ec being開発の進め方/やり方/流れや方法/手法/工程/手順

ecbeing開発は、一般的なウォーターフォール型のシステム開発に沿って、要件定義・企画、設計・開発、テスト・リリースの3つのフェーズを順に進めるのが基本です。

ecbeingは大手企業を中心に1,600サイト以上の導入実績があり、年間流通総額1兆円を超えるEC基盤を支えています。

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ecbeing開発の全体像

ecbeingを中心に、商品管理・受注管理、CMS、基幹システムとの連携、WAF・脆弱性診断を示す図。
標準機能から独自要件やセキュリティまで、対応範囲が広がります。

ecbeingは、株式会社ecbeingが提供する国内最大級のECサイト構築パッケージです。1999年の提供開始以来、アパレルや食品など幅広い業種のEC開発を支えてきました。化粧品、家電、BtoBの分野でも実績があります。

ecbeingは年商数十億円規模から、年間流通額数百億円の企業まで対応できます。また、導入企業には、ユニクロ、オンワード樫山、ABCマートがあり、ファンケルやミズノも含まれます。

ecbeing開発を理解するには、まずパッケージの特徴と、他のECプラットフォームとの違いを押さえておくことが大切です。

ecbeingの主な機能と特徴

ecbeingが大手企業に選ばれる理由は、機能の豊富さとカスタマイズ性にあります。導入後の姿をつかむには、商品運用、顧客向けの表現、独自要件、セキュリティの4つの観点から特徴を見るとよいでしょう。

  • 商品・顧客管理:EC運営に必要な標準機能を備える
  • コンテンツ表現:CMSでブランドに合ったページを構築できる
  • 独自要件への対応:基幹連携や業種固有の商習慣に合わせられる
  • セキュリティ:決済や脆弱性対策を含めて運用できる

標準機能には、商品管理や受注管理、顧客管理などが含まれます。在庫管理やコンテンツ管理(CMS)も備わっています。さらに、ポイントやクーポンの管理、レコメンド機能、レビュー機能も揃っています。

CMS機能も充実しています。専門知識がなくても、管理画面からコンテンツマーケティングやブランドの世界観を表現するランディングページを構築できます。

ShopifyやBASEなどのSaaS型ECプラットフォームとは異なり、ecbeingはソースコードレベルでカスタマイズできます。そのため、業種特有の商習慣や基幹システムとの複雑な連携にも対応できます。「標準機能では足りないが、フルスクラッチのコストは避けたい」企業に適しています。

セキュリティ面では、PCI DSS準拠のクレジットカード決済に対応します。WAF(Webアプリケーションファイアウォール)を標準搭載し、脆弱性診断も定期的に実施します。また、金融機関や官公庁関連のEC案件でも採用されており、セキュリティ要件の厳しい案件にも対応しています。

他のECプラットフォームとの比較と選定基準

比較の対象には、Shopify PlusなどのSaaS型やフルスクラッチも含まれます。選定では、事業規模、必要な機能、連携範囲を並べて、各プラットフォームが自社に合うかを見極めます。

  • 大規模・複雑な要件:ecbeingなどのパッケージ型を比較する
  • 小規模・短期立ち上げ:ShopifyやBASEなどのSaaS型を検討する
  • 独自性を最優先:フルスクラッチを含めて費用と期間を比べる

同じ型の製品には、コマース21やSI Web Shoppingがあります。

各プラットフォームの特性を理解したうえで選ぶことが、プロジェクト成功の第一歩です。ecbeingは年商10億円以上のEC事業に適しており、実店舗とECを統合するオムニチャネル戦略や高度なカスタマイズにも対応できます。

一方、月商数百万円規模のスモールビジネスには、ShopifyやBASEが向いています。短期間で立ち上げる場合も、SaaS型のほうがコストパフォーマンスに優れます。

導入の判断では、月間トランザクション数が10万件以上かを確認します。加えて、SAP、Oracle、国産ERPとの連携の有無も評価します。さらに、複数ブランド・複数サイトの統合管理や海外展開の予定も見ておきます。

ecbeingはこれらの要件に強いソリューションですが、その分、初期投資や開発期間もSaaS型と比べて大きくなる傾向があります。そのため、規模に合ったプラットフォームを選ぶことが、開発コストを無駄なく抑え、ビジネス成果につながります。

ポイント

ecbeingを選ぶかは、事業規模と連携の複雑さ、標準機能で足りるかを合わせて考えます。大規模で複雑な要件はパッケージ型、小規模で早く立ち上げる場合はSaaS型と比べて判断します。

ecbeing開発の進め方

ecbeing開発の要件定義・企画、設計・開発、テスト・リリースの3フェーズを順に示す図。
工程が進むごとに、確認する対象も具体化していきます。

ecbeingを使ったEC開発は、ウォーターフォール型の流れで進むのが一般的です。標準的なカスタマイズの期間は6ヶ月から12ヶ月程度で、大規模なカスタマイズや基幹システム連携では12ヶ月から18ヶ月かかる場合があります。

要件定義・企画フェーズ

要件定義・企画では、現行ECの課題を新サイトの目標へ結び付けます。この段階の進め方次第で、予算とスケジュールの前提が定まります。

  1. 現状と目標を整理する:課題を数値目標とともに言語化する
  2. Fit&Gapを確認する:標準機能とカスタマイズの境界を決める
  3. 連携先と調整する:基幹・WMS・POS・CRMの担当者と早期に協議する

課題の例として、現行サイトのCVR(コンバージョン率)は業界平均2.5%に対して1.8%にとどまっています。受注連携が手動で、月間30時間かかる課題もあります。

また、スマートフォン売上が70%を超えるのに、モバイルUXが最適化されていない例もあります。こうした課題は、数値目標とともに要件化します。

この段階では、ecbeing社のプロジェクトマネージャーやコンサルタントが参画します。要件のヒアリングと、フィジビリティ(実現可能性)の検証を行います。

最も重要な作業は「Fit&Gap分析」です。標準機能でカバーできる範囲と、カスタマイズが必要な範囲を切り分けます。

標準機能を最大限に使うと、開発コストを抑えられます。そのうえで、本当に必要なカスタマイズだけに投資する方針を固めることが、予算とスケジュールを守る鍵になります。

要件定義の期間は通常1ヶ月から2ヶ月程度です。この段階で、プロジェクト計画書、要件定義書、概算見積書を作成します。

外部システムとの連携が必要な場合は、連携先のシステム担当者との調整も、このフェーズで始めておく必要があります。特に、連携先が多いほど、この段階の調整に時間がかかる傾向があります。基幹システムやWMS(倉庫管理システム)などが代表的な連携先です。

設計・開発フェーズ

要件定義の確定後は、基本設計と詳細設計の2段階を経て実装に進みます。各段階で画面、データ、連携仕様を具体化し、ecbeing標準モジュールとの整合性を保ちながら進めます。

  1. 基本設計:画面や機能、データ、外部連携の仕様を決める
  2. 詳細設計:実装に必要なプログラム仕様へ落とし込む
  3. 開発・実装:カスタマイズを行い、標準機能との動作を確認する

基本設計では、画面遷移図やワイヤーフレームを作ります。機能一覧やデータベース設計、外部システムとのインターフェース設計も行います。

ecbeingでは、Webデザイナーがフロント画面のUI/UXを設計します。ブランドの世界観を表現するクリエイティブも、並行して進めます。

レスポンシブデザインに加えて、PWA(Progressive Web App)対応も増えています。また、アプリのような操作感のUI設計を求める企業が増え、フロントエンド開発の比重が高まっています。

詳細設計では、基本設計で決めた仕様をもとに、具体的なプログラミング仕様を策定します。ecbeingはASP.NETベースで構築されているため、開発言語もC#が中心になります。

カスタマイズ部分を実装したら、ecbeing標準モジュールとの整合性も確かめます。そのため、ecbeingの構造を熟知した開発者が必要です。

開発チームは通常5名から15名程度です。プロジェクトマネージャーやシステムエンジニア、プログラマーに加えて、Webデザイナーとテスターも役割を担います。

基幹連携は工数がかかりやすい領域です。たとえば、SAPとのリアルタイム在庫連携では、仕様策定だけで1ヶ月以上かかる場合があります。

設計・開発フェーズの期間は3ヶ月から8ヶ月程度が標準的です。ただし、プロジェクトの規模やカスタマイズの複雑さによって大きく変わります。

テスト・リリースフェーズ

開発後は段階的なテストで機能、連携、性能を確かめ、受入確認を経て本番へ移行します。工程ごとに確認対象を分けると、不具合を切り分けやすくなります。

  1. 単体・結合テスト:個別機能とモジュール間の連携を確認する
  2. 総合・負荷テスト:本番相当の条件で一連の処理と性能を検証する
  3. 受入テストとリリース:実務担当者の確認後に本番へ移行する

ecbeing開発のテストは、単体テストと結合テストから始まり、総合テストを経て、ユーザー受入テスト(UAT)で締めくくるのが一般的です。

単体テストでは、個々のプログラムモジュールが仕様どおりに動くかを確認します。結合テストでは、複数のモジュールをつないだ状態で動作を検証します。

テストでは、検索・閲覧から購入完了までを確認します。決済では、クレジットカードやコンビニ払い、代引きなどの正常・異常処理も対象です。後払いや電子マネーも含みます。

ポイント計算やクーポン割引も検証対象です。在庫引き当てや、基幹システムへの受注連携も確かめます。

総合テストでは、本番環境に近い条件で性能テスト(負荷テスト)も実施します。大規模セール時のアクセス集中に耐えられるかは、EC事業者にとって死活問題です。

具体的には、ピーク時の同時接続数を想定した負荷テストツールを用いて、サーバーのレスポンスタイムやスループットを計測します。実際に、大手アパレルブランドのセールでは、通常の20倍のアクセスが集中しました。事前の負荷テストでボトルネックを解消し、障害なく乗り切った事例があります。

ユーザー受入テストでは、クライアント企業の実務担当者が実際にシステムを操作し、業務要件を満たしているかを最終確認します。このテストで見つかった不具合や改善要望を直したうえで、本番環境へのデプロイ(リリース)を行います。

リリース直後は初期障害のリスクがあるため、通常1ヶ月から2ヶ月の「ハイパーケア期間」を設けます。この期間は、開発チームが重点的にモニタリングし、すぐに対応できる体制を整えます。

ポイント

工程ごとに何を決めるか、誰が確認するかを事前に定めておくと、途中の仕様変更による手戻りを抑えられます。設計や開発に入る前の要件の確定が、以降の工数を大きく左右します。

費用相場とコストの内訳

ecbeingの初期構築費用を、スモールスタート型、ミドルレンジ、大規模構築の3規模で示す図。
構築規模が上がるにつれて、初期費用の目安も大きくなります。

ecbeing開発の費用は、プロジェクトの規模やカスタマイズの範囲によって大きく異なります。初期構築費用とランニングコストの両面から、費用感を具体的に見ていきます。ここに挙げる金額は、予算策定の参考情報としてご活用ください。

人件費と工数

ecbeing開発では、人件費が費用の大きな割合を占めます。

  • 進行管理:プロジェクトマネージャー
  • 要件・実装:システムエンジニアとプログラマー
  • 画面制作:Webデザイナー

見積もりを読む際は、役割ごとの単価、プロジェクト規模、追加開発の有無を分けて確認しましょう。

具体的な月額の目安は、進行管理が120万円から180万円、要件・実装のシステムエンジニアが80万円から130万円です。プログラマーは月額60万円から100万円、画面制作は月額60万円から100万円程度です。

初期費用は規模によって異なります。スモールスタート型は500万円から1,500万円程度で、ミドルレンジは1,500万円から5,000万円程度です。大規模構築は5,000万円から1億5,000万円程度が目安です。

特に費用が膨らみやすいのが、基幹システムとの連携開発です。SAPやOracle E-Business Suiteなどの大規模ERPと連携する場合は、追加費用が発生します。連携部分だけで1,000万円から3,000万円になるケースもあります。

デザインをテンプレートベースにするか、完全オリジナルにするかで費用が変わります。その差は500万円から1,500万円程度です。

実際、大手企業のブランドサイトでは、オリジナルデザインが選ばれます。デザインだけで1,000万円以上を確保する企業もあります。

初期費用以外のランニングコスト

ecbeingでは、初期構築後も複数の費用がかかり続けます。そのため、費用の種類ごとに把握し、月額と年間の総額を見積もる必要があります。

  • サービス利用:ecbeingのライセンス費用
  • システム維持:サーバーなどのインフラ費用
  • 安定運用:保守・監視・障害対応の費用
  • 売上連動:決済会社へ支払う手数料

サイトの規模や利用する機能モジュールによって金額が変わり、複数サイトを運営する場合には、サイトごとに利用の許諾が必要になるケースもあります。

次に、インフラ費用として、サーバーのホスティング費用が月額20万円から80万円程度発生します。ecbeingはオンプレミス環境とクラウド環境(AWS、Azureなど)のどちらにも対応していますが、近年はクラウド環境を選ぶ企業が増えています。

クラウドは、トラフィックに応じてサーバーを柔軟に拡張できます。一方で、大規模セールでアクセスが急増すると、インフラ費用も上昇します。

さらに、保守・運用費用として月額30万円から100万円程度が必要になります。この費用には、セキュリティパッチの適用やバグ修正、サーバー監視が含まれます。障害対応や軽微な機能改善も対象です。

保守契約の内容は開発会社によって異なりますが、一般的には初期構築費用の15%から20%程度を年間の保守費用として設定するケースが多く見られます。

加えて、決済手数料として売上の2.5%から3.5%程度がクレジットカード決済会社に支払われます。たとえば、年間売上が10億円のECサイトであれば、決済手数料だけで年間2,500万円から3,500万円が発生する計算です。これらを合計すると、月額100万円から300万円、年間では1,200万円から3,600万円程度が運用費用の目安となります。

ポイント

費用は初期費用だけでなく、保守やインフラ、決済手数料を含めた年間の総額で判断します。基幹連携や独自デザインは金額を押し上げるため、見積もりの内訳で確かめます。

見積もりを取る際のポイント

ecbeing開発の見積もりは、金額の幅が大きくなりがちです。そのため、依頼する前に比較の準備を整えておくと、各社の提案を同じ条件で判断しやすくなります。

要件明確化と仕様書の準備

見積もりを依頼する前に、事業の現状から提案依頼までの4項目を整理しておきます。

  • 事業の現状:売上・アクセス数・商品数を整理する
  • 必要機能:Must/Should/Could/Won’tで優先順位を付ける
  • 外部連携:システム名・データ・頻度・方式を明記する
  • 提案依頼:RFPや資料でデザイン・日程・予算を伝える

見積もりの精度を高めるには、発注前に事業規模、機能の優先度、連携条件を文書で共有しておく必要があります。条件がそろうほど、各社の提案を同じ前提で比べられます。

見積もりの段階で要件が曖昧なまま依頼すると、開発会社はリスクを見込んで、高めの見積もりを出さざるを得なくなります。逆に、要件が明確に整理されていれば、無駄なバッファを減らせ、適正な価格の見積もりを得られる可能性が高まります。

具体的には、まず現行ECサイトの売上規模やアクセス数、取扱商品数といった基本的な数値を整理します。機能の優先度は、MoSCoW法(Must/Should/Could/Won’tの4段階)で決めます。

外部連携は、システム名やデータ項目、頻度や方式まで整理します。加えて、デザイン方針やリリーススケジュール、予算上限もまとめます。

RFP(提案依頼書)を作成して提出する方法が効果的です。難しい場合は、項目をExcelやPowerPointにまとめるだけでも、見積もりと提案の質が向上します。なお、RFPを準備した場合と口頭だけの場合では、見積もり金額に30%から50%程度の差が出ることもあります。

複数社比較と発注先の選び方

発注先は最低3社から見積もりを取り、複数社の提案を比較して選びます。ecbeing社本体と認定パートナーでは得意領域が異なるため、実績だけでなく業種知識やリリース後の支援も確認しましょう。

  • 依頼先の種類:ecbeing社本体か認定パートナーかを選ぶ
  • 業種との適合:自社と近い商材・業務の構築実績を見る
  • 支援体制:見積もり内訳、進捗管理、運用後の対応を比べる

ecbeingの開発は、ecbeing社本体に直接依頼する方法と、ecbeingの認定パートナー企業に依頼する方法の2つがあります。

ecbeing社は製品の開発元です。そのため、技術的な知見が深く、アップデート情報や将来のロードマップを踏まえた提案を期待できます。

一方で、ecbeing社は大型案件を中心に対応する傾向があり、中小規模の案件については認定パートナーを紹介されるケースもあります。認定パートナーに依頼する場合は、ecbeingの構築実績に加えて、自社の業種での開発経験が豊富かを確認します。

アパレルECと食品ECでは、サイズ展開や配送温度帯の管理など、業種固有の要件が大きく異なります。そのため、同業種での開発実績は技術力以上に重視すべき点です。

見積もりは、金額だけでなく内訳の細かさでも比べます。工程・機能ごとの内訳、エンジニアの経験年数とecbeing実績、進捗報告や課題管理を確認します。さらに、リリース後のサポート範囲と対応時間、追加開発への柔軟性も評価します。

最安値でも、品質の問題が頻発する場合があります。その修正にコストがかかり、結果として総額が高くなる失敗は、EC開発でも起こります。

注意すべきリスクと対策

ecbeing開発では、要件の肥大化・データ移行・ベンダーロックインが主なリスクです。契約条件も含めて事前に確認し、影響が出る前に対策を決めておきます。

  • 要件の肥大化:初回リリースと後続機能の線引き
  • データ移行:実データを使った移行テストの計画
  • 将来の移行制約:更新計画とデータ出力方法の確認
  • 契約上の責任:遅延・瑕疵・知的財産権の条件の取り決め

進行中に追加要望が増えると、予算とスケジュールを超えてしまいます。「この機能も追加したい」「あの画面のデザインを変えたい」といった要望を、一つずつ管理します。

そこで、フェーズ1(初回リリース)に含める機能を明確にします。フェーズ2以降の機能と線を引いて合意しておくことが有効です。

次に、「データ移行の複雑さ」も見落とされがちなリスクです。既存のECサイトからecbeingへリプレイスする場合は、顧客データや注文履歴、商品データを移す必要があります。ポイント残高も移行対象になります。

特に顧客のパスワード情報は、暗号化方式の違いから移行が難しいケースが多くあります。その場合、リプレイス後に全顧客へパスワードの再設定を依頼する対応が必要になることがあります。

データ移行の工数は見積もり段階で過小評価されやすいため、実データを使った移行テストを複数回行う計画を組み込んでおく必要があります。

また、「ベンダーロックイン」のリスクも認識しておく必要があります。ecbeingはパッケージ型のため、一度導入すると、他のプラットフォームへの移行に大きなコストと時間がかかります。導入前に、ecbeingのバージョンアップ計画やデータの出力方法を確認しておくと、長期的なリスクを減らせます。

契約面では、開発が遅れた場合のペナルティ条項や、瑕疵担保責任の期間と範囲、知的財産権の帰属を、事前に取り決めておく必要があります。

ポイント

見積もりは、金額の安さだけで選ばず、要件がそろっているか、同じ前提で比べられているかで判断します。そのうえで、保守やリリース後の支援まで含めて比べます。

まとめ

ecbeing開発は、国内ECパッケージ市場でトップクラスのシェアを持つ信頼性の高いプラットフォームを活用したEC構築の手法です。

成功のためには、要件定義・企画でビジネスゴールとFit&Gap分析を押さえることが必要です。設計・開発では業種知見と基幹連携を重視し、テスト・リリースでは負荷テストとハイパーケア期間を確保します。

初期構築費用は500万円から1億5,000万円、ランニングコストは月額100万円から300万円程度です。要件を整理して複数社から見積もりを取り、体制や保守対応力も含めて、パートナーを選びます。

ecbeingは高いカスタマイズ性とスケーラビリティを持つパッケージです。適切なパートナーとプロセスで、EC事業の成長を支えられます。

まずは自社の要件を整理し、RFPの作成から着手してみてはいかがでしょうか。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。