Bubbleのシステム開発会社を選ぶなら、Bubbleの知識だけでなく、業務整理、権限設計、外部API連携、公開後の保守まで任せられる会社を比較することが重要です。開発速度や費用だけで判断すると、Workloadの超過やデータ移行、運用担当者の不足で想定外の負担が生じる可能性があります。
この記事では、Bubbleのシステム開発で相談しやすい株式会社riplaを最初に紹介し、実在する国内企業5社とあわせて計6社を整理します。Bubble公式の利用料と受託開発費の違い、各社の特徴、問い合わせ前に確認したい項目まで解説しますので、自社の業務に合うパートナーを探す際に役立ててください。
▼全体ガイドの記事
・Bubbleのシステム開発の完全ガイド
Bubbleのシステム開発でパートナー選びが重要な理由

Bubbleは、画面、データベース、認証、ワークフロー、API連携を一つのプロジェクトで組み立てられる開発プラットフォームです。一方で、自由度が高いからこそ、データモデルやPrivacy Rulesの設計が甘いと、後から画面を作り直したり、意図しないデータ公開を防ぐために大幅な修正が必要になったりします。
業務に合う構成を判断できることが大切です
申請、案件、顧客、予約、会員、マッチング、社内ポータルのように、複数の担当者が同じデータを扱う業務はBubbleと相性が良い傾向があります。反対に、極端な低遅延が必要な処理、大量データを使う基幹処理、複雑な数値計算、厳密な国内データ所在が必須の案件では、スクラッチ開発や既存サービスとの併用を含めて判断する必要があります。
Bubble利用料と開発会社への委託費は別に考えます
Bubble公式のWeb+Mobileプランは、2026年8月時点で年払い表示のStarterが月59ドル、Growthが月209ドル、Teamが月549ドルです。1ドル150円で単純換算すると、月約8,900円、約3万1,400円、約8万2,400円となります。これはプラットフォームの利用料であり、要件定義、画面設計、開発、テスト、データ移行、保守に支払う受託費は別途必要です(出典: Bubble公式Pricing、2026年8月確認)。
株式会社ripla|コンサルティングから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。
特徴と強み
riplaの強みは、ツールを先に決めて画面を作るのではなく、業務上の課題や達成したい成果からシステムの形を考えられる点です。Bubbleを採用する場合も、既存SaaSに任せる領域、Bubbleで柔軟に作る領域、将来コード開発へ切り出す領域を整理し、無理のない構成を検討できます。現場への説明や運用定着まで含めて相談したい企業に向いています。
得意領域・実績
営業管理、顧客管理、生産管理、販売管理など、会社ごとに運用が異なる業務システムを整理したい場合に相談しやすい候補です。特に、現場ヒアリング、要件定義、開発、導入後の利用支援を分けずに進めたい場合に適しています。問い合わせ時は、Bubbleで作る範囲だけでなく、既存システムとの連携、データ移行、利用定着の進め方まで確認すると、見積もりの比較がしやすくなります。
株式会社Walkers|AI・ノーコードと事業開発を組み合わせた支援

株式会社Walkersは、AI・ノーコードを活用したシステム開発と事業開発支援を掲げる企業です。公式サイトではBubbleとFlutterFlowによる開発、企画やデザイン、開発後の改善まで対応することを説明しています。Bubbleの公式パートナーであることも掲載されており、Bubbleを使うかどうかを含めて相談したい案件の候補になります(出典: 株式会社Walkers公式サイト、2026年8月確認)。
特徴と強み
Walkersは、開発そのものだけでなく、ユーザー体験や事業の成長を意識した提案を重視しています。公式サイトでは累計開発実績300件、支援企業数200件超え、Bubbleの公式パートナーなどを自社情報として示しています。数値は更新される可能性があるため、相談時点の対象サービスや担当チームを確認することが大切です。
得意領域・実績
新規サービス、会員制サービス、社内ツール、マーケットプレイスなど、企画段階からユーザーに使われる形へ磨き込みたい案件に向いています。公式サイトでは、Bubbleを用いた社内ツールで年間5万ドル以上を節約した事例や、ユーザー数を伸ばした事例を紹介しています。ただし、事例の成果はサービスの条件や体制によって変わるため、自社の利用者数や業務データ量に置き換えて相談する必要があります。
Swooo|API連携を含む業務SaaSに対応するGold Partner

Swoooは、Bubble公式ExpertページにGold Partnerとして掲載されているノーコード受託開発サービスです。公式Expertページでは、事業企画、要件整理、開発・テスト、リリース後の改善まで提供すると説明されています。掲載情報には、AI WriterというSaaSの事例があり、複数のプラグインと10以上のサービスをAPI連携し、利用者2,000人超、開発期間3か月と記載されています(出典: Bubble公式Expert「Swooo」、2026年8月確認)。
特徴と強み
API連携やプラグイン開発を含むSaaSを、Bubbleで短期間に立ち上げたい企業が相談しやすい会社です。外部の生成AI、決済、顧客管理、メール配信などを組み合わせる場合は、正常にデータを送ることだけでなく、API停止時の再試行、二重登録の防止、認証情報の管理まで確認してください。Gold Partnerという肩書きだけで決めず、担当者がこれらの設計を説明できるかを見極めることが大切です。
得意領域・実績
業務SaaS、AI連携サービス、顧客向けWebアプリなど、機能追加を続けながら育てるサービスに向いています。公式Expertページでは、API integration、Plugin dev、Mobile app dev、Consulting、Troubleshootingなども対応サービスとして掲載されています。月額保守を依頼する場合は、改善時間、障害対応の受付時間、Bubbleのプラン変更判断、Workloadの監視範囲を見積もりに含めてもらうと安心です。
シースリーレーヴ株式会社|Bubbleの受託開発と公開事例を確認しやすい会社

シースリーレーヴ株式会社は、BubbleやFlutterFlowなどを使ったノーコード・ローコードの受託開発を提供する企業です。公式サイトでは、Bubble開発実績や保守サービス、開発ドキュメントなどを案内しており、新規事業やMVPから本番運用まで検討できます。開発事例を確認しながら相談したい企業にとって、比較しやすい候補です。
特徴と強み
公式サイトでは、ノーコードを使った開発の速さや、Bubble受託開発、保守、ペネトレーションテストなどの周辺サービスを確認できます。BubbleだけでなくFlutterFlowも比較対象にできるため、Webアプリ中心なのか、スマートフォンアプリの公開も必要なのかを整理して相談できます。開発後の保守を重視する場合は、担当者の変更時にどのような資料が引き渡されるかを確認すると安心です。
得意領域・実績
シースリーレーヴの公式サイトで紹介されている公開例には、Bubbleを使ったWebサービスの同等開発について、開発期間約2か月、概算費用200万〜300万円とする情報があります。これは特定の案件条件に基づく公開例であり、すべての業務システムに適用できる価格ではありません。ログイン、CRUD、管理画面、外部API、権限、データ移行の有無を分解して見積もりを依頼してください(出典: シースリーレーヴ株式会社公式サイト、2026年8月確認)。
EPICs株式会社|複数のノーコードツールを比較できる開発会社

EPICs株式会社は、Bubble、Adalo、FlutterFlow、STUDIOなど複数のノーコードツールに対応する開発会社です。公式サイトでは、2025年4月時点で国内8社のみとする正規代理店の一社で、公開実績100件以上と説明しています。自社調べの数値であることを踏まえつつ、Bubble一択ではなく案件に合うツールを比較したい場合の相談先になります。
特徴と強み
EPICsの公式サイトでは、最安30万円から、最短2週間という案内があります。ただし、これは小規模な範囲を想定した訴求であり、複数ロール、承認、帳票、基幹連携、移行を含む業務システムの総額を示すものではありません。公式サイトでは企画・設計からの支援、公開後のマーケティングや運用支援にも触れていますので、初期開発後の改善まで含めた体制を確認できます(出典: EPICs株式会社公式サイト、2026年8月確認)。
得意領域・実績
初めてアプリや業務サービスを作る企業、マーケティングや公開後の利用促進も一緒に考えたい企業に向いています。公式サイトの事例には、マッチングアプリ、飲食店向けモバイルオーダー、解体業向けの業務管理アプリがあり、開発期間も約3か月、約6か月、4か月と公開されています。案件の規模感を比較する際は、機能数だけでなく、利用者数、管理者数、データ量、運用頻度をそろえて確認してください。
株式会社ノーコード総合研究所|Bubbleの内製化や新規事業も相談しやすい会社

株式会社ノーコード総合研究所は、新規事業開発支援、DX・業務効率化支援、AI導入支援を行う企業です。公式サイトでは、2021年12月にBubbleと出会って受託開発を始め、4年間で100以上のサービス開発に携わったこと、代表者がBubble Developer Certificationに日本で12人目として合格したことを説明しています(出典: 株式会社ノーコード総合研究所公式サイト、2026年8月確認)。
特徴と強み
開発を丸投げするのではなく、将来的に自社で改善できる状態を作りたい企業に向いています。Bubbleの専門知識を活かした提案に加えて、業務効率化やAI導入など周辺のテーマも含めて相談できるため、単発の画面制作ではなく新規事業やDXの計画から考えられます。内製化を希望する場合は、操作研修、設計資料、レビュー、引き継ぎ期間を契約前に確認してください。
得意領域・実績
PoC、新規事業、業務効率化、Bubbleを使ったサービスの改善や内製化支援を比較したい場合に候補になります。会社概要では、Bubble Japan CommunityやYouTubeの運営にも触れており、開発だけでなく学習・普及の活動も確認できます。契約前には、担当するメンバーの経験、開発後に誰が質問へ回答するか、保守契約の範囲と料金を具体的に確認してください。
Bubbleのシステム開発会社を選ぶポイント

6社を比較するときは、会社名や認定ランクだけでなく、要件に対して何をどこまで設計できるかを確認します。Bubbleのシステム開発では、制作実績、見積もりの透明性、セキュリティ、引き継ぎ体制を同じ質問票で比べると、価格だけでは見えない違いを把握できます。
実績と経験を確認します
似た業界の事例があるかだけでなく、ログイン、権限、検索、承認、通知、外部連携、帳票、データ移行のどこを担当したかを確認してください。事例の画面が自社と似ていても、利用者数や同時更新が異なれば必要な設計は変わります。可能であれば、実機デモで権限エラー、API停止、入力ミス、同時更新時の動きを見せてもらうと、表面的な実績との差を確認できます。
技術力と専門性を評価します
BubbleのプランやWorkloadを説明できるか、Privacy Rulesをどのように設計するか、APIの失敗をどう再試行するかを質問します。Bubble公式の料金ページでは、Webとモバイルが同じバックエンド、データベース、ワークフロー、API接続を共有し、利用量はWorkload Unitsで測定されると説明されています。Starterには月17万5,000WU、Growthには25万WU、Teamには50万WUが含まれ、超過分は1,000WUあたり0.30ドルとされています(出典: Bubble公式Pricing、2026年8月確認)。
プロジェクト管理と契約範囲を確認します
見積書が「開発一式」だけになっていないかを確認し、要件定義、画面・データ設計、ワークフロー、API、テスト、移行、教育、保守に分けてもらいます。アプリの所有者、Bubbleアカウントの名義、データのバックアップ、設定・プラグイン一覧、設計資料、障害時の連絡先、別会社へ移管する条件も契約書に明記してください。海外事業者やクラウドを介して個人データを扱う場合は、委託先、再委託、データ所在、削除、事故報告、監査の扱いも確認が必要です。
よくある質問

Bubbleのシステム開発を依頼する前に、費用、納期、セキュリティ、将来の運用について疑問を持つ企業は多いです。ここでは、相談時によく確認される質問に回答します。
Bubbleのシステム開発費用はいくらですか?
小規模なPoCやMVPなら150万〜300万円、中規模の業務システムなら300万〜800万円が企画上の目安です。これはBubble固有の統計ではなく、公開見積や類似する業務システム相場からの推定です。多数の権限、帳票、外部連携、データ移行、モバイル対応が増えるほど、800万〜1,500万円以上になる可能性もあります。Bubbleの月額利用料、プラグイン、外部API、保守費は別に見積もってください。
Bubbleは業務システムに使っても安全ですか?
BubbleはAWS上でインフラをホスティングし、TLS通信、保存時のAES-256暗号化、認証、Privacy Rules、DDoS対策などの機能を提供しています。また、公式サイトではSOC 2 Type IIへの準拠や、セキュリティダッシュボードによるPrivacy Rulesの確認を説明しています(出典: Bubble公式Security、2026年8月確認)。ただし、アプリ側の権限設定や個人情報の利用目的まで自動で適法になるわけではないため、RFPと契約で責任分界を定めてください。
開発会社を途中で変更できますか?
変更できる可能性はありますが、Bubbleはアプリの設定、ワークフロー、プラグイン、データ、権限を引き継ぐ必要があります。契約時点でアカウント名義を自社にする、管理者権限を共有する、設定一覧と設計資料を納品対象にする、データのエクスポート方法を確認することが重要です。保守会社を変更する可能性を考え、移管支援の費用と期間もあらかじめ確認してください。
まとめ

Bubbleのシステム開発会社を選ぶときは、速く安く作れるかだけでなく、業務要件、データ構造、権限、外部連携、Workload、保守、移管まで含めて比較してください。株式会社riplaは業務整理から定着支援まで一気通貫で相談したい企業に向き、Walkersは事業開発やUI/UX、SwoooはAPI連携を含むSaaS、シースリーレーヴは公開事例、EPICsは複数ツール比較、ノーコード総合研究所は内製化や新規事業を検討する企業に合う候補です。
費用と体制を同じ条件で比べます
見積もりを依頼する際は、画面数だけでなく利用者、権限、データ量、外部サービス、移行対象、テスト範囲、保守時間をそろえて提示します。Bubble公式の利用料と開発会社への委託費を分け、初期費用だけでなくWorkload超過、プラグイン、API、保守まで含めて総額を比較すると、後からの追加費用を抑えやすくなります。
最初は重要業務を一つに絞って相談します
いきなり全社の業務を置き換えるのではなく、最も効果を測りやすい申請、案件、顧客、予約などを選び、実データに近い条件でPoCを行うと判断しやすくなります。正常系だけでなく、権限エラー、API停止、同時更新、バックアップからの復旧まで確認し、自社で運用できるかを確かめてから本開発へ進めることをおすすめします。
▼全体ガイドの記事
・Bubbleのシステム開発の完全ガイド
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
