESS 料金」、2026年8月確認)。

ただし、アカウント数や初期設定、導入研修は別途確認が必要です。データ移行や個別連携、追加カスタマイズも、見積もりの段階で確かめる項目です。派遣先によるWeb勤怠承認、スタッフ向けの契約照会・勤怠申請・給与照会、派遣先への契約書や通知書の共有なども、公式機能として案内されています。

派遣元と派遣先、就業者の三者を同じ情報でつなぎたい会社に向いています。

幅広い業態を一つの基盤で管理したい会社向け

派遣だけでなく紹介や請負も扱う会社、給与・請求まで含めて業務を一つにまとめたい会社、まず公開料金を起点に導入規模を検討したい会社に適しています。また、公式サイトでは法令対応やISO取得、導入研修も案内されているため、法改正時の更新範囲やサポートの実績を具体的に確認できます。

一方で、既存の基幹システムに深く組み込みたい場合は、標準機能と連携方式の確認が欠かせません。派遣先ごとの特殊な計算、複数法人の権限、独自帳票がある場合は、デモで実データに近い条件を再現し、追加費用と運用回避策を聞くことが大切です。

ポイント

派遣元の案件から給与・請求までを一つの基盤で扱いたい会社は、公開料金を起点に導入規模を比べ、別途かかる費用の範囲を見積もりで確かめるとよいでしょう。

株式会社クラウドスタッフィング|派遣先・派遣元の共通Web基盤

クラウドスタッフィングの業務連携

株式会社クラウドスタッフィングは、派遣先と派遣元の発注から評価まで、共通のWeb基盤で管理する「クラウドスタッフィング」を提供しています。

派遣先が案件を登録し、派遣元が人材を提案し、契約締結や勤怠承認までをオンラインで進める運用に向いています。

紙・メール・Excelに分かれた派遣先とのやり取りの削減

公式サイトでは、サービス提供法人数1,500社以上、事業所数2,600カ所以上、月間利用者数50,000人以上と公表されています。これは2026年7月14日の同社発表に基づく数値です(出典: 株式会社クラウドスタッフィング「人材派遣業務一括管理システム」、2026年8月確認)。

派遣先と派遣元が発注から評価まで共有できる点は、派遣先数の多い会社が特に評価しやすいところです。ただし、派遣管理と勤怠管理のサービスが分かれているため、どの機能をどの契約で利用するかを確かめます。

また、他社システムから勤怠データを取り込んで請求情報に反映する機能も案内されています。既存の給与システムを残したい場合は、CSV項目、締め処理、エラー時の差戻しをデモで確認します。

取引先と同じ画面で契約・勤怠を進めたい会社向け

複数の派遣先から電話やメールで発注を受け、契約書やタイムシートを個別に処理している会社は、共通プラットフォームによる改善効果を期待できます。同社は、最短の導入期間を派遣管理で約3〜4か月、勤怠管理で約4〜5か月程度と案内しています。ただし、データ移行や派遣先の利用開始を含む実際の計画は個別に確認します。

一方、スタッフの採用から給与、年末調整、経営分析まで派遣元だけで完結させたい場合は、機能の分担が生じることがあります。そのため、派遣先向けの業務連携を優先するのか、派遣元の基幹業務を一体化するのかを決め、必要なら給与・会計システムとの連携費用も含めて比較します。

ポイント

派遣先と派遣元の発注や契約、勤怠を同じ画面で進めたい会社は、既存の給与システムを残すかどうかを先に決めると、確認する連携の範囲を絞りやすくなります。

アルティウスリンク株式会社|法定項目と派遣先管理を重視するHRstation

HRstationの派遣管理

アルティウスリンク株式会社は、派遣管理システム「HRstation」を提供しています。

派遣スタッフのオーダーから法定帳票の生成まで、派遣利用に関する業務を共通化するサービスです。

派遣照会から法定帳票までの派遣先業務の共通化

HRstationの公式機能案内では、派遣照会管理とオーダー進捗管理、契約管理と勤怠管理、請求管理と法令管理が示されています。派遣先企業が複数の派遣元へスタッフを要請し、派遣元がシステム上で人選する流れも作れます。そのため、派遣先企業の受け入れ業務を標準化したい場合に検討しやすいです。

派遣先管理台帳は、派遣就業をした日や始業・終業時刻、休憩時間、業務の種類、教育訓練などの項目を扱い、原則として3年間の保存が必要です(出典: 厚生労働省「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」第42条、2026年8月確認)。

どの項目を誰が登録・承認・修正できるかも、法定帳票の出力機能とあわせて確認します。

受け入れ人数・契約期間・コストを把握したい派遣先向け

大規模な派遣受け入れを行う企業、事業所単位・個人単位の期間制限を確実に確認したい企業、複数派遣元との契約・勤怠・請求をまとめたい企業に適しています。一方、派遣元が自社のスタッフ情報や給与まで管理する基幹システムを探している場合は、HRstationとの役割分担を整理します。

導入時には、派遣元への利用依頼から法定帳票の確認まで、一連の流れを実際の画面で再現します。さらに、現場の人事担当者だけでなく、各事業所の管理者と派遣元にも操作してもらい、入力項目の多さや通知の見落としがないかを確かめることが大切です。

ポイント

派遣先として受け入れ人数や契約期間、コストを把握したい企業は、法定帳票と入力者の権限まで含めてデモで確かめると、導入後の手戻りを減らせます。

株式会社ヒューアップテクノロジー|Excel脱却と派遣業務の標準化を支援

The Staff-Vの派遣業務管理

株式会社ヒューアップテクノロジーは、人材派遣業務の総合管理パッケージ「The Staff-V」を提供しています。

派遣先・派遣スタッフのマスター管理や労務管理を基盤にし、周辺システムとの連携も含めて業務を標準化したい会社に向いています。

担当者ごとのExcel管理を業務基盤にまとめる方法

公式導入事例では、医療機関向けの派遣事業を展開する株式会社タスクフォースが、Excel中心の属人的な運用からクラウド版のThe Staff-Vへ移行した事例が紹介されています。また、累計で1万人を超える看護補助者スタッフが登録され、医療機関で働く1,000名を超える派遣スタッフの管理を中心に活用しているとされています(出典: 株式会社ヒューアップテクノロジー「The Staff-V導入事例」)。

別の導入事例では、契約管理、請求書発行、給与支払いに必要なファームバンキングデータ作成などを利用していることも紹介されています。登録スタッフが増え、担当者の経験に頼る管理が難しくなった会社は、マスター統合、契約更新、給与・請求までのデータ連携を確認すると導入効果を見積もりやすくなります。

人材数の増加に合わせて段階導入したい会社向け

登録スタッフや派遣先が増えてきたものの、いきなり大規模なスクラッチ開発へ進むのは避けたい会社に適しています。また、公式サイトでは段階的な導入が可能なメニューも案内されているため、案件・スタッフ管理から始め、契約から請求まで広げる計画を相談できます。

医療、製造、物流など業界特有の勤務形態や派遣先ごとの締めルールがある場合は、標準機能で対応できる範囲を発注側が細かく確認します。

現在のExcel台帳をそのまま移すと、データの重複や不要項目も引き継がれます。そのため、移行前にスタッフ・派遣先・案件・契約・就業実績のマスタを整理することが重要です。

株式会社ブレイン・ラボ|採用・求人・マッチングから始めやすいMatchingood

Matchingoodの人材マッチング

株式会社ブレイン・ラボは、人材派遣・人材紹介向けのクラウドシステム「Matchingood」を提供しています。

求人や求職者の管理からマッチング、進捗、派遣契約、勤怠、請求、給与まで扱えるため、採用・営業・マッチングを起点に派遣業務をデジタル化したい会社に適しています。

応募管理から給与・請求まで必要な範囲を選べる構成

公式料金ページでは、応募管理特化、契約管理特化、フルプランの3つの構成が案内されています。各プランでは、人材・求人管理から給与管理までを扱えるとされ、初期費用無料、月額22,000円(税込)からと表示されています(出典: 株式会社ブレイン・ラボ「Matchingood 料金プラン」、2026年8月確認)。

プランやオプションで金額は変わります。そのため、最新の見積もりを取得します。さらに、ホームページ連携や地図マッチングなどのオプションも案内されているので、求人の公開から応募、営業担当によるマッチングまでを効率化したい会社は、確認しやすくなります。

人材紹介も併営している場合は、派遣と紹介で異なる進捗や契約状態を、同じ顧客・候補者情報から管理できるかをデモで確かめます。

小規模から始めて採用・営業の生産性を高めたい会社向け

登録スタッフがまだ少なく、まず応募受付や求人管理、マッチングの漏れを減らしたい会社、初期投資を抑えて段階導入したい会社に向いています。

月額料金だけでなく、給与計算から派遣先の勤怠承認、既存の会計・給与ソフトへのデータ連携まで含めた業務フローで比較することが大切です。

特殊な給与計算、複数法人の複雑な権限、独自のスタッフポータルなどが必要な場合は、標準機能で不足する部分を洗い出します。そのうえで、実現できる部分は標準機能を使い、不足する部分だけを個別開発会社へ依頼する組み合わせも、費用と導入スピードのバランスを取りやすい方法です。

人材派遣業向けシステムのパートナー選びで確認するポイント

人材派遣業向けシステムの選定ポイント

6社は、それぞれ得意な範囲が違います。riplaのように業務整理と個別開発を相談しやすい会社、派遣元の業務を広く一つにまとめる会社、派遣先との契約・勤怠を共通化する会社など、強みの方向性が異なります。

社名の知名度や月額だけでなく、自社の業務フローをどこまで短く、正確にできるかで比較します。

社数より自社に近い業務の実績

導入社数は参考になりますが、社数だけで自社との相性を判断するのは避けたいところです。派遣元なら、スタッフ数・派遣先数・拠点数、給与締め日・日払い・前払い、社会保険・請求条件が近い導入事例を確認します。一方、派遣先なら、事業所数・派遣元の数・承認者の階層、契約更新や抵触日の管理が近い事例を見ます。

候補会社には、派遣先2社分の日勤と夜勤を含むサンプルデータを渡します。そこには、契約更新、勤怠差戻し、給与・請求の突合も含めます。

営業資料の画面を見るだけでなく、誰が何回入力するのか、修正履歴が残るのか、締め後の訂正をどう処理するのかを確かめると、導入後の手戻りを予測できます。

見積書と契約書で確認する技術・法令・セキュリティ

クラウドかオンプレミスかに加えて、データの保存場所、バックアップ世代、障害復旧目標、通信の暗号化を確認します。アクセス権限、MFA、操作ログ、脆弱性対応も、あわせて確かめます。マイナンバーや給与情報を扱う場合は、営業担当、労務担当、派遣先、スタッフが見られる情報をロール単位で分離できることが必要です。

費用は、初期費用や月額利用料、保守、データ移行を分けて提示してもらいます。研修、追加開発、外部連携、サポートも、内訳を明示してもらいます。ただし、公開料金のあるサービスでも、最低利用人数やオプションによって総額が変わります。

開発を依頼する場合は、要件定義から設計、開発、テストを経て、移行、並行運用、定着支援に至る各工程で、成果物と検収条件を決めておきます。

導入後の運用体制とプロジェクト管理

システム導入の失敗は、機能不足のほかに、現場が入力しないことでも起きます。そのため、派遣先の承認者や営業、コーディネーター、労務、経理、スタッフそれぞれの操作を想定しているかを確かめます。マニュアル、研修、問い合わせ窓口、利用状況の確認方法まで提案に含まれているかも、あわせて見ます。

開発会社には、プロジェクト責任者、業務担当、エンジニア、テスト担当の役割を明確にしてもらいます。そのうえで、要件変更の判断者、課題管理表、週次の進捗報告、受入テスト、旧システムとの並行運用、稼働後の障害対応を契約に反映できれば、担当者の交代や仕様追加による混乱を抑えられます。

人材派遣業向けシステムについてよくある質問

人材派遣業向けシステムのよくある質問

導入前によく寄せられる質問を、判断の目安とあわせて取り上げます。料金や開発期間、法令対応は、会社の規模や既存システムによって変わります。そのため、各質問は自社の条件に置き換えて読むと役立ちます。

人材派遣業向けシステムはパッケージとスクラッチのどちらが良いですか?

法定帳票、契約、勤怠、給与、請求を早く整備したい会社は、業界特化型パッケージやクラウドから比較する方法が向いています。

独自のマッチング、複数法人、複雑な給与・請求、基幹連携が競争力になる会社は、riplaのような個別開発会社も含めて検討します。標準機能と追加開発を組み合わせる方法も有効です。

人材派遣業向けシステムの費用はどのくらいですか?

公開料金のあるクラウドでは、月額2万円台から始められるサービスがあります。

STAFF EXPRESSでは、プランにより月額25,000円から35,000円、買切40万円から60万円が案内されています。Matchingoodでは、初期費用無料、月額22,000円(税込)からです。

移行、研修、外部連携、追加開発を含む総額は、別に見積もる必要があります。

法令対応は、導入後の設定と運用まで含めて初めて成り立ちます。管理台帳の項目、保存期間、契約更新、抵触日、派遣元の情報提供などを正しく設定し、担当者が運用する必要があります。

法令改正時の更新範囲、帳票の提供時期、設定変更の責任者をベンダーと確認し、必要に応じて社会保険労務士や弁護士にも相談します。

まとめ:自社の派遣業務に合う会社を同じ条件で比較

人材派遣業向けシステムの導入判断

人材派遣業向けシステムを選ぶときは、派遣元・派遣先・スタッフのどの業務を一つにつなげるかを明確にすることが先決です。会社名や料金の安さは、その後に比べる材料になります。

株式会社ripla、株式会社エス・アイ・システム、株式会社クラウドスタッフィング、アルティウスリンク株式会社、株式会社ヒューアップテクノロジー、株式会社ブレイン・ラボには、それぞれ異なる強みがあります。

目的別の候補の絞り込みと、同じサンプルデータによる判断

独自業務の整理と個別開発を重視するならripla、派遣元の案件から給与・請求までを一つにまとめたいならSTAFF EXPRESSが候補になります。派遣先と派遣元の共通手続きならクラウドスタッフィング、派遣先の法令や受け入れ管理ならHRstationが候補です。

Excelからの標準化と周辺連携ならThe Staff-V、採用・求人・マッチングからの段階導入ならMatchingoodも比較の対象になります。そのうえで、実際の業務フローを各社に渡し、入力回数、承認、修正、帳票、連携、費用を同じ条件で確認します。

小さく始めた効果の測定と全社展開

最初から全社・全拠点を切り替えず、一拠点や一部案件でパイロットを行います。そのうえで、勤怠・給与・請求の結果を旧運用と突き合わせます。

契約更新漏れの件数や勤怠差戻し率、給与・請求の修正件数、案件充足率、マッチングにかかる時間などを、導入前後で計測します。そうすれば、システム導入が売上や業務品質にどの程度貢献したかを判断しやすくなります。

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・人材派遣業向けシステム開発の完全ガイド

会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。