オフショアの開発外注でおすすめの受託開発会社・ベンダー・SIer比較4選:コスト削減と高品質を両立する選び方

日本企業のグローバル化とDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速に伴い、オフショア開発を検討する企業が増えています。オフショア開発は、コストと技術力を両立しやすい選択肢です。委託先は、技術力と実績、連絡体制、情報管理の3つの観点で比べると選びやすくなります。

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オフショア開発の概要とメリット・課題

オフショア開発は、海外の開発拠点を活用してシステムやアプリケーションを構築する手法です。導入を判断するには、その定義と価値、注意点を合わせて見ておく必要があります。

オフショア開発の定義と背景

オフショア開発とは、業務委託や業務提携によって、日本以外の国へ開発業務を依頼する手法です。委託先としては、ベトナム、インド、フィリピンなどのアジア諸国が台頭しています。

コスト削減以外のオフショアの魅力

オフショア開発には、人件費の削減以外にも価値があります。さらに、多様な技術力を利用できることや、24時間稼働体制を持てることは、グローバル市場への対応力を高めることにもつながります。

オフショア開発の背景と委託先国の特徴

委託先を検討するときは、国ごとに技術者層や言語対応がどう違うかを確かめます。たとえば、ベトナム、インド、フィリピンなど候補国の特徴を並べると、自社の案件に合う国を絞り込めます。

オフショア開発のリスクとその回避方法

オフショア開発には、言語や文化の壁、プロジェクト管理の難しさ、品質のばらつきといった課題があります。これらは、ドキュメントを整えて綿密に連絡を取り合い、認識をそろえておくことで備えられます。加えて、信頼できる会社を選ぶことも欠かせません。

ポイント

オフショアの導入は、人件費の削減だけでなく、言語や文化の壁、プロジェクト管理への備えまで含めて判断すると、導入後のずれを減らせます。

オフショア開発会社を選ぶ際のポイント

オフショア開発会社の選定観点として、技術力と実績、連絡体制、情報管理をカードで示した図。
3つの観点を横並びにすると、候補を同じ目線で見比べられます。

最適なパートナーを選ぶには、複数の観点から候補の会社を見比べる必要があります。実績は判断材料のひとつにすぎず、開発中の進め方まで含めて確かめることが欠かせません。そこで、候補の会社は3つの観点で比べます。

  • 技術力と実績:自社の要件に近い開発経験と、その成果物
  • 連絡体制:日本語対応の担当者と、報告・連絡・相談の運用
  • 情報管理:個人情報や機密情報を扱う体制と、その認証

技術力と実績の確認

営業資料の印象だけで決めると、実際の対応力が見えにくくなります。そこで、過去の実績と専門領域を確かめ、自社の要件に合う経験があるかを見ます。さらに、成果物や担当範囲まで確認しておくと、発注後の認識違いを減らせます。

コミュニケーション力と日本語対応

開発を進めるうえでは、言葉の壁を越える運用ができるかを見ておきます。判断材料になるのは、日本語対応のブリッジSEやPMがいるかどうかと、報告・連絡・相談の文化です。

セキュリティと情報管理体制

個人情報や業務機密を扱う案件では、セキュリティ体制をあらかじめ確かめておく必要があります。たとえば、ISO27001やSOC2などの第三者認証の有無も、判断材料のひとつです。

ポイント

候補の会社は、実績の多さだけでなく、連絡体制と情報管理が自社の進め方に合うかで比べると判断しやすくなります。

オフショア開発に強いおすすめ開発会社4選

4社の紹介内容から、株式会社ripla、株式会社Sun*、株式会社モンスター・ラボ、株式会社セカンドファクトリーの得意領域をパネルで比較した図。
各社の領域を並べると、自社の要件に近い候補を探しやすくなります。

オフショア開発の候補として、4社を取り上げます。各社の日本企業との連携経験や得意領域を、比較する材料にしてください。自社に合う会社を絞り込むうえで役立ちます。

株式会社ripla:共創型で進める柔軟なオフショア開発

株式会社riplaは、システム開発とITコンサルティングの両面を持つ日本発の開発会社です。ベトナムをはじめとする東南アジア圏の技術力と、日本国内のブリッジSEを組み合わせています。

「デジタル共創支援」として、要件整理から開発、運用までを一貫して支援します。さらに、DX案件や新規事業開発に強く、スタートアップから大企業まで支援実績があります。

株式会社Sun*: スピードとデザイン重視のアジャイル開発

Sun*はベトナムを中心に1,500名以上のエンジニアを擁するグローバル開発企業です。アジャイル開発を得意とし、スタートアップからエンタープライズ案件まで対応します。

日本側のコンサルタントとベトナム側のチームが連携し、短期間でMVP開発やPoCを進めます。また、UI/UX領域の設計力も特徴です。

株式会社モンスター・ラボ:多国籍な開発力を活かしたフレキシブル体制

30カ国以上に拠点を持つモンスター・ラボは、グローバルネットワークを活用した開発体制が強みです。地域ごとの強みを生かし、アジアでの開発とヨーロッパでの検証を並行できます。さらに、プロジェクトマネジメントを日本側で完結できる点も、安心材料になります。

株式会社セカンドファクトリー:業務システムに強い堅実型ベンダー

セカンドファクトリーは、業務改善系システムやBtoBアプリケーションの開発に特化した企業です。国内のPMとベトナムの開発チームが連携し、堅実な開発スタイルで信頼を集めています。さらに、UI/UXやシステムアーキテクチャを重視する企業にとって、長期的なパートナー候補です。

ポイント

4社を比べるときは、自社の要件に近い得意領域があるかを基準にし、日本側でどこまで担えるかも合わせて見ると判断しやすくなります。

成功するオフショア開発の進め方

オフショア開発の進行で意識する要件定義と設計、マイルストーンとレビュー体制、信頼関係と継続的な改善を左から右へ示した図。
要件のすり合わせから、進捗確認と継続的な関係づくりへと視点が移ります。

パートナーを選ぶだけでなく、プロジェクトの進め方も成果を左右します。要件、進捗、関係づくりの3点を、開発の初めから意識しておきます。

要件定義と設計の徹底

仕様の認識齟齬を避けるため、要件定義書や設計資料を詳細に作成しておきます。両言語で資料を用意し、画面遷移図やフローチャートを添えると、認識をそろえやすくなります。

マイルストーンとレビュー体制の確立

週次または隔週で進捗を確認し、課題を早期に解消します。あわせて、開発の初期、中盤、終盤のそれぞれで成果物をレビューする体制を作っておきます。

信頼関係の構築と継続的な改善

オフショア開発は、一度の委託で終わらず、継続的な関係の中で成長していくものです。そのため、丁寧なフィードバックを返し、改善提案を受け入れる姿勢が求められます。

ポイント

プロジェクトの進め方は、要件の認識がそろっているかを最初に確かめ、進捗確認と改善の場でも同じように見直せるかどうかが目安です。

まとめ

オフショア開発は、コストを抑えるだけでなく、ビジネス成長を加速させる戦略です。成功のカギは、目的に合う会社と組むことにあります。

本記事で紹介した4社は、信頼性、技術力、対応力にそれぞれ特徴があります。自社のフェーズや目的に照らして比べ、戦略的なシステム開発につなげてください。

開発手法や体制をさらに確認したい場合は、次の総合ガイドが参考になります。

▼全体ガイドの記事
・開発手法や体制の総合ガイド

会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。