フリーランス/業務委託/副業の常駐型エンジニアの求人案件の単価相場/年収は?

フリーランス常駐型の単価や年収は、案件を誰から受けるかと、スキルや実績をどう示して単価を交渉するかで差が出ます。常駐型ならではのメリットとデメリットも、あわせて押さえておきましょう。

本テーマに関する全体ガイドは、以下の記事をご覧ください。

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・フリーランスエンジニアの案件・単価の完全ガイド

フリーランス常駐型の働き方の基本

常駐型フリーランスを業務委託契約、クライアント先のオフィス、プロジェクト参加で示した図
契約、職場、参加する現場の3点が働き方を形づくります。

働き方が自分に合うかを判断するには、まず常駐型とは何かを知っておく必要があります。

常駐型フリーランスの定義と特徴

フリーランス常駐型とは、企業と業務委託契約を結び、クライアント先のオフィスなどで働くスタイルを指します。契約上は社員ではないものの、企業の一員としてプロジェクトに参加することが多いのが特徴です。

  • 勤務形態:出勤して現場で働くのが基本です。

リモート案件との違い

リモート案件は、自宅や好きな場所で働ける自由度の高いスタイルです。一方で、常駐型は出勤が前提のため、時間と場所に制限があります。

  • 現場の情報量:クライアントと密にやり取りでき、現場で得られる情報が多い点は、常駐型ならではの強みです。

常駐型を選ぶべき人・避けるべき人

常駐型は、安定した働き方を求める人や、チームでの開発を好む人に向いています。一方で、自由なライフスタイルや場所にとらわれない働き方を重視する人には、不向きかもしれません。

  • 合いにくい人:自由度を優先する人にとって、出勤を伴う常駐型は合わないことがあります。

フリーランス常駐型のメリット

常駐型フリーランスとして働くことには、多くのメリットがあります。ここでは、代表的な利点を取り上げます。

安定した収入の得やすさ

常駐型は長期案件が多く、一定期間まとまった報酬を得やすいという特徴があります。

  • 収入の安定:経済的な不安を軽減できる点が、常駐型の大きな魅力です。

クライアントとの関係構築のしやすさ

現場に常駐すると、クライアントと顔を合わせる機会が増え、信頼関係を築きやすくなります。

  • 次の案件への広がり:その信頼は、継続契約や新規案件の紹介といった機会にもつながります。

スキルアップとチーム開発経験の機会

常駐先では、チーム開発の現場に加わる場面が多くあります。

  • 学びの機会:コミュニケーションスキルや新しい技術を身につける機会が増え、成長のスピードも上がります。

長期案件の多さと組みやすいスケジュール

常駐案件は、1ヶ月〜半年以上といった長期のプロジェクトが主流です。

  • 生活の安定:スケジュールの見通しが立てやすく、生活基盤を安定させたい人に向いています。

ポイント

収入の安定や長期の案件、現場での関係づくりを重視するなら、常駐型の利点は大きいといえます。どの利点を優先するかは、働く本人の希望に照らして決めるとよいでしょう。

フリーランス常駐型のデメリットと注意点

魅力がある一方で、常駐型ならではのデメリットもあります。事前に理解しておくと、働き方のミスマッチを防ぎやすくなります。

時間や場所の自由度の低さ

常駐は、勤務時間や勤務地が定められた働き方です。

  • 両立の難しさ:勤務時間や勤務地が定められているため、自由なライフスタイルとの両立が難しくなることがあります。

会社員と同様の拘束感

業務委託であっても、会社員と同じように通勤や稼働の管理が求められることがあります。

  • 拘束への負担:自由度を重視する人には、ストレスになることもあります。

交通費や保険などのコストの自己負担

交通費や社会保険などの福利厚生がないため、これらは全て自己負担になります。

  • 単価への反映:自己負担分も含めて、単価を交渉する必要があります。

契約条件による立場の弱さ

業務委託契約であっても、契約の条件によっては立場が弱くなることがあります。

  • 事前の確認:条件によっては不利になる場合があるため、契約内容を事前に確かめておくことが大切です。

ポイント

時間や場所の自由、交通費などの自己負担、契約条件による立場の差が気になる人は、常駐型の制約を事前に確かめておく必要があります。

フリーランス常駐型で年収を上げるためのポイント

年収を上げるには、案件を受けるだけでなく、収入を伸ばすための工夫も必要です。ここでは、その具体的な方法を順に見ていきます。

スキルや実績を「見せる」ためのポートフォリオの整備

魅力的な案件を獲得するには、実績を相手に明確に伝えるポートフォリオが欠かせません。

  • 実績の示し方:GitHubやポートフォリオサイトを使い、自分の強みを具体的に示します。

市場価値の把握と適切な単価交渉

単価を上げるには、自分のスキルと市場価値を冷静に分析することが重要です。

  • 交渉材料:類似案件の相場を調べておくと、交渉の場で根拠を示せます。

高単価を狙う直請け案件

中間マージンを避けるには、企業と直接契約を結ぶ「直請け」が理想です。

  • 直請けの利点:エージェントを通さず企業との信頼関係を築くことが、年収アップへの近道になります。

案件の選び方とエージェントとの付き合い方

すべてのエージェントが、案件を直接保有しているわけではありません。

  • 併用の工夫:複数のサービスを併用しながら、企業との距離が近い案件を見極めて選ぶことが大切です。

ポイント

単価を上げるには、実績を示すポートフォリオを整え、類似案件の相場を交渉の根拠にすることが欠かせません。中間マージンが入るかどうかも、受け取る報酬を左右する点として見ておきましょう。

高単価な常駐型案件を見つける戦略

直請け戦略、ネットワークを使った営業、受託会社やSaaS企業、人手不足の企業を並べたパネル図
営業経路と企業側の状況を合わせて案件を探せます。

高収入を実現するには、スキルを磨くだけでなく、案件を選ぶ目も問われます。高単価の案件を見極めるための戦略を、具体的に見ていきます。

フリーランスエージェントの仕組みと限界

多くのフリーランスエージェントは、企業から案件を仲介する形で提供しています。こうした仕組みでは、複数の中間業者が入ることで手数料が発生し、実際の報酬が削られることも少なくありません。

  • 手数料の内訳:契約の前に、仲介の手数料がどれだけ含まれているかを確かめます。

中間業者を避ける直請け戦略

直請け案件を獲得するには、自身のネットワークを活用した営業が有効です。

  • 求められる取り組み:SNSや勉強会を通じた地道な信頼構築に加え、営業力と継続的な発信も求められます。

小〜中規模の受託会社やSaaS企業が狙い目の理由

リソース不足に悩む小規模の受託会社や、急成長中のSaaS企業は、大手より狙い目です。

  • 取引条件:契約内容に柔軟に応じやすく、高単価の直請け案件を提示してくれることが多いからです。

開発体制が逼迫している企業の見極め方

急な採用活動をしている企業や、エンジニア募集が常態化している企業は、社内の人手が不足している可能性が高いです。

  • 確認先:技術ブログやWantedlyなどで、募集の状況を確かめておくとよいでしょう。

ポイント

高単価の案件を探すなら、小規模な受託会社やSaaS企業、人手が不足している企業に目を向けます。エージェントは併用しつつ、企業との距離が近い案件を選ぶとよいでしょう。

フリーランス常駐型の案件を獲得する流れと準備

情報発信、直請けの営業、契約書の確認、納期を守る対応の順に進む案件獲得の流れ図
契約前の確認から、受注後の信頼づくりへと続きます。

実際に常駐型の案件を獲得するには、どのような準備が必要なのでしょうか。営業から契約、継続までの流れに沿って見ていきます。

営業活動の基本:SNS、ポートフォリオ、ブログ活用

まずは自分の情報発信を通じて、案件の入り口を増やすことが大切です。

  • 発信の場:TwitterやQiita、Zennなどでの活動が、信頼構築につながります。

エージェント活用時の注意点と併用戦略

エージェントを使う際は、複数社を比べて、どのような企業とつながっているかを確認しましょう。

  • 併用の効果:直請けの営業活動と併用すると、案件の選択肢を広げられます。

案件獲得後の契約・条件交渉のコツ

契約を結ぶ前に、契約書の内容は必ず確認しておく必要があります。

  • 確認する条件:稼働条件や支払いサイト、契約解除の条件などを明確にし、自分の希望を具体的に伝えることが重要です。

長期的な信頼関係の構築による案件の継続

一度案件を受けた企業と良好な関係を築くと、継続の依頼や紹介を得られる可能性が高まります。

  • 日々の対応:納期を守り、丁寧なコミュニケーションを心がけることが大切です。

ポイント

案件の獲得では、情報発信で入り口を増やし、契約前に稼働条件や契約解除の条件を確かめることが欠かせません。契約後も納期を守る誠実な対応が、継続の依頼や紹介につながります。

まとめ

要点は次のとおりです。

中間業者を避け、小規模企業やSaaS企業を狙うことが有効です。

案件獲得には、情報発信と信頼構築が欠かせません。

常駐型は安定収入やチーム経験を得やすい一方で、自由度には制限があります。

    自分に合ったスタイルで働きながら、収入とやりがいを両立する第一歩として、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。

    さらに広く知りたい方は、以下の全体ガイドもご覧ください。

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    執筆者プロフィール
    張田谷凌央
    張田谷凌央

    株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。

    会社紹介

    株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

    また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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    執筆者プロフィール
    張田谷凌央
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    株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。