DevOps開発の開発期間・スケジュール・納期について

DevOpsは、開発(Development)と運用(Operations)が連携し、リリースして終わりではなく継続的にシステムの価値を高め続ける取り組みとして、業種・企業規模を問わず注目を集めています。GitHub ActionsやGitLab CI、Jenkinsといったツールでビルド・テスト・デプロイを自動化するCI/CDパイプラインの整備、TerraformなどによるIaC(Infrastructure as Code)でのインフラのコード化、Docker・Kubernetesを用いたコンテナ基盤の構築など、DevOpsを実現するための技術要素は年々広がりを見せています。実際、IPA(情報処理推進機構)の調査では、国内の中・大規模なアジャイル開発プロジェクトの約7割がCI(継続的インテグレーション)を実施しているというデータもあり、もはやCI/CDの整備は一部の先進企業だけの取り組みではなくなっています。一方で、いざ自社にDevOps基盤の構築を発注しようとすると、「CI/CDパイプライン導入にはどれくらいの期間がかかるのか」「IaCによるインフラのコード化はどの程度の工数を要するのか」「既存の手作業運用からの移行にはどのくらいの納期を見込むべきか」といった疑問に直面する担当者は少なくありません。DevOps基盤構築は、Webアプリケーションのようにゼロから機能を作り込む開発案件とは性質が異なり、既存の開発・運用体制に「継続的に価値を届け続ける仕組み」そのものを組み込んでいく特殊なプロジェクトであるため、独自の期間感覚を持って計画する必要があります。

本記事では、DevOps導入・CI/CD基盤構築支援の開発期間・スケジュール・納期に焦点を当て、対象範囲別・規模別の期間目安、要件定義から本番移行までの工程別の期間配分、導入方式による納期の違い、納期を短縮する具体的な手法、そして導入が遅延する典型要因とその対策までを、具体的な数値とともに体系的に解説します。これからDevOps基盤の構築を検討している方はもちろん、社内でCI/CD導入のスケジュールを策定する立場の方にとっても、現実的な計画を立てるための判断軸が身に付く内容です。

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DevOps導入・CI/CD基盤構築の開発期間の全体像

DevOps導入・CI/CD基盤構築の開発期間の全体像

DevOps基盤構築の開発期間は、「単一のリポジトリにCIパイプラインを導入するだけなのか」「組織全体の開発・運用フローをIaCとコンテナ基盤で刷新するのか」という対象範囲によって大きく変わります。小規模な導入、たとえば1〜2つのリポジトリにGitHub Actionsでビルド・テスト自動化を組み込む程度であれば、1〜4週間程度で運用を開始できるケースが多くあります。一方、複数リポジトリ・複数チームにまたがるCI/CDパイプラインの標準化、Terraformによる本番環境のIaC化、Kubernetesを用いたコンテナオーケストレーション基盤の構築までを含む本格的なプロジェクトになると、クラウドインフラ構築プロジェクト全般の相場観から類推して、中規模で2〜4か月、大規模な組織横断のプラットフォーム化では4〜9か月以上を見込む必要があります。DevOps基盤構築は「画面数」や「機能数」ではなく、「対象リポジトリ・システムの数」と「既存の運用フローがどれだけ属人化・手作業化しているか」によって期間が左右される点が、通常のシステム開発と大きく異なるポイントです。

もう一つ重要なのは、DevOps基盤構築の期間には「パイプラインや自動化基盤を構築する期間」と「開発・運用チームに定着させる期間」という2つの時間軸が存在する点です。どれだけ高度なCI/CDパイプラインを技術的に完成させても、開発者が日々のコミットで実際に活用し、運用担当者がIaCで環境変更を行う文化が根付かなければ、DevOps基盤は形骸化してしまいます。DevOpsの定義そのものが「開発と運用が連携し、継続的に価値を高め続ける取り組み」であることからも分かるように、リリースして終わりではなく、運用フェーズに入ってからも継続的な改善サイクルを回し続けることが前提となります。そのため、調達や構築に着手する初期段階から、あらかじめ運用開始後の体制・予算・ドキュメントのあり方を決めておくことが、期間見積もりの精度を高める上で極めて重要です。

対象範囲・規模別の開発期間の目安

対象範囲・規模別にもう少し具体的に見ていきましょう。小規模導入は、単一プロダクト・単一リポジトリを対象に、GitHub ActionsやGitLab CIなどのマネージドCIサービスを使ってビルド・テスト・デプロイの自動化を組み込むケースで、既存のコードベースに大きな改修が不要であれば、パイプラインの設計から本番運用開始まで1〜4週間程度が目安です。中規模導入は、複数リポジトリ・複数チームにまたがるCI/CDパイプラインの標準化、ステージング環境と本番環境を分離したデプロイフローの構築、Terraformなど IaCツールによる主要インフラのコード化を伴うもので、2〜4か月程度を見込みます。大規模導入は、組織横断でのCI/CD標準化、Kubernetesによるコンテナオーケストレーション基盤の構築、監視・アラート・ログ収集の自動化、DevSecOps(セキュリティスキャンの自動化)までを含む包括的なプラットフォーム化が該当し、4〜9か月以上、レガシーシステムが多く残る組織ではさらに長期化することも珍しくありません。既存の手作業デプロイ・手動インフラ構築がどれだけ根強く残っているかによって、同じ「中規模」でも実際の期間には大きな幅が生じます。

DevOps導入期間を左右する変数

同じ「中規模導入」でも、実際には2か月で本番稼働するプロジェクトと5か月以上かかるプロジェクトがあります。この差を生む変数を理解しておくことが、現実的なスケジュール策定の鍵です。第一の変数は既存システムの技術的負債の度合いです。長年手作業でデプロイされてきたレガシーシステムをCI/CD化しようとすると、ビルドスクリプトの整理やテストコードの整備など、パイプライン構築以前の下準備に想定以上の時間がかかります。第二の変数は対象リポジトリ・チームの数です。単一チームであれば意思決定が速く進む一方、複数チームにまたがる標準化になると、各チームの開発フローの違いを吸収するための調整・合意形成に多くの時間を要します。第三の変数は非機能要件の明確さです。可用性目標(稼働率を何%以上にするか)やスケーラビリティ要件(デプロイ頻度・同時実行数の想定)が曖昧なままだと、パイプラインやインフラ設計の手戻りが発生しやすくなります。第四の変数は組織の意思決定・体制変更の速度です。DevOpsは属人化のリスクが高い領域でもあり、キーパーソンの異動や離脱が発生すると、知見が失われて構築が停滞する事態を招きます。これらを構築開始前に洗い出しておくことが、後の遅延を防ぐ第一歩になります。

工程別スケジュールと期間配分

工程別スケジュールと期間配分

DevOps基盤構築の期間を正しく見積もるには、プロジェクト全体をいくつかの工程に分解し、それぞれにどれだけの期間が必要かを把握することが不可欠です。ここでは、中規模導入(約4か月=16週)を例に、要件定義・現状分析、CI/CDパイプライン設計・構築、IaC適用・インフラ移行、テスト・運用定着化の各工程の標準的な期間配分を見ていきます。目安としては、要件定義・現状分析が全体の約20〜25%、CI/CDパイプライン設計・構築が約35〜40%、IaC適用・インフラ移行が約20%、テスト・運用定着化が約20%です。この比率を頭に入れておくと、支援会社から提示されたスケジュールが妥当かどうかを判断しやすくなります。「現状の運用フローのヒアリングをほとんど行わずにパイプライン設計を始める」見積もりは、後になって既存の運用習慣と噛み合わない仕組みができあがるリスクが高いと推測できます。

要件定義・現状分析フェーズ(約3〜4週・20〜25%)

要件定義フェーズは、16週のプロジェクトであれば約3〜4週を割り当てます。この期間で、対象となるリポジトリ・アプリケーションの棚卸し、現状のビルド・デプロイ手順の可視化、既存のインフラ構成の把握、そして「開発チームがCI/CDに何を期待しているか」「運用チームがどこに手作業の負担を感じているか」のヒアリングを行います。DevOps導入でよくある失敗は、経営層やインフラ担当だけで方針を決め、実際に日々コードを書く開発者や日々の運用を担う担当者の声を後回しにしてしまうことです。現場の課題や要望を事前にヒアリングしてパイプライン設計に反映させないと、構築後に「結局、手作業のほうが早い」と敬遠され、定着しないという事態に陥ります。要件定義書には、まず自動化する範囲(ビルド・テスト・デプロイのどこまでを自動化するか)を明記し、非機能要件(デプロイ頻度、ロールバックの可否、可用性目標)を具体的な数値で定義しておくことが、後工程での手戻りを防ぐ最大の予防策になります。

CI/CDパイプライン設計・構築フェーズ(約6週・35〜40%)

CI/CDパイプライン設計・構築フェーズには全体の約4割弱、6週程度を割り当てます。この工程では、GitHub ActionsやGitLab CI、Jenkinsといったツールを用いたビルド・テストの自動化設定、ブランチ戦略(Git Flowやトランクベース開発)の整備、コンテナイメージのビルド・レジストリへのプッシュ、ステージング環境へのデプロイフローの構築、そして本番デプロイの承認プロセスの設計が中心になります。既存のマネージドCIサービスを活用する場合、この工程はYAMLファイルによる設定作業が中心となり、比較的短期間で構築できますが、自社独自の複雑な承認フローやセキュリティ要件を組み込む場合は、カスタムスクリプトの開発が必要になり工数が増加します。いずれの場合も、最初から完璧な自動化を目指すのではなく、まず主要なパスだけを自動化し、段階的に例外処理やロールバック機能を拡充していくアプローチが、構築期間の短縮につながります。

IaC適用・テスト・運用定着化フェーズ(約6〜7週・40%)

IaC適用・インフラ移行には約3週、テスト・運用定着化には約3〜4週を割り当てます。IaC適用フェーズでは、Terraformなどのツールを使って既存の手動構築されたインフラをコードとして定義し直し、環境間の差異(開発・ステージング・本番)を解消していきます。手動で構築されたインフラを後からコード化する作業は、想定以上に時間がかかることが多く、「実際の構成とドキュメントが一致していなかった」ことが判明すると、棚卸しからやり直しになりスケジュールが後ろにずれるため、要件定義フェーズと並行してインフラの現状把握を早期に始めることが遅延回避の鍵になります。テストフェーズでは、パイプラインが想定通りにビルド・デプロイを実行できるか、障害発生時にロールバックが正常に機能するかを検証し、運用定着化フェーズでは、実際に開発者・運用担当者に一定期間使ってもらいながら、自動化された手順への移行度合いを確認します。DevOpsの本質は「継続的な改善」であるため、構築完了と定着完了を同じ日と考えず、数週間の並行運用期間を見込むことが現実的なスケジュール策定のポイントです。

導入方式・対象範囲による期間の違い

導入方式・対象範囲による期間の違い

同じ規模のDevOps基盤構築でも、採用する方式と対象範囲によってスケジュールの組み方と「運用開始までの期間」は大きく変わります。DevOps導入で主に検討されるのは、GitHub ActionsやGitLab CIといったマネージドCI/CDサービスをそのまま活用する方式と、Jenkinsなど自社でホスティング・運用するCI基盤を独自に構築する方式です。それぞれの特徴を理解し、プロジェクトの性質に合った方式を選ぶことが、納期最適化の出発点になります。

マネージドCI/CDサービス活用によるスピード導入

最も短納期で立ち上げられるのが、GitHub ActionsやGitLab CI、CircleCIといったマネージドCI/CDサービスをそのまま活用する方式です。これらのサービスは、サーバーの用意やメンテナンスが不要で、リポジトリに設定ファイルを追加するだけでビルド・テスト自動化を開始できるため、専任のインフラエンジニアがいなくても比較的短期間で運用を開始できます。単一リポジトリへの基本的なCI導入であれば、1〜2週間程度で最初のパイプラインを稼働させることも可能です。本格導入前には、対象とする主要リポジトリの1つを選んでパイロット導入を行い、実際の開発チームに1〜2週間程度使ってもらって現場での使い勝手を検証することが推奨されます。自社の複雑な承認フローや独自のセキュリティ要件がある場合、標準的な設定だけでは対応できないケースもあるため、パイロット期間中に自社の開発プロセスにフィットするかを見極めることが、後の手戻りを防ぐポイントです。

スモールスタートによる段階的導入

納期の観点で特に有効なのが、スモールスタートという考え方です。最初から全リポジトリ・全チームへの展開を目指すのではなく、「まず1つの主要プロダクトのビルド・テスト自動化だけ」「まず開発環境のIaC化だけ」といった対象を絞って導入を開始し、開発チームが使いこなせるようになった段階で対象範囲を広げていくアプローチです。全社一括でのDevOps基盤刷新を目指そうとすると、要件が膨らみ、各部門との調整も重くなり、結果的に運用開始が数か月単位で遅れることがあります。これに対しスモールスタートであれば、コアとなるパイプラインを数週間〜1か月程度で立ち上げ、その後段階的に他のリポジトリ・他の自動化領域へ拡張していけるため、「最初の価値提供」までの期間を大幅に短縮できます。この方式は、早期に開発現場のフィードバックを得られること、対象範囲を絞ることで検証すべき項目が減り手戻りリスクが下がること、そして組織の状況に応じて後続フェーズの優先順位を柔軟に組み替えられることが大きなメリットです。

納期を短縮する具体的な方法

納期を短縮する具体的な方法

DevOps基盤構築の納期短縮は、単にエンジニアを増員すれば実現できるものではありません。むしろDevOpsの場合は「開発・運用チームが実際に使い続けてくれるか」という定着面の工夫こそが、実質的な導入完了までの期間を左右します。ここでは、品質と定着率を犠牲にせずに導入期間を短縮するための実践的な手法を紹介します。

テンプレート化と自動化範囲の絞り込み

第一の手法は、CI/CDパイプラインの設定をテンプレート化し、複数リポジトリへの横展開を効率化することです。1つのリポジトリで確立したパイプライン構成を再利用可能なテンプレートとして整備しておけば、2つ目以降のリポジトリへの導入は大幅に短期間で完了します。第二の手法は、自動化する範囲を必要最小限に絞り込むことです。なんでも自動化しようとテスト項目やチェック項目を増やしすぎると、構築工数が増えるだけでなく、パイプラインの実行時間が長くなり、現場から「かえって開発が遅くなった」と敬遠されるリスクも高まります。まずはリリース頻度を落としている最大のボトルネック(手動テストやデプロイ承認の待ち時間など)に絞って自動化することで、構築工数を圧縮しながら、実感される効果も同時に高められます。

マネージドサービスの最大活用とIaCモジュール再利用

第三の手法は、マネージドサービスを最大限に活用し、独自スクリプト・独自ツールの開発を必要最低限にとどめることです。自社の複雑な運用要件にすべて対応しようと独自機能を作り込むと、構築期間が延びるだけでなく、保守運用フェーズでの負担も増大します。第四の手法は、Terraformなどで公開されているコミュニティ製・公式のIaCモジュールを再利用することです。ゼロからインフラ定義を書き起こすのではなく、実績のあるモジュールをベースにカスタマイズすることで、設計・実装フェーズの工数を大幅に圧縮できます。加えて、専任のプラットフォームエンジニアを新規採用するのではなく、既に自動化基盤の構築経験を持つ支援会社・フリーランスエンジニアを一時的に確保する体制を選べば、立ち上げ期間中の学習コストを削減し、構築期間全体を短縮できます。これらの手法を組み合わせることで、DevOps基盤構築プロジェクト全体の期間を大きく圧縮しながら、現場に根付く自動化基盤を実現できます。

納期遅延の典型要因と対策

納期遅延の典型要因と対策

どれだけ綿密に計画しても、DevOps基盤構築には固有の遅延リスクが存在します。重要なのは、パイプラインが技術的に完成した後の「現場への定着」までを納期の一部として捉え、遅延の典型要因を事前に把握して対策を進捗管理の仕組みに組み込んでおくことです。ここでは、DevOps導入でよく見られる遅延要因と、それぞれの具体的な対策を解説します。

レガシーシステム・属人化による下準備の長期化

最も多い遅延要因が、既存の手作業デプロイやレガシーなインフラ構成が想定以上に複雑で、パイプライン構築以前の下準備に時間がかかることです。長年、特定の担当者の経験と勘に依存してデプロイ・運用が行われてきたシステムでは、その手順自体がドキュメント化されておらず、まず現状を正確に把握するところから始めなければなりません。担当者の異動・離脱が重なると、知見そのものが失われて構築が停滞するリスクもあります。対策としては、要件定義の段階で現状の手作業手順を丁寧にヒアリング・可視化して暗黙知をドキュメント化し、特定の1人に依存せず複数名で知見を共有できる体制を早期に整えることが有効で、可視化作業自体に全体スケジュールの10〜15%程度のバッファを確保しておくことも現実的な対策になります。

非機能要件の曖昧さとスコープクリープ

第二の遅延要因は、可用性目標やデプロイ頻度、ロールバックの可否といった非機能要件を曖昧なまま構築を進めてしまうことです。要件定義段階で数値目標を明確にしないまま設計・実装に着手すると、開発が進んでから追加要望が発生し、当初の想定を大きく上回る期間・費用がかかることになります。開発着手後の仕様変更は、要件定義段階での修正に比べて10倍以上の修正コストがかかるとされる「デバッグコストの法則」は、DevOps基盤構築にも同様に当てはまります。対策としては、要件定義の段階で「どこまでを自動化の対象とするか」のスコープを明確に文書化し、変更管理プロセスをあらかじめ契約に組み込んでおくこと、そして全体工数の15〜20%程度をプロジェクトバッファとして確保しておくことが重要です。

まとめ

DevOps開発の開発期間まとめ

本記事では、DevOps導入・CI/CD基盤構築支援の開発期間・スケジュール・納期について、対象範囲・規模別の期間目安、工程別の期間配分、導入方式による違い、納期短縮の手法、そして遅延要因と対策までを体系的に解説しました。開発期間の目安は、単一リポジトリへのスモールスタートで1〜4週間、複数リポジトリ・IaC本格導入を伴う中規模で2〜4か月、組織横断のプラットフォーム化を伴う大規模で4〜9か月以上であり、要件定義・現状分析20〜25%、CI/CDパイプライン設計・構築35〜40%、IaC適用・インフラ移行20%、テスト・運用定着化20%という工程配分を押さえておくことが、見積もりの妥当性を判断する基準になります。DevOpsは「パイプラインが完成した日」と「現場に定着した日」が異なるという特徴を持つため、既存の手作業運用からの移行であれば数週間の並行運用期間を見込むなど、定着までを含めたスケジュールを組むことが不可欠です。納期を守るためには、パイロット導入による要件の早期確定、自動化範囲の絞り込み、マネージドサービス・実績あるIaCモジュールの活用、そして現場の声を反映した設計と15〜20%のバッファ確保が欠かせません。無理のない納期設定と、導入後に使われ続けるための定着施策を両立させることが、DevOps基盤構築プロジェクト成功の鍵となります。具体的なスケジュールの相談は、複数の支援会社に現状の運用フローと目指す自動化範囲を提示して見積もりを取ることから始めることをお勧めします。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。IT事業会社出身のプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、「Impact-Driven型支援」を掲げ、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の実現に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。