Visual Basicのシステム開発会社は、VB6の延命だけでなく、VB.NETやC#・Webへの再構築、パッケージ移行まで比べられる会社を選ぶことが大切です。
業務を止めずに、担当者依存やサポート切れの不安を解消するため、株式会社riplaを含む6社を、移行・更改サービスや事例、費用相場の観点から比べます。
- VB6延命・移行
- VB.NET・C#再構築
- 販売・生産・在庫管理
- 停止時間・保守
▼全体ガイドの記事
・Visual Basicのシステム開発の完全ガイド
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Visual Basicのシステム開発でパートナー選びが重要な理由

Visual Basicのシステムは、画面だけでなく、帳票やバッチ、データベースに業務ルールが埋め込まれています。外部機器やExcel、Accessとの連携にも、業務ルールが入り込んでいます。
ソースコードを新しい環境へ変換しても、実際の業務が再現できない場合があります。
会社を比べるときは、言語名への対応可否に加えて、現状調査からテスト、移行後の保守まで任せられるかを確認することが大切です。
適切なパートナー選定が成否を分ける理由
VB6は、開発環境とIDEのサポートが2008年4月8日に終了しています。
一方で、既存アプリを動かすVB6ランタイムは、搭載されるWindowsのサポート期間中に限って支援されます。64ビットOSでは、その支援がWOWエミュレーション環境に限られます(出典: Microsoft Learn「Visual Basic 6.0のサポートに関するお知らせ」、2025年更新)。
つまり、今日動いていることと、将来も安全に開発・保守できることは別の問題です。移行会社には、現行機能を残す範囲と、将来の業務改善に合わせて変える範囲を分けて提案してもらう必要があります。
発注前に確認すべきポイント
まず、対象がVB6、VB.NET、Excel VBA、Access VBAのどれに当たるかを確認します。
次に、画面数や帳票数、バッチ数など、システムの規模を整理します。データベースや外部連携の有無、OCXやActiveXの有無も、あわせて確認します。利用端末、ソースコードと設計書の有無も洗い出します。
これらが分からない状態でも相談できる会社はありますが、現状調査費やアセスメント費を別途見積もりにしてもらうと、後から移行範囲が膨らむリスクを抑えられます。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaは、Visual Basicの既存資産を含む業務システムの相談先として、業務課題の整理から開発・導入までを検討したい企業に適した会社です。
riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。さらに、IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。
営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があります。また、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。
特徴と強み
Visual Basicのシステムでは、言語を新しくすること自体が目的になりがちです。
riplaへの相談では、最初に現場の業務、入力・承認・集計の流れ、既存システムが担っている成果を整理します。そのうえで、残す機能と改善する機能を切り分けられます。
VB.NETへ寄せるのか、Webシステムへ再構築するのか、パッケージを組み合わせるのかを、事業上の効果と運用定着の両面から検討できる点が強みです。
得意領域・実績
営業・顧客・生産・販売管理など、複数部門をまたぐ基幹業務の再整理を伴う案件に向いています。Visual Basicの画面をそのまま置き換えるだけでなく、データの持ち方や権限、業務フロー、利用者教育まで一体で設計したい場合の候補になります。
問い合わせのときは、現行システムの概要と業務上どうしても残したい操作を伝えたうえで、現状調査・PoC・本開発・移行後保守を分けた提案を依頼すると、比べやすくなります。
株式会社システムズ|VB6資産を活用した移行を支援

株式会社システムズは、Visual Basic 6.0以下などサポートが終了したシステムの移行を公式サイトで案内している企業です。VB6のソースコードを標準アップグレードウィザードで変換した際に出るエラーをパターン分析し、機能の代替や変換方法を検討する独自手法を説明しています。
現行資産を活用しながらVB.NET化を進めたい企業にとって、比較候補の一社です。
特徴と強み
公式情報では、VB6からVB.NETへの独自変換ツールを設計・作成し、問題点ごとに変換方法を検討するとされています。
エラーの傾向を整理して品質を確保する進め方を重視したい案件に向いています。一括変換で済ませる進め方とは異なる点が特徴です。
現行画面の操作性を残したい場合でも、OSやミドルウェア、コンポーネントの更新でどこまで変更が必要かを先に確認することが大切です。
得意領域・実績
VB6の画面や業務ロジックを大きく変えずに、VB.NETやASP.NETなどへ段階的に移行したい企業に適しています。公式サイトでは、レガシーシステムの現状課題分析・企画立案・要件定義から、開発・保守・運用まで提案すると説明されています。
見積もりでは、変換ツールの対象範囲、手修正の工数、帳票・ActiveX・外部連携のテスト方法を具体的に確認すると安心です。
株式会社第一コンピュータリソース|独自コンバータでレガシー資産を移行

株式会社第一コンピュータリソースは、Visual Basicを含むオープン系レガシーシステムのマイグレーションを公式サイトで案内しています。
独自コンバータを使い、現行ソースから新システムの詳細設計書やプログラム・ソースを自動生成します。移行先として、Java Web、C#、VB、ASP.NETなどを検討できる点が特徴です。
大規模な資産を分析し、変換後の手修正と単体テストまで含めて計画したい企業に適しています。
特徴と強み
自動変換を起点に、新しい標準技術へ寄せて保守性を高める進め方が向いています。最新の設計書がない場合でも、現行ソースの解析から移行方針を立てやすい点は、ブラックボックス化したシステムを抱える企業にとって利点です。
ただし、コンバータで変換できる範囲と、人手で再設計する範囲は案件ごとに異なります。変換率だけでなく、品質保証の方法まで確認する必要があります。
得意領域・実績
VB5・VB6のシステムを、VB.NETやASP.NETなどの.NET系環境へ移行したい企業が相談しやすい会社です。
公式の実績ページには、VB6からVB.NETへ移行した技術管理システムについて、86画面・7か月という規模例も掲載されています。自社案件で同じ期間になるとは限らないため、画面数だけで比べず、帳票・バッチ・外部連携・データ移行・並行稼働まで含めたWBSを作ってもらうことが重要です。
株式会社システックス|VB6・Access・クラウド移行の一括相談

株式会社システックスは、VB6.0やAccess 2003以前のシステムを新しいアプリケーションへ変換・移行するサービスを公開しています。Visual Basicだけでなく、AccessやExcelマクロ、データベース、クラウド基盤まで関係する案件を一体で見直したい場合に比較しやすい企業です。
公式サイトでは、金融機関向け事務集中パッケージやアパレル関連会社の販売管理システムなど、VB6からVB.NETへの移行例が紹介されています。
特徴と強み
公式の移行パターンには、Visual Studio .NETやVB.NETへの変換、データ移行、Office製品の更新、クラウドへの移行が含まれています。
Accessの帳票やExcelマクロが業務の一部になっている企業では、VBのソースだけを渡しても全体を再現できません。Office連携や印刷、データクレンジング、クラウド運用について、どこまでを誰が受け持つかを一緒に整理できる点を評価するとよいです。
得意領域・実績
VB6とAccess、古いSQL ServerやOracle、オンプレミス環境が絡む中小企業の業務システムに向いています。金融、販売、広告、警備、畜産、製造などの事例が公開されており、業務種別と旧環境の組み合わせを確認しながら相談できます。
移行後にクラウドを利用する場合は、バックアップ、アカウント管理、ネットワーク、障害時の復旧をどこまで任せられるかを見積書に明記してもらうことが大切です。
株式会社ケイケンシステム|生産管理のVB.NET移行実績の紹介

株式会社ケイケンシステムは、Visual Basicマイグレーションの開発実績として、生産管理システムをVB.NETアプリケーションへ移行した事例を公式サイトで紹介しています。
生産計画や工程、出荷、在庫など、現場の業務ロジックが複雑な製造業では、言語変換だけでなく、業務を理解したテストとデータ照合が欠かせません。製造業の基幹システム更改を検討する企業にとって候補となります。
特徴と強み
公開事例では、VB6.0とCOBOLで構築された生産管理システムについて、240画面、45のバッチ・帳票を4か月・30人月でVB.NETへ移行したと紹介されています(出典: 株式会社ケイケンシステム「Visual Basic マイグレーション」)。
価格は公開されていないため、そのまま自社の納期や費用に当てはめることはできませんが、画面以外のバッチ・帳票・比較テストまで含めた規模の捉え方として参考になります。
得意領域・実績
製造現場の停止を避けながら、生産管理や在庫管理の現行ルールを引き継ぎたい企業に適しています。問い合わせ時は、機械・計測システムとの連携、夜間バッチ、現場帳票、棚卸し、締め処理のタイミングを伝えます。
4か月・30人月の事例を参考にする場合も、期間は対象画面や帳票、データ量、移行方式、現新比較テストの深さで変わります。そのため、自社向けの前提条件を揃えることが必要です。
株式会社NTTデータビジネスシステムズ|VB6販売管理のWeb化を支援

株式会社NTTデータビジネスシステムズは、既存プログラム資産を再利用しながら新システムへ移行するマイグレーションサービスを提供しています。
公式サイトには、Visual Basic 6.0で作られた販売管理システムを対象にした事例が掲載されています。intra-mart Accel Platformでフロント部分をWeb化し、データベースとユーザー・権限管理を見直した内容です。
デスクトップ中心の業務をWeb化したい企業に向いた比較候補です。
特徴と強み
現行画面をすべて作り直すより、既存資産を再利用して開発量を抑え、Web基盤の標準機能でユーザー管理や権限管理を整えたい案件に適しています。
公式事例では、新規開発と比較して開発費を30%削減したとされていますが、これは当該案件の条件による効果です(出典: 株式会社NTTデータビジネスシステムズ「マイグレーションサービス」)。
同じ削減率を当てはめるのではなく、既存資産の再利用範囲と追加開発の内訳を確認する必要があります。
得意領域・実績
販売管理、顧客管理、受発注などをWeb化し、拠点や利用者が増えても運用しやすい基盤へ移したい企業に向いています。
ブラウザ利用、権限の標準化、データベース更新、仮想化ソフトの廃止などをまとめて検討できます。
問い合わせ時は、現行の操作を維持する画面と、Web化を機に改善したい業務を分け、教育負担や並行稼働の考え方まで提示してもらうと比較しやすくなります。
Visual Basicのシステム開発会社を選ぶポイント

6社を比べるときは、会社の知名度や変換ツールの有無で決めるのではなく、自社の移行目的に合うかを確認します。
現行維持を優先する案件やWeb化を優先する案件、AccessやExcelとの連携が多い案件、製造現場の複雑な業務を引き継ぐ案件では、適した会社が変わります。
同じRFPに、実績、技術、体制の3点を入れると、提案内容と費用を比べやすくなります。
実績と経験の確認方法
会社の案内に「VB対応」と書かれているかだけでなく、VB6から何へ移行したのか、画面・帳票・バッチ・DB・外部連携のどこまで対応したのかを確認します。
公開事例では、株式会社ケイケンシステムの240画面・45バッチと帳票の移行、株式会社NTTデータビジネスシステムズのVB6販売管理システムのWeb化など、規模や方式が示されています。
自社と同じ結果になるとは限らないため、類似案件の体制、期間、テスト方法、移行後保守の担当者を質問することが大切です。
技術力と専門性の評価
MicrosoftのVisual Basic言語戦略では、VBは安定した設計を維持し、.NETのコアライブラリを利用できる一方、新しいワークロード向けに言語を拡張しない方針が示されています(出典: Microsoft Learn「Visual Basic language strategy」、2024年更新)。
Windows Formsなど既存のWindows向け業務アプリを保守するならVB.NETも選択肢ですが、新しいWebフロント、クロスプラットフォーム、AI連携を中心にするならC#やWeb技術を含めた再構築も検討します。
会社が一つの方式を決め打ちせず、目的に応じて複数案と切り替え条件を示すかを評価します。
プロジェクト管理体制の確認
見積書では、現状調査や要件定義、変換・再構築、DB移行、帳票再現といった工程が分かれているかを確かめます。結合・性能・脆弱性テスト、教育、並行稼働、リリース後保守は、どの工程として書かれているかを見ます。
小規模のVB6移行は300万〜800万円、中規模は800万〜2,000万円、大規模は2,000万〜5,000万円以上という民間公開目安がありますが、これは公的統計ではなく、画面数や連携数などの条件付きです(出典: 株式会社シースリーインデックス「VB6移行ガイド【2026年版】」)。
仕様書がない、OCXが多い、データクレンジングが必要、といった条件では調査・手修正・テストが増えるため、単価だけでなく前提条件を比較する必要があります。
よくある質問(FAQ)

Visual Basicのシステム開発会社へ相談する前によく寄せられる疑問に、順に答えます。
動いているVB6をすぐに全面刷新する必要があるのか、どの程度の予算を見ておけばよいのか、何を準備しておけばよいのかを整理します。
VB6のシステムはすぐに使えなくなりますか?
サポート終了後も、既存のVB6アプリはすぐには実行できます。Microsoftは、搭載されるWindowsのサポート期間中に限り、既存アプリのVB6ランタイムを支援しています。
開発・保守用IDEはサポートされておらず、OS更新や担当者不在でリスクが高まります。資産を洗い出し、移行方針を早めに検討することをおすすめします。
Visual Basicのシステム移行費用はいくらですか?
公開された民間目安では、小規模のVB6からVB.NET移行が300万〜800万円、中規模が800万〜2,000万円、大規模が2,000万〜5,000万円以上です。
費用は、画面や帳票、バッチの数によって大きく変わり、仕様書があるかどうかでも差が出ます。外部連携やデータ移行、並行稼働も、金額を左右する要素です。そのため、金額だけでなく、調査・変換・手修正・テスト・保守の内訳を同じ条件で比べることが重要です。
開発会社へ相談する前に何を準備すればよいですか?
まず、対象システムの名称と目的、利用部門、利用端末を一覧にします。そのうえで、VB6・VB.NET・VBAの種類や、画面数、帳票数を書き出します。バッチ、DB、外部連携の状況も、ソースや設計書の保管場所と合わせて書き留めます。
加えて、現行で困っていることや残したい操作、改善したい業務を伝えます。希望時期、停止できる期間、個人情報や機密情報の有無も伝えます。
最初から完全なRFPを作れなくても、複雑な画面・帳票・連携を1つずつ示すと、現状調査やPoCの提案を受けやすくなります。
まとめ

Visual Basicのシステム開発会社を選ぶときは、VB6かVB.NETかVBAかを見分けたうえで、現行維持、VB.NET移行、C#やWebへの再構築、パッケージ移行のどれを目指すかを決めます。
株式会社riplaは、業務課題の整理から開発・定着支援まで一気通貫で相談しやすい会社です。変換やマイグレーションなら株式会社システムズと株式会社第一コンピュータリソース、VB・Access・クラウドを含む更新なら株式会社システックスが比べやすい候補です。生産管理なら株式会社ケイケンシステム、販売管理のWeb化なら株式会社NTTデータビジネスシステムズが候補になります。
最初に行うべきアクション
まずは資産一覧を作り、代表的な画面や複雑な帳票、DBアクセス、外部連携を選んでPoCを依頼します。全面刷新の判断は、その後に行います。
そのうえで、2〜3社へ同じ条件のRFPを渡し、見積もりを比べます。見積もりは、現状調査費や移行費、テスト費、教育費、並行稼働費、保守費を分けてもらいます。
業務を止めずに担当者依存を減らすため、切り戻し条件、成果物、ソースコードの引き渡し、移行後の問い合わせ窓口まで契約に含めることが重要です。
業務を止めない移行の実現
Visual Basicのシステムで本当に守るべきものは、古い言語そのものではなく、日々の業務、蓄積されたデータ、帳票、周辺連携、現場が培った判断ルールです。
会社の公式実績と自社の課題を照らし合わせ、移行方式を一社に決め打ちせず、調査と小さな検証から始めることで、費用と停止リスクを抑えやすくなります。
▼全体ガイドの記事
・Visual Basicのシステム開発の完全ガイド
▼開発を相談する前に読みたい無料ホワイトペーパー
・【2026年最新版】AI駆動開発の完全ガイドブック
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
