Angular.jsの開発会社は、技術力、業務理解、運用体制、将来の移行対応の4つの観点で比べると選びやすくなります。ここでは、Angular.jsの開発を手がける6社の特徴と得意領域を紹介します。
- 開発会社の実績、技術力、保守体制
本テーマに関する全体ガイドは、以下の記事をご覧ください。
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・Angular.js開発の完全ガイド
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Angular.js開発パートナー選びの重要性

Angular.jsを使ったシステム開発では、コードを書ける技術者がいるだけでは十分とはいえません。プロジェクトの規模が大きくなるほど、アーキテクチャ設計、パフォーマンス最適化、テスト戦略、保守運用までを見通せる技術力が求められます。
適切なパートナーを選べば、開発効率が大幅に向上し、リリース後のトラブルも最小限に抑えられます。一方で、Angular.jsの実務経験が浅い企業に依頼すると、設計段階の判断ミスが後工程に波及します。リファクタリングだけで数百万円の追加コストが発生するケースも少なくありません。
適切なパートナー選定が成否を分ける理由
Angular.jsは、Googleが開発したJavaScriptフレームワークです。双方向データバインディング、依存性注入(DI)、ディレクティブによるHTML拡張など、他のフレームワークとは設計思想が大きく異なるため、ReactやVue.jsの経験だけでは対応しきれない部分が多くあります。
Angular.js固有のベストプラクティスを理解したエンジニアがいるかどうかが、パートナー選定の最初の判断基準になります。
実際に、Angular.jsの経験が不十分な開発会社に発注すると、$scopeの設計ミスによるメモリリークや、ディレクティブの過剰なネストによる描画速度の低下が起きることがあります。リリース後に深刻なパフォーマンス問題が発覚するケースが報告されています。
新規開発だけでなく、次の2点に対応できるパートナーを選ぶことは、中長期的なシステム運用を見据えた合理的な判断といえます。
- マイグレーション支援:Angular.jsからAngular(2以降)やReactへの移行に対応できるか。
- 一括対応:フロントエンドだけでなく、バックエンドAPIの設計やインフラ構築まで対応できるか。
Angular.jsは2021年12月にGoogleの公式サポートが終了しましたが、既存のAngular.jsベースのシステムは依然として多くの企業で稼働しています。この2点に対応できる開発会社であれば、システム全体の整合性を保ちながら、プロジェクト全体のリスクを大幅に低減できます。
発注前の確認ポイント
Angular.js開発を外部に発注する前には、最低限、次の3点を確認します。
- 開発実績:Angular.jsの具体的な開発実績件数と、在籍エンジニアのフレームワーク経験年数。
- テストと保守:採用しているテスト手法(Karma、Jasmine、Protractorなど)と、リリース後の保守運用体制。
- 見積もりの範囲:工程の抜けがないか。
見積もりでは、要件定義、UI/UX設計、フロントエンド実装の各工程が含まれているかを、必ず確認してください。さらに、バックエンドAPI開発、テスト、デプロイ環境構築、ドキュメント作成、リリース後サポートも、それぞれ含まれているかを確かめます。
特にAngular.jsは公式サポートが終了しているため、セキュリティパッチの適用方針やバージョンアップの戦略について明確な見解を持っているかどうかは、技術力を見極める重要な指標になります。「Angular.js対応可能」と謳っていても、実態はjQueryベースの開発が中心で、Angular.jsのプロジェクトは1〜2件しか経験がない企業も存在します。
商談時には、「Angular.jsで構築したSPA(シングルページアプリケーション)の具体的な事例を教えてください」と尋ねるのが有効です。「$scopeの設計方針やカスタムディレクティブの活用方針をどのように決めていますか」といった踏み込んだ質問をすると、本質的な技術レベルを見極めやすくなります。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援
株式会社riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援する企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。
営業・顧客・生産・販売管理など幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。Angular.jsを活用した業務管理画面やダッシュボードの開発でも、どの業務フローの中でそのシステムが使われるかという視点から設計に取り組みます。そのため、現場のオペレーションに自然に合うプロダクトを実現しています。
特徴と強み
riplaの最大の特徴は、コンサルティングと開発の両方を社内に持つ「一気通貫型」の支援体制です。多くの開発会社では、要件定義をコンサル会社に別途依頼し、実装だけを受託するケースが一般的です。
一方、riplaでは業務分析や要件定義、システム設計から、フロントエンド実装、バックエンドAPI構築、導入支援、定着サポートまでをワンストップで対応します。そのため、コンサルと開発の間で生じがちな認識のズレや情報の抜けを減らせ、プロジェクト全体が進めやすくなります。
Angular.jsを用いたフロントエンド開発でも、業務要件から逆算してUIを設計します。そのため、操作性と業務効率の両面で最適化されたインターフェースを提供できます。また、riplaはIT事業会社として自社の業務システムをAngular.jsで構築・運用してきた実績があります。「開発者目線」だけでなく「利用者目線」でのフィードバックを設計に反映できる点も強みです。
得意領域・実績
riplaが特に得意とするのは、中堅・中小企業向けの業務系Webアプリケーション開発です。営業支援、顧客管理(CRM)、生産管理、販売管理、在庫管理といった基幹業務の領域で、既存の業務プロセスを丁寧にヒアリングしたうえでシステム化する力があります。
Angular.jsを活用したプロジェクトでは、リアルタイムデータの可視化ダッシュボードや、複雑な入力フォームを伴う業務管理画面の開発で多くの実績があります。既存のERP・会計システムとのAPI連携や、レガシーシステムからのデータ移行など、既存環境との共存・移行の場面にも対応可能です。
さらに、Angular.jsからAngular(2以降)へのマイグレーション支援にも取り組み、既存資産を活かしながら段階的にモダン化を進める方法を提案しています。現場への定着支援と活用促進まで支える姿勢が、顧客からの高い評価につながっています。
株式会社モンスターラボ|グローバル体制による高品質なフロントエンド開発
株式会社モンスターラボは、世界20拠点以上にオフィスを構えるグローバルデジタルコンサルティング企業です。2006年の設立以来、Webアプリケーション、モバイルアプリ、IoTシステムなど幅広い領域で、デジタルプロダクトの企画・設計・開発を手がけてきました。累計2,200件以上のプロジェクト実績があります。
Angular.jsを含むモダンJavaScriptフレームワークを用いたフロントエンド開発に精通しています。大規模なSPA開発からプロトタイプの高速開発まで、プロジェクトの規模やフェーズに応じて柔軟に対応できます。
日本国内だけでなく、ベトナム・バングラデシュ・フィリピンなどのオフショア拠点と連携した、コストを抑えた開発体制も提供しています。
特徴と強み
モンスターラボの強みは、デザインと技術を融合させたユーザー体験重視の開発アプローチです。社内にUIデザイナー、UXリサーチャー、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニアが在籍しています。
そのため、プロダクトのコンセプト設計からUI/UXデザイン、Angular.jsによるフロントエンド実装、APIサーバー構築までを一貫して対応できます。特に、Angular.jsを用いたSPA開発では、画面遷移なしにスムーズな操作感を実現するUIの設計と実装に、多くのノウハウを蓄積しています。
グローバル体制を活かし、日本のPMが要件を取りまとめ、海外拠点の開発チームが実装を担当するブリッジ型の開発モデルにより、品質を維持しながらコストを30〜40%削減した実績もあります。アジャイル開発手法を標準で採用しており、2週間ごとのスプリントレビューで、クライアントが進捗を確認しながら方向性を修正できます。
得意領域・実績
モンスターラボが特に得意とするのは、BtoC向けWebサービスと、BtoB向け業務アプリケーションのフロントエンド開発です。大手小売業向けのEC管理ダッシュボードをAngular.jsで構築した際には、数千点の商品情報をリアルタイムにフィルタリング・ソートできるインターフェースを実装しました。その結果、店舗スタッフの商品管理業務の工数を約40%削減しています。
金融機関向けのポートフォリオ管理画面では、D3.jsとAngular.jsを組み合わせ、インタラクティブなデータビジュアライゼーションを実現しています。Angular.jsからAngularへのマイグレーション支援にも対応しており、既存アプリケーションの段階的なモダン化プロジェクトで複数の成功事例があります。
ヘルスケア・教育・物流・製造業など業界を問わず幅広い開発実績があり、業種特有の業務知識と技術力を組み合わせた提案力に定評があります。
レバテック株式会社|エンジニアリソースと開発支援の両面で対応
レバテック株式会社は、ITエンジニアの人材サービスとシステム開発支援を展開する企業です。レバレジーズグループの一員として2017年に設立されました。「レバテックフリーランス」「レバテックキャリア」といったエンジニア向け人材サービスで、膨大なエンジニアネットワークを築いてきました。
そのネットワークを活かし、Angular.jsをはじめとするフロントエンド技術に精通したエンジニアを迅速にアサインできる体制を強みとしています。登録エンジニア数は40万人を超えており、Angular.js開発に特化した即戦力人材のマッチング精度は業界でもトップクラスです。
自社でもシステム開発事業を展開しており、人材提供だけでなく、チーム単位での開発受託にも対応しています。
特徴と強み
レバテックの最大の強みは、エンジニアリソースの豊富さと、プロジェクトの要件に合わせた柔軟なチーム編成力です。Angular.js開発では、フロントエンド専門のエンジニアだけでなく、バックエンド、インフラ、QAのエンジニアも含めた最適なチーム構成を提案します。
そのうえで、プロジェクトの規模や期間に合わせて、リソースを柔軟に増減できます。SES(システムエンジニアリングサービス)型の人材提供から、チーム単位の受託開発、既存開発チームへのAngular.js専門家の増員支援まで、クライアントの状況に合わせた多様な契約形態を選べます。
さらに、独自の評価基準でエンジニアの技術レベルをスクリーニングしているため、スキルのミスマッチが起きにくく、プロジェクト開始後の立ち上がりが早いと評価されています。また、IT人材市場の動向に精通しているため、Angular.jsエンジニアの市場単価や採用難易度を踏まえた、現実的なプロジェクト計画の策定にも貢献します。
得意領域・実績
レバテックが特に強みを発揮するのは、既存のAngular.jsプロジェクトへのエンジニア増員支援と、短期間での開発チーム立ち上げです。次の2件が、増員支援と立ち上げのそれぞれにあたります。
- 大手メディア企業の管理画面リニューアル:Angular.js経験3年以上のフロントエンドエンジニアを2週間以内に3名アサイン。
- スタートアップ企業の新規SPA開発:4名体制を1ヶ月で編成し、3ヶ月間のMVP開発を完遂。
その4名は、PM、フロントエンド(Angular.js)、バックエンド(Node.js)、インフラエンジニアです。また、Angular.jsからReactやVue.jsへの技術移行プロジェクトでも、両方のフレームワークに精通したエンジニアをアサインでき、段階的なマイグレーションを円滑に進められます。
前者の案件では、既存チームと連携して予定どおりのリリースを実現しています。HR・不動産・Fintech・メディアなど幅広い業界で人材提供の実績があり、業界ごとの要件を理解したうえでの的確なマッチングが高く評価されています。
クラスメソッド株式会社|AWS基盤とモダンフロントエンド技術の融合
クラスメソッド株式会社は、AWSプレミアコンサルティングパートナーとして国内トップクラスの実績を誇る技術企業です。2004年の設立以来、クラウドを活用したシステム開発に特化しており、AWSを基盤としたWebアプリケーション開発では、国内屈指の技術力を持っています。
技術情報発信メディア「DevelopersIO」は月間数百万PVを誇り、Angular.jsを含むフロントエンド技術の記事も多数公開しています。500名を超えるエンジニアが在籍しており、フロントエンドからインフラまでフルスタックに対応できます。
特徴と強み
クラスメソッドの最大の強みは、AWSのマネージドサービスを深く理解したうえでのフルスタック開発力です。Angular.jsで構築したフロントエンドと、AWS Lambda、Amazon API Gateway、Amazon DynamoDBなどのサーバーレスバックエンドを組み合わせた設計を得意としています。
そのため、運用コストを抑えながら、スケーラビリティを確保するシステム構成を提案できます。特に、Amazon Cognitoを活用した認証基盤とAngular.jsフロントエンドの統合実装や、Amazon CloudFront経由のSPA配信の最適化を得意とします。クラウドインフラとフロントエンドの連携にも強みがあります。
CI/CDパイプラインの構築やIaC(Infrastructure as Code)の導入にも標準で対応しており、開発効率と品質を同時に高めるDevOpsの実践力も突出しています。Angular.jsアプリケーションのビルド、テスト、デプロイを完全に自動化した開発環境を短期間で構築できるため、リリースサイクルの高速化にも貢献します。
得意領域・実績
クラスメソッドが特に得意とするのは、AWS基盤上でのSPA開発とデータ分析ダッシュボードの構築です。Angular.jsを用いた管理画面開発では、大手EC事業者向けに、日次数百万レコードの売上データをリアルタイムに集計・可視化するダッシュボードを構築しました。その結果、経営判断のスピードを大幅に向上させた実績があります。
AWS上でのAngular.jsアプリケーションの本番運用では、包括的な運用設計に対応できます。対象は、CloudFrontのキャッシュ戦略、S3へのデプロイ自動化、Route 53によるDNS管理、WAFによるセキュリティ対策までです。
また、Angular.jsで構築された既存システムをAngular(2以降)やReactへ移行しつつ、バックエンドをサーバーレスアーキテクチャへ移行する複合的な刷新プロジェクトにも、対応実績があります。技術の引き出しの多さが、クラスメソッドの大きな魅力です。
フューチャー株式会社|ITコンサルティングと先端技術開発
フューチャー株式会社は、1989年の設立以来、ITコンサルティングとテクノロジーの融合を経営理念に掲げてきた独立系のITコンサルティング企業です。東京証券取引所プライム市場に上場しており、連結売上高は600億円を超えています。約3,000名のコンサルタント・エンジニアが在籍しています。
Angular.jsをはじめとするモダンフロントエンド技術を活用したWebアプリケーション開発に加え、基幹系システムの構築、データ分析基盤の整備、クラウド移行支援など、企業のIT課題を包括的に解決する力を持っています。
技術ブログ「Future Tech Blog」では、Angular.jsやTypeScriptに関する技術的な知見を社外にも積極的に公開しており、技術コミュニティへの貢献度の高さもうかがえます。
特徴と強み
フューチャーの強みは、経営戦略の策定からシステムの設計、実装、運用までを一貫して手がけるコンサルティング型の開発アプローチです。Angular.jsを用いたフロントエンド開発でも、「どの画面を、どの業務フローの中で使うのか」という業務視点からUI/UXを設計し、ユーザーの業務効率を最大化するインターフェースを実現できます。
大手企業の基幹系システム更改プロジェクトでは、既存の業務フローを可視化したうえで、Angular.jsによるSPA型の管理画面を設計し、画面遷移の削減とデータ入力工数の圧縮を同時に達成しています。
- 先端技術への対応:社内のR&D部門でAI・機械学習・ブロックチェーンを研究し、Angular.jsにAIを組み込んだ開発にも対応。
- プロジェクト管理:PMBOKベースの手法を採用し、アジャイル開発のプラクティスも柔軟に取り入れている。大規模でもスケジュールと品質のバランスを保つ。
得意領域・実績
フューチャーが特に得意とするのは、流通・小売・製造・金融業界向けの大規模業務システムのフロントエンド開発です。いずれも、大量のデータを扱う画面の実績です。
- 大手流通企業の在庫管理システム:数万SKU(在庫管理単位)の情報を、Angular.jsのSPAでリアルタイムに検索・編集できる管理画面を構築。
- 大手金融機関のリスク管理ダッシュボード:Angular.jsとHighchartsによるグラフ表示で、数十種類のリスク指標をリアルタイムに可視化。
- パフォーマンス最適化:大量データの仮想スクロール実装やウォッチャーの最適化を、実プロジェクトで多数適用。
在庫管理システムでは、従来のサーバーサイドレンダリング型の画面と比べ、操作完了までの時間を約60%短縮しています。
近年はAngular.jsからAngularへのマイグレーション案件も増えており、既存資産を最大限活かしながら段階的に技術を刷新するロードマップの策定から実装までを、一貫して支援しています。
株式会社LIG|クリエイティブとテクノロジーの融合でUI/UXに強み
株式会社LIGは、2007年に設立されたWeb制作・システム開発会社です。「Life is Good」を社名の由来とし、Webサイト制作、Webアプリケーション開発、デジタルマーケティング支援を主力事業として展開しています。
自社運営のテックブログ「LIG BLOG」は月間数百万PVを誇り、Web制作と開発技術に関する情報発信力は業界でもトップクラスです。フィリピン・セブ島にオフショア開発拠点を持ち、品質を維持しながらコストを最適化する開発体制を構築しています。
Angular.jsを含むモダンJavaScriptフレームワークを用いたSPA開発やリッチなWebアプリケーション開発に取り組んでおり、デザイン力と技術力の両方を兼ね備えた開発パートナーとして評価されています。
特徴と強み
LIGの最大の強みは、クリエイティブとテクノロジーの融合による、見た目の美しさと使いやすさを両立したプロダクト開発です。社内にアートディレクター、Webデザイナー、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニアが在籍しており、デザインコンセプトの策定からAngular.jsによる実装までを、シームレスに進められます。
特にUI/UXの設計力には定評があります。ユーザーリサーチやプロトタイピングの段階から、Angular.jsのコンポーネント設計を見据えたデザインを行うことで、デザインと実装の乖離を減らしています。
フィリピンのオフショア拠点との連携により、日本品質の開発を維持しながらコストを最適化できる点も大きなメリットです。日本国内のPM・デザイナーが上流工程を担い、実装では海外拠点のエンジニアと連携するブリッジ開発のノウハウも蓄積しています。Webマーケティングの知見を活かし、SEOやアクセシビリティに配慮した開発にも対応しています。
得意領域・実績
LIGが特に得意とするのは、BtoC向けWebサービスのフロントエンド開発と、コーポレートサイト・サービスサイトのリッチなSPA化です。教育系スタートアップのオンライン学習プラットフォームでは、Angular.jsを使ってインタラクティブな教材表示機能と進捗管理ダッシュボードを構築しました。ユーザーのコース完了率を従来比で25%向上させた実績があります。
不動産ポータルサイトの物件検索機能をAngular.jsでSPA化したプロジェクトでは、地図連動型の検索インターフェースを実装し、ユーザーの物件閲覧数と問い合わせ率の同時改善を達成しました。WebアニメーションやインタラクティブなUIの実装にも強く、Angular.jsのディレクティブとCSS3アニメーションを組み合わせた表現力豊かなユーザーインターフェースの開発に多くの実績を持っています。
コンテンツマーケティングの知見を活かし、Angular.jsのSPAでもSEOに配慮したプリレンダリングやサーバーサイドレンダリングの実装に対応可能です。
Angular.js開発パートナー選びのポイント

ここまで6社を紹介しましたが、どの企業をパートナーに選ぶかは、自社のプロジェクト要件や予算、開発体制によって異なります。比較の際に重視したい評価軸は3つあり、それぞれの具体的な確認方法を解説します。
実績と経験の確認方法
開発会社の実績を確認するときに最も有効なのは、自社と同じ業界、規模、機能要件に近い案件を、直接聞くことです。Webサイトの事例紹介は概要だけのことが多いため、商談の場で具体的なプロジェクトの詳細を確かめます。確認したい項目は、プロジェクトの期間、チーム構成、使用技術スタック、発生した課題とその対応策です。
Angular.jsの実績は、「Angular.jsで構築したSPAの案件は何件ありますか」「そのうち、現在も本番稼働しているシステムは何件ですか」と聞くことで確かめられます。また、「Angular.jsのバージョンアップやマイグレーションを手がけた経験はありますか」と聞くのも有効です。表面的な「対応可能」という回答の裏にある、実際の技術レベルを見極められます。
可能であれば、過去のクライアントへのリファレンスチェック(担当者への直接インタビュー)を依頼するのも有効です。「Angular.js対応可能」と謳っていても、jQueryやWordPressのカスタマイズが主力で、本格的なSPA開発の経験が乏しい企業も存在します。そのため、実績の深さと幅を慎重に確認することが重要です。
技術力と専門性の評価
技術力の評価では、「Angular.jsが使えます」という表明だけでなく、その技術でどんな課題を解決したかを深掘りする必要があります。確認する観点は5つあります。
- $scopeの設計方針:$rootScopeの使用を最小限に抑えているか、コントローラー間の通信をどう管理しているか。
- ディレクティブの設計思想:再利用可能なコンポーネントとしての設計、isolate scopeの活用方針。
- パフォーマンス最適化の実践:ウォッチャーの削減、one-time binding、track byの活用、ng-ifとng-showの使い分け。
- テスト戦略:Karma + Jasmineによる単体テスト、Protractorによるe2eテストのカバレッジ方針。
- ビルド・デプロイの自動化:Grunt / Gulp / WebpackによるビルドチェーンとCI/CD環境の構築。
これらの観点について具体的な事例を交えて答えられる企業であれば、実務経験は十分にあると判断してよいでしょう。また、Angular.jsのサポート終了に伴う技術移行の方針も必ず確認し、維持運用だけでなく将来のマイグレーションまで見据えた提案ができるかを見極めることが大切です。
プロジェクト管理体制の確認
Angular.js開発プロジェクトが失敗する原因の多くは、技術的な問題よりもプロジェクト管理上の問題にあります。要件の認識の食い違い、スコープクリープ(要件の際限ない拡大)、コミュニケーション不足、進捗が見えにくいことといった問題が積み重なると、大幅な納期遅延やコスト超過につながるケースが後を絶ちません。開発パートナーを選ぶ際は、次の5点を確認します。
- プロジェクト管理ツール:Jira、Backlog、Notionなどの活用状況。
- 定例会議:頻度と形式(週次のスプリントレビュー、日次のスタンドアップミーティングの有無)。
- 変更管理:要件変更時の影響範囲の分析と、スケジュールや費用への反映の手順。
- 課題とリスクの管理:具体的な仕組みがあるか。
- 担当PMの経験:経験年数と担当案件数。
PMが5件以上の案件を同時に担当している場合、自社プロジェクトへの注力度が低下するリスクがあります。契約前に、実際に担当するPMやフロントエンドエンジニアと顔を合わせる機会を必ず設け、Angular.jsに関する技術的な質問への回答の的確さやコミュニケーションの取り方を直接見ることをお勧めします。
リリース後の保守運用体制も事前に合意しておくと、長期的に安心できるパートナーシップを築けます。対象は、バグ修正の対応速度、セキュリティパッチの適用方針、Angular.jsのサポート終了に伴う技術移行のロードマップです。
まとめ
ここまで、Angular.js開発でおすすめの開発会社・ベンダー6社として、株式会社ripla・株式会社モンスターラボ・レバテック株式会社・クラスメソッド株式会社・フューチャー株式会社・株式会社LIGを紹介しました。それぞれ強みの方向性が異なるため、自社のプロジェクト要件に最も合う企業を選ぶことが成功への近道です。
コンサルティングから開発・定着支援まで一気通貫で任せたい場合はripla、グローバル体制でコストを最適化したい場合はモンスターラボが向いています。柔軟なエンジニアリソースの確保を重視するならレバテック、AWS基盤上でのフルスタック開発を求めるならクラスメソッドが候補になります。大規模システムのコンサルティング型開発ならフューチャー、UI/UXデザインを重視するならLIGが適しています。
Angular.jsは公式サポートが終了していますが、既存システムの保守・運用や、Angular(2以降)へのマイグレーションを見据えた開発需要は依然として高い状況が続いています。開発パートナーを選ぶ際は、Angular.jsの技術力に加え、将来の技術移行への対応力、業務理解の深さ、プロジェクト管理体制の充実度を総合的に評価することが欠かせません。
まずは2〜3社に候補を絞り込み、具体的な提案内容、担当チームのスキルレベル、コミュニケーションの質を比べたうえで、最終的なパートナーを決めるとよいでしょう。本記事が、Angular.js開発パートナー選びの一助となれば幸いです。
▼全体ガイドの記事
・Angular.js開発の完全ガイド
▼RFP作成前に読みたい無料ホワイトペーパー
・Webサービス開発の完全ガイドブック
・【2026年最新版】AI駆動開発の完全ガイドブック
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
