BtoC通販/ECサイト開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

BtoC通販・ECサイトの開発会社は、EC特有の要件に対応できるか、公開後の改善まで任せられるか、自社と近い業界での実績があるかを比べて選ぶのが基本です。

紹介する6社は得意領域や強みがそれぞれ異なるため、自社の事業規模や必要な機能に照らして選ぶことが大切です。

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・BtoC通販/ECサイト開発の完全ガイド

BtoC通販/ECサイト開発パートナー選びの重要性

ECサイト開発を中心に、EC特有の要件、セキュリティと連携、継続的な改善を結んだ図解。
機能面・保護・公開後の改善が、選定時の軸になります。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

BtoC通販・ECサイトの市場は、消費者のオンラインショッピング利用が定着し、年々成長を続けています。経済産業省の調査によると、国内BtoC-EC市場規模は約24兆円を突破し、物販系分野のEC化率は10%を超えました。

自社ECの構築やリニューアルを検討する企業が増える一方で、ECサイト開発を手がける会社は数百社にのぼり、技術力や得意領域、費用感はまちまちです。そのため、開発パートナーの選定を誤ると、使い勝手の悪いサイトが完成することがあります。また、開発費用が想定を大幅に超えたり、ローンチ後の運用サポートが不十分で売上が伸び悩んだりするケースも少なくありません。

ECサイトの開発は、単なるWebサイト制作とは本質的に異なります。選ぶときは、次の3点を押さえておく必要があります。

  • EC特有の要件:決済、在庫、物流、ユーザー体験までの理解度
  • セキュリティと連携:個人情報やカード情報の保護、SEOやマーケティングツールとの統合への対応
  • 継続的な改善:公開後の機能追加や改修まで含めた、長期の伴走体制

たとえば、商品検索から購入完了までのユーザー体験設計や、多様な決済機能、在庫管理や物流システムとの連携は、ECサイトならではの要件です。さらに、個人情報やカード情報を扱う以上、高度なセキュリティ対策も欠かせません。

こうした要件を正しく理解し、ビジネス目標に直結するシステムを組める開発パートナーでなければ、デザインが美しくても「売れるECサイト」にはなりません。実際に、ECサイトのリニューアルを行った企業の約30%が「開発会社の選定を誤った」と感じているという調査結果もあります。

ECサイトは、構築して終わりではなく、運用開始後の継続的な改善こそが売上成長の鍵を握ります。そのため、リリース後も開発パートナーと密に連携する必要があります。具体的には、サイトの表示速度の改善、A/Bテストによるコンバージョン率の向上、新機能の追加、セキュリティアップデートなどが対象です。

発注側は、短期的な開発費用だけでなく、中長期のパートナーシップの観点から開発会社を選ぶことが大切です。

発注前に確認すべきポイント

発注の前に、自社の現状と目標を数字で書き出しておくことが第一歩です。

  • 自社の現状と目標:商品数、アクセス数、注文件数、目標売上
  • 連携要件:既存システムやサービスとの接続方法、データ形式
  • 予算と成長計画:事業フェーズと成長計画に見合う投資額

ターゲットユーザーの年齢層やデバイスの利用傾向を整理しておくと、初回の打ち合わせから具体的な議論につながります。

発注側が「アパレルECで初年度月商500万円を目指す。SKU数は約2,000点で、20〜30代女性がメインターゲット。スマートフォン経由の売上比率70%以上を想定」と伝えておけば、開発会社も適切な構築方法と機能を提案できます。

在庫管理、会計、MAツール、CRM、POS、物流倉庫システム(WMS)との接続が必要になる場合もあります。連携方法やデータ形式によって、開発工数は大きく変わります。

予算については、構築方法によって、BtoC-ECサイトの開発費用は100万円から1億円以上まで幅があります。

初期費用を抑えてまずは小さく始め、売上の伸びに合わせて機能を段階的に広げていくフェーズドアプローチを採用する企業も増えています。

ポイント

EC特有の要件に対応できるか、公開後の改善まで任せられるかを基準に、開発費用だけでなく中長期の関係も含めて候補を比べるとよいでしょう。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫の支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援する企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、成果の創出とシステムの定着を支援します。

また、営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があります。企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制も整えています。

BtoC通販・ECサイト開発でも、ECプラットフォームを組むだけでは終わりません。事業戦略の策定から販売チャネルの設計、システム開発、運用の定着まで一貫して支援する点が特徴です。

特徴と強み

riplaの最大の特徴は、コンサルティングと開発の両方を社内に持つ「一気通貫型」の支援体制です。

  • 一気通貫型の支援:事業課題の特定から運用の定着まで
  • 戦略とシステムの連動:ビジネス戦略をシステム要件に反映する仕組み
  • 利用者側の視点:システムを使う側の経験を、設計に取り込む視点

多くの開発会社では、事業戦略やマーケティング設計をコンサルティングファームに別途依頼し、開発のみを受託する分業体制が一般的です。

一方、riplaでは、システム設計、ECサイト開発、導入支援をワンストップで提供します。ビジネス戦略で定めた目標を、システム要件に反映できる点が特徴です。

riplaの支援では、「作ったけれど事業目標に合っていない」という開発と事業のミスマッチを防ぐことができます。

IT事業会社として自社のシステムを構築・運用してきた経験を持ちます。このことから、「開発者の視点」だけでなく「ビジネスでシステムを使う側の視点」も設計に取り込めます。受託開発専業の企業にはない独自の強みです。

得意領域・実績

riplaが得意とする領域は、営業管理・顧客管理(CRM)・販売管理・在庫管理といった基幹業務システムと連動したECサイトの構築です。

  • 基幹システムとの連動:営業・顧客・販売・在庫管理とECサイトを結ぶ仕組み
  • 全体を見た設計:バックオフィスの効率化とEC売上の最大化の両立
  • 業務に合わせた設計:現場へのヒアリングをもとにした、既存業務のデジタル化

riplaの強みは、ECサイト単体ではなく、システム全体を見て組み立てる点です。まず業務の流れを一覧にし、現場担当者へのヒアリングを重ねたうえで、無理なく進められるデジタル化の設計を提案します。

また、レガシーシステムからのリプレースにも豊富な経験があります。長年使ってきた基幹システムとECサイトを統合して移行するような、複雑なプロジェクトにも対応しています。

中堅から大手企業を中心に、製造業・小売業・サービス業など幅広い業種で開発してきました。業務の複雑さに応じて開発体制を柔軟に組める点が、選ばれる理由です。

株式会社ecbeing|国内ECサイト構築実績トップクラスの専門企業

株式会社ecbeingは、ECサイト構築を専門に手がけてきた企業です。自社開発のECプラットフォーム「ecbeing」は、国内で1,600サイト以上の導入実績があります。

大手百貨店やアパレルブランド、食品・化粧品メーカーなど、BtoC領域のECサイトを多数構築しています。年商数億円から数百億円規模まで幅広く対応します。

親会社である大手小売グループのIT部門で培った、流通・小売に関する深いビジネスノウハウがあります。このノウハウが、システム開発にとどまらない実践的な提案力につながっています。

特徴と強み

ecbeingの最大の強みは、自社開発プラットフォームをベースとしながら、クライアントの事業規模や業界特性に合わせた高度なカスタマイズに対応できる点です。

  • 高度なカスタマイズ:自社開発の基盤を生かした機能の個別調整
  • EC機能の充実:レコメンド、検索、ポイント、クーポン、定期購入などへの対応
  • 開発・運用支援:大規模開発から集客、UI・UX改善までの支援

標準機能として、レコメンドエンジン、検索機能の強化、ポイント管理、クーポン配信、定期購入、会員ランク制度などを備えています。そのため、BtoC-ECサイトに必要な機能がそろっています。

ecbeingには、400名を超えるエンジニアが在籍しており、大規模プロジェクトでも安定した開発リソースを確保できます。

EC運用を支えるマーケティングチームも社内にあります。さらに、サイト構築後の集客施策やコンバージョン率改善、UI・UX改善の提案まで、ワンストップで対応できる点が他社との大きな差別化要因です。

ecbeingは、セキュリティ面でも高い評価を受けており、大手金融機関や官公庁系のECサイトにも採用されています。

得意領域・実績

ecbeingのBtoC-EC構築実績は、アパレル、食品、化粧品、家電、インテリア、スポーツ用品など、消費財の幅広い業界に及びます。

  • 幅広い業界への対応:消費財を扱うさまざまな業界でのECサイト構築
  • OMOへの対応:実店舗とECの在庫統合、ポイント共通化の実現
  • 食品ECへの対応:物流システムとの連携によるオンライン販売の拡大

大手アパレルブランドでは、OMO(Online Merges with Offline)基盤を構築しました。

導入後のEC売上は、前年比40%増を達成しています。

大手食品メーカーでは、産地直送ECサイトと既存の物流システムをリアルタイムで連携させました。鮮度管理と配送品質を保ちながら、オンライン販売を拡大する取り組みを成功させています。

ECサイト構築を専門としてきた知見と、最新の技術動向への素早い対応が、大手企業を中心に高い信頼を得ている理由です。

ポイント

事業規模や業界特性に合わせた高度なカスタマイズを求めるなら、自社開発プラットフォームと大規模開発体制を持つ会社を候補に入れて比べるとよいでしょう。

W2株式会社|D2C・定期通販に強いECプラットフォーム

W2の機能を、定期通販機能、LP一体型フォーム、マルチチャネル対応の3つのパネルで示した図解。
継続購入の支援と外部モールとの連携を同じ基盤で扱います。

W2株式会社は、ECプラットフォーム「W2 Unified」「W2 Repeat」を開発・提供するECソリューション企業です。

特にD2Cブランドや定期通販・サブスクリプションモデルのECサイト構築に特化しています。化粧品、健康食品、サプリメント、アパレルなど、リピート購入が重要なビジネスモデルに適しています。

累計導入数は700件以上で、スタートアップから上場企業まで幅広い規模の事業者に採用されています。

特徴と強み

W2の最大の強みは、定期通販・サブスクリプションモデルに最適化された機能群の充実度です。

  • 定期通販機能:購入スキップ・変更、アップセル・クロスセル、解約防止などへの対応
  • LP一体型フォーム:広告からの流入に対応した導線の設計
  • マルチチャネル対応:外部モールとの在庫連携、受注の統合管理

「W2 Repeat」には、ステップメールやLTV分析の機能を搭載しています。さらに、定期通販向けの機能は1,000以上を標準で備えています。

W2は、LP一体型フォーム(ランディングページから直接決済に遷移する仕組み)にも対応しており、広告からの流入を効率的にコンバージョンにつなげる設計が可能です。

自社ECの枠を超え、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの外部モールとの在庫連携や受注統合管理にも対応しています。そのため、マルチチャネル展開を進める事業者にも適しています。

得意領域・実績

W2は、化粧品・健康食品・サプリメントなどの領域で特に豊富な実績を持っています。

  • D2C・定期通販への対応:リピート購入が重要な商材での導入実績
  • LTV向上の事例:W2 Repeatの導入で、LTVが導入前比で約1.5倍に
  • 解約率改善の事例:一時停止やお届け頻度変更の選択肢による、解約率15%の改善

あるスキンケアD2Cブランドでは、W2 Repeatの導入後に、定期購入者のLTV(顧客生涯価値)が向上したと報告されています。

導入企業では、定期コースの解約導線に「一時停止」や「お届け頻度変更」の選択肢を表示するリテンション施策機能を使い、解約率の改善につながっています。

W2は、年商1億円から100億円規模まで対応できるスケーラビリティを持ち、事業の成長に合わせてシステムを拡張できます。こうした点も、成長フェーズのD2Cブランドに支持される理由です。

ポイント

定期購入やリピート購入が中心の事業なら、定期通販の機能の充実度と、LTVや解約率の改善に関わる機能を基準に候補を比べるとよいでしょう。

株式会社インターファクトリー|クラウド型ECプラットフォーム「ebisumart」

株式会社インターファクトリーは、クラウド型ECプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」の開発・提供を行うEC専業企業です。

2003年の設立以来、ECサイト構築に特化した事業を展開しており、BtoC・BtoBの両領域で700サイト以上の導入実績を持っています。

東証グロース市場に上場しており、企業としての信頼性と安定性も高く評価されています。

ebisumartは、高いカスタマイズ性を備えたクラウド型ECです。SaaS型の手軽さと、パッケージ型に匹敵する機能の自由度を両立しており、「カスタマイズ型クラウドEC」として独自の地位を確立しています。

特徴と強み

インターファクトリーの最大の強みは、クラウド型プラットフォームならではの「常に最新状態が維持される」利点と、個社ごとのカスタマイズの柔軟性の両立です。

  • 最新状態の維持:セキュリティパッチや更新の自動適用
  • カスタマイズと標準機能:個社ごとの調整と、EC向け機能への対応
  • 外部サービス連携:MAツールやCRMなどとの柔軟な連携

プラットフォーム側で更新が進むため、自社でのインフラ管理やセキュリティ対応の負荷を大幅に軽減できます。

また、BtoC-EC向けの標準機能も充実しています。ポイント管理、クーポン配信、レコメンドなどの機能を備えています。さらに、定期購入やマルチデバイス対応、SNSログイン連携、外部モール連携にも対応しています。

API連携の仕組みも豊富です。MAツールやWeb接客ツール、レビュー管理ツール、CRMなどの外部サービスと柔軟に連携できます。これにより、マーケティング施策の幅を広げ、EC運用を最適化できます。

得意領域・実績

インターファクトリーは、消費財ブランドのBtoC-ECサイト構築に多くの実績を持っています。

  • 消費財ECへの対応:アパレル・食品・化粧品・日用品などでの実績
  • 中堅・大手企業への対応:年商数億円から数十億円規模のEC事業
  • クラウド移行と安定運用:オンプレミスからの移行や、厳しいセキュリティ基準への対応

中堅から大手企業向けのECサイト構築を得意としており、年商数億円から数十億円規模のEC事業を、ebisumartプラットフォーム上で運営している企業が多数あります。

旧来のオンプレミス型ECパッケージから、クラウド型への移行案件にも強みがあります。サイトの表示速度の改善や運用コストの削減を実現しながら、スムーズにプラットフォームの移行を完了させた実績が豊富です。

上場企業としてのガバナンス体制が整っているため、セキュリティ基準の厳しい企業や、長期的な安定運用を重視する企業に特に選ばれています。

株式会社コマースOneデジタル|大規模ECに強い「コマース21」ブランド

株式会社コマースOneデジタルは、大規模ECサイト向けプラットフォーム「Commerce21」を開発・提供する企業です。

年商数十億円から数百億円規模の大規模ECサイトの構築に特化しています。トラフィック量の多いサイトでも安定稼働を実現する、堅牢なシステムアーキテクチャに定評があります。

大手流通企業やメーカーのフラッグシップECサイトを多数手がけてきました。高トランザクションの処理や、ピーク時のアクセス集中に耐えられるスケーラビリティが、大きな強みです。

特徴と強み

コマースOneデジタルの最大の特徴は、大規模ECサイトの構築・運用に特化したシステム基盤の堅牢さです。

  • 大規模アクセスへの対応:高いパフォーマンスとスケーラビリティ
  • ヘッドレスコマース対応:フロントエンドの表現力とバックエンドの安定性の両立
  • 段階的な拡張:機能単位での改修や拡張ができる柔軟性

年間売上数百億円規模のECサイトを支えるだけの基盤を備えています。さらに、セール時やTVCM放映直後のアクセスの急増にも安定して対応できる、インフラ設計のノウハウを持っています。

ヘッドレスコマースアーキテクチャにも対応しており、フロントエンドの表現力とバックエンドの安定性を両立した最新のEC基盤を構築できます。

また、マイクロサービスアーキテクチャの導入により、機能単位での段階的な改修や拡張が可能です。ビジネスの変化にすばやく対応できる柔軟性も備えています。

得意領域・実績

コマースOneデジタルは、大手流通企業やメーカーのフラッグシップECサイトの構築で豊富な実績を持っています。

  • 大規模ECへの対応:百貨店・スーパー・アパレル・家電などのサイト構築
  • 高トラフィック対応:大規模かつアクセスの多いECサイトの開発
  • オムニチャネル対応:実店舗のPOSやCRMと連動したECサイトの構築

ネットスーパーや大手企業のオンラインストア、メーカーの直販サイトなどを開発してきました。これらは、大規模かつ高トラフィックなECサイトとしての実績でもあります。

OMO戦略の一環として、実店舗のPOSシステムやCRMと連動したECサイトの構築実績も豊富です。オムニチャネル施策をシステム面から支えるパートナーとして、大手企業から高い信頼を得ています。

年商10億円以上のEC事業を運営する企業や、将来的に大規模なEC展開を計画している企業にとって、心強い開発パートナーとなるでしょう。

株式会社フューチャーショップ|SaaS型ECプラットフォーム「futureshop」による中小ECの支援

株式会社フューチャーショップは、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を開発・提供する企業です。

2003年のサービス開始以来、2,900店舗以上の導入実績を持ち、中小規模から中堅規模のBtoC-ECサイトを中心に支援しています。

futureshopは、「自分たちのこだわりを形にできるECサイト」をコンセプトにしています。SaaS型でありながらデザインの自由度が高く、ブランドの世界観を表現できます。そのため、D2Cブランドやメーカー直販サイトに選ばれています。

特徴と強み

フューチャーショップの最大の特徴は、SaaS型でありながらデザインを自由に作り込める点です。

  • SaaS型とデザイン自由度:コスト面のメリットと、デザインのカスタマイズ性の両立
  • デザインのフルカスタマイズ:「commerce creator」によるブランド表現の調整
  • 集客・決済機能:決済手段、SNS、ショッピング連携への対応

独自のテンプレートエンジン「commerce creator」により、HTMLやCSSの知識があればデザインをフルカスタマイズできます。さらに、大手EC構築パッケージに匹敵するデザイン品質も実現できます。

Amazon PayやPayPayなどの最新決済手段に対応しています。また、SNS連携、Instagramのショッピング機能、Googleショッピング連携などで、集客とコンバージョンを支援します。

月額利用料は数万円から始められます。初期費用を抑えてEC事業を立ち上げたい事業者にとって、導入のハードルが低い点も魅力です。

得意領域・実績

フューチャーショップは、ブランドの世界観やストーリーを重視するBtoC-EC事業者に多く選ばれています。

  • ブランド重視のEC:アパレル、食品、雑貨、コスメ、ギフトなどでの利用
  • D2C・直販への対応:モール出店から自社ECへの移行の支援
  • 導入後の支援:カスタマーサポート、事例共有、セミナーの提供

特にD2Cブランドやメーカー直販サイトでの採用実績が豊富です。「モール出店から自社ECへの移行」を検討する事業者への支援ノウハウも多く蓄積しています。

また、導入企業向けの手厚いカスタマーサポートにも定評があります。EC運営のノウハウが少ない事業者でも、安心して運用を始められる環境が整っています。

成功事例の共有やセミナーの開催にも積極的です。プラットフォームの提供にとどまらず、EC事業者のコミュニティづくりを進めている点も、他のSaaS型ECサービスとの差別化ポイントです。

ポイント

コストを抑えつつデザインの自由度を重視するなら、SaaS型でブランドの世界観を表現できる会社を候補に入れるとよいでしょう。

BtoC通販/ECサイト開発パートナー選びのポイント

開発パートナー選びの確認項目として、実績と経験、技術力と専門性、プロジェクト管理体制を並べた図解。
3項目を並べて確認すると、候補ごとの見落としを防げます。

実績と経験の確認方法

開発会社の実績を確認するときは、「ECサイトの構築件数」だけを見るのではなく、自社と同じ業界や商材での構築経験があるかどうかを重視するとよいでしょう。

  • 業界・商材との近さ:自社と近い領域での開発経験の有無
  • 事例の具体性:課題と解決策が具体的に書かれているか
  • 実サイトの確認:過去の構築事例のサイトを実際に見て確かめられるか

アパレルECと食品ECでは、必要な機能や物流要件、ユーザーの購買行動が大きく異なります。そのため、近い領域での開発経験がプロジェクトの品質と進行効率に直結します。

事例を見るときは、Webサイトで公開されているかどうかだけでなく、構築後の売上向上やコンバージョン率改善などの数値実績まで確認します。

可能であれば、ユーザーとして実際に使い勝手やデザイン品質を自分の目で確かめることをお勧めします。

提案段階で「私たちはこの業界に強い」と語る企業は多いですが、具体的な数字やクライアント名(許可を得た範囲で)を示せる企業こそが、本当の意味で実績のある企業です。

技術力と専門性の評価

BtoC-ECサイトの開発では、画面の作り込みから処理性能、連携まで幅広い技術力が求められます。そこで、確認するポイントは次の3点に絞ります。

  • システム全体の技術力:フロントエンド、バックエンド、インフラ、外部連携への対応力
  • 専門性の確認:自社開発プラットフォームや、特定技術に精通したスペシャリストの有無
  • セキュリティと技術動向:認証の取得状況や対応実績、最新技術への知見

評価では、フロントエンドならデザイン・UI・UX、バックエンドなら大量アクセスへの耐性や決済処理の安定性を見ます。

インフラは、クラウド基盤やCDN、セキュリティの設計を見ます。また、外部連携では、決済代行や物流、MAツール、CRMとの連携の幅も評価の対象です。

特定のオープンソースやSaaSプラットフォームに精通した人材がいるかは、面談の場で具体的に尋ねるとよいでしょう。

また、ISMSやPマークなどのセキュリティ認証の取得や、PCI DSSへの対応実績も、重要な判断材料になります。

ヘッドレスコマースやPWA(Progressive Web App)、AIによるパーソナライゼーションなど、今後主流になる技術への知見も見ておきます。そうした知見は、将来を見据えた投資につながります。

プロジェクト管理体制の確認

ECサイト開発では、多くの関係者が関わり、要件の変更や追加も起こりがちです。そのため、開発会社の管理体制がプロジェクトの成否を左右します。確認するポイントは次の3点です。

  • 進行管理と報告:専任PMの有無、進捗報告の頻度と方法
  • 変更管理と品質管理:スコープ管理、コードレビュー、テスト工程の内容
  • 公開後の保守・運用:障害対応や連絡体制、改善相談の可否

発注側は、専任のプロジェクトマネージャー(PM)がつくのか、進捗報告は週次の定例なのか、チャットツールで日次に行うのかを、事前に聞いておきます。

要件変更時のスコープ管理、コードレビューの実施体制、テスト工程の内容と範囲も、確認しておきたい点です。アジャイル開発の場合は、1〜2週間ごとにデモを見られるため、認識のずれを早く見つけられます。

リリース後の保守・運用体制も確かめておきます。障害発生時のSLA(サービスレベルアグリーメント)や緊急時の連絡体制、セキュリティアップデートの提供の有無、将来の機能改善の相談ができるかなどです。

発注側は、開発後の長期的な関係を見据えて評価することが大切です。

ポイント

実績は、自社と近い業界や商材での構築経験と、構築後の数値を伴う事例の有無で比べると、候補を絞り込めます。技術力とプロジェクト管理体制も、あわせて確認するとよいでしょう。

まとめ

BtoC通販・ECサイトの開発では、パートナーとなる開発会社の選定がプロジェクトの成否を大きく左右します。紹介した6社は、それぞれ異なる強みと得意領域を持っています。

riplaは、コンサルティングから開発・運用定着まで一気通貫で支援し、事業課題からシステム要件を導くアプローチに強みがあります。ecbeingは、国内最大級のEC構築実績と大規模プロジェクトへの対応力が強みです。

また、W2は、D2C・定期通販に特化した機能の充実度が特徴です。インターファクトリーは、クラウド型の運用効率と高いカスタマイズ性を両立しています。

さらに、コマースOneデジタルは、大規模ECに対応する堅牢な基盤設計に強みがあります。フューチャーショップは、SaaS型でありながら高いデザイン自由度を備えています。

発注側は、自社の事業規模や予算、必要な機能、成長計画に照らして最適なパートナーを選び、信頼できる開発会社と共に、成功するEC事業を築いていきましょう。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。