整理券発行システムの会社は、現場の業務、通知・連携の要件、導入後の総額の3点で比べると、混雑業務に合う運用につながる会社を選びやすくなります。
riplaと公開情報で確認できる5社の特徴、現場運用、費用をそろえて比べます。
▼全体ガイドの記事
・整理券発行システム開発の完全ガイド
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整理券発行システムのパートナー選びが重要な理由

整理券発行システムは、番号を印刷するだけの機器から、Web受付、LINE通知、予約、抽選、決済、顧客データ分析まで幅があります。そのため、機能数より先に、来訪者とスタッフの動きを把握して、必要な範囲で導入できるパートナーを選ぶことが大切です。
自社の業務に合わないシステムで行列が別の場所へ移るリスク
呼出方法が現場に合わなければ、整理券を発行しても受付前に人が滞留します。そこで、発券、通知、待機場所、不在時の扱いを一つの業務フローとして考える必要があります。
- スマートフォンを使わない患者が多い病院:Web受付だけでは、有人窓口への問い合わせが増えます。
- 若年層が多いイベント:紙券を保管するより、電子整理券とQRコードのほうが受付を速められます。
発注前に確認するピーク時の運用と総額
発注前には、1日平均の受付数に加えて、最混雑時の受付数、窓口数、同時処理人数を伝えておきます。平均だけでは、混雑時に必要な体制が見えないためです。
機器から障害対応まで、同じ条件で見積もりを依頼します。条件がそろっていれば、金額の差が何によるのかを確かめやすくなります。
- 機器・回線:端末、プリンター、モニター、通信回線の費用も見積もりに入れます。
- 運用費:通知の従量課金、用紙、保守、障害時の電話対応が対象です。
- 追加条件:無料・安価なプランでも、通知や連携の追加費用を確かめます。
必要な機能を追加すると月額や初期費用は変わるため、3社程度に質問して比べることが比較の出発点です。
株式会社ripla|コンサルティングから開発まで一気通貫の支援
riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援します。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、成果の創出とシステムの定着を支えます。
営業、顧客、生産、販売管理など幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制です。
特徴と強み
整理券発行では、発券機を置くこと自体よりも、受付業務のどこを変えるかが重要です。riplaでは、その見直しを現状整理から要件定義、設計、開発、導入後の定着まで相談できます。
既製サービスを導入するか、既存の予約・顧客・販売管理と連携させて開発するかは、業務上の成果から検討できます。
得意領域・相談時に確認したいこと
相談時は、整理券業務への対応範囲と将来の運用を踏まえて確認します。任せる範囲は、業務の組み立て方、受付データの扱い、将来の拡張、見積もりの前提で変わります。
- 業務設計:基幹業務システムの構築・導入で培った経験を、整理券発行の業務にも生かせます。
- データ要件:受付番号と顧客・注文情報を結ぶなら、保存、参照、削除の扱いを事前に決めておきます。
- 将来の拡張:専用サービスも、将来の連携や業務の変更を踏まえて比べられます。
- 見積もり:整理券向けの公開料金や事例を見て、必要な範囲をはっきりさせます。
株式会社リクルート|公開料金で始めやすいAirウェイト
株式会社リクルートのAirウェイトは、店舗や施設の受付と発券を管理します。紙券、オンライン順番受付、外部ディスプレイに対応しています。呼出と窓口の管理には、次の機能があります。
- メール・電話・SMS呼出
- 窓口別管理
既製のクラウドサービスから始めたい企業にとって、公開料金と機能の対応関係を追いやすい候補です。
特徴と強み
2026年8月時点の公式FAQでは、無料プランは0円、ベーシックは月額11,000円(税込)、スタンダードは月額22,000円(税込)です(出典: Airウェイト「有料プランについて」、株式会社リクルート、2026年確認)。
- ベーシック:Web受付や外部ディスプレイが使えます。
- スタンダード:窓口ごとの呼出や自動音声などに対応します。
無料から試せるため、受付管理の効果を確かめたい小規模店舗やクリニックにとって、検討しやすい選択肢です。
得意領域・実績と導入前の確認事項
独自業務をゼロから開発するより、標準化した受付を短期間で整えたい場合に向いています。ただし、無料プランでは一部の呼出やオンライン受付が使えません。
電話・SMS呼出は従量課金制なので、月額だけでは費用の全体が見えません。高齢者が多い場合は、現地発券と有人案内、通信障害時の紙運用も確かめます。
既存のAirリザーブなどと連携する場合は、追加条件も確かめておきます。
株式会社ブレイブテクノロジー|LINE通知と集客に強いmatoca
matocaは、LINEミニアプリで動く順番待ち・整理券システムです。LINEで受付し、順番が近づくと通知します。そのため、利用者は待ち時間に店の外へ移動でき、LINE公式アカウントとの接点も作れます。
特徴と強み
公式サイトでは導入企業380社超、導入店舗2,200店突破と案内されています(出典: matoca公式サイト、株式会社ブレイブテクノロジー、2026年確認)。
- 受付・通知:LINE通知、店外発券、待ち時間表示、電話呼出に対応します。
- 販促機能:外部モニター、メニュー予約、抽選、ランダム発番にも対応すると案内されています。
来店前後のコミュニケーションや販促を重視する飲食店、商業施設、レジャー施設にとって、比較しやすいサービスです。
得意領域・実績と導入前の確認事項
大江ノ郷自然牧場では、休日に2時間待ちとなる場面で、通知によって利用者が敷地内を回遊できる運用を実現したと紹介されています。
廚 菓子くろぎでは、紙台帳で多いときに約3割のキャンセルがありました。そこで、待ち組数が分かるようにしたうえで自動通知を使い、改善を図ったとされています(出典: matoca公式サイト導入事例、2026年確認)。
これらは提供会社の掲載情報です。そのため、同業種や同規模で同じ効果を見込まず、通知到達率や不在率をPoCで確かめます。
シチズン・システムズ株式会社|機器とクラウドを選べるCQ-S257シリーズ
CQ-S257シリーズは、タッチスクリーン付きの発券機が中心です。スマートフォンでの順番確認や番号表示モニターに対応しており、ネットワーク不要の機種から、クラウドで待ち状況を共有する機種まで段階的に選べます。
特徴と強み
購入型の専用機器から、クラウドで待ち状況を見せるモデルまであります。そのため、候補は現場で必要な構成から絞り込みます。
- CQ-S257:ネットワークに接続せずに利用できます。
- CQ-S257C:スマートフォンで順番を確認できます。
- CQ-S257CS:モニターとスマートフォンに対応します。
- CQ-S257CR:飲食店向けのモデルです。
月額使用料はモデルにより無料または税込月額3,300円です(出典: シチズン・システムズ「整理券システム」、2026年確認)。
得意領域・実績と導入前の確認事項
病院、クリニック、飲食、商業施設、イベントなどの導入事例が公開されています。
公式サイトでは、整理券システムのデモ機を2週間無料で貸し出す案内もあります(出典: シチズン・システムズ「整理券システム」、2026年確認)。
- 機器の確認:ピーク時の発券速度と、用紙交換のしやすさを試します。
- 障害時の確認:モニター故障時の呼出と、Wi-Fi切断時に発券を続けられるかを確かめます。
株式会社EPG(EPARK)|自治体・多部門の順番待ちへの対応
EPARKは株式会社EPGが提供する順番待ち・予約受付サービスです。店頭発券とWeb・スマートフォン受付を組み合わせて使え、さらに次の機能も加えられます。
- 日時指定
- LINE呼出
- 表示機
- 部門管理
市役所、病院、飲食店、理美容室など、複数の窓口や業種をまたいで混雑を管理したい組織にとって、比較しやすいサービスです。
特徴と強み
法人向け情報では、飲食店、理美容室、病院、携帯ショップ、市役所・区役所など、国内約10万施設で利用されていると案内されています(出典: EPARK法人向けサイト、株式会社EPG、2026年確認)。
自治体向けサイトには、発券機、番号案内モニター、職員端末を複数窓口で連携させる構成例があります。番号を部門別に配分し、来庁者にWebで混雑状況を知らせたい場合に、この構成を検討できます。
得意領域・実績と導入前の確認事項
複数窓口では、部門別の発券、表示機への呼出、電話やLINE通知を一体で設計できる可能性があります。また、自治体では番号呼出、窓口権限、順番を手動で変えた際のログを確かめます。
施設数やシェアの数字は公式の掲載値です。そのため、提案の際には、同規模の自治体・病院・店舗の実績、24時間対応の範囲、機器故障時の保守費を確かめます。
システムギア株式会社|病院・クリニックの有人受付を支える発券機
システムギアは、病院・クリニック向けの受付整理券発行機や番号表示・呼出システムを提供します。有人窓口を残し、受付開始前の行列や待機の負担を減らしたい医療機関に向いています。
医療現場では、患者の状態や相談内容に応じた対面の対応が欠かせません。そのため、無人化だけを目的としない選択肢として検討できます。
特徴と強み
病院用の発券機は、ボタンを押して番号を発行するシンプルな構成です。必要に応じて番号表示モニターを追加し、受付開始まで座って待てる運用を想定しています。
機能を絞って導入できるため、まず患者の待機負担と窓口の混雑を改善したい医療機関が検討しやすいです。
得意領域・実績と導入前の確認事項
高石藤井病院の事例では、受付開始前の立ち行列に対して発券機を導入し、患者が座って待てるようになったと紹介されています。さらに、窓口の列がなくなり、職員が落ち着いて応対できたそうです(出典: システムギア「高石藤井病院様導入事例」、2026年確認)。
自動再来受付機や番号プレート方式と比べて、有人窓口を重視した点も参考になります。見積もりの際には、診療科別の番号、再呼出、患者情報を保存しない運用、停電・故障時の紙受付を確かめます。
整理券発行システムのパートナー選びで確認するポイント

6社を比べる際は、知名度や機能数よりも、自社の業務を同じ質問票で評価します。
短期間で始めたい既製サービス、安定して運用したい専用機器、既存システムと連携する方式では、候補が変わります。
実績の業種・規模・ピーク数の確認
実績が多いという説明は、適合性を見る入口にすぎません。事例の来訪者数、最混雑時の発券数、処理窓口数を確かめます。
- 病院:診療科と患者層を尋ねます。
- 自治体:窓口数と職員の権限を確かめます。
- 飲食店・イベント:席種や予約との関係、会場数と入場ピークを見ておきます。
受付を店舗内に置くか、屋外や複数会場に分散するかで、必要な通信・電源・保守が変わります。
通知・連携・データの扱いという技術要件
通知手段は、画面表示、音声、メール、SMS、電話、LINEから必要なものを選びます。また、スマートフォンを使わない人向けに、紙券と窓口案内を残す方法もあります。
予約、POS、電子カルテ、顧客管理、決済と連携する場合は、APIの有無に加えて、番号と顧客情報を結ぶ時点や、連携障害時の受付継続を確かめます。
個人情報を扱う場合は、利用目的、保存期間、アクセス権限、操作ログを決めておきます。そのうえで、バックアップ、削除手順、委託先・再委託先を契約に明記します。
初期費用より総保有コストと導入後支援の比較
導入形態や追加要件によって費用の前提が変わるため、方式ごとの概算を並べて比べます。
- 既製クラウド・簡易発券:タブレット・プリンター・掲示物・設定込みで初期費用は数万円〜数十万円、月額は無料〜2万円台が目安です。
- 外部連携などを追加:類似業務システムの相場から100万〜800万円程度と推定する場合があります。
- フルスクラッチ:800万〜2,000万円程度で、複数拠点や高負荷イベント対応では2,000万円を超える可能性もあります。
これらは要件から算出する概算で、整理券専用の公定相場ではありません。そのうえで比べるのは、月額と通知の従量課金に加えて、用紙や端末交換、保守、繁忙期の増強費まで含めた3年総額です。
整理券発行システムの会社の選び方|よくある質問
無料サービスから個別開発まで選択肢が広く、費用と機能の違いが分かりにくい分野です。
導入前によく質問される内容を、選定時の判断基準とあわせて答えます。
整理券発行システムは無料で使えますか?
無料サービスはありますが、端末、プリンター、用紙、回線、モニター、設定費まで無料とは限りません。
Airウェイトには0円プランがあります。ただし、オンライン受付や外部ディスプレイなどは有料プランの機能です。そのため、まず無料プランで受付数や待ち時間を測り、必要な機能だけを後から追加します。
スマートフォンを使わない利用者にも対応できますか?
対応はできますが、その場合は現地発券と有人案内を残せるかを確かめます。紙券、番号表示モニター、音声呼出を組み合わせれば、スマートフォンを持たない人も利用できます。
病院や自治体では、氏名を呼ばずに番号を表示する方法、外国語表示、スタッフの代理発券の手順まで、事前にテストしておきます。
既製サービスとスクラッチ開発はどちらがよいですか?
基本機能を短期間で導入するなら既製サービス、独自ルールや複数システム連携が成果に直結するなら個別開発が向いています。
最初からスクラッチと決めず、既製サービスで業務を検証してから追加開発する方法もあります。また、電子カルテ、予約、決済、会員情報を一連の業務で扱う場合は、要件定義から支援できる会社に相談します。
通信障害やプリンター故障が起きたらどうしますか?
障害に備えて、紙の番号札と手書き台帳で受付を続ける代替手順を用意しておきます。クラウド型では、通信が切れたときに発券、呼出、表示のどこまで使えるかを確かめます。
専用機器では、停電や用紙切れのときの復旧方法を確かめておく必要があります。契約の前に押さえたいのは、保守の受付時間と交換機の到着目安、データ復旧、連絡方法です。そのうえで、繁忙日を想定した訓練を行います。
まとめ|用途と現場運用に合う6社の比較
会社選びでは、発券機能だけでなく、利用者の待機場所や呼出方法まで比べます。スタッフの順番管理や障害時の受付継続も、選ぶ前に見ておく必要があります。
riplaは業務の整理から開発・定着まで任せたい企業、リクルートは公開料金で小規模に導入したい企業、ブレイブテクノロジーはLINE通知と集客を重視する企業に向いています。
目的に応じた候補会社の絞り込み
シチズン・システムズは専用機器とクラウドの段階導入、EPARKは自治体や多部門の受付、システムギアは有人窓口を残す医療機関の混雑緩和に強みがあります。
用途ごとに候補を分けると比べやすくなります。たとえば、小規模店舗、LINE活用施設、機器を安定稼働させる現場、複数窓口、医療といった区分が考えられます。
イベントで大規模な発券や電子整理券を扱う場合は、イベント専業サービスの有無も確かめます。
同じ条件での見積もりと導入後の成果の確認
候補会社への依頼内容をそろえておくと、提案と費用を同じ基準で評価できます。
- 見積もり条件:ピーク受付数、窓口数、発券・通知方式、既存連携を伝えます。
- 運用条件:個人情報の有無、障害時の運用、導入希望日を共有します。
- 費用とKPI:端末・用紙・通知・保守・追加開発を含む総額と、導入後に見るKPIを確かめます。
- 導入後の成果:待ち時間、窓口前の滞留、呼出後の不在、スタッフへの問い合わせを導入前後で測ります。
▼全体ガイドの記事
・整理券発行システム開発の完全ガイド
▼RFP作成前に読みたい無料ホワイトペーパー
・業務システム開発の完全ガイドブック
・スクラッチシステム開発の完全ガイドブック
・【2026年最新版】AI駆動開発の完全ガイドブック
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
