証憑管理システム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

証憑管理システムの開発会社を選ぶなら、請求書や領収書を保管するだけでなく、受領・データ化・承認・会計連携・検索・監査対応までの業務をつなげられる会社を選ぶことが重要です。

本記事では、証憑管理システムの導入や開発を相談できる会社を、業務要件に合わせた個別設計、紙運用からの移行、請求書の受領代行、支出管理、バックオフィス全体の統合という切り口で6社紹介します。株式会社riplaを先頭に、リコージャパン株式会社、株式会社ラクス、Sansan株式会社、株式会社TOKIUM、株式会社LayerXを取り上げ、各社の特徴、向いている企業、費用確認のポイント、導入前に見るべき法令・連携要件まで整理します。

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証憑管理システムのパートナー選びが重要な理由

証憑管理システムのパートナー選定を検討する担当者

証憑管理システムは、ファイルをアップロードするだけで業務が完了する仕組みではありません。紙の請求書、メール添付のPDF、Webサイトからダウンロードした領収書、複合機からのスキャン、EDIで届くデータなどをどこから取り込み、誰が内容を確認し、どの会計処理へ渡すかを決めて初めて効果が出ます。製品の機能数よりも、自社の受領経路と業務ルールを実際に変えられるかを確認する必要があります。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

導入前に会社を選び間違えると、請求書だけは取り込めても、納品書や注文書が別の共有フォルダに残ったり、OCR結果を経理担当者が別画面へ手入力したりする状態が続きます。電子取引データを保存できても、検索項目が社内ルールと合わなければ、税務調査や監査で必要な資料をすぐ提示できません。反対に、受領から仕訳までの流れを設計できるパートナーなら、入力・承認・差し戻し・支払予定の状況まで見える化できます。

2026年は、電子取引データの保存から帳簿への自動連携までを一貫してデジタル処理する仕組みを対象に、JIIMAが「デジタルシームレスソフト法的要件認証」の受付を開始しています(出典: 公益社団法人日本文書情報マネジメント協会「デジタルシームレスソフト法的要件認証の受付を開始しました」、2026年1月)。認証の有無は判断材料になりますが、自社の権限・承認・バックアップ・運用規程まで自動的に整うわけではありません。製品機能と導入支援の両方を確認することが大切です。

発注前に確認すべきポイント

発注前には、対象となる証憑を請求書、領収書、納品書、注文書、見積書、契約書、経費精算の添付書類などに分け、月間件数と受領経路を一覧にします。紙と電子データの割合、拠点数、承認者、保存年数、利用する会計・販売管理・ERP、既存のワークフロー、外部委託の有無も共有します。月100件なのか月1,000件なのかで、必要なOCR、入力代行、権限、ストレージ、サポート体制は変わります。

見積書では、初期設定、データ移行、APIやCSV連携、入力代行、教育、並行運用、法改正対応、保守を分けて記載してもらいます。標準SaaSの月額だけでなく、導入後3年間の総額と、サービス終了時のデータ出力費用まで比べると、安さだけで判断するリスクを抑えられます。AI-OCRを利用する場合は、読取結果を誰が確定するか、誤読時にどの画面で修正するかも要件に含めます。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaのシステム開発支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

証憑管理を単独の保管庫として導入するのではなく、購買申請、発注、納品確認、請求書照合、支払、会計計上までの業務を見直したい企業に向いています。たとえば、メールで届いた請求書を専用アドレスへ集約し、取引先・金額・税区分・案件番号を確認したうえで承認へ回し、会計システムへデータを連携する流れを設計できます。部門や案件ごとに閲覧権限を分け、訂正・削除・差し戻しの履歴を残す要件も、業務ルールと一緒に整理できます。

得意領域・実績

既存の会計・販売管理・ERPを残しながら、証憑の受付画面や承認フロー、検索画面、データ連携を自社向けに整えたい企業が相談しやすい候補です。標準SaaSを採用する場合も、どこまで標準機能で運用し、どこからを追加開発にするかを切り分けられます。まずは月間件数、証憑種別、受領経路、現在の二重入力、承認の滞留、監査時の検索方法を共有し、業務整理から支援できるか確認するとよいでしょう。

リコージャパン株式会社|紙運用から証憑の電子保存へ移行しやすい

紙の証憑を電子化する業務のイメージ

リコージャパン株式会社は、複合機やドキュメントサービスの知見を生かし、「RICOH 証憑電子保存サービス」を提供しています。請求書、納品書、領収書、契約書、見積書、注文書など、受領・作成する証憑をクラウド上で一元保存するサービスです。複合機やFAXなど紙の入口が多く、まず保存基盤を整えたい企業が検討しやすい候補です。

特徴と強み

公式情報では、RICOH 証憑電子保存サービスは電子取引要件とスキャナ保存要件に対応し、タイムスタンプを標準実装しています。保存期間は最大11年3カ月に対応し、10GBの基本容量は1通200KB想定で約5万通を保存できる案内です。自社で取引年月日・取引金額・取引先名を入力する運用と、入力代行を利用する運用を選べるため、経理担当者の確認工数と外部委託費を比較しやすい点が特徴です。

得意領域・料金確認

公式の料金案内では、2025年9月5日以降の価格として、初期料金5,000円、月額基本料金3,000円、入力代行100円が示されています。10GBを超える場合は10GBごとに月額500円が追加されます(出典: リコー「RICOH 証憑電子保存サービス」、2026年8月確認)。月100件の証憑を入力代行に回すなら、基本料金と合わせて月額13,000円が単純計算の目安になりますが、導入支援や対象外帳票の扱いは別途確認が必要です。

一方で、複雑な承認や会計仕訳の自動生成を標準機能だけで完結させたい企業は、追加連携の範囲を確認します。複合機・FAX・紙書類の受領を減らすことが主目的なら適していますが、複数拠点の購買ワークフロー、独自の案件コード、基幹システムとの深い連携まで必要なら、導入支援会社やSIerを交えた設計が現実的です。

株式会社ラクス|公開料金と短期導入で始めやすい

クラウド型の証憑管理システムを検討するチーム

株式会社ラクスは、経費精算や請求書関連の業務を支援するクラウドサービスを提供する会社です。「楽楽電子保存」は、受け取った請求書・領収書・注文書・納品書などをまとめて保存し、検索やタイムスタンプ、AI-OCRを利用できるサービスです。標準機能を使って電帳法対応を早く始めたい中小企業から中堅企業まで、比較対象にしやすいベンダーです。

特徴と強み

楽楽電子保存は、アップロード件数の上限に応じて月額料金が変わる料金体系です。AI-OCRで書類内容を読み取り、書類検索やタイムスタンプに対応し、同社の「楽楽明細」との自動連携も案内されています。請求書だけでなく、受領したさまざまな証憑を一つの検索画面で管理したい企業に向いています。入力項目を増やしすぎず、法定要件と社内の確認項目を分けて設計すると定着しやすくなります。

得意領域・料金・導入期間

公式料金ページでは、初期費用50,000円、月額17,000円からと案内されています。月額はアップロード件数により変わり、OCR、書類検索、タイムスタンプ、サポートを含む構成です。また、通常は問い合わせから1〜2週間前後、急ぎの場合は最短3営業日で利用開始できるとされています(出典: 株式会社ラクス「楽楽電子保存の料金プラン」、2026年8月確認)。料金を比較するときは、件数上限を超えた場合の扱い、入力代行や既存データ移行、会計システム連携の費用を別に確認します。

すぐに法対応を始めたい企業には候補になりやすい一方、独自の購買承認や複雑な原価配賦をシステム内で作り込みたい企業は、標準機能との境界を見ます。AI-OCRの読取結果を人が確認する工程をなくすのではなく、金額・税率・登録番号など重要項目を確定する担当者と差し戻しルールを決めてから運用を始めることが大切です。

Sansan株式会社|請求書の受領からデータ化・会計連携まで効率化

請求書の受領とデータ化を効率化するイメージ

Sansan株式会社は、名刺管理サービスなどを展開し、請求書受領サービス「Bill One」を提供する会社です。Bill Oneは、紙・メール・Webなど複数経路で届く請求書を代理受領し、データ化してクラウド上で一元管理するサービスです。証憑全般の保存庫というより、請求書の受領から承認・支払・会計連携までを大きく効率化したい企業に適しています。

特徴と強み

Bill Oneの公式案内では、受領した請求書を99.9%の精度でデータ化できると説明されています。ただし、これはSansan株式会社が定める条件を満たした場合のデータ化精度です。AIやオペレーターによるデータ化の結果をそのまま会計確定値にせず、発注データ・納品データ・請求金額を照合し、例外だけを担当者が確認する運用にすると、効率化と内部統制を両立しやすくなります。

得意領域・実績・費用確認

Bill Oneの公式導入事例には、月2,000件を超える紙の請求書処理を効率化した事例や、SAPまで連携して月間800時間の工数を削減した事例が掲載されています(出典: Sansan株式会社「Bill One請求書受領 導入事例」、2026年8月確認)。全国拠点から本社へ請求書を郵送する業務、店舗や現場が個別に受け取る請求書、決算を早めたい経理部門で効果を検討しやすいです。

料金は、初期費用と年額を含めた個別見積もりになるため、月間請求書件数だけでなく、代理受領する範囲、データ化項目、承認者数、会計・ERPへの出力、支払管理の有無を同じ条件で提示します。領収書や注文書など請求書以外の証憑も対象にする場合は、Bill Oneで扱う範囲と別の証憑管理サービスの範囲を分け、情報が二重管理にならない連携方式を確認するとよいでしょう。

株式会社TOKIUM|請求書・経費・証憑をまたぐ支出管理に強い

経費と証憑を一元管理する業務のイメージ

株式会社TOKIUMは、経費精算、請求書受領、電子帳簿保存など、支出に関わる経理業務を支援するサービスを提供しています。「TOKIUMインボイス」や「TOKIUM電子帳簿保存」を組み合わせると、請求書や領収書の回収・データ化・承認・保管・会計連携を一つの支出管理の流れに近づけられます。経費精算と請求書を別々に扱うことで確認が増えている企業に適しています。

特徴と強み

請求書を受領して終わりではなく、仕訳・会計連携、承認、帳票保管までを支出プロセスとして整理できる点が特徴です。領収書の回収をスマートフォンやオンラインで集め、申請内容と証憑を紐付け、経理担当者の確認対象を絞る運用も検討できます。月次決算を早めたい企業は、承認の滞留時間、未処理請求書、支払漏れ、差し戻し件数をKPIに置くと、導入効果を測りやすくなります。

得意領域・実績・料金確認

公式ニュースでは、月間約2,000通の請求書を処理する日本電設資材がTOKIUMインボイスを利用し、仕訳・会計連携、承認、帳票保管の負担を削減していた事例が紹介されています。さらに2026年5月の発表では、明細照合などの人的負担に対してAIエージェントを導入し、年間約1,000時間の工数削減を目指す取り組みも公表されています(出典: 株式会社TOKIUM「日本電設資材、TOKIUM AIエージェントの導入により年間約1,000時間の工数削減へ」、2026年5月)。この事例は2026年5月に公表されています。

一方、料金は証憑の件数、利用サービス、データ化や入力代行、連携、導入支援の範囲で変わるため、公開された一律の月額だけでは判断しにくいです。請求書だけを対象にするのか、経費精算・領収書・契約関連書類まで広げるのかを決め、年間総額と削減できる作業時間を並べて比較します。AI機能を利用する場合は、データの保存場所、学習への利用、外部送信、最終確認者の責任分界も確認します。

株式会社LayerX|保存対象が広くバックオフィス全体を変えやすい

バックオフィスの証憑を一元管理するイメージ

株式会社LayerXは、バックオフィス業務を支援する「バクラク」シリーズを提供する会社です。「バクラク電子帳簿保存」は、請求書や領収書だけでなく、見積書、注文書などの書類も保存対象にでき、請求書受領や申請、経費精算と組み合わせて利用できます。請求書受領サービスを介さない証憑が多く、保存を中心に全社の運用を整えたい企業に向いています。

特徴と強み

公式サービス情報では、メールや複合機からの取り込み、AI-OCR、検索、タイムスタンプなどが案内されています。JIIMAの「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」と「電帳法電子取引ソフト法的要件認証」を取得している点も、製品比較の確認材料です(出典: 株式会社LayerX「バクラク電子帳簿保存」、2026年8月確認)。ただし、認証は製品機能の確認であり、自社の事務処理規程や権限運用まで代替するものではないため、導入時の運用設計が必要です。

得意領域・導入事例・確認事項

公式導入事例では、見積書・注文書・請求書などを月間約900件保存し、16部門・180人が利用した企業のケースが紹介されています。導入後は検索が大幅に楽になったとされ、請求書発行・受領サービスを使わない書類も含めて管理したいという課題に対応しています(出典: バクラク「月間約900件の書類保存に成功し、全社への導入を進める」、2026年8月確認)。この内容は2026年8月に公式事例として確認しています。

さらに公式の導入リリースでは、月間約1,000件の書類受領・管理業務を効率化した企業や、月間50,000件の帳票保管を効率化した企業も紹介されています。自社の証憑量が多い場合は、保存容量、アップロード上限、利用者・部門数、OCRの従量課金、会計連携の有無を見積もりに含めます。複数サービスを組み合わせる場合は、同じ証憑を二重保存しない責任者と正本の保管場所を定義することが重要です。

証憑管理システムのパートナー選びのポイント

証憑管理システムの導入条件を比較するチーム

6社は同じ種類の会社ではありません。riplaは業務整理から個別開発・定着支援、リコーは紙を含む証憑の電子保存、ラクスは公開料金と短期導入、Sansanは請求書受領の集約、TOKIUMは支出業務の統合、LayerXは証憑の保存範囲とバックオフィス連携を検討しやすい候補です。自社の課題を月間件数と受領経路で表し、同じ前提で提案を比較します。

証憑の種類と導入実績の確認方法

導入実績を見るときは、導入社数や知名度だけでなく、自社と似た証憑種別、月間件数、拠点数、利用者数、承認経路、会計システムがあるかを確認します。請求書だけの事例と、領収書・納品書・注文書まで含む事例では、必要な取込方法と検索項目が異なります。紙をスキャンするのか、メール添付を自動取得するのか、Webダウンロードを担当者がアップロードするのかを具体的に質問します。

法令・セキュリティ・連携の評価

電子帳簿保存法への対応では、電子取引データの真実性と可視性を確認します。訂正・削除履歴、タイムスタンプ、訂正削除できない保存方式、取引年月日・金額・取引先による検索、範囲検索、複数条件検索、操作ログ、アクセス権限、エクスポートの可否を要件表にします。JIIMA認証がある場合も、認証対象の製品・プラン・機能範囲を確認し、自社の事務処理規程やスキャナ保存の運用と合わせて判断します。国税庁の電子取引関係資料は、2026年7月1日付の一部改正まで更新されています(出典: 国税庁「電子帳簿保存法関係 個別通達目次」、2026年8月確認)。この更新状況は2026年8月時点で確認しています。

セキュリティでは、通信・保存データの暗号化、MFAやSSO、最小権限、管理者操作ログ、バックアップ世代、復元テスト、障害時の復旧目標、データセンターの所在、再委託、契約終了時の返却・削除を確認します。会計やERPと連携する場合は、API・CSV・ETLのどれを使うか、エラー時に再送できるか、証憑画像と仕訳を相互にたどれるか、連携失敗を誰が検知するかまで決めます。

費用・導入期間・定着支援の比較

公開料金のあるSaaSでは、初期費用0〜5万円程度、月額3,000円〜数十万円程度が一つの目安になります。リコーやラクスのように公開料金を出しているサービスでも、ストレージ、月間件数、入力代行、導入支援で金額が変わります。SaaSに会計・ERP・IDaaSなどの連携や移行を加える場合は、類似業務システムの一般的な相場から100万〜500万円程度の追加費用を見込むケースがありますが、証憑管理専用の公的統計ではないため、条件付きの推定として扱います。

独自ワークフローや複数基幹システムとの深い連携を含む個別開発では、300万〜1,500万円程度、複数拠点・大量移行・高度な権限や24時間運用を含むと1,500万〜4,000万円以上になる可能性があります。期間も標準SaaSなら3営業日〜2週間、連携を含む導入なら1〜3か月、スクラッチ開発なら6か月以上が目安です。金額と期間は件数、連携本数、保存年数、移行範囲、テスト、保守で変わるため、複数社に同じRFPを渡して比較します。

導入後の定着支援では、利用率、未処理証憑数、OCR修正率、承認の滞留時間、会計連携エラー、検索にかかる時間をKPIにします。1部署・1種類の証憑から始め、1〜2か月の並行運用で例外を洗い出し、運用規程・マニュアル・問い合わせ窓口を整えてから全社へ広げると、現場の混乱を抑えやすくなります。

証憑管理システムについてよくある質問

証憑管理システムの疑問を確認する担当者

証憑管理システムの選定では、電子帳簿保存法、既製品と個別開発、費用、OCR、既存会計との連携について疑問が生じやすいです。ここでは、開発会社やベンダーへ相談する前に確認したい質問へ回答します。

証憑管理システムにはどの書類を保存できますか?

請求書、領収書、納品書、注文書、見積書、契約関連書類、経費精算の添付書類などが代表的です。ただし、サービスによって標準の対象、OCRの対象、入力代行の対象、保存だけ可能な対象が異なります。自社で扱う書類を一覧にし、PDF、画像、メール添付、FAX、EDIなどの形式ごとに、取り込みから検索まで実際に試すことが大切です。

証憑管理システムはSaaSと自社開発のどちらがよいですか?

標準的な保存、検索、タイムスタンプ、権限、OCR、承認で足りるなら、SaaSやパッケージを利用する方が短期間で導入しやすいです。独自の証憑種別、特殊な承認、複数の基幹システム、オンプレミス制約、既存業務との深い統合が事業上不可欠なら、標準製品の拡張や個別開発を比較します。最初から全社の全書類を移行せず、代表的な証憑を使ったPoCで入力・検索・連携・権限を確認すると判断しやすくなります。

証憑管理システムの開発費用はいくらですか?

標準SaaSは初期0〜5万円程度、月額3,000円〜数十万円程度から始められるサービスがあります。会計・ERP連携、データ移行、入力代行、教育、運用設計を加えると初期費用は増えます。個別開発は小規模でも300万〜1,500万円程度、複数拠点や基幹刷新を含むと1,500万〜4,000万円以上になる可能性がありますが、公開統計ではない推定レンジです。月間件数、利用者、保存年数、連携本数、権限、保守を記載したRFPで見積もりを取ります。

AI-OCRの読み取り結果をそのまま使っても問題ありませんか?

AI-OCRは入力作業を減らすための機能であり、金額、取引日、税率、適格請求書発行事業者の登録番号などの最終確定を人の確認なしで済ませるものではありません。読み取り結果の確認者、修正権限、差し戻し条件、修正履歴、会計連携前のエラー検知を決めます。まず自社の代表的な紙・PDF・画像を使って誤読率と確認時間を計測し、削減できる工数を見積もることが大切です。

証憑管理システムの開発会社6選まとめ

証憑管理システムの導入会社を選ぶチーム

証憑管理システムのおすすめ開発会社・ベンダーを選ぶときは、製品の知名度や月額料金だけでなく、証憑が届いてから会計処理と監査対応を終えるまでの業務を、どこまで一緒に設計できるかを確認します。riplaは業務要件の整理から開発・定着、リコーは紙を含む証憑の電子保存、ラクスは公開料金と短期導入、Sansanは請求書受領、TOKIUMは支出管理、LayerXは幅広い証憑保存とバックオフィス連携を検討しやすい候補です。

月間件数と業務課題で候補を絞り込む考え方

月100件程度で法対応を急ぐなら、公開料金と短期導入を確認できるラクスや、保存を始めやすいリコーが比較しやすいです。月1,000件以上で請求書の受領拠点が多いなら、SansanやTOKIUMの受領・データ化・会計連携の導入事例が参考になります。請求書以外の書類も多いならLayerX、独自の承認や既存基幹との連携が中心ならriplaを含め、標準機能と追加開発の境界を確認します。

問い合わせ前に準備する情報

相談前に、証憑の種類と月間件数、受領経路、拠点・部門・利用者、現在の保存場所、承認者、会計・販売管理・ERP、移行対象、保存年数、セキュリティ基準、希望時期をまとめます。代表的な請求書や領収書を匿名化し、OCRの確認項目、検索条件、会計連携後の仕訳イメージを示すと、会社ごとの提案差が見えやすくなります。

証憑管理システムは、紙やPDFを一か所へ集めるだけでなく、取引の事実を確認し、必要な人が必要なときに追跡できる状態をつくる業務基盤です。自社の受領経路と二重入力を整理し、費用・連携・法令・定着支援を同じ条件で比較したうえで、最適なパートナーへ相談してください。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。