設備工事業向け設備図面管理システム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

設備工事業向け設備図面管理システムの開発会社は、対象業務の範囲、現場での運用、既存業務との連携を比べると選びやすくなります。

取り上げるのは、riplaを含む計6社(実在する5社)です。全体像は、下の完全ガイドでも確認できます。

▼全体ガイドの記事
・設備工事業向け設備図面管理システム開発の完全ガイド

設備工事業向け設備図面管理システムでパートナー選びが重要な理由

設計図から検査、竣工図、保守履歴へつながる業務引き継ぎを示した図。
図面の管理範囲は竣工後の保守まで続きます。

設備図面管理では、設計図や施工図を保存するだけでは足りません。空調・衛生・電気・消防の図面は、案件や建物、階、部屋、機器と結び付いています。

図面は改訂や承認、検査を経て、工事写真や是正の記録へと引き継がれます。その流れは竣工図や保守履歴まで続きます。そのため、別の共有フォルダやExcelへの転記が残ると、最新版が分からない問題は解消できません。

対象業務の範囲で変わる会社のタイプ

会社を選ぶときは、図面の閲覧や版管理に加えて、どの業務まで必要かを先に整理します。対象範囲によって、適する会社のタイプが変わるためです。

  • 図面専用:CAD・PDFの安全な登録、属性検索、改訂比較、権限管理が必要な場合
  • 施工管理クラウド:現場で図面にピンや手書きコメントを付け、写真・検査・是正報告も扱う場合
  • 設備業向け基幹:見積、受注、原価、請求、アフターも管理する場合
  • 個別開発:固有の承認や既存ERPとの連携が重要な場合

図面の閲覧と版管理だけが目的なら、専用製品で足りる場合があります。また、全業務を個別開発する必要があるとは限りません。

現場の使いやすさとデータ統制の同時確認

現場では、通信が不安定な場所でも図面を開けるかを確認しておく必要があります。また、タブレットで大きな図面を拡大・縮小でき、写真を正しい位置に紐付けられるかも見ておきたいところです。

一方、本社や設計部門では、図番や版、承認者といった版管理の情報を確認できる必要があります。発行日、廃止状態、ダウンロード履歴も確認対象です。デモは、実際のデータで試してください。

  • 図面:DWG・DXF・JWW・PDFと設備記号
  • 現場記録:写真と検査帳票
  • 一連の流れ:設計から竣工までの確認

ポイント

対象業務を図面の閲覧や版管理だけに絞るか、施工現場や見積・原価まで広げるかを先に決めると、候補となる会社像がはっきりします。現場の使いやすさとデータ統制も、同じ検討の中で確かめてください。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験も活かしています。

また、同社はビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。さらに、営業や顧客、生産・販売管理などを含む幅広い基幹システムの構築と導入の実績もあります。そのうえで、企業ごとの業務要件に合わせて、柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

riplaの設備図面管理の開発では、業務の棚卸しからデータの引き継ぎまでを一続きで検討します。

  • 現状整理:紙図面、共有フォルダ、個人PC、Excel台帳の棚卸し
  • 管理項目:図面番号、工事番号、建物、階、工種、機器番号、改訂番号の定義
  • 業務設計:ヒアリングから要件定義、画面設計、開発、定着支援までの相談
  • 連携方法:図面専用サービス、設備業務システム連携、固有ワークフローの個別開発から選定
  • 役割と引き継ぎ:現場、設計、本社・元請の承認者、保全担当ごとの画面・権限設計

現場担当者は、最新版の施工図を見ながら図面上に写真と指摘を登録します。設計担当者は変更内容を確かめ、本社や元請の承認者は版と承認履歴を見ます。

竣工時には、承認済みの竣工図と機器台帳を保全担当へ渡す流れも設計できます。さらに、原本ファイルとメタデータを分けて管理すれば、後から他システムへ移す方針も相談できます。

得意領域・向いている案件

標準製品では合いにくい要件がある企業や、PoCで効果を測ってから展開したい企業に向いています。

  • 個別要件:承認経路、元請別帳票、設備台帳、協力会社権限、原価・会計連携
  • PoC:1〜2現場で図面探しの時間と最新版の確認率を測定
  • 効果測定:写真・検査記録の作成時間と是正漏れ件数を確認
  • 相談資料:代表図面、改訂頻度、利用者・協力会社数、CAD形式を用意
  • 運用条件:通信状況、電子納品要件、工事台帳・会計・ERPとの関係を共有し、SaaSと個別開発を費用・拡張性で比較

株式会社建設システム(KENTEM)|低コストで図面・写真・検査の現場運用を始めたい企業向け

株式会社建設システム(KENTEM)のPRODOUGUは、図面と工事写真をクラウドで共有するサービスです。現場の確認や計測、検査も支援します。

また、設備工事でも、図面を持って現場を移動し、必要な箇所を確認して写真やメモを残す運用を検討できます。大規模な個別開発をせず、標準機能から試したい企業の候補です。

特徴と強み

PRODOUGUは、設備工事で使う複数の図面形式をクラウドに集めて、現場確認を始められます。なお、料金や追加費用も、あわせて比べておきたいところです。

  • 図面対応:PDFに加え、DWG・DXF・JWWも直接取り込み、閲覧・メモ・計測・写真共有まで行える
  • 検査:検査オプションで記録や指摘管理を追加
  • 基本価格:クラウドストレージ100GBを含み、人数無制限で税抜6万円/年(出典: 株式会社建設システム「PRODOUGU プラン」、2026年8月確認)
  • 追加費用:モバイルアプリは1ライセンスあたり税抜3万6,000円/年、初回の初期開設費用は税抜3万円。容量追加・導入指導も別費用
  • 見積条件:現場数、端末数、ライセンス、写真容量、検査オプションを分けた見積

得意領域・向いている案件

空調・衛生・電気設備の現場で、紙図面や図面・写真の整理、現場と事務所の共有を改善したい企業に向いています。

  • 段階導入:対象案件のサンプルで、図面登録・閲覧から写真位置管理、検査、電子納品へ広げられるかを試す
  • 業務範囲:見積・受注・原価・請求、複雑な承認、機器保全まで単体で満たせるか
  • 権限・運用:協力会社の招待、旧版閲覧の制限、オフライン動作について質問する
  • データ連携:エクスポート方法と既存工事管理システムとの接続

ポイント

図面と写真を現場で共有し、標準機能から試したい企業の候補です。見積は現場数や端末数、写真容量、検査オプションを分けて比べ、既存の工事管理システムとの接続も確認してください。

スパイダープラス株式会社|空調衛生・電気・プラントの施工現場とBIMを重視する企業向け

スパイダープラス株式会社のSPIDERPLUSは建設DXサービスで、建築や空調衛生設備、電気工事の現場のほか、プラントや工場設備の現場でも使えます。

図面と写真を中心に、検査、指摘、帳票を扱います。現場の確認事項を図面に集め、担当者や協力会社へ伝えたい企業が検討できます。

特徴と強み

SPIDERPLUSは、図面に現場情報を集めるほか、BIMを施工現場で使う際にも検討できます。

  • 現場記録:写真や指摘を共有し、空調衛生の検査、電気設備の施工確認、プラント記録を図面に紐付け
  • 導入事例:設備技研、シナノ設備、東洋設備などを公式検索に掲載。同じ規模・元請構成での再現性を確認
  • 2D図面連携:オプション機能S+BIMで3Dモデルと2次元図面を重ねて表示
  • モデルの使い分け:設備干渉は3D、距離や法令上の寸法は2D図面で確認

なお、この機能は2024年9月に追加したと発表されています(出典: スパイダープラス株式会社「建設現場のBIM活用を促進する新機能」、2024年)。

得意領域・向いている案件

現場監督や設計担当が、図面を使って検査や指示を進める企業に向いています。元請や協力会社との共有を重視する場合にも検討しやすい候補です。

  • 現場課題:写真の撮り忘れ、是正伝達、紙記録からの転記をチェックリスト入りデモで確認
  • 設備CAD:FILDERシリーズとの連携実績を踏まえて、利用中CADとの関係を見る
  • 見積条件:閲覧者、入力者、協力会社、BIM利用者を分けて、人数・機能・オプション別に見積もる
  • 必要機能:2D版管理に加えて、性能検査、写真台帳、3Dモデル、竣工後記録が必要かどうかの整理

株式会社アンドパッド|施工・経営・保全までクラウドでつなげたい企業向け

ANDPADの図面記録、是正・帳票、業務範囲、費用確認を4つのパネルで示した図。
図面上の記録から点検までを一案件で確認できます。

株式会社アンドパッドのANDPADは、施工管理を中心とするクラウドサービスです。図面や写真、検査のほか、チャットにも機能を広げられます。さらに、受発注や原価、設備保全まで扱えます。

図面を保管するだけでなく、現場の依頼事項や工事写真を図面上にまとめて管理できます。施工から経営、保全まで同じ基盤に集めたい企業に向いています。

特徴と強み

ANDPAD図面は、図面への記録や検査から、受注後の施工、請求、点検までをつなげられます。

  • 図面記録:最新図面にペン、スタンプ、ピン、写真、検査内容を登録
  • 是正・帳票:ピンに写真、担当者、期日を紐付け、一覧や写真台帳を作成
  • 公表事例:ダメ帳作成時間80%削減、図面確認で1日約3〜4時間短縮(出典: 株式会社アンドパッド「ANDPAD図面」、2026年8月確認)。自社KPIでも測定
  • 業務範囲:引合粗利、日報原価集計、BM設備保全を含め、受注から点検まで段階導入
  • 費用確認:製品・オプション、現場数、ユーザー構成で見積。初期設定、移行、教育、追加機能を分ける

得意領域・向いている案件

複数現場を本社で把握し、元請・協力会社との連絡を集約して原価・保全へ広げたい企業に向いています。

  • 導入評価:図面から指示、検査、是正、写真、完了報告までを、PoCで1案件に紐付けて評価
  • 現場運用:元請別帳票や検査項目、協力会社の閲覧範囲、旧版、竣工後の設備台帳を見る
  • 既存システム:会計・見積とのCSV/API交換、二重入力、退会時のデータ返却形式を契約前に確認

ポイント

施工から経営、保全まで広げるかどうかで、向く企業が変わります。既存の会計や見積とのデータ交換と、退会時のデータ返却形式は、契約前に確かめるべき点です。

株式会社システムズナカシマ|設備業の営業・見積・施工・アフターを統合したい企業向け

株式会社システムズナカシマの「匠BASE」は、建設設備工事の情報をまとめて管理する設備業向けシステムです。営業から施工、完工、引渡し、アフターまで、工事の流れ全体を扱います。

見積や工程、原価を工事に紐付けたい中小〜中堅企業が、比較しやすい候補です。作業報告や請求入金、納入機器も、同じ工事に結び付けて見たい場合に候補になります。

特徴と強み

匠BASEは工事情報を集め、図面の変更が予算や請求に影響する業務も、つなぎやすくしています(出典: 株式会社システムズナカシマ「匠BASE 機能紹介」、2026年8月確認)。

  • 工事情報:見積、図面、工程表、出来高、写真、契約書、納入機器を紐付け、進捗や利益を把握
  • 設備CAD:「ANDES」で電気・管工事の設計図・申請図作成、拾い積算、原価請求に対応
  • アフター管理:修理、定期メンテナンス、リコール機器を管理
  • 竣工後の活用:図面・機器番号・点検履歴のつながりをデモで確認

得意領域・向いている案件

受注前から完成後のメンテナンスまで案件単位で管理したい企業に向いています。

営業から経営者まで、同じ情報を見る必要がある企業ほど、導入効果を評価しやすい候補です。

  • 業務整理:担当者別のExcelやファイルサーバーを集約
  • 現場機能:図面注記、オフライン閲覧、写真位置の登録、協力会社との限定共有を確認
  • 代表案件の検証:図面から見積・原価・請求・アフターまで追跡し、CAD原本・竣工図の更新履歴も確認

株式会社プラスバイプラス|設備CADと見積・原価を連動させたい企業向け

株式会社プラスバイプラスは、電気・水道・空調・設備工事業向けのCADと見積連動ソフトを提供しています。「plusCAD機械空調α」は機械設備・空調設備工事向けです。

図面や見積のほか、請求書、納品書、原価計算書などを扱います。材料拾いから請求まで、精度を高めたい企業が検討しやすい候補です。

特徴と強み

plusCAD機械空調αは、図面と見積をつないで材料と労務費を算出します。選ぶ際は、費用と現場機能をあわせて確かめてください。

  • 積算・請求:図面から材料を拾い、登録済み歩掛で労務費を計算して見積・請求へ連携
  • 材料データ:約3万点を登録。図面の変更を見積に反映しやすい
  • 費用:業務内容に応じた見積。導入費用のみで、管理・サポート等の保守費用は請求しないと公式案内
  • 共有機能:現場共有、クラウド保存、版管理、協力会社との同時利用が標準か確認
  • 比較範囲:CAD・見積機能と施工現場の共有・承認機能を分けて評価

図面と見積の連動は、請求漏れや利益の見落としを減らす方向性があります(出典: 株式会社プラスバイプラス「plusCAD機械空調α」、2026年8月確認)。

得意領域・向いている案件

機械設備・空調設備の図面から材料や金額を算出し、見積・原価・請求へつなげたい企業に向いています。

  • 改善対象:紙や別Excelの拾い出し、図面変更後の金額の手修正
  • 機能確認:版承認やアクセスログ、オフライン閲覧、写真・検査・竣工図の管理
  • 構成案:plusCADを設計・積算に置き、共有・検査は別クラウド、固有連携はripla等へ相談

設備工事業向け設備図面管理システムのパートナー選びのポイント

実績と経験、技術力と専門性、プロジェクト管理、総額費用の4項目を並べた選定基準の図。
4項目を同じ条件で見比べる構成です。

6社は同じ種類の製品ではないため、比較表の順位ではなく条件をそろえて比べます。対象範囲や図面の種類、現場運用を、同じRFPで確認します。管理の厳格さや将来の保全も確かめ、各社を同じ基準で比べられるようにします。

費用は初期導入だけでなく、データ移行や教育、保守を含めた3年間の総額で見ると判断しやすくなります。容量や端末、連携の費用も、同じ表に並べておきます。

自社と似た工事・図面・体制での実績と経験

まず確かめたいのは、空調や衛生、電気の工種にどこまで対応してきたかです。消防やプラントについても、対応の範囲を同じように見ておきます。

新築、改修、保守では、図面や承認、竣工後の引き渡しが異なります。そのため、自社に近い現場規模や協力会社数、図面枚数の事例を見せてもらいます。元請指定帳票の事例も確かめ、導入前後のKPIを自社でも測れるか見てください。

実データのデモによる技術力と専門性の評価

自社のデータを使い、図面の登録から現場での利用までを試します。形式や操作環境ごとに、確認する機能をそろえておくと、各社を同じ基準で比べられます。

  • 図面形式:PDFやDWG、DXF、JWWの登録、サムネイル、検索、版比較
  • 記録連携:注記、写真、検査、機器番号の紐付け
  • BIM:IFC等の入出力、2Dとの関係、属性保持、更新差分
  • 現場環境:旧版防止、通信断時の閲覧・入力・同期、タブレット操作、表示速度

公共案件では、国土交通省の「公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版」が2025年に制定・改定されました。さらに、2025年11月5日には修補版も公開されています(出典: 国土交通省「官庁営繕:公共建築工事標準仕様書」、2026年8月確認)。

元請や発注者が指定する設計図書、電子納品、帳票の最新版を確かめておく必要があります。そのうえで、システムで対応する範囲と、運用で補う範囲を分けてください。

見積書で見るプロジェクト管理と総額費用

要件定義やデータ移行、権限設計など、作業ごとに誰が担うかを決めておきます。テストや現場教育、リリース後の問い合わせも、対象に含めます。

費用は方式や規模、設備図面の枚数で変わります。連携や移行、保守の条件でも差が出るため、製品ごとの課金方式もあわせて確かめてください。

  • 既製クラウド:初期0〜60万円程度、月額は1ユーザー数百〜数千円が目安
  • 小規模な半個別開発:300万〜1,000万円程度の推定レンジ
  • 中規模の個別開発:1,000万〜5,000万円程度の推定レンジ

開発費は、PM、SE、PG、テスターの工数と、要件定義・設計・実装・テストの内訳で見ます。保守運用は初期開発費の年15〜25%が目安とされています。

クラウド利用料や容量の追加に加えて、CAD変換や紙図面のスキャン、属性付与も別になる場合があります。セキュリティ診断や端末、通信費も、見積に含まれるかを確認してください。

同じRFPを3社程度へ渡し、初期、1年目、3年目の総額を並べて比べます。

ポイント

同じRFPで3社程度に条件をそろえ、初期費用だけでなく3年間の総額で比べるのが目安です。製品の種類より先に、対象業務と現場運用の条件を決めると、比べ方が定まります。

よくある質問

導入時には、費用やCAD形式、現場の通信、竣工後の利用について質問が多く集まります。会社選びの前に確かめたい疑問に答えます。

設備図面管理システムの導入費用はいくらですか?

導入費用は、クラウドと個別開発で幅が異なります。利用条件を含めて比較してください。

  • 既製クラウド:初期無料〜数十万円。利用料は人数・現場・容量・オプションで変動
  • 個別開発:数百万円から数千万円以上まで幅があります
  • PRODOUGU:100GB・人数無制限で年額6万円の公開価格
  • 追加費用:モバイル、検査、導入指導、容量追加は別費用
  • 総額比較:図面枚数・利用者を含む3年間の費用で比べる

DWG・DXF・JWW・PDFのすべてを管理できますか?

対応形式は製品ごとに異なります。KENTEMのPRODOUGUは、DWGやDXF、JWW、PDFの取り込みを公式に案内しています。

取り込めることと、画層や文字、寸法、外部参照まで正しく表示できることは別です。そのため、代表ファイルで閲覧や計測、印刷、版比較を検証してください。変換や原本取得も、あわせて試しておきます。

設備業務に合わせた個別開発は必要ですか?

必要な業務範囲と標準機能との差を見て、個別開発の要否を決めます。

  • 既製クラウド:図面共有、写真、検査、コメントだけなら使える場合がある
  • 追加要件:見積・原価・会計連携、特殊承認、元請別帳票が必要か確認
  • 保全連携:機器番号と保全履歴の連携要件も検討
  • 実装方針:標準機能に合わせるか、API・個別開発を加えるか判断
  • 段階導入:図面登録・版管理・権限・写真紐付けをMVP(Minimum Viable Product)にし、1現場のKPIを見てから拡張するとリスクを抑えやすい

ポイント

導入費用は既製クラウドと個別開発で幅が大きいため、利用料や追加費用を含めた総額で比べてください。個別開発の要否は、標準機能との差で決めます。

まとめ

設備工事業向け設備図面管理システムは、紙や共有フォルダを置き換えるだけでなく、正しい版で情報をつなぐ基盤です。設計や施工、検査、竣工、保全の情報が、この基盤で結び付きます。

6社は、それぞれ役割が異なります。riplaは業務整理から個別開発、KENTEMは図面や写真、検査、スパイダープラスは施工現場とBIMに強みがあります。

アンドパッドは施工から経営、保全まで、システムズナカシマは設備業務全体、プラスバイプラスは設備CADと見積、原価を扱います。日立ソリューションズ西日本は、大規模な設計資産や技術文書の統制に強みがあります。

製品名より先に決める対象業務

「現場で最新版を見る」「図面上で指示や写真、検査を残す」「見積や原価、請求までつなぐ」「竣工後の機器保全に使う」のうち、どこまでを初期対象にするかを決めます。

対象範囲が決まると、図面専用や施工管理、設備業務基幹など、比べるべきタイプが明確になります。

代表案件のデータによる3社程度の同条件比較

同じ代表案件と条件で各社を比べると、機能と導入費用を判断しやすくなります。

  • 資料を揃える:図面、改訂履歴、写真、検査帳票、機器台帳、利用者一覧を用意し、3社程度へ同じRFPを渡す
  • デモで確認:登録や検索、版承認、現場注記、写真・検査連携、竣工・保全への引き継ぎを試す
  • 総額とKPI:移行、教育、端末、容量、保守を含む総額と、導入後に測るKPIの比較

自社に合う設備図面管理システムについて、業務整理から開発、導入、定着まで相談したい場合は、株式会社riplaへご相談ください。既製サービスとの連携や段階導入を含め、設備工事の要件に合う進め方を一緒に検討できます。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。