データレイク構築/開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

データレイク構築の開発会社は、クラウド基盤の選定からデータパイプラインの実装まで専門知識が求められるため、技術力と実績で候補を絞り、費用やコミュニケーション、アフターサポートで比べると選びやすくなります。

ここでは、実績と技術力を持つ6社の強みを、選定基準とともに紹介します。

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データレイク構築パートナー選びの重要性

データレイク構築のパートナーに求められる4つの専門領域を示す図解。
異なる専門領域が構築を支えます。

データレイク構築では、インフラ設計やデータエンジニアリングが必要です。さらに、ガバナンス設計やセキュリティ対応も含めて、専門領域は多岐にわたります。

適切なパートナーを選ぶと、構築期間の短縮や技術リスクの低減につながります。一方で、選定を誤ると要件とのミスマッチや技術的負債が生じやすくなり、プロジェクトの長期化やコスト超過を招く可能性もあります。そのため、発注前の確認が欠かせません。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

失敗事例の多くは、技術的な問題よりもパートナーとの認識のずれに起因します。たとえば、要件定義が不足すると、構築後に必要な機能や運用方法が合わなくなります。

優れたパートナーは、ビジネス課題を把握してデータ戦略を立案し、要件定義の段階から伴走します。実装だけでなく、データ活用の方向性も整理します。

また、データガバナンスやデータ品質管理の知見は、構築後のデータスワンプ化の防止にも役立ちます。クラウドベンダーとのパートナーシップがあれば、最新サービスや割引プログラムの情報も得られます。

発注前に確認すべきポイント

実績と技術スタック、チームと進め方、構築後の支援は、発注前に確かめておくと認識のずれを減らせる項目です。

  • 実績と技術スタック:類似案件の業界・データ規模・使用技術
  • チームと進め方:キーメンバーの経歴と、やり取りの仕方
  • 構築後の支援:稼働後のアフターサポート体制

自社が採用を考えているクラウドやツールの実績と、認定資格を持つエンジニアの在籍状況も、発注前に確かめておくとよいでしょう。

ポイント

パートナーは、技術力だけでなく業務知識と構築後の支援まで含めて比べます。選定を誤ると長期化やコスト超過を招く可能性があるため、発注前の確認を省かないことが判断の軸になります。

データレイク構築会社の得意領域を4つのパネルに分けて示す図解。
会社ごとに異なる強みを見比べられます。

紹介するのは、データレイク構築の実績と技術力を持つ6社です。各社の強みや得意領域を、自社の規模・要件・予算感と照らし合わせて見てください。

選定基準と各社の特徴

6社は、得意とする領域がそれぞれ違います。クラウド基盤の技術力を軸にする会社もあれば、業界ごとの知見やグローバル対応に強みを持つ会社もあります。ほかにも、中堅・大手企業のデータレイク構築でデータガバナンスや品質管理の知見を持つ会社や、オンプレミスからクラウドへの移行とレガシーシステムとの並行運用に経験がある会社もあります。

  • ripla:データ戦略から実装・運用まで一気通貫。要件定義から伴走し、AWS・Azure・GCPの基盤構築に実績があります。データガバナンスの知見も持ちます。
  • アクセンチュア:グローバルなデータ戦略とクラウド実装を融合した総合力が強み。
  • NTTデータ:大規模エンタープライズ向けに強い国内最大級のSIer。金融・公共・流通・製造の業務知識を生かし、データ統合基盤を構築します。
  • 富士通:データ基盤構築の総合力と、製造・流通・公共分野の実績が強み。製造業のIoTデータ基盤や小売業の顧客データ統合基盤の構築実績があります。
  • 電通国際情報サービス(ISID):広告・マーケティング・製造の業務知識を持つ。

アクセンチュアは、DatabricksやSnowflakeの導入実績があり、AWSのプレミアパートナーやMicrosoftのゴールドパートナーとしての知見も持ちます。

電通国際情報サービス(ISID)は、CDPやDMPとつないだマーケティング基盤の構築に実績があり、Tableau、Salesforce、Adobe Experience Cloudとの連携経験も豊富です。

TIS株式会社は、クラウドネイティブなデータ基盤の構築で評価されています。AWSやAzureのマネージドサービスを活用してモダンデータスタックを構築するほか、Apache Airflow、dbt、Snowflakeなどのデータエンジニアリングツールにも対応します。さらに、スタートアップから中堅企業まで手がけ、内製化支援にも取り組んでいます。

大規模なプロジェクト管理と全国のサポート体制を持ち、長期的な関係に向く会社もあります。また、自社開発のデータ管理ツールやクラウドサービスと組み合わせて提案できる会社や、オンプレミスとクラウドのハイブリッド環境、AI・IoTとの連携に経験がある会社もあります。

ポイント

6社は強みの領域が異なるため、自社の規模・要件・予算感と照らし合わせて候補を絞ることが、判断の目安になります。

開発会社の選び方・比較ポイント

開発会社を比較する際の4つの観点をカードで示す図解。
各観点の重みは自社の優先事項で変わります。

開発会社は、技術力と実績を軸に、費用とコミュニケーション、アフターサポートの面から比べます。そのうえで、評価の重みは、費用も含めて、自社の優先事項に応じて決めることが大切です。

技術力・実績の見極め方

技術力は、AWSやAzureなどのクラウド認定資格と在籍エンジニア数から見ていきます。Databricks、dbt、Apache Sparkなどの専門資格を持つ人がいるかも、あわせて確かめたいところです。

資格に加えて、GitHubでの公開実装や技術ブログなど、OSSへの貢献も確認します。提案の場では、Bronzeレイヤーのパーティション設計やデータカタログの方針に対する回答を見ます。

費用・契約形態の確認ポイント

費用は、初期構築費用だけでなく、クラウド利用料やライセンス費用も含めて比べます。さらに、運用保守費用まで含めたTCOで見ると、長期的な負担を比較しやすくなります。

複数社から見積もりを取るときは、同じ要件定義書やRFPを使います。そのうえで、フェーズごとの工数・単価・納品物まで内訳が示されているかも確かめましょう。

追加要件が出た場合の変更管理と追加費用の取り決めも、事前に明確にしておきます。

ポイント

費用を含め、技術力と実績、見積もりの内訳、追加要件の取り決めまで同じ条件で比べることが、判断の目安になります。

まとめ

データレイク構築では、技術力と実績、業務知識を備えたパートナーを選ぶことが大切です。紹介した6社は、それぞれ強みが異なります。そのため、自社の規模・業界・優先事項から候補を絞っていきます。

候補を絞ったら、実際に話して担当チームの技術力とコミュニケーション能力を確かめることも欠かせません。さらに、複数社の提案書は、技術提案・費用・チーム体制の面から比べて選びましょう。

データレイク構築に関する無料相談やお見積もりは、riplaにお気軽にお問い合わせください。

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会社紹介

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。