ALM管理システム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

ALM管理システムの開発会社を選ぶなら、画面を作る技術だけでなく、金利・流動性・収益・資本への影響を説明可能な数値として継続運用できる会社を選ぶことが重要です。

本記事では、ALM管理システムの開発・導入で比較したい会社を、株式会社riplaを最初に計6社紹介します。グローバル製品、国内導入支援、国内パッケージ、金融機関向けの独自開発という違いに加え、データ連携、モデル検証、監査証跡、クラウド利用時の第三者リスクまで整理します。会社名や製品の情報は各社の公開情報をもとにしているため、個別案件では最新の提案内容と実績を確認してください。

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ALM管理システムの開発パートナー選びが重要な理由

ALM管理システムの開発パートナー選びを検討するイメージ

ALMはAsset Liability Managementの略で、金融機関の資産と負債を一体で管理する考え方です。貸出、預金、有価証券、デリバティブなどの残高だけを一覧にするのではなく、金利、為替、市場価格、顧客行動、資金流出が将来の収益、経済価値、自己資本にどう影響するかをシナリオ別に把握し、ALM委員会や経営会議の判断につなげます。

計算結果を経営判断に使える形へ変換する必要があります

ALM管理システムでは、金利ショックを入力してEVEやNIIを計算できるだけでは不十分です。どの勘定・商品・通貨を対象にしたのか、預金のコア部分や期限前返済をどの前提で計算したのか、前回実行時とどこが変わったのかを説明できなければ、結果を限度管理や経営会議で安心して使えないためです。

Oracleの公式製品情報では、ALM向けに3,000超のメトリクス、60のダッシュボード、100のシード済みレポートを備え、集計結果から明細レベルへドリルダウンできる機能が案内されています(出典: Oracle「Oracle Financial Services Asset Liability Management」2026年確認)。このように、計算エンジンだけでなく、結果を確認・説明するレポートと監査機能まで含めて比較することが大切です。

発注前にデータ・モデル・責任分界を整理する必要があります

相談前には、勘定系、預金・融資、有価証券、外国為替、デリバティブ、財務会計など、どのシステムから何を取り込めるかを棚卸しします。商品コード、通貨、満期、金利タイプ、評価方法、契約条件の対応関係が整理されていない場合、開発会社の作業は画面開発よりもデータクレンジングと名寄せに広がります。

さらに、EVE、NII、流動性ギャップ、VaR、EaRなどの指標、金利・為替・預金流出のシナリオ、モデルの承認者、再計算や監査ログの保存期間をRFPに記載します。2025年12月にバーゼル銀行監督委員会が公表した第三者リスク管理原則でも、銀行の第三者サービスへの依存を踏まえた管理が重視されています(出典: Basel Committee on Banking Supervision「Principles for the sound management of third-party risk」2025年)。ベンダーに任せる範囲と自社が責任を持つ範囲を契約前に明確にすることが必要です。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaのシステム開発支援を表すイメージ

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

riplaの強みは、システムの導入を目的にせず、業務上の成果から逆算して要件を整理できる点です。ALM管理システムでは、誰がどの会議でどの指標を使うのかを先に確認し、必要なデータ、モデル、レポート、承認フローを段階的に設計することが重要です。既存のExcel運用や複数部門の業務を整理し、PoCで検証する範囲を切り出す相談先になります。

また、要件整理、業務フロー設計、画面・権限設計、データ連携、テスト、現場への展開を別々の会社へ分断せずに進めたい場合に検討しやすい企業です。ALMに関しては、金融機関の対象商品や指標、既存ベンダーとの役割分担を提示したうえで、コンサルティング、個別開発、周辺システム連携のどこまで支援可能かを確認すると、提案の適合性を判断しやすくなります。

得意領域・相談時の確認事項

幅広い基幹システムの構築・導入経験を活かし、ALM管理システムと社内の顧客・生産・販売管理などを同じ業務改善の視点で検討したい企業に向いています。たとえば、データ項目の棚卸し、経営会議向けレポートの再設計、既存ツールとの連携、利用者が定着するための操作・運用設計など、製品導入の前工程から相談できます。

相談時には、ALMの計算エンジンを自社で提供するのか、既存パッケージと連携するのか、独自の周辺機能を開発するのかを確認してください。金融工学モデルの妥当性検証や規制報告の責任分界を曖昧にせず、数値検証、承認、障害時の手動運用まで含む提案になっているかを見極めることが大切です。

Oracle|多通貨・シナリオ分析に対応するグローバルALM製品

OracleのALM管理システムを検討するイメージ

Oracleは、金融サービス向けの分析製品群を世界各地で提供するグローバル企業です。公式のOracle Financial Services Asset Liability Managementでは、貸借対照表と損益計算書のモデリング、取引レベルの金融商品・多通貨を扱う共通キャッシュフローエンジン、金利・流動性・収益性のシナリオ分析が案内されています。

特徴と強み

Oracleの特徴は、金利リスクだけでなく、収益、資本、流動性を同じ分析基盤で扱いやすいことです。決定論的シナリオだけでなく確率的シナリオ、利回り曲線、預金のコア・ボラティル区分、期限前返済といった行動前提も製品機能として説明されています。大規模な金融機関や複数通貨・複数商品を横断して分析したい組織で候補になります。

また、2025年4月公開の25A公式ガイドでは、スケジューラ、入力データ分析、処理エラー、ALM前提、ALCOなどの運用・分析メニューが確認できます(出典: Oracle「Oracle Financial Services Asset Liability Management Cloud User Guide, Release 25A」2025年)。導入時は、国内の勘定系や帳票、監査要件へどのように適合させるか、国内パートナーや導入支援体制を含めて確認することが重要です。

得意領域・実績と提案時の確認事項

大規模なデータ量、複数通貨、規制対応、経営層向けのダッシュボードを重視する場合に比較しやすい製品です。公式情報では、IRRBB標準的手法に対応するシナリオ、EVE、収益シミュレーション、流動性ギャップなどが紹介されています。製品機能が豊富な分、自行が使う指標と使わない機能を要件定義で切り分ける必要があります。

提案を受ける際は、ライセンスやクラウド利用料だけでなく、初期データモデルの設定、各システムとの連携、モデルパラメータの移行、帳票の日本語化、数値検証、教育を分けて提示してもらいます。標準機能と個別開発の境界、バージョンアップ時の回帰テスト、データの返却・移行方法も契約前に確認してください。

Moody’s Analytics|クラウド型のALMとバランスシート管理

Moody’s AnalyticsのALMソリューションを検討するイメージ

Moody’s Analyticsは、信用リスク、市場リスク、資本、バランスシート管理などの金融分析を提供する企業です。公式のAsset Liability Management Solutionsでは、キャッシュフロー、満期、リプライシング、顧客行動を踏まえ、金融機関が資産と負債を一体で管理するためのクラウド型ソリューションを案内しています。

特徴と強み

クラウドで利用できるALM基盤を選び、計算環境の運用負担や製品更新の負担を抑えたい金融機関が比較しやすい候補です。市場環境や顧客行動をシナリオに反映し、バランスシートの収益性とリスクを同時に分析したい場合に検討できます。一方、クラウド利用の可否は機能だけでなく、データ所在、委託先監査、障害時の復旧、アクセス権限を確認して判断する必要があります。

Moody’sの公式ページでは、Lake City Bankが2025年11月に同社のALMソリューションを採用し、クラウドベースのシステムへ移行した事例が掲載されています(出典: Moody’s「Asset Liability Management Solutions」2025年11月)。海外事例を国内へそのまま当てはめず、日本の規制帳票、勘定系データ、契約書式、運用時間帯へ適合できる支援体制を確認してください。

得意領域・実績と提案時の確認事項

クラウドへの移行を含めて、ALMの計測・シナリオ分析・レポート運用を見直したい組織に向いています。提案時には、既存のExcelや旧システムとの数値差異をどのように検証するか、預金行動や期限前返済のモデルをどの粒度で設定できるか、日次処理に必要な時間と再計算の方法を確認します。

また、クラウド障害時の代替運用、バックアップ、復旧目標、再委託先、脆弱性対応、契約終了時のデータ返却を質問してください。金融機関では、クラウドを採用すること自体が目的ではなく、継続的に計算を再現できることが目的になるためです。

エヌシーアイ総合システム|BancWare Convergenceの導入から運用まで支援

エヌシーアイ総合システムのALM導入支援を検討するイメージ

エヌシーアイ総合システムは、金融機関で培ったALM管理業務の知見を活用し、金融機関向けALMソリューションの導入・運用を支援する会社です。公式ページでは、BancWare Convergenceシリーズについて、信託銀行、地方銀行、リース会社など国内で多数の導入実績があることを案内しています。

特徴と強み

製品を導入するだけでなく、業務知識を持つ支援会社と一緒に、要件整理から運用まで進めたい場合に検討しやすい候補です。BancWare Convergenceを軸に、金利変動リスク、流動性リスク、収益管理のどこを対象にするかを整理し、既存の勘定系や市場系データとの接続を設計する相談ができます。

導入支援型の会社を比較する際は、パッケージ標準機能と個別対応の境界を確認することが重要です。商品マスタの登録、データ変換、過去データの移行、モデルパラメータの設定、レポートの追加、利用者教育のどこが見積に含まれるかを分けて確認すると、価格と体制を比べやすくなります。

得意領域・実績と提案時の確認事項

信託銀行、地方銀行、リース会社など、金融機関の業態に応じたALM導入を検討したい企業が候補にしやすい会社です。特に、海外製品の機能を活かしつつ、国内の業務運用やデータ連携に合わせた導入支援を重視する場合に確認するとよいです。

提案時は、日鉄ソリューションズ株式会社との役割分担、導入後の問い合わせ窓口、障害時の一次対応、規制変更時の改修、ユーザー企業が自社で変更できるパラメータの範囲を確認します。公開されている導入実績の業態と、自社の規模・商品・データ粒度がどの程度近いかを照合することも有効です。

株式会社システムハウス|100機関超の導入実績を掲げる国内ALMパッケージ

株式会社システムハウスのALMパッケージを検討するイメージ

株式会社システムハウスは、金融機関向けのシステムを開発・提供する会社です。公式サイトでは、1995年に開発したALMシステム「ALFA(ALM for Financial Analysis)」を紹介し、30年以上の金融機関向け開発経験と、100機関を超える導入実績を掲げています。

特徴と強み

ALFAシリーズは、ギャップ分析、金利・流動性リスク分析、各種シミュレーション、現在価値・VaR分析などを標準機能として案内しています。金融庁・日本銀行向けモニタリング資料の作成、CSVやExcelを介したデータ取り込みにも対応すると説明されており、現場の既存運用を大きく変えずに導入できるかを検討しやすい製品です。

標準機能を中心に導入し、個別要件だけをカスタマイズする方針が公開されているため、スクラッチ開発との比較では、開発期間と将来保守の見通しを立てやすい可能性があります。ただし、導入実績の機関数は自社の業態や導入範囲と同じ意味ではないため、対象商品、計算頻度、接続方式、帳票の適合性を個別に確認してください。

得意領域・実績と提案時の確認事項

国内の金融機関で、ALMの基本機能と実務に即した帳票を早期に整えたい場合に候補になります。特に、預金・融資・有価証券などのデータを既存システムから取り込み、金利・流動性リスクを定期的に計測する運用を段階的に改善したい企業に適しています。

提案を比較するときは、ALFAの標準機能で対応できる範囲、Excel連携をAPIやETLへ置き換える必要性、独自商品のモデル化、利用者権限、監査ログ、将来の規制改定対応を確認します。画面の使いやすさだけでなく、計算条件を誰が変更し、誰が承認し、いつの結果を再現できるかを質問することが大切です。

株式会社パラダイム・システムズ|ALMコンサルティングとソフトウェア開発

株式会社パラダイム・システムズの金融向けALM開発を検討するイメージ

株式会社パラダイム・システムズは、金融機関向けのシステム開発を手がける会社です。同社の金融機関向け開発実績ページでは、ノンバンク向けのALMシステムについて、総合資産負債管理のコンサルテーションおよびソフトウェア開発を実績として公開しています。

特徴と強み

既存のパッケージをそのまま導入するより、自社の業務や商品特性に合わせて要件を整理し、周辺機能まで含めて開発したい場合に相談しやすい候補です。ALMでは、ノンバンク、銀行、信用金庫などで資産・負債の種類や契約条件が異なるため、モデルの前提とデータ構造を業務担当者と一緒に詰められるかが重要になります。

独自開発型の会社を選ぶ際は、金融機関向けの実績があるという事実だけで判断せず、どの指標・商品・リスクを実装した経験があるかを確認します。モデルの検証資料、受入テストの方法、規制変更や担当者交代に備えた仕様書、ソースコードやデータの管理方法まで確認しておくと、長期運用のリスクを抑えやすくなります。

得意領域・実績と提案時の確認事項

ノンバンクなど、貸出・調達・リース資産の特性を反映したALMシステムを検討したい企業や、既存業務に合わせた個別開発を重視する企業が比較しやすい会社です。要件定義からソフトウェア開発までを一体で依頼できるか、既存の会計・融資・市場データとの接続をどの方法で実現するかを確認します。

提案時には、開発範囲を画面、計算、データ連携、帳票、権限、監査証跡に分解してもらいます。特に、金利シナリオの追加、預金やローンの行動モデル、過去時点の再現、モデル変更の承認履歴が別料金になるかを確認すると、スクラッチ型の見積を具体的に比較できます。

ALM管理システムの開発会社・ベンダーを選ぶポイント

ALM管理システムの開発会社を比較するイメージ

6社は知名度の順位ではなく、製品の型と支援範囲が異なる候補として紹介しました。自社に合う会社を決めるには、銀行規模や業態だけでなく、対象商品、既存システム、必要な指標、内製できる範囲、クラウド可否を照合する必要があります。

実績と経験は自社と近い条件で確認します

実績を見るときは、「金融機関への導入実績がある」という表現を、対象業態、規模、商品、計算指標、連携先、導入後の運用年数に分解します。地域銀行であれば地域銀行の事例、リース会社であればリース資産を扱った事例のように、自社と近い条件を確認することが大切です。

面談では、過去の案件で最も難しかったデータ連携、モデル差異を解消した方法、並行稼働の期間、障害時の対応を質問します。社名や導入件数だけでなく、課題と解決方法を具体的に説明できる会社ほど、発注後のリスクを早期に共有しやすくなります。

技術力は計算精度と説明可能性で評価します

ALMの技術力は、最新の画面やクラウドサービスの有無だけでは判断できません。勘定系や市場系からデータを取り込み、欠損・重複・残高差異を検知し、計算結果を商品・契約明細までたどり、条件とモデルのバージョンを再現できることが重要です。大規模な計算では、バッチの並列化や処理時間の監視も評価対象になります。

PoCでは、代表的な預金、固定・変動金利の融資、有価証券、外貨商品を選び、既存のExcelや旧システムとの数値差異を比較します。差異が出ないことだけを目標にせず、差異の原因をデータ、計算式、モデル前提に分解し、業務担当者が承認できる資料として残せるかを確認してください。

プロジェクト管理体制と保守の責任分界を確認します

ALM案件では、リスク管理部門、財務部門、経営企画、システム部門、監査、外部委託先など、多くの関係者が関わります。業務要件、データ、モデル、インフラ、セキュリティ、受入テストの責任者を分け、課題の判断期限とエスカレーション先を決めておくことが重要です。

2025年7月に金融庁は、金融分野のサイバーセキュリティに関するガイドラインの一部改正を公表しました(出典: 金融庁「『金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドライン』の一部改正について」2025年)。ALM管理システムでも、多要素認証、職務分掌、暗号化、脆弱性対応、バックアップ、復旧訓練、再委託先の管理を要件に含め、導入後の運用体制まで確認してください。

ALM管理システムに関するよくある質問

ALM管理システムのよくある質問を確認するイメージ

ALM管理システムは、製品を導入すれば自動的にリスクが下がる仕組みではありません。データ品質、モデル前提、限度管理、会議での意思決定、監査と保守を一体で設計することで、継続的に使える管理基盤になります。

ALM管理システムの開発費用はいくらですか?

ALM固有の公開価格表は少ないため、案件の規模によって大きく変わります。2026年時点の目安として、調査・要件定義・PoCは500万円〜2,000万円、限定範囲のパッケージ導入は3,000万円〜1億円、クラウド型の初期導入は1,000万円〜5,000万円、大規模なスクラッチ開発は1億円〜5億円超を仮置きできます。ただし、これは公開情報と一般的な金融システム開発の工数をもとにした編集部推定であり、価格を保証するものではありません。

見積では、要件定義、データクレンジング、ETL・API、モデル実装、帳票、テスト、モデル検証、移行、教育、保守を分けてください。特に連携先の本数、商品モデル数、シナリオ追加、規制変更、再計算、監査ログが別料金かを確認すると、会社ごとの提案を比較しやすくなります。

ALM管理システムはパッケージとスクラッチのどちらがよいですか?

標準的な金利・流動性リスク、規制報告、複数商品の計測を早く整えたい場合は、実績のあるパッケージを中心に検討しやすいです。独自商品、独自の行動モデル、既存業務との深い連携が競争力に直結する場合は、パッケージの拡張や周辺の個別開発、スクラッチの順に適合性を比較すると判断しやすくなります。

最初から全機能を決めるのではなく、代表商品によるPoCで計算結果とデータ品質を検証する方法が有効です。PoCの評価項目に、精度だけでなく、計算時間、差異の説明、モデル変更の承認、帳票作成、利用者の操作性を含めると、方式選定の根拠を作れます。

クラウド型ALM管理システムを選ぶときの注意点は何ですか?

クラウド型は、計算環境や更新を利用しやすい一方、データ所在、再委託、アクセス権限、障害時の復旧、契約終了時のデータ返却を確認する必要があります。金融庁のガイドラインやバーゼル委員会の第三者リスク管理原則を踏まえ、委託先の監査報告、脆弱性対応、インシデント報告の時間、サービス停止時の代替手順を契約に落とし込んでください。

また、クラウド上の計算結果を自社の監査や当局説明に使うため、入力データ、パラメータ、処理日時、結果、承認履歴を再現できるかを確認します。クラウドかオンプレミスかという選択だけでなく、どの管理責任を自社とベンダーが分担するかを明確にすることが重要です。

まとめ

ALM管理システムの開発会社選びを振り返るイメージ

比較候補を自社条件に照らして絞り込みます

ALM管理システムの開発会社を選ぶときは、知名度や価格だけでなく、自社の対象商品、必要な指標、データ連携、モデル前提、監査証跡、運用体制を基準に比較してください。株式会社riplaは業務整理から開発・定着支援まで一気通貫で相談したい場合、OracleやMoody’s Analyticsはグローバルな分析機能やクラウドを重視する場合、エヌシーアイ総合システムはBancWare Convergenceの導入支援、株式会社システムハウスは国内ALMパッケージ、株式会社パラダイム・システムズは金融機関向けの個別開発を重視する場合に比較候補になります。

PoCと見積分解で発注判断を固めます

発注前には、代表商品を使ったPoCで数値差異を確認し、見積をデータ連携、モデル、帳票、検証、移行、保守へ分解します。ALMは導入後に金利環境や規制、商品構成が変わるため、モデル変更の承認、再計算、障害時の手動運用、第三者サービスからの撤退条件まで含めて、長期的に説明可能な仕組みを選ぶことが成功につながります。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。