BIMシステム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

BIMシステム開発会社を選ぶなら、3Dモデルを作れるかだけでなく、設計・施工・維持管理の情報を自社の業務とつなぎ、導入後に定着させられるかまで確認することが重要です。

本記事では、BIMソフトを提供するベンダーと、導入支援や連携開発を担う会社を分けて見ながら、株式会社riplaを含むおすすめ6社を紹介します。各社の得意領域、向いている企業、確認したいポイント、費用の考え方まで比較し、自社に合うパートナーを選ぶための判断材料をまとめています。

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BIMシステムのパートナー選びはなぜ重要ですか?

BIMシステムの導入パートナーを検討する建設会社

BIMシステムのパートナー選びが重要なのは、ソフトの導入だけでは業務改善が完了せず、対象工程、属性ルール、データ連携、教育、運用設計まで必要になるからです。BIMは、建物の形状を3次元で表すだけのツールではありません。部屋、面積、部材、仕上げ、性能、数量、コストなどの属性情報を持つモデルを、図面や工程、積算、維持管理へ受け渡す仕組みです。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

開発会社やベンダーによって、得意な工程と支援範囲は異なります。総合的なAECワークフローに強い会社、意匠設計と共同作業に強い会社、国産の法規・施工対応を重視する会社、鉄骨や製作図に強い会社、社内教育やBIM標準の整備に強い会社などがあります。自社が欲しいのはライセンスなのか、既存システムとの連携なのか、現場で運用できる仕組みなのかを整理してから比較することが大切です。

特に注意したいのは、ソフトベンダーと受託開発会社を同じ尺度で順位付けしないことです。ソフトベンダーは製品の機能、アップデート、標準連携、販売パートナー網が強みです。一方、受託開発会社やコンサルティング会社は、業務整理、テンプレート作成、データ移行、教育、API連携などを個別に設計します。両者の役割を理解すると、導入後に「製品はあるのに使い方が決まらない」という失敗を避けやすくなります。

発注前に確認すべきポイント

発注前には、実際の案件に近いサンプルモデルを使い、属性入力、図面出力、数量集計、干渉チェック、IFC出力、権限設定まで試すことをおすすめします。デモ用に整えられたモデルでは、古い2D図面の移行や、協力会社とのファイル交換、設計変更時の承認といった現実の課題が見えにくいためです。

また、BEP(BIM実行計画)で、使用ソフトとバージョン、LOD・LOI、命名規則、座標、納品形式、承認者、データの所有権を明記します。クラウドを使う場合は、プロジェクト単位の権限、MFA、アクセスログ、バックアップ、データ所在地、外部共有、契約終了時の返却・削除まで確認しておくと安心です。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaのBIMシステム開発支援

株式会社riplaは、BIMシステムの導入において、業務整理や要件定義から開発、導入後の定着までを相談できるパートナー候補です。BIM専用ソフトそのものを一律に販売するのではなく、自社の業務に合わせて、既存の営業・顧客・生産・販売管理などの基幹システムと新しい仕組みをどうつなぐかを考えたい企業に向いています。

特徴と強み

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

BIMでは、モデルを作る部門だけでなく、見積、購買、施工計画、引き渡し、保守まで情報が移動します。riplaに相談する際は、BIMモデルの属性をどの業務データに受け渡すか、既存のERPや施工管理システムとどの範囲で連携するかを一緒に整理すると、BIM導入を単体ソフトの導入で終わらせず、社内DXの一部として設計しやすくなります。

得意領域・実績を確認する方法

向いているのは、既存業務とのつながりを重視する企業、複数部門の要件をまとめたい企業、BIM導入後の利用定着まで伴走してほしい企業です。相談時には、対象案件、利用者数、既存CAD・積算・ERP・施工管理システム、必要な属性、期待するKPIを提示してください。そのうえで、要件定義、プロトタイプ、個別開発、教育、保守のどこまで担えるかを確認することが大切です。

なお、BIMソフトのライセンス価格や特定製品の標準機能は、ソフトベンダーや販売パートナーへの確認が必要です。riplaに相談する場合も、製品選定を含めた支援なのか、選定済み製品を中心とした連携開発なのかで見積もりの前提が変わります。会社の知名度だけで決めず、自社の業務課題を言語化して提案内容を比較してください。

オートデスク株式会社|総合AECワークフローと広い連携基盤

AutodeskのBIMとAECワークフロー

オートデスク株式会社は、RevitやAutodesk Docsなど、建築・土木・施工を横断する製品群を提供するソフトウェアベンダーです。設計、構造、設備、施工のデータを同じエコシステムで扱いたい企業や、すでにRevitの社内資産・協力会社ネットワークがある企業にとって有力な候補です。

特徴と強み

Revitは、建築・構造・設備のモデルと図面、集計表を関連付けて管理しやすい点が特徴です。Autodesk Docsなどのクラウドを組み合わせると、モデルや図面の共有、レビュー、課題管理をプロジェクト単位で運用できます。さらに、APIやアドインを活用すれば、社内帳票や独自のチェック、積算・施工管理システムとの連携を検討できます。

一方で、製品数が多く、必要なライセンス構成を見誤ると予算が膨らみます。ユーザー単位のライセンス費だけでなく、クラウドストレージ、販売パートナーの導入支援、テンプレート、ファミリ整備、教育、API開発を分けて見積もることが重要です。価格は契約期間や製品構成で変動するため、公式価格ページと販売パートナーの見積もりを同じ条件で比較してください。

得意領域・実績

大規模な設計・施工会社、複数の専門分野をまたぐプロジェクト、標準化されたデータ連携を進めたい企業に向いています。Autodeskの公式発表では、2026年にRevit 2027が発表され、AI、クラウド、データ連携を通じて設計から施工までをつなぐ方向性が示されています(出典: Autodesk Japan公式発表、2026年)。ただし、新機能を導入する前に、社内標準や協力会社の対応バージョンを確認してください。

選定時には、Revit以外のソフトとの交換形式、IFCやBCFの扱い、モデルの分割方針、クラウド上の権限設計を質問します。既存の2D CADをすべて自動変換するのではなく、優先案件だけをサンプルにして、必要なLODとLOIで再構築する計画を立てると、移行費用と納期を現実的に見積もれます。

グラフィソフトジャパン株式会社|設計と共同作業を一体化

ArchicadとBIMcloudによる設計チームの共同作業

グラフィソフトジャパン株式会社は、Archicad、BIMcloud、BIMxなどを提供するBIMソフトウェアベンダーです。意匠設計を中心に、設計者やエンジニアが同じプロジェクトデータを扱い、レビューや合意形成を進めたい企業に向いています。小規模な設計事務所から複数分野のチームまで、契約プランを選びやすい点も比較材料になります。

特徴と強み

Archicad Collaborateは、Archicad、MEP Designer、BIMx、BIMcloud SaaSを組み合わせ、複合領域のワークフローと共同作業を支援するプランです。公式価格ページでは、2026年確認時点で、Archicad Collaborateは月払いが税込66,000円、1年契約・年払いが月あたり税込38,500円、BIMcloud SaaSは月払いが税込15,923円、1年契約・年払いが月あたり税込7,563円と案内されています(出典: Graphisoft Japan公式価格ページ、2026年8月確認)。

契約期間を選べる一方、ソフトやクラウドの費用だけでBIM導入が完了するわけではありません。テンプレート、オブジェクトライブラリ、属性セット、既存図面のBIM化、運用ルール、トレーニングの費用を別に確認してください。チーム内の利用者が少ない場合は導入しやすくても、外部協力会社との共同作業を広げると接続ライセンスや教育の設計が必要になります。

得意領域・実績

設計事務所、住宅・中小規模建築を扱う企業、プレゼンテーションと設計情報を一つの流れで管理したいチームに適しています。BIMxを使った施主や関係者との確認、BIMcloudを使ったリアルタイムのデータ共有を重視する場合にも候補になります。公式情報では、Graphisoftが2026年4月にBIM Classesをリニューアルし、動画中心のStandardとマンツーマンコーチングを含むPremiumを提供しています(出典: Graphisoft Japan公式案内、2026年)。

選ぶ際は、意匠中心で始めるのか、構造・設備・施工までどの形式で連携するのかを確認します。自社でモデルを作る人が不足している場合は、製品導入だけでなく、初期テンプレート、属性設計、レビュー基準、社内教育を誰が担当するのかまで提案書に含めてもらうことが重要です。

福井コンピュータアーキテクト株式会社|国産BIMと日本の実務への対応

福井コンピュータアーキテクトのGLOOBEによる建築設計

福井コンピュータアーキテクト株式会社は、建築設計支援のGLOOBE Architect、施工支援のGLOOBE Construction、GLOOBE VRなどを提供する国産BIMベンダーです。日本の設計実務、建築基準法、建材データ、施工図表現に合わせた運用を重視する企業にとって比較しやすい候補です。

特徴と強み

GLOOBEは、設計だけでなく施工の詳細検討や、国内の実務に沿った図面・申請関連の運用を意識して選びやすい製品です。国土交通省が進める建築BIMの施策やBIM図面審査を意識する企業では、どの機能が標準で、どの機能が追加設定や個別支援になるのかを確認しやすくなります。BIM図面審査は対象となる申請や運用要件の確認が必要で、すべての民間案件に一律のBIM義務があるという意味ではありません。

GLOOBEの導入では、ソフトの操作研修だけでなく、自社の設計標準、建具・仕上げ・設備の部材ライブラリ、出力図面の確認、協力会社へのデータ受け渡しを設計します。日本語のサポートや、国内の建築業務に近いサンプルを使って試せるかどうかも、現場定着の重要な評価軸です。

得意領域・実績

国内の設計事務所、建設会社、施工図を重視する企業、建築確認や省エネ計算との関係を整理したい企業に向いています。公式発表では、福井コンピュータアーキテクトが2026年7月8日にGLOOBE 2026 ArchitectとGLOOBE 2026 Constructionをリリースし、BIM図面審査の標準化・効率化を訴求しています(出典: 福井コンピュータアーキテクト公式リリース、2026年7月)。

ただし、海外の設計者や多国籍企業とデータ交換する案件では、IFCの入出力や相手ソフトとの整合性を事前に検証してください。国産製品であることだけを理由に決めず、実案件のモデルを使って、図面・数量・属性・外部連携が要求水準を満たすかを確認することが大切です。

トリンブル・ソリューションズ株式会社|構造・製作・施工の詳細連携

Tekla StructuresとTrimble Connectによる構造BIM

トリンブル・ソリューションズ株式会社は、Tekla StructuresやTrimble Connectなど、構造設計、鉄骨・RC・プレキャストの詳細モデル、製作、施工の連携に強みを持つ企業です。意匠のプレゼンテーションだけでなく、製作図、部材情報、現場の進捗まで精度高くつなぎたい企業に向いています。

特徴と強み

Tekla Structuresは、構造部材の詳細な属性や製作・施工に必要な情報を扱うため、構造担当、鉄骨ファブリケーター、施工担当が同じ情報を参照する運用に適しています。Trimble Connectは、Teklaモデル、図面、その他のプロジェクトデータを共有するコラボレーションツールです。複数企業が関わるプロジェクトでは、最新版のモデルと図面をどこで管理するかを明確にできます。

クラウド運用では、便利さだけでなく、ユーザー権限、外部共有、認証、ログ、バックアップ、契約終了後のデータ取り扱いを確認します。Trimbleの公式セキュリティ情報では、AWS上のインフラ、TLS 1.2以上、保存時の暗号化、ISO 27001に関する説明が公開されていますが、自社の情報管理規程を満たすかは別途確認が必要です(出典: Trimble Connect公式セキュリティ情報、2026年確認)。

得意領域・実績

鉄骨・RC・プレキャストの設計施工、製作工場との連携、現場の据付・品質管理までモデルを活用したい企業に適しています。Tekla Structures 2026では、AIとクラウドツール、データワークフローを強化し、Trimble Connectのプロパティセットをモデルから扱える機能が案内されています(出典: Trimble User Assistance「Tekla Structures 2026」、2026年)。

一方、意匠設計中心の小規模案件では、詳細な構造機能が過剰になる可能性があります。構造モデルをどの段階で作るのか、製作図や部材表をどのシステムへ渡すのか、現場側がどの端末で確認するのかを先に決め、必要なライセンスと教育範囲を絞ってください。

風景デザイン研究所|導入支援・モデリング・人材育成

風景デザイン研究所のBIM・CIM導入支援

風景デザイン研究所は、BIM/CIMコンサルティング、モデリング、VR・CG、導入運用支援、人材育成を提供する専門会社です。製品を買うだけでは社内にBIMが定着しないと感じている企業や、何から標準化すべきか分からない企業にとって、実務寄りの支援会社として比較できます。

特徴と強み

風景デザイン研究所は、特定のソフトのライセンス販売だけでなく、現場で使えるBIM/CIMの考え方、モデリング、研修を組み合わせて支援している点が特徴です。公式サイトでは、創業以来約20年、国内100案件以上のBIM/CIMコンサルティング実績を掲げています(出典: 風景デザイン研究所公式サイト、2026年確認)。少人数から大人数までの研修や、ソフトに限定しない内容を案内しているため、社内のスキル差を埋めたい場合にも相談しやすい会社です。

導入支援を依頼する場合は、研修を受けて終わりにしないことが大切です。自社案件を使ったモデル作成、レビュー会、テンプレートと部材ライブラリの整備、BIMマネージャーの役割定義、導入後の相談窓口まで、運用に組み込む支援を求めてください。受託範囲と成果物を明確にすると、教育費とモデリング費を比較しやすくなります。

得意領域・実績

社内にBIM担当者が少ない設計事務所、建設会社、建設コンサルタント、BIM/CIMを段階的に展開したい企業に向いています。公式情報では、富山市のBIM/CIM活用が国土交通省の令和2年度i-Construction大賞で国土交通大臣賞を受賞した事例も紹介されています。ただし、受賞事例が自社と同じ成果を保証するわけではないため、対象ソフト、対象工程、担当者、納品物を自社のRFPに照らして確認してください。

特に、既存の2D図面を一括変換したい企業は、変換後の品質と再入力の範囲を事前に確認します。全データを高いLODで作るのではなく、設計変更が多い案件、数量を使う部材、維持管理に残す設備など、効果が出やすい対象から始めると、パイロットの成否を評価しやすくなります。

BIMシステムのパートナー選びで比較すべきポイント

BIMシステム開発会社を比較するポイント

6社を比較するときは、会社名の知名度やソフトの機能数だけでなく、対象工程、業務との適合性、導入後の運用体制を同じ条件で評価します。特にBIMは、設計者だけでなく構造・設備、施工、積算、現場、発注者、協力会社が関わるため、利用者ごとの役割とデータの受け渡しを可視化することが大切です。

実績と経験の確認方法

実績を見るときは、「導入社数」や「有名な製品名」だけで判断せず、自社と似た建物用途、構造、会社規模、協力会社の数、利用工程を確認します。可能であれば、同業の案件で、どの期間で何を導入し、どのKPIがどれだけ改善したのかを聞いてください。効果の数字が出せない場合でも、支援範囲と成果物が具体的なら比較材料になります。

技術力と専門性の評価

技術評価では、利用するBIM製品だけでなく、IFC、BCF、API、アドイン、Dynamo、Grasshopperなどの連携方法を確認します。自社のERP、積算、施工管理、施設管理とつなぐなら、データ項目のマッピング、同期のタイミング、エラー時の再処理、バージョンアップ時の保守まで質問します。スクラッチ開発を勧められた場合は、標準機能や既存APIを使う案と総額・納期を比較してください。

費用は、BIMソフトのライセンス、クラウド・ストレージ、初期設定・テンプレート、既存図面のBIM化、個別API開発、教育・BIMマネジメント、保守の7項目に分けると見やすくなります。導入の推定目安は、小規模パイロットで300万〜800万円、設計部門の本格導入で800万〜2,000万円、設計・施工をまたぐ導入で2,000万〜8,000万円程度ですが、公表統計ではなく要件から算出した目安です。見積書には、含む作業と含まない作業を明記してもらってください。

プロジェクト管理体制の確認

開発期間の目安は、1部門・1案件のパイロットなら2〜4か月、設計部門の導入なら4〜8か月、複数分野や現場を含む展開なら6〜12か月、大規模な個別開発なら12〜24か月です。これも案件条件による推定であり、既存図面の量、ライブラリ整備、利用者数、連携先の数によって変わります。最初から全社一括にせず、成果を測定できる1案件を選び、段階的に広げる方法が現実的です。

体制面では、プロジェクト責任者、BIMマネージャー、現場代表、IT担当、開発会社の窓口を明確にします。要件定義の後に仕様変更が増えると、開発費と納期が伸びやすくなります。週次の課題管理、変更承認、モデルレビュー、受入テスト、リリース後の問い合わせ窓口を契約や計画書に入れておくと、担当者の属人化を抑えられます。

よくある質問

BIMシステムに関するよくある質問

BIMシステムの選定では、費用、ソフトの違い、開発会社とベンダーの役割について同じ質問が繰り返し出ます。ここでは、発注前に特に確認したい質問に、結論から回答します。

BIMシステムの導入費用はいくらですか?

小規模なパイロットなら300万〜800万円、設計部門の本格導入なら800万〜2,000万円程度が一つの目安です。ただし、これは一般的な業務システムの工数目安に、テンプレート、図面のBIM化、教育、クラウド、連携を加味した推定であり、会社の定価ではありません。ライセンス、開発、データ移行、保守を分けた見積もりを取得してください。

Revit、Archicad、GLOOBE、Teklaはどれを選べばよいですか?

設計中心ならArchicadやGLOOBE、総合AECや既存Revit資産との連携ならAutodesk、構造・製作・施工の詳細連携ならTeklaが候補になります。ただし、会社規模、協力会社の採用ソフト、必要な出力、確認申請、IFC連携、教育体制で結論は変わります。1案件のサンプルモデルを使い、図面・数量・干渉・属性・共有の5項目を比較してください。

BIMソフトの導入とシステム開発は同じ会社に頼めますか?

同じ会社に相談できる場合もありますが、ソフトの販売、BIM導入支援、個別の業務システム開発は別の役割です。ベンダーには標準機能やライセンスを、導入支援会社にはBIM標準・教育・モデリングを、SI会社にはERPや施工管理との連携を相談するなど、責任範囲を明確にしてください。1社にまとめる場合も、契約書に成果物と保守範囲を分けて記載してもらうことが大切です。

まとめ

BIMシステム開発会社選びのまとめ

BIMシステムのパートナーは、3Dモデルを作れる会社というだけでなく、属性情報を設計・施工・維持管理の業務へつなぎ、現場で使える標準と運用を整えられる会社を選ぶことが重要です。今回紹介した6社は、riplaの業務システム開発・定着支援、Autodeskの総合AEC、Graphisoftの設計・共同作業、福井コンピュータアーキテクトの国産BIM、Trimbleの構造・製作連携、風景デザイン研究所の導入支援というように、強みが異なります。

まずは1案件のPoCで比較することが大切です

最初から全社展開を決めるのではなく、1案件で図面出力、数量、干渉チェック、IFC連携、権限設定を検証してください。初期費用だけでなく、ライセンス、クラウド、教育、BIM化、個別開発、保守を含む3年総額で比較し、導入後に誰が標準を更新するかまで決めると、投資効果を説明しやすくなります。候補会社には、実際の業務課題とサンプルデータを渡し、提案の前提条件をそろえて相談することをおすすめします。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。